JPH06121035A - ダウンロード方式 - Google Patents

ダウンロード方式

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JPH06121035A
JPH06121035A JP29073592A JP29073592A JPH06121035A JP H06121035 A JPH06121035 A JP H06121035A JP 29073592 A JP29073592 A JP 29073592A JP 29073592 A JP29073592 A JP 29073592A JP H06121035 A JPH06121035 A JP H06121035A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 交換装置に収容される主装置から複数の従装
置に同時にダウンロードし、ダウンロード時間の短縮と
ともに交換装置のスイッチングを容易にする。 【構成】 自己の内線番号を認識する能力を有する複数
の従装置2と、これらの従装置を管理する主装置4と、
従装置と主装置とを接続する時分割方式のディジタルネ
ットワークを有する交換装置1とから成る交換システム
において、主装置が複数の従装置との接続を要求するス
テップと、交換装置が主装置と複数の従装置とを接続す
るステップと、主装置が複数の従装置に対し先頭に共通
データ,グループデータ,個人データもしくはプログラ
ムであることを識別するデータ種別コードを含むデータ
を送出するステップと、従装置が主装置から送信された
データのうち所定のデータのみ受信するステップを含む
ダウンロード方式。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、交換システムに係り、
特に交換装置に収容される主装置から複数の従装置へオ
ンラインプログラムもしくは局データなどをダウンロー
ドするためのダウンロード方式に関する。
【0002】
【従来の技術】特開平3‐283993号公報に示され
る様に、従来の交換システムにおいてはプログラムのダ
ウンロードが電話交換機の加入者集線装置の制御部に取
り入れられていたが、このダウンロード方式では、2面
のメモリを使用してプログラムの入れ替えを行なわなけ
ればならず、しかも、プログラムのみがダウンロードで
きるだけで、データのダウンロードは実行できず、さら
に、プログラムを送出する主装置とこれを受け入れる従
装置が1対1に対応した状態でのみダウンロードを実行
できるものであって、主装置から複数の従装置に同時に
プログラムをダウンロードすることはできないので、複
数の従装置へプログラムをダウンロードするには繰り返
しのダウンロード操作が必要であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】交換装置に収容される
データ管理装置からなる主装置から通信端末装置などの
複数の従装置に局データやオンラインプログラムをダウ
ンロードする方式を提供し、かつ、複数の従装置を全
て、もしくは任意に選択することによって、局データや
オンラインプログラムを全ての複数の従装置もしくは所
定の従装置に同時にダウンロードできるようにすること
により、ダウンロード時間の短縮を図るとともに、交換
装置のスイッチングを容易にする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、複数の従装置と、これらの従装置を管理
する主装置と、従装置と主装置とを接続する交換装置と
から成る交換システムにおいて、交換装置が主装置と複
数の従装置とを接続するステップと、主装置が複数の従
装置に対し従装置のオンラインプログラムもしくは局デ
ータを送出するステップとを含むダウンロード方式とす
ることを特徴とする。さらに、本発明は、主装置から交
換装置に対し、主装置と複数の従装置との接続を要求す
るステップが含まれており、主装置が複数の従装置に対
し同時にオンラインプログラムもしくは局データを送出
するダウンロード方式であることを特徴とする。また、
本発明は、主装置は、接続する従装置を任意に選択する
ステップを有するダウンロード方式であることを特徴と
する。本発明は、同時に送出するオンラインプログラム
もしくは局データの先頭に共通データ,グループデー
タ,個人データもしくはプログラムであることを識別す
るデータ種別コードを含むダウンロード方式であること
を特徴とする。本発明は、従装置が主装置から送信され
たオンラインプログラムもしくは局データのうち、所定
のオンラインプログラムもしくは局データのみ受信する
ステップを含むダウンロード方式であることを特徴とす
る。本発明は、従装置が自己の内線番号を認識する能力
を有するダウンロード方式であることを特徴とする。本
発明は、交換装置が時分割方式のディジタルネットワー
クを有するダウンロード方式であることを特徴とする。
【0005】
【作用】交換装置として時分割方式のディジタルネット
ワークを持つ電子交換装置を用いているので、局データ
やオンラインプログラムを主装置から複数の従装置に対
し同時に送出することができ、複数の端末装置への同時
ダウンロードが可能となる。通信同期の基本信号である
クロック信号は、端末装置がISDNインターフェイス
で接続され交換システムから供給を受けるクロックに従
属であることから、主装置に接続された複数の従装置の
うち任意の一つの従装置からのタイミングを使用するこ
とにより複数の従装置の全てと同期を取ることができ、
複数の端末装置に同時にダウンロードできる。従装置
は、転送されてくるオンラインプログラムもしくは局デ
ータの種別を識別し、不要なデータなどを読み捨てるこ
とができるので、所定のプログラム又はデータのみを受
信することができる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。 1. システム構成 1.1 中継方式 図1は、本発明が適用される電話交換システムの中継方
式を示す図である。図1において、電話交換システム
は、通話路スイッチ(SW)1,中央制御装置9,記憶
装置10,制御系バス11とからなる交換装置を備えて
いる。通話路スイッチ1にはディーラーボード等の複数
の端末装置2が収容され、これを接続制御するための専
用内線回路(DLIN)3が接続されている。端末装置
2と専用内線回路3の間は、音声信号及び呼制御信号を
