JPH06122749A - ポリマー状材料 - Google Patents

ポリマー状材料

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JPH06122749A
JPH06122749A JP4361764A JP36176492A JPH06122749A JP H06122749 A JPH06122749 A JP H06122749A JP 4361764 A JP4361764 A JP 4361764A JP 36176492 A JP36176492 A JP 36176492A JP H06122749 A JPH06122749 A JP H06122749A
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acid
polymeric material
ester
forming derivative
polyester
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JP4361764A
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Duncan James Macquarrie
ジェームズ マキューリィー ダンカン
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FMC Corp UK Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 燃焼の際に発生する煙および毒性ガスの量を
著しく減少させた新規なポリマー状材料を提供する。 【構成】 次の(A)および(B)の成分から誘導され
た30mgKOH/g以下の酸価をもつポリエステルを
煙および毒性ガスの抑制剤として配合したことを特徴と
するウレタン結合を含有する可燃性ポリマー状材料。 (A)(A1)C以下の不飽和の又はヒドロキシ置換
された脂肪族ジカルボン酸またはそのエステル形成性誘
導体、および任意に(A2)HO−基を含まないC
10飽和脂肪酸またはそのエステル形成性誘導体、
(A3)クエン酸またはそのエステル形成性誘導体、
(A4)C〜C12の脂環族酸またはそのエステル形
成性誘導体、および(A5)C〜C16の芳香族酸ま
たはそのエステル形成性誘導体、からえらばれた1種以
上のジカルボン酸またはトリカルボン酸またはそのエス
テル形成性誘導体を含み、テトラカルボン酸またはその
無水物を実質的に含まないポリカルボキシル成分、およ
び(B)2〜8個のHO−基をもつポリヒドロキシ成
分。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はウレタン結合を含有する
ポリマー状材料、とくに家具、乗物、装飾、絶縁および
建築要素に使用されるようなポリウレタンおよびポリイ
ソシアネート発泡体の燃焼の際の煙および毒性ガスの抑
制に関する。
【0002】
【従来の技術】カルボン酸類は周知のチャー形成性物質
であり、ポリウレタン・フォームの煙抑制添加物として
提案された。然しながら、酸性成分はポリウレタンの製
造に使用される諸成分と望ましくなく反応し、且つポリ
ウレタン・フォームとくに柔軟性ポリウレタン・フォー
ムに配合するのが非常に困難である。
【0003】ポリカルボキシル酸のエステルはEP00
75424にポリウレタン・フォーム用の煙抑制添加物
として記載されているが、他の添加物と組み合わせて使
用したときにのみ有効である。その上、ポリカルボキシ
ル酸と単一のモノヒドリック・アルコールとのエステル
はフォームの燃焼の際に煙の発生を減少させない。
【0004】U.S.4966920およびGB223
4253によれば、低い酸価をもつポリエステルはポリ
ウレタン・フォームの煙および毒性ガスの抑制添加物と
して使用することができるが、それらはテトラカルボン
酸またはその誘導体、好ましくは芳香族テトラカルボン
酸またはその無水物、好ましくは芳香族テトラカルボン
酸またはその無水物、から誘導されなければならない。
その上、飽和脂肪族または芳香族ジカルボン酸と多価ア
ルコールとの低酸価の反応生成物はポリウレタン・フォ
