JPH06125287A - 回転翼型移動体搭載用衛星通信装置 - Google Patents

回転翼型移動体搭載用衛星通信装置

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JPH06125287A
JPH06125287A JP4273102A JP27310292A JPH06125287A JP H06125287 A JPH06125287 A JP H06125287A JP 4273102 A JP4273102 A JP 4273102A JP 27310292 A JP27310292 A JP 27310292A JP H06125287 A JPH06125287 A JP H06125287A
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JP
Japan
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antenna
satellite communication
rotary blade
period
rotor
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Shigeru Uchida
茂 内田
Mitsuo Taneda
光男 種子田
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明の目的は、翼回転面下に衛星通信用ア
ンテナを取り付けたとしても、回転翼を障害物とするこ
となく、クリアな情報伝送を行うことができる回転翼型
移動体搭載用衛星通信装置を提供することにある。 【構成】この発明は、移動体の翼回転面下に装備される
衛星通信用アンテナと、回転翼の回転角を検出する手段
と、この手段で検出された回転角からアンテナの送信放
射範囲を回転翼が横切る期間を判別する手段と、この手
段の判別結果に基づいて回転翼横断期間外にベースバン
ド信号を時間軸圧縮する手段と、この手段の圧縮ベース
バンド信号によりキャリア信号を変調し、かつ回転翼横
断判別結果に基づいてキャリア信号を回転翼横断期間内
外でオン/オフ制御する手段と、この手段で得られた変
調信号を前記アンテナに送信出力する送信機とを具備し
て構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばヘリコプター
のような回転翼型移動体から人工衛星に向けて情報信号
を送信する回転翼型移動体搭載用衛星通信装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、ヘリコプターから映像・音声
等の情報信号を送信する場合は、機体の底部や前部に取
り付けられたFPU(Field Pick Up :ゴルフ、マラ
ソン中継などでみられるパラボラアンテナのある機器の
こと)によって行われる。このFPUでは、下向きから
水平程度までをカバーできるが、上向きの送信は回転翼
が障害となって電力の散乱、低下が発生する。
【0003】ところで、ヘリコプターは山間地での報道
取材等に適しており、例えばヘリコプターから航空機墜
落事故現場を撮影して、その映像をリアルタイムで送信
することが可能である。しかしながら、山間地では電波
状態から悪く、FPUによる地上通信ではノイズ障害等
が生じてしまう。このため、ヘリコプターから衛星通信
により映像等の情報信号を送信可能とすることが望まれ
ている。
【0004】これに対し、衛星経由で情報信号を伝送す
る場合には、最小サイズのアンテナでも直径数十センチ
のアンテナが必要となるが、このアンテナをヘリコプタ
ーのような回転翼型移動体に取り付ける場合、その翼回
転面を避けることは不可能に近い。翼回転面下に取り付
けると、上述のように送信電力の散乱、低下を生じて、
クリアな情報伝送ができない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、回
転翼型移動体に衛星通信装置を搭載しようとすると、翼
回転面下に衛星通信用アンテナを取り付けざるを得ず、
回転翼が障害となってクリアな情報伝送を行うことがで
きなかった。
【0006】この発明は上記の課題を解決するためにな
されたもので、翼回転面下に衛星通信用アンテナを取り
付けたとしても、回転翼を障害物とすることなく、クリ
アな情報伝送を行うことができる回転翼型移動体搭載用
衛星通信装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
にこの発明は、回転翼を回転させて空中を移動可能な移
動体に搭載され、人工衛星との間で通信を行う回転翼型
移動体搭載用衛星通信装置において、前記移動体の翼回
転面下に装備される衛星通信用アンテナと、前記回転翼
の回転角を検出する翼回転角検出手段と、この手段で検
出された回転角から前記アンテナの送信放射範囲を回転
翼が横切る期間を判別する回転翼横断判別手段と、この
手段の判別結果に基づいて前記回転翼横断期間外にベー
スバンド信号を時間軸圧縮する信号圧縮手段と、この手
段で時間軸圧縮されたベースバンド信号によりキャリア
信号を変調し、かつ前記回転翼横断判別手段の判別結果
に基づいて前記キャリア信号を回転翼横断期間でオン状
態、期間外でオフ状態とする変調手段と、この変調手段
で得られた変調信号を周波数変換し、電力増幅して前記
アンテナに送出する送信機とを具備して構成される。
【0008】
【作用】上記構成による回転翼型移動体搭載用衛星通信
装置では、衛星通信用アンテナを移動体の翼回転翼面下
に装備し、回転翼の回転角を検出してアンテナの送信放
射範囲を回転翼が横切る期間を判別し、この判別結果に
基づいて回転翼横断期間外にベースバンド信号を時間軸
圧縮し、この圧縮ベースバンド信号によりキャリア信号
