JPH0612567Y2 - 照明器具のグローブ取付装置 - Google Patents

照明器具のグローブ取付装置

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JPH0612567Y2
JPH0612567Y2 JP1986072046U JP7204686U JPH0612567Y2 JP H0612567 Y2 JPH0612567 Y2 JP H0612567Y2 JP 1986072046 U JP1986072046 U JP 1986072046U JP 7204686 U JP7204686 U JP 7204686U JP H0612567 Y2 JPH0612567 Y2 JP H0612567Y2
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locking
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穂澄 松原
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案は、下方に開口した照明器具本体の開口部を覆い
ランプ光を透光するグローブを照明器具本体に装着する
照明器具のグローブ取付装置に関するものである。
[背景技術] 従来、この種の照明器具のグローブ取付装置としては、
実公昭57−48005号公報に記載のものや、実開昭
57−175305号公報に記載のものがある。以下、
これら従来例について説明する。
第5図乃至第7図は実公昭57−48005号公報に記
載されたものであり、これはグローブ3の外周縁を保持
する枠体2に水平方向に移動自在に取着されたラッチ2
9と、このラッチ29が引っ掛けられる引掛金具31と
をグローブ取付装置として備えたものである。上記ラッ
チ29は丸棒状であり、先端部に先端に行く程に外径を
大きくした係合部30を形成してあり、外側方にラッチ
29を付勢する復帰ばね16が外側端側に装着してあ
る。そして照明器具本体1の下面からはラッチ29に直
交する方向に向けて板状の引掛金具31が垂設してあ
り、この引掛金具31の下部中央には円形の係合孔32
が穿孔してあり、この係合孔32の下部から下方に行く
程に拡開したガイド部33が穿設してある。そしてガイ
ド部33と係合孔32との境の部分には、上端面を水平
面とし内側方に突出した略三角形の係止片34が折り曲
げ形成してある。この従来例では、グローブ3を照明器
具本体1に取り付けるとき、まずラッチ29の外側端を
内側方に押し込み、ラッチ29の係合部30が引掛金具
31のガイド部33内に位置するようにしてグローブ3
を枠体2ともに押し上げ、照明器具本体1にグローブ3
を取り付ける。このときラッチ29はガイド部33に沿
って上方の係合孔32の方向に案内され、係止片34部
分を通過したとき、ラッチ29の内側方への押圧を解除
するようにする。従ってばね16の付勢力にてラッチ2
9が外側方に付勢され、ラッチ29が外側方に移動する
ことにより、ラッチ29の係合部30が係合孔32に嵌
まり込む。なお、ラッチ29が係合孔32に嵌まったと
きには、係止片34の水平面にてラッチ29の係合部3
0の側面が係止され、ラッチ29が下方に外れることが
ないようにしてある。
ところが、この従来例においては、ラッチ29の係合部
30の内側がテーパ面としてあり、係止部34を通過す
るときにはラッチ29は内方に移動させられた状態にて
ラッチ29を係合孔32に嵌めるために、係合感が感触
として分からない問題があった。つまり、この従来例の
係止部34はラッチ29が通過するときには殆どラッチ
29とは接触せず、ラッチ29の内側方への押圧が解除
されてラッチ29がばね16に外方に移動させられたと
き始めて、ラッチ29の先端の太径の係合部30が係止
部34に係止されるので、ラッチ29が係合孔32に嵌
まる感覚、たとえば「カチッ」と言ったような嵌合感が
なく、本当に取付装置が嵌合しているかどうかを知るこ