ームの添加物としては不適切である。それらはフォーム
形成性混合物の諸性質に有害な影響をもち、フォームの
生成を非常に困難にするからである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】驚くべきことに、脂肪
族不飽和またはヒドロキシ置換ジカルボン酸はウレタン
結合を含む可燃性物質、とくにポリウレタン・フォーム
の煙および毒性ガスの抑制剤として非常に良好な活性を
示す、ということが発見された。これらのポリエステル
はフォーム生成用混合物において好適な水準の反応性を
もち、調和した物性をもつ高品位フォームの製造を容易
にする。
【0006】
【課題を解決するための手段】従って、本発明は一面に
おいて次の(A)および(B)の成分すなわち、(A)
(A1)6個以下の炭素原子をもつ不飽和の又はヒドロ
キシ置換された少なくとも1種の脂肪族ジカルボン酸、
またはそのエステル形成性誘導体、および任意に(A
2)ヒドロキシ置換基のない2〜10個の炭素原子をも
つ飽和脂肪酸、またはそのエステル形成性誘導体、(A
3)クエン酸またはそのエステル形成性誘導体、(A
4)7〜12個の炭素原子をもつ脂環族酸またはそのエ
ステル形成性誘導体、および(A5)8〜16個の炭素
原子をもつ芳香族酸またはそのエステル形成性誘導体か
らえらばれた1種以上のジカルボン酸またはトリカルボ
ン酸、またはそのエステル形成性誘導体、を含みテトラ
カルボン酸またはその無水物を実質的に含まないポリカ
ルボキシル成分、および(B)2〜8個のヒドロキシ基
をもつ少なくとも1種のポリヒドロキシ成分、から誘導
された30mgKOH/g以下の酸価をもつポリエステ
ルを煙および毒性ガスの抑制剤として配合したことを特
徴とするウレタン結合を含有する可燃性ポリマー状材料
を提供する。
【0007】別の面において、本発明は前記の(A)と
(B)とから誘導された30mgKOH/g以下の酸価
をもつポリエステルをウレタン結合を含有する可燃性材
料の煙および毒姓ガスの抑制剤として使用する方法を提
供する。
【0008】前記の(A)と(B)から誘導されるポリ
エステルは20mgKOH/g以下の、特に10mgK
OH/g以下の酸価をもつ。
【0009】(A1)として使用するのに好適な脂肪族
ジカルボン酸として、エチレン性2重結合を含むもの及
び1つまたは2つ以上のヒドロキシ置換基を含むものが
あげられる。酸(A1)の例はマレイン酸、フマル酸、
イタコン酸、メチレングルタール酸、シトラコン酸、ク
ロロマレイン酸、ジクロロマレイン酸、クロロフマル
酸、ヒドロキシマロン酸、ジヒドロキシマロン酸、リン
ゴ酸、酒石酸、ヒドロキシグルタール酸およびジヒドロ
キシ酒石酸である。これらの酸のエステル形成性誘導体
は無水物(それらが存在する場合)、酸クロライド、お
よびそれらのC〜Cアルキルエステルたとえば無水
マレイン酸、フマロイルクロライド、ジメチルマレー
ト、ジメチルタータレートおよびジブチルタータレート
である。好ましい酸(A1)はC〜C酸、更に好ま
しくはフマル酸、リンゴ酸、酒石酸および特にリンゴ酸
である。好ましいエステル形成性誘導体は無水物(それ
らが存在する場合)およびジメチルエステルである。特
に好ましい態様において、(A1)は無水マレイン酸、
フマル酸またはリンゴ酸である。
【0010】ヒドロキシを含まない飽和酸(A2)の例
はシウ酸、マロン酸、コハク酸、グルタール酸、アジピ
ン酸、商業用ジカルボン酸類混合物たとえばAGS(ア
ジピン酸とグルタール酸とコハク酸の混合物)、ピペリ
ン酸、アゼライン酸、セバシン酸、メチルマロン酸、ジ
メチルマロン酸、メチルコハク酸、ジメチルコハク酸、
テトラメチルコハク酸、メチルグルタール酸、ジメチル
グルタール酸、メチルアジピン酸、ブロモマロン酸、ジ
ブロモマロン酸、クロロマロン酸、ブロモコハク酸、ジ
ブロモコハク酸、またはトリカルバリル酸である。これ
らの酸のエステル形成性誘導体の例は無水物(それらが
存在する場合)、酸クロライドおよびそれらのC−C
アルキルエステルである。好ましい酸(A2)はジカ
ルボン酸好ましくはC−Cジカルボン酸であり、更
に好ましくはコハク酸、グルタール酸および特にアジピ
ン酸およびそれらの2種以上の混合物である。好ましい
