JPH10150397A - 送信電力制御方法及び送信電力制御システム - Google Patents

送信電力制御方法及び送信電力制御システム

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JPH10150397A
JPH10150397A JP8308552A JP30855296A JPH10150397A JP H10150397 A JPH10150397 A JP H10150397A JP 8308552 A JP8308552 A JP 8308552A JP 30855296 A JP30855296 A JP 30855296A JP H10150397 A JPH10150397 A JP H10150397A
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JP
Japan
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earth station
transmission power
calculating
satellite
transmission
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JP8308552A
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English (en)
Inventor
Kenzo Matsumoto
憲三 松本
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NEC Corp
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NEC Corp
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

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  • Transmitters (AREA)
  • Radio Relay Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 地球局での受信レベルを一定にして地球局で
の安定した受信を実現する。 【解決手段】 人工衛星17のPLL受信機5で得られ
る上り回線2のPLL誤差電圧10からドップラシフト
を求め、人工衛星17と地球局1との間の相対速度を計
算する。これにより、人工衛星17から地球局1を見た
アンテナ角を計算し、この時の地球局1と人工衛星17
との間の距離及びアンテナ利得を基に、地球局1での受
信レベルが一定となるように下り回線3の送信電力を制
御する。 【効果】 地球局での安定した受信を確保できると共
に、地上での電力束密度を能動的に制御できるので、デ
ータの伝送の効率化が図れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は送信電力制御方法及
び送信電力制御システムに関し、特に地球局との間で送
受信を行う周回軌道上の衛星における送信電力制御方法
及び送信電力制御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】人工衛星における従来の送信電力の制御
方式が特開昭58―12441号公報や特開昭62―8
4628号公報に記載されている。これらは、人工衛星
に搭載された姿勢センサにより得られる地球幅の情報に
基づく人工衛星から地球を見た時の地球視野角により、
人工衛星の送信電力を制御する方式である。周回軌道に
よって地球視野角が変化するので、この変化に応じて送
信電力を制御するのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の送信電
力制御方式では、通信を行う地球局までの距離及びアン
テナ角が求められないので、送信電力を最適に制御する
ことができない。
【0004】ところで、周回軌道上の人工衛星から地球
局への下り回線において、人工衛星のアンテナ利得の変
動及び人工衛星と地球局との間の距離の変動により地球
局の受信レベルは常に変化する。このため、しばしば受
信レベルの急激な変化により、地球局の受信機のロック
が外れてデータの利得に支障をきたしているという欠点
がある。
【0005】また、電波法における地上での電力束密度
の規定を満足させる必要がある。この地上での電力束密
度は、人工衛星の送信電力,地上と人工衛星との間の距
離及びデータの伝送レートで決定される。そして、電力
束密度に対する送信電力と伝送レートは相反する関係に
ある。すなわち、送信電力を小さくすればするほど、あ
るいは伝送レートを大きくすればするほど電力束密度は
小さくなる。一方、回線マージンの点からすると、ある
送信電力値で伝送できる伝送レートには限りがある。こ
れまでは、能力的に地上での電力束密度を最適に制御で
きなかったため、電力束密度を最適に制御できる条件下
で伝送できる最大の伝送レートが実現できず、データの
効率的な伝送ができないという欠点があった。
【0006】本発明は上述した従来技術の欠点を解決す
るためになされたものであり、その目的は地球局での受
信レベルを一定にして地球局での安定した受信を実現で
きる送信電力制御方法及び送信電力制御システムを提供
することである。
【0007】また本発明の他の目的は、電波法の地上で
