JPH0612390U - ディスク収納ケース - Google Patents

ディスク収納ケース

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JPH0612390U
JPH0612390U JP084845U JP8484591U JPH0612390U JP H0612390 U JPH0612390 U JP H0612390U JP 084845 U JP084845 U JP 084845U JP 8484591 U JP8484591 U JP 8484591U JP H0612390 U JPH0612390 U JP H0612390U
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disc
case
outer peripheral
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  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構成でディスクを確実に収容するこ
と。 【構成】 ケース本体30側にストッパ片36Aと36
Bとを対向配置させ、弾性体37による弾性力によって
この湾曲部37aと各ストッパ片36Bの傾斜縁部36
bとの間にディスクAを挟持させるようにした。また蓋
体40が閉じられた状態にあっては、蓋体40側の舌片
44の球状突起45をディスクAの外周縁部に上方から
当接させるようにした。 【効果】 ディスクAの水平及び垂直方向のガタは、湾
曲部37aと各ストッパ片36Bの傾斜縁部36bとの
間の挟持力と蓋体40側の舌片44の球状突起45によ
る押し付け力によって完全に阻止されるため、簡単な構
成によりディスクAを安定した状態で収容することがで
きる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、レーザーディスク等の光ディスクを収納するためのディスク収納ケ ースに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、レーザーディスク等の光ディスクを収納するためのディスク収納ケ ースとしては、ケース本体に対して蓋体を開閉自在に設けたものが使用されてい る。
【0003】 図6は、このようなディスク収納ケースの一例を示すもので、ケース本体1及 び蓋体2からなる。ケース本体1の後端部両側面には突起3が設けられており、 この突起3に蓋体2の係合孔4が嵌め込まれることにより蓋体2がケース本体1 に対して開閉自在とされる。各突起3の近傍には係止突起5が設けられており、 この係止突起5に蓋体2側の係止凹部6が嵌り込むことによってケース本体1に 蓋体2がロックされる。
【0004】 ケース本体1の中央部には、ディスクAの中心孔A1 の径よりも若干大きめの 寸法とされた保持部材7が設けられている。保持部材7にディスクAの中心孔A 1 に嵌め込むと、各弾性体7aが内側に撓み、最終的には各弾性体7aの弾性力 によってディスクAの中心孔A1 を介し保持部材7によって保持される。
【0005】 蓋体2に設けられているリブ8は、蓋体2に強度を持たせるとともに、ディス クAがケース本体1内部にて何らかの原因により移動した際のストッパの役目も 担っている。閉じられた状態にある蓋体2を開ける場合には、側壁9に指を掛け ケース本体1の後端部の突起3を支点として蓋体2を回動させる。ディスクAを 取出す場合には、ディスクAの外周縁部と中心孔A1 との間に指を掛け、保持部 材7からディスクAを引き抜くようにして取り外す。 このような構造のディスク収納ケースでは、蓋体2を閉じることによってケー ス本体1内部が略密閉された状態とされるため、収納されたディスクAにほこり が付きにくく、更には外部衝撃等から保護する上で有効である。
