JPH06119186A - マイクロコンピュータ - Google Patents
マイクロコンピュータInfo
- Publication number
- JPH06119186A JPH06119186A JP26571892A JP26571892A JPH06119186A JP H06119186 A JPH06119186 A JP H06119186A JP 26571892 A JP26571892 A JP 26571892A JP 26571892 A JP26571892 A JP 26571892A JP H06119186 A JPH06119186 A JP H06119186A
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- JP
- Japan
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- register
- interrupt
- task
- interrupt control
- interruption
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 マイクロコンピュータの割込み制御回路に複
数(n個)の割込み制御用レジスタからなる第1の専用
レジスタ群を設けるとともに、例えば各タスクの先頭ア
ドレスを設定可能な第2の専用レジスタ群とこの第2の
専用レジスタ群に設定されたアドレスとプログラムカウ
ンタの値とを比較してタスクの切換えを検出する手段を
設け、タスクが切り換わったなら参照する割込み制御用
レジスタも切り換えるようにした。 【効果】 タスクの切り換えの際にハードウェアにより
自動的に受付け可能な割込みが変更され、ソフトウェア
によって割込み制御用レジスタを書き換えることなく割
込みの変更が可能となり、これによってシステムのスル
ープットが向上される。
数(n個)の割込み制御用レジスタからなる第1の専用
レジスタ群を設けるとともに、例えば各タスクの先頭ア
ドレスを設定可能な第2の専用レジスタ群とこの第2の
専用レジスタ群に設定されたアドレスとプログラムカウ
ンタの値とを比較してタスクの切換えを検出する手段を
設け、タスクが切り換わったなら参照する割込み制御用
レジスタも切り換えるようにした。 【効果】 タスクの切り換えの際にハードウェアにより
自動的に受付け可能な割込みが変更され、ソフトウェア
によって割込み制御用レジスタを書き換えることなく割
込みの変更が可能となり、これによってシステムのスル
ープットが向上される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、データ処理システム
における割込み制御方式に適用して特に有効な技術に関
し、例えばマルチタスク処理を行なうように構成された
マイクロコンピュータシステムにおける割込みの受付け
方式に利用して有効な技術に関する。
における割込み制御方式に適用して特に有効な技術に関
し、例えばマルチタスク処理を行なうように構成された
マイクロコンピュータシステムにおける割込みの受付け
方式に利用して有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のマイクロコンピュータにおける各
周辺装置からの割込み要求の受付け方式としては、マイ
クロコンピュータ内に割込みマスク用のレジスタを設
け、マスクのかかっている割込みに関しては割込み要求
を受け付けないように構成されていた。さらに、マスク
のかけられていない割込みに関しては、専用のレジスタ
に設定された割込み優先順位に従って、優先度の高い割
込みを受け付けるように構成されている(日本電気株式
会社1991年発行、「μPD7801Xシリーズユー
ザーズ・マニュアル,IEU−780」第36頁,第2
61〜283頁、あるいは株式会社日立製作所1988
年発行、「H8/532ハードウェアマニュアル」第3
版,第27,28頁,第91〜106頁参照)。
周辺装置からの割込み要求の受付け方式としては、マイ
クロコンピュータ内に割込みマスク用のレジスタを設
け、マスクのかかっている割込みに関しては割込み要求
を受け付けないように構成されていた。さらに、マスク
のかけられていない割込みに関しては、専用のレジスタ
に設定された割込み優先順位に従って、優先度の高い割
込みを受け付けるように構成されている(日本電気株式
会社1991年発行、「μPD7801Xシリーズユー
ザーズ・マニュアル,IEU−780」第36頁,第2
61〜283頁、あるいは株式会社日立製作所1988
年発行、「H8/532ハードウェアマニュアル」第3
版,第27,28頁,第91〜106頁参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た技術には、次のような問題のあることが本発明者らに
よってあきらかとされた。すなわち、マルチタスク処理
を行なうように構成されたマイクロコンピュータシステ
ムにおいて、各タスクごとに受付け可能な割込みを切り
