JPH06119708A - 光ディスク装置およびその応用装置 - Google Patents

光ディスク装置およびその応用装置

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JPH06119708A
JPH06119708A JP26508992A JP26508992A JPH06119708A JP H06119708 A JPH06119708 A JP H06119708A JP 26508992 A JP26508992 A JP 26508992A JP 26508992 A JP26508992 A JP 26508992A JP H06119708 A JPH06119708 A JP H06119708A
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optical disk
spindle motor
circuit
power consumption
switch
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JP26508992A
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Yoshihiro Okawa
純弘 大川
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 必要に応じて、最大消費電力を制限する。 【構成】 電力消費が最大になるスピンドルモータ11
の回転開始時、および一定回転から制動される時におい
て、スピンドルモータ11へ供給される電流信号i1の
値を制限するために、マイクロコンピュータ26の制御
によりスイッチ25を切り替えて、可変利得増幅回路2
8の利得を小さくしている。利得を小さくすることで、
電流信号i1の値が制限される。これによって、最大消
費電力が、例えば、半分の値に制限できる。このよう
に、スピンドルモータ11の回転立ち上がり時および
(または)回転立ち下がり時における消費電力を可変に
することが可能になり、電源容量、冷却条件の異なる種
々のシステムに対して光ディスク装置の接続が容易にな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスク装置および
その光ディスク装置が外部記憶装置として使用される光
ディスク応用装置に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、光磁気ドライブなどの光ディスク
装置においては、ディスクを回転させるスピンドルモー
タの回転立ち上がり時及び回転立ち下がり時に電力消費
が最大になる。例えば、ディスクの一定回転時に比較し
て、それら回転の立ち上がり時および立ち下がり時には
消費電力が約10倍程度になる。
【0003】そこで、光ディスク装置が組み込まれたシ
ステム、例えば、ジュークボックスまたはディスクオー
トチェンジャでは、予め、上記最大の消費電力に応じた
電源設計がなされており、電源に余裕が持たせてある。
このように設計しておくことにより、光ディスクのスピ
ンドルモータを能力最大まで動作させて、システムの立
ち上がり時間および立ち下がり時間、いわゆる次曲の演
奏開始までの時間ができるだけ短くなるようにしてい
る。
【0004】なお、このようなシステムでは、冷却装置
も強力であり、組み込まれる光ディスク装置の消費電力
および発熱が問題になることはない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、例えば、パ
ーソナルコンピュータ(以下、必要に応じてパソコンと
いう)に接続して光ディスク装置を外部装置として使用
する場合、その光ディスク装置には、パソコン本体の電
源から電力が供給される。
【0006】その場合、パソコン本体の電源容量および
発熱の面から、光ディスク装置の消費電力はできるだけ
小さいことが望ましい。
【0007】本発明はこのような課題に鑑みてなされた
ものであり、必要に応じて、最大消費電力を制限するこ
とのできる光ディスク装置およびその応用装置を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明光ディスク装置
は、例えば、図1に示すように、光ディスク10を回転
させるスピンドルモータ11と、そのスピンドルモータ
11を駆動する駆動回路27と、その駆動回路27に接
続されるスイッチ25とを備え、スイッチ25を切り替
えることにより、スピンドルモータ11の回転立ち上が
り時および(または)回転立ち下がり時におけるスピン
ドルモータ11への駆動回路27からの駆動出力i1を
可変して、消費電力を可変するようにしたものである。
