JP2000080141A - イソシアヌレート変性ポリウレタンフォーム及び難燃性断熱パネル - Google Patents
イソシアヌレート変性ポリウレタンフォーム及び難燃性断熱パネルInfo
- Publication number
- JP2000080141A JP2000080141A JP10248925A JP24892598A JP2000080141A JP 2000080141 A JP2000080141 A JP 2000080141A JP 10248925 A JP10248925 A JP 10248925A JP 24892598 A JP24892598 A JP 24892598A JP 2000080141 A JP2000080141 A JP 2000080141A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- component
- acid
- polyol
- modified polyurethane
- polyurethane foam
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Building Environments (AREA)
- Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
- Polyurethanes Or Polyureas (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 急速な硬化速度が要求される場合でも、難燃
性、圧縮強度、寸法安定性が良好なイソシアヌレート変
性ポリウレタンフォーム、並びにそれを用いた難燃性断
熱パネルを提供する。 【解決手段】 芳香族系ポリエステルポリオール(a成
分)とポリエーテルポリオール(b成分)とを含むポリ
オール成分に、少なくとも触媒及び発泡剤の存在下で、
ポリイソシアネート成分を反応させて得られるイソシア
ヌレート変性ポリウレタンフォームにおいて、前記a成
分が、オルトフタル酸を酸成分とする縮合系ポリエステ
ルポリオール(a1成分)を含有するものであると共
に、前記b成分が官能基数6以上のものであり、前記a
成分と前記b成分との混合重量比(a成分/b成分)
が、60/40〜90/10とする。
性、圧縮強度、寸法安定性が良好なイソシアヌレート変
性ポリウレタンフォーム、並びにそれを用いた難燃性断
熱パネルを提供する。 【解決手段】 芳香族系ポリエステルポリオール(a成
分)とポリエーテルポリオール(b成分)とを含むポリ
オール成分に、少なくとも触媒及び発泡剤の存在下で、
ポリイソシアネート成分を反応させて得られるイソシア
ヌレート変性ポリウレタンフォームにおいて、前記a成
分が、オルトフタル酸を酸成分とする縮合系ポリエステ
ルポリオール(a1成分)を含有するものであると共
に、前記b成分が官能基数6以上のものであり、前記a
成分と前記b成分との混合重量比(a成分/b成分)
が、60/40〜90/10とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築用などの各種
の断熱材として用いられるイソシアヌレート変性ポリウ
レタンフォーム、並びにそれを用いた難燃性断熱パネル
に関する。
の断熱材として用いられるイソシアヌレート変性ポリウ
レタンフォーム、並びにそれを用いた難燃性断熱パネル
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、イソシアヌレート変性ポリウ
レタンフォームは、断熱性や耐熱性に優れ、冷蔵庫、冷
凍庫、建築用などの断熱材として広く使用されている。
当該ポリウレタンフォームは、ポリオール成分として、
難燃化のために、主として芳香族系ポリエステルポリオ
ールを用い、更に強度や成形性向上のためにペンタエリ
スリトール系、ソルビトール系、エチレンジアミン系、
芳香族アミン系、グリセリン系、トリメチロールプロパ
ン系等の多価アルコールのプロピレンオキサイド(P
O)及び/又はエチレンオキサイド(EO)付加体が適
宜併用されてきた。また、発泡剤としては、HCFC−
141b、水等が、触媒としてはカルボン酸系金属塩、
4級アンモニウム塩系、アミン系等のものが、整泡剤と
してはシリコン系界面活性剤等が、ポリイソシアネート
成分としてはクルードMDI等が用いられてきた。そし
て、イソシアネートインデックス(NCO/OH当量
比)については、3.50以上とするのが一般的であっ
た。
レタンフォームは、断熱性や耐熱性に優れ、冷蔵庫、冷
凍庫、建築用などの断熱材として広く使用されている。
当該ポリウレタンフォームは、ポリオール成分として、
難燃化のために、主として芳香族系ポリエステルポリオ
ールを用い、更に強度や成形性向上のためにペンタエリ
スリトール系、ソルビトール系、エチレンジアミン系、
芳香族アミン系、グリセリン系、トリメチロールプロパ
ン系等の多価アルコールのプロピレンオキサイド(P
O)及び/又はエチレンオキサイド(EO)付加体が適
宜併用されてきた。また、発泡剤としては、HCFC−
141b、水等が、触媒としてはカルボン酸系金属塩、
4級アンモニウム塩系、アミン系等のものが、整泡剤と
してはシリコン系界面活性剤等が、ポリイソシアネート
成分としてはクルードMDI等が用いられてきた。そし
て、イソシアネートインデックス(NCO/OH当量
比)については、3.50以上とするのが一般的であっ
た。
【0003】しかし、イソシアネートインデックスがこ
のような高い値であると、硬化速度が十分大きくないた
め、連続成形等のように急速な硬化が要求される場合、
種々の問題が生じる。例えば、連続成形においては、十
分なキュアが得られないうちにラインオフとなり、表面
材との接着性の低下して剥離が生じ易くなり、また、フ
ォーム硬さの低下によりラインオフ後に発泡圧で寸法変
化が生じるなどの問題があった。このため、急速な硬化
速度が要求される場合には、イソシアネートインデック
スを低めに設定する必要があった。
のような高い値であると、硬化速度が十分大きくないた
め、連続成形等のように急速な硬化が要求される場合、
種々の問題が生じる。例えば、連続成形においては、十
分なキュアが得られないうちにラインオフとなり、表面
材との接着性の低下して剥離が生じ易くなり、また、フ
ォーム硬さの低下によりラインオフ後に発泡圧で寸法変
化が生じるなどの問題があった。このため、急速な硬化
速度が要求される場合には、イソシアネートインデック
スを低めに設定する必要があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、イソシ
アネートインデックスを低めに設定すると、下記の如き
問題が生じることが判明した。即ち、ポリオール成分と
してテレフタル酸系(パラ系)の芳香族系ポリエステル
ポリオールを主成分とするものでは、得られるフォーム
の圧縮強度が不十分になり、また、併用するポリエーテ
ルポリオールの官能基数が比較的高めのもの(例えばト
ルエンジアミン系:官能基数4)でも、圧縮強度が不十
分になることが分かった。
アネートインデックスを低めに設定すると、下記の如き
問題が生じることが判明した。即ち、ポリオール成分と
してテレフタル酸系(パラ系)の芳香族系ポリエステル
ポリオールを主成分とするものでは、得られるフォーム
の圧縮強度が不十分になり、また、併用するポリエーテ
ルポリオールの官能基数が比較的高めのもの(例えばト
ルエンジアミン系:官能基数4)でも、圧縮強度が不十
分になることが分かった。
【0005】一方、ポリオール成分の平均官能基数に着
目したイソシアヌレート変性ポリウレタンフォームを開
示する公報も存在し、例えば特開平9−71628号公
報には、ポリオール成分として、ビスフェノール類のエ
