JPH06124213A - コンピュータのフォールト・トレラント方式 - Google Patents

コンピュータのフォールト・トレラント方式

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Publication number
JPH06124213A
JPH06124213A JP4272190A JP27219092A JPH06124213A JP H06124213 A JPH06124213 A JP H06124213A JP 4272190 A JP4272190 A JP 4272190A JP 27219092 A JP27219092 A JP 27219092A JP H06124213 A JPH06124213 A JP H06124213A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cpu
output
cpus
fault
arithmetic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4272190A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshimasa Sakamoto
好正 坂本
Nobuya Hasegawa
伸弥 長谷川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
NEC Communication Systems Ltd
Original Assignee
NEC Corp
NEC Communication Systems Ltd
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Publication date
Application filed by NEC Corp, NEC Communication Systems Ltd filed Critical NEC Corp
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Publication of JPH06124213A publication Critical patent/JPH06124213A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】複数(少なくとも4個)のコンピュータが並列
に演算しているコンピュータのフォール・トレラント方
式において、二重障害にも対応できる方式を提供する。 【構成】CPU1〜4は、それぞれの演算結果を判定部
5,6に出力する。この二重構成の判定部5,6は、全
ての出力値が同一であると、全てのCPUを正常とみな
し、その結果を出力し、CPU1が、他の3CPUと異
なる演算結果を出力した場合に、判定部5,6は、CP
U1を障害とみなしてCPU動作制御部7,8によりC
PU1の出力を停止させ、他の3CPUの演算結果を出
力する。さらにCPU2が、CPU3,4と異なる演算
結果を出力すると、判定部5,6はCPU2を障害とみ
なしてCPU動作制御部7,8によりCPU2の出力を
停止して、CPU3,4の演算結果を出力する。 【効果】複数のCPUが並列演算中に二重障害が発生し
た場合でも、正常に処理を続けることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のコンピュータの
障害許容範囲を規制するためのコンピュータのフォール
ト・トレラント方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のコンピュータのフォールト・トレ
ラント方式は図2に示すように、例えば4つのCPU
1,2,3,4と、2つの比較回路9,10があり、C
PU1,CPU2,と比較回路9とから成るCPU部A
11と、CPU3,CPU4と比較回路10とから成る
CPU部B12とで構成される。
【0003】4つのCPU1,2,3,4は完全同期で
動作し、同一の入力に対してそれぞれが独立に演算を行
い、演算結果を比較回路9,10に出力する。比較回路
9,10では、それぞれ2つのCPUの演算結果を比較
し、一致しない場合には障害があるとみなし、障害のC
PU部A11又はCPU部B12の出力を停止する。
【0004】この方法により、4つのCPUのうち1つ
(例えばCPU1)に障害が発生してもCPU部B12
の演算結果が出力されるのでシステム全体としては障害
を受けることなく、無停止で処理を続けることができ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この従来のフォールト
・トレラント方式では、4CPUのうちの1つに障害が
発生した場合に、システムとして処理は続けられるが、
障害の復旧作業中に別のCPU部に(例えばCPU3)
に障害が発生してしまう場合、つまり二重障害に対応で
きないという課題がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のコンピュータの
フォールト・トレラント方式は、少なくとも4個以上の
CPUが1つの演算を行い少なくとも2個以上の正常な
演算結果を確認して出力するコンピュータのフォールト
・トレラント方式において、前記4個以上のCPUの演
算結果を入力して多数決をとり障害CPUを判定する2
重化され判定手段と、この2重化された判定手段のそれ
ぞれからの判定結果にもとずき障害CPUの出力を停止
させる2重化された手段とを有する。
【0007】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の一実施例のブロック図である。図1