【0009】本発明光ディスク応用装置は、光ディスク
装置が記憶装置として接続される光ディスク応用装置に
おいて、上記光ディスク装置側にスピンドルモータの回
転立ち上がり時および(または)回転立ち下がり時にお
ける上記スピンドルモータへの駆動出力を可変して消費
電力を可変する消費電力可変回路を設け、上記光ディス
ク応用装置本体側に上記消費電力可変回路の制御回路を
設け、上記光ディスク応用装置本体側の所定の動作に対
応して上記制御回路が動作して、上記光ディスク装置側
の消費電力可変回路の動作を制御するようにしたもので
ある。
【0010】
【作用】本発明光ディスク装置によれば、スピンドルモ
ータ11を駆動する駆動回路27にスイッチ25を接続
し、このスイッチ25を切り替えることにより、駆動回
路27からスピンドルモータ11への駆動出力i1を可
変して消費電力を可変するようにしている。
【0011】このため、スピンドルモータ11の回転立
ち上がり時および(または)回転立ち下がり時における
消費電力を可変にすることが可能になり、電源容量、冷
却条件の異なる種々のシステムに対して光ディスク装置
の接続が容易になる。
【0012】また、本発明光ディスクの応用装置によれ
ば、光ディスク装置側にスピンドルモータの回転立ち上
がり時および(または)回転立ち下がり時における上記
スピンドルモータへの駆動出力を可変して消費電力を可
変する消費電力可変回路を設け、上記光ディスク応用装
置本体側に上記消費電力可変回路の制御回路を設けてい
る。
【0013】このため、光ディスク装置のアクセス時の
前後におけるスピンドルモータの回転立ち上がり時およ
び(または)回転立ち下がり時におけるスピンドルモー
タへの駆動出力を制限することにより、光ディスク応用
装置本体側の電源条件を緩和することができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明光ディスク装置およびその応用
装置の一実施例について図面を参照して説明する。図1
は本発明光ディスク装置の一実施例の構成を示してい
る。図1において、10は、光磁気ディスクなどの光デ
ィスクであり、この光ディスク10は、スピンドルモー
タ11によって回転される。
【0015】光ディスク10に対面して光ピックアップ
12が配置される。光ピックアップ12を構成するレー
ザダイオード(図示していない)がレーザ駆動回路16
によって駆動されることで、光ピックアップ12は、光
ディスク10にレーザ光を照射する。その反射光が光ピ
ックアップ12によって電気信号に変換されてRF回路
13およびサーボ回路14に供給される。
【0016】RF回路13は、光ピックアップ12から
供給される電気信号であるRF信号からクロックとデー
タとを再生してコントローラ15に供給する。
【0017】一方、スピンドルモータ11の回転は、ス
ピンドルサーボ回路20によって制御される。
【0018】そのスピンドルモータ11の回転数は回転
数検出回路21によって回転数に対応する電圧信号に変
換される。その電圧信号が比較電圧Vcがとして、誤差
電圧発生回路22において、マイクロコンピュータ26
から供給される基準電圧Vrと比較され、誤差電圧が位
相補償回路23に供給される。
【0019】位相補償回路23は、スピンドルサーボ回
路20とスピンドルモータ11によって形成されるサー
ボループが安定になるような位相補償を行う。位相補償
回路23の出力電圧信号e1が演算増幅器24を有する
可変利得増幅回路28に供給される。
【0020】可変利得増幅回路28は、演算増幅器24
以外に、抵抗値がR1である入力抵抗器41と、抵抗値
がR3である帰還抵抗器43と、抵抗値がR2である帰
還抵抗器42と、この帰還抵抗器42に直列に接続され
る1回路2接点の電子的なスイッチ25とを備えてい
る。
【0021】スイッチ25は、可動接点25aと2つの
固定接点25b,25cとを備えている。固定接点25
cは無接続である。スイッチ25の可動接点25aは、
マイクロコンピュータ26からの制御信号S1およびマ
イクロコンピュータ26とスイッチ25との間に挿入さ
れたモード切替スイッチ27によって切り替えられる。
【0022】モード切替スイッチ27の可動接点27a
と固定接点27bとが接続されていて、制御信号S1の
レベルが「1」の場合には、スイッチ25が閉じられて
抵抗器42と抵抗器43とが並列接続され、レベルが
「0」の場合には、スイッチ25が開かれて可変利得増
幅回路28の帰還抵抗器が抵抗器43だけになる。
【0023】なお、モード切替スイッチ27が接地され
ているとき、すなわち、可動接点27aとグラウンドに
接続されている固定接点27cとが接続されているとき
には、スイッチ25が開かれた状態のままになってお
り、このモードを最大電力モードという。モード切替ス
イッチ27がマイクロコンピュータ26側に接続されて
