JPH0612638U - 天井収納装置 - Google Patents

天井収納装置

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JPH0612638U
JPH0612638U JP1441392U JP1441392U JPH0612638U JP H0612638 U JPH0612638 U JP H0612638U JP 1441392 U JP1441392 U JP 1441392U JP 1441392 U JP1441392 U JP 1441392U JP H0612638 U JPH0612638 U JP H0612638U
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ceiling
storage
opening
case
case body
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Withdrawn
Application number
JP1441392U
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English (en)
Inventor
国夫 横山
Original Assignee
ケーワイ建設工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 室内家屋のスペース外観を損なうことなく、
より単純な機構で物品の収納空間を増大できるようにす
る。 【構成】 天井に開口22を開設し、該開口22の上側
位置に仕切板によって画成した収納部24を設ける一
方、前記開口22を閉塞できる下面パネルを有するケー
ス体31を設け、前記収納部24の天井壁面内側に索条
巻取手段を配設し、当該ケース体31の側壁パネル両側
位置に取り付けた所定長の索条他端部を該索条巻取手段
に結束し、前記ケース体3を昇降可能とする。 【効果】天井開口の上側に収納部を設けるので、天井は
フラットに構成できる。また、収納部の天井壁面内側に
索条巻取手段を配設するので、この収納部パネル面には
ベルトやワイヤ−等の挿通開口部がなくなり、収納部内
は天井裏の外気温の影響を受けることがない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は天井スペースを利用した天井収納装置に係り、特に室内および廊下の 外観を保ったまま物品収納スペースを拡大させる装置構成に関する。
【0002】
【従来の技術】
地価の高騰や建坪率との関係で、近時、都市における一般家屋やいわゆるマン ションにおいては十分な物品収納スペースを確保できないことが多い。 このため従来から、一定スペースの室内空間や家屋空間を利用して物品収納ス ペースを広げる提案が各種なされている。
【0003】 図6は、天井を利用した物品収納スペースの拡大を図るもので、天井1にケー ス体2を下向き突設させ、このケース体2にトレー状棚板3を昇降可能に取り付 けたものである(実開昭61−77836号公報)。トレー状棚板3は、ケース 体2の四隅に設けたガイドによって昇降し、係止具4によって収納係合する。
【0004】 一方、図7〜図9は天井を利用した衣装収納ユニットであり、天井5裏面にケ ース体6を配設し、このケース体6に収納できるフレーム7を設け、ガイド8に 沿ってベルト9を駆動し、ハンガ−10にかけたスーツ等の衣装を天井5裏に収 納するものである(実開昭64−50509号公報)。
【0005】 ハンガー10に吊下げる衣装は縦に寸法があるから、フレーム7はケース体6 の最上部位置まで引き上げる必要があり、このためベルト9を駆動するモータ1 1、駆動軸12、プーリ13はケース体6の天井外側パネルに配設される。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、かかる従来の天井収納装置は、次のような問題がある。 第一に、天井下面に収納ケースを突出させる図6の装置は、マンションなどの 低い天井スペースに配設した場合、廊下や室内空間が圧迫され、心理的に狭苦し い感じを与えるため、数多くの設置ができない。せいぜいキッチンの隅や子供部 屋の隅に配設できる程度であり、仮に廊下やリビングに配設すると、室内家屋の 雰囲気が悪くなる。
【0007】 一方、天井からケース体が突出しない図7〜図9の収納装置は、モータ11等 の各種電動装置をケース体6の上側パネル外側面に配設するため、ベルト9挿通 用の孔が必要となり、収納ケース6と天井裏との温度が均衡するため特に冬季に あってはケース内の温度が低下し、収納衣類を傷める可能性がある。
