JP2790511B2 - 装置内監視切替方式 - Google Patents
装置内監視切替方式Info
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- JP2790511B2 JP2790511B2 JP2567390A JP2567390A JP2790511B2 JP 2790511 B2 JP2790511 B2 JP 2790511B2 JP 2567390 A JP2567390 A JP 2567390A JP 2567390 A JP2567390 A JP 2567390A JP 2790511 B2 JP2790511 B2 JP 2790511B2
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- Japan
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- signal
- test signal
- pattern
- selector
- active
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Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の概要〕 信号ルートが運用系/非運用系の冗長構成になってい
る装置内の該信号ルートの監視切替方式に関し、 ビットエラーを確実に検出し、障害時は正常系を確認
して該正常系へ切替えることができるようにすることを
目的とし、 運用系と非運用系の両系を備える冗長構成の信号ルー
トを持つ装置内の監視切替方式において、該運用系と非
運用系の各信号の照合を行ない、不一致のとき、非運用
系に試験用の信号を通し、該試験用の信号が正常に通過
するのを確認して、運用系を該非運用系へ切替える構成
とする。
る装置内の該信号ルートの監視切替方式に関し、 ビットエラーを確実に検出し、障害時は正常系を確認
して該正常系へ切替えることができるようにすることを
目的とし、 運用系と非運用系の両系を備える冗長構成の信号ルー
トを持つ装置内の監視切替方式において、該運用系と非
運用系の各信号の照合を行ない、不一致のとき、非運用
系に試験用の信号を通し、該試験用の信号が正常に通過
するのを確認して、運用系を該非運用系へ切替える構成
とする。
本発明は、信号ルートが運用系/非運用系の冗長構成
になっている装置内の該信号ルートの監視切替方式に関
する。
になっている装置内の該信号ルートの監視切替方式に関
する。
周知のように重要な信号ルートは2重系、3重系にし
て障害に対する安全度を高めているが、通信装置内の信
号ルートについてもそうである。本発明はかゝる装置内
冗長系の障害監視、切替方式に係るものである。
て障害に対する安全度を高めているが、通信装置内の信
号ルートについてもそうである。本発明はかゝる装置内
冗長系の障害監視、切替方式に係るものである。
装置内の信号ルートが冗長構成となっており、その運
用系(現用系)/非運用系(予備系)の切替のトリガと
なる装置内の故障を検出するための監視方法としては、
信号上の周期的に空いているビットの位置にパリティビ
ットを付加する方法か、固定の監視用のパターンを挿入
する方法が用いられている。また、CRC演算結果を付加
する方法もある。
用系(現用系)/非運用系(予備系)の切替のトリガと
なる装置内の故障を検出するための監視方法としては、
信号上の周期的に空いているビットの位置にパリティビ
ットを付加する方法か、固定の監視用のパターンを挿入
する方法が用いられている。また、CRC演算結果を付加
する方法もある。
パリティビットを付加する方法も固定パターンを挿入
する方法も断線等で信号が完全に切れるか潰れてしまう
場合については有効であるが、パリティビットを付加す
る方法の場合は偶数ビット誤りは検出できないという問
題があり、パターンを挿入する方法ではその監視用の固
定パターン以外のビット(本来の信号のビット等)の誤
りは検出できないという問題がある。
する方法も断線等で信号が完全に切れるか潰れてしまう
場合については有効であるが、パリティビットを付加す
る方法の場合は偶数ビット誤りは検出できないという問
題があり、パターンを挿入する方法ではその監視用の固
定パターン以外のビット(本来の信号のビット等)の誤
りは検出できないという問題がある。
CRC演算結果を付加する方法は、故障や誤りを検出す