いるときを電力制限モードという。
【0024】可変利得増幅回路24の出力電圧信号e2
は駆動回路を構成する電流増幅回路27によって電流信
号i1に変換されてスピンドルモータ11に供給され
る。スピンドルサーボ回路20は、スピンドルモータ1
1の回転が一定回転になるようにする。ここで、電流増
幅回路27の出力形式は、そのブロック内に図示してい
るように、パワートランジスタのコンプリメンタリー出
力になっている。スピンドルモータ11の回転数は、マ
イクロコンピュータ26から誤差電圧発生回路22に供
給される基準電圧Vrの大きさによって決定される。
【0025】マイクロコンピュータ26は、制御信号S
1によりスイッチ25の切り替え制御(この場合には、
開閉制御)を行うとともに、サーボ回路14、レーザ駆
動回路16の状態の監視および制御を行い、かつコント
ローラ15と通信を行う。なお、モード切替スイッチ2
7は、手動で切り替えてもよくマイクロコンピュータ2
6によって切り替えてもよい。コントローラ15によっ
て切り替えるようにしてもよい。モード切替スイッチ2
7は、マイクロコンピュータ26内に格納されるプログ
ラムに代替してもよい。
【0026】コントローラ15は、SCSIインタフェ
ースなどを介して図示しないホストコンピュータに接続
される。
【0027】次に上記実施例の動作について説明する。
【0028】まず、最大電力モード(スイッチ27が接
地されてスイッチ25が開かれたモード)について説明
する。
【0029】コントローラ15から開始命令が発行され
ると、マイクロコンピュータ26は、サーボ回路14に
所定の基準電圧Vrを供給する。この基準電圧Vrの供
給により、スピンドルサーボ回路20の動作が開始され
て、スピンドルモータ11の回転数がある程度増加した
後、レーザ駆動回路16により光ピックアップ12中の
レーザダイオードが発光されてレーザ光が光ディスク1
0に照射される。なお、スピンドルモータ11の回転数
増加は、その増加特性を予め測定しておいて、マイクロ
コンピュータ26内のROM(図示していない)に格納
しておき、マイクロコンピュータ26中の計時回路(図
示していない)により間接的に検出してもよく(この実
施例の場合)、または回転数検出回路21の出力である
比較電圧Vcをマイクロコンピュータ26で監視するよ
うにしてもよく、もしくはスピンドルモータ11の回転
軸に同軸的に取り付けられている回転センサ(図示して
いない)のパルス信号をマイクロコンピュータ26で単
位時間計数するようにしてもよい。
【0030】そして、マイクロコンピュータ26は、サ
ーボ回路14を通じて光ピックアップ12に対して周知
のサーボ制御(いわゆるトラッキングサーボとフォーカ
スサーボ)を行う。そのサーボがかかった状態におい
て、コントローラ15の制御の基にRF回路13におい
て、光ピックアップ12により光ディスク10から読み
出されたRF信号に基づいてクロックとデータの再生が
行われる。
【0031】一方、コントローラ15から停止命令が発
行されると、マイクロコンピュータ26は、サーボ回路
14を制御してサーボ動作を中止した後、レーザ駆動回
路16を通じてレーザダイオードの発光を停止させる。
その後、基準電圧Vrを、ゼロ値にしてスピンドルモー
タ11の回転を停止させる。
【0032】ここで、スピンドルモータ11の回転立ち
上がり時において、スピンドルモータ11の回転数をゼ
ロ値から所定の一定値にするまでの時間(以下、必要に
応じて立ち上がり時間という)およびスピンドルモータ
11の回転数を所定の一定値からゼロ値にするまでの時
間(以下、必要に応じて立ち下がり時間という)をでき
るだけ短くするためには、スピンドルモータ11を最大
能力で駆動することが必要である。
【0033】図2Aは、最大電力モード、すなわち、回
転立ち上がり時などに消費電力を制限しない場合(後に
説明する数2の場合)の消費電力の変化特性50を表し
ている。この例では、電源電圧として+12Vを利用し
ており、立ち上がり時間TR1は、TR1≒1秒である
ことが分かる。その間の消費電流は約1Aである。な
お、立ち上がり時間TR1の経過後には、消費電力は約
1/10になる(消費電流は約0.1Aである)。
【0034】この最大電力モードでは、回転立ち上がり
時などにおいて、光ディスク装置全体の消費電力と発熱
とが最大になる。なお、消費電力の大部分は、電流増幅
回路27とスピンドルモータ11および図示しない電源
トランスなどを含む電源回路によって消費される。発熱
もほぼ消費電力に比例して発生する。
【0035】そこで、図1においては、可変利得増幅回
路28とスイッ25とマイクロコンピュータ26からの
制御信号S1によりスピンドルモータ11の回転立ち上
がり時と回転立ち下がり時において電流増幅回路27か
