JPH06121138A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH06121138A
JPH06121138A JP4263538A JP26353892A JPH06121138A JP H06121138 A JPH06121138 A JP H06121138A JP 4263538 A JP4263538 A JP 4263538A JP 26353892 A JP26353892 A JP 26353892A JP H06121138 A JPH06121138 A JP H06121138A
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JP
Japan
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image
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edge
adjacent
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Pending
Application number
JP4263538A
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English (en)
Inventor
Atsushi Takeda
篤志 竹田
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 第1象限横軸に画素番号をとり、1から3ま
でを白地部、4および5を画像部とし、第2象限はA−
Si感光体のE−V特性、第3象限は磁性−成分トナー
のV−D特性を示している。 【効果】 白地部のピッチかぶりがなく、かつ、細線再
現性の高い高画質な画像を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像形成装置に関し、特
に画像背影部を露光するいわゆるバックグラウンド方式
の画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、デジタル複写機およびプリンタ
は、画像情報を露光するイメージ露光方式と、背影部を
露光するバックグラウンド露光方式がある。また、露光
は発光素子であるレーザーやLED(発光ダイオード)
等を用いるため、光量分布を持つ。従って、対象画素に
対して大きいスポット径(ピーク光量に対して1/e2
となる光量の直径)を設定し、隣り合う画素に対して露
光を重ね合わせている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たバックグラウンド露光方式では白地部において所謂ピ
ッチかぶり(一定間隔で意図しない画像を発生させる現
象)を発生させないようにスポット径を大きくすると、
画像部が細り細線の再現性が悪くなる。他方、細線の再
現性を高めるためにスポット径を小さくすると、白地部
のピッチかぶりが発生するという欠点を有していた。
【0004】かかる欠点を、図7を参照して具体的に説
明する。
【0005】図7に示すように、第1象限横軸に空間座
標をとり、画素サイズで区切り画素番号を付ける。画素
番号1から3までを白、4および5を黒とする。そして
レーザーパワーを2mWとし、スポット径を画素サイズ
の1.6倍を実線A、1.2倍を破線Bとしたときの露
光光量分布は第1象限のようになる。
【0006】第2象限にはアモルファス・シリコン感光
体(以下A−Si感光体という)のいわゆるE−V特性
例を示しており、第3象限には一成分磁性トナーを用い
たV−D特性例を示している。この条件での濃度分布は
第4象限のようになる。
【0007】これより、Aの場合は白地に濃度分布は発
生せずリップルむらは存在しないが、画素番号4の黒部
再現性が悪く、これが細線再現性を低下させる。一方、
Bの場合は細線再現性は高くなるものの、白地部にリッ
プルむらが発生している。
【0008】よって本発明の目的は上述の点に鑑み、白
地部のピッチかぶりがなく、かつ、細線再現性を向上さ
せた画像形成装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明は感光体を一様に帯電し、発光素子により
背影部を露光して潜像形成を行う電子写真方式の画像形
成装置において、形成すべき画像のエッジを検知する手
段と、当該エッジ周辺の画素の露光条件を該エッジ周辺
の画素以外と異ならせる手段とを具備したものである。
【0010】
【作用】本発明によれば、バックグラウンド方式の画像
形成装置において、画像のエッジ(特に細線のエッジ)
を検出する手段を設け、検出された画素の隣りの背影画
素およびさらに隣りの背影画素を他の背影画素と異なる
露光をする手段を設けることにより、白地部のピッチか
ぶりがなく、かつ、細線再現性の高い画像を形成するこ
とが可能となる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を詳細に説明する。
【0012】実施例1 図1は、レーザービームを用いた複写機についての全体
構成図である。
【0013】図1に示すCCDイメージセンサAにより
原稿が読み取られ、イメージプロセッサー部Bにおい
て、CCDからの信号が対数変換・A/D変換等され、
画像情報となる。この画像情報は、図2に示すようにレ
ーザー駆動回路をもつレーザーユニット1に入力され、
画像情報に応じて変調されたレーザービームLがコリメ
ータレンズを通って定速回転している回転多面体鏡(ポ
リゴンミラー)2で反射され、結像レンズを通して感光
体上に結像される。
【0014】ここでは、背影部(非画像部)を露光する
バックグラウンド方式をとる。
【0015】従って、一次帯電器21によって一様帯電
された感光体(ここではA−Si感光体)の露光部、す
なわち背影部の電位が下がり、電位の高い画像部へ現像
