JPH061215Y2 - バッグフイルタ用吊り具 - Google Patents

バッグフイルタ用吊り具

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Publication number
JPH061215Y2
JPH061215Y2 JP7592289U JP7592289U JPH061215Y2 JP H061215 Y2 JPH061215 Y2 JP H061215Y2 JP 7592289 U JP7592289 U JP 7592289U JP 7592289 U JP7592289 U JP 7592289U JP H061215 Y2 JPH061215 Y2 JP H061215Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spring seat
bag filter
cylinder
cylinders
lower spring
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP7592289U
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English (en)
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JPH0332920U (ja
Inventor
正剛 森
敏久 島谷
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Hosokawa Micron Corp
Original Assignee
Hosokawa Micron Corp
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Publication date
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、バッグフィルタの吊り具に関するものであ
り、特に長大なグラスバッグを簡単な操作で確実に保持
でき、しかも適度な引張力を付加させてバックフィルタ
を緊張させ、フイルタ面の弛みをなくしてろ過性能を良
好にするためのものである。
(従来技術) バッグフィルタの吊り具として実開昭59−2412号
公報のように吊下棒をバネ計りを介してジャッキで保持
させてバッグフィルタを均一な張力で吊り下げるよう構
成されたものがある。
(考案が解決しようとする課題) しかし、この吊り具ではバッグフィルタを均一な張力で
吊り下げるには一つ一つのバネ計りを見ながらジャッキ
で調節しなければならず、バッグフィルタの数が多くな
ると、取り付け、調整に相当な時間を費やす結果となっ
ていた。
本考案は、バッグフィルタの取付けと、バッグフィルタ
を均一な張力で吊り下げるのを簡単確実に行うことを目
的としている。
(課題を解決するための手段) 本考案は、バッグフィルタの上端部を保持するキャップ
に対して揺動自在に連結させた吊下棒にバネ座止めを設
けてボス部を有する下部バネ座と上部バネ座との間にコ
イルバネを組込み、かつ上部バネ座側に調節ナットを設
けて長さを調節可能とし、上部バネ座と下部バネ座には
それぞれ径の異なる円筒を互いに向い合せて取付け、両
円筒は最大圧縮時のコイルバネの長さよりも短く、かつ
一方の円筒を他方の円筒内に挿入させ、小径側の円筒に
目盛を付けると共に、支持梁側の取付け穴を切欠き、該
切欠き部を吊下棒のみが通過し、ボス部を通過させない
溝幅にすることにあり、以下に作用について述べる。
(作用) バッグフィルタの上端部を保持するキャップに揺動自在
に連結させた吊下棒をバッグフィルタに取付けた状態で
吊り具を持ち上げて支持梁に保持させる。この際、支持
梁の取付け穴は切欠かれているため、バネ座止め支持梁
よりも上方位置にまで吊り上げて切欠き部を通過させ、
下部バネ座のボスを取付穴に嵌め込むことにより、簡単
に取付ることができる。また、バッグフィルタの重量は
吊下棒に組み込まれた下部バネ座を介してコイルバネに
よって受けられる。従って、吊下棒に組込まれたコイル
バネを調節ナットによって所定のたわみ量に設定、すな
わち前もってコイルバネを所定の力で圧縮して置くこと
により、吊り具を支持梁に取付るだけできわめて簡易に
所定の張力をバッグフィルタに付与させることができ
る。この時、上部バネ座及び下部バネ座にはそれぞれ径
の異なる円筒が互いに向い合せに取付けられて両円筒が
重なり合い、そして小径側の円筒には目盛が付けられて
いるため、コイルバネの負荷加重に対する収縮長さから
容易に両バネ座間の寸法を設定することができる。
(考案の効果) このように、本考案はバッグフィルタの取付を簡単迅速
に行うことができること。また、吊り具を支持梁に取付
るだけでバッグフィルタに所定の張力を付与させること
ができ、バッグフィルタの生地を最適状態に緊張させて
捕集効率の良好なフイルタ面を保持することが可能であ
る。また、個々のバッグフィルタに対し、取付け後に行
っていた張力調整を省略することができるので、特に多
数のバッグフィルタを取付る場合、その数が多いほど効
果が大きい。
(実施例) 次に実施例を第1図により説明する。
開口したバッグフィルタ(1)の上端部を閉塞すると共
に、該上端部を保持し吊下るためのキャップ(3)の上部
にアイボルト(16)を取付る。そして該アイボルト(16)に
吊下棒(5)先端のフック(4)を離脱困難に連結させる。吊
下棒(5)にはバネ座止め(6)を具備させ、該バネ座止め
(6)に対しては下部バネ座(7)、コイルバネ(10)、上部バ
