JPH06125903A - 血圧測定機能を有した超音波血流計 - Google Patents
血圧測定機能を有した超音波血流計Info
- Publication number
- JPH06125903A JPH06125903A JP28143492A JP28143492A JPH06125903A JP H06125903 A JPH06125903 A JP H06125903A JP 28143492 A JP28143492 A JP 28143492A JP 28143492 A JP28143492 A JP 28143492A JP H06125903 A JPH06125903 A JP H06125903A
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- blood flow
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Abstract
(57)【要約】
【目的】超音波を用いて最高血圧を正確に測定できるよ
うにする。 【構成】超音波を血管に照射して血流を血流信号に変換
する超音波プローブ20と、変換された血流信号をオー
ディオ信号として出力したり血流速として表示したりす
る処理機能をもった内部にCPU48を有する血流計本
体40と、この血流計本体40に接続されるカフ60と
を有する。血流計本体40にはカフ60に対する加減圧
用ポンプ62と、カフ圧を計測する圧力センサ65がそ
れぞれ内蔵され、カフ圧の減圧直後における血流信号を
計測して得た最高血圧をLCD50上に表示する。血流
信号そのものを観測して血圧を測定するものであるから
測定者による測定値のばらつきが全くなく、正確に最高
血圧を測定できる。
うにする。 【構成】超音波を血管に照射して血流を血流信号に変換
する超音波プローブ20と、変換された血流信号をオー
ディオ信号として出力したり血流速として表示したりす
る処理機能をもった内部にCPU48を有する血流計本
体40と、この血流計本体40に接続されるカフ60と
を有する。血流計本体40にはカフ60に対する加減圧
用ポンプ62と、カフ圧を計測する圧力センサ65がそ
れぞれ内蔵され、カフ圧の減圧直後における血流信号を
計測して得た最高血圧をLCD50上に表示する。血流
信号そのものを観測して血圧を測定するものであるから
測定者による測定値のばらつきが全くなく、正確に最高
血圧を測定できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、超音波を使用して最
高血圧を正確に測定できるようにした血圧測定機能を有
する超音波血流計に関する。
高血圧を正確に測定できるようにした血圧測定機能を有
する超音波血流計に関する。
【0002】
【従来の技術】人の血圧を測定する一般的な方法は、カ
フ帯と水銀柱を使用したコロトコフ音法や脈圧変化法が
ある。例えばコロトコフ音法は周知のように上腕部にカ
フ帯を巻き付けてカフ圧を加減圧することによって血流
の流れ始めと停止時の血流音を聞きながら最高血圧と最
低血圧を測定している。
フ帯と水銀柱を使用したコロトコフ音法や脈圧変化法が
ある。例えばコロトコフ音法は周知のように上腕部にカ
フ帯を巻き付けてカフ圧を加減圧することによって血流
の流れ始めと停止時の血流音を聞きながら最高血圧と最
低血圧を測定している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の血圧
測定は血流の流れ具合いを聞きながら間接的に血圧を測
定している関係で、血圧を測定する看護婦や医師によっ
て血圧測定値にばらつきがあり、血圧を正確に測定する
ことができない。
測定は血流の流れ具合いを聞きながら間接的に血圧を測
定している関係で、血圧を測定する看護婦や医師によっ
て血圧測定値にばらつきがあり、血圧を正確に測定する
ことができない。
【0004】一方、現代の医療機器の中には超音波を利
用することによって血流波形を始めとして血流速などを
正確に計測できる技術が確立されている。
用することによって血流波形を始めとして血流速などを
正確に計測できる技術が確立されている。
【0005】そこで、この発明は超音波を利用した医療