の電力束密度規定を容易に満足させることにより伝送デ
ータのデータレートを大きくすることのできる送信電力
制御方法及び送信電力制御システムを提供することであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による送信電力制
御方法は、地球局との間で送受信を行う周回軌道上の衛
星における送信電力制御方法であって、前記地球局との
距離を算出する距離算出ステップと、この算出した距離
における電波の自由空間損失であるスパンロスを算出す
るスパンロス算出ステップと、この算出したスパンロス
及び前記地球局への送信電力レベル並びに送信アンテナ
利得値に応じて前記地球局での受信レベルを算出する受
信レベル算出ステップと、この算出した受信レベルが一
定になるように前記地球局への送信電力レベルを制御す
る制御ステップとを含むことを特徴とする。
【0009】本発明による送信電力制御システムは、地
球局との間で送受信を行う周回軌道上の衛星における送
信電力制御システムであって、前記地球局との距離を算
出する距離算出手段と、この算出した距離における電波
の自由空間損失であるスパンロスを算出するスパンロス
算出手段と、この算出したスパンロス及び前記地球局へ
の送信電力レベル並びに送信アンテナ利得値に応じて前
記地球局での受信レベルを算出する受信レベル算出手段
と、この算出した受信レベルが一定になるように前記地
球局への送信電力レベルを制御する制御手段とを含むこ
とを特徴とする。
【0010】要するに本発明では、算出した衛星と地球
局との距離における電波の自由空間損失であるスパンロ
ス及び地球局への送信電力レベル並びに送信アンテナ利
得値に応じて地球局での受信レベルを算出し、この算出
した受信レベルが一定になるように地球局への送信電力
レベルを制御しているのである。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0012】図1は本発明による送信電力制御システム
の実施の形態を示すブロック図であり、人工衛星に搭載
された送受信機等が示されている。一方、図2は地球、
人工衛星及び地球局の位置関係を示す図である。
【0013】図2を参照すると、人工衛星17は、地球
19の周回軌道28上を、速度29(V0)で飛行して
いる。このとき、地表面からの人工衛星17までの距離
すなわち衛星高度22はhである。また、人工衛星17
のアンテナ4と地球局1との距離23はRであり、アン
テナ4と地球局1との角度、すなわちアンテナ角24は
θである。さらにまた、地球局1の地球19に対する水
平線26と、地球局1と人工衛星17とを結ぶ線とのな
す角、すなわち仰角25はδである。なお、18は衛星
アンテナパターン、21は地球半径(Er)、20は地
心である。
【0014】図1を参照すると、地球局1よりの上り回
線信号2は、人工衛星17のアンテナ4で受信され、送
受共用回路32を経て、PLL受信機5の低雑音増幅器
7で増幅され、周波数変換器8に入力される。周波数変
換器8では、局発発振器11からの信号で低雑音増幅器
7からの信号を中間周波数27に変換した後、位相検波
器9に出力する。位相検波器9は、中間周波数27とP
LL受信機5のベストロック周波数との位相差成分をP
LL受信機5の誤差電圧信号10として、局発発振器1
1に出力すると共に、オンボードコンピュータ12にも
出力する。
【0015】局発発振器11は、誤差電圧信号10によ
り、中間周波数27が常に一定になるように発振周波数
が制御される。誤差電圧信号10は、PLL受信機5の
ベストロック周波数よりのずれ(fs)を表しており、
この周波数のずれ(fs)と、誤差信号電圧10の関係
は、予めオンボードコンピュータ12のメモリに記録し
てある。ここで、ベストロック周波数とは、受信信号の
周波数が、フェーズロック受信機(PLL受信機)が内
蔵している基準周波数と同じ周波数を指す。したがっ
て、ベストロック周波数は、PLL受信機からの誤差電
圧(受信周波数とベストロック周波数との差を表す)は
ゼロとなり、受信機が最も受信し易い周波数となる。
【0016】オンボードコンピュータ12には、地球局
1よりの送信周波数(ft)及びベストロック周波数
(fb)のデータも記録されている。オンボードコンピ
ュータ12は、誤差電圧信号10から、ベストロック周
波数(fb)の周波数のずれ((fs)を求めることに
より、式(1)より人工衛星17での受信周波数(f
r)を計算する。
【0017】fr=fb+fs…(1) さらに、受信周波数(fr)と地球局1よりの送信周波
数(ft)の差、すなわち、ドップラシフト周波数(f
d)を、式(2)により計算する。
【0018】fd=ft−fr…(2) 次に、ドップラ周波数(fd)と、地球局1の送信周波
数(fr)及び光速(c=3×105 km/h)を用い
て、式(3)により、地球局1と軌道上28を移動する
人工衛星17との間の相対速度(Vd)が計算される。
【0019】Vd=(C×fd)/ft…(3) 一方、軌道上28の人工衛星17の速度29(Vo)
は、予めオンボードコンピュータ12に記録された衛星
高度22(h),地球半径21(Er=6378km)
及び万有引力定数(μ=398603km3 /se
2 )を用いて式(4)により計算される。
【0020】Vo={μ/(Er+h)}1/2 …(4) 上記で求めた人工衛星17と地球局1との相対速度(V
d)及び速度29(Vo)により、人工衛星17と地心
20とを結ぶ直線と、人工衛星17と地球局1とを結ぶ
直線のなす角、すなわち人工衛星17のアンテナ角24