ネ座(8)の順に組込み、上端部側より上部バネ座(8)を調
節ナット(11)で締め込むよう構成させている。上部バネ
座(8)及び下部バネ座(7)にはそれぞれ径の異なる円筒(7
a)、(8a)を互いに向い合せて取付けると共に、両円筒(7
a)、(8a)は最大圧縮時のコイルバネ(10)の長さよりも短
くし、かつ下部バネ座(7)側の円筒(7a)が他方の上部バ
ネ座(8)側の円筒(8a)内に挿入されている。そして、小
径側の円筒(7a)には目盛を付けて、コイルバネ(10)の長
さが一目で読み取れるように明示されている。
また、吊り具を保持する支持梁(2)側の取付穴(9)には下
部バネ座(7)のボス部(7a)を嵌め込ませて保持させる
が、取付け穴は切欠き、該切欠き部(9a)を吊下棒(5)の
みが通過し、ボス部(7a)を通過させない溝幅にし、バネ
座止め(6)を支持梁(2)よりも上方に引き上げた状態にし
て切欠き部(9a)を通過させ、バネ座止め(6)及び下部バ
ネ座(7)のボス部(7a)を取付穴(9)に落とし込むことによ
り支持梁(2)に保持させる。なお、バネ座止め(6)は下部
バネ座(7)のボス部(7a)よりも小径にさせてある。
こうして、バッグフィルタ(1)の重量は下部バネ座(7)を
介してコイルバネ(10)によって受けられる。また、下部
バネ座(7)には支持梁(2)への取付を容易にするため両手
で掴めるハンドル(13)を具備させている。このハンドル
(13)には吊り具の脱落を二重に防止する目的でリング(1
4)を付設し、該リング(14)にワイヤ(15)を通して隣接す
る吊り具同士を連結している。
また、吊下棒(5)には回り止め用のピン(12)を具備さ
せ、該ピン(12)は少なくともその先端部が支持梁(2)に
当たって吊下棒(5)及びバッグフィルタ(1)の回転を防ぐ
程度の長さを有するものである。
吊り具をバッグフィルタ(1)をと共に吊り上げるにはワ
イヤロープや紐をハンドル(13)に直接掛けたり、吊下棒
(5)に別途アイナット等を取付けるなどして、クレー
ン、チェーンブロツク、滑車などを用いて行う。
(別の実施例) 前記円筒(7a)、(8a)はいずれが小径であってもよいほ
か、両円筒(7a)、(8a)がコイルバネ(10)の外側に設けら
れてもよい。また、脱落防止用のリング(14)ガスワイヤ
(15)を省略するほか、下部バネ座(7)を支持梁(2)にボル
トで固定したり、支持梁(2)に下部バネ座(7)を抑えて保
持する固定金具を設けてもよい。さらに、回り止め用の
ピン(12)にバネ座止めを兼ねさせ、前記のバネ座止め
(6)を省略してもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す断面図、第2図は第1図
I−I断面図、第3図は従来例を示す。 図において、1……バッグフィルタ、2……支持梁、3
……キャップ、4……フック、5……吊下棒、6……バ
ネ座止め、7……下部バネ座、7a……ボス部、8……
上部バネ座、9……取付穴、9a……切欠き部、10…
…コイルバネ、11……調節ナット、12……ピン、1
3……ハンドル、14……リング、15……ワイヤ、1
6……アイボルト、17、18……円筒である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】バッグフィルタを吊り下げ保持する吊り具
    であって、バッグフィルタの上端部を保持するキャップ
    に対し揺動自在に連結させた吊下棒にバネ座止めを設け
    て下部バネ座、コイルバネ、上部バネ座、調節ナットを
    組み込み、上部バネ座と下部バネ座にはそれぞれ円筒を
    互いに向い合せて取付け、両円筒は最大圧縮時のコイル
    バネの長さよりも短く、かつ一方の円筒を他方の円筒内
    に挿入させ、小径側の円筒に目盛を付けると共に、支持
    梁側の取付穴を切欠き、該切欠き部を吊下棒のみが通過
    する溝幅に構成してあることを特徴とするバッグフィル
    タ用吊り具。
JP7592289U 1989-06-27 1989-06-27 バッグフイルタ用吊り具 Expired - Lifetime JPH061215Y2 (ja)

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JP7592289U JPH061215Y2 (ja) 1989-06-27 1989-06-27 バッグフイルタ用吊り具

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JP7592289U JPH061215Y2 (ja) 1989-06-27 1989-06-27 バッグフイルタ用吊り具

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JPH0332920U JPH0332920U (ja) 1991-03-29
JPH061215Y2 true JPH061215Y2 (ja) 1994-01-12

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JP4788933B2 (ja) * 2000-04-11 2011-10-05 雅彦 小室 靴脱着具兼杖並びに該靴脱着具兼杖に用いる靴べら

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JPH0332920U (ja) 1991-03-29

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