JPH061206U - 真空包装装置 - Google Patents

真空包装装置

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JPH061206U
JPH061206U JP4716092U JP4716092U JPH061206U JP H061206 U JPH061206 U JP H061206U JP 4716092 U JP4716092 U JP 4716092U JP 4716092 U JP4716092 U JP 4716092U JP H061206 U JPH061206 U JP H061206U
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JP
Japan
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block
bag
chamber
seal
seal base
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Pending
Application number
JP4716092U
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English (en)
Inventor
忠道 竹田
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Furukawa Mfg Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Mfg Co Ltd
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Publication date
Application filed by Furukawa Mfg Co Ltd filed Critical Furukawa Mfg Co Ltd
Priority to JP4716092U priority Critical patent/JPH061206U/ja
Publication of JPH061206U publication Critical patent/JPH061206U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 低温の被包装物を真空包装する装置に、被包
装物の沸騰を押さえる手段を設ける。 【構成】 気密なチャンバー(14)内に袋(17)を一対のク
ランプ(16)で懸吊する。シリンダ(22)とブロック(24)と
をロッド(23)で連結すると共に、スプリング(26)の張力
で前記ブロック(24)をシール台(21)から離れる方向に附
勢する。流体回路(34)に介設した開閉弁(35)を開放状態
にセットすると、流体回路(34)に作用する吸引力でスプ
リング(26)に抗してブロック(24)は押し出され、ブロッ
ク(24)に設けた千鳥状の押圧子(25)が袋口を押える。か
かる状態でライン(31)に真空吸引力を作用させると、各
押圧子(25)の間のオリフィスを通して袋内の空気が緩か
に引かれるから、袋内の被包装物が高温でも爆発的に沸
騰しない。前記開閉弁(35)を閉じるとスプリング(26)の
張力によってブロック(24)は通常位置に戻るから、低温
被包装物の真空包装に用いる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、高温の液体を含む被包装物と常温被包装物とのそれぞれを真空する のに共用できる真空包装装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
真空環境下では、常温の物品に比べて煮炊きした高温の物品は、その内部に含 まれる水分が沸膨を起しやすいことが知られている。特開昭61−190417 号公報には、別紙図4に示すように、気密に密閉したチャンバー(1) の中に支持 した袋(2) の口を一対の部材(3)(4)で挟み、両部材(3)(4)の間で袋に極くわずか な隙間(5) が残存するようにしてチャンバー内の空気を吸引(6) することを開示 している。かかる構成によると、2個の部材(3)(4)の間に形成されたオリフイス (5) の抵抗によって袋内部の圧力(P2)は袋(2) の外部の圧力(P1)ほど急激には下 らず、このため袋内の高温の被包装物(7) の沸膨は抑えられる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし前記装置を、低温(常温)の被包装物の真空包装に用いた場合、二つの 圧力(P1)(P2)の差が大きいため、袋内に気泡が残溜する欠点がある。そこで本考 案は、低温と高温とに併用できる真空包装装置を提供する。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記目的を達成するために、全体の面を縦方向に向けて設けた盤(10) と、該盤の正面を閉鎖する蓋板(13)とによりチャンバー(14)を形成し、被包装物 を充填した袋(17)を前記チャンバー(14)内で一対のクランプ(16)で懸吊状に支持 すると共に、真空ポンプによって前記チャンバー内の空気を吸引したあと、該チ ャンバー内に設けたシールバー(19)をアクチュエータ(18)の動力で作動させ、前 記袋の開口縁を該シールバー(19)とそれに対向するシール台(21)で挾圧して加熱 シールするようにした真空包装装置において、前記チャンバーの外側に固定した 流体シリンダ(22)のピストンロッド(23)と、該チャンバーの内側に設けた横長な ブロック(24)とを連結すると共に、該ブロックにおける前記シール台との対向面 に、前記袋(17)の横巾方向に点在する多数の押圧子(25)をそれぞれ面一状に膨出 し、さらに前記流体シリンダ内に設けたスプリング(26)で前記ブロック(24)をシ ール台(21)から離れる方向に付勢すると共に、前記スプリング(26)の力に抗して ブロックをシール台に向けて押出す流体回路(34)を設け、該流体回路に開閉弁(3 5)を介設して構成したものである。
【0005】
【作用】
盤と蓋板とからなるチャンバー(14)の外側に固定した流体シリンダ(22)内のス プリング(26)によってブロック(24)は通常シール台(21)から離れる方向に付勢さ れる。このため通常は、チャンバー内に支持された袋の口には前記ブロックによ る規制が加えておらず、チャンバーの空気吸引と同じように袋内の空気も吸引さ れ、所定時間後にシールバーをシール台に押し付けて該袋口をシールすることが できる。
【0006】 一方、前記スプリング(26)の力に抗してブロック(24)をシール台(21)に向って 押出す流体回路(34)の開閉弁(35)を開放し、ブロック(24)の多数の押圧子(25)を シール台(21)に向って押出すと共に各押圧子で袋口を押すと、各押圧子(25)の間 にオリフイスが形成される。かかる状態でチャンバー内の空気を吸引すると、オ リフイスによって袋内の空気が急激に抜けるのが防止され、被包装物の爆発的な 沸騰を抑制する。従って前者では常温或いは乾燥状の被包装物を、後者では高温 或いは液状被包装物をそれぞれ真空包装するのに適用する。
【0007】
【実施例】
図1及び図2に示すように、縦長で正面に窪み(11)を備える盤(10)と、該盤の 上部に設けたピン(12)に枢支した蓋板(13)とでチャンバー(14)を形成しており、 ロッド(15)を引き下げることにより蓋板(13)はピン(12)を軸にして盤(10)の正面 から離れる。盤の内部に設けた一対のクランプ(16)によって図3に示すごとく袋 (17)の両側縁を挾持し、該袋を懸吊状に支持する。蓋板の真中外側に設けたダイ ヤフラム式の空気アクチュエータ(18)と、チャンバー内の横長なシールバー(19) とをストローク棒(20)を介して連結し、盤の正面のシール台(21)に対してシール バー(19)を対向させている。また蓋板の外側に2個の流体シリンダ(22)を設け、 これら流体シリンダのピストンロッド(23)とチャンバー内の横長なブロック(24) とを連結すると共に、該ブロックのシール台との対向面に袋の横長方向に多数の 押圧子(25)を面一かつ千鳥状に設け、さらに流体シリンダ内に設けたスプリング (26)でブロック(24)がシール台(21)から離れる方向に付勢する。また腕(27)を介 して盤(10)を支持するロータ(28)の中心に設けたロータリバルブ(29)はチャンバ ー(14)と同体に回転するようになっており、チャンバー内の気密な空間(30)をラ イン(31)を介してロータリバルブの第一ポート(32)に連結している。さらに流体 シリンダ(22)の内部空間と同第二ポート(33)とをライン(34)を介して連結すると 共に、該流体回路に開閉弁(35)を介設している。またアクチュエータ(18)と同第 三ポート(36)とをライン(37)を介して連結する。
【0008】 そこでロータリバルブ(29)の矢印(37)の方向への回転により、先ず第一ポート (32)が下側の円弧形の吸引穴(40)にオーバラップする。吸引穴(40)は真空ポンプ と連結するから先ずチャンバーの空間(30)の空気が抜け始まる。続いて第二ポー ト(33)が吸引穴(40)に連通するが、流体回路(34)を開閉弁(35)で閉鎖しているの でブロック(24)は動かず、そのあと第三ポート(36)が吸引穴(40)に連通すること によりシールバー(19)はシール台(21)との間で袋口を挟圧して加熱シールする。 もし袋の中の被包装物が高温の場合は予じめ開閉弁(35)を開放状態にする。この 場合はチャンバー内の空気が吸引され始めたあと速ぐにブロック(24)は押し出さ れ図3のように押圧子(25)で袋口を押さえるで、各押圧子の間にオリフイスが形 成され袋内の圧力が急降下するのを防止する。
【0009】
【効果】
本考案は、多数の押圧子を設けたブロックを操作する流体シリンダの流体回路 に開閉弁を設け、開閉弁の操作で、高温の被包装物を取扱うときはブロックをシ ール台の方向に押出し、低温で被包装物を取扱うときはブロックをシール台から 離れるように制御できるので、真空包装機を高温被包装物と低温被包装物とに併 用できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の側面視の断面図。
【図2】 前図の平面図。
【図3】 クランプの正面図。
【図4】 従来例の説明図。
【符号の説明】
(10)…盤 (13)…蓋板 (14)…チャンバー
(16)…クランプ (17)…袋 (21)…シール台 (22)…流体シリン
ダ (25)…押圧子 (34)…流体回路 (35)…開閉弁

