JPH06127063A - 感熱プリンタにおけるドナーウェブ位置決め装置 - Google Patents

感熱プリンタにおけるドナーウェブ位置決め装置

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JPH06127063A
JPH06127063A JP5153507A JP15350793A JPH06127063A JP H06127063 A JPH06127063 A JP H06127063A JP 5153507 A JP5153507 A JP 5153507A JP 15350793 A JP15350793 A JP 15350793A JP H06127063 A JPH06127063 A JP H06127063A
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JP
Japan
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donor web
print
spool
donor
take
Prior art date
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Pending
Application number
JP5153507A
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English (en)
Inventor
Daniel C Maslanka
チャールズ マスランカ ダニエル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Eastman Kodak Co
Original Assignee
Eastman Kodak Co
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Publication date
Application filed by Eastman Kodak Co filed Critical Eastman Kodak Co
Publication of JPH06127063A publication Critical patent/JPH06127063A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J17/00Mechanisms for manipulating page-width impression-transfer material, e.g. carbon paper
    • B41J17/22Supply arrangements for webs of impression-transfer material
    • B41J17/24Webs supplied from reels or spools attached to the machine
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J17/00Mechanisms for manipulating page-width impression-transfer material, e.g. carbon paper
    • B41J17/02Feeding mechanisms
    • B41J17/12Special adaptations for ensuring maximum life

Landscapes

  • Electronic Switches (AREA)
  • Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 エンコーダあるいはその他の複雑で高価な構
成要素を用いずにカラーフレームの正確な位置決めを可
能にする感熱プリンタにおけるドナーウェブ位置決め装
置を提供する。 【構成】 感熱プリンタ10は、キャプスタンローラ3
4はステッパモータ24により駆動され、ドナーウェブ
14を正確に測定調整する。キャプスタンローラ34
は、プリントドラム18と巻き取りスプール28の間に
配置され、ドナーウェブ14を駆動力により巻き付け
る。ドナーウェブ14がプリント領域から繰り出される
と、既知の割合で巻き取りスプール28の方向に制御可
能にドナーウェブ14を送る。センサ40は、プリント
ドラム18と供給スプール12の間に設けられ、ドナー
ウェブ14が送られるときに複数の染料フレームの始ま