送受信する接続ケーブル7−2で結ばれている。端末装
置2を制御するためのプログラムやデータを端末装置2
へ投入または修正するためのデータ管理装置4は、汎用
インタフェースを使用するとともに、ターミナルアダプ
タ(TA)5と通信ケーブル7‐1で接続され、さら
に、Iインタフェース内線回路(ILIN)6と接続ケ
ーブル7‐2で接続し、ISDNインタフェースにより
データの送受信を行う。また、通話路スイッチ1には、
局線回線,ホットライン,または支店回線を収容しそれ
らを接続制御するためのトランク(TRK)8が接続さ
れている。中央制御装置(CC)9は、電話交換システ
ム全体を制御し、端末装置2間並びに端末装置2と局線
回線,ホットライン又は支店回線間の呼制御を行うもの
である。記憶装置(MM)10は、中央制御装置9が電
話交換システムを制御するためのプログラム,局データ
及び各種テーブルを記憶するものであり、制御系バス1
1によって中央制御装置9と接続されている。なお、制
御系バス11には通話路スイッチ1が接続されており、
さらに、図示はしていないが、中央制御装置9と専用内
線回路3及びトランク8並びにIインタフェース内線回
路6とは論理的に接続されている。これによって、通話
路スイッチ1,専用内線回路3,Iインタフェース内線
回路6及びトランク8は、中央制御装置9の制御下で動
作している。
【0007】1.2 端末装置の構成 次に、図2,図3を用いて端末装置2の構成について説
明する。図2は端末装置2の盤面を示す図であり、図3
はその機能ブロックを示す図である。図2において、端
末装置2は通話用ハンドセット25の他に、自己の端末
に収容する局線回線CL21に対応したボタン“CL2
1”21−1と、このボタン“CL21”に対応した表
示ランプ22‐1と、ホットラインHL21に対応した
ボタン“HL21”21−2と、このボタン“HL2
1”に対応した表示ランプ22‐2と、支店回線SL2
1に対応したボタン“SL21”21−3と、このボタ
ン“SL21”に対応した表示ランプ22‐3と、オー
トダイヤルとして使用する相手先のダイヤルA〜Dを登
録したボタン“A”23‐1、“B”23‐2、“C”
23‐3、“D”23‐4と各々に対応する表示ランプ
24‐1〜24‐4と、回線名称表示用液晶表示器(L
CD)26と、ダイタルを行うためのダイヤルキー群2
9と、通話を保留するためのボタン“保留”27と、通
話を切断するためのボタン“切断”28と、着呼を可聴
表示するための着呼リンガ20とを備えている。
【0008】図3は、図2に示す盤面構成を有する端末
装置2のハードウェア構成を示す機能ブロック図であ
る。図3において、端末装置2は、端末装置全体を制御
する呼制御プロセッサ(MPU)211と、一時記憶装
置(RAM)213と、固定記憶装置(ROM)212
を具備し、制御バス214に接続されている。呼制御プ
ロセッサ211は、制御バス214に接続されている一
時記憶装置(RAM)213に記憶されているオンライ
ンプログラムに従い制御を遂行する。また、一時記憶装
置(RAM)213は、局データすなわち納入局毎に異
なるデータを格納するとともに、呼制御プロセッサ21
1が制御を遂行する途中で発生する一時的な情報も記憶
する。固定記憶装置(ROM)212は、呼制御プログ
ラムや各種データを一時記憶装置(RAM)213に設
定するためのダウンロード動作を制御するダウンロード
プログラムが記憶されている。呼制御プロセッサ211
は、本発明に係るダウンロード要求すなわちプログラム
や各種データの設定要求に基づいて固定記憶装置212
にアクセスしてダウンロードプログラムを起動すること
により、速度変換回路225,通信コントローラ22
6,ダイレクトメモリアクセスコントローラ(DMA
C)227を制御し、ISDN基本インタフェースの1
つのBチャネル220‐2を介して送信されてくるオン
ラインプログラムや各種データを一時記憶装置213へ
格納する。格納を終えると、一時記憶装置内213内の
オンラインプログラムを起動して端末装置のオンライン
動作を開始する。また、制御バス214には、呼制御メ
ッセージ送受信バッファ215,液晶表示器コントロー
ラ221,ランプドライバ222,ボタンスキャンバッ
ファ223,リンガライバ224が接続され、全て呼制
御プロセッサ211の制御下で動作している。
【0009】呼制御メッセージ送受信バッファ215
は、交換装置との間で呼制御メッセージの送受信を行う
ものであり、交換装置からISDN基本インタフェース
の信号用チャネル(Dチャネル)219を介して呼制御
メッセージを受信する受信回路216と、交換装置に対
しDチャネル219を介して呼制御メッセージを送信す
る送信回路217が接続されている。液晶表示器コント
ローラ221には、液晶表示器(LCD)26が接続さ
れており、呼制御プロセッサ211からの制御に基づい
て液晶表示器26に任意の回線名称を表示させている。
ランプドライバ222は、ランプ22‐1,22‐2,
22‐3及びランプ24‐1,24‐2,24‐3,2
4‐4を接続し、それらの各種ランプに対応するボタン
の状態を表示させるようランプの点滅を制御するもので
ある。ボタンスキャンバッファ223は、ボタン“CL
21”21-1,”HL21”21‐2,“SL21”
21‐3,ボタン“A”23‐1,”B”23‐2,
“C”23‐3,“D”23‐4,ボタン“保留”2
7,ボタン“切断”28並びにダイヤルキー群29を接
続し、それらの各種ボタンを走査してその開閉を検出す
る。リンガドライバ224は、着呼リンガ20を接続し
着呼を可聴表示する制御を行う。
【0010】通話用ハンドセット25は、通話回路21
8を介してISDN基本インタフェースの2つの音声ま
たはデータ用チャネル(Bチャネル)B1及びB2のう
ちの1つのBチャネル220‐1に接続され、さらに、
交換装置の専用内線回路(DLIN)3を介して通話路
スイッチ(SW)1に接続されている。もう1つのBチ
ャネル220‐2は、音声用もしくはデータ用として使
用し、音声の時は速度変換回路225内のセレクタによ
り通話回路218へ切り替えて通話用ハンドセット25
への回路を閉成する。なお、2つのBチャネル220‐
1,220‐2及びDチャネル219は、実際には時分
割多重によりディジタル通信されるものであるが、ここ
では便宜上、空間分割型で説明している。従って、図3
では2つのBチャネル及びDチャネルを時分割多重する
回路、及び時分割多重を分離する回路の記載を省略して
いる。
【0011】次に、図4,図5を用いて端末装置のもう
1つの構成例について述べる。図4は他の端末装置2’
の盤面を示す図であり、図5はその機能ブロックを示す
図である。図4において、端末装置2’が図2に示す端
末装置2と異なる点は、図2におけるボタン“A”23
‐1,”B”23‐2,“C”23‐3,“D”23‐
4とこれらの各々のボタンに対応する表示ランプ24‐
1,24‐2,24‐3,24‐4及び液晶表示器(L
CD)26をタッチセンサ付プラズマディスプレイ2
6’に置き替えた点である。その他については全く同じ
である。タッチセンサ付プラズマディスプレイ26’
は、キャラクタ及びグラフィック表示可能なプラズマデ
ィスプレイの表面に、センサ、例えば、指先などの進入
による光の遮断を検知するセンサ、または、ディスプレ
イ表面への接触による圧力を検知するセンサを備えてい
て、検知した位置情報を得ることでボタン押下と同様の
効果を有するものである。ディスプレイには、ボタン枠
の他にボタンの機能名称もしくは回線名称が表示され
る。
【0012】図5は、図4に示す盤面の構成を有す端末
装置2’のハードウェア構成を示す機能ブロック図であ
る。盤面図と同様に、図2に示す端末装置2の機能ブロ
ック図と異なる点を説明すると、タッチセンサ付プラズ
マディスプレイ26’のプラズマディスプレイ部の画面
コントローラ228が、制御用バス214を介して処理
用プロセッサ211によって制御される点と、画面にグ
ラフィックもしくはキャラクタ(回線名称等)を表示す
るための画面メモリ229がプラズマ画面コントローラ
228と接続されていて、メモリの内容は処理用プロセ
ッサ211がプラズマ画面コントローラ228経由で書
き込んで、プラズマ画面コントローラ228がプラズマ
表示処理を行う点、及び、タッチセンサ部からの位置情
報を受信するタッチ情報レシーバ230が制御バス21
4に接続され、処理用プロセッサ211がタッチした点
の位置情報を受信解析して、ボタン押下と同様の処理を
実行する点などである。
【0013】次に、端末装置2に設けた記憶装置30の
メモリ割付けを図6により説明する。ワークエリア31
は、呼制御を行うオンラインプログラム35やダウンロ
ードを司るダウンロードプログラム36が実行される場
合に発生する途中経過の情報等を記憶している。個人デ
ータ32は、端末装置毎にユーザーの使い勝手に合わせ
て設定するボタンのデータやユーザーが登録するオート
ダイヤルデータ等を格納し、グループデータ33は、複
数の端末装置でグループを組み、そのグループで共用し
て使用するデータを格納し、共通データ34は全ての端
末装置に共通なデータを格納する。ワークエリア31,
個人データ32,グループデータ33,共通データ34
は、一時記憶装置(RAM)213上に位置し、ワーク
エリアを除く他のデータは、一般的には局データと称
し、電源断時に消滅することがない様バッテリーにてバ
ックアップしている。また、オンラインプログラム35
も一時記憶装置30に記憶し、ダウンロードすることに
より仕様変更等の際のプログラム入れ替えを容易にして
いる。ダウンロードプログラム36は、個人データ3
2,グループデータ33,共通データ34,オンライン
プログラム35をダウンロードするためのプログラムで
固定記憶装置(ROM)212に格納している。
【0014】1.3 専用内線回路の構成 端末装置との間で呼を制御する情報(呼制御メッセー
ジ)の送受信を実行するために装備されている図1に示
された専用内線回路(DLIN)3について、より詳細
に説明する。専用内線回路(DLIN)3は、一実施例
として、端末装置2と交換装置との間をディジタルイン
タフェース(2B+Dのチャネルを有するISDN基本
インタフェース)で接続するためのハードウェアであ
る。以下、図7を参照して詳細に説明する。専用内線回
路(DLIN)3は、専用内線回路の全体を制御する処
理用プロセッサ(MPU)301、該プロセッサが行う
制御手順もしくは処理方法が格納された固定記憶装置
(ROM)302、演算処理経過の情報等のデータを蓄
積する一時記憶装置(RAM)303、端末装置2との
間で呼制御メッセージを送受信するための呼制御メッセ
ージ送受信バッファ305、呼制御メッセージ送受信バ
ッファ305に接続されて端末装置2と接続するための
インタフェースであるISDN基本インタフェースのD
チャネル219により端末装置2に対して呼制御メッセ
ージを送信する送信回路306、送受信バッファ305
に接続されDチャネル219により端末装置2からの呼
制御メッセージを受信する受信回路307、交換装置の
中央制御装置9と制御情報を送受信するための情報送受
信バッファ308を具備している。この専用内線回路
(DLIN)3は、処理用プロセッサ(MPU)301
がROM302にプログラムされた制御手順もしくは処
理方法に従って交換装置の中央制御装置(CC)9との
間で制御情報の送受信を行い、かつ、端末装置2との間
で呼制御メッセージの送受信を行なう。
【0015】処理用プロセッサ301,固定記憶装置3
02,一時記憶装置303,呼制御メッセージ送受信バ
ッファ305及び情報送受信バッファ308の各々は、
制御バス304に接続され、情報送受信バッファ308
は、さらに交換装置の制御系バス11に接続されてい
る。この構成により、処理用プロセッサ(MPU)30
1と中央制御装置(CC)9との制御情報の送受信は、
制御バス304及び情報送受信バッファ308を介して
行われ、また、処理用プロセッサ301と端末装置2と
の呼制御メッセージの送受信は、制御バス304及び呼
制御メッセージ送受信バッファ305を介して行われ
る。そして、音声またはデータ用の2つのBチャネル2
20‐1及び220‐2は、論理的に何ら手を加えず交
換装置の通話路スイッチ(SW)1に接続され、データ
用のDチャネル219は、呼制御メッセージ送受信バッ
ファ305,専用内線回路制御バス304,情報送受信
バッファ308,制御系バス11を介して中央制御装置
(CC)9に接続している。
【0016】2つのBチャネル220‐1,220‐2
およびDチャネル219は、実際には時分割多重により
ディジタル通信されるものであるが、ここでは便宜上、
空間分割型で説明している。従って、図7では、2つの
Bチャネル220‐1及び220‐2ならびにDチャネ
ル219を時分割多重する回路及び時分割多重を分離す
る回路の記載を省略している。
【0017】1.4 データ管理装置 図1のデータ管理装置4は、本体制御装置,CRT,キ
ーボード,ハードディスク及びRS‐232C通信イン
タフェースを具備したパーソナルコンピュータで、その
装置構成は汎用のものであるので説明を省略する。デー
タ管理装置4の機能は、端末装置2の各種データを作成
・修正するデータ作成機能と、作成済のデータを端末装
置へ送信するダウンロード機能に大別できる。データ作
成機能は、分散設置される端末装置2の全データを集中
管理するもので、データ作成機能によって作成されたデ
ータの管理方法を、以下に図8を用いて説明する。
【0018】図8はデータ管理装置4内に格納された端
末装置データの階層を示す図であり、共通データ41-
1,41-2は、交換システムとして全ての端末装置に
共通する回線の種別や名称等のデータである。それらの
うち、共通データ(アスキー)41-1は、回線名称デ
ータをアスキーコードで作成しているものであり、回線
名称を液晶表示器に表示するようにした端末装置用とし
て、回線名称データを液晶表示コードに合わせたもので
ある。同様に共通データ(シフトJIS)41-2は、
回線名称をプラズマディスプレイに表示するようにした
端末装置用として回線名称データをシフトJISコード
で作成している。1つの交換システム内で端末装置を液
晶ディスプレイタイプかプラズマディスプレイタイプの
どちらか一方に統一した場合は共通データを2つ持つ必
要はないが、本実施例では双方の端末装置が混在してい
ることを前提に説明する。
【0019】共通データ41-1,41-2は、交換シス
テム内の回線に対するデータであって回線名称のコード
体系のみが異なり、他の回線種別等のデータは同一の構
成を有する。グループデータ42-1は、複数の液晶表
示器タイプ端末装置でグループを組み、そのグループに
共通するオートダイヤルデータやオートダイヤル先の名
称等を収容している。グループデータ42-2は、同様
にプラズマディスプレイタイプの端末装置で組んだグル
ープ用のデータである。各グループに属する端末装置毎
に個人専用のオートダイヤルやオートダイヤル名称等よ
り成るアスキーの個人データ43-1と、シフトJIS
の個人データ43-2を持つ。これらのデータをデータ
管理装置のデータ作成機能で構築し、後章で説明するダ
ウンロード手順により端末装置に移植する。
【0020】2. データ管理装置主導型ダウンロード 2.1 マルチパス制御 図9は、データ管理装置4から端末装置2へデータをダ
ウンロードしている図であり、実際には、端末装置2以
外にも多数の装置や電話機等が接続されるが、本説明上
は関連ないため省略してある。データ管理装置4上に作
成された共通データ,グループデータ,個人データ及び
プログラムは、RS‐232C通信インタフェース7-
1を介してターミナルアダプタ5に伝送され、ターミナ
ルアダプタにてIインタフェース7-2のBチャネル上
に変換し、交換装置のIインタフェースライン回路(I
LIN)6に渡される。このIインタフェースライン回
路は汎用的なISDN端末を接続するためのライン回路
である。次いで、局データやプログラムは、インタフェ
ースライン回路6から通話路スイッチ1内の時分割スイ
ッチ7-3を経て専用内線回路(DLIN)3を通り、
再びISDNインタフェース7-2のBチャネルで端末
装置2へ到達する。以上がデータ管理装置4と端末装置
2が通信している状態でのデータの流れであるが、プロ
グラムは全端末装置に共通であり、共通データも端末装
置の形態別に共通しており、グループデータについても
同じグループの端末装置に共通している。したがって、
これら共通するデータやプログラムは、同時に複数の端
末装置に通信できれば、端末装置毎に何度も同じ内容を
通信しなくて済み、通信時間を短縮できる。
【0021】そこで、本発明では交換装置のネットワー
クで端末装置を複数台マルチ接続したマルチパス制御を
行ない、複数の端末装置へ同時に共通のデータやプログ
ラムをダウンロードしている。この制御の方法を以下に
示す。図10は、データ管理装置4に対して端末装置2
A,2B…2Cがマルチパス接続されている例であり、
実際にはネットワークはディジタルであるが、便宜上、
アナログスイッチに変換して図示してある。データ管理
装置4からターミナルアダプタ(TA)5,Iインター
フェース内線回路(ILIN)6を介して送出された送
信データは、通話路スイッチ1内のクロスポイント1A
‐1,1B‐1…1C‐1を経て、端末装置2A,2B
…2Cに同時に到達する。この方式により、全端末装置
に共通するデータやプログラムは1回の通信で全端末装
置設定することが可能となる。しかしながら、個人デー
タは各端末装置毎に異なるため、端末装置を1台ずつ順
次選択し個人データを送信する必要があり、また、グル
ープデータは同じグループの端末装置のみを選択してマ
ルチパス接続する必要が、同様に、共通データは端末装
置形態毎にマルチパス接続しなくてはならず、それらの
たび毎にネットワークの接続を制御すると、交換装置と
データ管理装置間の制御情報が複雑になるばかりでな
く、データ管理装置と端末装置間のネットワーク制御の
ためのパス接続時間も要してしまう。
【0022】そこで、本発明は、同時に全端末装置に対
して全てのデータを設定する場合には全端末装置をマル
チパス接続して全端末装置に全データを送信し、端末装
置側で必要なデータのみを選択して受信する方式を採用
して、パス制御の複雑化を防止している。そのため、個
人データの先頭に端末装置を一義的に決定できる判断材
料となる個人データ識別コードとして端末装置の電話番
号を付加し、グループデータも同様にグループデータの
先頭に属するグループを決定できる判断材料となるグル
ープデータ識別コードとしてグループ番号を付加し、共
通データにも端末種別をデータの先頭に付加し、端末装
置が自分に合致した個人データ、グループデータ、共通
データのみを選択して自分の記憶装置上に格納し、他の
端末装置に対するデータは全て読み捨てる様にしてい
る。
【0023】2.2 マルチパス信号同期方法 図10のネットワークはディジタルネットワークのた
め、ネットワーク内の信号レベルは端末台数にかかわら
ず一定であるので信号の減衰は考える必要がないが、通
信を行うための信号同期は以下の方法で確保している。
データ管理装置4が通信のための同期をとる端末装置
は、データ管理装置の受信側がクロスポイント1A‐2
により端末装置2Aとしか接続されていないため、デー
タ管理装置は端末装置2Aからのみマルチフレーム同期
信号を受信する。また、データ管理装置からのマルチフ
レーム同期信号は、クロスポイント1A‐1,1B‐1
…1C‐1を介して全ての端末装置に送信されるので、
全端末装置の受信同期が確立する。すなわち、データ管
理装置4としては端末装置2Aと1対1の通信をしてい
るのと何ら変りはない。他の端末装置は、データ管理装
置4と端末装置2Aの同期を利用して通信を行う。この
際、この通信同期の基本信号であるクロック信号は、端
末装置がISDNインタフェースで接続し、交換システ
ムより供給を受けるクロック従属であることから常にシ
ステム全体として単一クロックとなり、端末装置毎のク
ロックの誤差による同期はずれは生じない。
【0024】2.3 ダウンロードの受信方法 ダウンロードの受信方法を図11を用いて説明する。一
般の端末装置は交換装置よりの呼出信号やループ制御等
により交換システムの一部を形成しでいるので端末装置
自体が自分の電話番号を認識する必要はない。しかしな
がら、端末装置は高機能化する傾向にあり、本発明に係
る端末装置も、図2,図4に示す如く表示機能が拡充し
ており端末装置自体の内線番号を表示する機能を持って
いる。端末装置の機能に関しては本発明とは関係がない
ので記述を省略する。端末装置自身は装置自体の内線番
号を表示する機能を有しているので常時自分の内線番号
を認識することが可能であり、個人データと端末装置と
の対応のため内線番号を使用している。
【0025】図11は、ダウンロードのデータの流れの
概略で図の上方のデータから下方のデータの順に順次ネ
ットワーク上を流れる。データは、一連の個人データ,
グループデータ,共通データ,プログラムの順に流さ
れ、個人データは端末装置毎に指定された内線番号によ
る個人識別データ32A-1…32B-1とこれに続くグ
ループ番号32A-2…32B-2を含む個人データから
なり、グループデータは、グループ識別データ33A…
33Bに続いて構成されるグループ単位に共通のデータ
からなり、共通データはアスキーによるデータかシフト
JISによるデータかを識別するデータ34A,34B
に続いて構成される。前述した様にあらかじめ端末装置
には個々に内線番号が通知されているため、送られてき
た個人データ内の個人識別データ32A-1…32B-1
に示される内線番号と端末装置自身の内線番号を比較
し、個人識別データが一致する個人データを当該端末装
置の記憶装置上に格納する。次に、前述したステップ
で、各個人データの一部に入れられたその端末装置が属
するグループ番号を示すグループ識別データ32A-2
…32B-2を各端末装置が自らの記憶装置上に設定し
てあるので、送られてきたグループデータの内グループ
識別番号33A…33Bが自分の属するグループに相当
するグループデータのみを当該各端末装置の記憶装置上
に格納する。端末装置のハードウェアを走査することに
より端末装置にプラズマディスプレイが接続されている
か否かを識別できる構成にしてあり、ハードウエア識別
データ34Aで示される共通データ(アスキー)又はハ
ードウエア識別データ34Bで示される共通データ(シ
フトJIS)のうちどちらかのデータのみを該当する各
端末装置の記憶装置上に格納する。また、各端末装置に
プラズマディスプレイが接続されているか否かのデータ
を、例えば前記個人データ中に含ませて各端末装置に登
録しておけば、端末装置のハードウエアを走査すること
なしに各端末装置自体が共通データを選択して夫れ夫れ
の記憶装置上に格納できる。プログラムは全端末装置に
共通であるため、無条件に各端末装置の記憶装置上に格
納する。
【0026】2.4 ダウンロードデータの形式 図12にダウンロードされるデータの形式を示す。ダウ
ンロードデータは、基本型,データ識別テキスト,有効
データテキスト,サムチェックデータテキストに分類さ
れる。基本型(図12a)は電文の開始を示すSTXコ
ードと、そのテキストがデータ識別テキスト,有効デー
タテキスト,サムチェックデータテキストの中のどのテ
キストかを示すテキストタイプコード(TXT)と、テ
キストタイプ毎に規定される各種データが続き、その後
にテキストの終了か、電文のブロック単位の終了かを示
す終了種別コードを付加している。そして、通信の信頼
性確保のためCRCチェックデータをコード化したCR
C0,CRC1を最終部分に付けて1伝文毎に伝送誤り
のチェックをしている。
【0027】この基本型を基に各テキストの内容が構成
されているので、以下に詳細を説明する。テキストタイ
プコード“0”で表わされるデータ識別テキスト(図1
2b)は、共通データ,グループデータ,個人データ,
プログラムの先頭に位置し、該データ識別テキスト以後
に続く有効データテキストの内容を決定する。具体的に
は、データ種別コードD1の部分で、共通データ,グル
ープデータ,個人データ,プログラムの識別を行い、デ
ータ識別コードD1が“0”で示される共通データの場
合には種別対応データD2の中にアスキーによるデータ
かシフトJISによるデータかの識別が入り、データ識
別コードD1が“1”で示されるグループデータの場合
には種別対応データD2の中にグループ番号がセットさ
れ、データ識別コードD1が“2”で示される個人デー
タの場合は種別対応データD2の中に内線番号を設定す
る。データ識別コードD1が“3”で示されるプログラ
ムは、全ての端末装置が受信対象であるため種別対応デ
ータ2の部分は不要である。
【0028】テキストタイプコードが“1”で示される
有効データテキスト(図12c)は、前記データ識別テ
キストの後に位置し、アドレスD3に示すアドレスから
そのアドレスの内容を順次データD4に示すデータ列へ
展開している。終了種別コードD5は、“ETB”又は
“ETX”が設定されるが、それは、データD4のデー
タ列をある程度の長さに区切り、その区切り毎にCRC
チェックを行い、通信の信頼性向上を計るもので、ET
Xは、上記データ識別テキストにより示される種別のデ
ータすなわち、共通データ,グループデータ,個人デー
タ,プログラムの種別のデータが終了したことを意味す
る。
【0029】テキストタイプコードが“2”で示される
サムチェックデータテキスト(図12d)は、CRCチ
ェックとともに通信エラーによるデータの正常性チェッ
クを二重に行うもので、複数の有効データテキストの後