エステル形成性誘導体は無水物およびジメチルエステル
である。
【0011】(A4)として好適な脂環族酸として飽和
および不飽和ジカルボン酸およびトリカルボン酸があげ
られる。酸(A4)の例はシクロペンタンジカルボン酸
およびトリカルボン酸、シクロヘキサンジカルボン酸お
よびトリカルボン酸、シクロヘキセンジカルボン酸およ
びトリカルボン酸、シクロペンタノン−およびシクロヘ
キサノン−ジカルボン酸である。好ましい酸(A4)は
〜Cジカルボン酸、更に好ましくはヘキサヒドロ
フタル酸、メチルテトラヒドロフタル酸およびとくにテ
トラヒドロフタル酸である。酸(A4)のエステル形成
置誘導体の例は無水物(それらが存在する場合)、酸ク
ロライドおよびそれらのC〜Cアルキルエステルで
ある。好ましいエステル形成性誘導体は無水物およびジ
メチルエステルである。
【0012】(A5)として好適な芳香族としてベンゼ
ンまたはナフタレンの環に2個または3個のカルボキシ
ル基を結合させた酸でありうる。酸(A5)の例はフタ
ル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、ナフタレン−1,
4−ジカルボン酸、ナフタレン−1,8−ジカルボン
酸、トリメリチン酸、トリメシン酸、ベンゾフェノンジ
カルボン酸、およびこれらの酸のハコゲンまたはC
アルキル置換誘導体たとえばブロモフタル酸、クロ
ロフタル酸、ブロモテレフタル酸、3,5,6−トリブ
ロモトリメリチン酸および5−メチルイソフタル酸であ
る。これらの酸のエステル形成性誘導体の例は無水物
(それらが存在する場合)、酸クロライドおよびC
アルキルエステルである。好ましい酸(A5)はフ
タル酸、イソフタル酸およびテレフタル酸である。好ま
しいエステル形成性誘導体は無水物およびジメチルエス
テルである。
【0013】本発明の好ましい態様において、煙および
毒性ガス抑制剤であるポリエステルのポリカルボキシル
成分(A)は前述の酸(A1)またはそのエステル形成
性誘導体またはこれと前述の酸(A2)またはそのエス
テル形成性誘導体との混合物である。
【0014】本発明の特に好ましい態様において、ポリ
エステルのポリカルボキシル成分(A)はマレイン酸、
無水マレイン酸、マレイン酸または無水マレイン酸とア
ジピン酸との混合物、フマル酸とアジピン酸との混合
物、またはリンゴ酸とアジピン酸との混合物である。
【0015】ポリエステルを誘導するポリヒドロキシ成
分(B)は脂肪酸、脂環族または芳香族でありうる。そ
れはたとえば2〜80個の炭素原子と2〜4個のヒドロ
キシ基をもつ脂肪族多価アルコール、または6〜10個
の炭素原子と2〜6個のヒドロキシ基をもつ脂環族多価
アルコールでありうる。好適な脂肪族成分(B)の例は
アルキレングリコールたとえばエチレングリコール、
1,2−プロピレングリコール、1,3−プロピレング
リコール、1,4−ブタンジオール、ネオペンチルグリ
コール、ジブロモペンチルグリコール、1,6−ヘキサ
ンジオール、1,8−オクタンジオール、1,10−デ
カンジオールおよび1,12−ドデカンジオール;オキ
シアルキレングリコールたとえばジエチレングリコー
ル、ジプロピレングリコール、トリエチレングリコー
ル、トリプロピレングリコール;および高級ポリエチレ
ングリコールおよびポリプロピレングリコールたとえば
ポリエチレングリコール200、ポリエチレングリコー
ル400、ポリエチレングリコール1000、ポリプロ
ピレングリコール425、およびポリプロピレングリコ
ール1000のような商業的に入手しうるもの;トリオ
ール類たとえばグリセロール、1,1,1−トリメチロ
ールプロパン、1,2,4−ブタントリオールおよびそ
のエチレンオキサイドまたはプロピレンオキサイドとの
付加物;高級官能性多価アルコールたとえばペンタエリ
スリトール、キシリトール、ソルビトール、およびその
エチレンオキサイドまたはプロピレンオキサイドとの付
加物;およびこれらの脂肪族多価アルコール類の2種以
上の混合物である。
【0016】好適な脂環族成分(B)の例はジヒドロキ
シシクロヘキサンおよび2個以上のヒドロキシアルキル
置換基をもつシクロヘキサンまたはシクロヘキサノンた
とえば1,2−ビスヒドロキシメチルシクロヘキサン、
1,4−ビスヒドロキシメチルシクロヘキサン、1,
2,2,6,6−ペンタヒドロキシメチルシクロヘキサ
ンおよび2,2,6,6−テトラヒドロメチルシクロヘ
キサン、およびそれらの2種以上の混合物である。
【0017】芳香族ポリヒドロキシ成分(C)は多価フ
ェノールたとえばカテコール、レゾルシノール、ハイド
ロキノン、ジヒドロキシナフタレン、ジヒドロキシアン
スラキノン、ビス(4−ヒドロキシフェニル)メタン、
2,2−ビス(4−ヒドコキシフェニル)プロパン、お
よびジヒドロキシベンゾフェノン;または多価アルコー
ル類、通常は2個以上のヒドロキシメチル置換基を芳香
環に結合させた化合物、たとえば1,2−、1,3−ま
たは1,4一ジヒドロキシメチルベンゼン、1,3,5
−トリメチロールベンゼン、またはジフェニル4,4’
−メタノール、またはこれらのヒドロキシメチル化合物
の又は多価フェノールのエチレンオキサイドまたはプロ
ピレンオキサイドとの付加物、たとえば2,2−ビス
(p−(2−ヒドロキシエトキシフェニル)プロパン、
またはそれらの2種以上の混合物でありうる。
【0018】上記のポリヒドロキシ成分(B)のうちで
好ましいのは2〜6個の炭素原子をもつアルキレングリ
コール、式
【0019】
【化4】
【0020】(m=1〜30)のオキシエチレングリコ
ール、式
【0021】
【化5】
【0022】(n=1〜30)のオキシプロピレングリ
コール、およびこれらの2種以上の混合物である。最も
好ましいのは2〜4個の炭素原子をもつアルキレングリ
コールおよび式
【0023】
【化6】
【0024】(m=1〜10)のオキシエチレングリコ
ールである。とくに好ましいポリヒドロキシ成分(B)
はエチレングリコールおよびジエチレングリコールであ
る。
【0025】(i)無水マレイン酸とエチレングリコー
ル、(ii)無水マレイン酸およびアジピン酸とエチレ
ングリコール、(iii)フマル酸およびアジピン酸と
エチレングリコール、および(iv)リンゴ酸およびア
ジピン酸とジエチレングリコールは本発明による特に好
ましい煙および毒性ガス抑制剤である。
【0026】ポリエステルは通常の方法たとえば不活性
溶媒たとえばキシレンのような炭化水素、テトラヒドロ
フランのようなエーテル、またはメチルエチルケトンの
ようなケトンを使用して20〜300℃で反応を行うこ
とによってポリカルボキシル成分(A)とポリヒドコキ
シ成分(B)を反応させることによって製造することが
できる。反応は、触媒たとえばスズまたはチタンのアル
コキシド、第3級アミンたとえばトリエチレンジアミ
ン、N−アルキルイミダゾールたとえばN−メチルイミ
ダゾール、有機ホスフィンたとえばトリフェニルホスフ
ィン、スルホン酸たとえばp−トルエンホスホン酸また
は他の周知のポリエステル化触媒の存在下で行うことが
できる。所望ならば1価アルコール、1塩基性酸、1塩
基性酸クロライドまたは1塩基性酸無水物を常法により
鎖停止剤として使用することができる。
【0027】本発明の可燃性ポリマー状材料は前記の
(A)と(B)から誘導される煙および毒性ガスの抑制
剤としてのポリエステルの存在下に有機ポリオールと有
機ポリイソシアネートとを反応させることによって好都
合に製造することができる。このポリエステルはポリオ
ールの重量基準で5〜100%たとえば10〜50%好
ましくは10〜30%の量で使用することができる。ポ
リオールとポリイソシアネートは必要な生成物の性質に
応じてポリウレタンおよびポリイソシアネートの製造に
常用されるものからえらぶことができる。煙および毒性
ガスの抑制剤としてのポリエステルは、可燃性物質がポ
リウレタン・フォームとくに柔軟性ポリウレタン・フォ
ーム(家具およびマットに使用されるようなフォーム)
である場合に特に有用である。このようなフォームの製
造に有用なポリオール、ポリイソシアネートおよびその
他の物質は当業者に周知である。一般に、柔軟性ポリウ
レタンまたはポリイソシアネート・フォームの製造に使
用されるポリオールはポリエステルのポリヒドロキシ成
分として前述したようなポリアルキレングリコールであ
り、これらは商業的に広く入手しうる。ポリエステルと
反応させてポリウレタンまたはポリイソシアネートを製
造しうる有機ポリイソシアネートは脂肪族化合物たとえ
ばヘキサメチレンジイソシアネート、脂環族化合物たと
えばシクロヘキサン−1,4−ジイソシアネート、およ
びメチルシクロヘキサン−2,4−ジイソシアネート、
または芳香族化合物たとえば2,4−および2,6−ト
ルエンジイソシアネート、4,4’−ジフェニルメタン
ジイソシアネート、およびポリメチレンポリフェニレン
ポリイソシアネートでありうる。好適なポリイソシアネ
ートは商業的に広く入手しうる。2,4−および2,6
−トルエンジイソシアネート(TDI)の商業的混合物
はとくに便利である。
【0028】フォームの製造において、ポリウレタン−
またはポリイソシアヌレートー形成用のポリオール、ポ
リイソシアネートおよびポリエステルの混合物中に発泡
剤を含有させる。好適な発泡剤は当業者に周知である。
それらは水および低沸点ハロ炭化水素たとえばメチレン
クロライド、トリクロロフルオロメタン、ジクロロジフ
ルオロメタン、ジクロロジフルオロメタン、1,1−ジ
クロロー1−フルオロエタン、ヘキサフルオロシクロブ
タンおよびオクタフルオロシクロブタンを包含する。
【0029】ポリウレタン・またはポリイソシアネート
・フオーム形成用混合物の他の成分はポリオール・ポリ
イソシアネート反応用の触媒でありうる。このような触
媒としてたとえば、スズ化合物たとえば第1スズ・オク
トエート、ジブチルスズ・ジアセテートまたはジブチル
スズ−ジラウレート;第3級アミンたとえばトリエチル
アミン、トリ−n−ブチルアミン、トリ−n−オクチル
アミン、N,N,N’,N’−テトラメチルエチレンジ
アミン、N,N,N’,N’−テトラメチル−1,3−
ブタンジアミン、トリエタノールアミン、N,N−ジメ
チルエタノールアミン、N,N−ジエチルエタノールア
ミン、トリイソプロパノールアミン、N−メチルジエタ
ノールアミン、N,N’−ジメチルシクロヘキシルアミ
ン、メチルジシクロヘキシルアミン、N−メチルモルホ
リン、N−エチルモルホリン、N−オクタデシルモルホ
リン、トリエチレンジアミン(すなわち1,4−ジアゾ
ビシクロ〔2.2.2 オクタン〕)またはN,N−ジ
メチルベンジルアミン、またはスズ化合物と第3級アミ
ンとの混合物があげられる。ポリイソシアヌレート・フ
ォーム形成性混合物の場合にはイソシアヌレートの三量
化用の触媒が必要であるが、そのような触媒の例は第3
級アミノフェノールたとえば2,4,6−トリス(ジメ
チルアミノメチル)フェノールとアルカリ金属カルボキ
シレートたとえばカリウム2−エチルヘキサノエートと
の混合物である。
【0030】フォーム形成用混合物はまた1種以上の界
面活性剤たとえば置換ノニルフェノール、脂肪酸/エチ
レンオキサイド縮合物、アルキレンオキサイド・ブロッ
クコポリマー;またはケイ素含有物質たとえばポリ(ジ
メチルシロキサン)(シリコーン)、ポリ(フェニルメ
チルシロキサン)またはポリ(ジメチルシロキサン)−
ポリオキシアルキレングラフトコポリマー;1種以上の
難燃剤たとえば水和アルミナ、水酸化マグネシウム、ハ
ロゲン−および/またはリン含有化合物たとえばシクロ
アルキルホスフェートおよびホスホネート、トリアリー
ルホスフェート、およびホスホン酸の金属塩、酸化アン
チモン、ホウ素化合物たとえばボラックス、グラファイ
トたとえば剥離グラファイト、セラミックス、メラミン
またはメラミン誘導体たとえばメラミンボレート、メラ
ミンシアヌレート、ジメラミンホスフェート、メラミン
ホスホネート、メラミン・スルホネート、およびメラミ
ンカルボキシレート(たとえばメラミンフタレート、メ
ラミンステアレートおよびメラミンオキザレート);1
種以上の膨張剤たとえばアンモニウム・ポリホスフェー
ト;および1種以上の他の煙および毒性ガス抑制剤、た
とえばUS4966920またはGB2234253に
記載されているポリエステルの1種以上を含むこともで
きる。
【0031】煙および毒性ガスの抑制剤としての前記
(A)と(B)から誘導されるポリエステルは低い酸価
をもつので、それはポリウレタンまたはポリイソシアヌ
レートの製造においてポリイソシアネートと反応しうる
ヒドロキシ基を含むことが理解されるであろう。それ
故、ポリエステルはポリエステルポリウレタンとして製
品中に存在しうる。これを可能にするために、ポリイソ
シアネートは通常、ポリオールおよびポリエステル中の
ヒドロキシ基と反応するに十分なイソシアネート当量を
与える量で使用される。
【0032】本発明のポリウレタン・フォームおよびポ
リイソシアヌレート・フォームは椅子、長イス、便座お
よび種々の他の形体の座席、マットレス、クッション、
枕、カーペット用発泡裏打ち材、カーテン、および織物
複合体、ならびに断熱および防音用のフォームのような
広範囲の種類の製品に使用することができる。このよう
な用途において、それらは広範囲の他の材料との複合体
で使用される。上記の他の材料として天然および合成衣
料たとえばレザー、コットン、ウール、ポリエステル、
ポリアミド、アクリル、ポリ塩化ビニル、ポリプロピレ
ン、ビスコース・ベロア、補充パッド、内装、ウェブ、
バリヤおよび他の種々の構造材料たとえば木材、金属プ
ラスチック、プラスターボード、ガラス繊維などがあげ
られる。また、可燃性、煙および毒性ガスの発生を減少
させる他の尺度として内張り、バリヤー発泡体および難
燃性衣料も含めることができる。
【0033】
【実施例】本発明を次の実施例によって更に具体的に説
明する。これらの実施例において部は他に特別の記載の
ない限り重量基準である。
【0034】実施例1 無水マレイン酸(73.5g、0.75モル)、エチレ
ングリコール(279g、4.5モル)およびジブチル
酸化物(0.3g)を反応器に充填する。この混合物を
効果的に攪拌して200℃に加熱する。混合物をこの温
度に保ち、縮合水を100℃のヘッド温度において反応
物から蒸留によって除く。反応の進行を酸価をときどき
決定することによってモニタする。酸価が5mgKOH
/gより小さくなったとき、過剰のエチレングリコール
を減圧下に除去して、3.9mgKOH/gの最終酸価
をもつポリエステル164.3gを粘稠黄色油として得
る。
【0035】実施例2〜5 表1に示す試剤を使用して実施例1の方法を繰り返す。
酸および/または無水物の混合物を示す場合、1:1の
モル混合物を使用する。実施例5において、2−メトキ
シエトキシエタノールを鎖停止剤として反応混合物に加
え、エチレングリコールと2−メトキシエトキシエタノ
ールとの重量比は1.23:1である。
【0036】
【表1】
【0037】燃焼しつつある柔軟性ポリウレタン・フォ
ームからの煙および毒性ガスの量を減少させる実施例1
〜5のポリエステルの効果を次の実施例によって示す。
【0038】実施例6 次の配合を使用して柔軟性ポリウレタン・フォームを製
造する。 部 数 ポリエーテルポリオール(1) 100.00 水 4.7 N,N−ジメチルエタノールアミン 0.4 第1錫オクトエート 0.25 シリコーン界面活性剤(2) 1.0 トルエンジイソシアネート(80:20 TDI) 55.5(1) Caradol 48/2 ex シェル・ケミ
カルズ(2) Polyurax SC 246 ex BPケ
ミカルズ
【0039】ポリオール、水、N,N−ジメチルエタノ
ールアミンおよびシリコーン界面活性剤を4つ刃のイン
ペラーを使用して2000rpmで一緒にブレンドす
る。第1錫オクトエートを加えて5秒間攪拌する。最後
に、予め秤量したTDIを迅速に加える。この混合物を
5秒間ブレンドし、次いで鋳型に注入する。フォームを
上昇させ、次いで23℃および50%相対温度で24時
間貯蔵する。
【0040】このフォームを5g(±0.2g)の重量
の立方体に切断し、燃焼の際に生ずる煙の量をASTM
E662に記載の標準アミンコNBSスモーク・チェ
ンバーを使用して、然し変性試験法を使用して次のよう
に測定する。フォーム試料をスモーク・チェンバー内の
トリホッド上に支持された金網ガーゼの上に置き、マッ
チで着火する。それぞれのフォーム試料で3回試験す
る。平均の比光学密度を着火の時から1分(D1)、2
分(D2)および3分(D3)の時間で計算する。平均
の最大比光学密度はレンズ上のスート・デポジションに
ついて補正し〔Dmax(Corr)〕、この値も記録
する。これらの結果を表2に示す。
【0041】実施例7〜11 実施例1〜5のポリエステルを含む柔軟性ポリウレタン
