JPH06119805A - レフレクタ−及びレフレクタ−用断面曲線の設計方法 - Google Patents

レフレクタ−及びレフレクタ−用断面曲線の設計方法

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JPH06119805A
JPH06119805A JP4161037A JP16103792A JPH06119805A JP H06119805 A JPH06119805 A JP H06119805A JP 4161037 A JP4161037 A JP 4161037A JP 16103792 A JP16103792 A JP 16103792A JP H06119805 A JPH06119805 A JP H06119805A
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    • F21SNON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
    • F21S41/00Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps
    • F21S41/30Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by reflectors
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 レンズ等の補助エレメントを使用せず、反射
特性及び配光分布を自由に且つ容易に調整できるレフレ
クタ−及びその製造方法を提供すること。 【構成】光線,音波,衝撃波,電磁波等の放射線を反射
させるレフレクタ−において、その断面曲線Rを、少な
くとも2つの円錐曲線セグメントr1,r2を互いの結
合点A1,Aa2の接線T1,T2が一致するように結
合して形成しているので、レンズ等の補助エレメントを
使用することなく、円錐曲線とは異なった配光分布を得
ることできる。また、断面曲線R上の何れの点の接線を
計算で求めることができ、これにより反射特性及び配光
分布を事前に算出でき、しかもその調整を自由に且つ容
易に行うことができる。さらに、断面曲線Rが角なく滑
らかに連続しているので、配光パタ−ンに明・暗の環や
帯が生じることがなく、均一な配光を得ることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、単に可視光線等の光線
を反射させるだけでなく、あらゆるスペクトル帯及びそ
の他のウェ−ブやラジュ−ション、例えば音波や衝撃波
や電磁波等の反射に有用なレフレクタ−及びレフレクタ
−用断面曲線の設計方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のレフレクタ−は、使用目的に応
じて非常に多くの異なった要望、例えば希望距離での高
密度のエネルギ−集中や、また一定距離での均一なエネ
ルギ−分布等の要望が課せられる。また、これに合わせ
てレフレクタ−の寸法や放射線の放射角度等の仕様も課
せられる。現状では所定の要望と仕様を満足させる断面
曲線(反射面の断面形状)が個別に設計されている。
【0003】また、レフレクタ−用断面曲線の設計を好
適に行なうためには、上記要望及び仕様の他に下記(1)
〜(3) の条件をクリアする必要がある。
【0004】(1) 希望の配光になるように断面曲線を設
計するためには、曲線上の任意の1点から曲線を変え
る、つまり接線の角度を自由に変更できなければならな
い。
【0005】(2) 断面曲線は基本的に滑らかでなければ
ならず、角があってはならない。この滑らかな曲線とは
曲線上のどの点でも微分できる曲線のことであり、角が
あると該角の前後に入射した光線が配光上で重なり合う
ように或いは離れるように反射され、回転体のレフレク
タ−では明・暗の環が配光上に現れ、また溝形のレフレ
クタ−では明・暗の帯が配光上に現れてしまう。
【0006】(3) 設計された断面曲線は、その曲線上の
あるゆる点を数字で表せなければならない。これによ
り、曲線上の点の接線が計算可能となり、反射の法則
(入射角と反射角は等しい)から反射光をレフレクタ−
の配光を事前に算出できるようになる。任意に描いた曲
線はこの条件を満足することができない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述の要望及び仕様、
そして条件をクリアするために、レンズ等のエレメント