に位置する。有効データテキストのデータD4の値を1
0テキスト分順次加算した値であるサムデータを、サム
チェックアドレスデータテキストのサムデータD7へ設
定する。サムチェックデータテキストのアドレスD6
は、10テキスト分の順次加算を開始した先頭の有効デ
ータテキスト内アドレスD3と同じ値を設定する。
【0030】2.5 ダウンロード受信プログラム ダウンロードを行う際のデータ管理装置の通信制御は、
ターミナルアダプタに対して汎用の制御であることから
説明を省略するが、データの受信側である端末装置は前
項2.3ダウンロードの受信方法に示す制御を行う必要
がある。その制御方法を図13により以下に説明する。
図13はプログラムの概要であり、通信データを実際に
受信する部分は公知の手法であるため図中には明記せ
ず、あらかじめデータは受信済でCRCチェックは正常
であったものとして説明する。まず、ステップS1で受
信テキストを読出し、そのテキスト内の先頭のテキスト
タイプを識別し、“0”であればそのテキストはデータ
識別テキストであるので、ステップS2でテキストタイ
プに続くデータ種別を識別する。処理中のデータテキス
トのデータ識別コードが“3”プログラムの時は、全て
の端末装置が通信データを取り込む必要のあるステップ
S3‐1で次のテキストの読み込みに移る。データ種別
コードが“0”の場合は、ステップS3‐2でハードウ
ェアを走査し、自端末装置がプラズマディスプレイタイ
プの場合は、コード種別がシフトJISコードを処理対
象としてステップS3‐1で次のテキストの読み込みに
入る。
【0031】データテキストのデータ種別コードが
“1”の場合は、処理中のデータテキストにはグループ
番号が含まれているため、ステップS3‐3でデータテ
キスト中のグループ番号を編集して内部形式化し、自端
末装置内の自端末グループ番号と比較する。比較結果が
同一の場合は、処理中のデータ識別テキストに続くそれ
以降のテキストを処理対象としてデータを取り込む必要
があるため、ステップS3‐1で次のテキストの読み込
みを行う。
【0032】データテキストのデータ種別コードが
“2”の場合は、処理中のデータテキスト内には内線番
号が含まれているため、ステップS3‐4でデータテキ
スト中の内線番号を編集して内部形式化し、これも前述
した様に自端末装置の内線番号と比較する。比較結果が
同一の場合は、処理中のデータ識別テキストに続くそれ
以降のテキストを処理対象としてデータを取り込む必要
があるため、ステップS3‐1で次のテキストの読み込
みを行う。データ識別テキストのデータ種別コード
“0”,“1”,“2”とも、自端末装置の種別,内線
番号,グループ番号が一致しない場合は、自端末装置に
とっては対象外のデータが以下に続くため、次のデータ
識別テキストまで読み捨てる。これにより、全端末装置
の個人データや、グループデータを順次に送信されて
も、不要なデータは読み捨てることができる。
【0033】次に、自端末装置が受信すべきことが決定
されると、ステップS3‐1でテキストを読み込みテキ
ストタイプを識別する。テキストタイプコードが“1”
の場合は、有効データテキストであるので、ステップS
4‐1でアドレス部を編集して内部形式のアドレスを決
定し、ステップS4‐2でそのアドレスから順次有効デ
ータテキスト内のデータ列を編集し、直接メモリへ設定
していく。この時、実際にはサムチェックデータテキス
ト用のサムチェックデータを作成しておくため、メモリ
へ設定した値を加算しておく。ステップS4‐3で有効
データテキストの末尾がETXの場合は、次に続くテキ
ストが有るため次のテキスト読み込みを行うが、ETB
の場合は、次の受信データの内容が現在処理中の内容と
は異なるため、再び先頭の処理Aへ戻る。テキストタイ
プ識別時、テキストタイプコードが“2”の場合は、サ
ムチェックデータテキストであり、ステップS5‐1で
サムチェックデータテキストに含まれるサムチェックデ
ータを編集し、ステップS5‐2でそのメモリ設定時の
サムデータと、サムチェックデータテキスト内のサムデ
ータを比較する。双方のサムデータが同一の場合は正常
にデータ受信とコード変換が行われたことになるが、不
一致の場合は何らかのエラーがあったこととなるため、
ステップS5‐3で障害記録する。この場合、それ以降
の有効データテキストを処理しても意味がないため、次
のデータ識別テキストを発見するまで他のテキストは読
み捨てる。
【0034】2.6 データ管理装置のダウンロード起
動画面 図14はデータ管理装置のダウンロード起動画面で指定
グループを選択した場合を示している。ALLは全端末
装置を処理対象する場合で、指定グループはグループ番
号をE1にて指定しそのグループに含まれる端末装置が
処理対象となる。指定端末装置を選択した場合は、E1
は内線番号入力となり最大5内線又は連続した内線番号
の場合は初めの内線番号と最後の内線番号を入力するこ
とにより指定された範囲の端末装置が処理対象となる様
に、3種類の種別を準備している。また、E2では、処
理対象端末装置に対してダウンロードするデータの種別
を最大4種類指定してダウンロード可能にしている。E
3はダウンロード起動又は完了状態のリスト表示を選択
するものでデータ管理装置から起動したが、実際にはユ
ーザーがその端末装置を使用している場合等の要因によ
り通信エラーが発生した場合にそれらの情報を保守者に
通知するためのものである。
【0035】2.7 ダウンロードメッセージシーケン
ス 次に、データ管理装置から交換装置及び端末装置間のイ
ンタフェースについて以下に説明する。図15は、デー
タ管理装置から1台の端末装置に対してダウンロードを
起動した場合のシーケンス図である。データ管理装置と
交換装置間はISDNインタフェースで接続しているた
め、メッセージにより情報交換を行っている。呼設定G
1は、ISDNインタフェースでのメッセージの一種
で、矢印上部のカッコ内に示すのは着アドレス情報の中
に特番を入れてダウンロード起動であることを認識させ
るもので、矢印下部のカッコ内はユーザ・ユーザ情報内
にビットマップを展開することを意味する。ここで、I
SDNのメッセージと各情報要素については本発明とは
直接関係しないが、呼設定メッセージ内の着アドレスと
呼設定メッセージ内のユーザ・ユーザ情報要素について
のみ以下に説明する。
【0036】ISDNのメッセージは、複数の情報要素
から成りその一部が着アドレス情報とユーザ・ユーザ情
