JPH06127397A - パワーステアリング装置 - Google Patents

パワーステアリング装置

Info

Publication number
JPH06127397A
JPH06127397A JP4281676A JP28167692A JPH06127397A JP H06127397 A JPH06127397 A JP H06127397A JP 4281676 A JP4281676 A JP 4281676A JP 28167692 A JP28167692 A JP 28167692A JP H06127397 A JPH06127397 A JP H06127397A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
passage
valve
pressure oil
supply
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4281676A
Other languages
English (en)
Inventor
Mikio Suzuki
幹夫 鈴木
Kenichi Fukumura
健一 福村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Koki KK
Original Assignee
Toyoda Koki KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Koki KK filed Critical Toyoda Koki KK
Priority to JP4281676A priority Critical patent/JPH06127397A/ja
Priority to DE4319495A priority patent/DE4319495B4/de
Priority to US08/075,307 priority patent/US5439070A/en
Publication of JPH06127397A publication Critical patent/JPH06127397A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Power Steering Mechanism (AREA)

Abstract

(57)【要約】 [目的]供給ポンプのエネルギー損失を少なくするとと
もに導入通路を開いた状態でバイパスバルブがロックし
ても、パワーアシストが得られるようにする。 [構成]供給通路50の圧力に応じて導入通路52を連
通遮断するバイパスバルブ63を設け、固定絞り70前
後の差圧が一定になるように導入通路52の開度を調整
するバイパスコントロールバルブ73を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パワーステアリング装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のパワーステアリング装置として、
特願平4─179108号に示すものがある。このもの
は、図4に示すように、圧油を吐出する供給ポンプ1
と、ハンドルの操舵方向に応じて圧油を分配するサーボ
バルブ2と、サーボバルブによって分配された方向に車
輪を操舵するパワーシリンダ3と、供給ポンプ1とサー
ボバルブ2を連通する供給通路4の途中に設けられた計
量オリフィス5を有するとともに、この計量オリフィス
5前後の圧力差に応じて作動するスプール6を有し供給
ポンプ1から吐出される圧油の一部をバイパスする流量
制御弁7と、供給通路4内の圧力が低い時は導入通路8
を介して計量オリフィス5後のスプール6に導かれる圧
油をタンク9へリークさせることによってスプール6に
作用する圧力を低下させ、供給通路4内の圧力が所定圧
以上に上昇した時は導入通路8を介してタンク9へ導か
れる圧油のリークを停止させ、計量オリフィス5後のス
プール6に導かれる圧力を供給通路4の圧力まで復帰さ
せるカット弁12を備えたバイパスバルブ10を備えて
いる。従って、サーボバルブ2が作動されない供給通路
4内の圧力が低い時は、計量オリフィス5後のスプール
6にはタンク圧が作用してバイパス通路11の開度が大
きくなり、サーボバルブ2に供給される圧油の流量が低
下するため、供給ポンプ1のエネルギー損失が少なくな
る効果が得られる。逆にサーボバルブ2が作動して供給
通路4内の圧力が所定圧以上に上昇すると、バイパスバ
ルブ10によって導入通路8のタンク9への連通を遮断
し、計量オリフィス5後のスプール6に導かれる圧力が
供給通路4の圧力まで回復し、バイパス通路11へバイ
パスする流量を低下させることによってサーボバルブ2
に必要な流量が得られる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記バイパスバルブ1
0のカット弁12が異物等により導入通路8とタンク9
が連通した状態でロックすると、供給通路4内の圧力に
比例して導入通路8からタンク9へリークする流量が増
大し、パワーシリンダ3に供給される圧油の圧力が上昇
せず、ハンドルが重い問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上述した問題点
を解決するためになされたもので、供給通路内の圧力が
低い時は導入通路を介して計量オリフィス後のスプール
に導かれる圧油をタンクへリークさせ、供給通路内の圧
力が所定圧以上に上昇した時は導入通路を介してタンク
へ導かれる圧油のリークを停止させるバイパスバルブ
と、前記導入通路の途中に設けられた絞りを有するとと
もに、この絞り前後の圧油の圧力差に応じて作動する可
動弁を有し供給通路から導入通路へ流入する圧油を所定
流量に制御するバイパスコントロールバルブとを備えた
ものである。
【0005】
【作用】供給通路内の圧力が低い時は、バイパスバルブ
によって導入通路とタンクを連通させた状態にし、流量
制御弁によってバイパスする流量を増大させ、供給ポン
プのエネルギー損失を少なくする。供給通路内の圧力が
所定圧以上に上昇すると、バイパスバルブによって導入
通路とタンクの連通を遮断し、計量オリフィス後のスプ
ールに供給通路と同等の圧力を導く。これにより流量制
御弁によってバイパスされる流量が少なくなり、サーボ
バルブに必要な流量の圧油が供給される。
【0006】バイパスバルブが導入通路とタンクを連通
させた状態でロックした場合、導入通路からタンクへ導
かれる流量が一定になるようにバイパスコントロールバ
ルブで制御するため、計量オリフィス後のスプールには
供給通路に応じた圧力が作用し、サーボバルブに必要な
流量の圧油が供給される。
【0007】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。図1において、20はエンジン回転数に応じた圧油
を吐出する供給ポンプであり、この供給ポンプ20に供
給通路21を介してサーボバルブ30が接続されてい
る。サーボバルブ30は、ハンドルHDの右操作によっ
て一方の可変絞り31,32が絞られ、他方の可変絞り
33,34が開かれ、ハンドルHDの左操作によって一
方の可変絞り31,32が開かれ、他方の可変絞り3
3,34が絞られるようになっている。可変絞り31,
34間にはパワーシリンダ40の左室41が接続され、
可変絞り33,32間にはパワーシリンダ40の右室4
2が接続され、可変絞り34,32間にはタンク43が
接続されている。供給通路21の途中には計量オリフィ
ス50が設けられ、計量オリフィス50前の供給通路2
1にはバイパス通路51が接続され、計量オリフィス5
0後の供給通路21には導入通路52が接続されてい
る。バイパス通路51の途中には流量制御装置53のス
プール54が設けられ、このスプール54の一端には前
記バイパス通路51を介して計量オリフィス50前の供
給通路21の圧力が作用し、スプール54の他端には導
入通路52を介して計量オリフィス50後の供給通路2