を使用したものが存在するが、補助エレメントによって
レフレクタ−自体の構造が複雑化し高価になる欠点があ
る。
【0008】一方、円錐曲線を利用したレフレクタ−用
断面曲線の設計方法も種々提案されている。円錐曲線は
曲線自体を算出できること、また滑らかな曲線であると
いった特徴を持ち、その配光分布を事前に算出すること
ができる。
【0009】しかしながら、円錐曲線では曲線上のある
点で接線を自由に変更することができず、パラメ−タが
決まると接線は自動的に決定されてしまう。例えば、放
物線の接線は、焦点から放射された光が反射されてレフ
レクタ−の光軸に平行に進むように曲線上で変化する。
また、円錐曲線の反射特性はパラメ−タの大きさや比率
を変えても変化することができず、配光分布を均一にで
きないという基本的な欠点がある。
【0010】ドイツ特許公開第3744563A1号に
は、自転車用の前照灯に用いられるレフレクタ−が示さ
れている。このレフレクタ−はその一部に放物線が用い
られており、中央部の曲線を複雑な計算によって決定し
ている。また、ドイツ特許公開第3507143号に
は、円錐曲線のセグメントが互いに結合されたレフレク
タ−が示されている。しかし、セグメントの結合点に角
が存在するため上記(2)の条件を満たすことができな
い。
【0011】さらに、米国特許第4730240号に
は、異なった2つの放物線のセグメントを「スム−ズ」
な曲線で結びつけたレフレクタ−が示されている。この
特許公報にはスム−ズな曲線を得るための座標表が提示
されているが、どのようにその曲線が算出されるかにつ
いては全く述べられていない。つまり、このレフレクタ
−は上記(3) の条件を満たしておらず、配光分布を事前
に算出することができない。
【0012】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、レンズ等の補助エレメン
トを使用せず、反射特性及び配光分布を自由に且つ容易
に調整できるレフレクタ−及びその製造方法を提供する
ことにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1では、光線,音波,衝撃波,電磁波等の放
射線を反射させるレフレクタ−において、その断面曲線
が、少なくとも2つの円錐曲線セグメントを互いの結合
点の接線が一致するように結合して形成されている。請
求項2では、請求項1の円錐曲線セグメントが同一種類
の円錐曲線から成り、セグメント結合点とそれらの焦点
が一直線上に位置しておる。また、請求項3では、請求
項2の円錐曲線セグメントが楕円または双曲線から成
り、夫々のパラメ−タ係数が一致している。
【0014】請求項4では、少くも2つの円錐曲線を一
平面上に基準軸と交差するように配置し、各円錐曲線上
に結合点を決めて該結合点における接線を求め、結合点
及び該結合点の接線が一致するように円錐曲線を移動さ
せて、レフレクタ−用断面曲線を設計している。請求項
5では、請求項4の円錐曲線として同一種類の円錐曲線
を用い、結合される2つのセグメントの焦点を一致さ
せ、その焦点と結合点を結ぶ直線に沿って一方のセグメ
ントを平行移動させている。
【0015】請求項6では、請求項4または5記載の設
計方法に準じて基準断面曲線を得る工程と、基準軸上に
定めた原点を通る直線と基準断面曲線との交点を求め、
該原点と交点との距離に係数を乗じて直線上に座標点を
算出し、直線と基準軸との角度を変化させつつこれを繰
り返して複数の座標点を得た後、該座標点に基づいて非
円錐曲線を描いてこれを断面曲線とする工程とから、レ
フレクタ−用断面曲線を設計している。
【0016】請求項7では、2つの基準断面曲線のうち
少なくとも一方の断面曲線を請求項4または5記載の設
計方法に準じて得る工程と、基準軸上に定めた原点を通
る直線と2つの基準断面曲線との交点を求め、該交点間
の距離に係数を乗じて直線上に座標点を算出し、直線と
基準軸との角度を変化させつつこれを繰り返して複数の
座標点を得た後、該座標点に基づいて非円錐曲線を描い
てこれを断面曲線とする工程とから、レフレクタ−用断
面曲線を設計している。
【0017】請求項8では、光線,音波,衝撃波,電磁
波等の放射線を反射させるレフレクタ−において、その
断面曲線が非円錐曲線から成り、且つ釣鐘形を有してい
る。また、請求項9では、請求項8記載のレフレクタ−
の基準軸に直交する断面が楕円形状で、比較的長い放射
源が基準軸と直交して配置されている、
【0018】
【作用】請求項1乃至3に係るレフレクタ−では、その