【0006】 しかしながら、このようなディスク収納ケースでは、ディスクAの中心孔A1 の内周面が保持部材7の各弾性体7aの弾性力によって押圧された状態にあるた め、ディスクAの取り出しにはかなりの引き抜き力を要するばかりか、引き抜き 時にディスクAが撓んでしまい、ディスクAの記録面がケース本体1の内面に強 く押し付けられることもあり、このような場合にはその面が傷ついてしまうおそ れもある。
【0007】 また、ディスクAの中心孔A1 を保持部材7によって押圧保持する構造であり 、ディスクAの外周部は浮いた状態とされるため、ディスク収納ケースを誤って 落とした場合や持ち運びが不安定の場合には、ディスクAの外周部がばたついて しまいディスクAに傷が付いてしまうおそれがある。
【0008】 更に蓋体2はケース本体1の後端部を支点として回動自在とされた構造である ため、特にケースサイズの大きいものにあって蓋体2が開け放たれた状態にあっ ては、ケース本体1の後端部に蓋体2の全荷重が加わる。このため、ケース本体 1を片手で支持しながらディスクAを取り出そうとした場合には、極めて不安定 な状態となることにより、誤ってケース本体1とディスクAとを落下させてしま う危険性が高い。
【0009】 このような不具合を解消するために、たとえば図7に示すようなディスク収容 ケースが開発されている。 蓋体20のガイドピン21がケース本体10のガイド溝11に嵌り込んでおり 、蓋体20がケース本体10に対してスライド自在とされている。また、ガイド ピン21がガイド溝11の終端部に移動したとき蓋体20が回動可能となるため 、蓋体20を仰向けとした状態でケース本体10の下側を逆向きにスライドさせ 、係合凹部22を係合突起12に嵌合させることにより、蓋体20全体がケース 本体10の裏側に張り付く状態に保持される。
【0010】 この状態でディスクAを収容する場合には、その中心孔A1 を瓢箪形状の保持 部材13に遊嵌する。これにより、ケース本体10内部にてディスクAの位置決 めが行われる。このとき、ディスクAの外周縁部は、複数のストッパ14の段部 14aによって支持される。またディスクAの水平方向への移動は、各ストッパ 14のストッパ片14bによって阻止される。更にディスクAの垂直方向への移 動は、2個の係合突起15及びこれに対向して配置されたロック機構16によっ て阻止される。蓋体20が閉じられた状態にあっては、蓋体20側の舌片23に よっても行われるようになっている。
【0011】 なお、各ストッパ14にあっては、ストッパ片14bが補強リブ14cによっ て背面側から支持された構造とされている。またロック機構16にあっては、図 8に示すように、2個の保持部材17の係合凹部17a又は17bにスライダ1 8の係合突起18bが嵌合されることによってスライダ18の移動が規制される ようになっており、係合突起18bが係合凹部17bに嵌合された状態にあって はスライダ18の係合片18aがディスクAの外周縁部に係合し、ディスクAの 取り出しが不可能な状態に維持される。
【0012】 これに対し、ディスクAをケース本体10から取り出す場合には、スライダ1 8をスライドさせ係合突起18bを係合凹部17bから17aに移動させると、 その係合片18aがディスクAの外周縁部から離れる。この状態では、ディスク Aの中心孔A1 が瓢箪形状の保持部材13に遊嵌されているため、その取り出し が極めて容易に行われる。また、蓋体20を開け放った状態では、蓋体20全体 がケース本体10の裏側に張り付く状態に保持されるため、ケース本体10を片 手で支持しながらディスクAを取り出そうとした場合には、極めて安定な状態と なることにより、誤ってケース本体10とディスクAとを落下させてしまう危険 性もなくなる。
【0013】
【考案が解決しようとする課題】
このように、上述した従来のディスク収納ケースは、ケース本体10に対して 蓋体20をスライド自在に設け、蓋体20を開け放った状態では蓋体20全体が ケース本体10の裏側に張り付く状態に保持される。このため、ディスク収納ケ ースのサイズが大きくなっても蓋体20の開閉動作が円滑に行われるばかりでな く、ケース本体10を片手で支持しながらディスクAを取り出そうとした場合に は、極めて安定な状態でディスクAの取出し及び収納動作を行うことができるた め、使い勝手に優れたものとなっている。