【0008】 またこのようなフレーム7を用いるとそのままでは天井開口を閉塞できないの で、蓋体15が必要になり、開閉の度に蓋体15を手動で開閉しなければならな い。自動開閉させることも可能ではあるが、その場合には機構がさらに複雑にな る。蓋体15の存在により、例えば蓋体15を閉じたまま子供がスイッチをON した場合には、モータ駆動によりフレーム7は強制下降するので蓋体15が破損 するなどの無用な事故も発生し得る。
【0009】 そこで本考案の目的は、室内家屋のスペース外観を損なうことなく、より単純 な機構で物品の収納空間を増大できるようにする点にある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成して課題を達成するため、本考案に係る天井収納装置は、天井 に開口を開設し、該開口の上側位置に仕切板によって画成した収納部を設ける一 方、前記開口を閉塞できる下面パネルを有するケース体を設け、前記収納部の天 井壁面内側に索条巻取手段を配設し、当該ケース体の側壁パネル両側位置に取り 付けた所定長の索条他端部を該索条巻取手段に結束し、前記ケース体を昇降可能 とした。
【0011】
【作用】 本考案に係る天井収納装置は、天井開口の上側位置に仕切板によって画成した 収納部を設ける一方、前記開口を閉塞できる下面パネルを有するケース体を設け るので、このケース体が上昇するとそのまま天井開口を閉塞し、天井パネルに凹 凸が生じることがない。従って、天井パネルはフラットな平面に構成でき、家屋 室内空間の圧迫を感じさせない。
【0012】 また、天井裏面に配設する収納部の天井壁面内側に索条巻取手段を配設するの で、この収納部パネル面にはベルトやワイヤ−等の挿通開口部がなくなり、収納 部内は天井裏の外気温の影響を受けることがない。ケース体の昇降は、ケース体 の側壁パネル両側位置に取り付けた所定長の索条他端部を該索条巻取手段に結束 し、モータ等の適宜手段を含む巻取手段によって行う。
【0013】
【実施例】
以下、添付図面に基づいて本考案の実施例を説明する。 図1〜図3は、本考案に係る天井収納装置の一例を示すものである。 この天井収納装置20は、天井21に設けた適当寸法の開口22を閉塞出来る よう設定するもので、開口22の上側裏面には例えば断熱ボード等の樹脂パネル によって画成した格納ケース24を形成し、この格納ケース24の天井壁面25 中央部に駆動モータ26、巻取リール27を配する一方、天井壁面25の両端部 にプーリ28を配する。
【0014】 一方、天井開口22を閉塞できる所定寸法の下側パネル30を有する収納ケー ス31を設け、この収納ケース31の立上り両側パネル32,33中央部にワイ ヤ35,36を取り付ける。そして、このワイヤ35,36を前記プーリ28を 中継させ、その他端部を巻取リール27に結束する。
【0015】 これにより、駆動モータ26による収納ケース31の昇降駆動が可能となる。 駆動モータ26は、廊下または室内壁面に設けたスイッチ手段の他、適当箇所に 設けたリミットスイッチ等によってON、OFF制御する。但し、パネル32, 33の中央に取り付けたワイヤ35,36による吊上げ、吊下げ動作だけでは、 昇降動作時に収納ケース31が揺動する可能性が残る。そこで、ワイヤ35,3 6を取り付けた収納ケース31の両側パネル32,33の四隅に、前記格納ケー ス24と連結させた振止め40を設ける。
【0016】 この振止め40は、例えば樹脂パイプまたはアルミ等の軽金属パイプによって 構成するもので、基端部46,47にヒンジを設けて回動可能に軸着し、二本の パイプ41,42の中間に回動ヒンジ43を設け、かつ左右の中間ヒンジ43に 横方向に連結パイプ45を架け渡してなる。この連結パイプ45により、昇降動 作時における収納ケース31の揺動をほぼ抑制することが出来る。
【0017】 また、この振止め40は、ワイヤ35,36の巻き上げ時に、ケース内方向に 回動屈折して折り畳むことが出来るよう、収納ケース31の最下端位置において 若干内側方向に折り曲がった状態で停止するようその長さ寸法を設定しておく。 収納ケース41の最下端位置で振止め40がストレートの状態で停止していると 、ワイヤ35,36の巻き上げ時に振止め40が外側に屈曲する可能性があるか らである。尚、図においては振止め40の屈曲状態をやや誇張して示してある。 外観品質からいえば、パイプ41,42はできるだけストレートな状態で停止さ せるのが望ましい。
