JPH08196638A - 最適脳波刺激器 - Google Patents

最適脳波刺激器

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Publication number
JPH08196638A
JPH08196638A JP7030279A JP3027995A JPH08196638A JP H08196638 A JPH08196638 A JP H08196638A JP 7030279 A JP7030279 A JP 7030279A JP 3027995 A JP3027995 A JP 3027995A JP H08196638 A JPH08196638 A JP H08196638A
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JP
Japan
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frequency
signal
low
electroencephalogram
oscillator
Prior art date
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Pending
Application number
JP7030279A
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English (en)
Inventor
Toshiharu Kumazawa
俊治 熊澤
Tatsumi Kushitani
辰巳 櫛谷
Norio Tada
憲男 多田
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Mitsubishi Precision Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Precision Co Ltd
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Publication date
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  • Measurement And Recording Of Electrical Phenomena And Electrical Characteristics Of The Living Body (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 好ビートの選択、設定を容易に行う。 【構成】 電極、フィルタを経た脳波電流はアンプで増
幅される。この信号はレベル表示器での目視又は最大レ
ベル探索手段で最大レベルが探索される。周波数掃引回
路で適当な範囲の周波数レベルを連続的に変化させる。
最大レベル探索手段を備える時、順次探索する毎に周波
数レベルを最適周波数レジスタに記憶する。可変周波数
発振器は周波数掃引回路又は最適周波数レジスタに記憶
している周波数レベルに対応した周波数により発振す
る。周波数掃引回路の周波数レベルで可変周波数発振器
の周波数が変化するとき、固定周波数発振器の信号との
差でビートが知覚される。好ビートの知覚で脳波信号が
最大レベルになり、最適周波数時の周波数レベルが得ら
れ、この時周波数掃引回路の周波数レベルを最適周波数
レジスタに記憶する。これにより最適周波数でビートを
知覚する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、脳波特にα波を聴覚を
介して知覚せしめ、脳の活性化を効果的に行わしめる場
合に、個人にとって好ましい脳波特にα波の周波数を、
容易に捕捉、認識、保持し、印加する最適脳波刺激器に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ビート周波数による脳波活性化の
ための器具が実用化され、例えば特公平2−22764
号公報記載のものがある。これは、約4乃至16ヘルツ
の周波数差を持つ二つの低周波電気信号を発生する発振
器及びそれら可聴域低周波電気信号を前記周波数差を有
するビート音を含む可聴音に変換する音響発生手段から
なるものである。このビート周波数の設定は操作者が自
ら手動ノブ(スイッチ)で操作し、低周波電気信号の発
振周波数を徐々に増減して行うものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術におい
て、手動ノブにより周波数を設定する方法では好ビート
を得るまで、何度もノブの操作をして行う必要があり、
好ビートの選択、設定が難しいという欠点があった。
【0004】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであり、自動的に周波数を掃引した低周波信号
を聴覚を介して脳に印加し、この状態で、脳波のα波信
号を検出して、レベルが適当になる例えば最大になる時