1の圧力が作用するとともにバネ55の力が作用するよ
うになっている。これによって、計量オリフィス50前
後の圧力差が一定になるようにバイパス通路51の開度
が調整され、サーボバルブ30には所定流量の圧油が供
給される。
【0008】前記導入通路52の一端にはタンク43が
接続され、導入通路52の途中にはこの導入通路52を
連通遮断するカット弁60が設けられ、カット弁60の
一端には供給通路21内の圧力が作用し、カット弁60
の他端には導入通路52内の圧力が作用するとともにバ
ネ61の力が作用する。カット弁60の他端には導入通
路52の連通遮断を行うスリット62が形成されてい
る。前記カット弁60とバネ61とによってバイパスバ
ルブ63が構成される。導入通路52のバイパスバルブ
63とタンク43間には固定絞り70と可動弁71が設
けられ、可動弁71の一端には計量オリフィス50後の
供給通路21の圧力が作用し、可動弁71の他端には固
定絞り70後の圧力並びにバネ72の力が作用するよう
になっている。可動弁71の他端で導入通路52の開度
を調整するようになっている。前記固定絞り70,可動
弁71並びにバネ72とでバイパスコントロールバルブ
73が構成されている。
【0009】前記供給ポンフ20とタンク43はリター
ン通路80で接続され、このリターン通路80に導入通
路52に接続された逃がし通路81が接続されている。
この逃がし通路81には供給通路21の圧力がレリーフ
圧以上になったときに圧力を逃がすレリーフバルブ82
が設けられている。上述した構成に基づいてパワーステ
アリング装置の作用について説明する。供給ポンプ20
からはエンジン回転数に応じた流量の圧油が吐出され、
計量オリフィス50前後の圧力差が一定になるようにバ
イパス通路51の開度を調整することによってサーボバ
ルブ30へ一定流量の圧油が供給される。サーボバルブ
30が作動しない直進走行時は供給通路21の圧力が低
く、バイパスバルブ63によって導入通路52が開いた
状態になるとともにバイパスコントロールバルブ73に
よって導入通路52が全開状態になる。よって、計量オ
リフィス50後のスプール54にはタンク圧に近い低圧
が作用し、バイパス通路51が全開状態になり、供給ポ
ンプ20から吐出された圧油の大部分がバイパス通路5
1を介してバイパスされるため、サーボバルブ30には
図2,3に示すQnの流量が供給される。この結果、大
部分の圧油が圧力損失の少ないバイパス通路51を介し
て供給ポンプ20に戻されるため、供給ポンプ20のエ
ネルギー損失が少ない。
【0010】ハンドルHDを操舵してサーボバルブ30
が作動すると、サーボバルブ30前の供給通路21の圧
力が上昇する。供給通路21の圧力が所定圧以上になる
と、カット弁60が作動して導入通路52を遮断し、計
量オリフィス50後のスプール54の端面には計量オリ
フィス50後の供給通路21と同等の圧力が作用する。
よって、バイパス通路51の開度が小さくなり、サーボ
バルブ30には図2,3の実線に示すQhの流量が供給
される。この結果、十分なパワーアシストが得られる。
【0011】供給通路21の圧力が所定圧以上になって
も、カット弁60が導入通路52を開いた状態でロック
すると、固定絞り70前後の圧力差が一定になるように
可動弁71が作動し、導入通路52の開度を調整する。
供給通路21からは導入通路52を介してqの流量がタ
ンク43へリークし、サーボバルブ30には図2,3の
破線に示すQhよりもqだけ少ないQnの流量がサーボ
バルブ30に供給される。この結果、カット弁60が作
動した時に比べてややハンドルが重くなるが、パワーア
シストが得られる。
【0012】逆に、カット弁60が導入通路52を閉じ
たロックすると、計量オリフィス50前後の圧力差に応
じてスプール54が作動し、サーボバルブ30には必要
な流量の圧油が供給される。この結果、供給ポンプのエ
ネルギー損失を小さくできる効果は期待できないが、十
分なパワーアシストが得られる。
【0013】
【発明の効果】以上述べたように本発明は、供給通路の
圧力に応じて導入通路の連通遮断を行うバイパスバルブ
を設けた構成であるので、供給通路の圧力が所定圧以下
の時は、バイパス通路の開度を大きくし、供給ポンプか
ら吐出された圧油の大部分を圧力損失の少ないバイパス
通路を介して供給ポンプへリターンさせることができ、
供給ポンプのエネルギー損失を少なくできる効果が得ら
れる。さらに、絞り前後の圧力差が一定になるように導
入通路の開度を調整するバイパスコントロールバルブを
設けた構成であるので、導入通路を開いた状態でバイパ
スバルブがロックした場合、供給通路の圧力が上昇して
も導入通路を介してタンクへリークする流量が一定とな
り、若干ハンドルが重くなるが、パワーアシストが得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるパワーステアリング装置の概略
図。
【図2】エンジン回転数に対するサーボバルブへの供給
流量の関係を示す図。
【図3】供給通路の圧力に対するサーボバルブへの供給
流量の関係を示す図。
【図4】従来のパワーステアリング装置の概略図。
【符号の説明】
20 供給ポンプ 21 供給通路 30 サーボバルブ 40 パワーシリンダ 50 計量オリフィス 51 バイパス通路 52 導入通路 53 流量制御弁 54 スプール 63 バイパスバルブ 70 固定絞り(絞り) 71 可動弁 73 バイパスコントロールバルブ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧油を吐出する供給ポンプと、ハンドル
    の操舵方向に応じて圧油を分配するサーボバルブと、サ
    ーボバルブによって分配された方向に車輪を操舵するパ
    ワーシリンダと、供給ポンプとサーボバルブを連通する
    供給通路の途中に設けられた計量オリフィスを有すると
    ともに、この計量オリフィス前後の圧力差に応じて作動
    するスプールを有し供給ポンプから吐出される圧油の一
    部をバイパスする流量制御弁とを備えたパワーステアリ
    ング装置において、供給通路内の圧力が低い時は導入通
    路を介して計量オリフィス後のスプールに導かれる圧油
    をタンクへリークさせ、供給通路内の圧力が所定圧以上
    に上昇した時は導入通路を介してタンクへ導かれる圧油
    のリークを停止させるバイパスバルブと、前記導入通路
    の途中に設けられた絞りを有するとともに、この絞り前
    後の圧油の圧力差に応じて作動する可動弁を有し供給通
    路から導入通路へ流入する圧油を所定流量に制御するバ
    イパスコントロールバルブとを備えたことを特徴とする
    パワーステアリング装置。
JP4281676A 1992-06-12 1992-10-20 パワーステアリング装置 Pending JPH06127397A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4281676A JPH06127397A (ja) 1992-10-20 1992-10-20 パワーステアリング装置
DE4319495A DE4319495B4 (de) 1992-06-12 1993-06-11 Hydraulische Servolenkvorrichtung
US08/075,307 US5439070A (en) 1992-06-12 1993-06-11 Hydraulic power steering apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4281676A JPH06127397A (ja) 1992-10-20 1992-10-20 パワーステアリング装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06127397A true JPH06127397A (ja) 1994-05-10

