JPH06119080A - 開閉型電子情報処理装置 - Google Patents

開閉型電子情報処理装置

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Publication number
JPH06119080A
JPH06119080A JP4268558A JP26855892A JPH06119080A JP H06119080 A JPH06119080 A JP H06119080A JP 4268558 A JP4268558 A JP 4268558A JP 26855892 A JP26855892 A JP 26855892A JP H06119080 A JPH06119080 A JP H06119080A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pen
hinges
hinge
housing
main body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4268558A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Saito
政博 齊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP4268558A priority Critical patent/JPH06119080A/ja
Publication of JPH06119080A publication Critical patent/JPH06119080A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 入力ペンを直接触れないようペン収納筺に収
納するとともに、一対のヒンジ間に同軸に介在すること
によって、外観体裁面、安全面での改善を図らせる。 【構成】 電子手帳の本体部1と蓋部2とが、同軸配置
の一対のヒンジ3A,3Bによって開閉可能に連結され
る。入力ペン4を出し入れ可能に収納できるペン収納筺
8が、一対のヒンジ3A,3B間に同軸に介設される。
このペン収納筺8は、ペン出し入れ口がヒンジに同軸で
塞がれる状態と離れて開放される状態とに揺動すること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はいわゆる電子手帳など、
開閉可能な本体部と蓋部とを有し、かつ、情報入力用の
入力ペンが付属される開閉型電子情報処理装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図5,6は先行技術である従来の電子手
帳の概要構造をそれぞれ示し、図5(A)は入力ペン収
納時の展開状態を示す斜視図、図5(B)は図5(A)
に対応する右側面図であり、図6(A)は入力ペンの取
出し時の展開状態を示す斜視図、図6(B)は図6
(A)に対応する右側面図である。図5,6に示される
電子手帳は、本体部1と蓋部2とが一対のヒンジ3,3
によって、平面的に展開する状態と重ね合う状態との開
閉可能に連結され、さらに、同軸に配設される一対の前
記ヒンジ3,3間に、情報入力用の入力ペン4が介設さ
れる。
【0003】入力ペン4は、たとえば4段形の伸縮可能
な細長い棒体に形成されて、タッチ側となる先端部が、
一方のヒンジ3の端面に設けられるピン支持孔に係合
し、反対側の頭部が、他方のヒンジ3に隣り合って設け
られるペン保持部材11に設けられる孔に係合して、一
対のヒンジ3,3間に同軸になって介設される。
【0004】入力ペン4を用いるために取出す場合は、
図6に示すように、入力ペン4を引っ張ることによっ
て、揺動できるように取付けられるペン保持部材11が
随伴して持上げられるために、入力ペン4は頭部側から
外れて取出すことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図5,6に示される電
子手帳においては、ペン4がそのまま露出した状態でヒ
ンジ3,3間に介在しているために、外観上体裁が良く
ないし、また、携帯時にペン4に指が触れることがしば
しばあって、ペン4が回転するなど構造的、感覚的にも
