JPH0612343A - メモリ保護回路 - Google Patents

メモリ保護回路

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Publication number
JPH0612343A
JPH0612343A JP16791892A JP16791892A JPH0612343A JP H0612343 A JPH0612343 A JP H0612343A JP 16791892 A JP16791892 A JP 16791892A JP 16791892 A JP16791892 A JP 16791892A JP H0612343 A JPH0612343 A JP H0612343A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
memory
power
voltage monitoring
monitoring circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16791892A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasukazu Miyazaki
靖一 宮崎
Tei Satake
禎 佐竹
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
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Publication of JPH0612343A publication Critical patent/JPH0612343A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】電気的に書き込み及び消去が可能なメモリを備
える回路において、電源投入時や電源遮断時にメモリの
書き替えが生じることを確実に防止する。 【構成】電源投入時と電源遮断時に電源電圧Vccが定
格電圧よりも低く接地電圧よりも高い所定の電圧監視範
囲内にあるときに、前記メモリ1を強制的に読み出し状
態に設定するための電圧監視回路3,5,…を複数備
え、各電圧監視回路3,5,…の電圧監視範囲を一部分
が重なるように異ならせた。 【効果】実質的に電圧監視範囲を広げることができ、電
源投入時や電源遮断時においても確実にメモリ1を読み
出し状態に保持することができ、これにより、電源電圧
の過渡期におけるメモリ1の書き替えを確実に防止する
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気的書き込み消去可
能なメモリを用いた回路におけるメモリ保護回路に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電気的に書き込み及び消去が可能
なメモリ(EEPROM)が広く使用されている。この
種のメモリでは、電源投入時と電源遮断時に、メモリが
誤動作しないように、図4に示すようなメモリ保護回路
が使用されている。メモリ1の端子2は、メモリ1を読
み出し状態に設定するためのアウトプット・イネーブル
端子であり、この端子2がLowレベルのときにメモリ
1は読み出し状態に設定される。このアウトプット・イ
ネーブル端子2には、電圧監視回路3の出力端子4が接
続されている。電圧監視回路3は、電源電圧Vccが定
格電圧よりも低い或る範囲内の電圧であるときに、メモ
リ1のアウトプット・イネーブル端子2をLowレベル
に保持することにより、電源投入時と電源遮断時の過渡
期にメモリ1を読み出し状態に保持し、間違ってデータ
が書き込まれることを防止している。
【0003】図5は上記回路の電源投入時の動作を示し
ている。電源が投入されると、電源電圧Vccは上昇し
て行く。この電源電圧Vccの上昇につれて、電圧監視
回路3の出力端子4の電圧も上昇して行く。電源電圧V
ccが電圧監視回路3の動作電圧Vaに達すると、電圧
監視回路3の出力端子4はLowレベルとなる。これに
より、メモリ1のアウトプット・イネーブル端子2はL
owレベルとなり、メモリ1は読み出し状態に保持され
る。その後、電源電圧Vccが電圧監視回路3の電圧検
出レベルVbに達すると、電源電圧Vccは十分に上昇
したと判断され、電圧監視回路3の出力端子4はHig
hレベルとなる。これにより、メモリ1のアウトプット
・イネーブル端子2はHighレベルとなり、メモリ1
は読み出し状態ではなくなる。なお、Vmはメモリ1の
入力信号電圧がHighレベルと判断される最小の電圧
であり、この電圧よりも電源電圧Vccが高くなった後
に、電圧監視回路3の出力端子4はLowレベルからH