とが難しい問題があった。またラッチ29が丸棒状であ
り、係合孔32の内径はこのラッチ29が納まるだけの
スペースであるから、ラッチ29の係合用のスペースが
少なく、係合するための余裕度が少ない問題があった。
次に、実開昭57−175305号公報について第8図
及び第9図に従って説明する。なお、グローブ3、枠体
2、及び照明器具本体1の構造及び取付状態は先の従来
例と同様である。本実施例ではプッシュ釦35を枠体2
の側方から移動自在に嵌挿してあり、このプッシュ釦3
5の中央部にプッシュ釦35が枠体2から抜けことを防
止するように鍔が形成してある。枠体2の内面にはコ字
状の取付金具23が取着してあり、この取付金具23に
後述する引掛金具36に引っ掛けられる可動体37が照
明器具本体1の内側方向に回動自在となるように取着し
てある。引掛金具36は平板を折り曲げて形成してあ
り、プッシュ釦35に直交する方向に向けて照明器具本
体1の下面から垂設されている。この引掛金具36の下
部は内方に傾斜させてある。そして、この引掛金具36
の傾斜部の上部に矩形の係合孔39が穿設してあり、上
部の折り返し片にて照明器具本体1の下面に取着されて
いる。上記可動体37は、中央部が取付ピン40にて回
動自在に取付金具23に取着されるとともに、上部に引
掛金具4の係合孔5に係止される鉤爪状の係止部25が
形成され下部外側端面が弓状に形成された2枚の板体2
4と、この板体24の夫々の下部外側端面に取着され板
体24間を架設しプッシュ釦35の先端にて押圧される
押圧板26とからなる。なお、この押圧板26の中央部
にはプッシュ釦35の位置決め用の縦長の係合溝38が
穿設してある。また取付ピン40には板体24の上部の
係止部25を内方に付勢するばね体22が取着してあ
る。なお、係止部25の上端面は上方に湾曲した面に形
成してある。
本従来例ではグローブ3を照明器具本体1に被着すると
きに、まず板体24の係止部25の上端面が引掛金具3
6の下部傾斜面に当接し、この状態でさらにグローブ3
を上方に押し上げると、引掛金具36の下部傾斜面にて
板体24の係止部25の上端面が押圧され、可動体37
はばね体22の付勢力に抗して外側に回動し、引掛金具
36の傾斜部を越えたとき、引掛金具36が係止部25
を押圧す力が解除され、ばね体22による復帰力にて可
動体37の上部が内側に回動するために、係止部25が
係合孔39内に嵌まり込み、枠体2及びグローブ3が照
明器具本体1に取り付けられる。また、グローブ3を取
り外すときには、プッシュ釦35の外側端を内方に押圧
することより、係止部25を係合孔39から外し、グロ
ーブ3を取り外す。
しかし、上述の従来例においては、プッシュ釦35と可
動体37とが別体になっているために、プッシュ釦35
の着脱性が悪い問題があった。即ち、プッシュ釦35と
可動体37とが別体であると、プッシュ釦35を押圧し
たにも拘わらず、可動体37が回動しなかったりする遊
びが生じ、このため着脱性が悪くなる。また上述のよう
に別体としてあるため、可動体37の構造が複雑となる
問題もあった。さらに他の従来例として、例えば実開昭
55−100610号公報には、照明器具本体側の保持
具にラッチ係合孔を設け、グローブ側の枠体には保持具
を水平方向にガイドするガイド部と、ラッチ係合孔に係
合するラッチとを設けたものが開示されているが、この
従来例では、上記ラッチをラッチ係合孔に係合させる場
合、ラッチがガイドされるのは左右のガイド部によって
垂直方向(ラッチに対して垂直な方向)のみに限られ、
垂直方向と直交する水平方向(ラッチの延長方向)に対
しては、シャーシの保持具の垂直面と枠取付金具の垂直
面とを一致させる必要があり、枠体の取付がきわめて困
難である。特に、枠体の取付時に保持具と枠取付金具と
が一致しているかどうかを見分けることができない場合
は、取付に一層の手間がかかり、着脱性が低下するとい
う欠点がある。
さらに他の従来例として、例えば実開昭52−1151
93号公報、実開昭55−36587号公報、実開昭5