チレンオキサイド付加物、トルエンジアミンのアルキレ
ンオキサイド付加物、及び芳香環含有ポリエステルポリ
オールを含有し、かつその平均官能基数が2〜4のもの
が開示されている。
目したイソシアヌレート変性ポリウレタンフォームを開
示する公報も存在し、例えば特開平9−71628号公
報には、ポリオール成分として、ビスフェノール類のエ
チレンオキサイド付加物、トルエンジアミンのアルキレ
ンオキサイド付加物、及び芳香環含有ポリエステルポリ
オールを含有し、かつその平均官能基数が2〜4のもの
が開示されている。
【0006】しかし、この公報に記載のイソシアヌレー
ト変性ポリウレタンフォームは、併用するポリエーテル
ポリオールの官能基数が十分大きくないため、前記の圧
縮強度の問題を解消できるものではない。
ト変性ポリウレタンフォームは、併用するポリエーテル
ポリオールの官能基数が十分大きくないため、前記の圧
縮強度の問題を解消できるものではない。
【0007】従って、本発明の目的は、急速な硬化が要
求される場合でも、難燃性、圧縮強度、寸法安定性が良
好なイソシアヌレート変性ポリウレタンフォーム、並び
にそれを用いた難燃性断熱パネルを提供することにあ
る。
求される場合でも、難燃性、圧縮強度、寸法安定性が良
好なイソシアヌレート変性ポリウレタンフォーム、並び
にそれを用いた難燃性断熱パネルを提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記目的
を達成すべく、芳香族系ポリエステルポリオールやポリ
エーテルポリオールの種類や混合比等に着目して鋭意研
究した結果、芳香族系ポリエステルポリオールとして、
オルトフタル酸を酸成分とする縮合系ポリエステルポリ
オールを含有すると共に、官能基数6以上のポリエーテ
ルポリオールを所定の混合重量比で併用することによ
り、上記目的が達成できることを見出し、本発明を完成
するに至った。
を達成すべく、芳香族系ポリエステルポリオールやポリ
エーテルポリオールの種類や混合比等に着目して鋭意研
究した結果、芳香族系ポリエステルポリオールとして、
オルトフタル酸を酸成分とする縮合系ポリエステルポリ
オールを含有すると共に、官能基数6以上のポリエーテ
ルポリオールを所定の混合重量比で併用することによ
り、上記目的が達成できることを見出し、本発明を完成
するに至った。
【0009】即ち、本発明のイソシアヌレート変性ポリ
ウレタンフォームは、芳香族系ポリエステルポリオール
(a成分)とポリエーテルポリオール(b成分)とを含
むポリオール成分に、少なくとも触媒及び発泡剤の存在
下で、ポリイソシアネート成分を反応させて得られるイ
ソシアヌレート変性ポリウレタンフォームにおいて、前
記a成分が、オルトフタル酸を酸成分とする縮合系ポリ
エステルポリオール(a1成分)を含有するものである
と共に、前記b成分が官能基数6以上のものであり、前
記a成分と前記b成分との混合重量比(a成分/b成
分)が、60/40〜90/10であることを特徴とす
る。ここで、a1成分は、酸成分としてオルトフタル酸
を主に用いたものであればよく、共重合成分として、他
の酸成分を少量含んでいてもよく、またメタ又はパラフ
タル酸を共重合成分として導入することにより、混合す
る場合と同様の効果を得てもよい。
ウレタンフォームは、芳香族系ポリエステルポリオール
(a成分)とポリエーテルポリオール(b成分)とを含
むポリオール成分に、少なくとも触媒及び発泡剤の存在
下で、ポリイソシアネート成分を反応させて得られるイ
ソシアヌレート変性ポリウレタンフォームにおいて、前
記a成分が、オルトフタル酸を酸成分とする縮合系ポリ
エステルポリオール(a1成分)を含有するものである
と共に、前記b成分が官能基数6以上のものであり、前
記a成分と前記b成分との混合重量比(a成分/b成
分)が、60/40〜90/10であることを特徴とす
る。ここで、a1成分は、酸成分としてオルトフタル酸
を主に用いたものであればよく、共重合成分として、他
の酸成分を少量含んでいてもよく、またメタ又はパラフ
タル酸を共重合成分として導入することにより、混合す
る場合と同様の効果を得てもよい。
【0010】上記において、前記芳香族系ポリエステル
ポリオール(a成分)としては、オルトフタル酸系ポリ
エステルポリオール(a1成分)以外に、後述の如き種
々のものを含有することができるが、特に、前記a成分
が、オルトフタル酸を酸成分とする縮合系ポリエステル
ポリオール(a1成分)と、メタフタル酸又はパラフタ
ル酸を酸成分とする縮合系ポリエステルポリオールの1
種以上(a2成分)との混合物であり、その混合物中の
両者の縮合系ポリエステルポリオールの混合重量比(a
1成分/a2成分)が、40/60〜95/5であるこ
とが好ましい。
ポリオール(a成分)としては、オルトフタル酸系ポリ
エステルポリオール(a1成分)以外に、後述の如き種
々のものを含有することができるが、特に、前記a成分
が、オルトフタル酸を酸成分とする縮合系ポリエステル
ポリオール(a1成分)と、メタフタル酸又はパラフタ
ル酸を酸成分とする縮合系ポリエステルポリオールの1
種以上(a2成分)との混合物であり、その混合物中の
両者の縮合系ポリエステルポリオールの混合重量比(a
1成分/a2成分)が、40/60〜95/5であるこ
とが好ましい。
【0011】また、前記ポリオール成分も後述の如き種
々のものが例示できるが、前記ポリオール成分の平均官
能基数が、2.4〜4.5であることが好ましい。
々のものが例示できるが、前記ポリオール成分の平均官
能基数が、2.4〜4.5であることが好ましい。
【0012】更に、前記ポリイソシアネート成分の使用
量は、イソシアネートインデックス2.00〜3.00
の範囲内であることが好ましい。
量は、イソシアネートインデックス2.00〜3.00
の範囲内であることが好ましい。
【0013】一方、本発明の難燃性断熱パネルは、上記
の如きイソシアヌレート変性ポリウレタンフォームの表
面に表面材を付着してあるものである。
の如きイソシアヌレート変性ポリウレタンフォームの表
面に表面材を付着してあるものである。
【0014】[作用効果]本発明のイソシアヌレート変
性ポリウレタンフォームによると、実施例の結果が示す
ように、急速な硬化が要求される場合でも、難燃性、圧
縮強度、寸法安定性が良好となる。その理由の詳細は明
らかではないが、オルトフタル酸(フタル酸)を酸成分
とする縮合系ポリエステルポリオールは、硬化速度を向
上させるのに寄与し、官能基数6以上のポリエーテルポ
リオールが、最終的な強度を向上させるのに寄与し、こ
れらの作用のバランスにより上記の効果が得られると考
えられる。
性ポリウレタンフォームによると、実施例の結果が示す
ように、急速な硬化が要求される場合でも、難燃性、圧
縮強度、寸法安定性が良好となる。その理由の詳細は明
らかではないが、オルトフタル酸(フタル酸)を酸成分
とする縮合系ポリエステルポリオールは、硬化速度を向
上させるのに寄与し、官能基数6以上のポリエーテルポ
リオールが、最終的な強度を向上させるのに寄与し、こ
れらの作用のバランスにより上記の効果が得られると考
えられる。
【0015】また、前記a成分が、前記a1成分と、メ
タフタル酸(イソフタル酸)又はパラフタル酸(テレフ
タル酸)を酸成分とする縮合系ポリエステルポリオール
の1種以上(a2成分)との混合物であり、その混合重
量比(a1成分/a2成分)が、40/60〜95/5
である場合、実施例の結果が示すように、難燃性がより
改善される。かかる観点より、当該混合重量比(a1成
分/a2成分)が、50/50〜90/10がより好ま
しい。
タフタル酸(イソフタル酸)又はパラフタル酸(テレフ
タル酸)を酸成分とする縮合系ポリエステルポリオール
の1種以上(a2成分)との混合物であり、その混合重
