JPH06126243A - 撥水性被膜を基体に形成する方法 - Google Patents

撥水性被膜を基体に形成する方法

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JPH06126243A
JPH06126243A JP4275592A JP27559292A JPH06126243A JP H06126243 A JPH06126243 A JP H06126243A JP 4275592 A JP4275592 A JP 4275592A JP 27559292 A JP27559292 A JP 27559292A JP H06126243 A JPH06126243 A JP H06126243A
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JP
Japan
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water
silicon
coating
coating film
repellent coating
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Application number
JP4275592A
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English (en)
Inventor
Atsunori Matsuda
厚範 松田
Ayako Soejima
亜矢子 副島
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Nippon Sheet Glass Co Ltd
Original Assignee
Nippon Sheet Glass Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】腐食防止および汚れ防止の機能を持ち、水滴の
転落角が小さい撥水性被膜を基体上に形成する方法を提
供する。 【構成】モノシラン化合物としてメチルトリエトキシシ
ラン1モルに対してテトラエトキシシラン0〜1.5モ
ルの割合で含む塗布溶液を用いて基体上に塗布膜を形成
し、その塗布膜を加熱することによりメチル基が珪素に
直接化学結合し、かつ、前記珪素と酸素とが交互に結合
した化学結合を骨格とする架橋型珪素樹脂からなる撥水
性被膜を基体に形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、腐食防止および汚れ防
止の機能を持つ撥水性膜を基体上に形成する方法に関
し、とりわけ水滴の転落角が小さい撥水性被膜を基体上
に形成する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】有機シラン化合物としてその全部または
一部にジメチルジエトキシシランや、ジメチルジクロル
シランのような二官能性シラン化合物を用い、この化合
物の加水分解・縮重合物を含む溶液を基板上に塗布し、
その後塗布膜を加熱して、Siー0結合を骨格とするメ
チルシリコーンからなる撥水性被膜を基体上に形成する
ことが知られている。また、テトラエトキシシランを含
む溶液にポリエチレングリコールのような有機高分子物
質を加え、この溶液を基板上に塗布した塗布膜とし、そ
の後焼成により多孔質の酸化珪素の被膜とし、さらにフ
ルオロアルキルトリアルコキシシランを含む溶液を多孔
質酸化珪素被膜の空孔に含浸させ、それを高温で焼成し
て撥水性被膜とすることが、第32回ガラスおよびフオ
トニクス材料討論会講演予稿集(1991年)147〜
148頁に開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術により得られる撥水性被膜は、水滴の撥水性被膜
に対する接触角が大きいが、被膜の上の水滴が転がり始
める基体の傾斜角度(転落角と定義する)が大きいとい
う問題点があった。窓ガラスなどの基体の上に存在する
水滴が自然落下して、ガラス表面上に水滴が付着しない
ようにするには、水滴の接触角が大きいことと同時に転
落角が小さいことが重要である。本発明は、上記水滴の
接触角が大きくかつ転落角が小さい撥水性被膜を基体上
に形成する方法を提供するのを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、有機シラン化
合物としてメチルトリアルコキシシランとテトラアルコ
キシシランをモル比でメチルトリアルコキシシラン1に
対してテトラアルコキシシラン0〜1.5の割合で含む
塗布溶液を用いて基体上に塗布膜を形成し、前記塗布膜
を加熱することによりメチル基が珪素に直接化学結合
し、かつ、前記珪素と酸素とが交互に結合した化学結合
を骨格とする架橋型珪素樹脂からなる撥水性被膜を基体
に形成する方法である。
【0005】本発明に用いることができるメチルトリア
ルコキシシラン(CH3Si(OR)3、R:アルキル
基)としては、CH3Si(OCH33、CH3Si(O
253、CH3Si(OC493等が例示でき、テ
トラアルコキシシラン(Si(OR)4、R:アルキル
基)としては、Si(OCH34、Si(OC254
Si(OC494等が例示できる。
【0006】また、得られる撥水性被膜の水滴の接触角
を大きく低下させること無く、転落角を小さくするに