技術を巧みに利用して上述した血圧測定のばらつきを解
決したものであって、特に最高血圧を正確に測定できる
ようにした血圧測定機能を有する超音波血流計を提案す
るものである。
技術を巧みに利用して上述した血圧測定のばらつきを解
決したものであって、特に最高血圧を正確に測定できる
ようにした血圧測定機能を有する超音波血流計を提案す
るものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めこの発明においては、超音波を血管に照射して血流を
血流信号に変換する超音波プローブと、変換された血流
信号をオーディオ信号として出力したり血流速として表
示したりする処理機能をもった内部にCPUを有する血
流計本体と、この血流計本体に接続されるカフとを有
し、上記血流計本体には上記カフに対する加減圧用ポン
プと、カフ圧を計測する圧力センサがそれぞれ内蔵さ
れ、カフ圧の減圧直後における上記血流信号を計測して
最高血圧を測定表示するようにしたことを特徴とするも
のである。
めこの発明においては、超音波を血管に照射して血流を
血流信号に変換する超音波プローブと、変換された血流
信号をオーディオ信号として出力したり血流速として表
示したりする処理機能をもった内部にCPUを有する血
流計本体と、この血流計本体に接続されるカフとを有
し、上記血流計本体には上記カフに対する加減圧用ポン
プと、カフ圧を計測する圧力センサがそれぞれ内蔵さ
れ、カフ圧の減圧直後における上記血流信号を計測して
最高血圧を測定表示するようにしたことを特徴とするも
のである。
【0007】
【作用】図1に示す超音波血流計10において、送波振
動子23より血管に向けて照射された超音波パルスは、
血流により変調されたドップラー信号となって反射し、
これが受波振動子24によって受波され、受波された血
流信号は波形処理などを経てスピーカ44で音声信号と
なって聞こえるようになされる。血流信号はCPU48
にも供給され、ここで血流速(流速cm/sec)が算出
されてLCD50上に表示される。
動子23より血管に向けて照射された超音波パルスは、
血流により変調されたドップラー信号となって反射し、
これが受波振動子24によって受波され、受波された血
流信号は波形処理などを経てスピーカ44で音声信号と
なって聞こえるようになされる。血流信号はCPU48
にも供給され、ここで血流速(流速cm/sec)が算出
されてLCD50上に表示される。
【0008】血圧測定時はカフ帯61を加圧し血流が停
止してから減圧する。カフ圧の加減圧に応じて血流信号
も図5のように変化する。減圧してから最初に血液が流
れる時点でのカフ圧が測定者の最高血圧である。カフ圧
は圧力センサ65によって検出され、これがCPU48
を経てLCD50上に表示される。したがって、最高血
圧を精度よく測定でき、血流信号を直接監視して血圧値
を測定するものであるから測定値のばらつきもない。
止してから減圧する。カフ圧の加減圧に応じて血流信号
も図5のように変化する。減圧してから最初に血液が流
れる時点でのカフ圧が測定者の最高血圧である。カフ圧
は圧力センサ65によって検出され、これがCPU48
を経てLCD50上に表示される。したがって、最高血
圧を精度よく測定でき、血流信号を直接監視して血圧値
を測定するものであるから測定値のばらつきもない。
【0009】
【実施例】続いて、この発明に係る血圧測定機能を有し
た超音波血流計の一例を図面を参照して詳細に説明す
る。
た超音波血流計の一例を図面を参照して詳細に説明す
る。
【0010】図1に示すように、この発明に係る超音波
血流計10は、超音波を血管に照射して血流を血流信号
に変換する超音波プローブ20と、変換された血流信号
をオーディオ信号として出力したり血流速として表示し
たりする処理機能をもった内部にCPU48を有する血
流計本体40と、この血流計本体40に接続されるカフ
60とで構成される。個々の構成の具体例を次に説明す
る。
血流計10は、超音波を血管に照射して血流を血流信号
に変換する超音波プローブ20と、変換された血流信号
をオーディオ信号として出力したり血流速として表示し
たりする処理機能をもった内部にCPU48を有する血