7−127406号公報には、グローブの枠体の垂直な
内側面に、保持具を案内するための上方に拡開したガイ
ド部を設ける構造が開示してあるが、グローブを取付け
る際に、グローブの枠体のラッチが例えば保持具の下部
に当接したり、或いは枠体の上部の水平部が保持具の下
部に当接したりする場合、ラッチをラッチ係合孔に導く
ことはできず、しかも、これら従来例では、ラッチが案
内されるのはガイド部による垂直方向(ラッチの延長方
向と直交する方向)のみに限られ、ラッチの延長方向
(水平方向)に対しては保持具の垂直面と枠体の垂直面
とを一致させる必要がある。このときラッチがラッチ係
合孔に係止されるように実際に目で確認しながら取付け
作業を行なう必要があり、しかも保持具とラッチとが一
致しているかどうかを下方から直接見分けることはでき
ず、グローブの取付けが困難になるという問題がある。
[考案の目的] 本考案は上述の点に鑑みてなされたものであり、その目
的とするところは、グローブの係止金具の縦片が引掛金
具の拡開ガイド孔に導入されたかどうかの確認は、グロ
ーブを上方へ押し上げることができるかどうかによって
容易に確認でき、縦片と拡開ガイド孔との位置合わせに
手間がかからなくなり、しかもグローブを押し上げてい
くだけで、上記縦片を前後、左右の方向に夫々位置決め
しながら引掛金具の係合孔に確実に係止させることがで
き、グローブが完全に装着されたときの装着感が得られ
ると共に、グローブの取付けをスムーズに且つ確実に行
なうことができるようにしたグローブ取付装置を提供す
ることにある。
[考案の開示] (実施例) 第1図乃至第4図は本考案の一実施例を示す図であり、
本実施例は従来例と同様に下方に開口した照明器具本体
1の開口部を覆いランプ20の光を透光するグローブ3
を照明器具本体1に装着する照明器具のグローブ取付装
置であり、特に小型軽量のグローブ3を取り付けるグロ
ーブ取付装置である。なお、これら照明器具本体1、及
びグローブ2は従来例と同様のものである。以下、本実
施例の構成について説明する。本実施例もグローブ3の
外周縁を保持する枠体2を備えており、この枠体2は第
4図に示すように天板下面側にランプ20が装着された
照明器具本体1の外周縁に取着される周壁部2aと、こ
の周壁部2aの下部に形成されグローブ3の側方を覆う
覆い部2bとからなる。そして、周壁部2aと覆い部2
bとの間には段部が形成され、この段部にグローブ3の
外周縁に形成された鍔部を載置することにより、枠体2
がグローブ3を保持するようになっている。この枠体2
の周壁部2aには側方に移動自在に係止金具9が取着さ
れており、照明器具本体1の下面からは上記係止金具9
が引っ掛けられる引掛金具4が垂設されている。
以下、各部について詳述する。まず、引掛金具4は、第
2図に示すように平板を折り曲げ形成したものであり、
係止金具9の装着方向に向けて照明器具本体1の下面に
垂設されている。この引掛金具4の下部は照明器具本体
1に垂設された状態で外側下方に傾斜する傾斜面に形成
してあり、上部には照明器具本体1の下面に取着するた
めの取付片10を形成してある。そして、下部傾斜面に
は下方に行くほどに拡開された拡開ガイド孔6を穿設し
てあり、さらに第2図(a)に示すように、拡開ガイド
孔6は下方に行くほど枠体2に近接する方向Aに傾斜し
ている。これにより、後述のように係止金具9の縦片9
aが垂直方向B及び水平方向Cに夫々ガイドされて、グ
ローブの取付時に、引掛金具4の拡開ガイド孔6に正確
に位置合わせする必要がなくなり、照明器具本体1に対
するグローブ3の着脱性が良くなるようになっている。
この拡開ガイド孔6の上部である折り曲げ部分には拡開
ガイド孔6と連通する矩形ガイド孔7が穿設してある。
さらにこの矩形ガイド孔7の上方には矩形ガイド孔7の
上端縁より平坦面を隔てて矩形の係合孔5が穿設してあ
り、この係合孔5の下辺には内側方に係合片8が形成し
てある。
係止金具9は内側端が上方に折れ曲がったL字状の板体
にて形成してあり、外側端に係止金具9を引掛金具4か