量比(a1成分/a2成分)が、40/60〜95/5
である場合、実施例の結果が示すように、難燃性がより
改善される。かかる観点より、当該混合重量比(a1成
分/a2成分)が、50/50〜90/10がより好ま
しい。
【0016】前記ポリオール成分の平均官能基数が、
2.4〜4.5である場合、難燃性や圧縮強度が更に改
善される。かかる観点より、2.4〜4.0がより好ま
しい。
2.4〜4.5である場合、難燃性や圧縮強度が更に改
善される。かかる観点より、2.4〜4.0がより好ま
しい。
【0017】前記ポリイソシアネート成分の使用量が、
イソシアネートインデックス2.00〜3.00の範囲
内である場合、硬化速度を大きくすることができ、連続
成形等において、接着性の低下や寸法安定性の低下を好
適に防止することができる。
イソシアネートインデックス2.00〜3.00の範囲
内である場合、硬化速度を大きくすることができ、連続
成形等において、接着性の低下や寸法安定性の低下を好
適に防止することができる。
【0018】一方、本発明の難燃性断熱パネルは、前記
の如きイソシアヌレート変性ポリウレタンフォームの表
面に表面材を付着してあるため、連続成形等の急速な硬
化が要求される場合でも、難燃性、圧縮強度、寸法安定
性が良好なものとなる。
の如きイソシアヌレート変性ポリウレタンフォームの表
面に表面材を付着してあるため、連続成形等の急速な硬
化が要求される場合でも、難燃性、圧縮強度、寸法安定
性が良好なものとなる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。なお、以下で例示する化合物群は、全て2
種以上併用することが可能である。
て説明する。なお、以下で例示する化合物群は、全て2
種以上併用することが可能である。
【0020】まず、本発明に用いられるポリオール成分
について説明する。当該ポリオール成分は、芳香族系ポ
リエステルポリオール(a成分)とポリエーテルポリオ
ール(b成分)とを含有するものである。
について説明する。当該ポリオール成分は、芳香族系ポ
リエステルポリオール(a成分)とポリエーテルポリオ
ール(b成分)とを含有するものである。
【0021】本発明における芳香族系ポリエステルポリ
オール(a成分)は、オルトフタル酸を酸成分とする縮
合系ポリエステルポリオール(a1成分)を含有するも
のであり、好ましくは、オルトフタル酸を酸成分とする
縮合系ポリエステルポリオール(a1成分)と、メタフ
タル酸又はパラフタル酸を酸成分とする縮合系ポリエス
テルポリオールの1種以上(a2成分)との混合物であ
る。
オール(a成分)は、オルトフタル酸を酸成分とする縮
合系ポリエステルポリオール(a1成分)を含有するも
のであり、好ましくは、オルトフタル酸を酸成分とする
縮合系ポリエステルポリオール(a1成分)と、メタフ
タル酸又はパラフタル酸を酸成分とする縮合系ポリエス
テルポリオールの1種以上(a2成分)との混合物であ
る。
【0022】これらの縮合系ポリエステルポリオール
は、オルトフタル酸(フタル酸)、メタフタル酸(イソ
フタル酸)、パラフタル酸(テレフタル酸)又はその酸
無水物もしくはその低級アルキルエステル等を酸成分の
原料として、下記の多価アルコールと共に縮合重合する
ことにより得ることができる。本発明における芳香族系
ポリエステルポリオールは、これらの縮合系ポリエステ
ルポリオール以外に、他の芳香族系ポリエステルポリオ
ールを含有してもよい。
は、オルトフタル酸(フタル酸)、メタフタル酸(イソ
フタル酸)、パラフタル酸(テレフタル酸)又はその酸
無水物もしくはその低級アルキルエステル等を酸成分の
原料として、下記の多価アルコールと共に縮合重合する
ことにより得ることができる。本発明における芳香族系
ポリエステルポリオールは、これらの縮合系ポリエステ
ルポリオール以外に、他の芳香族系ポリエステルポリオ
ールを含有してもよい。
【0023】上記の芳香族系ポリエステルポリオールと
しては、官能基数が2〜3のものが好ましく、必要に応
じて3官能以上の多価アルコールを含むポリオールと芳
香族ジカルボン酸成分から得られる芳香族ポリエステル
ポリオールが例示される。また、必要に応じて3官能以
上の多価カルボン酸成分を併用したものも挙げられる。
これらの多くは市販されており、また、当業者に公知の
合成方法により適宜製造することができる。
しては、官能基数が2〜3のものが好ましく、必要に応
じて3官能以上の多価アルコールを含むポリオールと芳
香族ジカルボン酸成分から得られる芳香族ポリエステル
ポリオールが例示される。また、必要に応じて3官能以
上の多価カルボン酸成分を併用したものも挙げられる。
これらの多くは市販されており、また、当業者に公知の
合成方法により適宜製造することができる。
【0024】上記の3官能以上の多価アルコールとして
は、例えばトリメチロールプロパン、グリセリン、ペン
タエリスリトール、ソルビトール等が挙げられ、2価ア
ルコールとしては、例えばエチレングリコール、ジエチ
レングリコール、プロピレングリコール、ブタンジオー
ル、ネオペンチルグリコール、ヘキサメチレングリコー
ル、ジプロピレングリコール、トリメチレングリコール
等が挙げられる。また芳香族ジカルボン酸成分として
は、上記のフタル酸類の他、ナフタレン1,4−ジカル
ボン酸、及びその無水物又はそのモノ又はジエステル等
が挙げられ、また、必要に応じてこれらと併用する3官
能以上の多価カルボン酸成分としては、トリメリット
酸、ピロメリット酸等が挙げられる。なお上記の芳香族
ポリカルボン酸に加えて脂肪族ポリカルボン酸を一部併
用することも可能である。
は、例えばトリメチロールプロパン、グリセリン、ペン
タエリスリトール、ソルビトール等が挙げられ、2価ア
ルコールとしては、例えばエチレングリコール、ジエチ
レングリコール、プロピレングリコール、ブタンジオー
ル、ネオペンチルグリコール、ヘキサメチレングリコー
ル、ジプロピレングリコール、トリメチレングリコール
等が挙げられる。また芳香族ジカルボン酸成分として
は、上記のフタル酸類の他、ナフタレン1,4−ジカル
ボン酸、及びその無水物又はそのモノ又はジエステル等
が挙げられ、また、必要に応じてこれらと併用する3官
能以上の多価カルボン酸成分としては、トリメリット
酸、ピロメリット酸等が挙げられる。なお上記の芳香族
ポリカルボン酸に加えて脂肪族ポリカルボン酸を一部併
用することも可能である。
【0025】芳香族系ポリエステルポリオールの水酸基
価は、使用する芳香族ポリカルボン酸の種類、多価アル
コールの種類、カルボキシル基と水酸基の当量比等を選
択することによって任意に設定可能であるが、得られる
フォームの特性を考慮すると180〜350(mgKO
H/g)であることが好ましい。
価は、使用する芳香族ポリカルボン酸の種類、多価アル
コールの種類、カルボキシル基と水酸基の当量比等を選
択することによって任意に設定可能であるが、得られる
フォームの特性を考慮すると180〜350(mgKO
H/g)であることが好ましい。
【0026】b成分であるポリエーテルポリオールとし
ては、前述のように官能基数6以上のものが挙げられ、
6価以上の多価アルコール等のアルキレンオキサイド付
加体等が挙げられる。これらの多くは市販されており、
また、当業者に公知の合成方法により適宜製造すること
ができる。
ては、前述のように官能基数6以上のものが挙げられ、
6価以上の多価アルコール等のアルキレンオキサイド付
加体等が挙げられる。これらの多くは市販されており、
また、当業者に公知の合成方法により適宜製造すること
ができる。
【0027】上記の多価アルコールとしては、ソルビト
ール、マンニトール、ズルシトール、シュークローズ等
が挙げられる。また、アルキレンオキサイドとしては、
エチレンオキサイド、プロピレンオキサイド等の1種以