流計本体40と、この血流計本体40に接続されるカフ
60とで構成される。個々の構成の具体例を次に説明す
る。
【0011】超音波プローブ20は図2のようなペンシ
ル型に構成され、その柱状握持部30の先端部31が超
音波照射部として構成される。28は超音波照射用のス
イッチである。
ル型に構成され、その柱状握持部30の先端部31が超
音波照射部として構成される。28は超音波照射用のス
イッチである。
【0012】図1において、超音波プローブ20には所
定周波数(2〜10MHz程度)を発振する発振器21
を有し、その出力が送信部22で所定レベルまで増幅さ
れたのち送波振動子23に供給されてこれが励起され
る。送波振動子23からの超音波信号(連続波信号、パ
ルス信号若しくはバースト信号)が体表面に向けて照射
される。
定周波数(2〜10MHz程度)を発振する発振器21
を有し、その出力が送信部22で所定レベルまで増幅さ
れたのち送波振動子23に供給されてこれが励起され
る。送波振動子23からの超音波信号(連続波信号、パ
ルス信号若しくはバースト信号)が体表面に向けて照射
される。
【0013】超音波信号は血管に当たると反射される
が、この超音波信号は血管内を流れる血流によって変調
されたドップラー信号となる。ドップラー効果を受けた
超音波信号は受波振動子24によって受波され、受波さ
れた信号は受信部25で電気信号(受波信号)に変換さ
れる。
が、この超音波信号は血管内を流れる血流によって変調
されたドップラー信号となる。ドップラー効果を受けた
超音波信号は受波振動子24によって受波され、受波さ
れた信号は受信部25で電気信号(受波信号)に変換さ
れる。
【0014】受波信号は位相検波器26において発振器
21から供給された発振信号と同相および90°移相さ
れた信号によってそれぞれ位相検波されて音声帯域のオ
ーディオ信号(音声信号)となる。位相検波後の受波信
号としては図3のように血管32への超音波照射方向に
よって決まる順流を示す受波信号と、これとは反対の逆
流を示す受波信号の2つの受波信号が存在する。受波信
号の一例を図4に示す。
21から供給された発振信号と同相および90°移相さ
れた信号によってそれぞれ位相検波されて音声帯域のオ
ーディオ信号(音声信号)となる。位相検波後の受波信
号としては図3のように血管32への超音波照射方向に
よって決まる順流を示す受波信号と、これとは反対の逆
流を示す受波信号の2つの受波信号が存在する。受波信
号の一例を図4に示す。
【0015】スイッチ28は後述するプリンタ52に対
するプリントモードのスタート・ストップスイッチであ
る。
するプリントモードのスタート・ストップスイッチであ
る。
【0016】受波信号は出力調整回路27でその出力レ
ベルなどが調整されたのち血流計本体40に供給され
る。まず、受波信号は帯域通過制限機能を持った増幅器
41においてノイズ成分などの不要成分が除去されると
共に所定レベルまで増幅される。その後この例では順流
を示す受波信号がボリューム42でレベル調整されたの
ち、パワーアンプ43を経てスピーカ44若しくはヘッ
ドホン端子45に供給される。このように受波信号が音
声信号としてスピーカ44などに供給されるので、血流
音を聴覚的に確認できる。
ベルなどが調整されたのち血流計本体40に供給され
る。まず、受波信号は帯域通過制限機能を持った増幅器
41においてノイズ成分などの不要成分が除去されると
共に所定レベルまで増幅される。その後この例では順流
を示す受波信号がボリューム42でレベル調整されたの
ち、パワーアンプ43を経てスピーカ44若しくはヘッ
ドホン端子45に供給される。このように受波信号が音
声信号としてスピーカ44などに供給されるので、血流
音を聴覚的に確認できる。
【0017】増幅器41の出力である順流および逆流お
よび各受波信号はそれぞれ位相分離器47に供給されて
順流若しくは逆流の受波信号のみが検出されてCPU4
8に入力する。
よび各受波信号はそれぞれ位相分離器47に供給されて
順流若しくは逆流の受波信号のみが検出されてCPU4
8に入力する。
【0018】CPU48では入力した受波信号から血流
速を算出してその値がLCD50上に表示され、また必
要に応じてLEDなどを使用したバーグラフ駆動回路5
