JPH0611957Y2 - 荷積み又は荷降し用渡り板 - Google Patents

荷積み又は荷降し用渡り板

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JPH0611957Y2
JPH0611957Y2 JP18585586U JP18585586U JPH0611957Y2 JP H0611957 Y2 JPH0611957 Y2 JP H0611957Y2 JP 18585586 U JP18585586 U JP 18585586U JP 18585586 U JP18585586 U JP 18585586U JP H0611957 Y2 JPH0611957 Y2 JP H0611957Y2
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Japan
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plate
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unloading
crossing
platform
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道雄 粟野
彰 大倉
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はプラットホームと車両の荷台との間に掛け渡れ
れて荷積み又は荷降しに供される渡り板の改良に関する
ものである。
従来の技術 この種の渡り板は格納位置と使用位置との間を手動操作
又は自動操作で回動動作するようになっている。
これら渡り板は「荷役と機械」1986年6月号P.19
〜23、小林車両製作所カタログ「コーハンデッキボー
ド」、ヤスヰ産業株式会社カタログ「トップレベラー」
に記載されるように手動によるときはカムやリンク機構
を介在させコイルスプリングの引張力を利用して該渡り
板の定姿勢を保つようになっており、また自動によると
きはさらに油圧シリンダ又は電動シリンダ等を備え該油
圧シリンダの作動で回動動作するようになっている。
考案が解決しようとする問題点 しかしながら、上記自動式のものは設備費が嵩み、保守
点検にも手間がかかるという欠点がある。
また手動式のものは一般のコイルスプリングの性質から
渡り板のストロークが大きくなると共にコイルスプリン
グの推力が大きくなることから大きな力を要する。従っ
て作業性が悪くなっている。またカム,リンク機構を必
要とするので、それだけ構造が複雑になっている。
問題点を解決するための手段 本考案は上記問題点を解決するため、プラットホームに
回動可能に設置され車両の荷台との間に掛け渡される荷
積み又は荷降し用渡り板において、該渡り板の回動支点
に対し、渡り板と反対側に該渡り板の自重と釣り合うバ
ランス手段が設けられており、該渡り板の前端下部とそ
の直下の地上側の定点とが該渡り板を常時下方へ付勢す
る定荷重ぜんまいばねで連結された構成を採用してい
る。
作用 荷積み又は荷降しを行なう際、予め作業者が渡り板に手
を掛けて又はストッパ機構を利用して渡り板をやや斜め
上方に傾けておく。
そこへ車両の荷台が接近し、所定位置に停止した後、作
業者がストッパ機構の解除等を行い渡り板を開放する。
この操作により渡り板は定荷重ぜんまいばねにより下方
に引張られ、その先端部が荷台の上面に当って停止す
る。
荷台は荷物の増減、フォークリフト等の移動によって浮
き沈みするが、定荷重ぜんまいばねの作用で渡り板はそ
の荷台の動きに追従し、常時荷台上面に接する。
荷役作業が終了すると、作業者は渡り板を持って上方へ
押し上げる。その際渡り板はバランスウエイト等のバン
ランス手段により回動支点を中心に釣り合っているの
で、また渡り板を下方に引くのは定荷重ぜんまいばねで
あるので、無理なく小さな力で渡り板は上方に回動し、
荷台から離れることとなる。
実施例 次に各種実施例をもって本考案を説明する。
実施例1 第1図及び第2図において符号1はプラットホームを示
し、符号2はプラットホーム1に向かって後退し停止し
たコンテナ車3の荷台を示している。
車両3の停止位置はプラットホーム1に対して定位置と
なっており、その位置を規制するため地上にストッパ4
が設置されている。
コンテナ車3はこのストッパ4に接触して停止すること
になる。
上記プラットホーム1とストッパ4との間に渡り板5が
設置され、該渡り板5はプラットホーム1の先端箇所に
位置する回動支点たる回動軸6に支持されている。
渡り板5の下部には上記回動軸6に対し、渡り板と反対
側の後方に伸び、プラットホーム1の下の空洞7内に入
るフレーム8が固着され、該フレーム8の先端に渡り板
5の自重と釣り合うバランスウエイト9が設けられてい
る。
このため、渡り板5はわずかの力を加えることにより回
動軸6を中心に回動することになる。
なお、回動軸6は第2図及び第3図で示されるように地
上に設置された左右2基のフレーム10の上端のピロー
ブロック11に支持されている。
上記渡り板5の前端12の下部と上記ストッパ4の中間
部とは定荷重ぜんまいばね13で連結されている。
定荷重ぜんまいばね13は材料の全長にわたって一定の
曲率で巻き込まれた長尺の板バネ14であり、第4図で
示されるように軸15を有するブッシング16に巻き付
けられている。
従って板バネ14を引き出すとブッシング16が軸15
のまわりを回転し、一定の巻き込み出力が得られる。
また、板バネ14は、第5図で示されるように、その幅
方向に一定の曲率で湾曲している。このため、ブッシン
グ16から引き出されるとその引き出された部分は直線
状になる。
この定荷重ぜんまいばね13は第2図及び第3図で示さ
れるように、その軸15がストッパ4に固定されたブラ
ケット17に支持され、また板バネ14の先端が渡り板
5の前端下部にボルト18で固定されることにより配置
されている。
定荷重ぜんまいばね13及びブラケット17等は渡り板
5の幅方向に沿って3基設けられている。