換えることができるようにするには、タスクの切換えご
とにソフトウェアによって割込み制御用のレジスタの内
容を書き換える必要がある。そのため、タスクの切換え
際のプログラムのステップ数が多くなり、システムのス
ループットが低下するというものである。
た技術には、次のような問題のあることが本発明者らに
よってあきらかとされた。すなわち、マルチタスク処理
を行なうように構成されたマイクロコンピュータシステ
ムにおいて、各タスクごとに受付け可能な割込みを切り
換えることができるようにするには、タスクの切換えご
とにソフトウェアによって割込み制御用のレジスタの内
容を書き換える必要がある。そのため、タスクの切換え
際のプログラムのステップ数が多くなり、システムのス
ループットが低下するというものである。
【0004】この発明の目的は、マルチタスク処理を行
なうように構成されたマイクロコンピュータシステムに
おいて、タスクの切り換えの際にソフトウェアによらず
自動的に受付け可能な割込みが変更されるようにして、
システムのスループットの向上を図ることにある。この
発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴につい
ては、本明細書の記述および添附図面から明らかになる
であろう。
なうように構成されたマイクロコンピュータシステムに
おいて、タスクの切り換えの際にソフトウェアによらず
自動的に受付け可能な割込みが変更されるようにして、
システムのスループットの向上を図ることにある。この
発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴につい
ては、本明細書の記述および添附図面から明らかになる
であろう。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を説明すれば、下記のと
おりである。すなわち、マイクロコンピュータの割込み
制御回路に複数(n個)の割込み制御用レジスタからな
る第1の専用レジスタ群を設けるとともに、例えば各タ
スクの先頭アドレスを設定可能な第2の専用レジスタ群
とこの第2の専用レジスタ群に設定されたアドレスとプ
ログラムカウンタの値とを比較してタスクの切換えを検
出する手段を設け、タスクが切り換わったなら参照する
割込み制御用レジスタも切り換えるようにしたものであ
る。
発明のうち代表的なものの概要を説明すれば、下記のと
おりである。すなわち、マイクロコンピュータの割込み
制御回路に複数(n個)の割込み制御用レジスタからな
る第1の専用レジスタ群を設けるとともに、例えば各タ
スクの先頭アドレスを設定可能な第2の専用レジスタ群
とこの第2の専用レジスタ群に設定されたアドレスとプ
ログラムカウンタの値とを比較してタスクの切換えを検
出する手段を設け、タスクが切り換わったなら参照する
割込み制御用レジスタも切り換えるようにしたものであ
る。
【0006】
【作用】上記した手段によれば、予め第1の専用レジス
タ群を構成する割込み制御用レジスタに各タスクに応じ
た割込み制御情報を設定しておくとともに、第2の専用
レジスタ群には各タスクの先頭アドレスをそれぞれ設定
しておけば、タスクの切り換えの際にハードウェアによ
り自動的に受付け可能な割込みが変更されるため、ソフ
トウェアによって割込み制御用レジスタを書き換えるこ
となく実行するタスクに応じて割込みの変更が可能とな
り、これによってシステムのスループットを向上させる
ことができる。
タ群を構成する割込み制御用レジスタに各タスクに応じ
た割込み制御情報を設定しておくとともに、第2の専用
レジスタ群には各タスクの先頭アドレスをそれぞれ設定
しておけば、タスクの切り換えの際にハードウェアによ
り自動的に受付け可能な割込みが変更されるため、ソフ
トウェアによって割込み制御用レジスタを書き換えるこ
となく実行するタスクに応じて割込みの変更が可能とな
り、これによってシステムのスループットを向上させる
ことができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を図面に基づい
て説明する。図1には、本発明に係る割込み制御方式を
適用したマイクロコンピュータ内部の割込みコントロー
ラの一実施例が示されている。
て説明する。図1には、本発明に係る割込み制御方式を
適用したマイクロコンピュータ内部の割込みコントロー
ラの一実施例が示されている。
【0008】この実施例の割込みコントローラ10は、
複数(n個)の割込み制御用レジスタR0,R1,R2
……Rnからなる第1の専用レジスタ群11と、図2に
示されているような各タスクプログラムの先頭アドレス
AD0,AD1,AD2〜ADnを設定可能なアドレス
レジスタJ0,J1,J2……Jnからなる第2の専用
レジスタ群12と、上記アドレスレジスタJ0,J1,
J2……Jnに設定されたアドレスとプログラムカウン
タの値とを比較してタスクの切換えを検出する比較回路
13と、検出されたタスクに対応された割込み制御用レ
ジスタRiの内容を保持するイネーブルレジスタ14
と、このイネーブルレジスタ14に転送された制御情報
に基づいてマイクロプロセッサCPUに対する割込み要
求およびベクタ番号を発生する割込み発生回路15とを
備えている。
複数(n個)の割込み制御用レジスタR0,R1,R2
……Rnからなる第1の専用レジスタ群11と、図2に
示されているような各タスクプログラムの先頭アドレス
AD0,AD1,AD2〜ADnを設定可能なアドレス
レジスタJ0,J1,J2……Jnからなる第2の専用
レジスタ群12と、上記アドレスレジスタJ0,J1,
J2……Jnに設定されたアドレスとプログラムカウン
タの値とを比較してタスクの切換えを検出する比較回路
13と、検出されたタスクに対応された割込み制御用レ
ジスタRiの内容を保持するイネーブルレジスタ14
と、このイネーブルレジスタ14に転送された制御情報
に基づいてマイクロプロセッサCPUに対する割込み要
求およびベクタ番号を発生する割込み発生回路15とを
備えている。
【0009】上記イネーブルレジスタ14には、各割込
み制御用レジスタR0,R1,R2……Rnに対応して
設けられた選択選択スイッチSW10,SW11,SW
12〜SW1nを介していずれかの制御用レジスタRi
の内容(割込み制御情報)が転送されるように構成され
ている。特に制限されないが、上記第2の専用レジスタ
群12を構成するアドレスレジスタJ0,J1,J2…
…Jnの内容は、互いにタイミングの異なるクロックφ
0,φ1,φ2〜φnによってオンされる選択スイッチ
SW0,SW1,SW2〜SWnを介して順番に上記比
較回路13に供給され、プログラムカウンタの値と比較
され、一致したときに比較回路13からハイレベルの検
出信号が出力される。
み制御用レジスタR0,R1,R2……Rnに対応して
設けられた選択選択スイッチSW10,SW11,SW
12〜SW1nを介していずれかの制御用レジスタRi
の内容(割込み制御情報)が転送されるように構成され
ている。特に制限されないが、上記第2の専用レジスタ
群12を構成するアドレスレジスタJ0,J1,J2…
…Jnの内容は、互いにタイミングの異なるクロックφ
0,φ1,φ2〜φnによってオンされる選択スイッチ
SW0,SW1,SW2〜SWnを介して順番に上記比
較回路13に供給され、プログラムカウンタの値と比較
され、一致したときに比較回路13からハイレベルの検
出信号が出力される。
【0010】上記比較回路13の出力信号は、各割込み
制御用レジスタR0,R1,R2……Rnに対応して設
けられ互いにタイミングの異なるクロックφ0,φ1,
φ2〜φnが一方の入力端子に入力されているアンドゲ
ートG0,G1,G2〜Gnに供給され、このアンドゲ
ートGiの出力が上記選択選択スイッチSW10,SW
11,SW12〜SW1nのゲート制御端子に供給され
ている。また、上記割込み制御用レジスタR0,R1,
R2……Rnには、内部バス20を介してマイクロプロ
セッサCPUが任意の割込み制御情報を書き込むことが
でき、アドレスレジスタJ0,J1,J2……Jnに
は、内部バス20を介してタスクの先頭アドレスを書き
込むことができるようにされている。
制御用レジスタR0,R1,R2……Rnに対応して設
けられ互いにタイミングの異なるクロックφ0,φ1,
φ2〜φnが一方の入力端子に入力されているアンドゲ
ートG0,G1,G2〜Gnに供給され、このアンドゲ
ートGiの出力が上記選択選択スイッチSW10,SW
11,SW12〜SW1nのゲート制御端子に供給され
ている。また、上記割込み制御用レジスタR0,R1,
R2……Rnには、内部バス20を介してマイクロプロ
セッサCPUが任意の割込み制御情報を書き込むことが
でき、アドレスレジスタJ0,J1,J2……Jnに
は、内部バス20を介してタスクの先頭アドレスを書き
込むことができるようにされている。
【0011】この実施例の割込みコントローラは、クロ
ックφ0,φ1,φ2〜φnによって選択スイッチSW
0,SW1,SW2〜SWnが順番にオンされるとその
内容(各タスクの先頭アドレス)が比較回路13に供給
される。そして、プログラムカウンタの値と比較され、
一致したときすなわち実行プログラムが各タスクの先頭
アドレスを通過したときに比較回路13の出力がハイレ
ベルに変化し、さらにクロックφiとの論理積をとるア
ンドゲートGiの出力がハイレベルに変化してスイッチ
SW1iがオンされる。その結果、アドレスレジスタJ
iに対応された割込み制御用レジスタRiの内容がイネ
ーブルレジスタ14に転送される。
ックφ0,φ1,φ2〜φnによって選択スイッチSW
0,SW1,SW2〜SWnが順番にオンされるとその
内容(各タスクの先頭アドレス)が比較回路13に供給
される。そして、プログラムカウンタの値と比較され、
一致したときすなわち実行プログラムが各タスクの先頭
アドレスを通過したときに比較回路13の出力がハイレ
ベルに変化し、さらにクロックφiとの論理積をとるア
ンドゲートGiの出力がハイレベルに変化してスイッチ
SW1iがオンされる。その結果、アドレスレジスタJ
iに対応された割込み制御用レジスタRiの内容がイネ
ーブルレジスタ14に転送される。
