JPH06128121A - 化粧料 - Google Patents
化粧料Info
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- JPH06128121A JPH06128121A JP4277540A JP27754092A JPH06128121A JP H06128121 A JPH06128121 A JP H06128121A JP 4277540 A JP4277540 A JP 4277540A JP 27754092 A JP27754092 A JP 27754092A JP H06128121 A JPH06128121 A JP H06128121A
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- Japan
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- skin
- hair
- aspalathus
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 アスパラサス・リネアリス抽出液を含有する
化粧料。 【効果】 この化粧料の有効成分である、アスパラサス
・リネアリス抽出液には優れた活性酸素消去作用および
保湿作用があり、しかも皮膚に対する安全性が高く、こ
の化粧料を皮膚に適用した場合には、紫外線によって惹
き起こされるシワ、色素沈着などの皮膚の老化に効果が
あり、毛髪に適用した場合には、べとつかずしかも毛髪
の保湿効果を高める効果がある。
化粧料。 【効果】 この化粧料の有効成分である、アスパラサス
・リネアリス抽出液には優れた活性酸素消去作用および
保湿作用があり、しかも皮膚に対する安全性が高く、こ
の化粧料を皮膚に適用した場合には、紫外線によって惹
き起こされるシワ、色素沈着などの皮膚の老化に効果が
あり、毛髪に適用した場合には、べとつかずしかも毛髪
の保湿効果を高める効果がある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、化粧料に関するもので
あって、より詳しくは、有効成分としてアスパラサス・
リネアリス抽出液を含有し、皮膚や毛髪に潤いを与え、
皮膚の老化を防止する効果を有する化粧料に関する。
あって、より詳しくは、有効成分としてアスパラサス・
リネアリス抽出液を含有し、皮膚や毛髪に潤いを与え、
皮膚の老化を防止する効果を有する化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】皮膚は、他の臓器と異なって外界の影
響、即ち日光、温度、湿度などの物理の因子、または洗
剤などの化学の因子の影響を受けやすい。その中でも特
に日光に含まれる紫外線の皮膚に及ぼす影響は深刻で、
シワ、色素沈着、乾燥肌などのいわゆる皮膚の老化現象
を惹き起こすことが一般に知られている。従来、これら
を予防する目的で紫外線吸収剤、保湿剤、細胞賦活剤、
酸化防止剤などを配合した化粧料が使用されてきたが、
必ずしも十分な効果が得られず、また、光感作性を有す
るなどの皮膚に好ましくない副作用があるなど、使用上
の問題があった。
響、即ち日光、温度、湿度などの物理の因子、または洗
剤などの化学の因子の影響を受けやすい。その中でも特
に日光に含まれる紫外線の皮膚に及ぼす影響は深刻で、
シワ、色素沈着、乾燥肌などのいわゆる皮膚の老化現象
を惹き起こすことが一般に知られている。従来、これら
を予防する目的で紫外線吸収剤、保湿剤、細胞賦活剤、
酸化防止剤などを配合した化粧料が使用されてきたが、
必ずしも十分な効果が得られず、また、光感作性を有す
るなどの皮膚に好ましくない副作用があるなど、使用上
の問題があった。
【0003】また、毛髪は、日光の紫外線や日常使用さ
れるドライヤーによる熱、パーマ、ヘアーダイなどの処
理によって損傷を受け易く、保湿性、弾力性、強度に悪
影響が生じてくる。特に毛髪のパサつき、しっとり感や
光沢の喪失、枝毛増加やくし通りの悪さといった現象は
その代表的なものである。かかる毛髪の損傷に対する処
置として油分の多い毛髪保護剤を用いることによって保
湿性の低下を防ぐことが行なわれているものの、それら
はべたつきが多いため使用感が非常に悪く、また効果の
点でも不十分であった。
れるドライヤーによる熱、パーマ、ヘアーダイなどの処
理によって損傷を受け易く、保湿性、弾力性、強度に悪
影響が生じてくる。特に毛髪のパサつき、しっとり感や
光沢の喪失、枝毛増加やくし通りの悪さといった現象は
その代表的なものである。かかる毛髪の損傷に対する処
置として油分の多い毛髪保護剤を用いることによって保
湿性の低下を防ぐことが行なわれているものの、それら
はべたつきが多いため使用感が非常に悪く、また効果の
点でも不十分であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、上記現状
に鑑み、紫外線によって皮膚の老化をもたらさない化粧
料ないし使用感のよい保湿効果に優れた毛髪保護剤につ
いて研究を重ねた結果、アスパラサス・リネアリス抽出
液に優れた活性酸素消去作用および保湿作用があり、し
かも皮膚に対する安全性が高いという新たな知見を得
た。さらに検討の結果、かかるアスパラサス・リネアリ
ス抽出液を配合した化粧料を皮膚に適用した場合には、
紫外線によって惹き起こされるシワ、色素沈着などの皮
膚の老化に効果があり、毛髪に適用した場合には、べと
つかずしかも毛髪の保湿効果を高める効果のあることを