らスピンドルモータ11に供給される電流信号i1の電
流値を、可変利得増幅回路28の利得を可変すること
で、可変できるようにしている。すなわち、マイクロコ
ンピュータ26とスイッチ27と可変利得増幅回路28
とによって消費電力可変回路を形成している。
【0036】次に、可変利得増幅回路28の利得を可変
する電力制限モードについて説明する。この場合、スイ
ッチ27はマイクロコンピュータ26側に接続される。
【0037】この電力制限モードにおいては、スピンド
ルモータ11の回転立ち上がり時と回転立ち下がり時に
おいて、マイクロコンピュータ26からスイッチ25に
供給される制御信号S1のレベルを「1」にして、可動
接点25aと固定接点25bとを接続する。
【0038】したがって、この場合には、可変利得増幅
回路28の利得G1は、数1に示すように小さくされ
る。なお、回転立ち上がり時と立ち下がり時以外の時に
は、制御信号S1のレベルが「0」にもどってスイッチ
25が開かれるので、利得G2は、数2に示すように大
きくなる。利得G2を大きくすることで、例えば、光デ
ィスク10のアクセス時(読み書き時など)において、
スピンドルモータ11のいわゆるスピンドルサーボを高
速に行うことができる。なお、スピンドルモータ11の
回転が一定回転になるまでの立ち上がり時間および一定
回転数から停止(または停止に近い回転数)になるまで
の回転立ち下がり時間は、予め測定しておいてマイクロ
コンピュータ26中の計時回路により間接的に検出して
もよく(この実施例の場合)、または回転数検出回路2
1の出力である比較電圧Vcをマイクロコンピュータ2
6で監視するようにしてもよく、もしくはスピンドルモ
ータ11の回転軸に同軸的に取り付けられている回転セ
ンサ(図示していない)のパルス信号をマイクロコンピ
ュータ26で単位時間計数するようにしてもよい。
【0039】
【数1】G1=R2・R3/R1(R2+R3)
【0040】
【数2】G2=R3/R1
【0041】図2Bは、立ち上がり時などに消費電力を
制限した場合(スイッチ25が「閉」で数2の場合)の
消費電力の特性51を、図2Aに対応して示している。
このように消費電力を制限した場合には、立ち上がり時
間は、立ち上がり時間TR2≒2秒と約2倍になるもの
の、その間の消費電力は、約半分に減少する(消費電流
としては、0.5A)。なお、立ち下がり時間TR2経
過後には、消費電力は図2Aと同じ0.1Aになる。
【0042】このように上記した実施例によれば、スピ
ンドルモータ11を駆動する駆動回路を構成する可変利
得増幅回路28に利得切り替え用のスイッチ25を接続
し、このスイッチ25を切り替えることにより、電流増
幅回路27からスピンドルモータ11への電流信号i1
の出力を可変して消費電力を可変するようにしている。
【0043】このため、スピンドルモータ11の回転立
ち上がり時および(または)回転立ち下がり時における
消費電力を可変にすることが可能になり、電源容量、冷
却条件の異なる種々のシステムに対して光ディスク装置
の接続が容易になる。
【0044】さらに具体的に説明すると、光磁気ディス
クなどの光ディスク装置を外部記憶装置として、パーソ
ナルコンピュータに接続する場合、光ディスク装置に
は、パーソナルコンピュータ本体の電源から電力が供給
されるが、通常、例えば、ディスクトップのパーソナル
コンピュータの外部用電源は、例えば、+12V電源で
1〜2A程度の小容量であり、その電源容量および発熱
の面からできるだけ電力消費を小さくする必要がある。
また、このようなシステムにおいては、スピンドルモー
タ11の立ち上がり時間および立ち下がり時間(停止時
間)は、ジュークボックスなどのシステムに比較してそ
れほどには問題にならない。
【0045】したがって、そのようなパーソナルコンピ
ュータに接続する場合には、スイッチ27をマイクロコ
ンピュータ26側に接続してマイクロコンピュータ26
の出力制御信号S1のレベルを制御することにより、立
ち上がり時および立ち下がり時における消費電力を制限
するようにする。
【0046】一方、例えば、ジュークボックスまたはオ
ートチェンジャ等のシステムのように電源に余裕があ
り、冷却装置も強力である装置に接続する(組み込む)
場合には、スイッチ27を接地しておくかまたはマイク
ロコンピュータ26の制御信号S1を常時「0」レベル
(スイッチ27が存在しない場合)にしておき、スイッ
チ25が開放して可変利得増幅回路28の利得が最大、
したがって、スピンドルモータ11が能力最大で動作さ
せられるようにすればよい。
【0047】図3は、光ディスク装置が外部記憶装置と
して接続された本発明光ディスク応用装置の実施例の構
成を示している。図3において、51は、図1に示す光
ディスク装置の構成を含む光磁気ドライブであり、この
光磁気ドライブ51は、コンピュータ装置52のコンピ