る精度が高いが、ハードウエアが大きくなるという問題
がある。
る精度が高いが、ハードウエアが大きくなるという問題
がある。
本発明はかゝる点に鑑みてなされたもので、ビットエ
ラーを確実に検出し、障害時は正常系を確認して該正常
系へ切替えることができるようにすることを目的とする
ものである。
ラーを確実に検出し、障害時は正常系を確認して該正常
系へ切替えることができるようにすることを目的とする
ものである。
第1図に示すように、装置10はその入力部IN、出力部
OUT間が運用系Aと非運用系Bの冗長構成になってい
る。セレクタ12は障害時等に運用系Aと非運用系Bの切
替えを行なう。14,16もセレクタであるが、これらは通
常信号とテスト信号の切替用で、常時は運用系Aおよび
非運用系Bを入力部INへ接続し、両系に同じ信号を流
す。
OUT間が運用系Aと非運用系Bの冗長構成になってい
る。セレクタ12は障害時等に運用系Aと非運用系Bの切
替えを行なう。14,16もセレクタであるが、これらは通
常信号とテスト信号の切替用で、常時は運用系Aおよび
非運用系Bを入力部INへ接続し、両系に同じ信号を流
す。
本発明では照合部18で、セレクタ12側のA,B両系の信
号を照合する。照合結果が不一致であると照合部18はそ
の旨を制御部20へ知らせる。制御部20は照合結果不一致
を通知させるとセレクタ16へ信号を送って非運用系Bを
テスト信号作成部22へ接続させる。これにより非運用系
Bにテスト信号が挿入される。テスト信号通過確認部24
は、非運用系Bをテスト信号が通過するか否かチェック
し、通過が確認されるとその旨を示す信号を制御部20へ
送る。これを受けると制御部20は非運用系Bの正常を知
り、セレクタ12へ信号を送って、非運用系Bを出力部OU
Tへ接続させる。
号を照合する。照合結果が不一致であると照合部18はそ
の旨を制御部20へ知らせる。制御部20は照合結果不一致
を通知させるとセレクタ16へ信号を送って非運用系Bを
テスト信号作成部22へ接続させる。これにより非運用系
Bにテスト信号が挿入される。テスト信号通過確認部24
は、非運用系Bをテスト信号が通過するか否かチェック
し、通過が確認されるとその旨を示す信号を制御部20へ
送る。これを受けると制御部20は非運用系Bの正常を知
り、セレクタ12へ信号を送って、非運用系Bを出力部OU
Tへ接続させる。
冗長系を有する装置の信号ルートは複数あり、その各
々に同じ信号が同じタイミングで流れている。従って複
数の信号ルートから1つの信号ルートを選択する部分で
各信号を照合すると、正常なら照合結果は一致し、異常
(故障発生)なら照合結果は不一致になる。照合部18は
この照合を行なう。即ち運用系Aと非運用系Bの信号の
各ビットを照合し、不一致ならその旨を示す信号を制御
部20へ送る。全ビット比較であるから、パリティチェッ
クのように偶数ビットエラーは検出不能ということはな
く、また特定パターン挿入のように、特定パターンにエ
ラーはなく特定パターン以外のビットにエラーがある場
合は検出不能ということはなく、如何なる信号の誤まり
も確実に検出できる。
々に同じ信号が同じタイミングで流れている。従って複
数の信号ルートから1つの信号ルートを選択する部分で
各信号を照合すると、正常なら照合結果は一致し、異常
(故障発生)なら照合結果は不一致になる。照合部18は
この照合を行なう。即ち運用系Aと非運用系Bの信号の
各ビットを照合し、不一致ならその旨を示す信号を制御
部20へ送る。全ビット比較であるから、パリティチェッ
クのように偶数ビットエラーは検出不能ということはな
く、また特定パターン挿入のように、特定パターンにエ
ラーはなく特定パターン以外のビットにエラーがある場
合は検出不能ということはなく、如何なる信号の誤まり
も確実に検出できる。
制御部20は照合不一致の信号を受けると、セレクタ16
を切替えて非運用系Bへ、テスト信号作成部22からのテ
スト信号を流す。テスト信号通過確認部24は非運用系B
の信号をチェックし、テスト信号を検出するとそれを制
御部20へ知らせる。これを受けると制御部20は、非運用
系Bは正常であることを知る。即ち、照合結果不一致だ
けでは、運用系Aと非運用系Bの信号が不一致というだ
けで、どちらが異常かは分らない。そこでテスト信号を
通してみるが、該テスト信号が非運用系を正常に通るこ
とが確認されれば、異常は運用系Aで非運用系Bは正常
であると判断できる。この確認がとれた後、制御部20は
セレクタ12を操作し、運用系Aから非運用系Bへ切替え
