JPH06123442A - 天井カセット形空気調和機 - Google Patents
天井カセット形空気調和機Info
- Publication number
- JPH06123442A JPH06123442A JP4272638A JP27263892A JPH06123442A JP H06123442 A JPH06123442 A JP H06123442A JP 4272638 A JP4272638 A JP 4272638A JP 27263892 A JP27263892 A JP 27263892A JP H06123442 A JPH06123442 A JP H06123442A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air conditioner
- main body
- worker
- temporary fixing
- cassette type
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【構成】仮止め金具４を本体固定用取付板２に設けた仮
止め用長孔５に挿入することにより、吊込み作業時に作
業が空気調和機を保持している負担を軽減し、かつ、本
体荷重が仮止め機構にかかることにより片手が自由に使
えることができ、吊込み作業の時間短縮を可能とした。 【効果】仮止め金具を設けることにより、吊込み作業時
における作業者の負担を軽減できるため、省工事性の面
で効果的であり、人手不足解消及び工事費低減の面でも
効果的である。
止め用長孔５に挿入することにより、吊込み作業時に作
業が空気調和機を保持している負担を軽減し、かつ、本
体荷重が仮止め機構にかかることにより片手が自由に使
えることができ、吊込み作業の時間短縮を可能とした。 【効果】仮止め金具を設けることにより、吊込み作業時
における作業者の負担を軽減できるため、省工事性の面
で効果的であり、人手不足解消及び工事費低減の面でも
効果的である。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、空気調和機に係り、特
に、天井埋込カセット形空気調和機の吊込み作業省力化
に関する。
に、天井埋込カセット形空気調和機の吊込み作業省力化
に関する。
【０００２】
【従来の技術】実開平2−147725 号公報の天井埋込形空
気調和機の懸吊装置は、複数本の吊下げボルトを介して
懸吊する装置で、空気調和機本体の側部に固定されたＬ
字状のつめを、ブラケットガイドを有した懸吊具に引掛
けた後、ねじ止めすることにより、吊込み作業時間の短
縮を図っている。
気調和機の懸吊装置は、複数本の吊下げボルトを介して
懸吊する装置で、空気調和機本体の側部に固定されたＬ
字状のつめを、ブラケットガイドを有した懸吊具に引掛
けた後、ねじ止めすることにより、吊込み作業時間の短
縮を図っている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】図４及び図５に従来の
天井カセット形空気調和機の吊り構造を示す。従来の吊
り方は、吊りボルトに固定された取付板に切欠き孔を設
け、その切欠き孔に空気調和機本体に設けてある支持ボ
ルトを挿入してナットで締め付ける方法をとっている。
このときの支持ボルトは４本であり、両側２本ずつ切欠
き孔に挿入して、ナットで締付けて空気調和機本体を吊
っている。また、もう一つの方法では４コーナーにある
懸吊具による吊込み方法をとっている。これらの方法で
は、作業者が同時に４カ所の切欠き穴に支持ボルトを挿
入するか、４カ所一度に懸吊具を掛けなければならず、
三脚等を使用した高所で足元が不安定な作業場では、作
業者が空気調和機本体を支持している負担が大きくなる
にもかかわらず、省工事性，安全性の面で考慮されてい
なかった。
天井カセット形空気調和機の吊り構造を示す。従来の吊
り方は、吊りボルトに固定された取付板に切欠き孔を設
け、その切欠き孔に空気調和機本体に設けてある支持ボ
ルトを挿入してナットで締め付ける方法をとっている。
このときの支持ボルトは４本であり、両側２本ずつ切欠
き孔に挿入して、ナットで締付けて空気調和機本体を吊
っている。また、もう一つの方法では４コーナーにある
懸吊具による吊込み方法をとっている。これらの方法で
は、作業者が同時に４カ所の切欠き穴に支持ボルトを挿
入するか、４カ所一度に懸吊具を掛けなければならず、
三脚等を使用した高所で足元が不安定な作業場では、作
業者が空気調和機本体を支持している負担が大きくなる
にもかかわらず、省工事性，安全性の面で考慮されてい
なかった。
【０００４】本発明の目的は空気調和機吊込み作業時の
作業者の負担を軽減し、省工事性，安全性の向上を図る
ことにある。
作業者の負担を軽減し、省工事性，安全性の向上を図る
ことにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は吊りボルトに固定された取付板に長孔を設
け、空気調和機本体に仮止め金具を設け、天井カセット
形空気調和機吊込み作業時に、本体側支持ボルトを本体
固定用取付板に設けた切欠き孔へ同時に４カ所挿入する
前、まず仮止め金具を本体固定用取付板の長孔２カ所へ
挿入することにより、空気調和機を従来よりも安全かつ
迅速に天井内へ吊込むことが可能となる。
に、本発明は吊りボルトに固定された取付板に長孔を設
け、空気調和機本体に仮止め金具を設け、天井カセット
形空気調和機吊込み作業時に、本体側支持ボルトを本体
固定用取付板に設けた切欠き孔へ同時に４カ所挿入する
前、まず仮止め金具を本体固定用取付板の長孔２カ所へ
挿入することにより、空気調和機を従来よりも安全かつ
迅速に天井内へ吊込むことが可能となる。
【０００６】
【作用】天井カセット形空気調機に仮止め金具を設け、
吊りボルトに固定された本体固定用取付板に仮止め金具
を挿入する孔を設ける。仮止め金具を本体固定用取付板
の長孔に挿入して本体荷重を仮止め金具に移し、空気調
和機本体を吊る。次に空気調和機本体をずらして、本体
側支持ボルトを本体固定用取付板の正規位置に合わせ
る。そして４本の支持ボルトをナットで本体固定用取付
板に締付ける。
吊りボルトに固定された本体固定用取付板に仮止め金具
を挿入する孔を設ける。仮止め金具を本体固定用取付板
の長孔に挿入して本体荷重を仮止め金具に移し、空気調
和機本体を吊る。次に空気調和機本体をずらして、本体
側支持ボルトを本体固定用取付板の正規位置に合わせ
る。そして４本の支持ボルトをナットで本体固定用取付
板に締付ける。
【０００７】また、本体固定用取付板に設けた仮止め用
長穴に傾斜を付けておけば、仮止め金具を挿入するだけ
で、長孔の傾斜に従い空気調和機が移動し、支持ボルト
の正規位置への位置合わせができる。
長穴に傾斜を付けておけば、仮止め金具を挿入するだけ
で、長孔の傾斜に従い空気調和機が移動し、支持ボルト
の正規位置への位置合わせができる。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の実施例を図１ないし図９を用
いて説明する。
いて説明する。
【０００９】図４，図５に従来の天井カセット形空気調
和機の吊込み構造を示す。図１は本発明による空気調和
機吊込み作業の説明図である。
和機の吊込み構造を示す。図１は本発明による空気調和
機吊込み作業の説明図である。
【００１０】図２及び図３に本発明の仮止め金具と、吊
り金具を用いた吊込み構造を示す。本発明では、空気調
和機を吊るとき、従来のように、直接、支持ボルト３を
本体固定用取付板２の支持ボルト用切欠き孔９に挿入す
るのではなく、図２に示す通り、先に空気調和機本体に
設けた仮止め金具４を本体固定用取付板の仮止め用長孔
５に挿入してから図３に示すように空気調和機本体をず
らして支持ボルト３を正規の位置に合わせて、図７に示
すようにナット８で締付ける。この場合作業者が空気調
和機を両手で支持する必要がなく、片手を自由に使える
ようになることにより、４カ所の本体側支持ボルトを本
体固定用取付板にナットで締付ける作業の簡略化ができ
る。これは三脚等足場の悪い高所での作業における作業
者の負担を軽減させることができる。
り金具を用いた吊込み構造を示す。本発明では、空気調
和機を吊るとき、従来のように、直接、支持ボルト３を
本体固定用取付板２の支持ボルト用切欠き孔９に挿入す
るのではなく、図２に示す通り、先に空気調和機本体に
設けた仮止め金具４を本体固定用取付板の仮止め用長孔
５に挿入してから図３に示すように空気調和機本体をず
らして支持ボルト３を正規の位置に合わせて、図７に示
すようにナット８で締付ける。この場合作業者が空気調
和機を両手で支持する必要がなく、片手を自由に使える
ようになることにより、４カ所の本体側支持ボルトを本
体固定用取付板にナットで締付ける作業の簡略化ができ
る。これは三脚等足場の悪い高所での作業における作業
者の負担を軽減させることができる。
【００１１】また、図６に示すように、本体固定用取付
板２の仮止め用長孔に、仮止め用長孔７のように傾斜を
つける。これにより仮止め金具２を仮止め用長孔７に挿
入するだけで、長孔の傾斜に従い空気調和機が移動し、
正規の位置に支持ボルト３が来るようにすることができ
る。よって吊りボルトの位置合わせ作業もさらに簡略化
でき省工事性の面で向上が図れる。
板２の仮止め用長孔に、仮止め用長孔７のように傾斜を
つける。これにより仮止め金具２を仮止め用長孔７に挿
入するだけで、長孔の傾斜に従い空気調和機が移動し、
正規の位置に支持ボルト３が来るようにすることができ
る。よって吊りボルトの位置合わせ作業もさらに簡略化
でき省工事性の面で向上が図れる。
【００１２】図７に示すように本発明では、仮止め金具
を支持ボルト本締め後も取り外す必要がなく、その点で
も作業の簡略化が図れる。
を支持ボルト本締め後も取り外す必要がなく、その点で
も作業の簡略化が図れる。
【００１３】図８は切起し仮止め金具の斜視図を示す。
図９は切起し仮止め金具による吊込み構造を示す。
図９は切起し仮止め金具による吊込み構造を示す。
【００１４】図７の切起し仮止め金具１８を仮止めを行
う際、図８に示すように起こした状態にしてから、本体
固定用取付板２に設けてある仮止め用長孔５に挿入す
る。
う際、図８に示すように起こした状態にしてから、本体
固定用取付板２に設けてある仮止め用長孔５に挿入す
る。
【００１５】
【発明の効果】本発明によれば、天井カセット形空気調
和機において、仮止め金具を空気調和機本体に設けるこ
とにより、吊込み作業時、作業者が三脚等の足場の悪い
高所で空気調和機を支え持ち上げている必要がないた
め、作業者の負担を軽減することができ、省工事性，安
全性の面で向上が図れる。
和機において、仮止め金具を空気調和機本体に設けるこ
とにより、吊込み作業時、作業者が三脚等の足場の悪い
高所で空気調和機を支え持ち上げている必要がないた
め、作業者の負担を軽減することができ、省工事性，安
全性の面で向上が図れる。
【図１】本発明による天井カセット形空気調和機の吊込
み作業の説明図。
み作業の説明図。
【図２】本発明による天井カセット形空気調和機の吊り
構造の斜視図。
構造の斜視図。
【図３】本発明による天井カセット形空気調和機の吊り
構造の斜視図。
構造の斜視図。
【図４】従来の天井カセット形空気調和機の吊込み構造
の斜視図。
の斜視図。
【図５】従来の天井カセット形空気調和機の吊込み構造
の側面図（ａ）および斜視図（ｂ）。
の側面図（ａ）および斜視図（ｂ）。
【図６】本発明による天井カセット形空気調和機の吊込
み構造の斜視図。
み構造の斜視図。
【図７】本発明による天井カセット形空気調和機の吊り
構造の斜視図。
構造の斜視図。
【図８】本発明による切起し仮止め金具の構造を示す斜
視図。
視図。
【図９】本発明による切起し仮止め金具による吊込み構
造を示す斜視図。
造を示す斜視図。
１…天井カセット形空気調和機、２…本体固定用取付
板、３…吊りボルト、４…仮止め金具、５…仮止め用長
孔、６…支持ボルト、９…支持ボルト用切欠き孔。
板、３…吊りボルト、４…仮止め金具、５…仮止め用長
孔、６…支持ボルト、９…支持ボルト用切欠き孔。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐々木 俊治 静岡県清水市村松390番地 株式会社日立 製作所清水工場内 (72)発明者 竹中 寛 静岡県清水市村松390番地 株式会社日立 製作所清水工場内 (72)発明者 小林 敦泰 静岡県清水市村松390番地 日立清水エン ジニアリング株式会社内 (72)発明者 長井 誠 静岡県清水市村松390番地 株式会社日立 製作所清水工場内
Claims (1)
- 【請求項１】室内機本体に仮止め金具を配設し、吊りボ
ルトに取付けた前記室内機本体を固定する取付板に、前
記仮止め金具の固定部をもつことを特徴とする天井カセ
ット形空気調和機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4272638A JPH06123442A (ja) | 1992-10-12 | 1992-10-12 | 天井カセット形空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4272638A JPH06123442A (ja) | 1992-10-12 | 1992-10-12 | 天井カセット形空気調和機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06123442A true JPH06123442A (ja) | 1994-05-06 |
Family
ID=17516716
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4272638A Pending JPH06123442A (ja) | 1992-10-12 | 1992-10-12 | 天井カセット形空気調和機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06123442A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999043989A1 (fr) * | 1998-02-27 | 1999-09-02 | Daikin Industries, Ltd. | Unite interieure pour conditionneurs d'air et sa structure d'installation |
| KR100814024B1 (ko) * | 2007-03-23 | 2008-03-17 | 삼성전자주식회사 | 천장형 공기조화기 |
| US20100071873A1 (en) * | 2007-02-20 | 2010-03-25 | Paolo Campagna | Modular thermal exchange system |
| JP2010159906A (ja) * | 2009-01-07 | 2010-07-22 | Toshiba Carrier Corp | 空調装置 |
| WO2023029131A1 (zh) * | 2021-09-03 | 2023-03-09 | 青岛海信日立空调系统有限公司 | 吊装式空调室内机 |
-
1992
- 1992-10-12 JP JP4272638A patent/JPH06123442A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999043989A1 (fr) * | 1998-02-27 | 1999-09-02 | Daikin Industries, Ltd. | Unite interieure pour conditionneurs d'air et sa structure d'installation |
| US20100071873A1 (en) * | 2007-02-20 | 2010-03-25 | Paolo Campagna | Modular thermal exchange system |
| KR100814024B1 (ko) * | 2007-03-23 | 2008-03-17 | 삼성전자주식회사 | 천장형 공기조화기 |
| JP2010159906A (ja) * | 2009-01-07 | 2010-07-22 | Toshiba Carrier Corp | 空調装置 |
| WO2023029131A1 (zh) * | 2021-09-03 | 2023-03-09 | 青岛海信日立空调系统有限公司 | 吊装式空调室内机 |
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