見出し、本発明を完成するに至った。
に鑑み、紫外線によって皮膚の老化をもたらさない化粧
料ないし使用感のよい保湿効果に優れた毛髪保護剤につ
いて研究を重ねた結果、アスパラサス・リネアリス抽出
液に優れた活性酸素消去作用および保湿作用があり、し
かも皮膚に対する安全性が高いという新たな知見を得
た。さらに検討の結果、かかるアスパラサス・リネアリ
ス抽出液を配合した化粧料を皮膚に適用した場合には、
紫外線によって惹き起こされるシワ、色素沈着などの皮
膚の老化に効果があり、毛髪に適用した場合には、べと
つかずしかも毛髪の保湿効果を高める効果のあることを
見出し、本発明を完成するに至った。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明によれ
ば、アスパラサス・リネアリス抽出液を皮膚施用上また
は毛髪施用上許容しうる外用基剤に配合したことを特徴
とする安全性の高い化粧料が提供される。
ば、アスパラサス・リネアリス抽出液を皮膚施用上また
は毛髪施用上許容しうる外用基剤に配合したことを特徴
とする安全性の高い化粧料が提供される。
【0006】
【発明の具体的説明】アスパラサス・リネアリス(As
palathus linearis)とは、酸性の乾
燥土壌に生えるアルカリ性の植物であり、南アフリカに
しか生育しないマツ科の針葉樹である。約3年で80c
mぐらいまで成長し、葉を細かく切って加熱して発酵さ
せたものを抽出したアスパラサス・リネアリスは南アフ
リカで長寿の秘薬として飲まれてきたものであるが、化
粧料の配合原料、とりわけ皮膚や頭髪化粧料の配合成分
としての適用は未知のものである。
palathus linearis)とは、酸性の乾
燥土壌に生えるアルカリ性の植物であり、南アフリカに
しか生育しないマツ科の針葉樹である。約3年で80c
mぐらいまで成長し、葉を細かく切って加熱して発酵さ
せたものを抽出したアスパラサス・リネアリスは南アフ
リカで長寿の秘薬として飲まれてきたものであるが、化
粧料の配合原料、とりわけ皮膚や頭髪化粧料の配合成分
としての適用は未知のものである。
【0007】本発明の有効成分は、一般的にはアスパラ
サス・リネアリス末、あるいはA.linearisを
加熱、発酵させたものを水および有機溶媒または水と有
機溶媒の混合液で抽出し、その後公知の方法で精製する
ことによって得ることができる。抽出溶媒としては、例
えばエタノール、メタノールなどの有機溶媒や水、水と
有機溶媒との混合液などがいずれも自由に選択できる
が、成分の有効性を考慮すれば、特にアルコールまたは
水を用いるのが好ましい。抽出後の精製法としては、特
に限定されるものではなく、濾過工程や分画処理操作を
含む自体公知の方法が採用できる。
サス・リネアリス末、あるいはA.linearisを
加熱、発酵させたものを水および有機溶媒または水と有
機溶媒の混合液で抽出し、その後公知の方法で精製する
ことによって得ることができる。抽出溶媒としては、例
えばエタノール、メタノールなどの有機溶媒や水、水と
有機溶媒との混合液などがいずれも自由に選択できる
が、成分の有効性を考慮すれば、特にアルコールまたは
水を用いるのが好ましい。抽出後の精製法としては、特
に限定されるものではなく、濾過工程や分画処理操作を
含む自体公知の方法が採用できる。
【0008】このようにして製したアスパラサス・リネ
アリス抽出液は、活性酸素消去作用、保湿作用に優れる
ことから、これを含む化粧料を皮膚に適用した場合は、
有害な紫外線によってもたらされる皮膚の老化現象であ
るシワや色素沈着症に有効であり、また、毛髪に適用し
た場合には、損傷毛の毛髪保護に有効である。本発明の
化粧料は、前述の有効成分を皮膚または毛髪施用上許容
し得る公知の剤型に配合して製するものであり、その配
合量は通常、化粧料全体に対して0.001ないし3
0.0重量%、好ましくは0.01ないし20.0重量
%程度配合すれば良い。
アリス抽出液は、活性酸素消去作用、保湿作用に優れる
ことから、これを含む化粧料を皮膚に適用した場合は、
有害な紫外線によってもたらされる皮膚の老化現象であ
るシワや色素沈着症に有効であり、また、毛髪に適用し
た場合には、損傷毛の毛髪保護に有効である。本発明の
化粧料は、前述の有効成分を皮膚または毛髪施用上許容
し得る公知の剤型に配合して製するものであり、その配
合量は通常、化粧料全体に対して0.001ないし3
0.0重量%、好ましくは0.01ないし20.0重量
%程度配合すれば良い。
【0009】本発明の化粧料を製する場合、アスパラサ
ス・リネアリス抽出液の他に、通常に用いられる種々の
公知の有効成分、例えば塩化カルプロニウム、セファラ
ンチン、ビタミンE、ビタミンEニコチネート、ニコチ
ン酸、ニコチン酸アミド、ニコチン酸ベンジル、ショウ
キョウチンキ、トウガラシチンキなどの末梢血管拡張
剤、カンフル、メントールなどの清涼剤、ヒノキチオー
ル、塩化ベンザルコニウム、ウンデシレン酸などの抗菌
剤、塩化リゾチーム、グリチルリチン、アラントインな
どの消炎剤、アスコルビン酸、アルブチン、コウジ酸な
どの色白剤、センブリエキス、ニンニクエキス、ニンジ
ンエキス、オウゴンエキス、ローズマリーエキス、アロ
エエキス、ヘチマ抽出物、イチョウ抽出物、ニウトコ抽
出物、胎盤抽出液、肝臓抽出物、乳酸菌培養抽出物など
の動物・植物・微生物由来の各種抽出物などを必要に応
じて任意に添加して使用することができる。
ス・リネアリス抽出液の他に、通常に用いられる種々の
公知の有効成分、例えば塩化カルプロニウム、セファラ
ンチン、ビタミンE、ビタミンEニコチネート、ニコチ