ら外すときに内側方に押圧されるプッシュ釦11が取着
されている。なお、上記係止金具9の上方に折れ曲がっ
た部分を縦片9aと呼ぶ。この係止金具9の縦片9aの
上部外側に鉤状の係合凸部15を突設してあり、この係
合凸部15の上端面、つまり縦片9aの上端面は外側下
方に傾斜したテーパ面に形成してあり、また下端面は水
平面としてある。ここで、第12図に示すように、拡開
ガイド孔6の左右のガイド面6a,6a間の下幅Lは上
記係止金具9の縦片9aよりも幅広に形成され、縦片9
aが左右のガイド面6a,6a間に沿って拡開ガイド孔
6の上端縁に導かれるようになっている。そして、この
係止金具9の中央部には上下方向に突片18が形成して
ある。そして、この突片18とプッシュ釦11との間に
復帰ばね16が装着されている。また枠体2の内側面に
は上記復帰ばね16の一端を支持する支持金具17が取
着してある。
以下、本実施例のグローブ3の取付について第3図に従
って説明する。まず。グローブ3を保持する枠体2を照
明器具本体1の下方から嵌める。このとき、係止金具9
の縦片9aが引掛金具4の傾斜面の拡開ガイド孔6内に
位置するようになっている。ここで、係止金具9の縦片
9aが引掛金具4の下部中央に当接したとき、拡開ガイ
ド孔6の左右のガイド面6a,6a間の下幅Lよりも幅
狭の縦片9aが拡開ガイド孔6の左右のガイド面6a,
6a間の任意の位置に当接することとなり、この状態か
らグローブ3をさらに押し上げると、拡開ガイド孔6の
左右のガイド面6a,6a間に沿って拡開ガイド孔6の
上端縁に導かれ、グローブ3が完全に装着されたときの
装着感が得られるが、一方、係止金具9の縦片9aが引
掛金具4の下部両側に当接したときには、縦片9aは拡
開ガイド孔6には導かれず、このため、グローブ3をそ
れ以上を押し上げることができなくなって、グローブ3
が完全に装着されたときの装着感は得られず、これによ
り縦片9aが拡開ガイド孔6の左右のガイド面6a,6
a間の任意の位置に当接していないことを手の感触で容
易に確認できる。この場合、グローブ3を押し上げるこ
とができるようになるまでグローブ3を左右に動かし
て、縦片9aを引掛金具4の下部中央に移動させ、縦片
9aを拡開ガイド孔6の左右のガイド面6a,6a間の
任意の位置に当接したときに、グローブ3を上方へ押し
上げることができる。これにより、縦片9aが拡開ガイ
ド孔6間に入り込んだことを容易に確認でき、縦片9a
が実際に拡開ガイド孔6に導入されたかどうかを目で確
認したりする必要がなくなる。このように縦片9aを拡
開ガイド孔6の左右のガイド面6a,6a間の任意の位
置に当接したときには、この状態でさらに上方に枠体7
を押し上げると、拡開ガイド孔6にて係止金具9が案内
されて上方に導かれる。つまり、第1図及び第2図
(a)(b)に示すように、引掛金具4の下部中央に、
下方に行くほど拡開し且つ下方に行くほどグローブ3の
枠体2に近接する方向Aに傾斜した拡開ガイド孔6を穿
設したから、係止金具9の縦片9aを下方から拡開ガイ
ド孔6の任意の位置に当てて押し上げることにより、係
止金具9の縦片9aは拡開ガイド孔6の左右のガイド面
6a,6a間で垂直方向B(縦片9aに対して垂直な方
向)にガイドされつつ、拡開ガイド孔6の傾斜によって
垂直方向Bと直交する水平方向C(縦片9aの延長方
向)にもガイドされるようになり、従って、縦片9aは
拡開ガイド孔6の上端縁に向かってスムーズに導かれる
ようになる。そして縦片9aが矩形ガイド孔7まで来る
と、縦片9aの上端面が矩形ガイド孔7の上辺に当接
し、係止金具9は復帰ばね16のばね力に抗して内側に
移動させられる。そして係止金具9の係合凸部15の突
端が矩形ガイド孔7と係合孔5との間の平坦面に乗り上
がる。この状態を第3図(b)に示す。このとき係止金具
9は一番内側に移動した状態となり、プッシュ釦11は
枠体2内に入り込み、復帰ばね16は圧縮された状態に
なっている。そしてさらに枠体2を上方に押し上げ、係
止金具9の係合凸部15が係合孔5内に位置するところ
