JP3335743B2 - 建設車両の直進走行制御装置 - Google Patents

建設車両の直進走行制御装置

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JP3335743B2 JP34985093A JP34985093A JP3335743B2 JP 3335743 B2 JP3335743 B2 JP 3335743B2 JP 34985093 A JP34985093 A JP 34985093A JP 34985093 A JP34985093 A JP 34985093A JP 3335743 B2 JP3335743 B2 JP 3335743B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、1台の可変ポンプで
左右走行用モータを駆動して、当該車両を直進走行させ
る建設車両の直進走行制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図2に示した従来の装置は、可変ポンプ
1の吐出側に接続した高圧流路2を、、左走行用モータ
の回路系統に設けた第1操作弁3のインポート4と、右
走行用モータの回路系統に設けた第2操作弁5のインポ
ート6とに接続している。第1、2操作弁3、5は、図
示の中立位置にあるとき、上記インポート4、6を閉じ
ているが、左右いずれかの位置に切換わることによっ
て、可変オリフィス9、10が開くとともに、その切換
え量に応じて可変オリフィス9、10の開度が制御され
る。そして、この可変オリフィス9、10の下流側には
圧力補償弁11、12を接続している。さらに、この圧
力補償弁11、12の下流側は、第1、2操作弁3、5
の供給ポート13、14に連通させている。この供給ポ
ート13、14は、第1、2操作弁3、5が中立位置に
あるときに閉じているが、それを左右いずれかの位置に
切換えることによって、アクチュエータポート15ある
いは16、17あるいは18のうちのいずれか一方に連
通する。このとき、いずれか他方のアクチュエータポー
トはタンク流路19、20に連通する。
【0003】さらに、第1、2操作弁3、5には負荷検
出ポート21、22を形成しているが、この負荷検出ポ
ート21、22は、第1、2操作弁3、5が中立位置に
あるときタンク流路19、20に連通する。そして、第
1、2操作弁3、5が左右いずれかの位置に切換わる
と、この負荷検出ポート21、22が高圧側のアクチュ
エータポートに連通するようにしている。上記圧力補償
弁11、12は、パイロット流路23、24を介してこ
の圧力補償弁の上流側に接続した第1パイロット室11
a、12aと、負荷検出流路25を介して負荷検出ポー
ト21、22側の圧力を導く第2パイロット室11b、
12bとを備えている。そして、この第2パイロット室
11b、12bには、複数のシャトル弁26で選択され
て、各回路系統の最高負荷圧が導かれるようにしてい
る。このようにした圧力補償弁11、12は、可変オリ
フィス9、10の下流側の圧力が最高負荷圧よりも一定
圧力だけ高くなるように制御する。
【0004】また、シャトル弁26で選択された最高負
荷圧は、可変ポンプ1を制御する制御バルブ27の第1
パイロット室27aに導かれる。そして、この制御バル
ブ27の第2パイロット室27bには、上記高圧流路2
の圧力、すなわち可変ポンプ1の吐出圧が導かれるよう
にしている。したがって、制御バルブ27は可変ポンプ
1の吐出圧と最高負荷圧との相対差に応じて動作するこ
とになる。そして、この制御バルブ27の動作によっ
て、制御シリンダ28が動作し、可変ポンプ1の吐出圧
が最高負荷圧よりも一定の値だけ常に高くなるように制
御する。
【0005】なお、図中符号29はメインリリーフ弁で
ある。上記のようにした可変ポンプ1の吐出量と、圧力
補償弁11、12の制御流量との相互作用によって、第
1、2操作弁3、5の切換え量に比例した一定の流量が
左右走行用モータに供給されることになる。上記のよう
にした従来の装置で、直進走行をするときには、第1、
2操作弁3、5を同じ量だけ切換え、その可変オリフィ
ス9、10の開度を等しくする。このようにしておけ
ば、両回路系統に等量の圧力流体が供給されるので、当
該車両は直進走行できることになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにした従来
の装置では、圧力補償弁11、12がノーマル状態にあ
るとき、オーバラップあるいはゼロラップになるように
している。それは、図2において、圧力補償弁11、1
2の右側のポジションが閉状態にあることから明らかで
ある。このように圧力補償弁11、12の開口を、オー
バラップあるいはゼロラップにすると、第1、2操作弁
に接続した走行用モータの間で、負荷圧の差が大きくな
ったときに、圧力補償弁の特性が変化し、第1、2操作
弁3、5の開度が同じでも、流量に増減が生じてしまう
という問題があった。
【0007】例えば、走行中に第1操作弁3に接続した
走行モータの負荷圧が、第2操作弁5に接続した走行モ
ータの負荷圧より低くなったとすると、一方の圧力補償
弁11のパイロット室11aと11bとの圧力差が、圧
力補償弁12のパイロット室12aと12bとの差圧よ
りも大きくなる。なぜなら、パイロット室11bには、
この回路の最高圧が導かれているからである。そのため
に第1操作弁3前後の差圧は、第2操作弁5前後の差圧
よりも小さくなる。したがって、第1操作弁3に接続し
