JP2000346015A - 保持具 - Google Patents

保持具

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JP2000346015A
JP2000346015A JP11156873A JP15687399A JP2000346015A JP 2000346015 A JP2000346015 A JP 2000346015A JP 11156873 A JP11156873 A JP 11156873A JP 15687399 A JP15687399 A JP 15687399A JP 2000346015 A JP2000346015 A JP 2000346015A
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Shigeo Oi
茂雄 大井
Kazuyoshi Murase
一義 村瀬
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Togo Seisakusho Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 保持具の取付け作業性を高める。 【解決手段】 保持具1の基部7の一方の斜面には、サ
ンバイザ4の回転軸6を保持可能な保持溝8を設ける。
他方の斜面からは底面に抜ける開口部17を設け、この
開口部17の出口には一対の脚片18を設ける。脚片1
8は成形天井2を貫通してルーフパネル3の装着孔21
に係止可能となっている。また。開口部17の入り口側
にはヒンジ22を介して回動可能にリテーナ15が設け
られている。リテーナ15は、開口部17内に進入可能
であり、両脚片18の間に突入した位置で本係止可能で
ある。本係止状態では、脚片18の撓み変形が規制され
るため、保持具1はルーフパネル3からの抜けが規制さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動車用サ
ンバイザー、アシストグリップ、ロッドホルダー等を被
保持物とする保持具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、このような被保持物をルーフパネ
ルに固定するための保持具は、合成樹脂材によって形成
されたものが多い。通常は、保持部が形成された基部
と、この基部から一体に垂下された脚部とからなる構成
のものが一般的である。脚部は一対の脚片を有し、これ
らはルーフパネルに貫通する取付け孔へ撓み変形しつつ
差し込まれる。そして、最終的にはこれら脚片の間にタ
ッピングねじを締め込んで脚片を強制的に拡開させ、こ
れによって取付け孔へ強く係止させ、もって保持具を抜
け止め状態に保持する、というものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
構造では次のような問題点があった。まず、保持具の固
定にあたり、タッピングねじの締め込みが必要であるこ
とから、取付け作業が煩わしくなる。また、最近では自
動車室内の天井面は成形天井と呼ばれるものが採用され
てきている。この成形天井には予め、サンバイザーなど
の各種ルーフ装着部品が装着される。こうしてモジュー
ル化しておけば、あとはルーフパネルへの組み付けのみ
ですみ、自動車の組立てラインでの作業性が格段に向上
するため、最近ではこのような成形天井への要請が高ま
ってきている。
【0004】しかし、上記したものではタッピングねじ
を締め込まない限り、保持具の止め付けができないた
め、成形天井へ予め仮付けしておくことは困難である。
このように、上記した従来のものは成形天井への適用が
不向きな形式と言えるものであった。本発明は上記した
従来の問題点に鑑みて開発工夫されたものであり、その
目的は、作業性に優れる保持具を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの請求項1の発明は、被取付け面に固定されて被保持
物を保持する保持具であって、前記被保持物に対する保
持部を有した基部と、この基部に設けられた開口部の底
部側開口の周辺から垂下され前記被取付け面に開口した
装着孔へ撓み変形しつつ差し込まれて前記装着孔の孔縁
に仮係止する複数の脚片と、前記基部に対しヒンジを介
して回動可能に取り付けられ、その回動動作に伴って前
記開口部を通して前記各脚片の間に進入することで、各
脚片が前記装着孔の開口縁から解離する方向への撓みを
規制するリテーナとを備えてなることを特徴とするもの
である。また請求項2の発明は、請求項1記載のものに
おいて、前記リテーナは、前記各脚片の間に進入した位
置で前記基部に係止する本係止位置と、この本係止位置
に至る前の回動位置で前記基部に対して係止する仮係止
位置とでそれぞれ保持されることを特徴とするものであ
る。さらに請求項3の発明は、請求項2記載のものにお
いて、前記被取付け面の表面側を覆う装飾用パネル部材
に仮組付けされた状態で、装飾用パネル部材と共に前記
被取付け面に対する取付けがなされる保持具であって、
前記リテーナは、前記基部の端部に配されるとともに、
基部の下面でかつ前記リテーナが設けられている側の端
部寄りには、前記装飾用パネル部材に設けられた通し孔
の孔縁に引っ掛けて装飾用パネル部材への仮組付けを可
能にするフック片が形成されていることを特徴とするも
のである。
【0006】
【発明の作用及び効果】請求項1の発明によれば、被保
持物は保持具に対し保持部によって保持される。一方、
被取付け面に対しては被取付け面に設けられた装着孔へ
各脚片を差し込む。すると、各脚片は撓み変形しつつ装
着孔へ挿通され、装着孔の孔縁に仮係止する。これによ
り、保持具は被取付け面に対して仮付け状態となる。そ
の後、ヒンジを中心としてリテーナを回動させてやる
と、リテーナは基部に設けられた開口部を通して各脚片
の間に割って入る。これにより、各脚片は装着孔の孔縁
から解離する方向への撓みが規制されるため、保持具の
被取付け面からの抜けが確実に規制される。請求項2の
発明によれば、仮係止位置でもリテーナの保持がなされ
るため、リテーナはヒンジと併せて少なくとも二箇所で
基部に保持されるため、リテーナに外力が作用してもヒ
ンジにかかる負担が軽減され、ヒンジの保護が可能とな
る。請求項3の発明によれば、保持具はまず装飾用パネ
ル部材への仮付けがなされる。この仮付けにあたり、保
持具はリテーナを基部に対し仮係止位置に仮保持してお
く。次に、フック片を通し孔に引掛けて保持具全体を装
飾用パネル部材に仮組付けするのであるが、このときに
はリテーナは仮係止位置に保持されて、基部から外方へ
張り出した成形時の位置から、引掛け片を視認しやすい
位置(仮係止位置)へ変位しているため、通し孔への引
掛け作業がしやすくなっている。こうして、保持具が仮
組付けされた装飾用パネル部材を被取付け面に適合させ
れば、後は、各脚片を装着孔へ挿通させて装着孔の孔縁
に仮係止させ、さらにはリテーナを回動させて各脚片の
間に押し込んでやれば、各脚片の撓み規制がされ、もっ
て保持具と共に装飾用パネル部材が被取付け面に固定さ
れる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。 −実施形態1− 図1〜図9は本発明の実施形態1を示すものである。図
1は本発明の被保持物である自動車のサンバイザーの保
持状況を示すものである。保持具1は、後に詳細に説明
するが、サンバイザー4が組み付けられた適度のクッシ
ョン性を備えた成形天井2に仮組付けされ、そのもとで
ルーフパネル3に本止めされる。サンバイザー4は支持
具5によって回動可能に取り付けられている。サンバイ
ザー4の回転軸6は端部寄りの位置において一部が露出
されるようにしてあり、保持具1はこの露出部分を保持
する。
【0008】保持具1全体は、合成樹脂材によって一体
に成形されている。保持具1の基部7はほぼ三角形をな
すブロック形状をなし、一方の斜面にはサンバイザー4
の回転軸6を保持するための保持部14が形成されてい
る。保持部14はサンバイザー4の回転軸6を側方から
嵌め付けることができるよう、側方へ開口する断面円弧
状の保持溝8を有している。この保持溝8の底面におけ
る幅方向の中央部には、図5に示すような保持アーム9
が形成されている。保持アーム9は先端側(図5におけ
る右端側)は自由端となって、図示上下方向への撓み変
形が可能となっている。そして、回転軸6が側方から差
し込まれるときには、保持アーム9は下方へ撓んで保持
溝8を拡開させる。回転軸6が保持溝8の内部に嵌め付
けられると、保持アーム9は弾性復帰して回転軸6を弾
性力をもって保持する。その場合、保持溝8内の壁面の
うち頂部および中央部、さらには保持アーム9の先端部
にはそれぞれ10A〜10C突部が形成され、これらが
回転軸6の周面にほぼ90゜間隔の3点で当接すること
によって、回転軸6を安定して保持できるようにしてい
る。
【0009】また、基部7の底面において保持部14側
の端部には差し込みピン11が垂下して設けられてい
る。この差し込みピン11は、成形天井2及びルーフパ
ネル3のそれぞれに整合可能に設けられたピン孔12,
13に対し挿通される。差し込みピン11の軸部には係
止鍔11Aが高さ方向に沿って複数層張り出しており、
ルーフパネル3側のピン孔13の孔縁に選択的に引掛か
るようにしてある。これにより、保持具1がルーフパネ
ル3に仮止めされた状態(後述のリテーナ15が本係止
位置へ移動する前の状態)での係着力の補強の役割を果
たすが、後述するフック片16のみで充分な係止状況が
得られるのであれば、差し込みピン11自体は省略する
ことも可能である。
【0010】一方、基部7において保持部14と反対側
の斜面には、側面から底面へ抜ける開口部17が設けら
れている。この開口部17のうち基部7の底面側に開口
する部分(以下、開口部17の出口17Bという)に
は、その開口面を挟んで一対の脚片18が対向して垂下
されている。両脚片18は窄み方向への撓み変形が可能
であり、また付け根寄りの外面には肉厚の引掛かり部1
9が形成されている。この引掛かり部19は、成形天井
2に設けられた通し孔20の孔縁に対しては殆ど引掛か
らないが、ルーフパネル3に設けられた装着孔21に対
しては弾性力をもって係止するようにしてある。
【0011】開口部17のうち基部7の斜面側に開口す
る部分(以下、開口部17の入り口17Aという)の下
部開口縁には薄肉のヒンジ22によってリテーナ15が
回動可能に接続されている。このリテーナ15は、上記
開口部17の入り口17Aより進入した後、出口17B
を経て両脚片18間に突き出し、これによって両脚片1
8の撓み規制を行うことができる。
【0012】リテーナ15は上記したヒンジ22に接続
されるカバー板23を有し、開口部17の入り口17A
を閉止することができるように形成されている。カバー
板23の先端には張り出し縁24が形成され、開口部1
7の入り口17A部分の上縁に段差状に形成されたスト
ッパ面25に当接することができる。張り出し縁24の
先端の中央部には解除用凹所26が切り欠き形成されて
いる。この解除用凹所26はリテーナ15の本係止状態
を解除する場合に、解除用治具の引掛け箇所となるもの
である。
【0013】また、カバー板23の内面にはヒンジ22
を中心とした円弧形状をなす規制突部27が突設されて
いる。この規制突部27の厚みは、開口部17へ挿通可
能でかつ両脚片18間の間隔とほぼ等しい寸法をもって
形成されている。さらに、規制突部27の外周側にはそ
の周縁に沿って係止アーム28が設けられている。係止
アーム28はその内周側に隙間を保有しつつ片持ち状に
形成されることで、その隙間側へ撓み可能となってい
る。さらにまた、係止アーム28の先端には爪部29が
形成されている。この爪部29は、図6に示すように、
前記したストッパ面25の先端裏面に設けられた仮係止
縁30に係止可能であり、これによってリテーナ15は
基部7に対し仮係止位置に保持される。また、爪部29
は図9に示すように、開口部17の出口17B側の開口
縁に形成された本係止縁31にも係止可能であり、これ
によってリテーナ15は基部7に対し本係止位置に保持
される。
【0014】なお、仮係止位置ではヒンジ22の弾発力
によってリテーナ15には戻し方向に付勢力が作用して
いるから、開口部17内へ差し込まれる方向への変位は
規制される。
【0015】また、開口部17の出口17B側の開口縁
で前記本係止縁31とは反対側の縁部には、成形天井2
の通し孔20の開口縁に引掛け可能なフック片16が形
成されている。フック片16は二股に分岐し、それぞれ
が外方へ向けてL字状に屈曲しており、基部7の底面と
の間には成形天井2を挟み込むのに必要な隙間が保有さ
れている。一方、開口部17の出口17B側で前記した
本係止縁31の両側には、一対のスペーサ片32が垂下
している。両スペーサ片32は成形天井2をルーフパネ
ル3に装着したときに、各先端がルーフパネル3に突き
当てられることによって、基部7との間に一定の隙間を
確保し、成形天井2の潰れを規制する役割を果たす。
【0016】実施形態1の保持具1は上記のように形成
されたものである。この保持具1を用いて成形天井2の
取付け作業を説明する。保持具1の成形後の状態は、図
2などに示すように、リテーナ15が基部7の外方へ張
り出した状態となっているが、成形天井2への仮組付け
工程に移送する際には、予め図6に示す仮係止状態とさ
れる。すなわち、リテーナ15をヒンジ22を中心とし
て回動させ、規制突部27の先端側を開口部17の入り
口17Aより進入させる。このとき、係止アーム28は
爪部29が仮係止縁30部分に当接して下向きに撓み変
形させられることで、ここをくぐり抜け、その後直ちに
弾性復帰する。これにより、爪部29と仮係止縁30と
が係止し、リテーナ15は仮係止位置に保持される。な
お、前述したように、ヒンジ22自体の復元力によって
リテーナ15がより深く進入することは規制されてい
る。
【0017】この状態で、保持具1は成形天井2に対す
る仮組付け工程へ移送される。仮組付け作業では、まず
図7に示すように、フック片16を成形天井2の通し孔
20の開口縁に浅く引掛けられる。本実施形態ではこの
フック片16の引掛け際には、作業者の視線方向が図7
におけるP矢印方向となる。仮に、リテーナ15が成形
時の状態(基部7の外方へ大きく張り出した形態)のま
まであれば、フック片16はリテーナ15に隠れて引掛
け作業をしにくくするが、この実施形態のようにリテー
ナ15が仮係止位置にあって作業者が視認可能な位置に
フック片16を露出させるようにしたものでは、成形天
井2に対する引掛け作業がしやすい。
【0018】こうして、引掛け部分を中心として保持具
1全体を回動させつつ、より深くフック片16を通し孔
20の開口縁部へ嵌め込んでやれば、両脚片18が通し
孔20内に挿入され、また差し込みピン11がピン孔1
2へと差し込まれる。成形天井2には、サンバイザー4
等の他、種々の装備品が組み付けられ、そのもとでルー
フパネル3への組み付け工程へ移送される。ルーフパネ
ル3への組み付け工程においては、差し込みピン11お
よび両脚片18を、それぞれ対応するピン孔および装着
孔21に適合させ、そのまま押し込まれる(図8状
態)。このときには、両脚片18は装着孔21に対し窄
み変形しつつ差し込まれてゆき、引掛かり部19が孔縁
を通過したら、復帰して引掛かり部19が装着孔21の
孔縁に弾性的に係止する。
【0019】しかる後、リテーナ15のカバー板23を
押してやると爪部29は仮係止縁30から離間するた
め、リテーナ15はヒンジ22周りに回動し開口部17
内に深く差し込まれてゆく。そして、爪部29が本係止
縁31に対して弾性的に係止すれば、リテーナ15は本
係止状態となって保持される。本係止状態では、規制突
部27が両脚片18の間に突入することで、脚片18の
撓み変形を規制する。すなわち、両脚片18は装着孔2
1の孔縁から解離する方向の撓みが規制されるため、保
持具1は確実に抜け防止がなされる。
【0020】以上のように、本実施形態の保持具1では
従来のようなねじ締め作業が不要であり、リテーナ15
の押し込み操作のみで保持具1の抜け止め状況を実現す
るため、作業性に優れる。また、成形天井2に対しては
フック片16を設けて保持具1を仮組付け状態とするこ
とができるため、成形天井2のモジュール化にも対応で
きる。
【0021】−実施形態2− 図10〜図12は本発明の実施形態2を示すものであ
る。実施形態2では、差し込みピン11を廃止するとと
もに、リテーナの形態を変更したものである。また、リ
テーナ15Aをフック片16とは反対側に配したことに
よって、成形天井2にフック片16を引掛ける作業に支
障を来さないことから、実施形態1とは異なり、リテー
ナ15Aを仮係止位置に保持するようにしていない。基
部7の基本構造は実施形態1と同様であるが、脚片18
A,18Bのうちの一方のもの(18A図10において
左側のもの)には、引掛かり部19の内側に案内用の斜
面33が形成されるとともに、係止突片34が形成され
ている。
【0022】一方、ヒンジ22によって回動可能に接続
されたリテーナ15Aは、カバー板23とその内面に設
けられた規制突部27Aによって形成されている。規制
突部27Aの表面先端側はヒンジ22を中心とした円弧
形状をなすスライド面35が形成され、このスライド面
35は規制突部27Aが両脚片18A,18Bの間に突
入するときには、前記案内用の斜面33に沿って摺接
し、スライド面35の先端寄りに凹設された係止受け部
36を係止突片34に係止する動作を案内するようにし
ている。そして、係止突片34と係止受け部36が係止
したときには、規制突部27Aの先端が係止突片34を
有さない側の脚片18Bの内面に突き当てられるように
なっている。こうすることで、リテーナ15Aは本係止
状態に保持されるとともに、規制突部27Aが両脚片1
8を押し広げるように作用するため、装着孔21に対す
る脚片18Aの引掛かり部19の係着状況が強化され
る。他の構成は実施形態1と同様であり、もって同様の
作用効果を発揮することができる。
【0023】なお、本発明は種々の変更が可能であり、
次のような変形例も本発明の技術的範囲に含まれる。 何れの実施形態も脚片18は一対設けられたものを示
したが、その数については限定されるものではない。 リテーナ15は回動変位するものを示したが、直線変
位しながら開口部17へ差し込まれるものであってもよ
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】サンバイザーの保持状況を示す斜視図
【図2】実施形態1に係る保持具の斜視図
【図3】リテーナが自然状態にあるときの保持具の正面
【図4】同じく側面図
【図5】リテーナが自然状態にあるときの保持具の断面
【図6】リテーナが仮係止位置にあるときの保持具の断
面図
【図7】成形天井への保持具の取付け作業を示す断面図
【図8】ルーフパネルへの取付け作業の途上を示す断面
【図9】ルーフパネルへの取付け作業の完了状態を示す
断面図
【図10】実施形態2に係る保持具を使用した成形天井
への仮組付け作業の途中を示す断面図
【図11】同じく仮組付けが完了した状態を示す断面図
【図12】ルーフパネルへの取付けが完了した状態を示
す断面図
【符号の説明】
1…保持具 2…成形天井(装飾用パネル部材) 3…ルーフパネル(被取付け面) 4…サンバイザ(被保持物) 6…回転軸 7…基部 9…保持アーム 15,15A…リテーナ 16…フック片 17…開口部 18…脚片 30…仮係止縁 31…本係止縁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3J001 AA01 AA04 BA02 DC04 DD03 DE06 EA01 3J022 DA11 EA05 EB12 EC02 ED03 ED12 FA05 FB08 HA03 HB06

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被取付け面に固定されて被保持物を保持
    する保持具であって、 前記被保持物に対する保持部を有した基部と、この基部
    に設けられた開口部の底部側開口の周辺から垂下され前
    記被取付け面に開口した装着孔へ撓み変形しつつ差し込
    まれて前記装着孔の孔縁に仮係止する複数の脚片と、 前記基部に対しヒンジを介して回動可能に取り付けら
    れ、その回動動作に伴って前記開口部を通して前記各脚
    片の間に進入することで、各脚片が前記装着孔の開口縁
    から解離する方向への撓みを規制するリテーナとを備え
    てなることを特徴とする保持具。
  2. 【請求項2】 前記リテーナは、前記各脚片の間に進入
    した位置で前記基部に係止する本係止位置と、この本係
    止位置に至る前の回動位置で前記基部に対して係止する
    仮係止位置とでそれぞれ保持されることを特徴とする請
    求項1記載の保持具。
  3. 【請求項3】 前記被取付け面の表面側を覆う装飾用パ
    ネル部材に仮組付けされた状態で、装飾用パネル部材と
    共に前記被取付け面に対する取付けがなされる保持具で
    あって、 前記リテーナは、前記基部の端部に配されるとともに、
    基部の下面でかつ前記リテーナが設けられている側の端
    部寄りには、前記装飾用パネル部材に設けられた通し孔
    の孔縁に引っ掛けて装飾用パネル部材への仮組付けを可
    能にするフック片が形成されていることを特徴とする請
    求項2記載の保持具。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6450561B2 (en) * 2000-05-11 2002-09-17 Neo-Ex Lab, Inc. Attachment devices
JP2013064459A (ja) * 2011-09-20 2013-04-11 Molten Corp ファスナー
JP2013148185A (ja) * 2012-01-20 2013-08-01 Nippon Pop Rivets & Fasteners Ltd 留め具

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