(θ)が式(5)により計算される。
【0021】θ=arccos(Vd/Vo)…(5) アンテナ角(θ)から式(6)により、地球局1の地球
19に対する水平線26と、地球局1と人工衛星17と
を結ぶ線とのなす角、すなわち地球局1の仰角25
(δ)が求められる。
【0022】 δ=arcsin[{(Er+h)/Er}・sinθ]−90…(6) 上記仰角25(δ)より、地球局1と人工衛星17との
間の距離23(R)が式(7)により計算される。
【0023】 R=−Ersinδ+(h2 +2Erh+Er2 sin2 δ)1/2 …(7) オンボードコンピュータ12は式(7)で計算された距
離23(R)により、下り回線3のスパンロスを求め
る。
【0024】スパンロスとは、一般に、電波がある距離
を伝搬する時の損失を指す。ここでは、衛星と地球局と
の間の電波の自由空間損失である。この自由空間損失L
R は、 LR [dB]=10log(4πR/λ)2 …(8) =32.45+20logf+20logR …(9) である。なお、式(9)においてfは回線の使用周波数
[MHz],式(8)においてλは波長[Km]であ
る。
【0025】また、衛星と地球局との距離R[Km]
は、 R=[r2 +Er2 −2rEr ・sin{δ+sin-1(Er/r・cosδ)}]1/2 …(10) =−Er・sinδ+{h2 +2Erh+Er2 sin2 δ}1/2 である。なお、式(10)において、衛星の高度h=5
50[Km],地球の半径Er=6378[Km]であ
り、r=h+Erである。
【0026】送信機6の出力につながるパワーモニタ回
路30は、送信機6の送信出力レベルを示すモニタ電圧
31を、オンボードコンピュータ12に出力する。オン
ボードコンピュータ12には、モニタ電圧31に対する
送信出力レベルの変換テーブルが予め記録されており、
入力されたモニタ電圧31に対応する送信機6の送信出
力レベルを求める。
【0027】また、オンボードコンピュータ12には、
アンテナ4のアンテナ角(θ)に対する送信アンテナ利
得値が予め記録されており、上記計算で求められたアン
テナ角4(θ)に対応する送信アンテナ利得値が抽出さ
れる。最後に、下り回線3のスパンロス,送信機6の送
信出力レベル及びアンテナ4の送信アンテナ利得値を用
いて、地球局1における受信レベルがオンボードコンピ
ュータ12により計算される。
【0028】ここで、図1中のオンボードコンピュータ
の動作について、図3のフローチャートを参照して説明
する。
【0029】図3において、オンボードコンピュータ
は、まずベストロック周波数(fb)及びベストロック
周波数からのずれ周波数(fs)を基に受信周波数(f
r)を求める(ステップ31)。次に、この求めた受信
周波数(fr)と送信周波数(ft)との差、すなわち
ドップラシフト周波数(fd)を求める(ステップ3
2)。さらに、この求めたドップラシフト周波数(f
d)及び送信周波数(ft)並びに光速度により地球局
と人工衛星との相対速度(Vd)を求める(ステップ3
3)。
【0030】また、人工衛星の速度(V0)を求めてお
き、地球局と人工衛星との相対速度(Vd)と人工衛星
の速度(V0)とに基づいてアンテナ角θを求める(ス
テップ34)。この求めたアンテナ角θから仰角δを求
める(ステップ35)。
【0031】この求めた仰角と衛星高度及び地球半径に
より、地球局と人工衛星との距離Rを求める(ステップ
36)。そして、この求めた距離Rからスパンロスを求
める(ステップ37)。
【0032】最後に、スパンロス、送信出力レベル及び
送信アンテナ利得値から地球局における受信レベルを求
める(ステップ38)。
【0033】次に、オンボードコンピュータは、予め定
義された受信レベルとなるような送信機6の出力レベル
を指定する信号を制御信号発生器13に出力する。制御
信号発生器13は、出力レベル指定信号に基づき、送信
機5の可変減衰器15に制御信号を出す。可変減衰器1
5は、送信機6の出力レベルが所定のレベルになるよう
に電力増幅器16の入力レベルを制御する。
【0034】人工衛星17が起動28を移動するにつれ
て、当然アンテナ角(θ),距離(R)及び仰角(δ)
も変化する。しかし、上記処理をクローズドループで繰
返すことにより、地球局1での受信レベルを一定にする
ことができ、地球局1での安定した受信が可能となる。
【0035】さらに、予めオンボードコンピュータ12
に、電波法で地上での仰角に応じて定義されている電力
束密度規格値を記録しておくことにより、同規定を容易
に満足させることも可能なため、送信電力を制御しない
方式に比べ、伝送データのデータレートを大きくするこ
とができる。
【0036】すなわち、電波法においては、RR(Ra
dio Regulations)第28条第4節及び
第15条、付録第30号に、衛星から地球への送信に対
し、地表面での電力束密度が規定されている。この規定
では、地表面への入射角(δ)=仰角によって異なる値
が定義されている。
【0037】一方、地表面の電力束密度(Pf)は、式
(11)で求められる。
【0038】 Pf=Ptx+Lt+Ga+10log(1/4πR2 )…(11) なお、式(11)において、Ptxは衛星の送信機の送
信出力レベル,Ltは送信機と衛星アンテナとの間のケ
ーブル等によるフィーダ損失,Gaは衛星アンテナ利
得,Rは入射角(δ)における衛星と地球との距離であ
る。
【0039】上述したように、本システムでは、δ,P