ン酸、ニコチン酸アミド、ニコチン酸ベンジル、ショウ
キョウチンキ、トウガラシチンキなどの末梢血管拡張
剤、カンフル、メントールなどの清涼剤、ヒノキチオー
ル、塩化ベンザルコニウム、ウンデシレン酸などの抗菌
剤、塩化リゾチーム、グリチルリチン、アラントインな
どの消炎剤、アスコルビン酸、アルブチン、コウジ酸な
どの色白剤、センブリエキス、ニンニクエキス、ニンジ
ンエキス、オウゴンエキス、ローズマリーエキス、アロ
エエキス、ヘチマ抽出物、イチョウ抽出物、ニウトコ抽
出物、胎盤抽出液、肝臓抽出物、乳酸菌培養抽出物など
の動物・植物・微生物由来の各種抽出物などを必要に応
じて任意に添加して使用することができる。
【0010】先にも述べた如く、本発明の化粧料の公知
の剤型とは、外用可能なあらゆる剤型を意味し、例えば
パップ剤、プラスター剤、ペースト剤、クリーム、軟
膏、エアゾール剤、乳剤、ローション、乳液、エッセン
ス、パック、ゲル剤、パウダー、ファンデーション、サ
ンケア、バスソルト、石鹸類などの皮膚適用剤、シャン
プー、リンス、ヘアトニック、ヘアリキッド、ヘアスプ
レー、ヘアフォームなどの毛髪適用剤が例示できる。
の剤型とは、外用可能なあらゆる剤型を意味し、例えば
パップ剤、プラスター剤、ペースト剤、クリーム、軟
膏、エアゾール剤、乳剤、ローション、乳液、エッセン
ス、パック、ゲル剤、パウダー、ファンデーション、サ
ンケア、バスソルト、石鹸類などの皮膚適用剤、シャン
プー、リンス、ヘアトニック、ヘアリキッド、ヘアスプ
レー、ヘアフォームなどの毛髪適用剤が例示できる。
【0011】また、前述の化粧料には、公知の有効成分
の他に、界面活性剤、油脂類などの基剤成分や必要に応
じて公知の保湿剤、増粘剤、防腐剤、酸化防止剤、紫外
線吸収剤・散乱剤、キレート剤、pH調製剤、香料、着
色剤など種々の添加剤を併用できることは言うまでもな
いことである。
の他に、界面活性剤、油脂類などの基剤成分や必要に応
じて公知の保湿剤、増粘剤、防腐剤、酸化防止剤、紫外
線吸収剤・散乱剤、キレート剤、pH調製剤、香料、着
色剤など種々の添加剤を併用できることは言うまでもな
いことである。
【0012】保湿剤としては、例えばグリセリン、プロ
ピレングリコール、1,3ブチレングリコール、ソルビ
トール、マンニトール、ポリエチレングリコール、ジプ
ロピレングリコールなどの多価アルコール類、アミノ
酸、乳酸ナトリウム、ピロリドンカルボン酸ナトリウム
等のNMF成分、ヒアルロン酸、コラーゲン、エラスチ
ン、コンドロイチン硫酸、デルマタン硫酸、フィブロネ
クチン、セラミド類、ヘパリン類似様物質、キトサン等
の水溶性高分子物質などを例示することができる。
ピレングリコール、1,3ブチレングリコール、ソルビ
トール、マンニトール、ポリエチレングリコール、ジプ
ロピレングリコールなどの多価アルコール類、アミノ
酸、乳酸ナトリウム、ピロリドンカルボン酸ナトリウム
等のNMF成分、ヒアルロン酸、コラーゲン、エラスチ
ン、コンドロイチン硫酸、デルマタン硫酸、フィブロネ
クチン、セラミド類、ヘパリン類似様物質、キトサン等
の水溶性高分子物質などを例示することができる。
【0013】増粘剤としては、例えばアルギン酸ナトリ
ウム、キサンタンガム、ケイ酸アルニミウム、マルメロ
種子抽出物、トラガントゴム、デンプン等の天然高分子
物質、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロー
ス、カルボキシメチルセルロース、可溶性デンプン、カ
チオン化セルロース等の半合成高分子物質、カルボキシ
ビニルポリマー、ポリビニルアルコール等の合成高分子
物質等を例示することができる。
ウム、キサンタンガム、ケイ酸アルニミウム、マルメロ
種子抽出物、トラガントゴム、デンプン等の天然高分子
物質、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロー
ス、カルボキシメチルセルロース、可溶性デンプン、カ
チオン化セルロース等の半合成高分子物質、カルボキシ
ビニルポリマー、ポリビニルアルコール等の合成高分子
物質等を例示することができる。
【0014】防腐剤としては、例えば安息香酸、サリチ
ル酸塩、ソルビン酸、デヒドロ酢酸塩、パラオキシ安息
香酸エステル、2,4,4’−トリクロロ−2’−ヒド
ロキシジフェニルエーテル、3,4,4’−トリクロロ
カルバニリド、塩化ベンザルコニウム、ヒノキチオー
ル、レゾルシン、エタノール等を例示することができ
る。
ル酸塩、ソルビン酸、デヒドロ酢酸塩、パラオキシ安息
香酸エステル、2,4,4’−トリクロロ−2’−ヒド
ロキシジフェニルエーテル、3,4,4’−トリクロロ
カルバニリド、塩化ベンザルコニウム、ヒノキチオー
ル、レゾルシン、エタノール等を例示することができ
る。
【0015】酸化防止剤としては、例えばジブチルヒド
ロキシトルエン、ブチルヒドロキシアニソール、没食子
酸プロピル、アスコルビン酸等を例示することができ
る。
ロキシトルエン、ブチルヒドロキシアニソール、没食子
酸プロピル、アスコルビン酸等を例示することができ
る。
【0016】紫外線吸収剤としては、例えば4−メトキ
シベンゾフェノン、オクチルジメチルパラアミノベンゾ
エート、エチルヘキシルパラメトキシサイナメート、酸
化チタン、カオリン、タルク等を例示することができ
る。
シベンゾフェノン、オクチルジメチルパラアミノベンゾ
エート、エチルヘキシルパラメトキシサイナメート、酸
化チタン、カオリン、タルク等を例示することができ
る。
【0017】さらに、キレ−ト剤としては、例えば、エ