るので、切替えたがその系も障害というようなことはな
く、確実な冗長切替えができる。
を切替えて非運用系Bへ、テスト信号作成部22からのテ
スト信号を流す。テスト信号通過確認部24は非運用系B
の信号をチェックし、テスト信号を検出するとそれを制
御部20へ知らせる。これを受けると制御部20は、非運用
系Bは正常であることを知る。即ち、照合結果不一致だ
けでは、運用系Aと非運用系Bの信号が不一致というだ
けで、どちらが異常かは分らない。そこでテスト信号を
通してみるが、該テスト信号が非運用系を正常に通るこ
とが確認されれば、異常は運用系Aで非運用系Bは正常
であると判断できる。この確認がとれた後、制御部20は
セレクタ12を操作し、運用系Aから非運用系Bへ切替え
るので、切替えたがその系も障害というようなことはな
く、確実な冗長切替えができる。
第1図で、照合部18は、運用系Aと非運用系Bの信号
の各ビットの一致/不一致をチェックするものであるか
ら、排他オアゲートでよく、信号はビットシリアルであ
るから該ゲート1個でよい。
の各ビットの一致/不一致をチェックするものであるか
ら、排他オアゲートでよく、信号はビットシリアルであ
るから該ゲート1個でよい。
テスト信号としてはPNパターンが適当である。テスト
信号作成部22はかゝる信号を発生する。
信号作成部22はかゝる信号を発生する。
テスト信号通過確認部24はテスト信号作成部22からの
テスト信号と、セレクタ16で非運用系Bへ挿入され該非
運用系Bを通ったテスト信号とを照合し、一致しておれ
ばテスト信号が非運用系Bを正常に通ったとする。
テスト信号と、セレクタ16で非運用系Bへ挿入され該非
運用系Bを通ったテスト信号とを照合し、一致しておれ
ばテスト信号が非運用系Bを正常に通ったとする。
運用系Aから非運用系Bへ切替えられると、今度は系
Bが運用系、系Aが非運用系になる。非運用系に切替え
た系Aは修復し、修復後、系Aは非運用系とする場合
も、系AとBの照合、不一致ならテスト信号挿入(今度
は系Aへ)、通過確認で系Bから系Aへの切替え、を行
なう。修復した系Aを運用系とするなら直ちにA,B系の
切替えを行ない、最初と同じ状態にする。
Bが運用系、系Aが非運用系になる。非運用系に切替え
た系Aは修復し、修復後、系Aは非運用系とする場合
も、系AとBの照合、不一致ならテスト信号挿入(今度
は系Aへ)、通過確認で系Bから系Aへの切替え、を行
なう。修復した系Aを運用系とするなら直ちにA,B系の
切替えを行ない、最初と同じ状態にする。
テスト信号にPNパターンを用いた場合の実施例を第2
図に示し、この場合の処理例を第3図の流れ図に示す。
第2図に示すようにA系、B系には実際にはデータ処理
部が含まれる。PNパターン発生器22aはセレクタ14また
は16によりPNパターンをA系またはB系へ挿入し、PNパ
ターンチェック部24aはセレクタ24bを介してこれを取出
し、チェックして正常/異常を判定する。他は第1図と
同じであり、同じ部分には同じ符号が付してある。
図に示し、この場合の処理例を第3図の流れ図に示す。
第2図に示すようにA系、B系には実際にはデータ処理
部が含まれる。PNパターン発生器22aはセレクタ14また
は16によりPNパターンをA系またはB系へ挿入し、PNパ
ターンチェック部24aはセレクタ24bを介してこれを取出
し、チェックして正常/異常を判定する。他は第1図と
同じであり、同じ部分には同じ符号が付してある。
第3図に示すように、比較部(照合部)18でのA系、
B系の信号の比較でエラー(不一致)が発生すると、
プロセッサである制御部20はA系、B系のうちセレクタ
12において非選択系とされている系に対してセレクタ14
または16で、PNパターン発生器22aからのPNパターン信
号を挿入する。制御部20からの信号によりセレクタ24
bでPNパターンの挿入されている系を選択し、該系を通
ったPNパターンをチェック部24aへ送ってPNパターンの
照合をさせる。照合結果がNGなら、セレクタ24bにお
いて選択されている系(PNパターンを挿入した系)につ
いてアラームを発生する。この場合は系切替えを行な
わない。照合結果がOKなら、セレクタ14または16におけ
るPNパターン信号の挿入を中止し、セレクタ12により系
を切替え、この切替えが行なわれる前に選択していた
系についてのアラームを発出する。
B系の信号の比較でエラー(不一致)が発生すると、
プロセッサである制御部20はA系、B系のうちセレクタ