断面曲線が少なくとも2つの円錐曲線セグメントを互い
の結合点の接線が一致するように結合して形成されてい
るので、結合点に角を生じない滑らかな曲線を得ること
ができ、しかもセグメントを選択することで反射特性及
び配光分布を容易に調整できる。
【0019】請求項4または5に係る設計方法では、円
錐曲線の配置及び移動によって請求項1乃至3のレフレ
クタ−の断面曲線を的確に設計できる。
【0020】請求項6に係る設計方法では、円錐曲線の
配置及び移動による基準断面曲線の形成と、原点と交点
との距離と係数との積に基づく座標点の算出によって、
非円錐曲線から成る断面曲線を的確に設計できる。
【0021】請求項7に係る設計方法では、円錐曲線の
配置及び移動による基準断面曲線の形成と、交点間の距
離と係数との積に基づく座標点の算出によって、非円錐
曲線から成る断面曲線を的確に設計できる。
【0022】請求項8に係るフレクタ−は周辺部に明る
さを有するバット・ウィング(こうもりの羽根)形の配
光分布を得るのに適しており、また請求項9に係るレフ
レクタ−は円形の配光パタ−ンを得るのに適している。
【0023】
【実施例】図1及び図2にはレフレクタ−用断面曲線の
第1の設計方法を示してある。
【0024】レフレクタ−の断面曲線は図2にRで示し
た太線部分が該当する。この断面曲線Rは2つの放物線
セグメントr1,r2から成り、これらセグメントr
1,r2を点A1,A2で直接結合して形成されてい
る。また、結合点A1,A2における両セグメントr
1,r2の接線は互いに一致しており、両セグメントr
1,r2は角がなく滑らかに連続している。
【0025】この断面曲線Rからは、該断面曲線Rを基
準軸Jを中心として回転させることで椀形のレフレクタ
−を、また断面曲線R1を図面手前側に平行移動させる
ことで溝形のレフレクタ−を夫々形成することができ
る。また、後述する楕円状の開口を有するレフレクタ−
(図15参照)の一断面としても利用できる。
【0026】上記の断面曲線R1は以下のようにして設
計されている。まず、図1に示すように、パラメ−タが
異なる2つの放物線P1,P2を、これらの頂点S1,
S2と基準軸Jが一致するように配置する。尚、図中の
F1,F2は各放物線P1,P2の焦点である。
【0027】次いで、図2に示すように、上記結合点に
対応する点A1と点A2を両放物線P1,P2上に決定
し、各点A1,A2の接線T1,T2を求める。放物線
P1では点A1から頂点S1に向かう部分がセグメント
r1に、また放物線P2では点A2から点B2の部分が
セグメントr2になる。
【0028】次いで、接線T2が接線T1と平行になる
ように放物線P2を回転させ、続いて点A2が点A1と
一致するように放物線P2を平行移動させる。これによ
り、2つの放物線セグメントr1,r2が角なく滑らか
に結合され、断面曲線Rが形成される。
【0029】このように設計された断面曲線Rを持つレ
フレクタ−では、焦点F1に置かれた点光源から周縁部
に放射された光線を放物線P1のレフレクタ−に比べて
内側に反射させることができ、放物線P1よりも小さな
配光パタ−ンを得ることができる。しかも、放物線セグ
メントr1,r2から断面曲線R1を形成してあるの
で、曲線上の何れの点の接線を計算で求めることがで
き、これにより反射特性及び配光分布を事前に算出する
ことができる。さらに、両セグメントr1,r2が滑ら
かに結合されているので、配光パタ−ンに明・暗の環や
帯が生じることがなく、均一な配光が得られる。
【0030】図3にはレフレクタ−用断面曲線の第2の
設計方法を示してある。
【0031】同図に太線で示した断面曲線Rは、第1実
施例と同様のセグメントr1,r2から形成されてい
る。設計に際しては、図1に示した放物線P2を逆方向
に回転してその接線T2を接線T1に平行にした後、続
いて点A2が点A1と一致するように放物線P2を平行
移動させてセグメントr1とr2を結合させる。この場
合も結合点A1,A2における両セグメントr1,r2
の接線は互いに一致しており、両セグメントr1,r2
は角がなく滑らかに連続する。
【0032】このように設計された断面曲線R1を持つ
レフレクタ−では、焦点F1に置かれた点光源から周縁
部に放射された光線を放物線P1のレフレクタ−に比べ
て外側に反射させることができ、放物線P1よりも大き
な配光パタ−ンを得ることができる。
【0033】尚、円錐曲線では曲線上のどの点でも接線
の計算ができるので、上記第1,第2の方法では同一種
類の円錐曲線セグメントだけではなく、異なった種類の