Family

ID=17642434

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4281676A Pending JPH06127397A (ja) 1992-06-12 1992-10-20 パワーステアリング装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06127397A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5471838A (en) Power steering apparatus for a vehicle
JPS5847377B2 (ja) 自動車の液圧装置
US4768605A (en) Apparatus for use in a power steering system
JPH0316305B2 (ja)
JPS6210870B2 (ja)
US5474145A (en) Hydraulic power steering apparatus
JPH06127397A (ja) パワーステアリング装置
JPH09142319A (ja) 動力舵取装置における流量制御装置
JP3355866B2 (ja) 動力舵取装置
JP3237457B2 (ja) 動力舵取装置における流量制御装置
US4372335A (en) Flow divider valve assembly
JP2569367Y2 (ja) 流量制御弁
JPS598043Y2 (ja) 流量制御弁
JP3335743B2 (ja) 建設車両の直進走行制御装置
JP3596151B2 (ja) 動力舵取装置
JPH05345573A (ja) 流量制御装置
JPS58218468A (ja) 動力舵取装置
JP2576178Y2 (ja) 分流弁
JP3543570B2 (ja) 動力舵取装置における流量制御装置
JPS6340366Y2 (ja)
JPH0217266A (ja) 油圧伝動装置
JPH0139661Y2 (ja)
JPH0512540Y2 (ja)
JPS646987B2 (ja)
JP3125224B2 (ja) 動力舵取装置の操舵力制御装置