点での最適周波数を検出発生し、好ましいビート周波数
を的確に把握し、印加できるようにした最適脳波刺激
器、および検出した最適周波数を記憶しその周波数を持
つ低周波信号を発生することができる最適脳波刺激器を
提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明に係る最適脳波刺激器は、次のように構成す
る。
【0006】第1の発明は、異なる2つの周波数を持つ
第1および第2の低周波信号波を生成せしめ、各低周波
信号波を音響変換して両信号の差をビート信号として脳
に知覚せしめるため左右の耳に与える最適脳波刺激器に
おいて、脳波電流を検出する電極と、前記電極によって
検出された脳波電流信号中から所定の周波数範囲の信号
を抽出するフィルタ回路と、前記フィルタ回路出力を増
幅するアンプと、前記アンプ出力のレベルを表示するレ
ベル表示器と、第1の低周波信号発生のために一定範囲
にわたり周波数データを漸次変化せしめる周波数掃引回
路と、前記周波数掃引回路の周波数データの変化を停止
し固定するスイッチと、前記周波数掃引回路の周波数デ
ータに対応した周波数で発振する可変周波数発振器と、
前記可変周波数発振器が発振する周波数を表示する周波
数表示器と、第2の低周波信号として一定周波数で発振
する固定周波数発振器とを有する。
【0007】第2の発明は、異なる2つの周波数を持つ
第1および第2の低周波信号波を生成せしめ、各低周波
信号波を音響変換して両信号の差をビート信号として脳
に知覚せしめるため左右の耳に与える最適脳波刺激器に
おいて、脳波電流を検出する電極と、前記電極によって
検出された脳波電流信号中から所定の周波数範囲の信号
を抽出するフィルタ回路と、前記フィルタ回路出力を増
幅するアンプと、前記アンプ出力をディジタル信号に変
換するA/D変換器と、順次出力される前記A/D変換
器出力を比較して最大レベルを探索する最大レベル探索
手段と、第1の低周波信号発生のために一定範囲にわた
り周波数データを漸次変化せしめる周波数掃引回路と、
前記最大レベル探索手段が最大レベルを探索する毎に前
記周波数掃引回路の周波数データを記憶更新する最適周
波数レジスタと、前記周波数掃引回路または前記最適周
波数レジスタの周波数データのいずれかを選択するスイ
ッチと、前記スイッチにより選択された周波数データに
対応した周波数で発振する可変周波数発振器と、前記可
変周波数発振器が発振する周波数を表示する周波数表示
器と、第2の低周波信号として一定周波数で発振する固
定周波数発振器とを有する。
【0008】
【作用】第1の発明は次のように作用する。電極は脳波
電流を検出する。この電極によって検出された脳波電流
信号中には好ましい脳波周波数(例えばα波周波数)よ
りも高いもしくは低い周波数の不要信号を含むから、フ
ィルタ回路はかかる不要信号帯域を除去し所定の周波数
範囲の有用信号を抽出する。この信号はアンプで増幅さ
れ、そのレベルがレベル表示器で表示され、最大時のα
波の検出を認識することができる。周波数掃引回路は第
1の低周波信号に対応した適当な範囲の周波数データを
漸次変化させる。例えばその数値の大きさが三角形状と
なるように自動的に変化させる。可変周波数発振器は第
1の低周波信号を発生するものであり、周波数掃引回路
の周波数データに対応した周波数で発振する。固定周波
数発振器は第2の低周波信号として一定周波数信号を発
生するものである。これら第1および第2の低周波信号
は両耳に与えられ、両信号の差をビート信号として脳に
知覚せしめられる。第1の低周波信号は周波数掃引回路
の周波数データの変化に応じて掃引するから、ビート周
波数も変化する。ビート信号の周波数の変化により脳の
刺激される度合が変化する場合は、電極で検出されるα
波信号のレベルが変化し、その変化をレベル表示器で見
ることができる。レベル表示器が最大値を表示するとき
に、スイッチを操作して周波数掃引回路の周波数データ
の変化を停止し固定する。このスイッチ操作によりその
時点の周波数すなわち最適周波数を印加せしめることが
できる。このとき、周波数表示器は最適な第1の低周波
信号の周波数を表示している。
【0009】第2の発明は次のように作用する。電極は
脳波電流を検出する。この電極によって検出された脳波
電流信号中には好ましい脳波周波数(例えばα波周波
数)よりも高いもしくは低い周波数の不要信号を含むか
ら、フィルタ回路はかかる不要信号帯域を除去し所定の
周波数範囲の有用信号を抽出する。この信号はアンプで
増幅され、A/D変換器でディジタル信号に変換され
る。最大レベル探索手段は、前記A/D変換器から順次
出力されるディジタル信号を今までの最大レベルのディ
ジタル信号と比較して最大レベルを探索し、探索毎にト
リガを発生する。一方、周波数掃引回路は第1の低周波
信号に対応した適当な範囲の周波数データを漸次変化さ
せる。例えばその数値の大きさが三角形状となるように
自動的に変化させる。最適周波数レジスタは、最大レベ
ル探索手段が最大レベルを探索する毎に発生するトリガ
で前記周波数掃引回路の周波数データを記憶更新する。
可変周波数発振器は第1の低周波信号を発生するもので
あり、スイッチで選択された周波数掃引回路または最適
周波数レジスタのいずれかの周波数データに対応した周
波数で発振する。固定周波数発振器は第2の低周波信号
として一定周波数信号を発生するものである。これら第
1および第2の低周波信号は両耳に与えられ、両信号の
差をビート信号として脳に知覚せしめられる。スイッチ
が周波数掃引回路の周波数データを選択しているとき
は、第1の低周波信号は周波数掃引回路の周波数データ
の変化に応じて掃引するから、ビート周波数も変化す
る。ビート信号の周波数の変化により脳の刺激される度
合が変化する場合は、電極で検出されるα波信号のレベ
ルが変化し、その変化毎に周波数掃引回路の周波数デー
タを最適周波数レジスタに記憶更新する。従って、適当
時間経過後、スイッチを操作して最適周波数レジスタの
周波数データを選択して、最適のビート信号を知覚せし
めることができる。このとき、周波数表示器は最適な第
1の低周波信号の周波数を表示している。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図により説明する。
図1は第1の実施例を説明するブロック図である。図1
において、1は電極、2はアンプ、3はフィルタ、4は
アンプ、5はレベル表示器、6はゲイン調整機構、7は
スイッチ、8は周波数掃引回路、9は可変周波数発振
器、10は固定周波数発振器、11は周波数表示器、1
2,13はイヤホーンである。
【0011】電極1は使用者の頭部の皮膚に直接取り付
けられ、脳波電流を受信する。受信された脳波電流信号
はアンプ2により増幅され、フィルタ3により3〜14
Hzの周波数のみが抽出される。アンプ4とゲイン調整
機構6により脳波電流信号を適切レベルにし、レベル表
示器5に印加する。最適脳波刺激器の使用者はこのレベ
ル表示5の表示を見ることができる。
【0012】周波数掃引回路8は例えば141〜148
Hzの範囲にある周波数データを、例えば30秒周期で
その周波数データの数値変化が三角形状になるように順
次、徐々に変化させる。スイッチ7を操作することによ
りこの掃引を停止し、掃引途中のその時点における周波
数データに固定させることができる。可変周波数発振器
9は周波数掃引回路8が出力する周波数データに対応し
た周波数を発振する。
【0013】可変周波数発振器9は例えば基準パルスを
所定の設定値数だけカウントして分周するカウンタとそ
の出力の低周波成分を取出すフィルタからなり、設定値
数は周波数データを変換したした適当な値をとる。例え
ば、基準パルスを309.2kHz、発振周波数141
Hzのときの設定値は、基準パルスの周波数÷発振周波
数、即ち309200÷141=2193であり、かか
る設定値数だけ基準パルスをカウントすることにより分
周して141Hzを得る。即ち、予め、設定値数=基準
パルス周波数÷発振周波数、で定めておいて、この値で
分周する。
【0014】可変周波数発振器9の出力信号は音響変換
器例えばイヤホーン12に加えられ、音響変換されて使
用者の一方の耳に印加される。このとき、周波数表示器
11は周波数掃引回路8の出力の周波数データを受け
て、可変周波数発振器9が発振している第1の低周波信
号の周波数を表示する。固定周波数発振器10は第2の
低周波信号として例えば151Hzの低周波正弦波信号
を発生する。この出力を音響変換器例えばイヤホーン1
3で音響変換し、使用者の他方の耳に印加する。
【0015】この最適脳波刺激器の使用者は、頭部の皮
膚に電極1を取り付け、スイッチ7で可変周波数発振器
9を掃引状態に設定し、第1、第2の低周波信号を両耳
を介して脳に印加する。この状態で、使用者は、前記電
極1で検出した脳波のレベルをレベル表示器5により目
視で確認し、最も高いレベルが観測されたと判断したと
きにスイッチ7を操作し、可変周波数発振器9の周波数
変化を停止させ発振周波数を固定する。これにより、第
2の周波数と干渉してビート信号を発生させるに必要な
好ましい脳波の励起を促したと考えられる所定の周波数
範囲内の第1の周波数を把握し、以後この周波数を持続
的に印加することができる。このとき、周波数表示器1
1は最適な第1の低周波信号の周波数を表示しているか
らこれを見ることにより最適な周波数を知ることができ
る。
【0016】図2は第2の実施例を説明するブロック図
である。第2の実施例では図1の実施例の構成のうちレ
ベル表示器5に替ってA/D変換器19と、レベルレジ
スタ14と、コンパレータ15と、スイッチ18とを備
え、さらに最適周波数レジスタ16およびスイッチ17
が追加され、周波数表示器11はスイッチ17の固定
側、即ち可変周波数発振器9の入力側に接続される。レ
ベルレジスタ14、コンパレータ15で最大レベル探索
手段20を構成する。スイッチ7は必要により備える。
他は図1と同様である。
【0017】図2に示す第2の実施例では、図1と同様
に、電極1、アンプ2、フィルタ3、アンプ4によって
脳波電流信号を検出する。本実施例では検出された脳波
信号をA/D変換器19でディジタル信号に変換し、こ
の出力信号をコンパレータ15の一方の入力端子Aとレ
ベルレジスタ14に加える。レベルレジスタ14はその
入力端子に加えられた信号を、後述するようにそのLD
端子へ信号が印加されるとき記憶する。コンパレータ1
5は一方の入力端子Aに加えられたA/D変換器19の
出力と他方の入力端子Bに加えられたレベルレジスタ1
4の記憶内容を比較し、A/D変換器19の出力が大き
いとき論理値“1”の出力を1パルス出す。このパルス
はレベルレジスタ14のLD端子に印加される。レベル
レジスタ14のR端子はリセット信号入力端子であり、
使用者は適当な時刻(例えば使用開始時刻)にスイッチ
18の操作を行い、レベルレジスタ14の内容を“0”
にすることができる。これにより、レベルレジスタ14
にはA/D変換器19より次々に出力される信号の中か
らより大きいもの、換言すればスイッチ18操作による
リセット時刻以降の最大レベルが保持されることにな
り、また、コンパレータ15は最大レベルを検出したと
きにパルス出力がなされることになる。
【0018】周波数掃引回路8は例えば141〜148
Hzの範囲にある周波数データを、例えば30秒周期で
その周波数データの数値変化が三角形状になるように順
次、徐々に変化させる。スイッチ7を備える場合はこれ
を操作することによりこの掃引を停止し、掃引途中のそ
の時点における周波数データに固定させることができ
る。最適周波数レジスタ16は、コンパレータ15の論
理値“1”のパルスをトリガとして、周波数掃引回路8
が出力する周波数データを記憶する。スイッチ17は周
波数掃引回路8の出力の周波数データまたは最適周波数
レジスタ16が記憶している周波数データを選択する。
可変周波数発振器9はスイッチ17が選択した周波数デ
ータに対応した周波数を発振する。
【0019】可変周波数発振器9は例えば基準パルスを
所定の設定値数だけカウントして分周するカウンタとそ
の出力の低周波成分を取出すフィルタからなり、設定値
数は周波数データを変換したした適当な値をとる。例え
ば、基準パルスを309.2kHz、発振周波数141
Hzのときの設定値は、基準パルスの周波数÷発振周波
数、即ち309200÷141=2193であり、かか
る設定値数だけ基準パルスをカウントすることにより分
周して141Hzを得る。即ち、予め、設定値数=基準
パルス周波数÷発振周波数、で定めておいて、この値で
分周する。
【0020】可変周波数発振器9の出力信号は音響変換
器例えばイヤホーン12に加えられ、音響変換されて使
用者の一方の耳に印加される。このとき、周波数表示器
11はスイッチ17が選択する周波数掃引回路8又は最
適周波数レジスタ16の出力の周波数データを受けて、
それに対応する周波数を表示する。固定周波数発振器1
0は第2の低周波信号として例えば151Hzの低周波
正弦波信号を発生する。この出力を音響変換器例えばイ
ヤホーン13で音響変換し、使用者の他方の耳に印加す
る。
【0021】この最適脳波刺激器の使用者は、頭部の皮
膚に電極1を取り付け、スイッチ18でレベルレジスタ
14の内容を“0”にし、スイッチ7を備える場合はこ
れで周波数掃引回路8を変化状態、スイッチ17で可変
周波数発振器9を周波数掃引回路8に接続して「掃引」
状態に設定し、第1、第2の低周波信号を両耳を介して
脳に印加する。周波数掃引回路8は周波数データの値の
大きさを順次三角形状になるように変化し、それにした
がって可変周波数発振器9の発振周波数が141Hzか
ら148Hzの範囲で変化する。一方の耳にはこの変化
する第1の低周波信号が印加され、他方の耳には固定周
波数発振器10の151Hzの第2の低周波信号が印加
され、両信号の差がビート信号として脳に知覚される。
第1の低周波信号が順次変化し、脳にとって好ましいビ
ート信号が知覚されると、脳波信号が大きくなり、コン
パレータ15が順次現在のA/D変換器19の出力と、
前回までの最大レベルを示すレベルレジスタ14の内容
とを比較していて、順次最大レベル探索毎にパルスを出
力する。最大周波数レジスタ16は、コンパレータ15
が出力した最大レベル探索のパルスを端子LDで受けこ
れをトリガとして、周波数掃引回路8から出力されてい
る周波数データを記憶する。このようにして脳波信号が
最大レベルを示す可変周波数発振器9の周波数に対応し
た周波数データが、自動的に検出され適当時間経過後
に、最適周波数レジスタ16に記憶更新されていること
となる。使用者は、適当時間経過後、スイッチ17を
「最適設定」に切り替え、最適周波数レジスタ16の出
力を可変周波数発振器9に接続する。以降は、可変周波
数発振器9はこの最適周波数レジスタ16が記憶してい
る周波数データに対応する周波数で発振し、周波数表示
器11はこの最適な第1の低周波信号の周波数を表示し
ている。使用者はこの周波数と固定周波数発振器10の
発振周波数との低周波信号を耳を介して脳に印加し、そ
の差信号のビート信号、すなわち、脳波例えばα波が最
も大きく励起される周波数を知覚できる。なお、スイッ
チ7を備える場合は、スイッチ17を「最適設定」に切
り替える際又はその後、スイッチ7を操作して周波数掃
引回路8の周波数データの掃引を停止固定してもよく、
何等かの原因で最大レベルが一時的に変化しても最適周
波数レジスタ16の内容を変化させない。
【0022】
【発明の効果】異なる2つの周波数を持つ低周波信号を
生成せしめ、各低周波信号波を音響変換して両耳のそれ
ぞれに与え、両信号の差をビート信号として脳に知覚せ
しめる最適脳波刺激器において、印加するべき低周波信
号の周波数を決定する場合に、好ましい脳波を励起せし
めるのに適した印加低周波信号の周波数を手動で、容易
に検出することができ、あるいは自動的に容易かつ確実
に検出し記憶せしめることができる。かつ、そのように
検出された周波数、あるいはさらに記憶された周波数、
すなわち、最適周波数を耳を介して脳に印加することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例を説明するブロック図である。
【図2】第2の実施例を説明するブロック図である。
【符号の説明】
1…電極、2…アンプ、3…フィルタ、4…アンプ、5
…レベル表示器、6…ゲイン調整機構、7…スイッチ、
8…周波数掃引回路、9…可変周波数発振器、10…固
定周波数発振器、11…周波数表示器、12…イヤホー
ン、13…イヤホーン、14…レベルレジスタ、15…
コンパレータ、16…最適周波数レジスタ、17…スイ
ッチ、18…スイッチ、19…A/D変換器、20…最
大レベル探索手段。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異なる2つの周波数を持つ第1および第
    2の低周波信号波を生成せしめ、各低周波信号波を音響
    変換して両信号の差をビート信号として脳に知覚せしめ
    るため左右の耳に与える最適脳波刺激器において、脳波
    電流を検出する電極と、前記電極によって検出された脳
    波電流信号中から所定の周波数範囲の信号を抽出するフ
    ィルタ回路と、前記フィルタ回路出力を増幅するアンプ
    と、前記アンプ出力のレベルを表示するレベル表示器
    と、第1の低周波信号発生のために一定範囲にわたり周
    波数データを漸次変化せしめる周波数掃引回路と、前記
    周波数掃引回路の周波数データの変化を停止し固定する
    スイッチと、前記周波数掃引回路の周波数データに対応
    した周波数で発振する可変周波数発振器と、前記可変周
    波数発振器が発振する周波数を表示する周波数表示器
    と、第2の低周波信号として一定周波数で発振する固定
    周波数発振器とを有することを特徴とする最適脳波刺激
    器。
  2. 【請求項2】 異なる2つの周波数を持つ第1および第
    2の低周波信号波を生成せしめ、各低周波信号波を音響
    変換して両信号の差をビート信号として脳に知覚せしめ
    るため左右の耳に与える最適脳波刺激器において、脳波
    電流を検出する電極と、前記電極によって検出された脳
    波電流信号中から所定の周波数範囲の信号を抽出するフ
    ィルタ回路と、前記フィルタ回路出力を増幅するアンプ
    と、前記アンプ出力をディジタル信号に変換するA/D
    変換器と、順次出力される前記A/D変換器出力を比較
    して最大レベルを探索する最大レベル探索手段と、第1
    の低周波信号発生のために一定範囲にわたり周波数デー
    タを漸次変化せしめる周波数掃引回路と、前記最大レベ
    ル探索手段が最大レベルを探索する毎に前記周波数掃引
    回路の周波数データを記憶更新する最適周波数レジスタ
    と、前記周波数掃引回路または前記最適周波数レジスタ
    の周波数データのいずれかを選択するスイッチと、前記
    スイッチにより選択された周波数データに対応した周波
    数で発振する可変周波数発振器と、前記可変周波数発振
    器が発振する周波数を表示する周波数表示器と、第2の
    低周波信号として一定周波数で発振する固定周波数発振
    器とを有することを特徴とする最適脳波刺激器。
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Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100578397B1 (ko) * 2002-10-10 2006-05-11 박성준 음악의 전기적신호를 이용한 미용치료기
CN104918159A (zh) * 2015-05-29 2015-09-16 成都腾悦科技有限公司 一种基于nfc的多路检测脑电波蓝牙耳机
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CN104936060A (zh) * 2015-05-29 2015-09-23 成都腾悦科技有限公司 一种基于NFC的脑电β波信号感应蓝牙耳机
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