円錐曲線セグメント、例えば放物線と楕円のセグメント
も上記同様、角なく滑らかに結合することができる。
【0034】図4にはレフレクタ−用断面曲線の第3の
設計方法を示してある。
【0035】設計に際しては、まず、パラメ−タが異な
る5つの放物線P1乃至P5を、これらの焦点F1乃至
F5と基準軸Jが一致するように配置する。尚、図中の
F1乃至F5は各放物線P1乃至P5の焦点である。
【0036】次いで、焦点F1乃至F5が重なった点を
極座標の原点Oとし、該原点Oから基準軸Jとαの角度
をなす直線Sを引き、該直線Sと各放物線P1乃至P5
との交点A1乃至A5を求める。上記の配置形態では各
放物線P1乃至P5の点A1乃至A5の接線は全て平行
になる。
【0037】次いで、点A1乃至A5を境界として各放
物線P1乃至P5から2つのセグメント、例えば放物線
P3の点A3から頂点S3に向かうセグメントと放物線
P4の点A4から点B4のセグメントを選ぶ。
【0038】次いで、点A4が点A3と一致するように
放物線P4を直線Sに沿って矢印方向に平行移動させ
る。これにより、2つの放物線セグメントが結合され断
面曲線が形成される。結合された両セグメントの焦点F
3,F4と結合点A3,A4は直線S上に位置する。こ
の場合も結合点における両セグメントの接線は互いに一
致しており、両セグメントは角がなく滑らかに連続す
る。
【0039】このように設計された断面曲線を持つレフ
レクタ−は、焦点F1に置かれた点光源から周縁部に放
射された光線を、放物線P3のレフレクタ−に比べて外
側に反射させることができ、放物線P3よりも大きな配
光パタ−ンを得ることができる。周縁部に放射された光
線を内側に反射させる場合には、内側の放物線P2の点
A2から点B2のセグメント、或いは放物線P1の点A
1から点B1のセグメントを平行移動させればよい。
【0040】上記の設計方法では、結合に際し第1,第
2実施例のようなセグメントの回転工程が不要で断面曲
線の設計を簡略化することができ、別のセグメントを平
行移動させるだけで希望の配光分布に対応したセグメン
トを迅速に選択できる利点がある。また、原点Oを通る
直線Sと各放物線P1乃至P5との交点A1乃至A5か
ら、セグメント結合点を決定できる利点がある。ちなみ
に、本設計方法は放物線に限らず、円(円弧)の場合に
も利用できる。
【0041】図5にはレフレクタ−用断面曲線の第4の
設計方法を示してある。
【0042】本設計方法は上記第3の設計方法を楕円に
適用したものである。設計に際しては、まず、パラメ−
タ係数が一致し大きさが異なる5つの楕円E1乃至E5
を、これらの焦点F1乃至F5と基準軸Jが一致するよ
うに配置する。尚、ここで言うパラメ−タ係数とは楕円
の長軸と短軸との比(b/a)であり、また図中のS1
乃至S5は各楕円E1乃至E5の焦点である。
【0043】次いで、焦点F1乃至F5が重なった点を
極座標の原点Oとし、該原点Oから基準軸Jとαの角度
をなす直線Sを引き、該直線Sと各楕円E1乃至E5と
の交点A1乃至A5を求める。上記の配置形態では各楕
円E1乃至E5の点A1乃至A5の接線は全て平行にな
る。
【0044】次いで、点A1乃至A5を境界として各放
物線P1乃至P5から2つのセグメント、例えば楕円E
3の点A3から頂点S3に向かうセグメントと楕円E4
の点A4から点B4のセグメントを選ぶ。
【0045】次いで、点A4が点A3と一致するように
楕円E4を直線Sに沿って矢印方向に平行移動させる。
これにより、2つの楕円セグメントが結合され断面曲線
が形成される。結合された両セグメントの焦点F3,F
4と結合点A3,A4は直線S上に位置する。この場合
も結合点における両セグメントの接線は互いに一致して
おり、両セグメントは角がなく滑らかに連続する。
【0046】このように設計された断面曲線を持つレフ
レクタ−は、焦点F1に置かれた点光源から周縁部に放
射された光線を、楕円E3のレフレクタ−に比べて外側
に反射させることができ、楕円E3よりも大きな配光パ
タ−ンを得ることができる。周縁部に放射された光線を
内側に反射をさせる場合には、内側の楕円E2の点A2
から点B2のセグメント、或いは放物線E1の点A1か
ら点B1のセグメントを平行移動させればよい。
【0047】上記の設計方法でも、第1,第2の設計方
法のようなセグメントの回転工程が不要で断面曲線の設
計を簡略化することができる。ちなみに、本設計方法は
楕円に限らず、双曲線にも利用できる。
【0048】図6にはレフレクタ−用断面曲線の第5の
