JPH06126801A - 可動盤のストロークセンサ - Google Patents

可動盤のストロークセンサ

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JPH06126801A
JPH06126801A JP30444492A JP30444492A JPH06126801A JP H06126801 A JPH06126801 A JP H06126801A JP 30444492 A JP30444492 A JP 30444492A JP 30444492 A JP30444492 A JP 30444492A JP H06126801 A JPH06126801 A JP H06126801A
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JP
Japan
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plate
fixed
stroke sensor
bearing
scale
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP30444492A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Okada
隆雄 岡田
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 アンプユニットからの信号のノイズの発生を
防止でき、計測精度のよい射出成形機、ダイキャスト機
等における可動盤のストロークセンサの提供。 【構成】 固定盤2,3を連結するタイバー4上を摺動
自在に外嵌装された可動盤5を有し、同可動盤5の移動
により型締めされた金型9内に射出機10より溶融樹脂
を射出する射出成形機等の可動盤のストロークセンサ3
0であって、同ストロークセンサ30は、固定盤3の可
動盤5に近い端部に、直線摺動用軸受の軸受ユニット3
6と検出ヘッド25とアンプユニット26を設けると共
に、同軸受ユニット36と係合する軸受レール34とス
ケール24を一体に設けた帯板31の一端を可動盤5に
固定し、同帯板31の他端を固定盤3に水平に固定した
板レール37上を転動するローラ33で支承してなるも
のである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は射出成形機、ダイキャス
ト機等の可動盤のストロークセンサに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図10は従来の射出成形機における直圧
式型締装置の1例を示す概略側面図で、1はベース、2
及び3はベース1に固設された固定盤、4は固定盤2と
3を連結するタイバー、5はタイバー4に摺動自在に外
嵌装され、固定盤2及び3の間を移動できる可動盤であ
る。6は型締用の油圧シリンダで、そのラム軸6aは可
動盤5に連結している。7はベース1上に固設された2
本のレールで、前記可動盤5はスライドシュー8を介し
て同レール7上に摺動自在に載置されている。9Aは固
定型、9Bは可動型で、それぞれ固定盤2と可動盤5に
取付けられており、両者で金型9を形成している。10
は溶融樹脂を金型に射出する射出機、20はストローク
センサである。
【0003】さて油圧シリンダ6によって可動型9Bを
図10の右方向のF位置まで移動させ、固定型9Aに当
接させて型締めした後、射出機10から溶融樹脂を金型
内に射出し、冷却後金型を開いて成形品を取出す。な
お、型締め或いは型開きを行なう為に可動盤5を移動さ
せる場合、移動区間によって移動速度を変化させてい
る。また金型9を取換えるときは、可動盤5を金型9の
厚さによって異なる適当な位置に移動した後作業を行な
う。そしてこれらの動作を自動的に行なうためには、可
動盤5の位置を知る必要があるが、このためにストロー
クセンサ20が設けられている。図11はストロークセ
ンサ20の正面図、図12は同平面図、図13は図11
のE〜E断面図である。ここで図11〜図13におい
て、21は帯板で、ブラケット22及び23を介して前
記固定盤2及び3にねじで固定されており、また同帯板
21にはスケール24がねじ止めされている。25は検
出ヘッド、26はアンプユニットで可動盤5に設けられ
たブラケット27に取付けられている。
【0004】前記検出ヘッド25は前記スケール24に
近接した関係位置におかれており、同検出ヘッド25が
移動すると、スケール24の刻線ピッチ数を電気的に読
み取り、アンプユニット26で増幅して図示省略の制御
部に信号を送り、同制御部で移動距離を計算するように
なっている。またスケール24は固定盤2及び3側に固
定されており、前記検出ヘッド25は可動盤5側に固定
されているので、同検出ヘッド25の移動距離が分かれ
ば、固定盤2と可動盤5との関係位置が分かる。なお、
スケール24と検出ヘッド25は磁気式或いは光学式の
何れでもよい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら図10〜
図13に示す従来の射出成形機の型締装置においては、
往復運動を行なう可動盤5に検出ヘッド25及びアンプ
ユニット26が固定されているので、同可動盤5の移動
に伴う振動や金型が閉じたときの衝撃の影響を受けてア
ンプユニット26から送られる信号にノイズが発生し易
い。また油圧シリンダ6からの圧力と樹脂を射出したと
きの圧力は、前記固定盤2及び3を開くように働き、こ
の力によってタイバー4は延び、固定盤2及び3は図1
0中の1点鎖線Nで示す形に変形する。従って固定盤2
及び3に固定されている帯板21及びスケール24が動
き、同スケール24と検出ヘッド25との関係位置が変
化し計測精度が低下し易い欠点があった。本発明は前記
従来の問題を解決するために提案されたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、射出
成形機、ダイキャスト機等の固定盤に対する可動盤の相
対位置を、スケールと同スケールの刻線ピッチ数を検出
する検出ヘッドによって測定するストロークセンサにお
いて、固定盤の可動盤に近い端部に直線摺動用軸受の軸
受ユニットと検出ヘッド及びアンプユニットを設けると
共に、同軸受ユニットと係合する軸受レールとスケール
を一体に設けた帯板の一端を可動盤に固定し、同帯板の
他端を固定盤に水平に固設した板レール上を転動するロ
ーラで支承するようにしてなるものであり、また帯板の
他端を固定盤に水平に固設した軸受レールと係合する軸
受ユニットに連結して支承するようにしてなるもので、