りを検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は感熱プリンタのドナーウ
ェブを送り出す装置に関する。より詳細には、色の位置
合わせを高い精密度で行い、ドナーウェブの浪費を最小
限にしながら、ドナーウェブを送り出す装置に関する。
【0002】
【従来の技術】感熱プリンティング処理においては、染
料を有するドナーウェブは、プリント領域で、染料を受
け取る印刷媒体に接触される。ドナーウェブを、ドナー
ウェブの進行方向を横切る方向に延びるプリントヘッド
に接触させることにより、感熱プリントが行われる。プ
リント操作の間、ドナーウェブと記録紙の間の密接な接
触を維持するために、ドナーウェブと印刷媒体は、プリ
ントドラムの表面に、部分的に巻き付く。プリントドラ
ムは、一般的に、精密ステッパモータによって駆動さ
れ、隣合うイメージ行間の間隔を正確に制御できる。プ
リントの質は、プリント中のドナーウェブの張力の縦方
向の変化に影響される。ウェブの縦方向に沿ったプリン
ティングが、各カラーフレームに対して同じポイントで
開始されない場合には、正確な色合わせは行えない。良
質な色合わせのためには、プリンティングは、各カラー
フレームに対して、記録紙の同じポイントで開始され、
各カラーフレームが前のカラーフレームに正確にちょう
ど重なるようにしなければならない。カラープリントを
行うために、イエロー、マゼンタ、シアンのカラーフレ
ーム、またはカラーパッチが通常用いられ、染料記録紙
に順次供給される。カラーフレームは、ドナーウェブ上
に規則正しく並んでおり、センサによって検出される。
【0003】カラー感熱プリンティング処理の間に、染
料ドナーウェブを染料記録紙に対して適切な位置に配置
し、連続するカラーパッチによる、イメージ領域の完全
なカバーを確保することが必要である。1987年12
月1日、S.W.スティーブンソンによる米国特許第
4、710、781号では、ドナーパス中における、ド
ナーウェブの進行方向の感熱プリントヘッドを越えた位
置に、染料識別光学センサを直接配置することによっ
て、この要求に応じている。これらのセンサは、カラー
パッチが前進する際に、この異なるカラーパッチの存在
を検出する。プリンティングのサイクルの間に、これら
のセンサが新しいカラーフレームを検出すると、ドナー
の前進が停止され、ドナーが記録紙に対して適切に位置
決めされる。この場合、センサは感熱プリントヘッドの
感熱プリント行に可能な限り近く配置されるのが望まし
い。これは、ドナーの位置決めの後に、感熱プリント行
からセンサまでの間にあるすべてのドナーが、用いられ
ずに無駄になってしまうためである。ところが、プリン
トヘッドの物理的構成、及び周囲の装置のために、実現
できる最短の距離は制限されてしまう。そこで、センサ
を感熱プリント行に配置することによって、浪費される
染料ドナーが全くない、感熱プリンタを有することがた
いへん望まれる。
【0004】ある種の感熱プリンタでは、センサが感熱
プリントヘッドから、ウェブの進行方向に特定の距離だ
け隔てられて配置される。色の変化が検出されると、卷
き取りドライブシステムがドナーを所定の距離だけ送
り、次の色を感熱プリントヘッドのプリント行の下部に
配置する。この位置決め構成の問題点は、ドナードライ
ブの位置決めメカニズムの精密さが、消費されて蓄積さ
れたドナーのロールの直径に影響されるが、それが0の
状態からフルの状態まで、かなり変化してしまうことに
ある。その結果、ドナーロールの終わりの部分のカラー
フレームは、初めの部分のカラーフレームほどプリント
行に近く配置することができない。従って、この誤差に
対応するために各フレームは十分に大きくなければなら
ず、再び貴重なドナーが浪費されることになる。この問
題の1つの解決法は、エンコーダと、ソフトウェアアル
ゴリズムを用いて、プリンティング中の供給スプールの
回転速度を測定し、補償された卷き取り率を供給するこ
とである。ところが、このような解決法は高価であり、
望ましくない位置決めの公差をなお有する。
【0005】本発明は、上記の問題を解決するためにな
されたものであり、その目的は、エンコーダや、その他
の複雑で高価な構成要素を用いずに、カラーフレームの
正確な位置決めを可能にする感熱プリンタにおけるドナ
ーウェブ位置決め装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用】上記目的を達成
するために、本発明におけるの感熱プリンタにおけるド
ナーウェブ位置決め装置は、複数の染料フレームを内包
する、染料を保有するドナーウェブを有する回転自在に