【0018】 収納ケース31は、例えば前記格納ケース24と同様樹脂パネルをもって成形 するが、少なくとも下面パネル30の外側面は天井材と同一の材質、または同一 質感の化粧シートを用い、天井開口22の閉塞時に天井21が連続一体に見える ようにし、収納スペースの存在を感じさせないようにしておく。
【0019】 また収納ケース31の長手パネル37は、少なくともその一方に開動ヒンジ3 8を設けて開閉自在とし、収納ケース31の下降時における収納作業の便利を図 る。この収納ケース31は、既存の天井21にも開口22を設けて適用する場合 をも想定しているから、天井構造が脆弱な場合も少なくなく、従って重量のある 多くの物品を多数積み上げず、衣類等の軽量物を若干収納しておく利用ケースが 多いと予想される。また、ワイヤ35,36による昇降動作時間を短くするため できるだけ高い位置で収納ケース31を停止させたい。そこで、収納ケース31 の長手パネル37を開閉可能とし、収納物品が少ない場合における取出しと格納 をより容易とさせる。
【0020】 従ってかかる天井収納装置20によれば、室内や廊下の適当壁面に設けたスイ ッチにより駆動モータ26を正逆動させ、収納ケース31を下降上昇させること が出来る。収納ケース31を適当な高さ位置に下降させたときには、長手パネル 37を開いて任意物品をケースに収納させることが出来る。また駆動モータ26 を逆動させることにより収納ケース31を上昇させたときには、ケース31の下 面パネル30が天井開口22を閉塞するので、収納スペースの存在を感じさせる ことながない。このため、従来の一般家屋やマンション空間においても、特別な 収納スペースの存在を感じさせること無く、多数の収納スペースを確保すること が出来る。
【0021】 また、収納スペースである天井裏面には断熱ボード等を用いた格納ケース24 を形成しているから、衣類等の収納物品に対する外気温変化の影響を与えること がなく、また夏期の室内冷房や冬季室内暖房等の温調効率を低下させることがな い。つまり天井裏の格納ケース24は、一年を通して室内温度と略同じ温度を保 つことが出来、極端な温度上昇や極端な温度低下を避けることが出来るから、収 納物品の劣化を確実に防止することが出来る。
【0022】 また二本のパイプ41,42を回動可能に組み合わせて振止め40を設けたか ら、収納ケース31の昇降動作時における当該ケースの揺動を防止でき、安定し た操作性を得ることが出来る。
【0023】 図4は、本考案の他の実施例を示すもので、収納ケース51にロック機構を設 け、収納ケース51の落下を防止するものである。これは収納ケース51の底面 パネル52に、ヒンジ53,54によって回動伸縮するロックアーム55,56 を設け、ロック棒58によって中央金具57を回すことにより、上死点位置にお いて収納ケース51を天井格納ケース24に係合ロックさせるものである。尚、 符号59は二重底を作るための底板である。
【0024】 また、一方のロックアーム55の一端55Eによって電源をON、OFFでき る電源スイッチ60を設け、ロックアーム55が解除されたとき(引っ込んだと き)に駆動モータ26への電源供給をON、係合ロックしたとき(突出したとき )に駆動モータ26への電源供給をOFFすれば、子供のいたずらによる事故を 防止できる。収納ケース51が天井に格納された状態でロックされていれば、駆 動モータ26はスイッチパネル61の操作によっても作動しないからである。
【0025】 駆動モータ26を作動させるには、ロック棒58によってケースの係合を解除 する必要があるが、このような手動操作を一段加えることで子供のいたずらを防 止でき、装置に対する安心感や信頼性が向上する。尚、ロックアーム55,56 の配設方向はケース方形短寸方向であっても構わない。
【0026】 また、廊下のように狭い空間に本装置を設けた場合は、図5に示すように対向 する壁面70,71に発光装置72および受光装置73を複数設け、この受光装 置73に入光する光束を横切ったときには、電源遮断回路を介して駆動モータ2 6への電源供給を遮断し、収納ケース31の昇降動作を停止させても良い。
【0027】 尚、本考案に係る収納ケースの寸法は、例えば縦横160cm,70cm、深 さ30cm程度とするが、勿論これらの数値や形状は配設箇所や配設数に応じて 適宜変更することが出来る。
【0028】 また、本考案にあっては収納ケースの揺動を防止するための振止め40は必ず しも必要ではない。例えば幅広のベルトを用いることにより、収納ケースの昇降 動作時における揺動を略抑えることが出来るからである。この場合のベルトは、 引張強度があり一定以上の厚みを持った樹脂ベルト等を用いる。