【0012】そして、割込み発生回路15に対して割込
み信号IRQが入力されたときに、上記イネーブルレジ
スタ14の内容を参照してマイクロプロセッサCPUに
対する割込み要求を発生する。割込み制御用レジスタR
0,R1,R2……Rnは、それぞれ割込み信号IRQ
の種類に対応した数のビット群からなり、各ビットに
“1”を設定しておくと対応する割込みが受付け可能に
され、ゼロを設定しておくとマスクがかけられて割込み
が受付けられないようにされる。割込み発生回路14内
には、割込みの優先順位を設定するレジスタが設けられ
ており、その優先順位に従って割込みを受け付けるよう
になっている。ただし、上記割込み制御用レジスタR
0,R1,R2……Rnに割込みマスク情報と共に優先
順位を示す情報を併せて設定できるように構成しておい
て、割込み発生回路14がイネーブルレジスタの内容を
参照して、割込みの受付けの可否および優先順位を判定
してマイクロプロセッサCPUに対する割込み要求を発
生するように構成しても良い。
み信号IRQが入力されたときに、上記イネーブルレジ
スタ14の内容を参照してマイクロプロセッサCPUに
対する割込み要求を発生する。割込み制御用レジスタR
0,R1,R2……Rnは、それぞれ割込み信号IRQ
の種類に対応した数のビット群からなり、各ビットに
“1”を設定しておくと対応する割込みが受付け可能に
され、ゼロを設定しておくとマスクがかけられて割込み
が受付けられないようにされる。割込み発生回路14内
には、割込みの優先順位を設定するレジスタが設けられ
ており、その優先順位に従って割込みを受け付けるよう
になっている。ただし、上記割込み制御用レジスタR
0,R1,R2……Rnに割込みマスク情報と共に優先
順位を示す情報を併せて設定できるように構成しておい
て、割込み発生回路14がイネーブルレジスタの内容を
参照して、割込みの受付けの可否および優先順位を判定
してマイクロプロセッサCPUに対する割込み要求を発
生するように構成しても良い。
【0013】以上説明したように上記実施例は、マイク
ロコンピュータの割込み制御回路に複数(n個)の割込
み制御用レジスタからなる第1の専用レジスタ群を設け
るとともに、例えば各タスクの先頭アドレスを設定可能
な第2の専用レジスタ群とこの第2の専用レジスタ群に
設定されたアドレスとプログラムカウンタの値とを比較
してタスクの切換えを検出する手段を設け、タスクが切
り換わったなら参照する割込み制御用レジスタも切り換
えるようにしたので、予め第1の専用レジスタ群を構成
する割込み制御用レジスタに各タスクに応じた割込み制
御情報を設定しておくとともに、第2の専用レジスタ群
には各タスクの先頭アドレスをそれぞれ設定しておけ
ば、タスクの切り換えの際にハードウェアにより自動的
に受付け可能な割込みが変更されるという作用により、
ソフトウェアによって割込み制御用レジスタを書き換え
ることなく割込みの変更が可能となり、これによってシ
ステムのスループットが向上されるという効果がある。
ロコンピュータの割込み制御回路に複数(n個)の割込
み制御用レジスタからなる第1の専用レジスタ群を設け
るとともに、例えば各タスクの先頭アドレスを設定可能
な第2の専用レジスタ群とこの第2の専用レジスタ群に
設定されたアドレスとプログラムカウンタの値とを比較
してタスクの切換えを検出する手段を設け、タスクが切
り換わったなら参照する割込み制御用レジスタも切り換
えるようにしたので、予め第1の専用レジスタ群を構成
する割込み制御用レジスタに各タスクに応じた割込み制
御情報を設定しておくとともに、第2の専用レジスタ群
には各タスクの先頭アドレスをそれぞれ設定しておけ
ば、タスクの切り換えの際にハードウェアにより自動的
に受付け可能な割込みが変更されるという作用により、
ソフトウェアによって割込み制御用レジスタを書き換え
ることなく割込みの変更が可能となり、これによってシ
ステムのスループットが向上されるという効果がある。
【0014】以上本発明者によってなされた発明を実施
例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施例に
限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で
種々変更可能であることはいうまでもない。例えば上記
実施例では、各タスクの先頭アドレスとプログラムカウ
ンタの値とを比較する比較器を一つだけ設け、スイッチ
で比較する先頭アドレスを順番に比較器に供給するよう
にしたが、専用レジスタの数だけ比較器を設け、同時に
比較できるように構成しても良い。
例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施例に
限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で
種々変更可能であることはいうまでもない。例えば上記
実施例では、各タスクの先頭アドレスとプログラムカウ
ンタの値とを比較する比較器を一つだけ設け、スイッチ
で比較する先頭アドレスを順番に比較器に供給するよう