取り付けられた供給スプールと、回転自在に駆動され、
供給スプールからドナーウェブを解き、このドナーウェ
ブを感熱プリントヘッドを越えてプリント領域に送るプ
リントドラムを有する。プリント領域においては、感熱
プリントヘッドによって染料がプリント記録媒体に転写
される。プリントドラムによって、供給スプールは、そ
こからドナーウェブを解きながら回転し、さらに、ドナ
ーウェブはプリント中、一定の割合でプリント領域から
繰り出される。回転自在に取り付けられた巻き取りスプ
ールは、プリント領域から繰り出されたウェブを蓄積す
る。キャプスタンローラは、プリントドラムと巻き取り
スプールの間に設けられ、駆動力によりドナーウェブを
巻き付けステッパモータによって駆動され、ドナーウェ
ブがプリント領域から繰り出される時に、制御自在に、
既知の割合でドナーウェブを巻き取りスプールの方向に
送る。第1番目のカラーフレームだけに反応するセンサ
が、プリントドラムと供給スプールの間に配置され、ド
ナーウェブの前進中に、複数の染料フレームの開始ポイ
ントを検出する。プリント行とセンサの間のドナーウェ
ブに沿った距離は、キャプスタンドライブモータの正確
に知られるステップ数に置き換えられる。各フレームの
長さも、キャプスタンドライブモータのステップ数に置
き換えられる。これにより、複数のカラーフレームの開
始が感知されると、このモータを適切なステップ数だけ
作動させることによって、このカラーフレームの開始
と、それに続くパッチの始まりを、感熱プリントヘッド
のヒートライン近くに配置することが可能になる。
【0007】なお、上記本発明における装置において、
複数の染料フレームを有する染料を保有するドナーウェ
ブを回転する供給スプールから巻き返すステップと、こ
のドナーウェブを、感熱プリントヘッドとプリントドラ
ムによってドナーウェブが作用されるプリント領域に送
り、染料をドナーウェブから記録媒体に、1度に1フレ
ーム転写するステップにより実現される。この方法は、
モータ手段によってプリントドラムを回転させ、ドナー
ウェブをプリント領域から巻き取りスプールに送り、モ
ータ手段により巻き取りスプールを回転自在に駆動する
ことにより、送られたドナーウェブを巻き取りスプール
に巻き取り、プリントドラムと供給スプールの間にセン
サを配置し、前記ドナーウェブが前進するときに、複数
のカラーフレームの第1のフレームの開始を検出して位
置信号を生成し、キャプスタンローラをプリントドラム
と巻き取りスプールの間に配置し、駆動力によりドナー
ウェブを巻き付け、キャプスタンローラによってドナー
ウェブを既知の割合で制御可能に送り、染料フレーム
を、位置信号の受信に応じて、1度に1つずつ、プリン
ト領域において記録紙に配列するものである。
【0008】この方法は、キャプスタンローラを用い
て、ドナーウェブがプリント領域から繰り出されるより
遅い割合で、ドナーウェブを送るステップを含んでもよ
い。または、キャプスタンローラの操作を遅らせて、キ
ャプスタンローラを用いて、ドナーウェブがプリント領
域から繰り出されるのと同じ割合でドナーウェブを送る
ステップを含んでもよい。
【0009】上記の及びその他の局面、目的、特徴、及
び利点は、下記の好適な実施例の詳細な説明及びクレー
ムを検討することにより、また、添付の図面を参照する
ことによって、より明瞭に理解及び認識されよう。
【0010】
【実施例】以下、図を用いて本実施例について説明す
る。感熱プリンタ10は染料を保有するドナーウェブ1
4を支持するドナー供給スプール(以下、単に供給スプ
ールという)12を有する。供給スプール12は、プリ
ンタ10に回転自在に取り付けられ、ドナーウェブ14
を解きながら回転する。図示されないスリップクラッチ
が、供給スプール12の自由回転を防ぎ、そのため、ド
ナーウェブ14は制御された方法で解かれる。
【0011】プリンティングは感熱プリンタ10のプリ
ント部で行われる。プリント部では、感熱プリントヘッ
ド16がドナーウェブ14と染料記録部材をプリントド
ラム18に対して押しつけ、ドナーウェブ14から記録
紙に染料を転写する。感熱プリントヘッド16は、プリ
ント位置と非プリント位置の間を移動可能である。プリ
ント位置においては、感熱プリントヘッド16がドナー
ウェブ14と記録紙をドラム18に対して押しつけ、プ
リントを行い、非プリント位置においては、感熱プリン
トヘッド16は、プリントドラム18と間隔をおかれ、
ドナーウェブ14の進行を妨げないようにする。ドナー
ウェブ14の通るドラム18と感熱プリントヘッド16
との接触領域はニップ、または、プリント領域と呼ばれ