設計方法を示してある。
【0049】本設計方法は、第5の設計方法で得られた
断面曲線に3つ目の楕円セグメントを結合したものであ
る。設計に際しては、上記と同手順で2つの楕円E3,
E4のセグメントを結合した後、楕円E5を移動した楕
円E4の焦点F4とその焦点F5が一致するように、ま
た両者の基準軸(図示省略)が一致するように配置す
る。
【0050】次いで、基準軸Jとα´の角度をなす直線
と上記結合曲線との交点から第2の結合点C4を求め、
重なり合った焦点F4,F5から楕円E4の第2の結合
点C4を通る直線S´を引き、該直線S´と楕円E5と
の交点C5を求める。
【0051】次いで、点C5が点C4に一致するように
楕円E5を直線S´に沿って焦点方向に移動させ、楕円
E5の点C4から点B5のセグメントを上記結合曲線に
結合させる。これにより、3つの楕円セグメントによる
断面曲線が形成される。結合された各セグメントの焦点
F3,F4と結合点A3,A4は直線S上に位置し、ま
た焦点F4,F5と結合点C4,C5は直線S´上に位
置する。この場合も結合点における各セグメントの接線
は互いに一致しており、各セグメントは角がなく滑らか
に連続する。
【0052】上記の設計方法では、3つの楕円セグメン
トを角なく滑らかに結合させて、断面曲線を形成するこ
とができる。4つ以上の楕円セグメントを結合する場合
に適用できることは勿論である。ちなみに、本設計方法
は楕円に限らず、放物線や円(円弧)や双曲線の場合に
も利用できる。
【0053】図7には上記第5の設計方法に準じて形成
されたレフレクタ−用断面曲線を示してある。
【0054】同図に示した断面曲線Rはパラメメ−タ係
数(b/a)は0.87の楕円を基礎とし、6つの楕円
セグメントを角度α,α´…が20°大きくなる毎に順
次結合して設計されている。つまり、断面曲線における
各楕円セグメントのパラメ−タは角度が大きくなるに従
って、最初の楕円セグメントに対して1.4倍,1.7
倍,2.1倍,2.5倍,4.2倍の順で大きくなって
いる。
【0055】図中のE1は内側に配置された楕円、F1
はその焦点、F1´はその2次焦点である。この断面曲
線を持つレフレクタ−では、焦点F1から照射された光
線は、レフレクタ−の周縁部に近づくに従って2次焦点
F1´からさらに離れて基準軸Jを横切るので、通常の
楕円形レフレクタ−と比較してコンパクトで均一な配光
が得られる。
【0056】上述の各設計手方法を総括すると下記のよ
うになる。
【0057】(a) まず、1つの円錐曲線を基本曲線とし
て選択する。この円錐曲線はレフレクタ−の内側、つま
り基準軸と接する1つ目のセグメントになるもので、与
えられた仕様(レフレクタ−の寸法や照射距離等)と所
望の配光分布になるべく近づくようなものを選ぶことが
肝要である。
【0058】(b) 次に、上記円錐曲線上の点の接線を求
めその点での光源からの入射角と反射角を算出し、さら
に反射された光線の被照射面での密度を計算して最終的
な配光分布を算出する。
【0059】(c) 次に、上記配光分布から改善を必要と
する角度(位置)を求め、その角度で他のセグメントと
結合し、さらに配光分布を算出する。この際、図4以降
で説明した第3乃至第5の設計方法を用いると、異なっ
たセグメントをどの点でも簡単に直接結合できるのでこ
れを繰り返すことで最適なセグメントと最適な結合点が
選択でき、また異なったセグメントを自由に何度も結合
できるので断面曲線全体を目的の配光になるように設計
できる。
【0060】ところで、上述の各設計方法は、円錐曲線
のみならず非円錐曲線の設計にも展開することができ
る。非円錐曲線がレフレクタ−用断面曲線として何故有
用かは下記の理由による。つまり、円錐曲線セグメント
の結合で設計された断面曲線には、使用された円錐曲線
の反射特性、例えば楕円セグメントの結合で形成された
断面曲線であれば楕円の反射特性が残っている。つま
り、非円錐曲線をレフレクタ−用断面曲線に使用すれ
ば、円錐曲線の反射特性から完全に自由となり、所望の
配光分布を得易くなる。以下に非円錐曲線から成る断面
曲線の設計方法をいくつか例示する。
【0061】図8には非円錐曲線から成るレフレクタ−
用断面曲線の第6の設計方法を示してある。
【0062】同図に示した断面曲線R1は上記第1乃至
第5の設計方法に準じて設計されたもので、円錐曲線セ
グメントを滑らかに結合して形成されている。また、断
面曲線R2は断面曲線R1をベ−スとし、距離係数によ
り新しく形成された非円錐曲線である。
【0063】この距離係数は本出願人による先に出願
