JPH06126526A - ブローチシャンク把持装置 - Google Patents

ブローチシャンク把持装置

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Publication number
JPH06126526A
JPH06126526A JP4274093A JP27409392A JPH06126526A JP H06126526 A JPH06126526 A JP H06126526A JP 4274093 A JP4274093 A JP 4274093A JP 27409392 A JP27409392 A JP 27409392A JP H06126526 A JPH06126526 A JP H06126526A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shank
broach
gripping
gripping member
main body
Prior art date
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Pending
Application number
JP4274093A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Kobayashi
毅史 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SANJIYOU KIKAI SEISAKUSHO KK
Sanyo Machine Works Ltd
Original Assignee
SANJIYOU KIKAI SEISAKUSHO KK
Sanyo Machine Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by SANJIYOU KIKAI SEISAKUSHO KK, Sanyo Machine Works Ltd filed Critical SANJIYOU KIKAI SEISAKUSHO KK
Priority to JP4274093A priority Critical patent/JPH06126526A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 径の異なるブローチシャンクを簡単・確実に
把持し得るブローチシャンク把持装置を提供することを
目的とする。 【構成】 ブローチシャンク11を把持するものであっ
て、本体12にブローチシャンク11が挿入されるシャンク
挿入孔13及びブローチシャンク11を把持する把持部材14
を設け、該把持部材14の基端部を本体12に設けたカム面
15に当接せしめて本体12の回動により該カム面15が把持
部材14の基端部を押圧し、該把持部材14の先端がシャン
ク挿入孔13内に突出するように構成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は径の異なるブローチシャ
ンクを把持可能なブローチシャンク把持装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来から存するブローチシャンク把持装
置(以下、従来例という。)は、図1に図示した構造の
ものが一般的であり、径の異なるブローチシャンクを把
持することは出来ない。
【0003】以下、具体的に説明する。
【0004】図1に図示した従来例は、把持装置の本体
1にシャンク挿入孔2が設けられ、この本体1にはスリ
ーブ3が本体1に対してスライド自在に被嵌され、ま
た、本体1には本体1の軸芯線に対して放射状に4個の
爪部材4がシャンク挿入孔2内に突出可能に配設された
構造で、ブローチシャンク5をシャンク挿入孔2に挿入
し、スリーブ3を本体1の先端側へスライドせしめる
と、このスリーブ3のスライドにより爪部材4がシャン
ク挿入孔2内に突出し、該爪部材4がブローチシャンク
5のくびれ部5'を把持し、該ブローチシャンク5はシ
ャンク挿入孔2と爪部材4とで把持される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、従来例におい
ては、爪部材4の突出量が予め定まっている為シャンク
挿入孔2の径より径小のブローチシャンク5をシャンク
挿入孔2に挿入しても該径小のブローチシャンク5を把
持することは不可能である。
【0006】従って、従来例においては結局ブローチシ
ャンク5の径に合わせたシャンク挿入孔2即ち本体1を
採用しなければならない。
【0007】本発明は、このような点を解決し、径の異
なるブローチシャンクを把持可能なブローチシャンク把
持装置を提供することを技術的課題とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本発
明の要旨を説明する。
【0009】ブローチシャンク11を把持するものであっ
て、本体12にブローチシャンク11が挿入されるシャンク
挿入孔13及びブローチシャンク11を把持する把持部材14
を設け、該把持部材14の基端部を本体12に設けたカム面
15に当接せしめて本体12の回動により該カム面15が把持
部材14の基端部を押圧し、該把持部材14の先端がシャン
ク挿入孔13内に突出するように構成したことを特徴とす
るブローチシャンク把持装置に係るものである。
【0010】
【作用】本体12を回動せしめると、カム面15が把持部材
14の基端部を押圧して該把持部材14の先端が予め定めら
れたカム面15の形状により設定された量だけシャンク挿
入孔13内に突出し、該把持部材14の先端がブローチシャ
ンク11を把持する為、径の異なるブローチシャンク11を
把持し得ることになる。
【0011】
【実施例】図2,3,4,5,6は本発明の一実施例を
図示したもので、以下に説明する。
【0012】本実施例は、例えば、図2に図示したよう
なワーク移動式のブローチ盤の上側把持装置及び下側把
持装置に採用し得るものである。
【0013】符号16はワークWを載置する昇降テーブル
である。
【0014】次に図3,4,5に基づいて本実施例を詳
述する。
【0015】本実施例は、上側筒部12aと下側筒部12b
との二段で構成され、夫々上側筒部12a,下側筒部12b
は回動自在に構成され、該本体12の中心に図3において
上下方向にシャンク挿入孔13が形成される。
【0016】上側筒部12aには2つの把持部材14が対向
状態に配設され、また、下側筒部12bにも2つの把持部
材14が対向状態に配設される。この夫々の把持部材14の
先端は湾曲凹面14'を形成した把持部に設定され、下側
の把持部材14はブローチシャンク11のくびれ部11'を少
許の間隙を残した状態で把持し、また、上側の把持部材
14は該くびれ部11'上側のシャンク呼び径部を4点当接
の状態で把持し得るように構成されている。従って、下
側の把持部材14はブローチシャンク11の抜け止め防止作
用を果たし、また、上側の把持部材14はブローチシャン
ク11の把持及びセンタ出しの作用を果たすものである。
【0017】各把持部材14の基端部には円筒状の当接部
17が形成され、上側筒部12a,下側筒部12bの内周面に
形成したカム面15と当接せしめられている(当接部17と
カム面15とは縦線接触)。