ighレベルに変化するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来例では、電
気的な書き込み及び消去が可能なメモリ1の入力信号電
圧がHighレベルと判断される最小の電圧Vmが、電
圧監視回路3の動作電圧Vaよりも高いため、電源投入
時や電源遮断時には、メモリ1を読み出し状態に設定す
るためのアウトプット・イネーブル端子2がLowレベ
ルとなり、メモリ1を強制的に読み出し状態に設定する
ことにより、ノイズの混入を防止していた。しかしなが
ら、この従来例では、メモリ1の入力信号電圧がHig
hレベルと判断される最小の電圧Vmが、電圧監視回路
3の動作電圧Vaよりも低い場合には、電源投入時や電
源遮断時にメモリの書き替えが起きることがあった。
【0005】本発明は、このような点に鑑みてなされた
ものであり、その目的とするところは、電気的に書き込
み及び消去が可能なメモリを備える回路において、電源
投入時や電源遮断時にメモリの書き替えが生じることを
確実に防止することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のメモリ保護回路
にあっては、上記の課題を解決するために、図1に示す
ように、電気的に書き込み及び消去が可能なメモリ1を
有する回路において、電源投入時と電源遮断時に電源電
圧Vccが定格電圧よりも低く接地電圧よりも高い所定
の電圧監視範囲内にあるときに、前記メモリ1を強制的
に読み出し状態に設定するための電圧監視回路3,5,
…を複数備え、各電圧監視回路3,5,…の電圧監視範
囲を一部分が重なるように異ならせたことを特徴とする
ものである。
【0007】
【作用】本発明によれば、メモリ1を強制的に読み出し
状態に設定するための電圧監視回路3,5,…を複数備
え、各電圧監視回路3,5,…の電圧監視範囲を一部分
が重なるように異ならせたものであるから、実質的に電
圧監視範囲を広げることができ、電源投入時や電源遮断
時においても確実にメモリ1を読み出し状態に保持する
ことができ、これにより、電源電圧の過渡期におけるメ
モリ1の書き替えを確実に防止することができる。
【0008】
【実施例】図1は本発明の一実施例の回路図である。図
中、1は電気的に書き込み及び消去が可能なメモリ(E
EPROM)である。また、3は第1の電圧監視回路で
あり、図4に示した従来例における電圧監視回路3と同
じ回路である。また、5は第2の電圧監視回路であり、
第1の電圧監視回路3とは電圧監視範囲が部分的に重な
っている。第1の電圧監視回路3の出力端子4と、第2
の電圧監視回路5の出力端子6はオープンコレクタ(あ
るいはオープンドレイン)出力となっており、これらを
ワイヤードOR接続することにより、出力端子4と出力
端子6の論理和信号を作成し、メモリ1のアウトプット
・イネーブル端子2に入力している。
【0009】図2は本実施例の電源投入時の動作を示し
ている。図中、Vcは第1の電圧監視回路3が単独で動
作したときの出力端子4の電圧を示している。また、V
fは第2の電圧監視回路5が単独で動作したときの出力
端子6の電圧を示している。出力端子4と出力端子6は
ワイヤードOR接続されているので、メモリ1のアウト
プット・イネーブル端子2に入力される信号は、図2の
電圧Vgのような波形となる。ここで、Vaは第1の電
圧監視回路3の動作電圧、Vbは第1の電圧監視回路3
の電圧検出レベルである。また、Vdは第2の電圧監視
回路5の動作電圧、Veは第2の電圧監視回路5の電圧
検出レベルである。さらに、Vnはメモリ1の入力信号
電圧がHighレベルと判定される最小レベルであり、
Voはメモリ1の動作電圧である。
【0010】以下、図2を参照しながら、本実施例の動
作について説明する。電源が投入されると、電源電圧V
ccは上昇して行く。この電源電圧Vccの上昇につれ
て、電圧監視回路5の出力端子6の電圧Vfも上昇して
行く。電源電圧Vccが電圧監視回路5の動作電圧Vd
に達すると、電圧監視回路5の出力端子6はLowレベ
ルとなる。これにより、メモリ1のアウトプット・イネ
ーブル端子2はLowレベルとなる。また、電源電圧V
ccが電圧監視回路3の動作電圧Vaに達すると、電圧
監視回路3の出力端子4はLowレベルとなる。その
後、電源電圧Vccが電圧監視回路5の電圧検出レベル
Veに達すると、電圧監視回路5の出力端子6は高イン
ピーダンス状態となるが、この時点では、電圧監視回路
3の出力端子4がLowレベルであるので、メモリ1の
アウトプット・イネーブル端子2は依然としてLowレ
ベルのままである。その後、電源電圧Vccが電圧監視
回路3の電圧検出レベルVbに達すると、電圧監視回路
3の出力端子4も高インピーダンス状態となるので、メ
モリ1のアウトプット・イネーブル端子2はHighレ