12において非選択系とされている系に対してセレクタ14
または16で、PNパターン発生器22aからのPNパターン信
号を挿入する。制御部20からの信号によりセレクタ24
bでPNパターンの挿入されている系を選択し、該系を通
ったPNパターンをチェック部24aへ送ってPNパターンの
照合をさせる。照合結果がNGなら、セレクタ24bにお
いて選択されている系(PNパターンを挿入した系)につ
いてアラームを発生する。この場合は系切替えを行な
わない。照合結果がOKなら、セレクタ14または16におけ
るPNパターン信号の挿入を中止し、セレクタ12により系
を切替え、この切替えが行なわれる前に選択していた
系についてのアラームを発出する。
以上説明したように本発明では装置内の信号ルートを
通過する信号の全てのビットに対して監視を行なうこと
が可能であり、如何なる信号の誤まり方に対してエラー
検出が可能となり、また確実に正常に動作している信号
ルートを確認してからそれに切替えるので信頼性が向上
する。
通過する信号の全てのビットに対して監視を行なうこと
が可能であり、如何なる信号の誤まり方に対してエラー
検出が可能となり、また確実に正常に動作している信号
ルートを確認してからそれに切替えるので信頼性が向上
する。
第1図は本発明の原理図、 第2図は本発明の実施例を示すブロック図、 第3図は第2図での切替要領を示す流れ図である。 第1図でAは運用系、Bは非運用系、12,14,16はセレク
タ、18は照合部、20は制御部、22はテスト信号作成部で
ある。
タ、18は照合部、20は制御部、22はテスト信号作成部で
ある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 白井 正博 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 余越 紀之 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (56)参考文献 特開 昭64−32725(JP,A) 実開 昭58−26248(JP,U) 特公 昭44−29889(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04B 1/74
Claims (1)
- 【請求項1】運用系と非運用系の両系を備える冗長構成
の信号ルートを持つ装置内の監視切替方式において、 該運用系(A)と非運用系(B)の各信号の照合を行な
い、 不一致のとき、非運用系に試験用の信号を通し、 該試験用の信号が正常に通過するのを確認して、運用系
を該非運用系へ切替えることを特徴とする装置内監視切
替方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2567390A JP2790511B2 (ja) | 1990-02-05 | 1990-02-05 | 装置内監視切替方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2567390A JP2790511B2 (ja) | 1990-02-05 | 1990-02-05 | 装置内監視切替方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03230624A JPH03230624A (ja) | 1991-10-14 |
JP2790511B2 true JP2790511B2 (ja) | 1998-08-27 |
Family
ID=12172306
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2567390A Expired - Fee Related JP2790511B2 (ja) | 1990-02-05 | 1990-02-05 | 装置内監視切替方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2790511B2 (ja) |
-
1990
- 1990-02-05 JP JP2567390A patent/JP2790511B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03230624A (ja) | 1991-10-14 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |