JP3424915B2 - 反射鏡の製造方法および灯具 - Google Patents

反射鏡の製造方法および灯具

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    • Y10S359/00Optical: systems and elements
    • Y10S359/90Methods

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、反射鏡の製造方法
及び灯具に関し、特に光源から放射された光を所望の方
向に反射させて前方を照らす反射鏡の製造方法及び灯具
に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車用前照灯の配光設計では、所定の
配光領域を形成させるだけでなく、中心付近の十分な照
度と水平方向へのむらのない拡散を確保することが必要
不可欠である。この要請は、通常、前面レンズを配置し
たり、反射鏡面の形状を変化させ、光源から出射する光
線の反射もしくは屈折方向を制御することによって達成
される。
【0003】特に、近年の自動車用前照灯においては、
反射鏡面のみの効果によって所望の配光特性を得ること
が主流となっている。この場合、中心照度や拡散等の配
光上のすべての要求を満足させるような反射鏡面の形状
設計が必要となる。
【0004】反射鏡面の効果により所望の配光特性を得
ようとする発明が、特開昭62−193002号公報に
開示されている。この発明においては、鉛直断面が放物
線となり、水平断面が特定の曲線となる縦長矩形状の複
数の反射面を、水平方向に配列した複合反射面により所
定の配光特性を得ている。この場合、各縦長矩形状の反
射面が異なった形状の放物面であるため、明確な境界線
が現れる。
【0005】このような灯具においては、各反射面ごと
に所望の配光特性を満足するように設計しても、境界線
に起因する照度むらが生ずる。また、境界線で反射する
光線がグレア光となって照射される。そのため自車及び
対向車の双方の運転者に不快な印象を与える場合があ
る。
【0006】配光特性の均一性等を高めるため、反射鏡
をより細かな多数の反射領域に分割し、各反射領域毎に
配光特性を考慮して反射面の形状を設計する手法が採用
される場合もある。各反射領域の形状として、回転放物
面のみでなく放物柱面等を用いた複合反射鏡も提案され
(例えば特開平4−253101号、特開平9−306
220号)、実用化されている。
【0007】しかし、上述の反射鏡は、いずれも異なる
形状の放物面の集合からなる反射面を有する複合反射鏡
である。このため、各反射面同士の接合部には明確な境
界線が観視され、これらの境界に沿って段差が形成され
る場合もある。従って、これらの反射鏡は基本的にグレ
ア光の問題を有する。
【0008】車両用灯具に要求される配光特性を満足
し、かつ、反射鏡の水平断面形状において放物線以外の
連続曲面を有する反射鏡に関する発明が、特開平9−8
2106号公報に開示されている。
【0009】特開平9−82106号公報に開示された
反射鏡の反射面形状の設計方法について簡単に説明す
る。まず、水平面内に、双曲的な曲線部と楕円的な曲線
部とが、光軸から離れる方向に交互に繰り返される基準
曲線を決定する。基準曲線の各曲線部で反射した反射光
線が光軸に対してなす角度が、光軸寄りに位置する曲線
部ほど大きくなるような形状とする。
【0010】光源から発した光が基準曲線上の任意の点
で反射したときの反射光の光線ベクトルに平行な軸を有
し、反射点を通り、光源の位置を焦点とする仮想的な回
転放物面を考える。この回転放物面と、上記光線ベクト
ルを含む鉛直面との交線の集合体として反射面を構成す
る。
【0011】反射面の中心近傍の部分で反射した光線に
よって得られる投影面積の大きな光源像が、水平方向に
大きく拡散される。このため、配光パターンの水平方向
における端部寄りの部分の鉛直幅を十分確保することが
できる。反射面の周縁寄りの部分によって得られる投影
面積の小さな光源像が、配光パターンにおける中心部の
形成に寄与するように制御される。このため、反射面に
おける電球挿入用の孔に起因する照度不足を補うことが
できる。
【0012】一方、反射鏡の前方に配置する前面レンズ
に屈折方向変化の機能を殆ど設けないことになると、前
面レンズを通して反射鏡の形状が直接視認されることに
なる。そのため、前述した明確な境界線が視認され、意
匠上の面から好ましくない場合もある。特に、車両用灯
具として用いた場合には車体形状との関連により、大き
さや意匠上の制約が課せられる場合がある。これらの制
約と配光特性とを両立させつつ、境界線が明確に現れな
いような反射鏡を設計することは困難であった。
【0013】例えば、多数の放物面反射領域の集合から
なり、各反射領域間の接続部に段差が生ずることを前提
とした複合反射鏡の場合には、各反射面ごとの配光特性
を個別に考慮し、反射面の形状を設計することが可能で
ある。このため、意匠上の制約等から反射鏡の高さ等に
変更が加えられた場合でも、変更部分の反射領域を中心
に所望の配光特性が得られるように設計し直せば良く、
その変更作業は比較的容易である。
【0014】しかしながら、反射面に明確な境界線が現
れない反射鏡を設計する場合には、一部の反射領域の変
更が、隣接する反射領域の形状に影響する。具体的に
は、小さな反射領域毎に、それに隣接する反射領域との
境界における反射方向を勘案し、その反射方向と近似