ベルとなり、メモリ1は読み出し状態ではなくなる。
【0011】以上のような動作により、電源投入時にお
いて、電源電圧Vccが電圧監視回路5の動作電圧Vd
から電圧監視回路3の電圧検出レベルVbに達するまで
の電圧範囲にわたり、メモリ1のアウトプット・イネー
ブル端子2はLowレベルに保持されるものであり、電
源投入時の過渡期において、メモリ1は読み出し状態に
保持される。電源遮断時の動作も同様であり、電源電圧
Vccが電圧監視回路3の電圧検出レベルVbから電圧
監視回路5の動作電圧Vdに降下するまでの電圧範囲に
わたり、メモリ1のアウトプット・イネーブル端子2は
Lowレベルに保持されるものであり、電源遮断時の過
渡期においても、メモリ1は読み出し状態に保持され
る。したがって、電源投入時や電源遮断時の過渡期にお
いても、メモリ1は書き替わらない。
【0012】なお、図1の実施例では、2つの電圧監視
回路3及び5を用いているが、図3の実施例に示すよう
に、3つ或いはそれ以上の電圧監視回路3,5,7…を
用いて、それぞれの電圧監視範囲を部分的に重なるよう
に異ならせれば、さらに広い電圧範囲にわたり、メモリ
1を読み出し状態に保持することも可能となる。
【0013】
【発明の効果】本発明のメモリ保護回路にあっては、電
気的に書き込み及び消去が可能なメモリを有する回路に
おいて、電源投入時と電源遮断時に電源電圧が定格電圧
よりも低く接地電圧よりも高い所定の電圧監視範囲内に
あるときに、前記メモリを強制的に読み出し状態に設定
するための電圧監視回路を複数備え、各電圧監視回路の
電圧監視範囲を一部分が重なるように異ならせたもので
あるから、電源投入時と電源遮断時の過渡状態におい
て、メモリを強制的に読み出し状態に設定しておく電圧
範囲が実質的に拡大されることになり、入力信号電圧の
判別レベルが低いメモリを使用することが可能になると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の回路図である。
【図2】本発明の一実施例の動作波形図である。
【図3】本発明の他の実施例の回路図である。
【図4】従来例の回路図である。
【図5】従来例の動作波形図である。
【符号の説明】
1 メモリ 2 アウトプット・イネーブル端子 3 第1の電圧監視回路 4 出力端子 5 第2の電圧監視回路 6 出力端子

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気的に書き込み及び消去が可能なメ
    モリを有する回路において、電源投入時と電源遮断時に
    電源電圧が定格電圧よりも低く接地電圧よりも高い所定
    の電圧監視範囲内にあるときに、前記メモリを強制的に
    読み出し状態に設定するための電圧監視回路を複数備
    え、各電圧監視回路の電圧監視範囲を一部分が重なるよ
    うに異ならせたことを特徴とするメモリ保護回路。
JP16791892A 1992-06-25 1992-06-25 メモリ保護回路 Pending JPH0612343A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16791892A JPH0612343A (ja) 1992-06-25 1992-06-25 メモリ保護回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16791892A JPH0612343A (ja) 1992-06-25 1992-06-25 メモリ保護回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0612343A true JPH0612343A (ja) 1994-01-21

Family

ID=15858471

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16791892A Pending JPH0612343A (ja) 1992-06-25 1992-06-25 メモリ保護回路

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JP (1) JPH0612343A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3730635A1 (de) * 1986-09-13 1988-04-14 Isuzu Motors Ltd Automatik-kupplungs-steuereinrichtung

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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