は、前記メチルトリアルコキシシラン1モルに対して前
記テトラアルコキシシランをO.25〜1.5の割合で
調合して含ませることが好ましい。
【0007】本発明にかかる塗布溶液は、前記シラン化
合物をエタノール、イソポロピルアルコールなどの水溶
性有機溶媒や水等により希釈した溶液とし、適時塩酸等
の加水分解触媒が添加される。そしてこの塗布溶液を基
体に塗布し、基体上に形成された塗布膜を加熱して、メ
チル基が珪素に直接化学結合し、かつ、前記珪素と酸素
とが交互に結合した化学結合を骨格とする架橋型珪素樹
脂からなる撥水性被膜とする。加熱温度は、150℃以
上とすることが被膜の耐アルカリ性などの化学適耐久性
を得る上で好ましく、500℃以下とすることがメチル
基と珪素の化学結合を損なうことなく基体に被膜を強固
に付着させる上で好ましい。300〜400℃の範囲内
で加熱することは、約90°の接触角を有しかつ小さい
転落角を有する撥水性被膜とする上で好ましい。
【0008】本発明により得られる撥水性被膜中の珪素
は、1個のメチル基と三個の酸素原子とに直接結合して
いる珪素と4つの酸素原子と直接結合している珪素とが
ある。1個のメチル基と直接結合している珪素の珪素全
体に対する割合は、用いる塗布溶液のメチルトリアルコ
キシシランとテトラアルコキシシランの割合により決ま
り、メチルトリアルコキシシラン1モルに対してテトラ
アルコキシシランを0モルから1.5モルと増加させる
に従い、1から0.4に減少する。
【0009】本発明の撥水性被膜の厚みは、20μm以
下にすることが被膜の剥離やひび割れを防ぐ上で好まし
い。また本発明の撥水性被膜を形成するのに適した基体
としては、ガラス、セラミックス、金属、プラスチック
等任意の基体が例示できる。特に自動車の窓ガラスやフ
エンダーミラーに本発明の方法を用いた撥水性被膜を被
覆すると雨中走行時の視界が確保できる。
【0010】
【作用】本発明により得られる撥水性被膜は、塗布溶液
内の出発原料の有機シラン化合物を選ぶことにより、珪
素原子に直接化学結合しているメチル基の数を1個のみ
とし、前記1個のメチル基に直接化学結合している珪素
の被膜中の珪素全体に対する割合が0.4〜1である架
橋型珪素樹脂としたので、水滴に対して接触角が大きく
かつ転落角が小さい撥水特性を有する。
【0011】
【実施例】本発明を実施例に基づいて以下に詳細に述べ
る。図1は本発明により得られた撥水性ガラス1の一部
断面図で、ガラス基体2の表面に撥水性被膜3が形成さ
れている。
【0012】実施例1 メチルトリエトキシシラン(CH3Si(OC253
0.05モルを秤量し、これに0.2モルのエタノールと
0.2モルの水(0.1重量%の塩酸を含む)を加え、室
温で30分間攪拌した。ここで塩酸(HCl)のメチル
トリエトキシシランに対するモル比は、0.002であ
る。その後エタノールをさらに0.2モル加えて5分間
攪拌したものを塗布溶液1とした。塗布溶液1にソーダ
石灰ガラス基板(5cm×4cm)を浸漬し、引き上げ
ることにより被膜(膜厚470nm)を形成した。得ら
れた被膜付ガラス基板を室温から500℃まで100℃
毎に30分間保持して熱処理を行い撥水性能の評価を行
った。撥水性被膜に対する水滴の接触角と転落角の熱処
理温度依存性を図2に示す。この被膜は、300〜40
0℃の熱処理温度範囲において95゜程度の高い接触角
と10〜12゜の小さい転落角を示した。特に上記転落
角は比較例では達成することのできない小さく、優れた
特性であった。撥水性被膜の構造を赤外吸収スペクトル
法により測定した。メチル基に関する吸収ピークとして
は波数1275cmー1におけるSiーCH3の吸収ピー
クのみが認められ、珪素に直接結合しているメチル基の
数は1個であり、またメチル基に直接化学結合している
珪素の被膜中の珪素全体に対する割合は1であることが
判明した。
【0013】実施例2 メチルトリエトキシシラン(CH3Si(OC253
0.04モルとテトラエトキシシラン(Si(OC
254)0.01を秤量し混合した。これに0.2モル
のエタノールと0.2モルの水(0.1重量%の塩酸(H
Cl)を含む)を加え、室温で30分間攪拌した。その
後エタノールをさらに0.2モル加えて5分間攪拌した
ものを塗布溶液2とした。塗布溶液2にソーダ石灰ガラ
ス基板(5cm×4cm)を浸漬し、引き上げることに
より撥水性被膜(膜厚430nm)を形成した。得られ
た被膜付ガラス基板を実施例1同様、室温から500℃
まで100℃毎に30分間保持して熱処理を行い撥水性
能の評価を行った。撥水性被膜に対する水滴の接触角と
転落角の熱処理温度依存性を図3に示す。この被膜は、
300〜400℃の熱処理温度範囲において約92゜の
大きい接触角と約10゜の小さい転落角を示した。特に
上記転落角は比較例では得ることのできない優れた特性
であった。撥水性被膜の構造を赤外吸収スペクトル法に
より測定した。メチル基に関する吸収ピークとしては波
数1275cmー1におけるSiーCH3の吸収ピークの
みが認められ、珪素に直接結合しているメチル基の数は
1個であり、またメチル基に直接化学結合している珪素
の被膜中の珪素全体に対する割合は0.8であることが
判明した。
【0014】実施例3 メチルトリエトキシシラン(CH3Si(OC253
0.03モルとテトラエトキシシラン(Si(OC
254)0.02を秤量し均一に混合した。これに0.