の実施例はCPU1,2,3,4と、CPU1,2,
3,4の演算結果をそれぞれ4個のCPU1の判定部5
A〜CPU4判定部5Dに入力して多数決をとり、障害
の有無を判定する判定部5と、同じくCPU1,2,
3,4の演算結果をそれぞれ4個のCPU1の判定部6
A〜CPU4の判定部6Dに入力して多数決をとり、障
害の有無を判定する判定部6と、判定部5,6の結果を
それぞれ受けCPUの出力を制御するCPU動作制御部
7,8を示す。すなわち、判定部5,6およびCPU動
作制御部7,8はおのおの2重化構成である。
【0008】次に本実施例の動作を説明する。CPU1
〜4の全ての出力値が同一である場合には、全てのCP
Uが正常であると判定し、その値を出力する。
【0009】今、CPU1に障害が発生すると、例えば
CPU1の判定部5Aが異なる演算結果となり、判定部
5における4つのCPUの演算結果には差異が生じる。
このとき、正常動作を続けているCPU2,3,4の演
算結果は同一であるため、判定部5ではその結果を出力
し、唯一違った結果を出力したCPU1に障害があると
判定し、CPU動作制御部7によりCPU1の出力を停
止する。前述と同じ判定が判定部6でも行われ、CPU
動作制御部8によりCPU1の出力を停止するが、この
両者の動作は独立に行われる。
【0010】CPU1が障害を起こし、その障害が復旧
されないうちにCPU2に障害が発生すると、CPU2
の演算結果とCPU3、4の演算結果との間に差異が生
じる。判定部5,6では3つの演算結果のうち、一致し
たCPU3,4の演算結果を出力し、CPU2も障害と
判定して、CPU動作制御部7,8によりCPU2の出
力を停止する。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、4つC
PUの演算結果の多数決をとり、障害と判定したCPU
の出力を停止させることにより、4つのCPUのうちの
2つに障害が発生しても正常に動作させることができ
る。そのため二重障害にも対応でき、信頼性を向上させ
る効果がある。かつ、判定部とCPU動作部とを2重構
成としているので、二重障害を誤判定する確立を極めて
少なくできる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック図である。
【図2】従来のコンピュータのフォルト・トレラント方
式のブロック図である。
【符号の説明】
1〜4 CPU 5,6 判定部 5A〜5D,6A〜6D CP1〜CP4の判定部 7,8 CPU動作制御部 9,10 比較回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも4個以上のCPUが1つの演
    算を行い少なくとも2個以上の正常な演算結果を確認し
    て出力するコンピュータのフォールト・トレラント方式
    において、前記4個以上のCPUの演算結果を入力して
    多数決をとり障害CPUを判定する2重化され判定手段
    と、この2重化された判定手段のそれぞれからの判定結
    果にもとずき障害CPUの出力を停止させる2重化され
    た手段とを有することを特徴とするコンピュータのフォ
    ールト・トレラント方式。
  2. 【請求項2】 前記2重化された判定手段のそれぞれが
    一個の障害CPUを判定した場合に他の正常な演算結果
    を出力し、次に2個目の障害CPUを判定した場合には
    残りの正常な演算結果を出力することを特徴とする請求
    項1記載のコンピュータのフォールト・トレラント方
    式。
JP4272190A 1992-10-12 1992-10-12 コンピュータのフォールト・トレラント方式 Pending JPH06124213A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4272190A JPH06124213A (ja) 1992-10-12 1992-10-12 コンピュータのフォールト・トレラント方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4272190A JPH06124213A (ja) 1992-10-12 1992-10-12 コンピュータのフォールト・トレラント方式

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06124213A true JPH06124213A (ja) 1994-05-06

Family

ID=17510347

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4272190A Pending JPH06124213A (ja) 1992-10-12 1992-10-12 コンピュータのフォールト・トレラント方式

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JP (1) JPH06124213A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013164763A (ja) * 2012-02-13 2013-08-22 Mitsubishi Electric Corp 二重化システム系切替制御装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013164763A (ja) * 2012-02-13 2013-08-22 Mitsubishi Electric Corp 二重化システム系切替制御装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20000307