これにより渡り板5は、上記のごとく板バネ14が一定
の戻り力たる巻き込み力を生ずるので、常時ほぼ一定の
力で下方へ付勢されることとなる。
上記渡り板5の一方の側縁には第3図で示されるように
取手19が固着され、また該取手19の近傍にはストッ
パピン20が設置されている。
ストッパピン20は渡り板5のストッパ機構の操作部を
構成し、渡り板5の下部に固着された垂下板21に対し
直角に付設されている。ここに、符号22はストッパピ
ン20を垂下板21に摺動自在に支えるブラケットであ
り、符号23はストッパピン20を常時一方向に付勢す
るコイルスプリングである。
ストッパピン20の先端は垂下板21を貫通し、コイル
スプリング23によって常時背後から先端25が常時垂
下板21から突出するよう付勢されている。
上記ストッパピン20の先端25は渡り板5が回動する
際弧を描くが、この軌跡に沿って案内板24が設置され
ている。
案内板24は車両のストッパ4のフレームに固着されて
おり、その一面にてストッパピン20の先端25と常時
接触し、また上端にはストッパピン20の先端25と係
合する孔26が設けられている。
このため、第1図及び第2図のごとく渡り板5が鎖線位
置まで回動したときストッパピン20の先端25が案内
板24の孔26と係合し、渡り板5はこの傾斜した姿勢
を保つことになる。そして、ストッパピン20を引いて
その先端25を孔26から引き出すと渡り板5はストッ
パ機構による規制を解かれ回動可能となる。その回動の
際ストッパピン20の先端25は案内板24の一面に沿
って摺動する。
以上のような渡り板5を荷積み又は荷降しに使用するに
は、第1図のごとくコンテナ車3が停止した後ストッパ
ピン20を外方へ引く。これにより渡り板は定荷重ぜん
まいばね13に引かれて回動軸6のまわりを下方へ回動
する。そしてその先端12が荷台2の上面に接して実線
位置に停止する。
このようにして渡された渡り板5の上を荷物27を積ん
だフォークリフト車28が移動するが、このフォークリ
フト車28の移動、積荷の量の変化等により荷台2の高
さが常時変動する。しかし、定荷重ぜんまいばね13が
渡り板5を常時一定の力で下方に引張っていることか
ら、渡り板5の先端12は荷台2に追従して動く。
荷役作業を終えると、作業者が取手19を持ち渡り板5
を上方へ持ち上げる。渡り板5はバランスウエイト9と
釣り合っており、また定荷重ぜんまいばね13により引
張られているのみであるからさして大きな力を要するこ
となく上方へ回動する。通常のコイルスプリングであれ
ば渡り板5が上方へ向うにつれ加えるべき力は大きくな
るが、定荷重ぜんまいばね13によって引張られている
ので、加えるべき力の大きさは当初と余り変らない。
そして渡り板5はストッパピン20の先端が案内板24
の孔26に入ることにより元の位置に停止する。
実施例2 第6図は本考案の第2実施例を示し、図中第2図と同一
符号のものは第1実施例におけると同一部材である。
この場合、前記バランスウエイトに代えてバランス用の
定荷重ぜんまいばね27が設けられている。
このバランス用定荷重ぜんまいばね27は前記定荷重ぜ
んまいばね13と基本構成は同じで板バネ28、軸29
等を備え、板バネ28はボルト30によりフレーム8に
固定される。しかし、軸29は地上側に固定設置され、
また板バネ28の出力は前記バランスウエイト9の重量
と同程度に設定されている。
このようにバランスウエイト9に代えて定荷重ぜんまい
ばね27を用いることにより、全体の軽量化がなされ、
また施工性、保全性の向上がなされ、全体としてコスト
低減がなされる。
考案の効果 本考案は以上のようにバランス手段、定荷重ぜんまいば
ね等を備えるのみで駆動用の油圧装置、リンク機構等を
備えないので構造は簡単である。したがって、低コスト
で作ることができ、故障率も低く、メンテナンスも格別
必要としない。
また、渡り板を定荷重ぜんまいばねで引張っているの
で、渡り板が荷台に過大な力で押し付けられることがな
いばかりでなく、荷扱い解除に際し渡り板を格納位置た
る上方へ押し上げる時もさしたる力を加えずとも最上位
まで手で上げることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は本考案に係る荷積み又は荷降し用
渡り板の一実施例を示し、第1図は該渡り板をプラット
ホーム、コンテナ車、フォークリフトと共に示す側面
図、第2図は該渡り板をさらに詳しく示す側面図、第3
図は左右の位置を異にした半断面図、第4図は定荷重ぜ
んまいばねの斜視図、第5図は第4図のV−V線断面
図、第6図は本考案の第2実施例を示す第2図と同様な
側面図である。 1:プラットホーム、2:荷台、5:渡り板、6:回動
軸、9:バランスウエイト、13:定荷重ぜんまいば
ね、14:板バネ、15:軸、16:ブッシング、2
0:ストッパピン、27:バランス用定荷重ぜんまいば
ね。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】プラットホームに回動可能に設置され車両
    の荷台との間に掛け渡される荷積み又は荷降し用渡り板
    において、該渡り板の回動支点に対し、渡り板と反対側
    に該渡り板の自重と釣り合うバランス手段が設けられて
    おり、該渡り板の前端下部と、その直下の地上側の定点
    とが該渡り板を常時下方へ付勢する定荷重ぜんまいばね
    で連結されていることを特徴とする荷積み又は荷降し用
    渡り板。
JP18585586U 1986-12-02 1986-12-02 荷積み又は荷降し用渡り板 Expired - Lifetime JPH0611957Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS6390625U JPS6390625U (ja) 1988-06-13
JPH0611957Y2 true JPH0611957Y2 (ja) 1994-03-30

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