る。プリント領域に入るドナーウェブ14は、ガイドロ
ーラ20の周囲を通過し、プリント領域を出て、別のガ
イドローラ22を通過する。ガイドローラ20は、ドナ
ーウェブ14を、非プリント位置にある感熱プリントヘ
ッド16から引き離し、一方、ガイドローラ22は、ド
ナーウェブ14がプリント領域から出るときに、ドナー
ウェブ14をプリントドラム18から引き離す。
【0012】プリントドラム18は、例えばステッパモ
ータ24などのモータによって回転自在に駆動される。
プリントドラム18は、ステッパモータ(図示されず)
により直接駆動してもよいし、また、感熱プリンタ10
の空間配分に応じて、ギアまたはベルトによって駆動し
てもよい。駆動されたプリントドラム18は、供給スプ
ール12からドナーウェブ14を解き、プリント領域内
の感熱プリントヘッド16に送ることで、そのドナーウ
ェブ14に染料転写を行う。プリンティングの間、プリ
ント領域におけるドナーウェブ14の進行割合は一定な
ので、回転自在に駆動されるプリントドラム18は、ド
ナーウェブ14を解きながら供給スプール12を一定の
割合で回転させ、さらに、ドナーウェブ14が、一定の
割合でプリント領域から繰り出されるようにする。
【0013】プリント領域から出たドナーウェブ14
は、ドナーウェブ14の巻き取りスプール28によって
巻き取られる。巻き取りスプール28は、回転自在に取
り付けられ、摩擦駆動輪30によって回転自在に駆動さ
れる。摩擦駆動輪30は、タイミング輪32により駆動
される。このタイミング輪32はタイミングベルト2
6、またはギアにより駆動され、このタイミングベルト
26は、ステッパモータ24によって駆動される。
【0014】キャプスタンローラ34は、アイドラーロ
ーラ36と協動して、ドナーウェブ14が巻き取りスプ
ール28によって巻き取られる前にプリント領域から繰
り出されるドナーウェブ14を受け取るように供給され
る。キャプスタンローラ34は、キャプスタンローラコ
ントローラ38によって正確に駆動される。キャプスタ
ンローラコントローラ38は、電気制御によるステッパ
モータで、そのステッパモータを正確に進め、ステッパ
モータがいつキャプスタンローラ34を進めるかを決定
する。
【0015】本実施例の動作は以上の説明により明瞭で
あると思われるが、強調のために説明をつけ加える。プ
リント領域でプリントが行われるとき、プリントドラム
18は、制御された一定の割合でドナーウェブ14を送
り、統一されたプリンティングを行う。プリント領域で
のプリンティングが一定の割合で行われるので、使用さ
れたドナーウェブ14もまた一定の割合でプリント領域
から繰り出される。使用されたドナーウェブ14は、キ
ャプスタンローラ34によって測定調節され、巻き取り
スプール28によって巻き取られる。このドナーウェブ
位置決め装置は、キャプスタンローラ34に関連するセ
ンサ40を用いている。キャプスタンローラ34はステ
ッパモータによって駆動され、ドナーウェブ14を正確
に測定調節する。キャプスタンローラ34は、プリント
ドラム18と巻き取りスプール28の間に配置され、ド
ナーウェブ14を駆動力により巻き付け、ドナーウェブ
14がプリント領域から繰り出されると、このドナーウ
ェブ14を既知の割合で巻き取りスプール28の方向に
送る。センサ40はプリントドラム18と供給スプール
12の間に設けられ、ドナーウェブ14が前進するとき
に、複数の染料フレームの始まりを検出する。
【0016】本実施例は、浪費されるドナーウェブ14
の量を最小限にし、個々のカラーパッチの位置決めを簡
単にする。これは、プリントドラム18と巻き取りスプ
ール28の間のドナーパスに配置され、独立して動力を
供給されるキャプスタンローラ34と、プリントドラム
18と供給スプール12の間に配置されるドナーのセン
サ40と、により達成される。ドナーウェブ14は、常
に知られる割合で送られ、いずれのスプールの直径とも
無関係に、注意深く制御される。これは、ドナーウェブ
14をスリップさせることなく送り、ステッパモータに
より駆動され、正確な位置決めを供給するキャプスタン
ローラ34により行われる。さらに、プリント行とセン
サ40との間の、ドナーパスに沿った距離は、正確に読
み取られ、ドライブモータのモータステップの特定数に
直接変換できる。同様に、個々のパッチの長さも、モー
タステップの特定数に変換できる。プリントシーケンス
の始まりを決定する色の変移がセンサ40を干渉する
と、プリント行における第1カラーパッチの位置決め、
及び、残りのカラーパッチの連続的な位置決めが、それ
ぞれのステージに必要なステップ数、ドライブモータを