た走行モータに供給される流量が減少し、第2操作弁5
に接続した走行モータに供給される流量が増加すること
になる。ところが、車両の一方の側が十分に回転せず
に、他方の側をその一方の側を引きずっているような、
いわゆる引きずり現象が発生することがあるが、この場
合には、牽引側の方が、引きずられている側より高負荷
になる。したがって、低負荷側である引きずり側に、十
分な流量が供給されないという問題があった。この発明
の目的は、両走行モータの負荷圧に差が生じても、その
供給流量を所期の制御流量に保てる建設車両の直進走行
制御装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、1台の可変
ポンプで左右走行用モータを駆動するとともに、この可
変ポンプは、左右走行用モータの最高負荷圧を感知し
て、その吐出圧を制御する構成にする一方、上記左右走
行用モータのそれぞれの回路系統に、可変オリフィスを
設け、しかも、この可変オリフィスの下流側に圧力補償
弁を備えるとともに、この圧力補償弁は、可変オリフィ
スの下流側の圧力を導くパイロット流路に接続した第1
パイロット室と、両走行用モータの最高負荷圧を導く負
荷検出流路に接続した第2パイロット室とを備え、両走
行用モータの最高負荷圧に応じて当該圧力補償弁の開度
を制御する構成にした建設車両の直進走行制御装置を前
提にするものである。上記の制御装置を前提にしつつ、
この発明は、圧力補償弁は、ノーマル状態において、ア
ンダーラップの状態を保つ構成にした点に特徴を有す
る。
【0009】
【作用】この発明は、上記のように構成したので、両走
行モータの負荷圧の差が大きくなると、負荷圧の低い側
の圧力補償弁が、固定絞り状態になる。したがって、従
来のように、完全に閉じてしまう場合よりも、圧力補償
弁前後の差圧が小さくなる。
【0010】
【実施例】図1に示した実施例は、圧力補償弁11、1
2を、ノーマル状態において、アンダーラップの状態を
保つ構成にしたもので、図面上は、このアンダーラップ
の状態を固定オリフィス30、31として示している。
これ以外の点は、図2に示した従来と同様である。した
がって、以下には、従来と同様の構成要素については、
図2に示した同一符号を用いる。
【0011】いま、第1操作弁3に接続した走行モータ
の負荷圧が低くなって、圧力補償弁11前後の差圧が大
きくなると、圧力補償弁11は、パイロット室11b側
の圧力作用で、図面右側位置に切換わる。ただし、この
実施例の場合に、従来と相違する点は、圧力補償弁11
が上記のように右側位置に切換わったとき、その通路が
全部閉じるのではなく、固定絞り30が形成されること
である。上記のように固定絞り30が形成されると、こ
の絞り30を介して流体が流れるので、その前後の差圧
がそれほど大きくならない。したがって、この低負荷側
の走行モータにも十分な流量が供給されることになり、
例えば、前記した引きずり現象が発生したとしても、す
ぐにそれが解消されることになる。
【0012】また、一つの圧力補償弁でもそれが閉じて
しまうと、それだけポンプ圧が上昇してしまう。このよ
うにポンプ圧が上昇すると、制御バルブ27が機能し
て、ポンプ吐出流量を減少させるが、この実施例の場合
には、上記のように固定絞りがある程度開いているの
で、必要以上のポンプ圧の上昇を阻止でき、それだけエ
ネルギーロスも少なくてすむ。
【0013】
【発明の効果】この発明は、上記のよう構成したので、
両走行モータ間の負荷圧に、大きな差が発生しても、安
定した走行を確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この実施例の回路図である。
【図2】従来の回路図である。
【符号の説明】
1 可変ポンプ 9 可変オリフィス 10 可変オリフィス 11 圧力補償弁 11a 第1パイロット室 11b 第2パイロット室 12 圧力補償弁 12a 第1パイロット室 12b 第2パイロット室 23 パイロット流路 24 パイロット流路 25 負荷検出流路 30 アンダーラップを示す固定絞り 31 アンダーラップを示す固定絞り
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62D 11/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1台の可変ポンプで左右走行用モータを
    駆動するとともに、この可変ポンプは、左右走行用モー
    タの最高負荷圧を感知して、その吐出圧を制御する構成
    にする一方、上記左右走行用モータのそれぞれの回路系
    統に、可変オリフィスを設け、しかも、この可変オリフ
    ィスの下流側に圧力補償弁を備えるとともに、この圧力
    補償弁は、可変オリフィスの下流側の圧力を導くパイロ
    ット流路に接続した第1パイロット室と、両走行用モー
    タの最高負荷圧を導く負荷検出流路に接続した第2パイ
    ロット室とを備え、両走行用モータの最高負荷圧に応じ
    て当該圧力補償弁の開度を制御する構成にした建設車両
    の直進走行制御装置において、上記圧力補償弁は、ノー
    マル状態において、アンダーラップの状態を保つ構成に
    した建設車両の直進走行制御装置。
JP34985093A 1993-12-28 1993-12-28 建設車両の直進走行制御装置 Ceased JP3335743B2 (ja)

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