【0014】 またケース本体10に収納されたディスクAの水平方向への移動は、各ストッ パ14のストッパ片14bによって阻止され、更にその垂直方向への移動は2個 の係合突起15及びこれに対向して配置されたロック機構16によって阻止され る構成とされている。蓋体20が閉じられた状態にあっては、蓋体20側の舌片 23によってもその垂直方向における移動規制が行われるようになっている。 したがって、蓋体20の開閉操作が容易であり、しかもディスクAの収納は安 全且つ確実に行われるため、特に大径のディスクを収納するケースとして好適で ある。
【0015】 しかしながら、このようなディスク収納ケースでは、ディスクAの水平方向及 び垂直方向へのガタを防止するために、複数のストッパ14、係合突起15及び これに対向して配置されたロック機構16を必要とするため部品点数ががきわめ て多くなりすぎるため、構造が複雑であり、コストアップを招いてしまうという 欠点を有している。
【0016】 本考案は、このような事情に対処してなされたもので、簡単な構成によりディ スクを確実に収容することができるディスク収納ケースを提供することを目的と する。
【0017】
【課題を解決するための手段】
本考案は、ディスクを収容するケース本体とこのケース本体を上方から覆うた めの蓋体とからなるディスク収納ケースにおいて、ケース本体側に、前記ディス クの外周縁部に当接しこのディスクを浮いた状態に支持する対向配置された支持 部材と、前記ディスクの外周端縁に当接しこのディスクを前記対向配置されたい ずれか一方の支持部材側に押し付ける弾性体とが具備されていることを特徴とす る。 また本考案は、前記蓋体の内側に球状突起を有した弾性舌体を設け、前記蓋体 が前記ケース本体を上方から覆った際に前記球状突起が前記弾性舌体の弾性力に よって前記ディスクの外周縁部に上方から当接してなることを特徴とする。
【0018】
【作用】
本考案のディスク収納ケースでは、対向配置された支持部材によってディスク を浮いた状態に支持するとともに、弾性体によってディスクを対向配置されたい ずれか一方の支持部材側に押し付けるようにしたので、ケース本体内におけるデ ィスクの水平方向のガタを確実に防止することができる。 また本考案のディスク収納ケースでは、蓋体がケース本体を上方から覆った際 に弾性舌体に設けられている球状突起による点接触によってディスクの外周縁部 を上方から押し付けるようにしたので、ケース本体内におけるディスクの垂直方 向のガタを確実に防止することができる。
【0019】
【実施例】
以下、本考案の実施例の詳細を図面に基づいて説明する。 図1は、本考案のディスク収納ケースの一実施例を示すものである。同図に示 すように、ディスク収納ケースはケース本体30及びこれに対し所定距離だけス ライドした後に回動自在となるように設けられた蓋体40からなる。これらケー ス本体30及び蓋体40は、それぞれ射出成形によって形成されている。なお、 ケース本体30及び蓋体40の材料としては、ディスクAのレーベルをディスク 収納ケースに収納した状態で外から確認することができるように、透明の合成樹 脂を使用することが好ましい。
【0020】 ケース本体30には、奥行き側に沿って対向配置された側壁31及び各側壁3 1の手前側の端部間を閉塞する側壁35が設けられている。 各側壁31は、手前側の僅かに奥まった位置から高さが低くされているととも に、その肉厚が厚めに形成されており、その肉厚の厚い部分には奥行き側に沿っ たガイド溝32が形成されている。ガイド溝32の始端部寄りには、後述する蓋 体40側の回動規制軸47の逃げ溝32aが形成されている。各側壁31の手前 側には、後述する蓋体40側の係合凹部48が嵌り込む係合突起33が設けられ ている。
【0021】 ケース本体30の底板34には、側壁31に対して平行に延びたストッパ片3 6A,36Aが設けられている。またその底板34の奥行き側には、ストッパ片 36Aに対向したストッパ片36Bが設けられている。各ストッパ片36A,3 6Bには、それぞれ内側に向けて傾斜した傾斜縁部36b及びこの傾斜縁部36 bの終端部から水平方向に延びた載置縁部36cが設けられている。