し、かつ、反射面の接線の折れ角が小さくなるような条
件を満足するように反射領域を設計する。この作業は、
3次元的に考えて実施する必要がある。1つの反射領域
の形状変更が、隣接する反射領域の形状変更を伴うこと
になり、この形状変更が連鎖的に生ずる。結局、反射面
の全領域の形状の変更と配光特性の変化を生ずることに
なる。配光特性と意匠上の制約等の両方の要望を満足す
る反射鏡を得るために、幾度もの試行の繰り返しが必要
となり大変な時間と労力を要する。
【0015】特に、車両のすれ違いビーム用の灯具の反
射面を設計する場合には、ある高さよりも上方の領域に
は照明光を照射しないようにするカットオフ配光をスク
リーン上に規定することが必要になる。従来の方法によ
ると、反射領域ごとにカットオフ配光を満足するよう
に、多数の反射領域の形状を設計する。この場合、反射
鏡で反射した光線によるスクリーン上の照射領域が湾曲
し、その中心部が下がったバナナ形状となるのが常であ
った。
【0016】これは、反射鏡の形状が放物反射面形状を
基本としていることに起因する根本的なものであり、き
れいなカットオフ特性を得ることが難しかった。また、
バナナ形状の配光特性を有する灯具では、左右のつりあ
がり部分が対向車に対する幻惑光となり好ましくない。
光源の反射像をカットオフラインに整列させるために
は、各反射領域について光源の反射像を設計し、それら
を接続するという煩雑で非常に時間のかかる工程を必要
とする。例えば1つの反射鏡を100個程度の反射領域
を集めた複合反射面で構成する場合に、それらを滑らか
に接続するように各反射領域の形状を微調整するための
計算機シミュレーションを1回実施するだけで10時間
程度の時間を要する。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】上記した事情に鑑み、
より自由度の高い配光特性を実現することができる反射
鏡が望まれている。
【0018】本発明の目的は、所望の配光パターンを得
るのに適した反射鏡の製造方法及び灯具を提供すること
である。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明の一観点による
と、光源から放射された光を反射し、前方の空間を照ら
す反射鏡の製造方法であって、反射鏡の前方に仮想的な
仮想スクリーンを考えたとき、求めるべき反射面と前記
仮想スクリーンとを切断する基準平面と該反射面との交
線上の反射点の位置と、光源から放射され当該反射点で
反射した光線により前記仮想スクリーン上に写し出され
る前記光源の像の位置との対応関係により規定される配
光特性を規定する工程であって、反射点が、前記基準平
面と反射面との交線方向の第1の範囲内に位置するとき
には、当該反射点で反射した光線による前記光源の像
が、前記仮想スクリーン上において、前記基準平面と交
差する方向に、ある幅を持つような特性を有する配光特
性を規定する工程と、前記配光特性に基づいて、前記基
準平面内に、求めるべき反射面と該基準平面との交線に
一致もしくは近似するパス線を決定する工程と、前記パ
ス線上に離散的に分布する複数の抽出点の各々につい
て、前記配光特性に基づいて、各抽出点を通過し、求め
るべき反射面の形状に対応したプロファイル曲線を決定
する工程であって、該抽出点が前記第1の範囲内に位置
するときには、反射点が該プロファイル曲線上を移動す
るに従って、光源の像が前記配光特性に基づいて、前記
基準平面と交差する方向に移動するようなプロファイル
曲線を決定する工程と、前記抽出点ごとに決定されたプ
ロファイル曲線に基づいて、求めるべき反射面の形状を
決定する工程とを有し、前記基準平面をzx平面とし、
反射面がz軸の正の方向を向くxyz直交座標系を考
え、さらに前記仮想スクリーン上に、該仮想スクリーン
とzx面との交線で定義されるu軸、及び該仮想スクリ
ーンとyz面との交線で定義されるv軸からなるuv座
標を考えたとき、前記配光特性が、反射点のx座標と、
当該反射点で反射した光線による前記光源の像の位置を
表すu座標との対応関係を規定した第1の関係と、反射
点のx座標と、当該反射点で反射した光線による前記光
源の像の位置を表すv座標との対応関係を規定した第2
の関係とを含み、前記プロファイル曲線を決定する工程
が、反射点がプロファイル曲線上をzx面から遠ざかる
向きに移動すると、照射点もzx面から遠ざかる向きに
移動するような、プロファイル曲線の立ち上がり部分を
決定する工程と、反射点がプロ ファイル曲線上をさらに
zx面から遠ざかる向きに移動すると、照射点がzx面
に近づく向きに移動するような、プロファイル曲線の折
り返し部分を決定する工程とを含む反射鏡の製造方法が
提供される。
【0020】本発明の他の観点によると、光源と、前記
光源から放射された光を反射して前方の空間を照射する
反射鏡とを含み、前方をz軸の正の向きとするxyz直
交座標系を考えたとき、前記反射鏡の反射面に、x軸方
向拡散領域、y軸方向立ち上がり領域、及びy軸方向折
り返し領域が画定されており、前記x軸方向拡散領域に
おいては、反射点がx軸方向に移動すると照射点もx軸
方向に移動するが、反射点がy軸方向に移動しても照射
点のy座標は移動せず、前記y軸方向立ち上がり領域に
おいては、反射点がzx平面から遠ざかるに従って照射
点もzx平面から遠ざかり、前記y軸方向折り返し領域
においては、反射点がzx平面から遠ざかるに従って照
射点はzx平面に近づくように移動する灯具が提供され
る。
【0021】反射光をある一方向に拡散させるととも
に、この一方向と交わる他の方向のある範囲内にも反射
光を拡散させることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の実施例による反射鏡の製
造方法の説明を容易にするために、座標系を定義する。
【0023】図1は、座標系を説明するための斜視図で
ある。xyz直交座標系の原点Oに光源1が配置されて
いる。光源1は例えば電球のフィラメントである。電球
フィラメントは一般的にz軸を中心軸とする円柱状の形
状に近似して考えることができる。光源1の後方(z軸
の負の方向)に反射鏡10が配置されている。反射鏡1
0は、光源1から放射された光を反射し、前方(z軸の
正の方向)の空間を照らす。
【0024】反射鏡10に対向するように配置された仮
想スクリーン50を考える。仮想スクリーン50は、x
yz座標系の原点Oを中心とし、例えば半径10mの球
面の一部で構成される。なお、仮想スクリーン50の形
状は、照明すべき領域の形状に応じて任意に定めること
ができる。例えばz軸に垂直な平面としてもよいし、半
径25m程度の球面としてもよい。
【0025】仮想スクリーン50とzx平面との交線を
u軸とし、仮想スクリーン50とyz平面との交線をv
軸とする。u軸とv軸との交点(スクリーン原点)をQ
とする。z軸の正の方向を向くベクトルをx軸の負の方
向に傾けたときに、傾けられたベクトルと仮想スクリー
ン50との交点の移動する向きをu軸の正の向きとす
る。z軸の正の方向を向くベクトルをy軸の正の方向に
傾けたときに、傾けられたベクトルと仮想スクリーン5
0との交点の移動する向きをv軸の正の向きとする。
【0026】反射鏡10が自動車の前照灯である場合、
zx平面がほぼ水平になり、y軸が鉛直上向きになるよ
うに、xyz直交座標系をとる。このとき、自動車から
前方を見ると、u軸の正の向きが右(R)方向、負の向
きが左(L)方向、v軸の正の向きが上(U)方向、負
の向きが下(D)方向になる。以下、u座標の正の向き
を右向き、v座標の正の向きを上向きとして説明を進め
る。
【0027】仮想スクリーン50上の任意の点Pのu座
標Puは、(u,v)=(Pu,0)の点と原点Oとを
結ぶ直線OPuと、z軸とのなす角θにより規定され
る。点Pのv座標Pvは、直線OPuと直線OPとのな
す角φにより規定される。
【0028】図2は、図1に示す光源1から放射された
光線が、反射鏡10の反射面のある一点で反射し、仮想
スクリーン50上に投影された像5を示す。像5の中心
のu座標をIu、v座標をIvとする。u座標Iuに対
応する図1の角度θをCAH(control angle in horiz
ontal measure)と呼び、v座標Ivに対応する図1の
角度φをCAV(control angle in vertical measur
e)と呼ぶこととする。
【0029】本発明の実施例を説明する前に、本願発明
者らの先の提案による反射鏡の製造方法を説明する。
【0030】図3は、先の提案による反射鏡の製造工程
を示すフローチャートである。以下、図3のフローチャ
ートに基づいて、先の提案による反射鏡の製造方法を説
明する。ここでは、光源1を、xyz座標の原点に置か
れた点光源と仮定する。
【0031】ステップs1において、配光特性を決定す
る。ここで、配光特性とは、反射面上の反射点の位置
と、その位置で反射した反射光による投影像の位置との
関係を意味する。まず、原点Oを通る基準平面と求める
べき反射面との交線上の反射点の位置と、光源1から放
射され当該反射点で反射した光線による投影像5の位置
との対応関係を規定する。
【0032】反射鏡の水平方向の配光特性は、反射点の
座標と、仮想スクリーン50上の投影像5のu座標Iu
に対応するCAHとの関係により表現することができ
る。垂直方向の配光特性は、反射点の座標と、仮想スク
リーン50上の投影像5のv座標Ivに対応するCAV
との関係により表現することができる。例えば、基準平
面をzx平面(水平面)とし、反射点のx座標と、当該
反射点に対応するCAH及びCAVとの関係を規定す
る。
【0033】図4(A)は、反射点のx座標とCAHと
の関係の一例を示す。横軸は反射点のx座標を表し、縦
軸はCAHを表す。縦軸の上向きを左方向とする。図4
(A)に示すグラフは、原点を通過する。これは、x=
0の点で反射した反射光が、仮想スクリーン50上のu
=0の点に到達することを意味する。反射点がx軸の正
の向きに移動すると、投影像は徐々に左側に移動する。
【0034】x=xaのときにCAHが左方向の最大値
を示している。これは、x座標がxaの反射点で反射し
た反射光が、照射領域の左端近傍を照らすことを意味す
る。x座標がxaからxbの間では、反射点がx軸の正の
方向に移動するに従って、投影像が右方向に移動する。
x座標がxbの反射点で反射した反射光は、仮想スクリ
ーン50の原点(u=0の点)に到達する。x座標がx
bからxcの間の反射点で反射した反射光は、仮想スクリ
ーンの原点よりも右側の領域を照らす。
【0035】図4(A)では、反射面の水平方向の幅を
用いて反射光を左右に分散させる場合を示している。反
射点が反射面内を上下方向に移動した場合の反射光線の
進行方向については、何ら規定していない。
【0036】図4(B)は、反射点のx座標とCAVと
の関係の一例を示す。横軸は反射点のx座標を表し、縦
軸はCAVを表す。縦軸の上向きを仮想スクリーン50
の上方向とする。図4(B)は、反射面の全域にわたっ
て投影像5が仮想スクリーン50の原点の高さよりも下
に位置することを示している。図4(A)及び図4
(B)のグラフに示す曲線を制御曲線と呼ぶ。
【0037】図4(A)及び図4(B)では、基準平面
をzx平面としたが、反射面と仮想スクリーンとを切断
する他の仮想平面を基準平面としてもよい。一般的に
は、水平面から傾いた面を基準平面としてもよい。この
場合には、反射点の位置が、x座標のみではなく、x座
標とy座標とで特定される。
【0038】図3のステップs2において、反射鏡10
の水平断面形状(パス曲線)を決定する。以下、図5を
参照してパス曲線の決定方法について説明する。ステッ
プs1では、基準平面をzx平面とした。そのため、パ
ス曲線をzx平面内に作成する。基準平面を水平面から
傾いた面とした場合には、zx平面内ではなく傾いた基
準平面内にパス曲線を作成する。
【0039】図5に示すように、原点Oに光源1が配置
されている。光源1の中心F0が原点Oに一致する。ま
ず、zx平面内にパス曲線作成の開始点を決定する。図
5では、z軸上の、原点よりもやや後方の点B0を開始
点とする。この場合、開始点B0の位置は光源1の反射
鏡への取り付け位置に相当する。図4(A)に示すよう
に、x=0の位置における投影像のCAHは0である。
すなわち、点B0で反射した反射光による投影像I0は、
仮想スクリーン50の原点に写し出される。点F0から
放射した光が投影像I0上に到達するように、開始点B0
近傍に微少な反射面R0を形成する。反射面R0の法線ベ
クトルn0はz軸上に位置する。微少な反射面R0上のx
座標がx1となる点を、1番目の点B1とする。ここで、
1=Δxである。Δxは、例えば0.1mm程度とす
る。図4(A)から、x座標がx1のときのCAHがθ1
であることがわかる。
【0040】図5において、仮想スクリーン50上に直
線OI1とz軸とのなす角がθ1となるような点I1を定
める。図4(A)は、中心点F0から放射され点B1で反
射した反射光が、仮想スクリーン50上の点I1に到達
することを表している。従って、中心点F0から放射さ
れた光を点B1で反射させ、点I1に到達させるような微
少な反射面R1を画定する。反射面R1の法線ベクトルn
1は、直線B11と直線B10とで形成される角を二等
分する。
【0041】反射面R1上のx座標がx2となる点を、2
番目の点B2とする。ここで、x2−x1=Δxである。
この操作を繰り返し、3番目の点B3以降の点を求め
る。求められた点群B0、B1、B2・・をスプライン曲
線で曲線補間することにより、図4(A)に示す配光特
性を基にしたパス曲線が決定される。このようにして決
定されたパス曲線は、設計しようとする反射面とzx平
面との交線を表し、求めるべき反射面の概略形状を規定
する。図7にパス曲線3の一例を示す。なお、点群
0、B1、B2・・を曲線補間することなく、これらの
点を折れ曲がり点とする折れ線をパス曲線3の代わりと
してもよい。
【0042】図3のステップs3において、反射面の垂
直断面形状(プロファイル曲線群)を決定する。以下、
図6を参照してプロファイル曲線群の決定方法を説明す
る。ステップs2で決定したパス曲線3上に離散的に分
布する複数の抽出点を決定する。図6の点Cは、複数の
抽出点のうちの1つを示している。図4(A)及び図4
(B)に示す制御曲線から、抽出点Cに対応するCAH
およびCAVを求める。光源1から放射された光が抽出
点Cで反射し、その反射光により、抽出点Cに対応する
CAH及びCAVで規定される投影像を仮想スクリーン
50上に形成させればよい。例えば、光源1を第1焦点
とし、その投影像を第2焦点とし、抽出点Cを通る回転
楕円面を反射面とすればよい。
【0043】抽出点Cの座標値(x、y、z)=(C
x、0、Cz)を決め、その点をプロファイル端点とす
る。図4(A)及び図4(B)に示す制御曲線から、x
=CxのときのCAH及びCAVを求める。このCAH
及びCAVに相当する仮想スリーン上の点Dを求める。
光源1の中心F0 を第1焦点とし、点Dを第2焦点と
し、抽出点Cを通過する回転楕円面6を求める。なお、
図6においては、回転楕円面6を点C、点D及び点F0
を通る切断面で示している。
【0044】次に、直線CDを含み、y軸に平行な仮想
平面7を考える。仮想平面7と回転楕円面6との交線を
プロファイル曲線8とする。点Dの位置が光源1から遠
く離れている場合には、抽出点Cの近傍において回転楕
円面6を回転放物面に近似できる。この場合には、仮想
平面7を、直線F0 Dに平行な鉛直平面としてもよい。
ステップs2にて求めたパス曲線3上のすべての抽出
点、例えばステップs2と同じようにΔxを0.1mm
程度として抽出した点の各々についてプロファイル曲線
8を決定する。図7に複数のプロファイル曲線8の一例
を示す。
【0045】図3のステップs4において、すべてのプ
ロファイル曲線8を通過する区分多項式曲面(例えばス
プライン曲面)を求める。スプライン曲面の求め方は、
例えば、アドバンセズ イン インダストリアル エン
ジニアリング 第11巻 CAD/CAMのためのサー
フェスモデリング(ビョング K.チョイ著、エルゼビ
ア刊)(Advances in industrial Engineering Vol.11,
Surface Modeling for CAD/CAM (Edited by Byong K.C
hoi, published by Elsebier Science Publishers B.V.