にしたが、専用レジスタの数だけ比較器を設け、同時に
比較できるように構成しても良い。
【0015】以上の説明では主として本発明者によって
なされた発明をその背景となった利用分野であるマイク
ロコンピュータに適用した場合について説明したが、こ
の発明はそれに限定されるものでなく、通信制御装置そ
の他割込み制御機能を制御装置一般に利用することがで
きる。
なされた発明をその背景となった利用分野であるマイク
ロコンピュータに適用した場合について説明したが、こ
の発明はそれに限定されるものでなく、通信制御装置そ
の他割込み制御機能を制御装置一般に利用することがで
きる。
【0016】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記
のとおりである。すなわち、マルチタスク処理を行なう
ように構成されたマイクロコンピュータシステムにおい
て、タスクの切換えの際にソフトウェアによらず自動的
に受付け可能な割込みを変更できるようにして、システ
ムのスループットの向上を図ることができる。
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記
のとおりである。すなわち、マルチタスク処理を行なう
ように構成されたマイクロコンピュータシステムにおい
て、タスクの切換えの際にソフトウェアによらず自動的
に受付け可能な割込みを変更できるようにして、システ
ムのスループットの向上を図ることができる。
【図1】本発明に係る割込み制御方式を適用したマイク
ロコンピュータ内部の割込みコントローラの一実施例を
示すブロック図である。
ロコンピュータ内部の割込みコントローラの一実施例を
示すブロック図である。
【図2】メモリ上のプログラム格納エリアの構成例を示
すメモリマップである。
すメモリマップである。
10 割込み制御回路(割込みコントローラ) 11 第1の専用レジスタ群(割込み制御用レジスタ
群) 12 第2の専用レジスタ群(タスク先頭アドレス用レ
ジスタ群) 13 比較回路 14 共通レジスタ(イネーブルレジスタ) 15 割込み発生回路 20 内部バス
群) 12 第2の専用レジスタ群(タスク先頭アドレス用レ
ジスタ群) 13 比較回路 14 共通レジスタ(イネーブルレジスタ) 15 割込み発生回路 20 内部バス
Claims (3)
- 【請求項1】 複数の割込み制御用レジスタからなる第
1の専用レジスタ群と、複数のアドレスを設定可能な第
2の専用レジスタ群と、この第2の専用レジスタ群に設
定されたアドレスとプログラムカウンタの値とを比較し
てタスクの切換えを検出するタスク切換え検出手段とを
備え、タスクが切り換わったときに上記割込み制御用レ
ジスタを切り換えるように構成されてなる割込み制御回
路を内蔵したことを特徴とするマイクロコンピュータ。 - 【請求項2】 上記第1専用レジスタ群の後段には選択
スイッチ群を介して共通のレジスタが接続され、上記タ
スク切換え検出手段からの出力信号によって上記選択ス
イッチ群が制御されて、検出されたタスクに対応した割
込み制御用レジスタの内容が上記共通レジスタに転送さ
れ、この共通レジスタの内容を参照してマイクロプロセ
ッサに対する割込み要求を発生するように割込み制御回
路が構成されていることを特徴とする請求項1記載のマ
イクロコンピュータ。 - 【請求項3】 上記割込み制御用レジスタには、割込み
マスク情報と共に優先順位を示す情報が設定されるよう
に構成されていることを特徴とする請求項1または請求
項2記載のマイクロコンピュータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26571892A JPH06119186A (ja) | 1992-10-05 | 1992-10-05 | マイクロコンピュータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26571892A JPH06119186A (ja) | 1992-10-05 | 1992-10-05 | マイクロコンピュータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06119186A true JPH06119186A (ja) | 1994-04-28 |
Family
ID=17421049
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26571892A Withdrawn JPH06119186A (ja) | 1992-10-05 | 1992-10-05 | マイクロコンピュータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06119186A (ja) |
-
1992
- 1992-10-05 JP JP26571892A patent/JPH06119186A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000104 |