tx,Lt,Ga,Rの値が全て分かっているので、衛
星からの実際の電力束密度の値が計算できることにな
る。そこで、予め衛星のオンボードコンピュータ12に
電力束密度の規格を記録させておき、上記の計算結果と
比較することで、規格を満足しているかどうかが時々刻
々と分かる。そして、もし規格値を越えている場合は、
送信機の送信出力レベルを変えることにより、規格値を
満足する方向に自動制御できることになる。
【0040】要するに、本送信電力制御システムは、人
工衛星のPLL受信機で得られる地球局からの上り回線
信号のPLL誤差電圧に基づき上り回線信号のドップラ
シフト量を求め、このドップラシフト量より地球局と人
工衛星との間の相対速度を計算し、この相対速度より人
工衛星から地球局を見た時のアンテナ角を計算し、更に
アンテナ角から地球局と人工衛星との間の距離を計算す
ると共に、このアンテナ角から予め人工衛星に入力され
たアンテナのパターンデータからアンテナの利得値を求
め、これら地球局と人工衛星との間の距離及びアンテナ
の利得値に応じて、地球局での受信電力が一定になるよ
うに下り回線の送信電力を自動的に制御するのである。
【0041】つまり本発明では、人工衛星のPLL受信
機で得られる上り回線のPLL誤差電圧からドップラシ
フトを求め、人工衛星と地球局との間の相対速度を計算
し、これにより、人工衛星から地球局を見たアンテナ角
を計算し、この時の地球局と人工衛星との間の距離及び
アンテナ利得を基に、地球局での受信レベルが一定とな
るように下り回線の送信電力を制御することができるの
である。よって、地球局での安定した受信が確保できる
と共に、地上での電力束密度も能動的に制御できるの
で、データの伝送の効率化が図れる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、算出した
衛星と地球局との距離における電波の自由空間損失であ
るスパンロス及び地球局への送信電力レベル並びに送信
アンテナ利得値に応じて地球局での受信レベルを算出
し、この算出した受信レベルが一定になるように地球局
への送信電力レベルを制御することにより、地球局での
安定した受信を確保できると共に、地上での電力束密度
を能動的に制御できるので、データの伝送の効率化が図
れるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による送信電力制御システ
ムの構成を示すブロック図である。
【図2】地球、人工衛星及び地球局の位置関係を示す図
である。
【図3】オンボードコンピュータの動作を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1 地球局 4 衛星アンテナ 5 受信機 6 送信機 7 低雑音増幅器 8 周波数変換器 9 位相検波器 11 局部発振器 12 オンボードコンピュータ 13 制御信号発生器 14 前置増幅器 15 可変減衰器 16 電力増幅器 17 人工衛星 19 地球 30 パワーモニタ回路 32 送受共用回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地球局との間で送受信を行う周回軌道上
    の衛星における送信電力制御方法であって、前記地球局
    との距離を算出する距離算出ステップと、この算出した
    距離における電波の自由空間損失であるスパンロスを算
    出するスパンロス算出ステップと、この算出したスパン
    ロス及び前記地球局への送信電力レベル並びに送信アン
    テナ利得値に応じて前記地球局での受信レベルを算出す
    る受信レベル算出ステップと、この算出した受信レベル
    が一定になるように前記地球局への送信電力レベルを制
    御する制御ステップとを含むことを特徴とする送信電力
    制御方法。
  2. 【請求項2】 地球局との間で送受信を行う周回軌道上
    の衛星における送信電力制御システムであって、前記地
    球局との距離を算出する距離算出手段と、この算出した
    距離における電波の自由空間損失であるスパンロスを算
    出するスパンロス算出手段と、この算出したスパンロス
    及び前記地球局への送信電力レベル並びに送信アンテナ
    利得値に応じて前記地球局での受信レベルを算出する受
    信レベル算出手段と、この算出した受信レベルが一定に
    なるように前記地球局への送信電力レベルを制御する制
    御手段とを含むことを特徴とする送信電力制御システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記距離算出手段は、前記地球局から前
    記衛星への上り回線信号を位相同期ループ受信機で受信
    した場合における誤差電圧に基づいて前記上り回線信号
    のドップラシフト量を求める手段と、この求めたドップ
    ラシフト量から前記地球局と前記衛星との相対速度を求
    める手段と、この求めた相対速度及び前記衛星の速度を
    基に前記距離を算出する手段とを含むことを特徴とする
    請求項2記載の送信電力制御システム。
JP8308552A 1996-11-20 1996-11-20 送信電力制御方法及び送信電力制御システム Pending JPH10150397A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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