(特開平3−30204号公報参照)で説明したものと
同様のものである。本例の場合では、原点Oを通る直線
Sと断面曲線R1,R2の交点A,Bと原点Oとの距離
O−A,O−Bの比(O−B/O−A)が距離係数kと
なる。つまり、曲線R2は、直線Sがなす角度αを変化
させた際に得られる距離O−Aと距離係数kとの積によ
って算出される座標点の集合から形成される。
【0064】本例における距離係数kは1よりも大き
く、角度αが大きくなるに従って小さくなり1に近付い
てくる。この距離係数kは1よりも小さくてもよく、こ
の場合には断面曲線R2は断面曲線R1の内側に形成さ
れる。
【0065】このように設計された断面曲線R2は、円
錐曲線セグメントを結合したものとは異なった非円錐曲
線となる。断面曲線R2を一義的に表す方程式は存在し
ないが、上記角度αの間隔を小さくすることで断面曲線
R2はより滑らかになり、また微分できるようにもな
る。換言すれば、断面曲線R2上の点の接線を算出する
ためには、角度αの間隔を断面曲線R2を微分できる位
に小さくする必要がある。これにより、断面曲線R2の
配光分布を事前に算出することができる。尚、図9には
上述の断面曲線R2のレフレクタ−における反射特性を
示してある。
【0066】図10には非円錐曲線から成るレフレクタ
−用断面曲線の第7の設計方法を示してある。
【0067】同図に示した断面曲線R1は上記第1乃至
第5の設計方法に準じて設計されたもので、一方の断面
曲線R1には楕円セグメントを結合して形成されてい
る。また、他方の断面曲線R2には放物線を用いてあ
る。断面曲線R1における楕円セグメントは角度αが大
きいほど小さなパラメ−タを有している。また、断面曲
線R2は断面曲線R1とR2をベ−スとし、距離係数に
より新しく形成された非円錐曲線である。
【0068】本例の場合、距離係数kはk=l/Lで表
される。同式におけるLは直線S上における点Aと点B
の距離で、lは点Aと点Cの距離または点Cと点Bの距
離である。k=1で断面曲線R2は一方の断面曲線と一
致し、またk=0で断面曲線R2は他方の断面曲線と一
致する。通常は、0<k<1で使用するがkの値は1よ
りも大きくてもよいし、0よりも小さくてもよい。ま
た、kの値は一定でもよいし、また第6の設計方法のよ
うに角度αに対して変化させてもよい。
【0069】このように設計された断面曲線R2は、円
錐曲線セグメントの結合したものとは異なった非円錐曲
線となる。また、ベ−スとなる一方の断面曲線R1とし
て円錐曲線セグメントを結合して形成した曲線を用いて
あるので、断面曲線R1のセグメント接合点やセグメン
ト長さやパラメ−タ等を調整することで、断面曲線R2
の部分的により精密に変更することが可能となり、所望
の配光分布を正確且つ効率よく得ることができる。尚、
上述の設計方法における断面曲線R1は楕円以外の円錐
曲線セグメントから形成されていてもよく、また両方の
断面曲線R1,R2が円錐曲線セグメントから形成され
ていてもよい。
【0070】図11には第7の設計方法に準じて形成さ
れたレフレクタ−の断面曲線を示してある。
【0071】この断面曲線Rは釣鐘状の形状を成してお
り、バット・ウィング(こうもりの羽根)形の配光分
布、つまり周辺部に明るさを有する配光分布を得る場合
に利用される。このような配光分布は店舗照明、特に平
面(ホリゾンタル)の照度よりも側面(ヴァ−ティカ
ル)の照度が必要な服装関係の店舗照明に極めて適して
いる。
【0072】このような配光を作るレフレクタ−は、光
源からの直射光による眩しさを防止するため、比較的長
くなければならない。楕円曲線から成るレフレクタ−で
はバット・ウィング形の配光分布と長さ寸法を同時に満
足することが困難で、バット・ウィング形ではなく魚雷
形の配光分布が作られてしまう。そのため、従来では図
12に示すように2つの楕円曲線を組合わせ、光源Oか
らレフレクタ−の後部Hで反射された光線を前部Fで再
度反射させるようにしている。
【0073】しかし、同図のレフレクタ−では、前・後
部F,Hの境界に角が形成されるため配光パタ−ンに明
暗の環が生じ、また曲線自体で広い配光分布を得ること
ができない。これらを防止,改善するために、レフレク
タ−の反射表面をサンドブラスト等で荒くしているが、
逆に散乱光が増えて眩しさが増してしまう。この点、図
12の示したレフレクタ−では、反射のみで所望の配光
分布が得られる。
【0074】釣鐘型レフレクタ−のもう1つの特徴は、
図13に示すように、光源の移動によって配光を簡単に