作動させることによって簡単に行われる。これは、キャ
プスタンローラコントローラ38にとって、簡単な作業
である。
【0017】感熱プリンタ10における高度な正確さを
持つドナーウェブ14の位置決め装置及びその方法が説
明された。この感熱プリンタ10はセンサ40に関連し
て作用するキャプスタンローラ34を有し、正確な色の
位置決めを行う。
【0018】本実施例の装置は、複数の染料フレームを
含み染料を保有するドナーウェブ14を有し、回転自在
に取り付けられた供給スプール12と、この供給スプー
ル12からドナーウェブを解4き、感熱プリントヘッド
16を越えて、このドナーウェブ14をプリント領域に
送るための、回転自在に駆動されるプリントドラム18
を含む。プリント領域において、染料は感熱プリントヘ
ッド16によりプリント記録媒体に転写される。プリン
トドラム18は、供給スプール12をドナーウェブ14
を解きながら回転させ、さらに、プリンティング中、一
定の割合で、ドナーウェブ14をプリント領域から繰り
出させる。回転自在に設けられた巻き取りスプール28
は、プリント領域から繰り出されたドナーウェブ14を
蓄積する。キャプスタンローラ34がプリントドラム1
8と巻き取りスプール28の間に設けられ、駆動力によ
りドナーウェブ14を巻き付け、ドナーウェブ14がプ
リント領域から繰り出されると、ドナーウェブ14を巻
き取りスプール28の方向に、周知の割合で、制御可能
に送る。センサ40が、プリントドラム18と供給スプ
ール12の間に配置され、ドナーウェブ14が送られる
ときに、複数の染料フレームの始まりを検出する。ドナ
ーウェブ14に沿った、プリント行とセンサ40の間の
距離はキャプスタンドライブモータの正確に知られたス
テップ数に変換される。各フレームの長さも、キャプス
タンドライブモータのステップ数に変換される。
【0019】本実施例では、センサ40を感熱プリント
行に配置することができないために浪費される染料ドナ
ーがない。本実施例の利点は、プリンティングの間にス
プールの直径が変わっても、プリントの質が巻き取りス
プール28の直径によって影響を受けないことである。
その結果、エンコーダ、またはその他の複雑で高価な構
成要素を用いることなく、カラーフレームが正確に位置
決めできる。
【0020】さらに、本実施例の感熱プリント製造方法
は、複数の染料フレームを有する、染料を保有するドナ
ーウェブ14を回転する供給スプール12から解くステ
ップと、このドナーウェブ14を感熱プリントヘッド1
6とプリントドラム18によってドナーウェブ14が作
用されるプリント領域に送り、染料をドナーウェブ14
から1度に1フレーム、記録媒体に転写するステップ
と、を有する。この方法は、モータ手段によりプリント
ドラム18を回転させることによりプリント領域から巻
き取りスプール28の方向にドナーウェブ14を送るス
テップと、モータ手段により回転自在に巻き取りスプー
ル28を駆動することにより送られたドナーウェブ14
を巻き取りスプール28に巻き取るステップと、プリン
トドラム18と供給スプール12の間にセンサ40を位
置決めし、ドナーウェブ14が前進するときに複数のカ
ラーフレームの始まりを検出し位置信号を生成するステ
ップと、プリントドラム18と巻き取りスプール28の
間にキャプスタンローラ34を配置し、駆動力によりド
ナーウェブ14を巻き付け、キャプスタンローラ34に
よって周知の割合で制御可能にドナーウェブ14を送
り、位置信号の受信に応じて染料フレームを1度に1つ
ずつプリント領域の記録紙に位置合わせするステップ
と、を含む。この方法は、プリント領域からドナーウェ
ブ14が繰り出されるより遅い割合でキャプスタンロー
ラ34を用いてドナーウェブ14を送るステップを含ん
でも良い。この方法は、さらに、キャプスタンローラ3
4の操作を遅らせ、キャプスタンローラ34を用いて、
ドナーウェブ14がプリント領域から繰り出されるのと
同じ割合でドナーウェブ14を送るステップを含んでも
よい。本発明は、好適な実施例を特に参照して説明して
きたが、本発明から逸脱することなく、多様な変更が可
能であり、好適な実施例の要素の均等物が代用される。
たとえば、ステッパモータとキャプスタンコントローラ
が好適とされたが、安価なエンコーダを有するDCモー
タなどの、別の正確に制御可能なモータを用いることも
できる。さらに、多くの修正を行って、特定の状況及び
材料を、本発明の本質的な教示から逸脱することなく本
発明の教示に適合させることができる。
【0021】上記の説明から明白なように、本発明のあ
る特徴は例示された特定の詳細に限定されるものではな