チレンジアミン四酢酸塩、ピロリン酸塩、ヘキサメタリ
ン酸塩、クエン酸塩、酒石酸、グルコン酸等を例示する
ことができ、pH調整剤としては、水酸化ナトリウム、
リン酸水素カリウム等をそれぞれを例示することができ
る。
チレンジアミン四酢酸塩、ピロリン酸塩、ヘキサメタリ
ン酸塩、クエン酸塩、酒石酸、グルコン酸等を例示する
ことができ、pH調整剤としては、水酸化ナトリウム、
リン酸水素カリウム等をそれぞれを例示することができ
る。
【0018】
【実施例】以下に、本発明の実施例並びにその効果を説
明するためにの試験例を挙げるが、これらは本発明を何
ら限定するものではない。
明するためにの試験例を挙げるが、これらは本発明を何
ら限定するものではない。
【0019】<製造例1>400gのアスパラサス・リネア
リス乾燥末(加熱、発酵させたもの)に精製水19.6Kgを
加え、100 ℃沸騰水中で1時間抽出し、濾過後、限外濾
過で分子量50000以上の物質を取り除いてアスパラサス
・リネアリス抽出液を得た。
リス乾燥末(加熱、発酵させたもの)に精製水19.6Kgを
加え、100 ℃沸騰水中で1時間抽出し、濾過後、限外濾
過で分子量50000以上の物質を取り除いてアスパラサス
・リネアリス抽出液を得た。
【0020】<製造例2>400gのアスパラサス・リネア
リス乾燥末に精製水19.6Kgを加え、100 ℃沸騰水中で1
時間抽出し、濾過後、限外濾過で分子量10000 以上の物
質を取り除いてアスパラサス・リネアリス抽出液を得
た。
リス乾燥末に精製水19.6Kgを加え、100 ℃沸騰水中で1
時間抽出し、濾過後、限外濾過で分子量10000 以上の物
質を取り除いてアスパラサス・リネアリス抽出液を得
た。
【0021】<製造例3>400gのアスパラサス・リネア
リス末に50%エタノール水溶液19.6Kgを加え、室温で一
昼夜抽出し、濾過後、限外濾過で分子量50000 以上の物
質を取り除いてアスパラサス・リネアリス抽出液を得
た。
リス末に50%エタノール水溶液19.6Kgを加え、室温で一
昼夜抽出し、濾過後、限外濾過で分子量50000 以上の物
質を取り除いてアスパラサス・リネアリス抽出液を得
た。
【0022】<製造例4>4Kgのアスパラサス・リネア
リス乾燥末に50%エタノール水溶液16Kgを加え、室温で
一昼夜抽出し、濾過後、精製水で10倍に希釈した。その
後、5℃で7日間保管し、沈澱物を取り除いてアスパラ
サス・リネアリス抽出液を得た。
リス乾燥末に50%エタノール水溶液16Kgを加え、室温で
一昼夜抽出し、濾過後、精製水で10倍に希釈した。その
後、5℃で7日間保管し、沈澱物を取り除いてアスパラ
サス・リネアリス抽出液を得た。
【0023】<製造例5>400gのアスパラサス・リネア
リス乾燥末に精製水19.6Kgを加え、pH2.5 に調整し、10
0 ℃沸騰水中で3時間抽出し、さらにpH5.5 に調整して
濾過した後、限外濾過で分子量10000 以上の物質を取り
除いてアスパラサス・リネアリス抽出液を得た。
リス乾燥末に精製水19.6Kgを加え、pH2.5 に調整し、10
0 ℃沸騰水中で3時間抽出し、さらにpH5.5 に調整して
濾過した後、限外濾過で分子量10000 以上の物質を取り
除いてアスパラサス・リネアリス抽出液を得た。
【0024】<製造例6>400gのアスパラサス・リネア
リス乾燥末に(加熱、発酵させたも)に精製水19.6Kgを
加え、100 ℃で1時間抽出した。得られた液を濾過して
アスパラサス・リネアリス抽出液を得た。
リス乾燥末に(加熱、発酵させたも)に精製水19.6Kgを
加え、100 ℃で1時間抽出した。得られた液を濾過して
アスパラサス・リネアリス抽出液を得た。
【0025】<試験例1>活性酸素消去作用試験方法 a.SOD活性測定法 0.05M リン酸カリウム緩衝液(pH7.8)の2.4ml に、3mM
キサンチン、3mM エデト酸2ナトリウム、0.15% 牛血清
アルブミン、0.75mMニトロブルーテトラゾリウムの各試
液0.1ml を加える。これに精製水で適当な濃度に希釈し
た抽出液0.1mlを加え、25℃で10分放置後、キサンチン
オキシターゼ( 約0.1U/ml)0.1ml 加えて、25℃、10
分後のO.D.560nm を測定する。 b.活性計算 評価試料無添加におけるコントロールのO.D.560nm (O
2-量を示す)を100%として、これを50%阻害する
希釈倍率を求め、以下の計算式で評価試料のSOD活性
を算出する。 SOD活性(1U/ml)=50%阻害する希釈倍率*
30(係数)
キサンチン、3mM エデト酸2ナトリウム、0.15% 牛血清
アルブミン、0.75mMニトロブルーテトラゾリウムの各試
液0.1ml を加える。これに精製水で適当な濃度に希釈し
た抽出液0.1mlを加え、25℃で10分放置後、キサンチン
オキシターゼ( 約0.1U/ml)0.1ml 加えて、25℃、10
分後のO.D.560nm を測定する。 b.活性計算 評価試料無添加におけるコントロールのO.D.560nm (O
2-量を示す)を100%として、これを50%阻害する
希釈倍率を求め、以下の計算式で評価試料のSOD活性
を算出する。 SOD活性(1U/ml)=50%阻害する希釈倍率*
30(係数)
【0026】〔測定1〕上記測定方法により製造例1で
得られた抽出液を測定した場合のSOD活性値は120
0U/mlの活性を示した。
得られた抽出液を測定した場合のSOD活性値は120
0U/mlの活性を示した。
【0027】〔測定2〕製造例1ないし6で得られた本