変更できることである。例えば、光源を点Oから点O´
に移動することで配光分布の幅を狭めることでき、変化
した配光分布もバット・ウィング形となる。このレフレ
クタ−で重要な点は、肩の部分(図中のScH)が光線
を最も広く、且つインテンシヴに反射することであり、
この部分は光源に近いため光源の僅かな移動でその反射
角を大きく変更でき、その反射光は光源の移動に拘らず
インテンシヴで、これにより光源の移動でウィングの角
度を自由に調整できる。
【0075】この釣鐘型レフレクタ−の断面曲線の設計
は、第7の設計方法に準じて下記の手順で行なわれる
(図14参照)。
【0076】(a) まず、1つの放物線Pと1つ目の楕円
セグメントを選択する。楕円としては頂点の周辺で放物
線Pの同様の立上りを有するパラメ−タのものを選ぶ。
そして、放物線Pと楕円を基準軸上に両者の頂点SP,
SEが一致するするように配置する。尚、図中のEは楕
円セグメント結合曲線である。
【0077】(b) 次に、基準軸J上の点Oを通る直線S
と放物線P及び楕円との交点A,Bを求める。k=l/
Lの式における距離係数kは、点Aと点Bの距離をLと
し、点Aと点Cの距離をlとする場合にはかなり小さめ
に取り、一定とする。
【0078】(c) 上記直線Sの角度αを変化させて点A
と点Cの距離を順次求めて最初の急傾斜を形成した後、
1つ目の楕円に2つ目の楕円セグメントを結合する。こ
の楕円セグメントのパラメ−タはかなり小さめに取る。
そして、短い角度間隔で3つ目の楕円セグメントを2つ
目の楕円セグメントに結合する。この楕円セグメントの
パラメ−タは1つ目と2つ目の間の値にする。パラメ−
タと結合点が適当であれば、これで図13の肩の部分
(図中のScH)が形成される。
【0079】(d) 肩の部分を形成した後は、レフレクタ
−断面曲線の接線は基準軸Jと作る角度が徐々に小さく
なっていき、図13の開口部Cで接線が基準軸Jと平行
になるように楕円と放物線セグメントのパラメ−タを選
ぶ。
【0080】上記各設計方法で形成された断面曲線は、
椀形と溝形以外のレフレクタ−にも使用することが可能
であり、その一例を図15に示してある。同図に示した
レフレクタ−は基準軸に直交する断面が楕円形状を成し
ており、同図のb)は正面図、a)は正面図のa−a線
断面図、c)は正面図のc−c線断面図である。このレ
フレクタ−は比較的長い光源Gを基準軸Jと直交して配
置されており、円形の配光パタ−ンを得られるようにな
っている。
【0081】椀形レフレクタ−では光源を基準軸に一致
させれば円形の配光パタ−ンを得られるが、光源が長く
なるとこれに合わせてレフレクタ−も長くする必要があ
るため、埋込み深さに制約がある天井埋込み型の照明器
具等に使用できない欠点がある。また、椀形レフレクタ
−に基準軸と直角に長めの光源を配置すると、まず光源
を収納するためのにレフレクタ−自体を大きくせねばな
らず、配光が大きく広がってしまう。この点、図15に
示したレフレクタ−では、光源を横向きに配置しても、
円形の配光パタ−ンを得ることができ、またレフレクタ
−自体の大きさも小さくで済む。
【0082】尚、本発明で言うところの円錐曲線には、
放物線,楕円,双曲線,円及び直線が包含される。
【0083】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1乃至3に
係るレフレクタ−によれば、レンズ等の補助エレメント
を使用することなく、円錐曲線とは異なった配光分布を
得ることできる。また、断面曲線上の何れの点の接線を
計算で求めることができ、これにより反射特性及び配光
分布を事前に算出でき、しかもその調整を自由に且つ容
易に行うことができる。さらに、断面曲線が角なく滑ら
かに連続しているので、配光パタ−ンに明・暗の環や帯
が生じることがなく、均一な配光を得ることができる。
【0084】請求項4及び5に係る設計方法によれば、
上記レフレクタ−用断面曲線を計算によって的確且つ簡
単に設計することが可能であり、コンピュ−タによる断
面曲線の設計に極めて有用である。
【0085】請求項6及び7に係る設計方法によれば、
簡単な計算によってレフレクタ−用断面曲線を非円錐曲
線で形成することができ、円錐曲線では得ることができ
ない配光分布をレフレクタ−に確保することができる。
【0086】請求項8に係るレフレクタ−によれば、周
辺部に明るさを有するバット・ウィング(こうもりの羽
根)形の配光分布を得ることができる。また、請求項9
に係るレフレクタ−によれば、円形の配光パタ−ンが簡
単に得られ、且つレフレクタ−自体の大きさも小さくで