これを課題解決のための手段とするものである。
【0007】
【作用】可動盤の往復運動により可動盤に固定された帯
板及び同帯板に固設されたスケールが移動する。移動し
たスケールの刻線ピッチ数は前記検出ヘッドによって読
み取られ、アンプユニットで増幅されて信号として図示
省略の制御部に送られ、移動距離が計算される。検出ヘ
ッド取付け位置では帯板、従ってスケールは軸受レール
と軸受ユニットによって移動方向に直角な方向の動きを
規制されるので、スケールと検出ヘッドとの相対関係位
置は正確に保持される。また帯板の端部に設けたローラ
又は軸受ユニットは、帯板が片持ち梁状に変形するのを
防いでスケールの変形や振動を防止する。
【0008】
【実施例】以下本発明を図面の実施例について説明する
と、図1〜図9は本発明の実施例を示す。なお、図1は
本発明におけるストロークセンサの取付け状況を示す側
面図で、前記図10とほぼ同じであり、符号1〜10に
示すものは、前記図10に示すものと同一のため、ここ
ではこれらの説明は省略し、図10と異なる部分につい
てのみ説明することにする。さて図1において30は本
発明のストロークセンサの1実施例であり、図2は同ス
トロークセンサ30の正面図、図3は同平面図、図4及
び図5はそれぞれ図2のA〜A断面図及びB〜B断面図
である。また31は帯板で一端をブラケット32を介し
て可動盤5に固定され、他端にはローラ33が設けられ
ている。ローラ33は偏心軸を有する高さ調整式のもの
が好ましい。また帯板31の型締装置側の側面には軸受
レール34が、反対側の側面にはスケール24が夫々ね
じで取付けられている。35は固定盤3にねじで取付け
られたブラケットで、同ブラケット35上には軸受ユニ
ット36、検出ヘッド25、アンプユニット26がねじ
止めされている。軸受ユニット36は前記軸受レール3
4と係合して同軸受レール34の長手方向の運動を許
し、長手方向に直角な方向の運動を制限している。37
は一端をブラケット35に、他端をブラケット38にね
じ止めされて固定盤3に水平に固設された板レールで、
前記ローラ33はこの板レール37の上を転動する。ブ
ラケット38は固定盤3の油圧シリンダ6に設けた座に
ねじ止めされている。
【0009】次に以上の如く構成された実施例について
作用を説明すると、可動盤5が移動すると同可動盤5に
固定された帯板31及び同帯板31に固設された軸受レ
ール34とスケール24が可動盤5と共に移動する。固
定盤3上のブラケット35に取付けられた検出ヘッド2
5がスケール24の刻線ピッチ数を読み取り、アンプユ
ニット26で増幅して信号を図示省略の制御部に送る。
この制御部ではスケール24の移動距離、即ち固定盤3
に対する可動盤5の相対位置を知ることができる。な
お、ブラケット35に設けられた軸受ユニット36は、
軸受レール34を介してスケール24の長手方向に直角
な方向の運動を規制するので、同じブラケット35上に
ある検出ヘッド25とスケール24の相対関係位置は適
正な位置に保たれる。また可動盤5が固定盤3に近づく
と帯板31の自由端は片持ち梁状になるが、板レール3
7上を転動するローラ33によって支えられるので、帯
板31には無理な力がかからず帯板31、従ってスケー
ル24は円滑な運動ができる。
【0010】図6は本発明の他の実施例を示すストロー
クセンサ40の正面図、図7はその平面図、図8及び図
9は夫々図6中のC〜C断面図及びD〜D断面図であ
る。なお、図6〜図9における型締装置への取付け状況
は、図1の場合とほぼ同様である。さて図6〜図9にお
いて、41は帯板、42は帯板41を可動盤5に取付け
るためのブラケット、44及び24はそれぞれ帯板41
に固設された軸受レール及びスケール、45は固定盤3
にねじ止めされたブラケットであり、同ブラケット45
には軸受ユニット46、検出ヘッド25、アンプユニッ
ト26がねじ止めされており、これらの構成はストロー
クセンサ30とほぼ同様である。なお、図8ではアンプ
ユニット26はブラケット45の水平部に取付けてある
が、図4に示す位置でもよい。51は長板、52は同長
板51にねじ止めされた軸受レールで、これらは一端を
ブラケット45に、他端をブラケット48にねじ止めさ
れて固定盤3に水平に固設されている。53は軸受ユニ
ット、54は軸受ユニット53と前記帯板41の一端と
を連結する連結板であり、前記軸受ユニット53は前記
軸受レール52と係合して同軸受レール52に沿って走
行する。
【0011】以上説明したストロークセンサ40は、ス
トロークセンサ30と比較すると、帯板41の一端がロ
ーラで支えられるのではなく、連結板54を介して軸受
ユニット53によって支えられている点のみが異なって
おり、可動盤5の位置を検出する作用はストロークセン
サ30の場合と全く同様である。なお、以上説明した射
出成形機用ストロークセンサは、同じ構造を持つダイキ
ャスト機等にも適用することができる。
【0012】
【発明の効果】以上詳細に説明した如く本発明では、検
出ヘッド及びアンプユニットは固定盤に固定されていて
動かないので、振動を受けることが少なく、アンプユニ
ットからの信号のノイズの発生を防止できる。また型締
め動作及び射出動作によって生ずるタイバー、固定盤及
び可動盤の変形は、ストロークセンサのスケール及びス
ケールと検出ヘッドとの関係位置に悪影響を与えないの
で計測精度がよい。また本発明では帯板の端部をローラ
又は軸受ユニットで支持しているので、スケールの撓み
が少なく計測精度がよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る可動盤のストローク
センサを備えた射出成形機における型締装置の側面図で
ある。
【図2】図1におけるストロークセンサの正面図であ
る。
【図3】図2の平面図である。
【図4】図2のA〜A断面図である。
【図5】図2のB〜B断面図である。
【図6】本発明の第2実施例に係るストロークセンサの
正面図である。
【図7】図6の平面図である。
【図8】図6のC〜C断面図である。
【図9】図6のD〜D断面図である。
【図10】従来のストロークセンサを備えた射出成形機
における型締装置の側面図である。
【図11】図10におけるストロークセンサの正面図で
ある。
【図12】図11の平面図である。
【図13】図11のE〜E断面図である。
【符号の説明】
2,3 固定盤 5 可動盤 6 油圧シリンダ 6a ラム軸 7 レール 8 スライドシュー 20,30,40 ストロークセンサ 24 スケール 25 検出ヘッド 26 アンプユニット 33 ローラ 34,52 軸受レール 36,53 軸受ユニット 37 板レール