【0022】 手前側の各ストッパ片36A間には、ディスクAの外周端縁を水平方向に押圧 する湾曲部37aを有した弾性体37が設けられている。ケース本体30の底板 34の略中央には、ディスクAの中心孔A1 の位置決めを行う位置決め部材38 が設けられている。
【0023】 位置決め部材38は、長片38a及びこれに対して垂直に設けられた短片38 bからなる。長片38aの両端部及び短片38bの一端部には、外側に向けて傾 斜した傾斜部38cが設けられている。そして、ディスクAがケース本体30に 収容された場合には、その中心孔A1 の開口縁部が各傾斜部38cの略中間部位 にて支持される。これに併せてディスクAの外周縁部が各ストッパ片36A,3 6Bの載置縁部36cによって載置される。これにより、ディスクAはケース本 体30の底板34から浮いた状態に支持されるようになっている。
【0024】 一方、蓋体40には奥行き側に沿って対向配置された側壁41及び各側壁41 の奥側の端部間を閉塞する側壁42が設けられている。各側板41の内面側には 、蓋体40が閉じられた際にケース本体30側の側壁31の上端縁部31aに当 接する舌片43,44が設けられている。各舌片44には、蓋体40が閉じられ た際にディスクAの外周縁部に当接する球状突起45が設けられている。各舌片 44の近傍には、ケース本体30側のガイド溝32によってガイドされるガイド 軸46が設けられている。各舌片43の近傍には、蓋体40が閉じられる際に逃 げ溝32aからガイド溝32内に入り込み、蓋体40の回動を規制するための回 動規制軸47が設けられている。また各舌片43の近傍には、蓋体40が閉じら れた際にケース本体30側の係合突起33に嵌り込む係合凹部48が設けられて いる。
【0025】 続いて、このような構成のディスク収納ケースの取扱い方を、図2乃至図5を 用いて説明する。 まず、ケース本体30に対して蓋体40が閉じられた状態にあるとき、蓋体4 0はケース本体30に対して図2に示す状態にある。つまり、蓋体40側の回動 規制軸47がガイド溝32の始端部に位置している。これにより、蓋体40の矢 印b方向への移動が規制されている。またガイド軸46はガイド溝32の中程に 位置している。このとき、蓋体40側の係合凹部48が係合突起33に嵌合され ているため、蓋体40の矢印a方向の移動が規制されている。
【0026】 またこのとき、ケース本体30内部に収容されているディスクAは、図1に示 したように、その中心孔A1 の開口縁部が各傾斜部38cの略中間部位にて支持 され、これに併せてディスクAの外周縁部が各ストッパ片36A,36Bの載置 縁部36cによって載置されることにより、ディスクAはケース本体30の底板 34から浮いた状態に支持されている。更にこのとき、ディスクAの外周端縁が 弾性体37の湾曲部37aによって各ストッパ片36A,36Bの傾斜縁部36 bに押し付けられているため、ディスクAの水平方向のガタが阻止されている。 またこのとき、蓋体40側の舌片44に設けられている球状突起45がディスク Aの外周縁部に上方から当接している。したがって、ディスクAは弾性体37に よる弾性力と舌片44に設けられている球状突起45による当接力によって水平 及び垂直方向のガタが阻止される。
【0027】 この状態から蓋体40に対して矢印a方向に力を加えると、蓋体40側の係合 凹部48が係合突起33から外れ、蓋体40の矢印a方向の移動の規制が解除さ れる。蓋体40に対して矢印a方向に更に力を加えると、図3に示すようにガイ ド軸46及び回動規制軸47がガイド溝32に沿って同方向に移動する。このと き、各舌片43,44は側壁31の上端縁部31aに当接した状態で矢印a方向 に移動するため、蓋体40を水平姿勢を保った状態でスライドさせることができ る。ガイド軸46がガイド溝32の終端部まで移動すると、蓋体40の矢印a方 向への移動が阻止される。このとき、回動規制軸47は逃げ溝32aの下方に位 置している。