を変調する際に回転翼横断判別結果に基づいてキャリア
信号を回転翼横断期間内外でオン/オフ制御し、その変
調信号を周波数変換し、電力増幅してアンテナに送出す
るようにしたものである。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の一実施例を
詳細に説明する。
【0010】図1はこの発明に係るヘリコプター(回転
翼型移動体)搭載用の衛星通信装置の構成を示すもの
で、1はヘリコプターの回転翼機構、2は通信衛星であ
る。ヘリコプター1の翼回転翼面下には衛星通信用アン
テナ3が取り付けられる。
【0011】上記回転翼機構1の回転軸には、回転翼の
回転角を検出する回転角度検出装置4が取り付けられ、
この装置4の翼回転角検出信号はタイミング制御装置5
に送られる。このタイミング制御装置5はアンテナ3の
送信放射範囲を回転翼が横切る期間を判別し、その判別
結果をタイミング信号として出力する。
【0012】一方、映像、音声等のベースバンド信号は
時間軸圧縮部6に入力され、タイミング信号に基づいて
回転翼横断期間外に時間軸圧縮される。さらに変調部7
に送られる。この変調部7は入力した圧縮ベースバンド
信号によってキャリア信号を変調するが、この際、タイ
ミング信号に基づいて、キャリア信号を回転翼横断期間
でオン状態、期間外でオフ状態とする。この変調部7で
得られた変調信号は送信部8に送られ、周波数変換処理
81、電力増幅処理82を受けてアンテナ3に送出され
る。
【0013】すなわち、上記構成による衛星通信装置で
は、回転翼機構1に取り付けた回転角度検出装置4によ
って回転翼の位置情報をタイミング制御装置5に送り、
アンテナ3の送信放射範囲に回転翼が入って送信電波を
反射する期間を判別する。
【0014】この判別に基づいて生成したタイミング信
号を時間軸圧縮部6に送り、ベースバンド信号を回転翼
が送信放射範囲に入らない期間に時間軸圧縮する。さら
に、上記タイミング信号を変調部7に送り、圧縮ベース
バンド信号によるキャリア信号変調の際、回転翼が送信
放射範囲に入らない期間にキャリア信号をオン状態と
し、入る期間にオフ状態とする。
【0015】このように期間設定した変調信号を周波数
変換処理、電力増幅処理してアンテナ3より送出すれ
ば、回転翼によって反射されることなく、通信衛星2に
情報信号を伝送することができる。
【0016】したがって、上記構成による衛星通信装置
は、翼回転面下に取り付けた衛星通信用アンテナ3に対
して回転翼が障害物とならない。この結果、不要電力の
複写が少なくなり、衛星受信電力の不規則な変動がなく
なり、これによってクリアな情報伝送を行うことができ
る。さらに、回転翼の回転面下にアンテナ3を取り付け
ることができるので、大きなアンテナを取り付けること
ができ、十分な利得が得られる。また、機体の重心移動
が少ない等の効果も得られる。尚、この発明は上記実施
例に限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱し
ない範囲で種々変形しても同様に実施可能である。
【0017】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、翼回転
面下に衛星通信用アンテナを取り付けたとしても、回転
翼を障害物とすることなく、クリアな情報伝送を行うこ
とができる回転翼型移動体搭載用衛星通信装置を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る回転翼型移動体搭載用衛星通信
装置の一実施例を示すブロック構成図。
【符号の説明】
1…回転翼機構、2…通信衛星、3…衛星通信用アンテ
ナ、4…回転角度検出装置、5…タイミング制御装置、
6…時間軸圧縮部、7…変調部、8…送信部、81…周
波数変換部、82…電力増幅部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転翼を回転させて空中を移動可能な移動
    体に搭載され、人工衛星との間で通信を行う回転翼型移
    動体搭載用衛星通信装置において、 前記移動体の翼回転面下に装備される衛星通信用アンテ
    ナと、 前記回転翼の回転角を検出する翼回転角検出手段と、 この手段で検出された回転角から前記アンテナの送信放
    射範囲を回転翼が横切る期間を判別する回転翼横断判別
    手段と、 この手段の判別結果に基づいて前記回転翼横断期間外に
    ベースバンド信号を時間軸圧縮する信号圧縮手段と、 この手段で時間軸圧縮されたベースバンド信号によりキ
    ャリア信号を変調し、かつ前記回転翼横断判別手段の判
    別結果に基づいて前記キャリア信号を回転翼横断期間で
    オン状態、期間外でオフ状態とする変調手段と、 この変調手段で得られた変調信号を周波数変換し、電力
    増幅して前記アンテナに送出する送信機とを具備する回
    転翼型移動体搭載用衛星通信装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009171514A (ja) * 2008-01-21 2009-07-30 Mitsubishi Electric Corp ヘリコプター衛星通信システム、これに用いるヘリコプター搭載通信装置及び地上局通信装置
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JP2011083040A (ja) * 2011-01-26 2011-04-21 Mitsubishi Electric Corp ヘリコプター衛星通信システム、及びこれに用いるヘリコプター搭載通信装置

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