発明の抽出液を、以下の処方からなる化粧水基剤にそれ
ぞれ10%配合し、製剤中のSOD活性を測定した。そ
の結果を表1に示す。なお、処方中、精製水の配合割合
(適量)は、全体で100重量%になる数値を意味す
る。
発明の抽出液を、以下の処方からなる化粧水基剤にそれ
ぞれ10%配合し、製剤中のSOD活性を測定した。そ
の結果を表1に示す。なお、処方中、精製水の配合割合
(適量)は、全体で100重量%になる数値を意味す
る。
【0028】 (重量%) 1.ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(60E.O.) 8.00 2.エタノール 15.00 3.ベヘニルアルコール 1.00 4.パラオキシ安息香酸エステル 0.10 5.クエン酸 0.10 6.クエン酸ナトリウム 0.30 7.1,3ーブチレングリコール 4.00 8.エデト酸二ナトリウム 0.01 9.精製水 適 量
【0029】
【0030】<試験例2>保湿作用試験方法 高周波インピーダンスメーター(IBS社製:MODEL IB
-355)を用い、精製水をコントロールとして0.5%の
アスパラサス・リネアリス抽出液(製造例1)の保湿性
を調べた。他の保湿剤と比較するために、保湿剤が高い
ヒアルロン酸ナトリウムの0.5%溶液を対照として同
様に調べた。
-355)を用い、精製水をコントロールとして0.5%の
アスパラサス・リネアリス抽出液(製造例1)の保湿性
を調べた。他の保湿剤と比較するために、保湿剤が高い
ヒアルロン酸ナトリウムの0.5%溶液を対照として同
様に調べた。
【0031】測定方法 ヒト前腕部内部に試料を塗布(2cm*2cm)し、3
0秒後すばやくガーゼで軽くふき取り、30秒毎に皮膚
の電導度(コンダクタンス)を経時的に10分まで測定
した(測定条件:測定室内温度20℃、湿度60%、測
定回数n=10)。
0秒後すばやくガーゼで軽くふき取り、30秒毎に皮膚
の電導度(コンダクタンス)を経時的に10分まで測定
した(測定条件:測定室内温度20℃、湿度60%、測
定回数n=10)。
【0032】試験結果 結果を図1に示した。図1の結果は、電導度が高いほど
保湿性が高いことを示しており、本発明のアスパラサス
・リネアリス抽出液は、保湿剤として優れていることが
確認された。
保湿性が高いことを示しており、本発明のアスパラサス
・リネアリス抽出液は、保湿剤として優れていることが
確認された。
【0033】<試験例3> 使用効果試験 皮膚適用による使用効果試験 本発明のアスパラサス・リネアリス抽出液を使用した化
粧水(後述の処方例8)を用いて使用効果試験を行なっ
た。
粧水(後述の処方例8)を用いて使用効果試験を行なっ
た。
【0034】試験は、50名の乾性肌の女性を各群25
名ずつの2群にランダムに分けたパネラーにより行っ
た。第1群には処方例8の化粧水(本発明)を、第2群
には処方例8のアスパラサス・リネアリスのみを除いた
化粧水(基剤:比較例1)を使用してもらった。この2
群のパネラーには、化粧水を毎日朝と夜の2回、洗顔
後、顔面に適量塗布することを1ヶ月間続けてもらい、
「肌のシワ、肌あれ改善」について有効性を評価しても
らい、使用前に比べてどのように改善されたかについ
て、「著効」「有効」「やや有効」「変化なし」の4段
階で判定してもらった。結果を表2に示す。
名ずつの2群にランダムに分けたパネラーにより行っ
た。第1群には処方例8の化粧水(本発明)を、第2群
には処方例8のアスパラサス・リネアリスのみを除いた
化粧水(基剤:比較例1)を使用してもらった。この2
群のパネラーには、化粧水を毎日朝と夜の2回、洗顔
後、顔面に適量塗布することを1ヶ月間続けてもらい、
「肌のシワ、肌あれ改善」について有効性を評価しても
らい、使用前に比べてどのように改善されたかについ
て、「著効」「有効」「やや有効」「変化なし」の4段
階で判定してもらった。結果を表2に示す。
【0035】 以上のように、本発明の抽出液を有効成分とした化粧水
は肌のシワや肌あれ改善効果にすぐれていた。
は肌のシワや肌あれ改善効果にすぐれていた。
【0036】毛髪適用による使用効果試験 本発明のアスパラサス・リネアリス抽出液を使用したヘ
アートニック(後述の処方例11)を用いて使用効果試
験を行なった。
アートニック(後述の処方例11)を用いて使用効果試
験を行なった。
【0037】試験は、50名の男性を各群25名ずつの
2群にランダムに分けたパネラーにより行なった。第1
群には処方例11のヘアートニック(本発明)を、第2
群には処方例11のアスパラサス・リネアリス抽出液の
みを除いたヘアートニック(基剤:比較例1)を使用し
てもらった。この2群のパネラーには、ヘアートニック
を毎日朝と夜の2回、頭部に適量を塗擦することを一か
月間続けてもらい、「毛髪のしなやかさ、保湿」につい
て有効性を評価してもらい、使用前に比べてどのように
改善されたかについて、「著効」「有効」「やや有効」
「変化無し」の4段階で判定してもらった。結果を表3
に示す。
2群にランダムに分けたパネラーにより行なった。第1
群には処方例11のヘアートニック(本発明)を、第2
群には処方例11のアスパラサス・リネアリス抽出液の
みを除いたヘアートニック(基剤:比較例1)を使用し
てもらった。この2群のパネラーには、ヘアートニック
を毎日朝と夜の2回、頭部に適量を塗擦することを一か
月間続けてもらい、「毛髪のしなやかさ、保湿」につい
て有効性を評価してもらい、使用前に比べてどのように
改善されたかについて、「著効」「有効」「やや有効」
「変化無し」の4段階で判定してもらった。結果を表3