器22を用いてトナーを正規現像し、顕像化を行なう。
【0016】この後、公知の電子写真プロセスにより、
転写材Pに転写・定着される。
【0017】また、レーザーユニットは、半導体レーザ
ーと、これを駆動するレーザー駆動回路を有している。
【0018】ここで、さらに詳しく説明する。
【0019】図1に示したCCDイメージセンサAで読
み取られた画像濃度信号を、主走査,副走査各方向に関
し、注目画素濃度X(i,j)について前後の画素濃度
との差分△をとる。
【0020】主走査方向の差分を△1(i,j)、副走
査方向の差分を△2(i,j)とすると、
【0021】
【数1】 △1(i,j)=|X(i−1,j)−X(i,j)| +|X(i+1,j)−X(i,j)|
【0022】
【数2】 △2(i,j)=|X(i,j−1)−X(i,j)| +|X(i,j+1)−X(i,j)| となり、△1(i,j),△2(i,j)の少なくとも
一方がある値より大きいと、画像のエッジと検出する。
【0023】また図3には、レーザーパワーを2mWと
した時に、スポット径が画素サイズの1.6倍としたと
きのレーザーパワーと、レーザーパワー2mW時のスポ
ット径での光量相当の位置を画素サイズの倍率で示し
た。これより、レーザーパワーを変化させると、スポッ
ト径が変化することと同等であることがわかる。
【0024】上述のように、注目画素N(i,j)が画
像のエッジであることを検知した場合、白地部の注目画
素の隣りの画素をN(i,j−1)、またさらに隣りの
画素をN(i,j−2)とし、各々のレーザーパワーを
P(i,j−1),P(i,j−2)とする。
【0025】N(i,j−1),N(i,j−2)以外
の白地部を露光するレーザーパワーをPとすると、
【0026】
【数3】P(i,j−1)=P−a1
【0027】
【数4】P(i,j−2)=P+a2 とする。
【0028】例えば、P=2mW、スポット径を画素サ
イズの1.6倍、a1=a2=0.5mWとしたときの
光量分布と濃度分布を図4第1象限と第4象限に実線A
で示した。破線Bはレーザーパワーを変えない場合であ
る。これは、従来例で示した図7と同様に、第1象限横
軸に画素番号をとり、1から3までを白地部、4および
5を画像部とし、第2象限はA−Si感光体のE−V特
性、第3象限は磁性−成分トナーのV−D特性を示して
いる。
【0029】画素番号4を注目画素とすると、エッジ部
と検知し、画素番号3,2ではそれぞれレーザーパワー
は1.5mW,2.5mWとなる。これより、白地部に
は画素番号3でレーザーパワーを小さくした影響を画素
番号2で大きくして補償しており、ピッチかぶりもな
く、また画素番号4の再現性も良く、細線再現性も高
い。
【0030】なお、上記説明は副走査方向の説明である
が、主走査方向にも同様であり、またa1≠a2でもか
まわない。
【0031】実施例2 一般に、露光スポット形状は楕円形状をしており、レー
ザーパワー変化によるスポット径の変化量が主走査方向
と副走査方向で異なる。
【0032】レーザー露光の場合は主走査方向、LED
露光の場合は副走査方向に対して、発光素子を駆動させ
るパルスを送る。例えば、図5に示すように、画素周波
数の整数倍(ここでは、3倍)の三角波を形成し、3波
長を画素周期と同期させる。
【0033】第1の実施例で示したように、注目画素N
(i,j)をエッジとして検出した場合、図6の実線A
のようにN(i−1,j)画素の露光中心を、注目画素
とは反対側にずらす。ただし、破線Bは、ずらさない場
合である。
【0034】それと同時に、注目画素側周期では露光し
ないため、細線の画像が細らず再現性が良くなる。通常
の白地の場合は、3周期とも露光するため、ピッチかぶ
りも生じない。
【0035】実施例3 第1の実施例と同様に、注目画素N(i,j)が画像の
エッジであることを検知した場合、隣りの画素濃度信号
X(i−1,j)(例えばMax255レベル)(N
(i−1,j)とN(i,j)がエッジである場合)お
よび濃度信号差△
【0036】
【数5】 △={X(i,j)−X(i−1,j)}/255 に応じて注目画素の隣りおよびさらに隣りのレーザーパ
ワーをP(i−1,j),P(i−2,j)とし、Xs
をしきい値濃度信号とすると
【0037】
【数6】P(i−1,j)=P−△・a1
【0038】
【数7】P(i−2,j)=P+△・a2・b
【0039】
【数8】 if X(i−1,j)≧Xs then b=0
【0040】
【数9】if X(i−1,j)<Xs then b=1−X(i−1,j)/Xs とする。ここで、Pは通常白地部を露光する場合のレー
ザーパワーであり、a1,a2はレーザーパワーの補正
量である。
【0041】従って、背影部がハーフトーン等の場合に
は、細線再現性を高める方に、補正がかかり易くするこ
ともできる。
【0042】また、a1,a2の値は調整可能としても
良い。
【0043】
【発明の効果】以上説明したとおり本発明によれば、バ
ックグラウンド露光方式の画像形成装置において、画像
のエッジを検出する手段を設け、検出された画素の隣り
の背影画素およびさらに隣りの背影画素を他の背影画素
と異なる露光を行う手段を設ける構成としてあるので、
白地部のピッチかぶりがなく、かつ、細線再現性の高い
高画質な画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例全体を示すブロック図であ
る。
【図2】レーザー系の画像形成装置を説明するための図
である。
【図3】レーザーパワーを変化させたときの光量分布変
化を示した図である。
【図4】本発明の一実施例の動作を詳細に説明するため
の図である。
【図5】レーザー駆動パルスと画素の関係を説明するた
めの図である。
【図6】本発明の第2の実施例を説明するための図であ
る。
【図7】従来例を説明するための図である。
【符号の説明】
1 レーザーユニット 2 ポリゴンミラー 21 一次帯電器 22 現像器 24 転写帯電器 25 分離帯電器 28 感光体