【0028】 この状態で図4に示すように、蓋体40をガイド軸46を支点として時計方向 に回動させると、回動規制軸47が逃げ溝32aを通るため、ガイド溝32との 係合が解除される。更に蓋体40を時計方向に回動させると、側壁42の端縁部 がケース本体30の背面側に当接し、蓋体40の回動が規制される。 この状態で、ディスクAの外周端縁部をP側から弾性体37の弾性力に抗して 水平方向に僅かに押し込むと(図1参照)、各ストッパ片36A,36Bの傾斜 縁部36bに対するディスクAの押圧力が解かれる。これにより、そのP側の外 周端縁部を上方に僅かにすくい上げることにより、ディスクAの水平方向に対す る押圧力が完全に断たれるため、ディスクAをケース本体30から容易に取り出 すことができる。
【0029】 次いで、ディスクAをケース本体30内部に収容する場合には、ディスクAの 外周縁部を各ストッパ片36Aの載置縁部36cに当接させた状態でディスクA を矢印b方向に僅かに押し込む。このとき、ディスクAの外周端縁が湾曲部37 aに当接し、弾性体37の付勢力に抗してディスクAが矢印b方向に僅かに移動 する。この状態でディスクAのP側の外周縁部を各ストッパ片36Bの載置縁部 36cに落し込む。このとき、各ストッパ片36Bの傾斜縁部36bが内側に向 けて傾斜しているため、その傾斜縁部36bに沿って容易に落し込むことができ る。これに併せて、ディスクAの中心孔A1 が位置決め部材38の長片38a及 び短片38bの各傾斜部38cに沿って下方に移動し、中心孔A1 の開口縁部が 各傾斜部38cの略中間部位にて支持される。これにより、ディスクAはケース 本体30の底板34から浮いた状態に支持されるとともに、弾性体37による弾 性力によってこの湾曲部37aと各ストッパ片36Bの傾斜縁部36bとの間に 挟持される。
【0030】 この状態で蓋体40をガイド軸46を支点として図4にて説明した動作とは逆 の反時計方向に回動させると、回動規制軸47が逃げ溝32aを通りガイド溝3 2内に嵌り込む。この状態で蓋体40に矢印b方向に力を加えると、図3にて説 明した動作とは逆にガイド軸46及び回動規制軸47がガイド溝32に沿って同 方向に移動する。このとき、各舌片43,44は側壁31の上端縁部31aに当 接した状態で矢印b方向に移動するため、蓋体40を水平姿勢を保った状態でス ライドさせることができる。回動規制軸47がガイド溝32の始端部まで移動す ると、蓋体40の矢印b方向への移動が阻止される。このとき、蓋体40側の係 合凹部48が係合突起33に嵌り込み蓋体40の矢印a方向への移動が規制され る。
【0031】 またこのとき、図5に示すように、蓋体40側の舌片44の球状突起45がデ ィスクAの外周縁部に上方から当接する。これにより、ディスクAは弾性体37 による弾性力と舌片44に設けられている球状突起45による当接力によって水 平及び垂直方向のガタが阻止されるため安定した状態で収納される。
【0032】 このように、本実施例では、ケース本体30側にストッパ片36Aと36Bと を対向配置させ、弾性体37による弾性力によってこの湾曲部37aと各ストッ パ片36Bの傾斜縁部36bとの間にディスクAを挟持させるようにした。また ディスクAの外周縁部を各ストッパ片36A,36Bの載置縁部36c上に載置 するとともに、ディスクAの中心孔A1 の開口縁部を位置決め部材38の長片3 8a及び短片38bの各傾斜部38cの略中間部位にて支持させるようにした。 これにより、ディスクAはケース本体30の底板34から浮いた状態に支持さ れるとともに、弾性体37による弾性力によってこの湾曲部37aと各ストッパ 片36Bの傾斜縁部36bとの間に挟持されるため、ディスクAのガタが完全に 阻止することができる。
【0033】 一方、蓋体40が閉じられた状態にあっては、蓋体40側の舌片44の球状突 起45をディスクAの外周縁部に上方から当接させるようにしたので、ディスク A垂直方向のガタが阻止される。 したがって、ディスクAの水平及び垂直方向のガタは、湾曲部37aと各スト ッパ片36Bの傾斜縁部36bとの間の挟持力と蓋体40側の舌片44の球状突 起45による押し付け力によって完全に阻止されるため、簡単な構成でディスク Aを安定した状態で収容することができる。