に示す。
【0038】
【0039】以上のように、本発明の抽出液を有効成分
としたヘアートニックは毛髪をしなやかにし、毛髪に保
湿性を与える効果にすぐれていた。
としたヘアートニックは毛髪をしなやかにし、毛髪に保
湿性を与える効果にすぐれていた。
【0040】以下に、本発明のアスパラサス・リネアリ
ス抽出液を配合した化粧料の処方例を示す。処方例中、
「適量」とは、全体で100重量%になる量を意味す
る。
ス抽出液を配合した化粧料の処方例を示す。処方例中、
「適量」とは、全体で100重量%になる量を意味す
る。
【0041】 <処方例1> クリーム (重量%) 1.モノステアリン酸ポリエチレングリコール(40E.0.) 2.00 2.自己乳化型モノステアリン酸グリセリン 5.00 3.ステアリン酸 5.00 4.ベヘニルアルコール 1.00 5.流動パラフィン 10.00 6.トリオクタン酸グリセリル 10.00 7.アスパラサス・リネアリス抽出液(製造例1のもの) 10.00 8.パラオキシ安息香酸エステル 0.20 9.1,3−ブチレングリコール 5.00 10.エデト酸二ナトリウム 0.01 11.ビタミンE 0.005 12.精製水 適 量 (製造方法) A.1ないし7を加温、溶解する。 B.8ないし12を加温、溶解する。 C.AにBを加え乳化、撹拌し、冷却する。 D.Cを冷却後、容器に充填し、検査後製品とした。
【0042】 <処方例2> クリームパック (重量%) 1.モノステアリン酸ポリエチレングリコール(40E.0.) 2.00 2.自己乳化型モノステアリン酸グリセリン 5.00 3.ステアリン酸 5.00 4.ベヘニルアルコール 0.50 5.スクワラン 15.00 6.オクタン酸セチル 5.00 7.ホホバ油 1.00 8.パラオキシ安息香酸エステル 0.20 9.1,3−ブチレングリコール 5.00 10.エデト酸二ナトリウム 0.01 11.アスパラサス・リネアリス抽出液(製造例2のもの) 0.01 12.精製水 適 量 (製造方法) A.1ないし7を加温、溶解する。 B.8ないし12を加温、溶解する。 C.AにBを加え乳化、撹拌し、冷却する。 D.Cを冷却後、容器に充填し、検査後製品とした。
【0043】 <処方例3> ローション剤 (重量%) 1.ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(60E.0.) 8.00 2.エタノール 15.00 3.ミンク油 1.00 4.パラオキシ安息香酸エステル 0.10 5.クエン酸 0.10 6.クエン酸ナトリウム 0.30 7.1,3−ブチレングリコール 4.00 8.エデト酸二ナトリウム 0.01 9.アスパラサス・リネアリス抽出液(製造例3のもの) 15.00 10.精製水 適 量 (製造方法) A.1ないし10を均一に撹拌、溶解する。 B.Aを容器に充填し、検査後製品とした。
【0044】 <処方例4> ムース (重量%) 1.N-メタクリロイルエチル-N、N-ジメチルアンモニ ウム・α-N- メチルカルボキシベタイン・メタク リル酸ブチル共重合体(30% ) 3.50 2.ポリオキシエチレンセチルエーテル(10E.0.) 0.15 3.ポリオキシエチレンセチルエーテル(2E.0. ) 0.15 4.エタノール 13.00 5.エデト酸二ナトリウム 0.01 6.アスパラサス・リネアリス抽出液(製造例3のもの) 3.00 7.センブリ抽出液 0.10 8.精製水 適 量 (製造方法)上記の各成分を均一に撹拌溶解した後、耐
熱容器に分注し、ジメチルエーテルおよび液化石油ガス
を圧力充填し、容器に噴射装置を取り付け密封し製品と
した。
熱容器に分注し、ジメチルエーテルおよび液化石油ガス
を圧力充填し、容器に噴射装置を取り付け密封し製品と
した。
【0045】 <処方例5> 乳剤 (重量%) 1.モノステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン(20E.0.)1.00 2.テトラオレイン酸ポリオキシエチレンソルビット(60E.0.)0.50 3.親油型モノステアリン型グリセリン 1.00 4.ステアリン酸 0.50 5.ベヘニルアルコール 0.50 6.アボカド油 4.00 7.トリオクタン酸グリセリル 4.00 8.アスコルビン酸 0.10 9.パラオキシ安息香酸エステル 0.20 10.1,3−ブチレングリコール 5.00 11.キサンタンガム 0.14 12.エデト酸二ナトリウム 0.01 13.アスパラサス・リネアリス抽出液(製造例5のもの) 20.00 14.精製水 適 量 (製造方法) A.1ないし8を加温、溶解する。 B.9ないし14を加温、溶解する。 C.AにBを加え乳化、撹拌し、冷却する。 D.Cを冷却後、容器に充填し、検査後製品とした。
【0046】 <処方例6> 乳液 (重量%) 1.モノステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン(20E.0.)2.00 2.テトラオレイン酸ポリオキシエチレンソルビット(60E.0.)0.50 3.親油型モノステアリン型グリセリン 1.00 4.ステアリン酸 0.50 5.ベヘニルアルコール 0.50 6.アボカド油 4.00 7.トリオクタン酸グリセリル 4.00 8.アスパラサス・リネアリス抽出液(製造例1のもの) 7.00 9.パラオキシ安息香酸エステル 0.20 10.1,3−ブチレングリコール 5.00 11.キサンタンガム 0.14 12.エデト酸二ナトリウム 0.01 13.グリセリン 0.50 14.精製水 適 量 (製造方法) A.1ないし8を加温、溶解する。 B.9ないし14を加温、溶解する。 C.AにBを加え乳化、撹拌し、冷却する。 D.Cを冷却後、容器に充填し、検査後製品とした。
【0047】 <処方例7> 軟膏剤 (重量%) 1.モノステアリン酸ポリエチレングリコール(40E.0.) 2.00 2.自己乳化型モノステアリン酸グリセリン 5.00 3.ステアリン酸 5.00 4.ベヘニルアルコール 1.00 5.流動パラフィン 10.00 6.トリオクタン酸グリセリル 10.00 7.アスパラサス・リネアリス抽出液(製造例2のもの) 2.00 8.パラオキシ安息香酸エステル 0.20 9.1,3−ブチレングリコール 5.00 10.エデト酸二ナトリウム 0.01 11.プロピレングリコール 1.00 12.精製水 適 量 (製造方法) A.1ないし7を加温、溶解する。 B.8ないし12を加温、溶解する。 C.AにBを加え乳化、撹拌し、冷却する。 D.Cを冷却後、容器に充填し、検査後製品とした。
【0048】 <処方例8> 化粧水 (重量%) 1.ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(60E.0.) 8.00 2.エタノール 15.00 3.ベヘニルアルコール 1.00 4.パラオキシ安息香酸エステル 0.10 5.クエン酸 0.10 6.クエン酸ナトリウム 0.30 7.1,3−ブチレングリコール 4.00 8.エデト酸二ナトリウム 0.01 9.アスパラサス・リネアリス抽出液(製造例3のもの) 10.00 10.精製水 適 量 (製造方法) A.1ないし10を均一に撹拌,溶解する。 B.Aを容器に充填し、検査後製品とした。
【0049】 <処方例9> パップ剤 (重量%) 1.ポリアクリル酸 30.00 2.アスパラサス・リネアリス抽出液(製造例4のもの) 3.00 3.クロタミトン 1.00 4.ポリアクリル酸ソーダ 7.00 5.塩化アルミニウム 0.30 6.濃グリセリン 20.00 7.モノオレイン酸ソルビタン 1.00 8.酸化チタン 4.00 9.精製水 適 量 (製造方法) A.1ないし3,7及び9を加温、溶解する。 B.4ないし6及び8を加温、溶解する。 C.AにBを加え均一に撹拌し、混合する。 D.Cを冷却後、塗布剤に塗布し、検査後製品とした。
【0050】 <処方例10> ヘアークリーム (重量%) 1.流動パラフィン 10.00 2.スクワラン 7.00 3.ホホバ油 3.00 4.固型パラフィン 3.00 5.ポリオキシエチレンセチルエーテル 2.00 6.ソルビタンセスキオレエート 1.00 7.アスパラサス・リネアリス抽出液(製造例5のもの) 0.15 8.グリセリン 3.00 9.エチルパラベン 0.10 10.精製水 適 量 (製造方法) A.1ないし7を加熱溶解する。 B.8ないし10を加熱溶解する。 C.AにBを添加して撹拌、乳化後、冷却して検査後製
品とした。
品とした。
【0051】 <処方例11> ヘアートニック (重量%) 1.ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 1.00 2.ショウキョウチンキ 1.00 3.アスパラサス・リネアリス抽出液(製造例1のもの) 5.00 4.エタノール 55.00 5.グリセリン 2.00 6.精製水 適 量 (製造方法) A.1ないし4を均一に撹拌、溶解する。 B.Aに、別に均一に溶解した5ないし6を徐々に加
え、均一に撹拌して検査後製品とした。
え、均一に撹拌して検査後製品とした。
【0052】 <処方例12> ヘアートリートメント (重量%) 1.アボカド油 5.00 2.スクワラン 5.00 3.流動パラフィン 10.00 4.ステアリン酸 3.00 5.グリセリンモノステアレート 3.00 6.ラノリンアルコール 5.00 7.アスパラサス・リネアリス抽出液(製造例2のもの) 2.00 8.1,3ーブチレングリコール 5.00 9.トリエタノールアミン 1.00 10.メチルパラベン 0.20 11.精製水 適 量 (製造方法) A.1ないし6を加熱溶解する。 B.7ないし11を加熱溶解する。 C.AにBを添加して撹拌、乳化後、冷却して検査後製
品とした。
品とした。
【0053】 <処方例13> ヘアーシャンプー (重量%) 1.ビタミンB12 0.05 2.Nーヤシ油脂肪酸ーLーグルタミン酸 40.00 トリエタノールアミン(30%) 3.ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド 3.00 4.ポリオキシエチレンジオレイン酸メチル グルコシド(120E.O.) 2.00 5.パラオキシ安息香酸エチル 0.30 6.アスパラサス・リネアリス抽出液(製造例3のもの) 4.00 7.精製水 適 量 (製造方法) A.1ないし4を均一に撹拌、溶解する。 B.別に均一に加温溶解した5ないし7を徐々に加え、
均一に撹拌して検査後製品とした。
均一に撹拌して検査後製品とした。
【0054】 <処方例14> ヘアリンス (重量%) 1.セチルアルコール 5.00 2.流動パラフィン 5.00 3.ラノリン 1.00 4.イソプロピルミリステート 10.00 5.60% 塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 5.00 6.ポリビニルアルコール 0.50 7.1,3 ーブチレングリコール 5.00 8.アスパラサス・リネアリス抽出液(製造例4のもの) 6.00 9.精製水 適 量 (製造方法) A.1ないし4を均一に撹拌、溶解する。 B.5ないし9を加温、溶解する。 C.AにBを加え乳化、撹拌し、冷却する。 D.Cを冷却後、容器に充填し、検査後製品とした。