上が挙げられる。
ール、マンニトール、ズルシトール、シュークローズ等
が挙げられる。また、アルキレンオキサイドとしては、
エチレンオキサイド、プロピレンオキサイド等の1種以
上が挙げられる。
【0028】ポリエーテルポリオールの水酸基価は、使
用する多価アルコールの種類、アルキレンオキサイドの
付加モル数等を選択することによって任意に設定可能で
あるが、得られるフォームの特性を考慮すると350〜
600(mgKOH/g)であることが好ましい。
用する多価アルコールの種類、アルキレンオキサイドの
付加モル数等を選択することによって任意に設定可能で
あるが、得られるフォームの特性を考慮すると350〜
600(mgKOH/g)であることが好ましい。
【0029】前記a成分と前記b線分との混合重量比は
前述のとおりである。
前述のとおりである。
【0030】本発明では以上のポリオール成分に加え
て、各種公知の他のポリオールが、本発明の効果を損な
わない範囲で使用でき、脂肪族系等のポリエステルポリ
オール、ポリカーボネートポリオール、ポリカプロラク
トンポリオール等が挙げられる。ポリエステルポリオー
ルとしては、アジピン酸、スベリン酸、セバシン酸、ブ
ラシリン酸等の炭素数4〜20の脂肪族ジカルボン酸など
を酸成分とし、エチレングリコール、プロピレングリコ
ール、ネオペンチルグリコール、ヘキサメチレングリコ
ール等の炭素数1〜6の脂肪族ジオール、ジエチレング
リコール、ジプロピレングリコール等のエーテルグリコ
ール、スピログリコール類、N−メチルジエタノールア
ミン等のN−アルキルジアルカノールアミンなどをポリ
オール成分とするポリエステルポリオールあるいはポリ
カプロラクトンポリオール等を用いることができ、具体
例としては例えばポリエチレンアジペートポリオール、
ポリブチレンアジペートポリオール、ポリエチレンプロ
ピレンアジペートポリオール等のアジペート系ポリオー
ル、ポリカプロラクトンポリオール等を例示できる。
て、各種公知の他のポリオールが、本発明の効果を損な
わない範囲で使用でき、脂肪族系等のポリエステルポリ
オール、ポリカーボネートポリオール、ポリカプロラク
トンポリオール等が挙げられる。ポリエステルポリオー
ルとしては、アジピン酸、スベリン酸、セバシン酸、ブ
ラシリン酸等の炭素数4〜20の脂肪族ジカルボン酸など
を酸成分とし、エチレングリコール、プロピレングリコ
ール、ネオペンチルグリコール、ヘキサメチレングリコ
ール等の炭素数1〜6の脂肪族ジオール、ジエチレング
リコール、ジプロピレングリコール等のエーテルグリコ
ール、スピログリコール類、N−メチルジエタノールア
ミン等のN−アルキルジアルカノールアミンなどをポリ
オール成分とするポリエステルポリオールあるいはポリ
カプロラクトンポリオール等を用いることができ、具体
例としては例えばポリエチレンアジペートポリオール、
ポリブチレンアジペートポリオール、ポリエチレンプロ
ピレンアジペートポリオール等のアジペート系ポリオー
ル、ポリカプロラクトンポリオール等を例示できる。
【0031】上記の任意のポリオール成分の使用量は、
ポリオール成分中、0〜50重量%が好ましく、0〜2
0重量%がより好ましい。なお、本発明においては、上
記のポリオール成分に加えて、短鎖ポリオールや短鎖ア
ミン化合物などを、本発明の効果を損なわない範囲で使
用することができる。
ポリオール成分中、0〜50重量%が好ましく、0〜2
0重量%がより好ましい。なお、本発明においては、上
記のポリオール成分に加えて、短鎖ポリオールや短鎖ア
ミン化合物などを、本発明の効果を損なわない範囲で使
用することができる。
【0032】次に、ポリイソシアネート成分について説
明する。ポリイソシアネート成分としては、ポリウレタ
ンの技術分野において公知のポリイソシアネート化合物
は全て使用可能であり、芳香族ポリイソシアネート化合
物、脂肪族並びに脂環族ポリイソシアネートに分類され
るものが例示できるが、コスト的要請、硬質ポリウレタ
ンフォームの物理的特性、難燃性の観点より芳香族ポリ
イソシアネート化合物の使用が好適である。芳香族ポリ
イソシアネート化合物としては、具体的に以下のものが
例示され、これらは市販されている。
明する。ポリイソシアネート成分としては、ポリウレタ
ンの技術分野において公知のポリイソシアネート化合物
は全て使用可能であり、芳香族ポリイソシアネート化合
物、脂肪族並びに脂環族ポリイソシアネートに分類され
るものが例示できるが、コスト的要請、硬質ポリウレタ
ンフォームの物理的特性、難燃性の観点より芳香族ポリ
イソシアネート化合物の使用が好適である。芳香族ポリ
イソシアネート化合物としては、具体的に以下のものが
例示され、これらは市販されている。
【0033】即ち、4,4’−ジフェニルメタンジイソ
シアネート、2,4−トルエンジイソシアネート、2,
6−トルエンジイソシアネート、ナフタレンジイソシア
ネート、クルードMDI(c−MDI)(44V−1
0,44V−20等(バイエル社製)等)、ウレトンイ
ミン含有MDI(液状MDI)(アイソネート143
L)(ダウケミカル社製)、カルボジイミド含有MDI
(ミリオネートMTL;日本ポリウレタン工業製)等が
例示される。これらのうち、得られるフォームの物性が
優れるため、クルードMDIを用いるのが好ましい。ま
た、脂肪族並びに脂環族ポリイソシアネートとしては、
例えばヘキサメチレンジイソシアネート( HDI) 、イ
ソホロンジイソシアネート( IPDI) 、4,4 −ジシク
ロヘキシルメタンジイソシアネート( HMDI) などが
挙げられる。なお、ポリイソシアネート成分の使用量
は、前述の通りである。
シアネート、2,4−トルエンジイソシアネート、2,
6−トルエンジイソシアネート、ナフタレンジイソシア
ネート、クルードMDI(c−MDI)(44V−1
0,44V−20等(バイエル社製)等)、ウレトンイ
ミン含有MDI(液状MDI)(アイソネート143
L)(ダウケミカル社製)、カルボジイミド含有MDI
(ミリオネートMTL;日本ポリウレタン工業製)等が
例示される。これらのうち、得られるフォームの物性が
優れるため、クルードMDIを用いるのが好ましい。ま
た、脂肪族並びに脂環族ポリイソシアネートとしては、
例えばヘキサメチレンジイソシアネート( HDI) 、イ
ソホロンジイソシアネート( IPDI) 、4,4 −ジシク
ロヘキシルメタンジイソシアネート( HMDI) などが
挙げられる。なお、ポリイソシアネート成分の使用量
は、前述の通りである。
【0034】本発明のイソシアヌレート変性ポリウレタ
ンフォームは、前記の如きポリオール成分に少なくとも
触媒及び発泡剤の存在下で前記のポリイソシアネート成
分を反応させて得られるものであり、ポリウレタンフォ
ーム用として当業者に公知の触媒や発泡剤をいずれも使
用することができる。
ンフォームは、前記の如きポリオール成分に少なくとも
触媒及び発泡剤の存在下で前記のポリイソシアネート成
分を反応させて得られるものであり、ポリウレタンフォ
ーム用として当業者に公知の触媒や発泡剤をいずれも使
用することができる。
【0035】触媒としては、例えばN,N,N',N',N"- ペン
タメチルジエチレントリアミン、N,N−ジメチルシク
ロヘキシルアミン、トリエチレンジアミン、N−メチル
モルホリン、N,N,N’,N’−ヘキサメチルエチレ
ンジアミン、DBU等の第3級アミン類、ジブチル錫ジ
ラウレート、ジブチル錫ジアセテート、オクチル酸錫等
の金属系触媒がウレタン化反応触媒として例示される。
また、イソシアヌレート結合を形成する触媒としては、
酢酸カリウム、オクチル酸カリウムが例示でき、上述の
第3級アミン触媒の中にもイソシアヌレート環形成反応
をも促進するものがある。本発明では、イソシアヌレー
ト結合生成を促進する触媒とウレタン結合生成を促進す