1に供給されて受波信号のレベルがバーグラフ表示され
る。
速を算出してその値がLCD50上に表示され、また必
要に応じてLEDなどを使用したバーグラフ駆動回路5
1に供給されて受波信号のレベルがバーグラフ表示され
る。
【0019】CPU48にはメモリ49が設けられ、所
定期間にわたる受波信号などがここに蓄積される。蓄積
された受波信号若しくはCPU48に入力したリアルタ
イムの受波信号や血流速、その他必要な情報はプリンタ
52を用いてプリントアウトすることができる。70は
血流計を操作するに必要な各種のスイッチである。
定期間にわたる受波信号などがここに蓄積される。蓄積
された受波信号若しくはCPU48に入力したリアルタ
イムの受波信号や血流速、その他必要な情報はプリンタ
52を用いてプリントアウトすることができる。70は
血流計を操作するに必要な各種のスイッチである。
【0020】血流計本体40にはさらにカフ60に対す
る駆動手段が内蔵されている。駆動手段としてはカフ帯
61に対する加圧用ポンプ62であり、空気抜取り手段
63である。64は減圧時の単位時間当たりの減圧量
(mmHg/sec)を調整するための減圧調整手段で、
手動調整用の摘みが取り付けられている。カフ帯61に
はカフ圧を計測する圧センサ65が取り付けられ、セン
サ出力はCPU48に取り込まれて最高血圧算出用に使
用される。66はコネクタである。
る駆動手段が内蔵されている。駆動手段としてはカフ帯
61に対する加圧用ポンプ62であり、空気抜取り手段
63である。64は減圧時の単位時間当たりの減圧量
(mmHg/sec)を調整するための減圧調整手段で、
手動調整用の摘みが取り付けられている。カフ帯61に
はカフ圧を計測する圧センサ65が取り付けられ、セン
サ出力はCPU48に取り込まれて最高血圧算出用に使
用される。66はコネクタである。
【0021】血圧測定時カフ帯61はコロトコフ音法と
同じく上腕部に巻き付けられ、CPU48の介在のもと
で測定が進められる。図5は血圧測定時の血流信号とカ
フ圧との関係を示すもので、加圧する前は血流信号のピ
ーク値はほぼ一定の値を示している。加圧ポンプ61が
動作してカフ圧が高められるにつれて血管が圧迫される
からそれに伴って血流信号の振幅レベルが次第に小さく
なり、ついには血流が流れなくなってゼロとなる。
同じく上腕部に巻き付けられ、CPU48の介在のもと
で測定が進められる。図5は血圧測定時の血流信号とカ
フ圧との関係を示すもので、加圧する前は血流信号のピ
ーク値はほぼ一定の値を示している。加圧ポンプ61が
動作してカフ圧が高められるにつれて血管が圧迫される
からそれに伴って血流信号の振幅レベルが次第に小さく
なり、ついには血流が流れなくなってゼロとなる。
【0022】血流が停止してからもしばらくの間例えば
カフ圧が20mmHg増加するまで加圧し、その後減圧
工程に移る。減圧はできるだけ緩やかに行われる。減圧
がある程度のところまで行くと、血管への圧迫が少し解
けるから血流は少しずつ流れ始める。流れ始めた血流の
レベルが所定の検出レベルを越えたときのカフ帯61へ
のカフ圧がCPU48で読み取られてこれが最高血圧と
してLCD50上に表示される。
カフ圧が20mmHg増加するまで加圧し、その後減圧
工程に移る。減圧はできるだけ緩やかに行われる。減圧
がある程度のところまで行くと、血管への圧迫が少し解
けるから血流は少しずつ流れ始める。流れ始めた血流の
レベルが所定の検出レベルを越えたときのカフ帯61へ
のカフ圧がCPU48で読み取られてこれが最高血圧と
してLCD50上に表示される。
【0023】最高血圧値の読み取りが終了してから所定
の時間(3秒位)が経つまではこの減圧処理が行われ、
所定時間経過と共に空気抜きが行われ、カフ帯61内の
空気がなくなるまで空気の抜取り処理が行われる。
の時間(3秒位)が経つまではこの減圧処理が行われ、
所定時間経過と共に空気抜きが行われ、カフ帯61内の
空気がなくなるまで空気の抜取り処理が行われる。
【0024】血流の検出レベルは最初に流れる血流を捕
らえることができる程度のレベルに設定されるが、この
レベルを余り低く設定すると今度は血流信号中に含まれ
るノイズまでも血流信号として検出する虞れがあるか