2モルのエタノールと0.2モルの水(0.1重量%の塩
酸(HCl)を含む)を加え、室温で30分間攪拌し
た。その後エタノールをさらに0.2モル加えて5分間
攪拌したものを塗布溶液3とした。塗布溶液3にソーダ
石灰ガラス基板(5cm×4cm)を浸漬し、引き上げ
ることにより被膜(膜厚365nm)を形成した。得ら
れた被膜付ガラス基板を実施例1と同様、室温から50
0℃まで100℃毎に30分間保持して熱処理を行い撥
水性能の評価を行った。この被膜に対する水滴の接触角
と転落角の熱処理温度依存性を図4に示す。この被膜
は、300〜400℃の熱処理温度範囲において約91
゜の大きい接触角と8〜9゜の小さい低い転落角を示し
た。特に上記転落角は従来技術では達成することのでき
ない優れた特性であった。撥水性被膜の構造を赤外吸収
スペクトル法により測定した。メチル基に関する吸収ピ
ークとしては波数1275cmー1におけるSiーCH3
の吸収ピークのみが認められ、珪素に直接結合している
メチル基の数は1個であり、またメチル基に直接化学結
合している珪素の被膜中の珪素全体に対する割合は0.
6であることが判明した。
【0015】実施例4 メチルトリエトキシシラン(CH3Si(OC253
0.02モルとテトラエトキシシラン(Si(OC
254)0.03を秤量し混合した。これに0.2モル
のエタノールと0.2モルの水(0.1重量%の塩酸(H
Cl)を含む)を加え、室温で30分間攪拌した。その
後エタノールをさらに0.2モル加えて5分間攪拌した
ものを塗布溶液4とした。塗布溶液4にソーダ石灰ガラ
ス基板(5cm×4cm)を浸漬し、引き上げることに
より被膜(340nm)を形成した。得られた被膜付ガ
ラス基板を実施例1同様、室温から500℃まで100
℃毎に30分間保持して熱処理を行い撥水性能の評価を
行った。本被膜に対する水の接触角と転落角の熱処理温
度依存性を図5に示す。この撥水性被膜は、300〜4
00℃の熱処理温度範囲において84〜90゜の大きい
接触角と8〜13゜の小さい転落角を示した。特に上記
小さい転落角は比較例では得ることのできない優れた特
性であった。撥水性被膜の構造を赤外吸収スペクトル法
により測定した。メチル基に関する吸収ピークとしては
波数1275cmー1におけるSiーCH3の吸収ピーク
のみが認められ、珪素に直接結合しているメチル基の数
は1個であり、またメチル基に直接化学結合している珪
素の被膜中の珪素全体に対する割合は0.4であること
が判明した。
【0016】比較例1 メチルトリエトキシシラン(CH3Si(OC253
0.01モルとテトラエトキシシラン(Si(OC
254)0.04モルを秤量し混合した。これに0. 2
モルのエタノールと0.2モルの水(0.1重量%の塩酸
(HCl)を含む)を加え、室温で30分間攪拌した。
その後エタノールをさらに0.2モル加えて5分間攪拌
したものを塗布溶液5とした。塗布溶液5にソーダ石灰
ガラス基板(5cm×4cm)を浸漬し、引き上げるこ
とにより被膜を形成した。得られた被膜付ガラス基板を
実施例1同様、室温から500℃まで100℃毎に30
分間保持して熱処理を行い撥水性能の評価を行った。こ
の被膜に対する水滴の接触角は、70゜程度で、転落角
は10゜程度であった。この被膜の撥水特性は、上記実
施例1〜4に比較して、転落角はほぼ同じであったが、
接触角は劣るものであった。この撥水性被膜の構造を赤
外吸収スペクトル法により測定した。メチル基に関する
吸収ピークとしては波数1275cmー1におけるSiー
CH3の吸収ピークのみが認められ、珪素に直接結合し
ているメチル基の数は1個であり、またメチル基に直接
化学結合している珪素の被膜中の珪素全体に対する割合
は0.2であることが判明した。
【0017】比較例2 ジメチルジエトキシシラン((CH32Si(OC
252)0.02モルとテトラエトキシシラン(Si
(OC254)0.03を秤量し混合した。これに0.