済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】 レフレクタ−用断面曲線の第1の設計方法を
示す図
【図2】 レフレクタ−用断面曲線の第1の設計方法を
示す図
【図3】 レフレクタ−用断面曲線の第2の設計方法を
示す図
【図4】 レフレクタ−用断面曲線の第3の設計方法を
示す図
【図5】 レフレクタ−用断面曲線の第4の設計方法を
示す図
【図6】 レフレクタ−用断面曲線の第5の設計方法を
示す図
【図7】 第5の設計方法に準じて形成された断面曲線
を示す図
【図8】 レフレクタ−用断面曲線の第6の設計方法を
示す図
【図9】 第6の設計方法に準じて形成された断面曲線
を持つレフレクタ−の反射特性図
【図10】 レフレクタ−用断面曲線の第6の設計方法
を示す図
【図11】 釣鐘型レフレクタ−の断面曲線を示す図
【図12】 従来の釣鐘型レフレクタ−の断面曲線を示
す図
【図13】 図11の示したレフレクタ−の反射特性図
【図14】 レフレクタ−用断面曲線の第7の設計方法
を示す図
【図15】 楕円状開口を有するレフレクタ−を示す図
【符号の説明】
P1〜P5,P…放物線、J…基準軸、A1,A2,A
3,A4,C4,C5…結合点、r1,r2…セグメン
ト、T1,T2…接線、R,R1,R2…断面曲線、E
1〜E5,E…楕円、S,S´…直線、A,B,C…交
点。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光線,音波,衝撃波,電磁波等の放射線
    を反射させるレフレクタ−において、 その断面曲線が、少なくとも2つの円錐曲線セグメント
    を互いの結合点の接線が一致するように結合して形成さ
    れている、 ことを特徴とするレフレクタ−。
  2. 【請求項2】 円錐曲線セグメントが同一種類の円錐曲
    線から成り、セグメント結合点とそれらの焦点が一直線
    上に位置する、ことを特徴とする請求項1記載のレフレ
    クタ−。
  3. 【請求項3】 円錐曲線セグメントが楕円または双曲線
    から成り、夫々のパラメ−タ係数が一致する、ことを特
    徴とする請求項2記載のレフレクタ−。
  4. 【請求項4】 少なくとも2つの円錐曲線を一平面上に
    基準軸と交差するように配置し、各円錐曲線上に結合点
    を決めて該結合点における接線を求め、結合点及び該結
    合点の接線が一致するように円錐曲線を移動させた、 ことを特徴とするレフレクタ−用断面曲線の設計方法。
  5. 【請求項5】 請求項4の円錐曲線として同一種類の円
    錐曲線を用い、結合される2つのセグメントの焦点を一
    致させ、その焦点と結合点を結ぶ直線に沿って一方のセ
    グメントを平行移動させた、 ことを特徴とするレフレクタ−用断面曲線の設計方法。
  6. 【請求項6】 請求項4または5記載の設計方法に準じ
    て基準断面曲線を得る工程と、 基準軸上に定めた原点を通る直線と基準断面曲線との交
    点を求め、該原点と交点との距離に係数を乗じて直線上
    に座標点を算出し、直線と基準軸との角度を変化させつ
    つこれを繰り返して複数の座標点を得た後、該座標点に
    基づいて非円錐曲線を描いてこれを断面曲線とする工程
    とを具備した、 ことを特徴とするレフレクタ−用断面曲線の設計方法。
  7. 【請求項7】 2つの基準断面曲線のうち少なくとも一
    方の断面曲線を請求項4また5記載の設計方法に準じて
    得る工程と、 基準軸上に定めた原点を通る直線と2つの基準断面曲線
    との交点を求め、該交点間の距離に係数を乗じて直線上
    に座標点を算出し、直線と基準軸との角度を変化させつ
    つこれを繰り返して複数の座標点を得た後、該座標点に
    基づいて非円錐曲線を描いてこれを断面曲線とする工程
    とを具備した、 ことを特徴とするレフレクタ−用断面曲線の設計方法。
  8. 【請求項8】 光線,音波,衝撃波,電磁波等の放射線
    を反射させるレフレクタ−において、 その断面曲線が非円錐曲線から成り、且つ釣鐘形を有す
    る、 ことを特徴とするレフレクタ−。
  9. 【請求項9】 基準軸に直交する断面が楕円形状で、比
    較的長い放射源が基準軸と直交して配置されている、こ
    とを特徴とする請求項8記載のレフレクタ−。
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