ら、その値は実験を繰り返して得られたデータや経験則
に基づいて定められることになる。
らえることができる程度のレベルに設定されるが、この
レベルを余り低く設定すると今度は血流信号中に含まれ
るノイズまでも血流信号として検出する虞れがあるか
ら、その値は実験を繰り返して得られたデータや経験則
に基づいて定められることになる。
【0025】このような血圧測定を実現するためのCP
U48に設けられた制御プログラムの一例を図6を参照
して説明する。
U48に設けられた制御プログラムの一例を図6を参照
して説明する。
【0026】図6のフローチャートにあって、血圧測定
のための準備が整ったら血流波形が安定するのを待って
加圧を開始する(ステップ81,82)。血流波形が安
定したかどうかは血流音を監視すれば判る。加圧しなが
ら流速波形を測定し流速が停止するまで加圧を続ける
(ステップ83,84)。
のための準備が整ったら血流波形が安定するのを待って
加圧を開始する(ステップ81,82)。血流波形が安
定したかどうかは血流音を監視すれば判る。加圧しなが
ら流速波形を測定し流速が停止するまで加圧を続ける
(ステップ83,84)。
【0027】流速が停止したことが確認されると、流速
停止圧より例えば20mmHg増加するまでさらに加圧
し、規定加圧値でその加圧を停止する(ステップ85,
86)。その後減圧を開始しながら流速波形を観測し流
速再開を監視する(ステップ87,88,89)。
停止圧より例えば20mmHg増加するまでさらに加圧
し、規定加圧値でその加圧を停止する(ステップ85,
86)。その後減圧を開始しながら流速波形を観測し流
速再開を監視する(ステップ87,88,89)。
【0028】流速が再開したことを流速波形から検知し
たときのカフ圧が測定される(ステップ90)。この値
が最高血圧である。その後カフ圧が解除されるように空
気の抜取り処理が行われると共に、計測した最高血圧値
が表示される。血圧表示と同時にキー操作によって印字
処理などして血圧測定処理が終了する(ステップ91,
92)。
たときのカフ圧が測定される(ステップ90)。この値
が最高血圧である。その後カフ圧が解除されるように空
気の抜取り処理が行われると共に、計測した最高血圧値
が表示される。血圧表示と同時にキー操作によって印字
処理などして血圧測定処理が終了する(ステップ91,
92)。
【0029】
【発明の効果】以上のように、この発明に係る超音波血
流計では超音波プローブを使用して血流波形を測定でき
ると共に、カフを付加して最高血圧をも測定できるよう
にしたものである。
流計では超音波プローブを使用して血流波形を測定でき
ると共に、カフを付加して最高血圧をも測定できるよう
にしたものである。
【0030】最高血圧は血流信号の流れそのものを観測
しながら測定されるものであるから非常に正確で、測定
にばらつきがない。従来のような血圧測定方法では看護
婦などの血圧測定者の勘に一部頼るようなことが全くな
いので、患者の補助診断装置などに適用して極めて好適
であるばかりでなく一般用としても充分実用に供するも
のである。
しながら測定されるものであるから非常に正確で、測定
にばらつきがない。従来のような血圧測定方法では看護
婦などの血圧測定者の勘に一部頼るようなことが全くな
いので、患者の補助診断装置などに適用して極めて好適
であるばかりでなく一般用としても充分実用に供するも
のである。
【図1】この発明に係る血圧測定機能を有する超音波血
流計の一例を示す系統図である。
流計の一例を示す系統図である。
【図2】超音波プローブの概観図である。
【図3】血管と超音波プローブとの関係を示す図であ
る。
る。
【図4】血流信号の波形図である。
【図5】血圧測定時の血流信号とカフ圧との関係を示す
図である。
図である。
【図6】血圧測定時に使用されるフローチャートの図で
ある。
ある。
10 超音波血流計 20 超音波プローブ 23 送波振動子 24 受波振動子 40 血流計本体 50 LCD 60 カフ 61 カフ帯 62 ポンプ
Claims (1)
- 【請求項1】 超音波を血管に照射して血流を血流信号
に変換する超音波プローブと、 変換された血流信号をオーディオ信号として出力したり