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体を一様に帯電し、発光素子により
    背影部を露光して潜像形成を行う電子写真方式の画像形
    成装置において、 形成すべき画像のエッジを検知する手段と、 当該エッジ周辺の画素の露光条件を該エッジ周辺の画素
    以外と異ならせる手段とを具備したことを特徴とする画
    像形成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記エッジ周辺の画
    素がエッジと検知された画素と隣りの背影部画素および
    さらに隣りの背影画素であり、異なる露光条件が前記発
    光素子の光量であることを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記エッジ周辺の画
    素がエッジと検知された画素と隣りの背影部画素であ
    り、異なる露光条件が画素に対する発光中心位置である
    ことを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 請求項2において、異なる露光条件であ
    る前記発光素子の光量が該エッジと検知された画素と、
    該隣りの背影部画素の濃度差および濃度と相関を持つこ
    とを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 請求項2において、異なる露光条件であ
    る前記発光素子の光量が調整可能であることを特徴とす
    る画像形成装置。
JP4263538A 1992-10-01 1992-10-01 画像形成装置 Pending JPH06121138A (ja)

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JP4263538A JPH06121138A (ja) 1992-10-01 1992-10-01 画像形成装置

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JP4263538A JPH06121138A (ja) 1992-10-01 1992-10-01 画像形成装置

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JPH06121138A true JPH06121138A (ja) 1994-04-28

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ID=17390939

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JP4263538A Pending JPH06121138A (ja) 1992-10-01 1992-10-01 画像形成装置

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