報である。着アドレス情報は、発信者がダイヤルした番
号が格納される部分で通常は呼出したい着信相手先の加
入者番号が入れられる。本発明においては、あらかじめ
交換装置の局データで決めておく特番を交換装置に送出
することにより、ダウンロード要求であることを通知す
る。また、ユーザ・ユーザ情報は128バイト以内で内
容は任意であることから、本発明においてはダウンロー
ドの対象となる端末装置の交換装置内収容位置を通知す
る。同時に複数台に通知するため、ビット対応に収容位
置を対応づけるのでビットマップと呼んでいる。次に、
設定値に対して交換装置は端末装置の接続状態をISD
Nのレイヤ1の確立によって確認し、その状態をビット
マップ化して応答メッセージG2内のユーザ・ユーザ情
報にて返送する。データ管理装置は、この時点で端末装
置が接続中か否かを認識でき、データ管理装置は、端末
装置の接続状態を前述のダウンロード終了後のダウンロ
ード状態リストに異常状態であることを表示するデータ
を蓄積する。ISDNのシーケンスは応答後切断である
ため、データ管理装置から切断シーケンスに入り、切断
メッセージG3を送出して交換装置が解放メッセージを
返送し、データ管理装置が解放完了メッセージを送出す
る。
【0037】次に、データ管理装置は再び発信動作を行
い呼設定メッセージG4を交換装置へ送信する。呼設定
メッセージの中には、実際にダウンロードを行う旨を示
す特番と終了種別とダウンロードデータの種別を含んで
いる。この終了種別とは、端末装置がダウンロード後に
オンライン状態に復帰して良いか、ダウンロード状態の
まま次の通信を待つかの識別を行うものである。また、
ダウンロードデータ種別は個人データ,グループデー
タ,共通データ,プログラムデータのいずれか又は複数
の組合せを示すものである。呼設定メッセージG4に対
し、交換装置は呼出メッセージをデータ管理装置に返
し、端末装置へはダウンロードデータ種別を含むダウン
ロード要求メッセージG5を送出する。端末装置はユー
ザーが使用していない状態であれば、ダウンロード準備
完メッセージG6を交換装置へ返送する。これは、ユー
ザーが話中や短縮ダイヤル登録中などの場合にダウンロ
ード状態に入ることを防止するためのもので、ダウンロ
ードを受付けられない場合はダウンロード拒否メッセー
ジを返送する。交換装置は、ダウンロード準備完メッセ
ージを受信した端末装置の収容位置からネットワークを
接続するとともに、再びビットマップを作成し応答メッ
セージG7をデータ管理装置へ送出する。このビットマ
ップにより、データ管理装置は端末装置がダウンロード
起動を受付けたか否かの識別ができ、受付けられない場
合には前述のダウンロード終了後のダウンロード状態リ
ストにその旨表示するためのデータを蓄積する。ここ
で、データ管理装置と端末装置との通信経路が生成され
たことになり、端末装置は前述した通信方法により端末
装置へデータを送信する。
【0038】データ通信が終了すると、データ管理装置
はISDN通信シーケンスに則り切断シーケンスに入
り、切断メッセージG8を送出する。交換装置は、それ
に対して解放メッセージをデータ管理装置へ送出すると
ともに、端末装置に対してダウンロード確認メッセージ
G9を送出する。このメッセージに対して端末装置はダ
ウンロードした結果、そのデータにエラーが無い場合に
はダウンロード終了メッセージG10に終了結果正常を
付加して交換装置へ返送する。交換装置は、ダウンロー
ド終了状態をビットマップ化して呼設定メッセージG1
1によりデータ管理装置へ送出し、ダウンロード結果が
正常か否かを通知して切断する。これによりデータ管理
装置は、前述のダウンロード状態リストに正常終了か否
かを表示するためのデータを蓄積する。最後に、データ
管理装置は、各種ダウンロード終了状態を編集しダウン
ロード状態リストを出力して、ダウンロードのシーケン
スを終了する。以上のシーケンスは、本発明の特徴であ
る複数の端末装置に対して同時通信するためのシーケン
スを単独端末装置で行う場合の説明であるが、同じシー
ケンスで複数台へのダウンロードを以下に説明する。
【0039】図16は、複数端末装置に対してダウンロ
ードする場合のシーケンスであり、図15との相違点の
1点目は、データ管理装置からの呼設定メッセージH1
のユーザ・ユーザ情報に示されるビットマップから、交
換装置はダウンロード対象の端末装置を決定し、夫々の
端末装置に対するダウンロード要求メッセージH2‐
1,H2‐2を送出する部分であり、個別に返送されて
くるダウンロード準備完メッセージH3‐1,H3‐2
を端末装置対応のビットマップに変換するための蓄積を
行い、応答メッセージH4にてデータ管理装置へ返送す
る点である。第2点目はダウンロード終了確認で、複数
台の端末装置にダウンロード確認メッセージH5‐1,
H5‐2を送出し、各々ダウンロード終了メッセージH
6‐1,H6‐2で情報を受信して結果をビットマップ
に編集し、呼設定H7で返送する点である。Bチャンネ
ルの送信は図13に示すフローで行なわれる。
【0040】3. 端末装置主導型ダウンロード 3.1 データ管理装置主導型との差異 以上に述べたデータ管理装置主導型のダウンロードは、
データ管理装置からダウンロード機能を起動するもの
で、1台の端末装置又は複数の端末装置へダウンロード
することが可能である。それに対して端末装置主導型ダ
ウンロードは、端末装置側からデータ管理装置に対して
データのダウンロードを起動するものである。端末装置
主導型ダウンロードは、端末装置,交換装置,データ管
理装置間の制御方法は異なるが、通信電文等はデータ管
理装置主導型と同じである。
【0041】3.2 メッセージシーケンス 端末装置主導型ダウンロードの制御シーケンスを、図1
7を用いて以下に説明する。端末装置から、ダウンロー
ド要求メッセージJ1を交換装置へ送信する。このメッ
セージの中には、ダウンロード要求するデータの種別を
指定しておく。交換装置はこのメッセージを受信する
と、受信した内線番号を呼設定メッセージJ2内の着ア
ドレスへ設定し、ユーザ・ユーザ情報内にダウンロード
要求である旨とダウンロード要求されたデータ種別を設
定して、呼設定メッセージJ2をデータ管理装置へ送信
する。データ管理装置は応答メッセージJ3を返送して
ダウンロードのためのフレーム同期手順に入る。この時
点で、交換装置の通話路は閉成されていないため、デー
タ管理装置はフレーム同期確立を待っている。次に、交