まで来ると、係合凸部15を内側に保持する力が解除さ
れる。従って、復帰ばね16の復帰力にて係止金具9が
外側方に移動させられ、第3図(c)に示すように係合凸
部15が係合孔5に係合する。この係合凸部15の係合
孔5への係合は段落ちした状態であり、従って係合時に
“カチッ”と言う嵌合感とともに、グローブ3の照明器
具本体1への取付が完了する。このように、係止金具9
の係合凸部15の突端が一旦矩形ガイド孔7と係合孔5
との間に乗り上げて段落ちする状態で係合凸部15が係
合孔5に係合されるために、グローブ3の取付の完了を
感触にて感じることができ、このためグローブ3の取付
が確実に行なわれる。なお、プッシュ釦11の枠体2の
外側面からの突出量からもグローブ3の取付状態を確認
することもできる。また、係止金具9が板状であるか
ら、係合孔5への係合スペースが取れて係合が容易とな
る。しかも、後述するように係止金具9が解除機構を兼
ね解除機構と一体となっているために、構造が簡単とな
り安価に製造できる。
次にグローブ3を取り外す操作について説明する。グロ
ーブ3を取り外すときには、プッシュ釦11を内側に押
し込み、係止金具9の係止部15を係合孔5から外し、
そのまま枠体7を下方に引き下げることにより、グロー
ブ3を取り外すことができる。
[考案の効果] 本考案は上述のように、グローブの外周縁を保持する枠
体と、この枠体の上部に側方に移動自在に取着された係
止金具と、この係止金具を外側方に付勢する復帰ばね
と、上記係止金具に直交する方向に向けて照明器具本体
下面に垂設され上記係止金具が引っ掛けられる引掛金具
とを備え、上記係止金具を内側端が上方に向いたL字状
の板体で形成し、この係止金具の外側端に係止金具を引
掛金具から外すときに内方に押圧されるプッシュ釦が取
着され、上記係止金具の内側端の縦片の上部に上端面が
外側下方に傾斜したテーパ面とするとともに下端面が水
平面となった外側に突出した係合凸部を形成し、上記引
掛金具の下部中央に下方に行くほどに拡開し上記係止金
具の縦片を上方に案内する拡開ガイド孔を穿設し、拡開
ガイド孔は下方に行くほどグローブの枠体に近接する方
向に傾斜し、この拡開ガイド孔の上方に拡開ガイド孔の
上端縁から隔てて上記係止金具の係合凸部が係合される
係合孔を穿孔しているので、係止金具の縦片を下方から
拡開ガイド孔の任意の位置に当てて押し上げるだけで、
係止金具の縦片は拡開ガイド孔によって垂直方向及び水
平方向に夫々ガイドされ、係止金具の係合凸部を拡開ガ
イド孔の上端縁から隔てた係合孔に確実に嵌合させるこ
とができる。その結果、引掛金具の拡開ガイド孔に正確
に位置合わせする必要がなくなり、照明器具本体に対す
るグローブの着脱性が良くなる。しかも、係止金具の係
合凸部の突端が一旦拡開ガイド孔と係合孔との間の引掛
金具の面に乗り上げ、また係合凸部の下端面が水平面に
なっていることにより、係合凸部の係合孔への係合状態
が段落ちする状態となるため、グローブの取付の完了を
“カチッ”という感触にて感じることができ、このため
グローブの取付が確実に行なえ、また係止金具が板状で
あるから、係合孔への係合スペースが取れて係合が容易
となり、しかも係止金具が解除機構を兼ね解除機構と一
体となっているために、構造が簡単となり安価に製造で
きる。さらに、上記拡開ガイド孔の左右のガイド面間の
下幅を係止金具の縦片よりも幅広に形成したことによ
り、グローブを取付ける際に、係止金具の縦片が引掛金
具の下部中央に当接したとき、グローブを押し上げて縦
片を拡開ガイド孔の左右のガイド面間に沿って拡開ガイ
ド孔の上端縁に導くことができる一方で、係止金具の縦
片が引掛金具の下部両側に当接したときには、縦片は拡
開ガイド孔には導かれず、グローブをそれ以上を押し上
げることができなくなる。従って、グローブの係止金具
の縦片が引掛金具の拡開ガイド孔に導入されたかどうか
の確認は、グローブを上方へ押し上げることができるか
どうかによって容易に確認でき、縦片と拡開ガイド孔と
の位置合わせに手間がかからなくなり、しかもグローブ