ュータ本体53に通信ケーブル54を通じて接続されて
いる。この通信ケーブル54を通じてコンピュータ本体
53と信号の送受が行われる。
【0048】また、光磁気ドライブ51の電源ケーブル
55がコンピュータ装置53の図示しないサービスコン
セントに差し込まれる。光磁気ドライブ51には、サー
ビスコンセントを通じて電力が供給される。なお、モー
ド切替スイッチ27(図1参照)は、予めマイクロコン
ピュータ26側に接続しておく。
【0049】コンピュータ装置52は、コンピュータ本
体53以外にモニタ57およびキーボードなどの入力装
置58を備えている。
【0050】図3例においては、光磁気ドライブ51内
のコントローラ15(図1参照)とコンピュータ本体5
3内の制御回路(図示していない)とが接続され、コン
ピュータ装置本体53、すなわち上記制御回路から光磁
気ドライブ51の立ち上げ命令が発行された場合、その
命令はコントローラ15に供給されるとともに、そのコ
ントローラ15を通じてマイクロコンピュータ26に供
給される。
【0051】この場合、マイクロコンピュータ26は、
制御信号S1のレベルを制御して、上記した立ち上がり
時及び立ち下がり時における電力制限動作を行うことに
より、その立ち上がり時及び立ち下がり時における電力
消費は、図2Bに示したようになり、コンピュータ本体
53から電源ケーブル55を通じて光磁気ドライブ51
に供給される電源電流が制限されることになる。
【0052】このように制御することにより、光磁気ド
ライブ51を接続しても光ディスク応用装置を構成する
コンピュータ装置52の外部電源容量仕様を超える心配
が全くなくなる。
【0053】このように図3例によれば、コンピュータ
本体53から光磁気ドライブ51のスピンドルモータ1
1の回転を立ち上げる際、または回転を立ち下げる際、
その光磁気ドライブ51のスピンドルモータ11の回転
立ち上がり時および立ち下がり時に、光磁気ドライブ5
1内の設けられた可変利得増幅回路28とスイッチ25
とを有する消費電力可変回路を電力制限側で動作させて
いるので、コンピュータ装置52の電源条件を緩和、言
い換えれると、通常市販のディスクトップコンピュータ
などにそのまま光磁気ドライブを接続することができ
る。
【0054】図4は本発明光ディスク装置の他の実施例
の構成を示している。なお、図4において、図1に示し
たものと対応するものには同一の符号を付けその詳細な
説明を省略する。
【0055】図4例においては、図1例に比較してスピ
ンドルサーボ回路20の構成がスピンドルサーボ回路6
5に変更されている。さらに詳しく言えば、可変利得増
幅回路28の構成が変更されている。すなわち、位相補
償回路23の出力側にスイッチ66が設けられ、そのス
イッチ66の反対側に利得が固定の増幅回路67が設け
られている。そして可変利得増幅回路28の可変利得動
作を行わせるためにスイッチ66とパルス発生回路68
と負入力オア回路69とが新たに設けられている。
【0056】スイッチ66は、出力制御信号S2のレベ
ルの応じて切り替えられる。出力制御信号S2のレベル
は、パルス発生回路68の出力とマイクロコンピュータ
26の出力である制御信号S1との負入力オア回路69
の出力レベルである。
【0057】スイッチ66は、負入力オア回路69の出
力制御信号S2がレベル「1」のときには、抵抗器41
が位相補償回路23側に接続されるように切り替えら
れ、レベル「0」のときにはグラウンドに接続されるよ
うに切り替えられる。
【0058】パルス発生回路68は、スピンドルモータ
11の回転立ち上がり時間および立ち下り時間に比較し
て短い周期の繰り返しパルス信号を発生する発振回路で
ある。
【0059】このように構成される図4例では、電力制
限モード(スイッチ27がマイクロコンピュータ26に
接続されるモード)において、光ディスク10の回転立
ち上がり時および回転立ち下がり時において、一定期
間、マイクロコンピュータ26からの制御信号S1がレ
ベル「1」になるので、その場合には、パルス発生回路
68の出力信号が負入力オア回路69で反転されて出力
されてスイッチ66に供給される。したがって、制御信
号S1のレベルが「1」の期間には、制御信号S2のレ
ベルは「1」「0」が繰り返されて、スイッチ66が位
相補償回路23側またはグラウンド側に切り替えられ
る。
【0060】したがって、この場合には、電力増幅回路
27から出力される電流信号i2に対応する消費電流は
図2Cに示すようになり、断続的に流れるようになる。
したがって、平均電力は、図2Bと同様になり、消費電
力が制限される。なお、スピンドルモータ11の回転数
を一定値に保持するための通常動作中においては、マイ
クロコンピュータ26からの制御信号S1は「0」レベ
ルになっているので、抵抗器41が位相補償回路23側