1991))の第9章第9.4節に説明されている。
【0046】スプライン曲面は、汎用のCADにより容
易に求めることができる。また、他の曲面、例えばスプ
ライン曲面の一種であるベジエ曲面等の他の数学的手法
を用いた曲面により補間することもできる。
【0047】上述の先の提案により設計した反射面を有
する反射鏡は、図4(A)及び図4(B)に示した制御
曲線で示される配光特性に非常によく近似した特性を持
つ。
【0048】なお、制御曲線で規定される配光特性と実
際の配光特性とでは僅かなずれが生じる。これはパス曲
線を曲線補間により求め、プロファイル曲線を曲面補間
することにより反射面形状を求めたためである。しかし
ながら、プロファイル曲線を決定するための抽出点のピ
ッチを細かくすれば、制御曲線と殆ど一致した配光特性
を得ることができる。ハロゲン電球を用いた車両用灯具
の場合には、プロファイル曲線のピッチを1mm程度と
すると、10m前方の仮想スクリーンにおける実際の配
光特性は、設計の基礎となった制御曲線と良く一致す
る。
【0049】次に、本発明の実施例について説明する。
本発明の実施例による反射鏡の製造方法は、自動車前照
灯のすれ違い走行用の配光パターンを実現するのに適し
ている。
【0050】図8は、左側通行用の自動車前照灯に要求
される仮想スクリーン上の配光パターンを示す。水平な
u軸のやや下側に水平方向に拡散する水平拡散配光領域
60が配置されている。水平拡散配光領域60は、例え
ば上述の先の提案による反射鏡の製造方法を用いて形成
することができる。
【0051】先の提案では、光源を点光源と仮定した
が、現実の光源は一般的に円柱状に近似できる。光源が
点光源の場合には、その像は図4(B)に示すように垂
直方向の広がりを持たない。光源がある大きさを持つ場
合には、図1の原点O以外の点から出射した光により、
垂直方向にある広がりを持った領域が照明される。
【0052】図1において、円柱状の光源をz軸に平行
に配置し、その先端(仮想スクリーン50側の端部)を
原点Oに一致させると、反射面のうちy>0の領域で反
射した光は仮想スクリーン50のv<0の領域を照射す
る。このため、先の提案による方法を用いて反射面10
のy>0の領域の形状を決定する場合に、光源1の先端
を点光源の位置と仮定すると、図4(B)の制御曲線C
AVで規定される水平方向のカットオフラインからやや
下方までの水平拡散配光領域を照射することができる。
逆に、反射面10のy<0の領域の形状を決定する場合
には、光源1の後端点を点光源の位置と仮定すれば、同
様の水平拡散配光領域を照射することができる。
【0053】図8に戻って、仮想スクリーンの原点Qか
ら左上方に配光分布境界直線61が延在している。u軸
の負の方向(L方向)と配光分布境界直線61とのなす
角度αは、一般的に15°である。u軸の負の部分と配
光分布境界直線61との間に垂直拡散配光領域62が配
置される。なお、右側走行用の自動車前照灯の場合に
は、垂直拡散配光領域62がu軸の正の領域(R方向の
領域)に配置される。本実施例は、この垂直拡散配光領
域62を形成することを目的とする。
【0054】図9(A)及び(B)は、それぞれ垂直拡
散配光領域を形成するためのCAH及びCAVを表す制
御曲線を示す。図9(A)に示すように、反射面の両端
近傍部分(例えばx座標がx10からx12までの領域)に
L方向を照射する領域65を規定する。CAHは、x=
11の点で折れ曲がり、最大値を示している。なお、必
ずしもx軸方向の両端に配置する必要はなく、一方の端
部近傍にのみ配置してもよく、中心近傍に配置してもよ
い。
【0055】図9(B)に示すように、領域65に対応
する部分に、垂直方向に照明光を拡散させる領域66が
規定されている。CAVは、x=x11の点で折れ曲が
り、最大値を示している。これは、領域66に対応する
反射面で反射した光が、垂直方向に関してある範囲内に
拡散することを意味する。本実施例では、拡散光が、図
8に示す垂直拡散配光領域62を照射する場合を例にと
って説明する。
【0056】上述の先の提案の図3に示すステップs2
までと同様の工程を経て、パス曲線を求める。次に、垂
直拡散配光領域を実現するための反射面の垂直断面形状
を決定する工程について説明する。
【0057】図10(A)に示すように、パス曲線3上
の一つの抽出点Cに着目する。図9(A)に示すCAH
から、当該抽出点Cに対応する仮想スクリーン50上の
照射点Dを求める。直線CDとz軸との交点F2を求め
る。図10(A)は、交点F2が抽出点Cよりもz軸の
正の側に位置する場合を示している。図10(B)は、
直線CDがz軸に平行になり交点F2が求まらない場合
を示している。図10(C)は、交点F2が抽出点Cよ
りもz軸の負の側に位置する場合を示している。図10
(D)は、交点F2が光源の位置F0と一致する場合を示
している。
【0058】図10(A)の場合には、点光源F0と交
点F2とを焦点とし、抽出点Cを通る楕円からなる中間
曲線68を求める。図10(B)の場合には、点光源F
0を焦点とし、z軸を中心軸とし、抽出点Cを通る放物
線を中間曲線68とする。図10(C)の場合には、点
光源F0と交点F2とを焦点とし、抽出点Cを通過する双
曲線を中間曲線68とする。図10(D)の場合には、
点光源F0を中心とする円周を中間曲線68とする。
【0059】いずれの場合も、中間曲線68の、z軸を
中心とした回転面を中間曲面69とする。図10(A)
及び(D)の場合は、各回転曲面の性質から、点光源F
0から出射して中間曲面69で反射した反射光は、交点
2に到達する。図10(B)の場合には、反射光はz
軸に平行に進行する。図10(C)の場合には、反射光
は、交点F2を通過する直線に沿ってz軸から離れる向
きに進行する。
【0060】図11に示すように、z軸に垂直で、かつ
抽出点Cを通過する仮想平面E0を求める。中間曲面6
9と仮想平面E0との交線Gを求める。交線Gは、図1
0(A)〜(D)のいずれの場合も円周になる。交線G
上の点で反射した反射光の照射点の集合は、仮想スクリ
ーン上において照射点Dを通過する円周G’を形成す