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 全体の面を縦方向に向けて設けた盤(10)
    と、該盤の正面を閉鎖する蓋板(13)とによりチャンバー
    (14)を形成し、被包装物を充填した袋(17)を前記チャン
    バー(14)内で一対のクランプ(16)で懸吊状に支持すると
    共に、真空ポンプによって前記チャンバー内の空気を吸
    引したあと、該チャンバー内に設けたシールバー(19)を
    アクチュエータ(18)の動力で作動させ、前記袋の開口縁
    を該シールバー(19)とそれに対向するシール台(21)で挾
    圧して加熱シールするようにした真空包装装置におい
    て、前記チャンバーの外側に固定した流体シリンダ(22)
    のピストンロッド(23)と、該チャンバーの内側に設けた
    横長なブロック(24)とを連結すると共に、該ブロックに
    おける前記シール台との対向面に、前記袋(17)の横巾方
    向に点在する多数の押圧子(25)をそれぞれ面一状に膨出
    し、さらに前記流体シリンダ内に設けたスプリング(26)
    で前記ブロック(24)をシール台(21)から離れる方向に付
    勢すると共に、前記スプリング(26)の力に抗してブロッ
    クをシール台に向けて押出す流体回路(34)を設け、該流
    体回路に開閉弁(35)を介設してなる真空包装装置。
JP4716092U 1992-06-12 1992-06-12 真空包装装置 Pending JPH061206U (ja)

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JP4716092U JPH061206U (ja) 1992-06-12 1992-06-12 真空包装装置

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JP4716092U JPH061206U (ja) 1992-06-12 1992-06-12 真空包装装置

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JPH061206U true JPH061206U (ja) 1994-01-11

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ID=12767333

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JP4716092U Pending JPH061206U (ja) 1992-06-12 1992-06-12 真空包装装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018100095A (ja) * 2016-12-19 2018-06-28 株式会社ポリマーシステムズ 袋の封止方法及び封止装置
CN109110182A (zh) * 2018-07-21 2019-01-01 锦州笔架山食品有限公司 立式水产品真空包装机

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61190417A (ja) * 1985-02-07 1986-08-25 株式会社 古川製作所 真空包装方法
JPH0398815A (ja) * 1990-03-22 1991-04-24 Furukawa Seisakusho:Kk 真空包装機におけるクランプ装置

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