る触媒を併用することが好ましい。
タメチルジエチレントリアミン、N,N−ジメチルシク
ロヘキシルアミン、トリエチレンジアミン、N−メチル
モルホリン、N,N,N’,N’−ヘキサメチルエチレ
ンジアミン、DBU等の第3級アミン類、ジブチル錫ジ
ラウレート、ジブチル錫ジアセテート、オクチル酸錫等
の金属系触媒がウレタン化反応触媒として例示される。
また、イソシアヌレート結合を形成する触媒としては、
酢酸カリウム、オクチル酸カリウムが例示でき、上述の
第3級アミン触媒の中にもイソシアヌレート環形成反応
をも促進するものがある。本発明では、イソシアヌレー
ト結合生成を促進する触媒とウレタン結合生成を促進す
る触媒を併用することが好ましい。
【0036】触媒の使用量(併用の場合は合計量)は、
ポリオール成分100重量部に対して、0.001〜1
0重量部が好ましい。
ポリオール成分100重量部に対して、0.001〜1
0重量部が好ましい。
【0037】発泡剤としては、ポリウレタン用の発泡剤
として公知の発泡剤はいずれも使用可能であり、HCF
C−141b、HFC−245fa等のフロン系発泡
剤、塩化メチレン等のハロゲン化炭化水素、ペンタン等
の低沸点炭化水素、水等が例示される。中でも水が最も
好ましい発泡剤であるが、他の発泡剤を併用することが
好ましい。
として公知の発泡剤はいずれも使用可能であり、HCF
C−141b、HFC−245fa等のフロン系発泡
剤、塩化メチレン等のハロゲン化炭化水素、ペンタン等
の低沸点炭化水素、水等が例示される。中でも水が最も
好ましい発泡剤であるが、他の発泡剤を併用することが
好ましい。
【0038】発泡剤の使用量は、水の場合、ポリオール
成分100重量部に対し0〜5重量部が好ましく、その
他の発泡剤の場合、ポリオール成分100重量部に対し
0〜60重量部が好ましい。
成分100重量部に対し0〜5重量部が好ましく、その
他の発泡剤の場合、ポリオール成分100重量部に対し
0〜60重量部が好ましい。
【0039】本発明では、更に整泡剤、難燃剤、可塑
剤、着色剤、及び酸化防止剤等のポリウレタンフォーム
に用いられる添加剤がいずれも使用可能であり、本発明
の効果を損なわない範囲で適宜添加される。
剤、着色剤、及び酸化防止剤等のポリウレタンフォーム
に用いられる添加剤がいずれも使用可能であり、本発明
の効果を損なわない範囲で適宜添加される。
【0040】整泡剤としては、各種界面活性剤が使用で
きるが、シリコン系界面活性剤が特に好ましい。
きるが、シリコン系界面活性剤が特に好ましい。
【0041】難燃剤としてはフェロセン、ニッケロセン
等のメタロセン類、鉄アセチルアセトネート等の金属ア
セチルアセトネート類、ビス(8−オキシキノリン)銅
等の8−オキシキノリン金属錯体類、ビス(ジメチルグ
リオキシモ)銅等のジメチルグリオキシム金属錯体類等
の有機金属錯体、ハロゲン含有化合物、有機リン酸エス
テル類、三酸化アンチモン、水酸化アルミニウム等の金
属化合物が例示される。
等のメタロセン類、鉄アセチルアセトネート等の金属ア
セチルアセトネート類、ビス(8−オキシキノリン)銅
等の8−オキシキノリン金属錯体類、ビス(ジメチルグ
リオキシモ)銅等のジメチルグリオキシム金属錯体類等
の有機金属錯体、ハロゲン含有化合物、有機リン酸エス
テル類、三酸化アンチモン、水酸化アルミニウム等の金
属化合物が例示される。
【0042】本発明のポリウレタンフォームには、必要
に応じて可塑剤(低粘度化剤)を使用することが好適で
あり、かかる可塑剤も難燃性に寄与するものであること
が好ましい。かかる特性を有するものとしては、リン酸
のハロゲン化アルキルエステル、アルキルリン酸エステ
ルやアリールリン酸エステル、ホスホン酸エステル等が
使用可能であり、具体的にはトリス(β−クロロエチ
ル)ホスフェート、トリス(β−クロロプロピル)ホス
フェート、トリブチルホスフェート、トリエチルホスフ
ェート、クレジルフェニルホスフェート、ジメチルメチ
ルホスホネート等が例示でき、これらの1種以上が使用
可能である。これらの使用量は、ポリオール成分100
重量部に対し0〜20重量部が好ましい。
に応じて可塑剤(低粘度化剤)を使用することが好適で
あり、かかる可塑剤も難燃性に寄与するものであること
が好ましい。かかる特性を有するものとしては、リン酸
のハロゲン化アルキルエステル、アルキルリン酸エステ
ルやアリールリン酸エステル、ホスホン酸エステル等が
使用可能であり、具体的にはトリス(β−クロロエチ
ル)ホスフェート、トリス(β−クロロプロピル)ホス
フェート、トリブチルホスフェート、トリエチルホスフ
ェート、クレジルフェニルホスフェート、ジメチルメチ
ルホスホネート等が例示でき、これらの1種以上が使用
可能である。これらの使用量は、ポリオール成分100
重量部に対し0〜20重量部が好ましい。
【0043】本発明のイソシアヌレート変性ポリウレタ
ンフォームは、ポリオール成分に少なくとも触媒及び発
泡剤の存在下でポリイソシアネート成分を反応させて得
られるものであるが、一般的にはポリイソシアネート成
分のみの原料液と、ポリオール成分に他の各種成分を含
有する原料液とを、適宜加熱しつつ所定の比率で均一混
合することにより得られる。
ンフォームは、ポリオール成分に少なくとも触媒及び発
泡剤の存在下でポリイソシアネート成分を反応させて得
られるものであるが、一般的にはポリイソシアネート成
分のみの原料液と、ポリオール成分に他の各種成分を含
有する原料液とを、適宜加熱しつつ所定の比率で均一混
合することにより得られる。
【0044】本発明のイソシアヌレート変性ポリウレタ
ンフォームは、連続散布による連続成形の他、注入発泡
成形などに使用可能であるが、急速な硬化が可能である
ことから、連続散布による連続成形に好適に用いること
ができる。
ンフォームは、連続散布による連続成形の他、注入発泡
成形などに使用可能であるが、急速な硬化が可能である
ことから、連続散布による連続成形に好適に用いること
ができる。
【0045】連続散布による連続成形を行うには、例え
ばウレタン原液として、ポリオール成分、および整泡
剤、難燃剤、触媒、発泡剤等を均一に混合したもの(こ
れをR液と呼ぶ)と、ポリイソシアネート成分(これを
P液と呼ぶ)とを準備し、このR液とP液とを高圧注入
設備を用いて、原液温度を調整しつつ所定比率で混合攪
拌し、連続的に供給される2枚の水平な表面材の間隙
に、所望のウレタン密度になる量にて、ノズルをトラバ
ースさせながら均一散布する。2枚の表面材は、ダブル
コンベア等にて一定の間隙が維持されながら、オーブン
などの中を通過し、その間、加熱を行うことで、長尺フ
ォームの成形を行い、その後、冷却されサイドシール等
された後、所定の長さに切断される。
ばウレタン原液として、ポリオール成分、および整泡
剤、難燃剤、触媒、発泡剤等を均一に混合したもの(こ
れをR液と呼ぶ)と、ポリイソシアネート成分(これを
P液と呼ぶ)とを準備し、このR液とP液とを高圧注入
設備を用いて、原液温度を調整しつつ所定比率で混合攪
拌し、連続的に供給される2枚の水平な表面材の間隙
に、所望のウレタン密度になる量にて、ノズルをトラバ
ースさせながら均一散布する。2枚の表面材は、ダブル
コンベア等にて一定の間隙が維持されながら、オーブン
などの中を通過し、その間、加熱を行うことで、長尺フ
ォームの成形を行い、その後、冷却されサイドシール等
された後、所定の長さに切断される。
【0046】また、注入発泡成形を行うには、各原料を
混合して吐出するための上記と同様の高圧注入設備が用
いられ、例えば、水平に設置された表面材を備えたパネ
ル型内に所望のウレタン密度になるように、端部から原
料液が注入される。このときプレス盤面の表面温度は反
応温度との関係で適宜設定され、パネル型は発泡時の圧
力に耐えるように高圧プレスで圧締される。