る。
【0061】zx平面を、z軸を中心として、x軸の正
の領域が持ち上がる向きに角度αだけ傾ける。ここで、
角度αは、図8に示す配光分布境界直線61とu軸との
なす角αに相当する。zx平面を角度αだけ傾けた平面
(斜平面)と交線Gとの交点をC1とする。円弧CC
1を、抽出点Cにおけるプロファイル曲線とする。zx
平面を角度αだけ傾けた平面と円周G’との交点をD1
とする。反射点が、抽出点Cから交点C1までプロファ
イル曲線CC1に沿って移動すると、反射光の照射点
は、仮想スクリーン上で、点DからD1まで円弧DD1
沿って移動する。すなわち、反射点がzx平面から遠ざ
かるように移動すると、照射点もzx平面から遠ざかる
ように移動する。パス曲線上の全ての抽出点について、
プロファイル曲線を求める。
【0062】次に、反射光による照射点が、仮想スクリ
ーン上の点D1からu軸上の点まで戻るような反射面を
決定する工程を説明する。
【0063】図12に示すように、zx平面を角度αだ
け傾けた平面(斜平面)と仮想スクリーンとの交線70
を求める。交線70上に、点D2を定める。点D2は、図
11で求めた点D1よりも原点Qから離れており、かつ
点D2を中心とし点D1を通る円周71がu軸と交わる。
この交点をD3とする。
【0064】直線F02と直線C11との交点をF3
する。なお、点F0、C1、D1及びD 2は、すべてzx平
面を角度αだけ傾けた平面上に位置するため、直線F0
2と直線C11とは必ず一点で交わる。点F0とF3
を焦点とし、点C1を通過する回転楕円面73を決定す
る。点F0を通り、直線F02に直交する平面E1を求め
る。回転楕円面73と平面E1との交線は円周になる。
この円周上の反射点で反射した反射光は、焦点F3を通
過し、仮想スクリーン上の円周71上の点に到達する。
直線D33の延長と平面E1との交点をC2とする。交点
2は、回転楕円面73と平面E1との交線上に位置す
る。
【0065】円弧C12をプロファイル曲線とする。反
射点が点C1からC2まで円弧C12に沿って移動する
と、照射点は、仮想スクリーン上を、点D1からD3まで
円周71に沿って移動する。すなわち、反射点がzx平
面から遠ざかる向きに移動すると、照射点はzx平面に
近づく向きに移動する。全ての抽出点Cについて、上述
の工程を実施し、プロファイル曲線CC1及びC12
求める。
【0066】各抽出点Cに対して求められた複数のプロ
ファイル曲線CC1からスプライン曲面を求め、これを
反射面とする。同様に、各抽出点Cに対して求められた
複数のプロファイル曲線C12からスプライン曲面を求
め、これを反射面とする。
【0067】図13に、上記実施例により求められた反
射面の一例の正面図を示す。x座標がx10からx11まで
の複数の抽出点の各々について図11に示す工程で得ら
れた複数のプロファイル曲線から反射領域H11が決定さ
れる。x座標がx11からx12までの複数の抽出点の各々
について図11に示す工程で得られた複数のプロファイ
ル曲線から反射領域H12が決定される。ここで、x座標
10〜x12は、それぞれ図9に示すx座標x10〜x12
相当する。
【0068】反射領域H11及びH12内においては、反射
点が上方(y軸の正の方向)に移動するに従って、照射
点も上方(仮想クスリーンのv軸の正の方向)に移動す
る。このため、反射領域H11及びH12を立ち上がり領域
と呼ぶ。
【0069】立ち上がり領域H11及びH12の上方に、反
射領域H21及びH22が画定される。反射領域H21及びH
22は、図12に示す工程で決定された反射面である。反
射領域H21及びH22内においては、反射点が上方に移動
するに従って、照射点が下方に移動する。すなわち、元
の位置近傍まで戻る。このため、反射領域H21及びH 22
を折り返し領域と呼ぶ。
【0070】x座標がx10よりも中心より、及び折り返
し領域H21、H22よりも上方に、図1〜図6で説明した
先の提案による方法と同様の方法で、反射領域H00、H
01及びH02が画定されている。反射領域H00〜H02で反
射された反射光は、図8の水平拡散配光領域60を照射
する。
【0071】なお、上記説明では、立ち上がり領域H11
と反射領域H00との境界部分の反射面の決定方法につい
て触れていない。反射面H00のプロファイル曲線は、図
6に示すように、回転楕円面を仮想平面7で切断するこ
とにより決定される。これに対し、立ち上がり領域H11
は、図11に示すように、中間曲面69を平面E0で切
断することにより決定される。このように、両者を決定
するための切断面の向きが異なるため、反射面H00と立
ち上がり領域H11とが滑らかにつながらない。次に、図
14(A)を参照して、両者をほぼ滑らかに接続する反
射面H00’の決定方法について説明する。
【0072】図14(A)に示すように、パス曲線3上
の抽出点のうち水平拡散配光領域を照射する部分から垂
直拡散配光領域を照射する部分に切り替わる点、例えば
図9(A)及び(B)においてはx座標がx10の点C00
において、図6で説明した手順でプロファイル曲線を求
める。すなわち、点C00を通過する回転楕円面6を決定
し、仮想平面7と回転楕円面6との交線をプロファイル
曲線8とする。図14(A)の点C00は、図13の座標
(x00,0)の点C00に相当する。
【0073】次に、図11で説明した方法と同様に、z
x平面をz軸を中心として角度αだけ傾け、この傾けた
平面とプロファイル曲線8との交点C01を求める。図1
4(A)の交点C01は、図13において、反射面H00
立ち上がり領域H11との接する点C01に相当する。
【0074】図14(A)に戻って、点C01を通過しz
軸に平行な平面E0で回転楕円面6を切断する。この切
断線とzx面との交点C10を求める。図14(A)の交
点C 10は、図13において座標(x10,0)の点C10
相当する。回転楕円面6を平面7と平面E0とで切り取
った領域H00’が、図13における接続面H00’に相当
する。
【0075】図11で説明したように、立ち上がり領域
11のプロファイル曲線を決定するための切断面E