好ましくない。
【0006】本発明の目的は、入力ペンをヒンジと同じ
ような外観形態に形成し得るペン収納筺に収納して、ヒ
ンジに同軸に介在できるようにすることによって、直接
触れることがないようにペンを保持し得て、外観体裁面
および安全面における改善を図り、また、違和感を無く
することによる商品価値の高揚を果たさせる点にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、電子回路を内
蔵する本体部と蓋部とが、同軸に設けられた一対のヒン
ジによって開閉可能に連結され、情報入力用の入力ペン
を出し入れ可能に収納し得る筒形のペン収納筺が、一対
の前記ヒンジ間に同軸に介設される開閉型電子情報処理
装置であって、前記ペン収納筺は、底側の外周部が本体
部または蓋部のヒンジ近傍縁部分に軸支されて、反対側
のペン出し入れ口がヒンジに同軸に対向して塞がれ、ま
た、該ヒンジから離れて開放され得るように、揺動可能
に設けられることを特徴とする開閉型電子情報処理装置
である。
【0008】
【作用】本発明によれば、本体部と蓋部とを開いた状態
にさせて、底側が軸支されるペン収納筺を傾けて引起こ
すようにすれば、入力ペンの出し入れが簡単に行える。
また、収納の際は、傾けた状態で筺内に収納した後、一
対のヒンジ間に同軸に介在する位置まで揺動させること
によって、簡単、確実にペン収納が可能である。この収
納状態では、入力ペンが全部あるいは頭部のわずかな部
分を除いてペン収納筺内に収まっていて、このペン収納
筺をヒンジと同形状にすることによって、デザイン的に
も違和感が全然なくて意匠効果が高められる。また、入
力ペンに直接触れることもないので入力ペンが損傷を受
けるおそれがなくなる。
【0009】
【実施例】図1は、本発明の一実施例である電子手帳の
概要構造を示す斜視図で(A)は入力ペン収納時の展開
状態を示し、(B)は入力ペンの取出し時の展開状態を
示す。また図2は、図1に示される電子手帳を分解して
示す斜視図である。図1,2に図示の電子手帳は、本体
部1と蓋部2とペン収納筺8と、この筺8内に収納され
る入力ペン4とを備える。本体部1には、たとえば表示
画面部、画面切換え用キーが設けられ、蓋部2には、数
字、ローマ字キー、ファンクションキー、入切スイッチ
などが設けられる。
【0010】本体部1と蓋部2とは、対応する各縁部に
一対のヒンジ3A,3Bが突設され、各ヒンジ3A,3
Bは同軸をなして設けられる。ヒンジ3A,3B相互
は、ヒンジシャフト5によって連結されて、本体部1と
蓋部2とは、図1に示すごとき平面状に展開する全開状
態と、重なり合った全閉状態とに開閉し得る揺動可能に
組付けられる。
【0011】同軸に配設される一対のヒンジ間に、ペン
収納筺8が同軸に介設される。ペン収納筺8は、短円柱
状をなしているヒンジ3A,3Bと同等の外形の有底円
筒に形成されて、情報入力用の入力ペン4をペン出し入
れ口から出し入れ可能に収納することができる。
【0012】上記ペン収納筺8は、底側の外周部に軸9
が一体に突出されており、一方、本体部1のヒンジ近傍
縁部分には、軸9に対応する個所に該軸9を挿入するた
めの孔10が穿設される。この孔10に軸9を回動可能
に嵌挿することによって、ペン収納筺8は、軸9を中心
とした揺動可能に取付けられ、図1(A)に示されるよ
うな一対のヒンジ間に同軸に介挿される収納状態と、図
1(B)に示されるようなペン出し入れ口が起き上って
傾いた取出し状態とに動かすことができる。
【0013】蓋部2は、ヒンジ3B間の縁部分にヒンジ
押え6が一体に設けられる。このヒンジ押え6は、本体
部1のヒンジ3Aおよび該ヒンジ3Aと同軸に位置する
ペン収納筺8の周面に沿うことができる部分円弧面を有
する凸条に形成され、合成樹脂製の蓋部2の成型の際に
一体に形成される。一方、本体部1は、前記ヒンジ押え
6に対応する縁部分に、該ヒンジ押え6を受け入れる凹
部に形成されるヒンジ押え逃がし溝7が設けられる。ヒ
ンジ押え6とヒンジ押え逃がし溝7とは、蓋部2と本体
部1とにそれぞれ設けられる構成に限定されなく、本体
部1と蓋部2とに設ける逆の配設形態をとることも勿論
可能である。
【0014】本体部1と蓋部2とは、次のようにして組