混合して吐出するための上記と同様の高圧注入設備が用
いられ、例えば、水平に設置された表面材を備えたパネ
ル型内に所望のウレタン密度になるように、端部から原
料液が注入される。このときプレス盤面の表面温度は反
応温度との関係で適宜設定され、パネル型は発泡時の圧
力に耐えるように高圧プレスで圧締される。
【0047】本発明は、上記のような平板の成形以外
に、平板以外の各種形状のものにも同様に適用できる。
従って、建築用などの断熱パネルの他、パイプカバー、
冷蔵庫の箱体、各種ボード等の製造に使用することがで
きる。
に、平板以外の各種形状のものにも同様に適用できる。
従って、建築用などの断熱パネルの他、パイプカバー、
冷蔵庫の箱体、各種ボード等の製造に使用することがで
きる。
【0048】一方、本発明の難燃性断熱パネルは、イソ
シアヌレート変性ポリウレタンフォームの表面に表面材
を付着してあるものである。表面材としては、金属板、
難燃性樹脂板、セラミック板などが挙げられ、通常、フ
ォーム成形時の接着力によりフォームへの付着が行われ
る。また、表面材の他、各種枠材などを有していてもよ
い。
シアヌレート変性ポリウレタンフォームの表面に表面材
を付着してあるものである。表面材としては、金属板、
難燃性樹脂板、セラミック板などが挙げられ、通常、フ
ォーム成形時の接着力によりフォームへの付着が行われ
る。また、表面材の他、各種枠材などを有していてもよ
い。
【0049】
【実施例】以下、本発明の構成及び効果を具体的に示す
実施例について説明する。なお、評価方法は次の通りで
あり、また表中の配合量を示す数字は重量部を示す。
実施例について説明する。なお、評価方法は次の通りで
あり、また表中の配合量を示す数字は重量部を示す。
【0050】(表面試験)JIS A 1321の表面
試験に準じて、中心部厚み20mmの部分について、温
度時間面積、発煙係数、及び残炎時間の測定を行った。
試験に準じて、中心部厚み20mmの部分について、温
度時間面積、発煙係数、及び残炎時間の測定を行った。
【0051】(圧縮強度)中心部を含むカットサンプル
(50×50×50(mm))を切り出し、JIS K
−7220(硬質発泡プラスチックの圧縮強度試験方
法)によって測定した。
(50×50×50(mm))を切り出し、JIS K
−7220(硬質発泡プラスチックの圧縮強度試験方
法)によって測定した。
【0052】(仕上がり製品厚み)仕上がり製品の厚み
をノギスにて測定した(n=5)。
をノギスにて測定した(n=5)。
【0053】実施例1〜10 ウレタン原液として、表1に示すポリオール成分、およ
び下記の整泡剤、難燃剤、触媒、発泡剤を均一に混合し
たもの(これをR液と呼ぶ)と、ポリイソシアネート成
分としてクルードMDI(44V-20,住友バイエルウレタ
ン(株)製)(これをP液と呼ぶ)とを準備した。この
R液とP液とを高圧注入設備を用いて、原液温度25℃
に調整して混合攪拌し(イソシアネートインデックス:
2.50)、連続的に供給される2枚の水平な金属製表
面材(幅900mm,間隔100mm)の間隙に、ウレ
タン密度が40kg/m3 になる量にて、ノズルをトラ
バースさせながら均一散布した。2枚の金属製表面材
は、ダブルコンベアにて一定の間隙が維持されながら、
オーブン中を通過し、その間、加熱(60℃)を行うこ
とで、長尺フォームの成形が行われた。その後、冷却さ
れサイドシールされた後、所定の長さに切断された。切
断後のパネルに対し、上記の如き評価を行った。その結
果を表1に示す。
び下記の整泡剤、難燃剤、触媒、発泡剤を均一に混合し
たもの(これをR液と呼ぶ)と、ポリイソシアネート成
分としてクルードMDI(44V-20,住友バイエルウレタ
ン(株)製)(これをP液と呼ぶ)とを準備した。この
R液とP液とを高圧注入設備を用いて、原液温度25℃
に調整して混合攪拌し(イソシアネートインデックス:
2.50)、連続的に供給される2枚の水平な金属製表
面材(幅900mm,間隔100mm)の間隙に、ウレ
タン密度が40kg/m3 になる量にて、ノズルをトラ
バースさせながら均一散布した。2枚の金属製表面材
は、ダブルコンベアにて一定の間隙が維持されながら、
オーブン中を通過し、その間、加熱(60℃)を行うこ
とで、長尺フォームの成形が行われた。その後、冷却さ
れサイドシールされた後、所定の長さに切断された。切
断後のパネルに対し、上記の如き評価を行った。その結
果を表1に示す。
【0054】 (配合組成) 整泡剤:SH-193,シリコン系界面活性剤 3重量部 東レ・ダウコーニング・シリコーン(株)製 難燃剤:TCPP ,トリス(β−クロロプロピル)ホスフェート 10重量部 大八化学工業(株)製 触媒 :ペルロン9540,オクチル酸カリウム 3重量部 ペルロン社製 触媒 :ポリキャット8,ジメチルシクロヘキシルアミン 1重量部 エアープロダクツ社製 発泡剤:HCFC-141b(1,1−ジクロロ−1−フルオロエタン) 20重量部 旭硝子(株)製 (表中原料の詳細) ポリオールA:o−フタル酸/ジエチレングリコールの
縮合系ポリエステルポリオール,官能基数2.0,OH
価250,分子量約500 ポリオールB:m−フタル酸/ジエチレングリコールの
縮合系ポリエステルポリオール,官能基数2.0,OH
価250,分子量約500 ポリオールC:p−フタル酸/ジエチレングリコールの
縮合系ポリエステルポリオール,官能基数2.0,OH
価250,分子量約500 ポリオールD:NT-400, 三井化学(株)製,トルエンジ
アミン系ポリエーテルポリオール,官能基数4.0,O
H価400 ポリオールE:HS-360, 三井化学(株)製,ソルビトー
ル系ポリエーテルポリオール,官能基数6.0,OH価
350。
縮合系ポリエステルポリオール,官能基数2.0,OH
価250,分子量約500 ポリオールB:m−フタル酸/ジエチレングリコールの
縮合系ポリエステルポリオール,官能基数2.0,OH
価250,分子量約500 ポリオールC:p−フタル酸/ジエチレングリコールの
縮合系ポリエステルポリオール,官能基数2.0,OH
価250,分子量約500 ポリオールD:NT-400, 三井化学(株)製,トルエンジ
アミン系ポリエーテルポリオール,官能基数4.0,O
H価400 ポリオールE:HS-360, 三井化学(株)製,ソルビトー
ル系ポリエーテルポリオール,官能基数6.0,OH価
350。
【0055】
【表1】 比較例1〜11 実施例におけるポリオール成分の代わりに、表2に示す
ポリオール成分を用いる以外は、実施例と同様にしてフ
ォームの形成を行い、各評価を行った。その結果を表2
に示す。
ポリオール成分を用いる以外は、実施例と同様にしてフ
ォームの形成を行い、各評価を行った。その結果を表2
に示す。
【0056】
【表2】 表1及び表2の結果が示すように、本発明の実施例で
は、いずれも難燃性、圧縮強度、成形性が十分なもので
あった。特に、オルトフタル酸を酸成分とする縮合系ポ
リエステルポリオールと、メタ又はパラフタル酸を酸成
分とするものとを併用する場合(実施例1〜8)には、
より難燃性が高いものとなった。これに対して、芳香族
系ポリエステルポリオールを含まないか、少量含む場合
(比較例1〜3)には、難燃性が不十分になり、逆にポ
リエーテルポリオールを含まない場合(比較例4,5)
には、圧縮強度、成形性が不十分になった。また、オル
トフタル酸を酸成分とする縮合系ポリエステルポリオー
ルを含まない場合(比較例6,7)には、圧縮強度が不
十分になり、また、ポリエーテルポリオールの官能基数
が低い場合(比較例9〜11)にも、主に圧縮強度が不
十分になった。
は、いずれも難燃性、圧縮強度、成形性が十分なもので
あった。特に、オルトフタル酸を酸成分とする縮合系ポ
リエステルポリオールと、メタ又はパラフタル酸を酸成