換装置が端末装置にダウンロード準備完了メッセージJ
4を送信すると、端末装置はフレーム同期確立を開始す
る。端末装置主導型ダウンロードは、データ管理装置と
端末装置が1対1であるため、交換装置は両方向の通話
を閉成する。実際には、応答メッセージJ3から通話路
閉成までは短時間で実施されるため、フレーム同期確立
は瞬時に行われる。フレーム同期が確立すると、データ
管理装置は呼設定J2により指定されたデータの送信を
開始し、データ送信終了後切断メッセージJ5で終了す
る。この切断メッセージの受信により、交換装置は通話
路を解放する。データ管理装置主導型は、データ送信終
了時ダウンロード状態リストを出力したが、端末装置主
導型ダウンロードでは保守者が端末装置側で操作してい
るため、通信異常の表示は端末装置の液晶表示器、又は
プラズマディスプレイに行う。
【0042】
【発明の効果】以上により、交換装置に収容される複数
の端末装置に対し、局データやオンラインプログラムの
ダウンロードが可能となる。さらに、各端末装置が夫れ
夫れ送られてくるデータやプログラムから所望のデータ
やプログラムを選択する能力を有するので、複数の端末
装置に対して、全てもしくは任意に選択して、局データ
やオンラインプログラムを同時にダウンロードすること
ができる。したがって、複数の端末装置へのデータやプ
ログラムのダウンロード時間の短縮を図ることができる
とともに、従装置が所定のオンラインプログラムもしく
は局データのみを受信することにより交換装置のスイッ
チング操作も容易なダウンロード方式が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる電話変換システムの中継方式を
示す図。
【図2】液晶表示器付端末装置の盤面を示す図。
【図3】液晶表示器付端末装置の機能ブロック図。
【図4】プラズマディスプレイ付端末装置の盤面を示す
図。
【図5】プラズマディスプレイ付端末装置の機能ブロッ
ク図。
【図6】端末装置のメモリ構成を示す図。
【図7】専用内線回路のブロック図。
【図8】データ管理装置内端末装置データの構成を示す
図。
【図9】ダウンロード通信状態を示す図。
【図10】マルチパス接続図。
【図11】ダウンロードデータの流れを示す図。
【図12】ダウンロードテキスト構成を示す図。
【図13】ダウンロードプログラム概要を示す図。
【図14】ダウンロード画面を示す図。
【図15】データ管理装置主導型個別ダウンロードシー
ケンスを示す図。
【図16】データ管理装置主導型複数ダウンロードシー
ケンスを示す図。
【図17】端末装置主導型ダウンロードシーケンスを示
す図。
【符号の説明】 1 通話路スイッチ 2、2’ 端末装置 3 専用内線回路 4 データ管理装置 5 ターミナルアダプタ 6 インターフェース内線回路 7‐1 通信ケーブル 7‐2 接続ケーブル 8 トランク 9 中央制御装置 10 記憶装置 11 制御系バス 20 着呼リンガ 21 回線ボタン 22、24 表示ランプ 23 オートダイヤルボタン 25 ハンドセット 26 回線名称表示用液晶表示器 27 保留ボタン 28 切断ボタン 29 ダイヤルキー群 30 記憶装置 211 呼制御プロセッサ 212 ROM 213 RAM 214 制御バス 215 呼制御メッセージ送受信バッファ 216 受信回路 217 送信回路 219 ISDN Dチャンネル 220 ISDN Bチャンネル 221 液晶表示器コントローラ 222 ランプドライバ 223 ボタンスキャンバッファ 224 リンガドライバ 225 速度変換回路 226 通信コントローラ 227 ダイレクトメモリアクセスコントローラ 228 プラズマ画面コントローラ 229 画面メモリ 230 タッチ情報レシーバ 301 処理用プロセッサ 302 ROM 303 RAM 304 DLIN制御バス 305 呼制御メッセージ送受信バッファ 306 送信回路 307 受信回路 308 制御情報送受信バッファ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長尾 治 福島県郡山市船場向94番地 株式会社日立 テレコムテクノロジー内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の従装置と、これらの従装置を管理
    する主装置と、従装置と主装置とを接続する交換装置と
    から成る交換システムにおけるダウンロード方式であっ
    て、 交換装置が主装置と複数の従装置とを接続するステップ
    と、主装置が複数の従装置に対し従装置のオンラインプ
    ログラムもしくは局データを送出するステップとを含む
    ことを特徴とするダウンロード方式。
  2. 【請求項2】 主装置から交換装置に対し、主装置と複
    数の従装置との接続を要求するステップが含まれてお
    り、主装置が複数の従装置に対し同時にオンラインプロ
    グラムもしくは局データを送出する請求項1記載のダウ
    ンロード方式。
  3. 【請求項3】 主装置は、接続する従装置を任意に選択
    するステップを有する請求項2記載のダウンロード方
    式。
  4. 【請求項4】 同時に送出するオンラインプログラムも
    しくは局データの先頭に共通データ,グループデータ,
    個人データもしくはプログラムであることを識別するデ
    ータ種別コードを含む請求項1ないし請求項3のいずれ
    かに記載のダウンロード方式。
  5. 【請求項5】 従装置が主装置から送信されたオンライ
    ンプログラムもしくは局データのうち、所定のオンライ
    ンプログラムもしくは局データのみ受信するステップを
    含む請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のダウン
    ロード方式。
  6. 【請求項6】 従装置が自己の内線番号を認識する能力
    を有する請求項1ないし請求項5のいずれかに記載のダ
    ウンロード方式。
  7. 【請求項7】 交換装置が時分割方式のディジタルネッ
    トワークを有するものである請求項1ないし請求項6の
    いずれかに記載のダウンロード方式。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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