【0029】 天井裏に配する格納ケースは、必要に応じて鋼板の梁材、金属パイプ等の補強 材を架け、積載荷重に対する安全率を高める。また収納ケースの開閉パネル、お よび収納ケースの上死点位置には適宜のストッパ手段を設け、閉状態を確実に保 持させる。
【0030】
【考案の効果】
以上説明したように本考案に係る天井収納装置によれば、ケース体が上昇する とそのまま天井開口を閉塞し家屋室内空間の圧迫を感じさせることがないから、 室内家屋のスペース外観を損なうことなく、より単純な機構で物品の収納空間を 増大させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る天井収納装置の一例を示す斜視図
である。
【図2】本考案に係る天井収納装置の一例を示す部分断
面正面図である。
【図3】本考案に係る天井収納装置の一例を示す部分断
面側面図である。
【図4】本考案の第二の実施例に係る天井収納装置を示
す斜視図である。
【図5】本考案の第三の実施例に係る天井収納装置を示
す斜視図である。
【図6】従来の天井収納装置例を示す斜視図である。
【図7】従来の天井収納装置の他の例を示す斜視図であ
る。
【図8】図8に示す天井収納装置の断面正面図である。
【図9】図8に示す天井収納装置の断面側面図である。
【符号の説明】
20 天井収納装置 21 天井 22 開口 24 格納ケース 25 天井壁面 26 駆動モータ 27 巻取リール 28 プーリ 31,51 収納ケース 35,36 ワイヤ 40 振止め 55,56 ロックアーム 60 電源スイッチ 72 発光装置 73 受光装置

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 天井に開口を開設し、該開口の上側位置に仕切板によっ
    て画成した収納部を設ける一方、前記開口を閉塞できる
    下面パネルを有するケース体を設け、前記収納部の天井
    壁面内側に索条巻取手段を配設し、当該ケース体の側壁
    パネル両側位置に取り付けた所定長の索条他端部を該索
    条巻取手段に結束し、前記ケース体を昇降可能とするこ
    とを特徴とする天井収納装置。
JP1441392U 1992-02-15 1992-02-15 天井収納装置 Withdrawn JPH0612638U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1441392U JPH0612638U (ja) 1992-02-15 1992-02-15 天井収納装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1441392U JPH0612638U (ja) 1992-02-15 1992-02-15 天井収納装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0612638U true JPH0612638U (ja) 1994-02-18

Family

ID=11860354

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1441392U Withdrawn JPH0612638U (ja) 1992-02-15 1992-02-15 天井収納装置

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JP (1) JPH0612638U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007070101A (ja) * 2005-09-09 2007-03-22 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 天井裏収納装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007070101A (ja) * 2005-09-09 2007-03-22 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 天井裏収納装置

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Legal Events

Date Code Title Description
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19960606