【0055】 <処方例15> ヘアエッセンス (重量%) 1.エタノール 20.00 2.アスパラサス・リネアリス抽出液(製造例5のもの) 5.00 3.1%キトサン水溶液 20.00 4.精製水 適 量 (製造方法) A.1ないし4を加温溶解する。 B.Aを冷却後、容器に充填し、検査後製品とした。
【0056】 <処方例16> 浴剤 (重量%) 1.アスパラサス・リネアリス抽出液(製造例6のもの) 5.00 2.流動パラフィン 65.00 3.ジ−2−ヘプチルウンデカン酸グリセリン 5.00 モノステアレート 2.00 4.ポリオキシエチレン(2 E.O.)グリセリン モノステアレート 2.00 5.ポリオキシエチレン(9 E.O.)モノオレート 2.00 6.ポリオキシエチレン(3 E.O.)ラウリルエーテル 5.00 7.ビタミンE 0.20 8.トウキ抽出物 0.50 9.センキュウ抽出物 5.00 10.香料 1.00 11.色素 微 量 12.エタノール 適 量 (製造方法) A.1ないし10を混合溶解する。 B.12に11を添加し、溶解する。 C.AにBを加え均一に撹拌する。 D.Cを軟カプセルに充填し、検査後製品とした。
【0057】 <処方例17> 固形洗剤 (重量%) 1.石鹸用素地(牛脂:ヤシ油=7:3 水分 15%) 適 量 2.セタノール 10.00 3.ジブチルヒドロキシトルエン 0.02 4.アスパラサス・リネアリス抽出液(製造例3のもの) 5.00 5.香料 0.50 6.色素 微 量 (製造方法)1ないし6の成分を実験用小型3本ロール
で充分混練りした後、口金を45℃に保った実験用押し
出し機で押し出して得られた棒状洗剤を実験用油圧式型
打ち機で成形した。
で充分混練りした後、口金を45℃に保った実験用押し
出し機で押し出して得られた棒状洗剤を実験用油圧式型
打ち機で成形した。
【0058】 <処方例18> 固形洗剤 (重量%) 1.NーラウロイルーLーグルタミン酸モノナトリウム 63.70 2.NーオレオイルーL−グルタミン酸モノナトリウム 10.00 3.ミリスチルアルコール 5.00 4.ラウリン酸ジエタノールアミド 2.00 5.アスパラサス・リネアリス抽出液(製造例4のもの) 4.00 6.エデト酸二ナトリウム 0.20 7.酸化チタン 0.10 8.精製水 15.00 (製造方法)1ないし8の成分を実験用小型3本ロール
で充分混練りした後、口金を50℃に保った実験用押し
出し機で押し出して得られた棒状洗剤を実験用油圧式型
打ち機で成形した。
で充分混練りした後、口金を50℃に保った実験用押し
出し機で押し出して得られた棒状洗剤を実験用油圧式型
打ち機で成形した。
【0059】
【発明の効果】本発明によれば、アスパラサス・リネア
リス抽出液を有効成分とした化粧料が提供され、この化
粧料は、活性酸素消去作用、保湿作用に優れることか
ら、これを皮膚に適用した場合は、有害な紫外線によっ
てもたらされる皮膚の老化現象であるシワや色素沈着症
に有効であり、また、毛髪に適用した場合には、損傷毛
の毛髪保護に有効である。
リス抽出液を有効成分とした化粧料が提供され、この化
粧料は、活性酸素消去作用、保湿作用に優れることか
ら、これを皮膚に適用した場合は、有害な紫外線によっ
てもたらされる皮膚の老化現象であるシワや色素沈着症
に有効であり、また、毛髪に適用した場合には、損傷毛
の毛髪保護に有効である。
【図1】本発明の化粧料の有効成分であるアスパラサス
・リネアリス抽出液とヒアルロン酸の伝導度を測定した
データを示すグラフである。
・リネアリス抽出液とヒアルロン酸の伝導度を測定した
データを示すグラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61K 35/78 ADD B 7167−4C
Claims (1)
- 【請求項1】 アスパラサス・リネアリス抽出液を含有
することを特徴とする化粧料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4277540A JPH06128121A (ja) | 1992-10-15 | 1992-10-15 | 化粧料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4277540A JPH06128121A (ja) | 1992-10-15 | 1992-10-15 | 化粧料 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06128121A true JPH06128121A (ja) | 1994-05-10 |
Family
ID=17584976
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4277540A Withdrawn JPH06128121A (ja) | 1992-10-15 | 1992-10-15 | 化粧料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06128121A (ja) |
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