2モルのエタノールと0.2モルの水(0.1重量%の塩
酸(HCl)を含む)を加え、室温で30分間攪拌し
た。その後エタノールをさらに0.2モル加えて5分間
攪拌したものを塗布溶液6とした。塗布溶液6にソーダ
石灰ガラス基板(5cm×4cm)を浸漬し、引き上げ
ることにより被膜を形成した。得られた被膜付ガラス基
板を実施例1と同様、室温から500℃まで100℃毎
に30分間保持して熱処理を行い撥水性能の評価を行っ
た。この被膜に対する水滴の接触角は、約90゜で転落
角は約20゜であった。上記実施例1〜4に比較して接
触角は同程度であったが、転落角は大きな値であった。
この撥水性被膜の構造を赤外吸収スペクトル法により測
定した。メチル基に関する吸収ピークとしては波数12
75cmー1のSiーCH3に帰属するピーク以外に85
0cmー1にSiー(CH32に帰属する吸収ピークが認
められ、珪素に直接結合しているメチル基の数は2個で
あり、またメチル基に直接化学結合している珪素の被膜
中の珪素全体に対する割合は0.8であることが判明し
た。
【0018】上記実施例および比較例から、本発明によ
り得られる撥水性被膜は、珪素に直接結合しているメチ
ル基の数は1個であり、またメチル基に直接化学結合し
ている珪素の被膜中の珪素全体に対する割合が0.2〜
1とすることにより、水滴に対して約90゜以上の接触
角と約10゜の転落角を有する撥水性被膜を基体上に被
覆することができることが分かる。。
【0019】
【発明の効果】本発明により、水滴に対して大きい接触
角でかつ小さい転落角を有する撥水性被膜を基体上に被
形成ることができる。本発明により得られる撥水性被膜
をたとえば自動車の窓ガラスやフエンダーミラーに被覆
することにより、汚れ難くかつ雨滴がガラス面に付着す
ることなく落下するガラス表面を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明により得られる基体の一実施例の一部断
面図である。
【図2】実施例1の撥水性被膜の撥水特性の熱処理温度
依存性を示す図である。
【図3】実施例2の撥水性被膜の撥水特性の熱処理温度
依存性を示す図である。
【図4】実施例3の撥水性被膜の撥水特性の熱処理温度
依存性を示す図である。
【図5】実施例4の撥水性被膜の撥水特性の熱処理温度
依存性を示す図である。
【符号の説明】
1・・・撥水性ガラス、2・・・ガラス板、3・・・撥
水性被膜

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】有機シラン化合物としてメチルトリアルコ
    キシシランとテトラアルコキシシランをモル比でメチル
    トリアルコキシシラン1に対してテトラアルコキシシラ
    ン0〜1.5の割合で含む塗布溶液を用いて基体上に塗
    布膜を形成し、前記塗布膜を加熱することによりメチル
    基が珪素に直接化学結合し、かつ、前記珪素と酸素とが
    交互に結合した化学結合を骨格とする架橋型珪素樹脂か
    らなる撥水性被膜を基体に形成する方法。
  2. 【請求項2】前記メチルトリアルコキシシラン1モルに
    対して前記テトラアルコキシシランをO.25〜1.5
    の割合で含ませたことを特徴とする請求項1に記載の撥
    水性被膜を基体に形成する方法。
  3. 【請求項3】前記加熱を300〜400℃の範囲内で行
    うことを特徴とする請求項1または2に記載の撥水性被
    膜を基体に形成する方法
JP4275592A 1992-10-14 1992-10-14 撥水性被膜を基体に形成する方法 Pending JPH06126243A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014173068A (ja) * 2013-03-12 2014-09-22 Nof Corp はっ水/はつ油フィルム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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