分とするものとを併用する場合(実施例1〜8)には、
より難燃性が高いものとなった。これに対して、芳香族
系ポリエステルポリオールを含まないか、少量含む場合
(比較例1〜3)には、難燃性が不十分になり、逆にポ
リエーテルポリオールを含まない場合(比較例4,5)
には、圧縮強度、成形性が不十分になった。また、オル
トフタル酸を酸成分とする縮合系ポリエステルポリオー
ルを含まない場合(比較例6,7)には、圧縮強度が不
十分になり、また、ポリエーテルポリオールの官能基数
が低い場合(比較例9〜11)にも、主に圧縮強度が不
十分になった。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08L 75:00 (72)発明者 城尾 記生 大阪府大阪市西区江戸堀1丁目17番18号 東洋ゴム工業株式会社内 Fターム(参考) 2E001 DD01 HA14 HB01 HD01 HD11 4F074 AA80 AA81 CA12 CA23 CC04Y DA32 4J034 BA03 BA07 DA01 DB07 DF02 DF12 DF16 DF21 DF22 DG14 HA07 HB05 HC03 HC06 HC12 HC13 HC17 HC22 HC35 HC52 HC64 HC67 HC71 HC73 KA01 NA02 NA03 NA05 QA02 QC01 QD03 RA15
Claims (5)
- 【請求項1】 芳香族系ポリエステルポリオール(a成
分)とポリエーテルポリオール(b成分)とを含むポリ
オール成分に、少なくとも触媒及び発泡剤の存在下で、
ポリイソシアネート成分を反応させて得られるイソシア
ヌレート変性ポリウレタンフォームにおいて、 前記a成分が、オルトフタル酸を酸成分とする縮合系ポ
リエステルポリオール(a1成分)を含有するものであ
ると共に、前記b成分が官能基数6以上のものであり、 前記a成分と前記b成分との混合重量比(a成分/b成
分)が、60/40〜90/10であることを特徴とす
るイソシアヌレート変性ポリウレタンフォーム。 - 【請求項2】 前記a成分が、オルトフタル酸を酸成分
とする縮合系ポリエステルポリオール(a1成分)と、
メタフタル酸又はパラフタル酸を酸成分とする縮合系ポ
リエステルポリオールの1種以上(a2成分)との混合
物であり、 その混合物中の両者の縮合系ポリエステルポリオールの
混合重量比(a1成分/a2成分)が、40/60〜9
5/5である請求項1記載のイソシアヌレート変性ポリ
ウレタンフォーム。 - 【請求項3】 前記ポリオール成分の平均官能基数が、
2.4〜4.5である請求項1又は2記載のイソシアヌ
レート変性ポリウレタンフォーム。 - 【請求項4】 前記ポリイソシアネート成分の使用量
が、イソシアネートインデックス2.00〜3.00の
範囲内である請求項1〜3いずれかに記載のイソシアヌ
レート変性ポリウレタンフォーム。 - 【請求項5】 請求項1〜4いずれかに記載のイソシア
ヌレート変性ポリウレタンフォームの表面に表面材を付
着してある難燃性断熱パネル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10248925A JP2000080141A (ja) | 1998-09-03 | 1998-09-03 | イソシアヌレート変性ポリウレタンフォーム及び難燃性断熱パネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10248925A JP2000080141A (ja) | 1998-09-03 | 1998-09-03 | イソシアヌレート変性ポリウレタンフォーム及び難燃性断熱パネル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000080141A true JP2000080141A (ja) | 2000-03-21 |
Family
ID=17185468
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10248925A Withdrawn JP2000080141A (ja) | 1998-09-03 | 1998-09-03 | イソシアヌレート変性ポリウレタンフォーム及び難燃性断熱パネル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000080141A (ja) |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100348519B1 (ko) * | 2000-03-21 | 2002-08-14 | 정일화학(주) | 난연성 폴리우레탄 발포체 및 이를 제조하기 위한 폴리올조성물 |
JP2004050495A (ja) * | 2002-07-17 | 2004-02-19 | Nippon Light Metal Co Ltd | 不燃性パネルおよびその製造方法 |
KR100537135B1 (ko) * | 2002-12-14 | 2005-12-16 | 금호미쓰이화학 주식회사 | 난연3등급 패널용 폴리우레탄 발포체의 제조방법 |
JP2006321854A (ja) * | 2005-05-17 | 2006-11-30 | Hitachi Kasei Polymer Co Ltd | ポリエステルポリオール組成物 |
WO2007007577A1 (ja) * | 2005-07-08 | 2007-01-18 | Nippon Polyurethane Industry Co., Ltd | 水発泡硬質ポリイソシアヌレートフォーム形成用組成物、該組成物を用いた水発泡硬質ポリイソシアヌレートフォームの製造方法、及び該製造方法により得られる水発泡硬質ポリイソシアヌレートフォーム |
KR100712898B1 (ko) * | 2001-07-03 | 2007-05-02 | 덕유패널 주식회사 | 경질 폐우레탄폼을 재활용한 경질우레탄 패널 |
JP2008045101A (ja) * | 2006-07-18 | 2008-02-28 | Dainichiseika Color & Chem Mfg Co Ltd | ポリウレタン樹脂およびその応用 |
WO2012019358A1 (en) | 2010-08-13 | 2012-02-16 | Dow Global Technologies Llc | Polyisocyanurate composition |
JP2015508832A (ja) * | 2012-02-02 | 2015-03-23 | バイエル・インテレクチュアル・プロパティ・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツングBayer Intellectual Property GmbH | 寸法安定性が改良された複合部材 |
US9368675B2 (en) | 2014-02-28 | 2016-06-14 | Nichia Corporation | Method of manufacturing light-emitting device and wiring substrate for light-emitting element |
CN113291027A (zh) * | 2021-04-15 | 2021-08-24 | 陕西罗德建设科技有限公司 | 一种保温装饰一体板及其施工方法 |
-
1998
- 1998-09-03 JP JP10248925A patent/JP2000080141A/ja not_active Withdrawn