【0018】符号18は、各把持部材14を弾圧付勢せし
め、最大開口状態を保持せしめる発条,符号19はブロー
チシャンク11のストッパーピンである。
【0019】上側筒部12a,下側筒部12bを回動せしめ
る機構について説明する。
【0020】符号20は、本体12に併設されたシリンダー
装置であって、このシリンダー装置20のロッド21にはス
ライド体22が連設され、このスライド体22にチャンネル
体23が固着されている。このチャンネル体23の凹部23'
には支持ピン24が枢着され、この支持ピン24には首振り
部材25が嵌着され、この首振り部材25は下側筒部12bに
固着されている。尚、シリンダー装置20のロッド21の突
没量は図示省略のストッパーにより規制される。
【0021】また、下側筒部12bの周壁対向2カ所に
は、縦凹溝26が形成され、この縦凹溝26内にはピン28が
挿入されており、このピン28には適宜なバネ定数の発条
27の一端が連結されている。一方、上側筒部12aの下面
にはピン28'が突設されており、このピン28'は前記下側
筒部12bの縦凹溝26内に挿入され、前記発条27の他端は
このピン28'と連結されている。従って、シリンダー装
置20のロッド21が突没すると、首振り部材25が首振動
し、よって、下側筒部12b及び上側筒部12aが回動す
る。
【0022】本実施例は上記構成であるから、次の作用
効果を発揮する。
【0023】任意の径のブローチシャンク11をシャンク
挿入孔13に挿入し、下側筒部12bをシリンダー装置20の
作動により図4の状態から時計回りに回動せしめると、
カム面15により下側の把持部材14はシャンク挿入孔13内
に突出し始めるとともにこの下側筒部12bの回動により
ピン28'で連結されている上側の上側筒部12aも発条27
を圧縮しながら回動し、まず、上側の把持部材14がブロ
ーチシャンク11のくびれ部11'上側のシャンク呼び径部
を軽く把持するともにセンタ出しが行われる。更に下側
筒部12bを回動せしめると、下側の把持部材14も徐々に
突出し、下側の把持部材14はブローチシャンク11のくび
れ部11'を少許の間隙を介して把持することなる(図5
の状態)。
【0024】従って、ブローチシャンク11のくびれ部1
1'及びシャンク呼び径部が該把持部材14により二段に把
持され、且つブローチ加工時にブローチシャンク11が切
削負荷により上方へ移動してもブローチシャンク11のく
びれ部11'と下側の把持部材14との当接によりブローチ
シャンク11のそれ以上の上方への移動は阻止され、よっ
て、ブローチシャンク11はブローチ加工に何ら支障を来
すことなく把持される。
【0025】ブローチシャンク11を取り外す場合には、
同様にシリンダー装置20を作動させ、上側筒部12a,下
側筒部12bを回動せしめると、各把持部材14が没入し、
ブローチシャンク11の把持は解除される。
【0026】ブローチ加工時には、ブローチは取付位置
からブローチシャンク11のくびれ部テーパー面11"と下
側の把持部材14とが当接するまで上方向に移動し、両者
が当接したらブローチの上方向への移動は停止し、この
状態で切削負荷を支えることになる。
【0027】本実施例は下側の把持部材14は前記したよ
うにくびれ部11'との間に少許の間隙を有し、また上側
の把持部材14も発条27のバネ力によりブローチシャンク
11を軽く把持している為ブローチの上方向への移動は何
ら妨げられないことになる。即ち、本実施例は、強力な
把持力が発揮される把持部材14を採用することは製造コ
ストなどの面から好ましくないということを考慮し、上
側の把持部材14に軽い把持力とセンタ出し機能を付与
し、下側の把持部材14には該下側の把持部材14とくびれ
部テーパー面11"の当接による抜け止め作用を付与し、
よって、2点把持故に安定してブローチシャンク11を把
持できるとともに径の異なるブローチシャンク11を把持
可能とした装置といえる。
【0028】本実施例は以上のように、カム面15の形状
を適宜設定することで各把持部材14の突出量を任意に設
定でき、また、二段の把持故にシャンク挿入孔13の径よ
り径小のブローチシャンク11の把持も可能となり、よっ
て、径の異なる複数種類のブローチシャンク11を把持す
ることが可能となる。
【0029】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したから、極
めて簡単に径の異なるブローチシャンクを把持し得るブ
ローチシャンク把持装置となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例の説明図である。
【図2】本実施例の使用状態説明図である。
【図3】本実施例の断面図である。
【図4】本実施例の下側の把持部材の作動説明平面図で
ある。
【図5】本実施例の下側の把持部材の作動説明平面図で
ある。
【図6】本実施例の要部の平面図である。
【符号の説明】
11 ブローチシャンク 12 本体 13 シャンク挿入孔 14 把持部材 15 カム面

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブローチシャンクを把持するものであっ
    て、本体にブローチシャンクが挿入されるシャンク挿入
    孔及びブローチシャンクを把持する把持部材を設け、該
    把持部材の基端部を本体に設けたカム面に当接せしめて
    本体の回動により該カム面が把持部材の基端部を押圧
    し、該把持部材の先端がシャンク挿入孔内に突出するよ
    うに構成したことを特徴とするブローチシャンク把持装
    置。
JP4274093A 1992-10-13 1992-10-13 ブローチシャンク把持装置 Pending JPH06126526A (ja)

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JP4274093A JPH06126526A (ja) 1992-10-13 1992-10-13 ブローチシャンク把持装置

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JP4274093A JPH06126526A (ja) 1992-10-13 1992-10-13 ブローチシャンク把持装置

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JPH06126526A true JPH06126526A (ja) 1994-05-10

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JP4274093A Pending JPH06126526A (ja) 1992-10-13 1992-10-13 ブローチシャンク把持装置

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Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005238425A (ja) * 2004-02-27 2005-09-08 Nachi Fujikoshi Corp ブローチ盤及び内面ブローチ加工方法
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