に接続されたままになっていることは上記図1例で説明
したのと同様である。
【0061】この図4例においては、パルス発生回路6
8と負入力オア回路69とスイッチ66とで消費電力可
変回路が形成されている。
【0062】このように図4例によれば、スピンドルモ
ータ11に供給される電流i2が、スピンドル11の回
転の立ち上がり時と立ち下がり時において、断続的に供
給されるようになるので、それら回転の立ち上がり時と
立ち下がり時において消費電力を制限することができ
る。このため、必要に応じてスイッチ27を切り替えて
消費電力可変回路を動作させることで、電源容量、冷却
条件の異なる種々のシステムに対して光ディスク装置の
接続が容易になる。
【0063】なお、この図4例に示した光ディスク装置
を図3例の光磁気ドライブ51として組み込むことも可
能である。
【0064】また、本発明は上記の実施例に限らず本発
明の要旨を逸脱することなく種々の構成を採り得ること
はもちろんである。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、本発明光ディスク
装置によれば、スピンドルモータを駆動する駆動回路に
スイッチを接続し、このスイッチを切り替えることによ
り、駆動回路からスピンドルモータへの駆動出力を可変
して消費電力を可変するようにしている。
【0066】このため、スピンドルモータの回転立ち上
がり時および(または)回転立ち下がり時における消費
電力を可変にすることが可能になり、電源容量、冷却条
件の異なる種々のシステムに対して光ディスク装置の接
続が容易になる。
【0067】また、本発明光ディスクの応用装置によれ
ば、光ディスク装置側にスピンドルモータの回転立ち上
がり時および(または)回転立ち下がり時における上記
スピンドルモータへの駆動出力を可変して消費電力を可
変する消費電力可変回路を設け、上記光ディスク応用装
置本体側に上記消費電力可変回路の制御回路を設けてい
る。
【0068】このため、光ディスク装置のアクセス時の
前後におけるスピンドルモータの回転立ち上がり時およ
び(または)回転立ち下がり時におけるスピンドルモー
タへの駆動出力を制限することにより、光ディスク応用
装置本体側の電源条件を緩和することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明光ディスク装置の一実施例の構成を示す
ブロック図である。
【図2】Aは図1例および図4例の動作説明に供される
線図である。Bは図1例の動作説明に供される線図であ
る。Cは図4例の動作説明に供される線図である。
【図3】本発明光ディスク応用装置の一実施例の構成を
示す線図である。
【図4】本発明光ディスク装置の他の実施例の構成を示
すブロック図である。
【符号の説明】
10 光ディスク 11 スピンドルモータ 20 スピンドルサーボ回路 25 スイッチ 28 可変利得増幅回路 51 光磁気ドライブ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ディスクを回転させるスピンドルモー
    タと、 このスピンドルモータを駆動する駆動回路と、 この駆動回路に接続されるスイッチとを備え、 上記スイッチを切り替えることにより、上記スピンドル
    モータの回転立ち上がり時および(または)回転立ち下
    がり時における上記スピンドルモータへの上記駆動回路
    からの駆動出力を可変して、消費電力を可変にするよう
    にしたことを特徴とする光ディスク装置。
  2. 【請求項2】 上記スイッチの切り替えにより、上記ス
    ピンドルモータに供給される上記駆動出力の電流値が可
    変されるようにしたことを特徴とする請求項1記載の光
    ディスク装置。
  3. 【請求項3】 上記スイッチの切り替えにより、上記ス
    ピンドルモータに供給される上記駆動出力の電流が断続
    的に供給されるようにしたことを特徴とする請求項1記
    載の光ディスク装置。
  4. 【請求項4】 光ディスク装置が記憶装置として接続さ
    れる光ディスク応用装置において、 上記光ディスク装置側にスピンドルモータの回転立ち上
    がり時および(または)回転立ち下がり時における上記
    スピンドルモータへの駆動出力を可変して消費電力を可
    変する消費電力可変回路を設け、 上記光ディスク応用装置本体側に上記消費電力可変回路
    の制御回路を設け、 上記光ディスク応用装置本体側の上記制御回路の動作に
    より、上記光ディスク装置側の消費電力可変回路の動作
    を制御するようにしたことを特徴とする光ディスク応用
    装置。
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