Cited By (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100348519B1 (ko) * | 2000-03-21 | 2002-08-14 | 정일화학(주) | 난연성 폴리우레탄 발포체 및 이를 제조하기 위한 폴리올조성물 |
KR100712898B1 (ko) * | 2001-07-03 | 2007-05-02 | 덕유패널 주식회사 | 경질 폐우레탄폼을 재활용한 경질우레탄 패널 |
JP2004050495A (ja) * | 2002-07-17 | 2004-02-19 | Nippon Light Metal Co Ltd | 不燃性パネルおよびその製造方法 |
KR100537135B1 (ko) * | 2002-12-14 | 2005-12-16 | 금호미쓰이화학 주식회사 | 난연3등급 패널용 폴리우레탄 발포체의 제조방법 |
JP2006321854A (ja) * | 2005-05-17 | 2006-11-30 | Hitachi Kasei Polymer Co Ltd | ポリエステルポリオール組成物 |
WO2007007577A1 (ja) * | 2005-07-08 | 2007-01-18 | Nippon Polyurethane Industry Co., Ltd | 水発泡硬質ポリイソシアヌレートフォーム形成用組成物、該組成物を用いた水発泡硬質ポリイソシアヌレートフォームの製造方法、及び該製造方法により得られる水発泡硬質ポリイソシアヌレートフォーム |
JP2008045101A (ja) * | 2006-07-18 | 2008-02-28 | Dainichiseika Color & Chem Mfg Co Ltd | ポリウレタン樹脂およびその応用 |
JP4674204B2 (ja) * | 2006-07-18 | 2011-04-20 | 大日精化工業株式会社 | ポリウレタン樹脂を含む接着剤組成物およびその応用 |
WO2012019358A1 (en) | 2010-08-13 | 2012-02-16 | Dow Global Technologies Llc | Polyisocyanurate composition |
JP2013534263A (ja) * | 2010-08-13 | 2013-09-02 | ダウ グローバル テクノロジーズ エルエルシー | ポリイソシアヌレート組成物 |
EP2603559A4 (en) * | 2010-08-13 | 2015-10-07 | Dow Global Technologies Llc | POLYISOCYANURATE COMPOSITION |
US9181383B2 (en) | 2010-08-13 | 2015-11-10 | Dow Global Technologies Llc | Polyisocyanurate composition |
JP2015508832A (ja) * | 2012-02-02 | 2015-03-23 | バイエル・インテレクチュアル・プロパティ・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツングBayer Intellectual Property GmbH | 寸法安定性が改良された複合部材 |
US9368675B2 (en) | 2014-02-28 | 2016-06-14 | Nichia Corporation | Method of manufacturing light-emitting device and wiring substrate for light-emitting element |
CN113291027A (zh) * | 2021-04-15 | 2021-08-24 | 陕西罗德建设科技有限公司 | 一种保温装饰一体板及其施工方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6403665B1 (en) | Rigid polyurethane foams | |
CN104334599B (zh) | 聚异氰脲酸酯泡沫面板的制造 | |
US6211259B1 (en) | Low volatile reinforcing system | |
US4791148A (en) | Isocyanate terminated quasi-prepolymers useful for preparing polyurethane/polyisocyanurate foams having low thermal conductivity | |
US4511688A (en) | Flame retardant for use in rigid polyurethane foams | |
JPH03149234A (ja) | 硬質ポリウレタン―ポリイソシアヌレートフォームおよびその製造法 | |
KR20090039473A (ko) | 폴리에스테르 폴리올 및 이를 이용한 난연성 폴리우레탄 | |
JP2000080141A (ja) | イソシアヌレート変性ポリウレタンフォーム及び難燃性断熱パネル | |
US4888365A (en) | Isocyanate terminated quasi-prepolymers useful for preparing polyurethane/polyisocyanurate foams having low thermal conductivity | |
JP2007517115A (ja) | 低kファクターの硬質フォーム系 | |
JP2017036388A (ja) | ポリウレタンフォーム及びその製造方法 | |
CN109422862B (zh) | 聚氨酯硬质泡沫体系及其应用 | |
US6638989B2 (en) | Method of preparing polyurethane-modified polyisocyanurate foam | |
JP2019214651A (ja) | 硬質ポリウレタンフォーム | |
JP2013241537A (ja) | ポリウレタンフォーム製造用組成物およびポリウレタンフォームの製造方法 | |
US20010003758A1 (en) | Rigid isocyanurate-modified polyurethane foams | |
JP4461417B2 (ja) | ポリイソシアネート組成物および硬質ポリウレタンフォームの製造方法 | |
JP5136750B2 (ja) | 断熱材組成物、ポリウレタン発泡断熱材及び断熱施工方法 | |
JP2584955B2 (ja) | 変性ポリイソシアヌレート発泡体及びその製造法並びにポリオール組成物 | |
JP6815704B2 (ja) | 難燃性熱硬化性ポリウレタンフォーム | |
JP2000053742A (ja) | イソシアヌレート変性ポリウレタンフォーム及び難燃性断熱パネル | |
JP4171999B2 (ja) | 硬質ポリウレタンフォーム原液及び硬質ポリウレタンフォーム | |
CA3188780A1 (en) | Polyisocyanurate resin foam having high compressive strength, low thermal conductivity, and high surface quality | |
JP3689903B2 (ja) | 変性ポリイソシアネート組成物、並びにこれを用いた硬質ポリウレタンフォーム又はイソシアヌレート変性ポリウレタンフォームの製造方法 | |
JP2000264945A (ja) | イソシアヌレート変性ポリウレタンフォームの製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060110 |