血流速として表示したりする処理機能をもった内部にC
PUを有する血流計本体と、 この血流計本体に接続されるカフとを有し、 上記血流計本体には上記カフに対する加減圧用ポンプ
と、カフ圧を計測する圧力センサがそれぞれ内蔵され、 カフ圧の減圧直後における上記血流信号を計測して最高
血圧を測定表示するようにしたことを特徴とする血圧測
定機能を有した超音波血流計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28143492A JPH06125903A (ja) | 1992-10-20 | 1992-10-20 | 血圧測定機能を有した超音波血流計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28143492A JPH06125903A (ja) | 1992-10-20 | 1992-10-20 | 血圧測定機能を有した超音波血流計 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06125903A true JPH06125903A (ja) | 1994-05-10 |
Family
ID=17639117
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28143492A Pending JPH06125903A (ja) | 1992-10-20 | 1992-10-20 | 血圧測定機能を有した超音波血流計 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06125903A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58103110A (ja) * | 1981-12-16 | 1983-06-20 | Hanshin Electric Co Ltd | イグニションシステム用高圧変圧器 |
JP2014530642A (ja) * | 2011-07-28 | 2014-11-20 | コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェ | 動脈の閉塞/再開を検出するための方法及び装置並びに収縮期血圧を測定するためのシステム |
JP5701439B1 (ja) * | 2014-08-20 | 2015-04-15 | 医療法人 駿東育愛会 望星第一クリニック | 皮下診断装置及び血圧測定方法 |
JP2016501055A (ja) * | 2012-11-08 | 2016-01-18 | リ タイLe THAI | 改良された血圧モニタ及び方法 |
-
1992
- 1992-10-20 JP JP28143492A patent/JPH06125903A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58103110A (ja) * | 1981-12-16 | 1983-06-20 | Hanshin Electric Co Ltd | イグニションシステム用高圧変圧器 |
JP2014530642A (ja) * | 2011-07-28 | 2014-11-20 | コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェ | 動脈の閉塞/再開を検出するための方法及び装置並びに収縮期血圧を測定するためのシステム |
JP2016501055A (ja) * | 2012-11-08 | 2016-01-18 | リ タイLe THAI | 改良された血圧モニタ及び方法 |
JP5701439B1 (ja) * | 2014-08-20 | 2015-04-15 | 医療法人 駿東育愛会 望星第一クリニック | 皮下診断装置及び血圧測定方法 |
JP2016042903A (ja) * | 2014-08-20 | 2016-04-04 | 医療法人 駿東育愛会 望星第一クリニック | 皮下診断装置及び血圧測定方法 |
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