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 射出成形機、ダイキャスト機等の固定盤
    に対する可動盤の相対位置を、スケールと同スケールの
    刻線ピッチ数を検出する検出ヘッドによって測定するス
    トロークセンサにおいて、固定盤の可動盤に近い端部に
    直線摺動用軸受の軸受ユニットと検出ヘッド及びアンプ
    ユニットを設けると共に、同軸受ユニットと係合する軸
    受レールとスケールを一体に設けた帯板の一端を可動盤
    に固定し、同帯板の他端を固定盤に水平に固設した板レ
    ール上を転動するローラで支承するようにしたことを特
    徴とする可動盤のストロークセンサ。
  2. 【請求項2】 射出成形機、ダイキャスト機等の固定盤
    に対する可動盤の相対位置を、スケールと同スケールの
    刻線ピッチ数を検出する検出ヘッドによって測定するス
    トロークセンサにおいて、固定盤の可動盤に近い端部に
    直線摺動用軸受の軸受ユニットと検出ヘッド及びアンプ
    ユニットを設けると共に、同軸受ユニットと係合する軸
    受レールとスケールを一体に設けた帯板の一端を可動盤
    に固定し、同帯板の他端を固定盤に水平に固設した軸受
    レールと係合する軸受ユニットに連結して支承するよう
    にしたことを特徴とする可動盤のストロークセンサ。
JP30444492A 1992-10-19 1992-10-19 可動盤のストロークセンサ Withdrawn JPH06126801A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100680692B1 (ko) * 2004-04-13 2007-02-09 도시바 기카이 가부시키가이샤 형 체결 장치, 성형기 및 형 체결 방법
CN106513628A (zh) * 2016-10-21 2017-03-22 张斌 浮动式位置检测连接装置及压铸机

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KR100680692B1 (ko) * 2004-04-13 2007-02-09 도시바 기카이 가부시키가이샤 형 체결 장치, 성형기 및 형 체결 방법
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Legal Events

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Effective date: 20000104