・フォームの試料を実施例6の方法を使用して製造す
る。ただし第1錫オクトエートとTDIの添加前の混合
物に適当量のポリエステルを加える。使用する量をポリ
オール100部当りの部数(php)で表2に示す。
【0042】ポリエステルはこの配合に実質的な変化を
必要とすることなしに使用することができるけれども、
当業者はたとえば諸成分の濃度に小さい変性を行って生
成フォームの物性を制御しうることを理解するであろ
う。
【0043】生成フオームの試料を実施例6に記載の方
法により製造し試験する。このようにしてえられた光学
密度の値を表2に示す。
【0044】
【表2】
【0045】表2に記載の結果は、柔軟性ポリウレタン
・フォームへの本発明のポリエステルの配合(実施例7
〜11)がDmax(Corr)によって測定して未処
理フォーム(実施例6)に比べて燃焼中に生成する煙の
合計量を減少させることを示している。またこれらのポ
リエステル類は1,2および3分後の光学密度の値(D
1、D2およびD3)によって測定して煙の生成速度を
著しく減少させる効果をもつ。
【0046】実施例12〜13 ポリウレタン・フォームのブロックを実施例6(対照)
および実施例8の配合を使用して製造する。100mm
×100mm×35mmの寸法のブロックを難燃剤綿織
物で覆い、ISO/DIS 5660法により35KW
/m転写熱源を使用してコーン熱量計中で燃焼させ
る。これらの結果を表3に示す。表3には発生する煙の
容量が1の計量値当りの光学密度(D)の容量として表
してあり、そして煙パラメータは最大割合の熱放出と試
験平均消化面積との積である。
【0047】
【表3】
【0048】表3に示す結果は、柔軟性ポリウレタン・
フォームへのポリエステルの配合が燃焼中に発生する煙
の量を著しく減少させる、ということを実証している。

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次の(A)および(B)の成分すなわ
    ち、 (A)(A1)6個以下の炭素原子をもつ不飽和の又は
    ヒドロキシ置換された少なくとも1種の脂肪族ジカルボ
    ン酸、またはそのエステル形成性誘導体、および任意に
    (A2)ヒドロキシ置換基のない2〜10個の炭素原子
    をもつ飽和脂肪酸、またはそのエステル形成性誘導体、
    (A3)クエン酸またはそのエステル形成性誘導体、
    (A4)7〜12個の炭素原子をもつ脂環族酸またはそ
    のエステル形成性誘導体、および(A5)8〜16個の
    炭素原子をもつ芳香族酸またはそのエステル形成性誘導
    体、から選ばれた1種以上のジカルボン酸、またはトリ
    カルボン酸、またはそのエステル形成性誘導体、を含み
    テトラカルボン酸またはその無水物を実質的に含まない
    ポリカルボキシル成分、および (B)2〜8個のヒドロキシ基をもつ少なくとも1種の
    ポリヒドロキシ成分、から誘導された30mgKOH/
    g以下の酸価をもつポリエステルを煙および毒性ガスの
    抑制剤として配合したことを特徴とするウレタン結合を
    含有する可燃性ポリマー状材料。
  2. 【請求項2】 該ポリエステルが10mgKOH/g以
    下の酸価をもつ請求項1のポリマー状材料。
  3. 【請求項3】 (A1)がフマル酸、リンゴ酸、酒石酸
    またはマレイン酸あるいはそれらのエステル形成性誘導
    体である請求項1または2のポリマー状材料。
  4. 【請求項4】 該エステル形成性誘導体が無水物または
    メチルエステルである請求項3のポリマー状材料。
  5. 【請求項5】 (A1)が無水マレイン酸、フマル酸ま
    たはリンゴ酸である請求項4のポリマー状材料。
  6. 【請求項6】 (A2)が飽和ジカルボン酸またはその
    エステル形成性誘導体である請求項1〜5のいずれか1
    項のポリマー状材料。
  7. 【請求項7】 該飽和ジカルボン酸がC〜Cジカル
    ボン酸である請求項6のポリマー状材料。
  8. 【請求項8】 該飽和ジカルボン酸がコハク酸、グルタ
    ール酸またはアジピン酸である請求項7のポリマー状材
    料。