0は、図14(A)で説明した切断面E0と同様にz軸に
対して垂直である。このため、接続面H00’の、立ち上
がり領域H11側の境界線と、立ち上がり領域H11の、接
続面H00’側の境界線とがほぼ一致し、ずれ量が少なく
なり、段差がなくなる。これにより、立ち上がり領域H
11を接続面H00’にほぼ滑らかに接続することが可能に
なる。
【0076】図14(B)は、接続面H00’を考慮した
場合の制御曲線CAHを示す。x座標x00の位置からx
10まで、CAH=0の領域が形成されている。この部分
が、図13に示す接続面H00’(x座標がx00からx10
までの領域)に相当する。図14(B)に示すCAH=
0の領域の外側の位置(x=x10の点)は、予め決定す
ることができない。図14(A)で説明した工程を経て
点C10を求めることにより、x10を決定することができ
る。
【0077】点C10のx座標x10が決定すると、それよ
りも外側の垂直拡散配光領域用の制御曲線を決定するこ
とができる。
【0078】上記実施例では、図1のy>0の領域につ
いて、垂直拡散配光領域用の反射面の決定方法を説明し
たが、y<0の領域の垂直拡散配光領域用の反射面も同
様の方法により決定することができる。図1の仮想スク
リーン50の左上(u<0、v>0)に垂直拡散配光領
域を配置する場合には、反射面の正面から見て右上(x
>0、y>0)の領域及び左下(x<0、y<0)の領
域に、垂直拡散配光領域用の反射領域が配置される。
【0079】以上実施例に沿って本発明を説明したが、
本発明はこれらに制限されるものではない。例えば、種
々の変更、改良、組み合わせ等が可能なことは当業者に
自明であろう。
【0080】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
反射光をある方向に拡散させるとともに、その方向と交
わる他の方向のある範囲内にも拡散させることが可能な
反射鏡を作製することができる。この反射鏡の製造方法
を用いて、自動車前照灯のすれ違いビーム用の反射鏡を
製造する場合、水平方向から斜め上方へビームを拡散さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例及び先の提案による反射鏡の製造方法の
説明に用いる座標系を示す斜視図である。
【図2】仮想スクリーン上の像の位置の規定方法を示す
図である。
【図3】先の提案による反射鏡の反射面の形状を決定す
る工程を示すフローチャートである。
【図4】先の提案で与える制御曲線の一例を示すグラフ
である。
【図5】パス曲線の決定方法を説明するための図であ
る。
【図6】先の提案によるプロファイル曲線を決定する方
法を説明するための図である。
【図7】パス曲線及びプロファイル曲線の一例を示す線
図である。
【図8】自動車前照灯の配光パターンの一例を示すグラ
フである。
【図9】実施例で与える制御曲線の一例を示すグラフで
ある。
【図10】実施例による反射鏡の製造方法で用いる中間
曲面の決定方法を説明するための図である。
【図11】実施例による反射鏡の製造方法によるプロフ
ァイル曲線の立ち上がり部分の決定方法を説明するため
の斜視図である。
【図12】実施例による反射鏡の製造方法によるプロフ
ァイル曲線の折り返し部分の決定方法を説明するための
斜視図である。
【図13】実施例による方法で作製した反射鏡の反射面
の模式図である。
【図14】実施例による反射鏡の製造方法の、接続面の
決定方法を説明するための図、及び接続面を考慮した場
合の制御曲線を示すグラフである。
【符号の説明】
1 光源 3 パス曲線 5 光源の投影像 6 回転楕円面 7 仮想平面 8 プロファイル曲線 10 反射鏡 50 仮想スクリーン 60 水平拡散配光領域 61 配光分布境界直線 62 垂直拡散配光領域 65 両端近傍の領域 66 垂直方向に照明光を拡散する領域 69 中間曲面 70 交線 71 円周 73 回転楕円面
フロントページの続き (72)発明者 谷田 安 神奈川県横浜市青葉区荏田西1−3−1 スタンレー電気株式会社 技術研究所 内 (72)発明者 大和田 竜太郎 神奈川県横浜市青葉区荏田西1−3−1 スタンレー電気株式会社 技術研究所 内 (72)発明者 小池 輝夫 東京都目黒区中目黒2−9−13 スタン レー電気株式会社内 (72)発明者 大江 幸司 東京都目黒区中目黒2−9−13 スタン レー電気株式会社内 (72)発明者 保坂 正弘 東京都目黒区中目黒2−9−13 スタン レー電気株式会社内 (56)参考文献 特開 平9−82106(JP,A) 特開 平7−181309(JP,A) 特開 平7−105704(JP,A) 特開 平7−65604(JP,A) 特開 平7−45101(JP,A) 特開 昭59−201301(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 17/00 F21S 8/10 F21V 7/00

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源から放射された光を反射し、前方の
    空間を照らす反射鏡の製造方法であって、 反射鏡の前方に仮想的な仮想スクリーンを考えたとき、
    求めるべき反射面と前記仮想スクリーンとを切断する基
    準平面と該反射面との交線上の反射点の位置と、光源か
    ら放射され当該反射点で反射した光線により前記仮想ス
    クリーン上に写し出される前記光源の像の位置との対応
    関係により規定される配光特性を規定する工程であっ
    て、反射点が、前記基準平面と反射面との交線方向の第
    1の範囲内に位置するときには、当該反射点で反射した
    光線による前記光源の像が、前記仮想スクリーン上にお
    いて、前記基準平面と交差する方向に、ある幅を持つよ
    うな特性を有する配光特性を規定する工程と、 前記配光特性に基づいて、前記基準平面内に、求めるべ
    き反射面と該基準平面との交線に一致もしくは近似する
    パス線を決定する工程と、 前記パス線上に離散的に分布する複数の抽出点の各々に