を押し上げていくだけで、上記縦片を前後、左右の方向
に夫々位置決めしながら引掛金具の係合孔に確実に係止
させることができるようになり、グローブが完全に装着
されたときの装着感が得られると共に、グローブの取付
けをスムーズに且つ確実に行なうことができる効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の要部断面図、第2図(a)は
同上の引掛金具の断面図、同図(b)は正面図、第3図は
同上のグローブの取付説明図、第4図は同上の全体構成
を示す一部を破断した側面図、第5図は従来例の要部斜
視図、第6図は同上の要部断面図、第7図は同上の引掛
金具の斜視図、第8図は他の従来例の要部断面図、第9
図は同上の要部分解斜視図である。 1は照明器具本体、2は枠体、3はグローブ、4は引掛
金具、5は係合孔、6は拡開ガイド孔、7は矩形ガイド
孔、9は係止金具、9aは縦片、11はプッシュ釦、1
5は係合凸部、16は復帰ばねである。
フロントページの続き (56)参考文献 実公 昭57−26492(JP,Y2) 実願昭53−182789号(実開昭55−100610 号)の願書に添付した明細書及び図面の内 容を撮影したマイクロフィルム(JP, U) 実願昭51−23751号(実開昭52−115193 号)の願書に添付した明細書及び図面の内 容を撮影したマイクロフィルム(JP, U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】下方に開口した照明器具本体の開口部を覆
    いランプ光を透光するグローブを照明器具本体に装着す
    る照明器具のグローブ取付装置において、上記グローブ
    の外周縁を保持する枠体と、この枠体の上部に側方に移
    動自在に取着された係止金具と、この係止金具を外側方
    に付勢する復帰ばねと、上記係止金具に直交する方向に
    向けて照明器具本体下面に垂設され上記係止金具が引っ
    掛けられる引掛金具とを備え、上記係止金具を内側端が
    上方に向いたL字状の板体で形成し、この係止金具の外
    側端に係止金具を引掛金具から外すときに内方に押圧さ
    れるプッシュ釦が取着され、上記係止金具の内側端の縦
    片の上部に上端面が外側下方に傾斜したテーパ面とする
    とともに下端面が水平面となった外側に突出した係合凸
    部を形成し、上記引掛金具の下部中央に下方に行くほど
    に拡開し且つ下方に行くほど枠体に近接する方向に傾斜
    し上記係止金具の縦片を上方に案内するための拡開ガイ
    ド孔を穿設し、拡開ガイド孔の左右のガイド面間の下幅
    を係止金具の縦片よりも幅広に形成すると共に、この拡
    開ガイド孔の上方に拡開ガイド孔の上端縁から隔てて上
    記係止金具の係合凸部が係合される係合孔を穿孔して成
    ることを特徴とする照明器具のグローブ取付装置。
JP1986072046U 1986-05-14 1986-05-14 照明器具のグローブ取付装置 Expired - Lifetime JPH0612567Y2 (ja)

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JP1986072046U JPH0612567Y2 (ja) 1986-05-14 1986-05-14 照明器具のグローブ取付装置

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JP1986072046U JPH0612567Y2 (ja) 1986-05-14 1986-05-14 照明器具のグローブ取付装置

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JPS62184616U JPS62184616U (ja) 1987-11-24
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