【0034】 なお、本実施例では、弾性体37をケース本体30の手前側に配置させ、ディ スクAを奥側の各ストッパ片36Bに押し付けた場合について説明したが、この 例に限らず弾性体37をケース本体30の奥側に配置させ、ディスクAを手前側 の各ストッパ片36Aに押し付けるようにしてもよい。
【0035】 更に本実施例では、本考案を蓋体40がスライド自在とされたディスク収容ケ ースに適用した場合について説明したが、この例に限らず図6の従来のものにて 説明したように単に蓋体9が回動自在とされたものに適用してもよい。また、本 実施例では、本考案を蓋体40の側壁42の端縁部がケース本体30の背面側に 当接した状態で蓋体40の回動が規制される場合について説明したが、この例に 限らず図7の従来のものにて説明したように、蓋体20を開け放った状態では蓋 体20全体がケース本体10の裏側に張り付く状態に保持されるものに適用して もよい。
【0036】
【考案の効果】
以上に説明したように、本考案のディスク収容ケースによれば、対向配置され た支持部材によってディスクを浮いた状態に支持するとともに、弾性体によって ディスクを対向配置されたいずれか一方の支持部材側に押し付けるようにしたの で、ケース本体内におけるディスクの水平方向のガタが確実に防止され、また蓋 体がケース本体を上方から覆った際に弾性舌体に設けられている球状突起による 点接触によってディスクの外周縁部を上方から押し付けるようにしたので、ディ スクの垂直方向におけるガタが確実に防止されるので、簡単な構成によりディス クを確実に収容することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案のディスク収容ケースの一実施例を示
す斜視図である。
【図2】 図1のディスク収容ケースにおける蓋体が閉
じられている状態を説明するための断面図である。
【図3】 図1のディスク収容ケースにおける蓋体をス
ライドさせた状態を説明するための断面図である。
【図4】 図1のディスク収容ケースにおける蓋体を回
動させた状態を説明するための断面図である。
【図5】 図1のディスク収容ケースにおける蓋体が閉
じられている状態を説明するための断面図である。
【図6】 従来のディスク収容ケースの一例を示す分解
斜視図である。
【図7】 従来のディスク収容ケースの他の例を示す斜
視図である。
【図8】 図7のロック機構を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
30 ケース本体 40 蓋体 32 ガイド溝 32a 逃げ溝 47 回動規制軸 33 係合突起 48 係合凹部 36A,36B ストッパ片 36a,36b 傾斜縁部 36c 載置縁部 37 弾性体 37a 湾曲部 38 位置決め部材 43,44 舌片 45 球状突起 A ディスク 48 係合凹部
フロントページの続き (72)考案者 新井 智義 埼玉県狭山市柏原2938 パイオニア精密株 式会社狭山工場内

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクを収容するケース本体とこのケ
    ース本体を上方から覆うための蓋体とからなるディスク
    収納ケースにおいて、 ケース本体側に、 前記ディスクの外周縁部に当接しこのディスクを浮いた
    状態に支持する対向配置された支持部材と、 前記ディスクの外周端縁に当接しこのディスクを前記対
    向配置されたいずれか一方の支持部材側に押し付ける弾
    性体とが具備されていることを特徴とするディスク収納
    ケース。
  2. 【請求項2】 前記蓋体の内側に球状突起を有した弾性
    舌体を設け、前記蓋体が前記ケース本体を上方から覆っ
    た際に前記球状突起が前記弾性舌体の弾性力によって前
    記ディスクの外周縁部に上方から当接してなることを特
    徴とする請求項1記載のディスク収容ケース。
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