  9. 【請求項9】 (A4)がC〜Cのジカルボン酸ま
    たはそのエステル形成性誘導体である請求項1〜8のい
    ずれか1項のポリマー状材料。
  10. 【請求項10】 該C〜Cジカルボン酸がテトラヒ
    ドロフタル酸である請求項9のポリマー状材料。
  11. 【請求項11】 (A5)がフタル酸、イソフタル酸、
    またはテレフタル酸あるいはそれらのエステル形成性誘
    導体である請求項1〜10のいずれか1項のポリマー状
    材料。
  12. 【請求項12】 該ポリエステルのポリカルボキシル成
    分(A)が請求項1および3〜5のいずれか1項に記載
    の(A1)またはこれと請求項1および6〜8のいずれ
    か1項に記載の(A2)との混合物である請求項1また
    は2のポリマー状材料。
  13. 【請求項13】 次の(A)および(B)の成分すなわ
    ち、 (A)マレイン酸、無水マレイン酸、マレイン酸または
    無水物とアジピン酸との混合物、フマル酸とアジピン酸
    との混合物、またはリンゴ酸とアジピン酸との混合物で
    あるポリカルボキシル成分、および (B)2〜8個のヒドロキシ基をもつポリヒドロキシ成
    分、から誘導された30mgKOH/g以下の酸価をも
    つポリエステルを煙および毒性ガスの抑制剤として配合
    したことを特徴とするウレタン結合を含有する可燃性ポ
    リマー状材料。
  14. 【請求項14】 ポリヒドロキシ成分(B)が2〜6個
    の炭素原子をもつアルキレングリコール、式 【化1】 (式中のmは1〜50)のオキシエチレングリコール、
    式 【化2】 (式中のnは1〜50)、またはそれらの2種以上の混
    合物である請求項1〜13のいずれか1項のポリマー状
    材料。
  15. 【請求項15】 (B)が2〜4個の炭素原子をもつア
    ルキレングリコール、または式 【化3】 (式中のmは1〜10)のオキシエチレングリコールで
    ある請求項14のポリマー状材料。
  16. 【請求項16】 (B)がエチレングリコールまたはジ
    エチレングリコールである請求項15のポリマー状材
    料。
  17. 【請求項17】 該ポリエステルが(i)無水マレイン
    酸とエチレングリコールとから、または(ii)無水マ
    レイン酸とアジピン酸とエチレングリコールとから、ま
    たは(iii)フマル酸とアジピン酸とエチレングリコ
    ールとから、または(iv)リンゴ酸とアジピン酸とジ
    エチレングリコールとから誘導される請求項1〜16の
    いずれか1項のポリマー状材料。
  18. 【請求項18】 該ポリエステルが鎖停止剤としてのモ
    ノヒドリック・アルコール、一塩基酸、または酸クロラ
    イドもしくはその無水物の存在下での(A)と(B)と
    の反応生成物である請求項1〜17のいずれか1項のポ
    リマー状材料。
  19. 【請求項19】 煙および毒性ガスの抑制剤としての該
    ポリエステルの存在で有機ポリオールを有機ポリイソシ
    アネートと反応させることによって得られたものである
    ことを特徴とする請求項1〜18のいずれか1項のポリ
    マー状材料。
  20. 【請求項20】 該ポリエステルが該ポリオールの5〜
    100重量%の量で存在する請求項19のポリマー状材
    料。
  21. 【請求項21】 該ポリイソシアネートが該ポリオール
    と該ポリエステル中のヒドロキシ基を反応させるに十分
    な量で使用される請求項19または20のポリマー状材
    料。
  22. 【請求項22】 柔軟性フォームである請求項21のポ
    リマー状材料。
  23. 【請求項23】 請求項1〜18のいずれか1項のポリ
    エステルをウレタン結合を含有する可燃性ポリマー材料
    の煙および毒性ガスの抑制剤として使用する方法。
JP4361764A 1991-12-21 1992-12-18 ポリマー状材料 Pending JPH06122749A (ja)

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