い。従って、その他の修正及び応用は、当業者により予
期されるであろう。クレームは、これらすべての修正及
び応用を、本発明の真の精神及び発明の範囲を逸脱せず
に、包含することを意図される。
【0022】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、プリン
ティングの間にスプールの直径が変わっても、プリント
の質が巻き取りスプールの直径によって影響を受けず
に、カラーフレームが正確に位置決めすることが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るキャプスタンドライブとセンサと
を含む染料ドナーウェブ駆動要素を示した感熱プリンタ
の好適な実施例の概略縦断面図である。
【符号の説明】
10 感熱プリンタ 12 供給スプール 14 ドナーウェブ 16 感熱プリントヘッド 18 プリントドラム 20、22 ガイドローラ 24 ステッパモータ 26 タイミングベルト 28 巻き取りスプール 30 摩擦駆動輪 32 タイミング輪 34 キャプスタンローラ 36 アイドラーローラ 38 キャプスタンローラコントローラ 40 センサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の染料フレームのそれぞれがフレー
    ム長を有し、それら染料フレームを含み染料を保有する
    ドナーウェブを有する供給スプールと、 前記供給スプールを回転自在に支持する手段と、 前記供給スプールから前記ドナーウェブを解き、前記ド
    ナーウェブを、染料が感熱プリントヘッドによりプリン
    ト記録媒体に転写されるプリント領域のプリント行に、
    前記感熱プリントヘッドを越えて送り、前記供給スプー
    ルをそこからドナーウェブを解きながら回転させ、さら
    に、印刷中、一定の割合で前記ドナーウェブを前記プリ
    ント領域から繰り出させる回転自在に駆動されるプリン
    トドラムと、 回転自在に取り付けられ、前記プリント領域から繰り出
    されたドナーウェブを蓄積する巻き取りスプールと、 前記プリントドラムと前記巻き取りスプールとを回転自
    在に駆動させ、前記巻き取りスプールに前記ドナーウェ
    ブを巻き取らせるモータ手段と、 前記プリントドラムと前記巻き取りスプールの間に配置
    され、駆動力により前記ドナーウェブを巻き付け、前記
    ドナーウェブが前記プリント領域から繰り出されると、
    このドナーウェブを巻き取りスプールの方向に制御可能
    に送り、前記ドナーウェブを既知の割合で送るためのキ
    ャプスタンローラと、 前記プリントドラムと前記供給スプールの間に配置さ
    れ、前記ドナーウェブが前進するときに前記複数の染料
    フレームの開始を感知するセンサと、 を有することを特徴とする感熱プリンタにおけるドナー
    ウェブ位置決め装置。
JP5153507A 1992-06-29 1993-06-24 感熱プリンタにおけるドナーウェブ位置決め装置 Pending JPH06127063A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US07/905,700 US5280303A (en) 1992-06-29 1992-06-29 High precision donor web positioning apparatus and method for a thermal printer
US905,700 1992-06-29

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06127063A true JPH06127063A (ja) 1994-05-10

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ID=25421304

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5153507A Pending JPH06127063A (ja) 1992-06-29 1993-06-24 感熱プリンタにおけるドナーウェブ位置決め装置

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US (1) US5280303A (ja)
JP (1) JPH06127063A (ja)

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