    ついて、前記配光特性に基づいて、各抽出点を通過し、
    求めるべき反射面の形状に対応したプロファイル曲線を
    決定する工程であって、該抽出点が前記第1の範囲内に
    位置するときには、反射点が該プロファイル曲線上を移
    動するに従って、光源の像が前記配光特性に基づいて、
    前記基準平面と交差する方向に移動するようなプロファ
    イル曲線を決定する工程と、 前記抽出点ごとに決定されたプロファイル曲線に基づい
    て、求めるべき反射面の形状を決定する工程とを有し、 前記基準平面をzx平面とし、反射面がz軸の正の方向
    を向くxyz直交座標系を考え、さらに前記仮想スクリ
    ーン上に、該仮想スクリーンとzx面との交線で定義さ
    れるu軸、及び該仮想スクリーンとyz面との交線で定
    義されるv軸からなるuv座標を考えたとき、 前記配光特性が、 反射点のx座標と、当該反射点で反射した光線による前
    記光源の像の位置を表すu座標との対応関係を規定した
    第1の関係と、 反射点のx座標と、当該反射点で反射した光線による前
    記光源の像の位置を表すv座標との対応関係を規定した
    第2の関係とを含み、 前記プロファイル曲線を決定する工程が、 反射点がプロファイル曲線上をzx面から遠ざかる向き
    に移動すると、照射点もzx面から遠ざかる向きに移動
    するような、プロファイル曲線の立ち上がり部分を決定
    する工程と、 反射点がプロファイル曲線上をさらにzx面から遠ざか
    る向きに移動すると、照射点がzx面に近づく向きに移
    動するような、プロファイル曲線の折り返し部分を決定
    する工程とを含む 反射鏡の製造方法。
  2. 【請求項2】 反射点が前記第1の範囲外に位置すると
    き、前記配光特性で規定されるuv座標上の複数の点
    が、u軸とほぼ平行なカットオフライン上に集中して分
    布し、 反射点が前記第1の範囲内に位置するとき、前記配光特
    性で規定されているuv座標上の点が、v軸方向の第2
    の範囲内に分布する請求項に記載の反射鏡の製造方
    法。
  3. 【請求項3】 前記立ち上がり部分を決定する工程が、 前記抽出点が前記第1の範囲内にあり、前記基準平面内
    において、前記配光特性により規定された各抽出点に対
    応する仮想スクリーン上の照射点を求める第1のサブ工
    程と、 当該抽出点とそれに対応する照射点とを結ぶ直線とz軸
    との第1の交点を求める第2のサブ工程と、 前記第1の交点のz座標が当該抽出点のz座標よりも小
    さい場合には、前記光源の位置を第1の焦点とし、前記
    第1の交点を第2の焦点とし、当該抽出点を通過する回
    転双曲面からなり、前記第1の交点のz座標が当該抽出
    点のz座標よりも大きい場合には、前記光源の位置を第
    1の焦点とし、前記第1の交点を第2の焦点とし、当該
    抽出点を通過する回転楕円面からなり、前記第1の交点
    が光源の位置と一致する場合には、光源の位置を中心と
    し、当該抽出点を通過する球面からなり、当該抽出点と
    それに対応する照射点とを結ぶ直線がz軸と平行である
    場合には、光源の位置を焦点とし、z軸を中心軸とし、
    当該抽出点を通過する回転放物面からなる中間曲面を求
    める第3のサブ工程と、 前記中間曲面に基づいて前記プロファイル曲線を決定す
    る第4のサブ工程とを含む請求項に記載の反射鏡の製
    造方法。
  4. 【請求項4】 前記第4のサブ工程において、各抽出点
    を通過し、z軸に垂直な平面と、前記中間曲面との交線
    からプロファイル曲線の立ち上がり部を求める請求項
    に記載の反射鏡の製造方法。
  5. 【請求項5】 反射点が前記第1の範囲内に位置すると
    きの照射点が、前記仮想スクリーン上において、v軸の
    正または負の一方の部分と、uv座標の原点を通りv軸
    と第1の角度で交わる配光分布境界直線との間の領域に
    分布し、 前記立ち上がり部を求める工程において、各抽出点を通
    過し、z軸に垂直な平面と、前記中間曲面との交線のう
    ち、zx平面と、z軸及び前記配光分布境界直線を含む
    斜平面とで切り取られた部分を立ち上がり部とする請求
    に記載の反射鏡の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記折り返し部を決定する工程が、 前記配光分布境界直線上であって、前記立ち上がり部
    の、前記斜平面側の端点で反射した光線の照射点よりも
    uv座標の原点から遠い第1の点を決定する工程と、 前記立ち上がり部の前記斜平面側の端点と当該端点で反
    射した光線の照射点とを結ぶ直線と、前記光源と前記第
    1の点とを結ぶ直線との交点を第1の焦点とし、前記光
    源の位置を第2の焦点とし、前記立ち上がり部の前記斜
    平面側の端点を通過する回転楕円面に基づいて前記折り
    返し部を決定する工程とを含む請求項に記載の反射鏡
    の製造方法。
  7. 【請求項7】 光源と、 前記光源から放射された光を反射して前方の空間を照射
    する反射鏡とを含み、 前方をz軸の正の向きとするxyz直交座標系を考えた
    とき、前記反射鏡の反射面に、x軸方向拡散領域、y軸
    方向立ち上がり領域、及びy軸方向折り返し領域が画定
    されており、前記x軸方向拡散領域においては、反射点
    がx軸方向に移動すると照射点もx軸方向に移動する
    が、反射点がy軸方向に移動しても照射点のy座標は移
    動せず、前記y軸方向立ち上がり領域においては、反射
    点がzx平面から遠ざかるに従って照射点もzx平面か
    ら遠ざかり、前記y軸方向折り返し領域においては、反
    射点がzx平面から遠ざかるに従って照射点はzx平面
    に近づくように移動する灯具。
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