付けられる。入力ペン4が収納されているペン収納筺8
を、軸9と孔10の係合によって本体部1に取付け、本
体部1のヒンジ3A中心と蓋部2のヒンジ3B中心を合
致し、ヒンジシャフト5を挿入することによって、図1
に示すように組付けが完了する。
【0015】図3は図1図示実施例におけるペン収納筺
8部分の拡大示側面図であり、(A)は収納状態、
(B)は取出し状態がそれぞれ示される。通常の収納状
態では図3(A)に示すように、ペン収納筺8がヒンジ
3A,3Bと同軸に位置してヒンジ間に介設され、収納
されている入力ペン4は頭部だけが出ていて、ヒンジ3
Aの端面に接触して固定されている。この収納状態から
入力ペン4を取出したい場合には、矢示線イの方向にペ
ン4収納筺8を回すことによって、図3(B)の状態に
なり、ペン出し入れ口側がヒンジ3Aから離れる位置に
移動することによって、入力ペン4を矢示線ロの方向に
容易に引出させることが可能である。
【0016】図4は、図1に図示の実施例の蓋部2閉止
動作時におけるヒンジ押え6の作動を順序的に示す機能
説明図である。ペン4収納筺8が図4(A)に示すよう
に傾いた持上り状態のままになっているときに、蓋部2
を閉めたとすると、ヒンジ押え6が(B)〜(D)のよ
うに回動して、軸9によって軸支されている側のペン収
納筺8外周部を押さえ込んでゆくため、ペン収納筺8は
一対のヒンジ間に同軸に介挿される所定の位置に戻され
る。そして蓋部2を完全に閉めた図4(E)の状態で
は、ペン4収納筺8が所定位置に収められる。したがっ
て、誤ってペン収納筺8が持上ったまま蓋部2を閉じる
ようなことがあっても、ペン収納筺8、ヒンジ3A,3
Bなどが異常な外力を受けることによって損壊するなど
の問題は全くなくなる。なお、完全に閉めた状態におい
て、ヒンジ押え6が本体部2に当たることがないよう
に、ヒンジ押え逃がし溝7が機能している。
【0017】以上の実施例によれば、ペン収納筺8を所
定の収納位置に誘導することができるヒンジ押え6を設
けることによって、ペン収納筺8を持上げたままで蓋部
2を閉じるようなことがあっても、ペン収納筺8は自動
的に元の収納位置に戻される結果、本体、ペン収納筺8
の損傷を未然に防止し得て安全性が高い。
【0018】また、本体部1と蓋部2とが左右に開閉可
能な電子手帳について本発明を適用しているけれども、
上下など他の方向に開閉可能であっても、あるいは、パ
ーソナルコンピュータ、電子辞書、ゲーム機など、他の
電子情報処理装置にも適用してもよいことは勿論であ
る。
【0019】
【発明の効果】本発明は以上述べたように、入力ペンが
ペン収納筺に収容されて一対のヒンジ間に介設されるの
で、携帯時に指先などに直接触れることがなく損傷のお
それが全然ない。また、本体側から脱落するような不都
合も解消される。
【0020】また本発明は、ペン収納筺をヒンジに類似
する形状に形成して一対のヒンジ間に同軸に介設できる
ので、デザイン的にも優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である電子手帳の概要構造を
示す斜視図であり、(A)は入力ペン収納時の展開状
態、(B)は入力ペン取出時の展開状態をそれぞれ示
す。
【図2】図1図示電子手帳を分解して示す斜視図であ
る。
【図3】図1図示電子手帳におけるペン収納筺8部分の
拡大示側面図である。
【図4】図1図示電子手帳の蓋部2閉止動作時における
ヒンジ押え6の作動を順序的に示す機能説明図である。
【図5】従来の電子手帳の入力ペン収納時の展開状態に
おける概要構造を示し、(A)は斜視図、(B)は右側
面図である。
【図6】図5図示電子手帳の入力ペン取出し時の展開状
態における概要構造を示し、(A)は斜視図、(B)は
右側面図である。
【符号の説明】
1 本体部 2 蓋部 3A,3B ヒンジ 4 入力ペン 5 ヒンジシャフト 6 ヒンジ押え 7 ヒンジ押え逃がし溝 8 ペン収納筺 9 軸 10 孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子回路を内蔵する本体部と蓋部とが、
    同軸に設けられた一対のヒンジによって開閉可能に連結
    され、情報入力用の入力ペンを出し入れ可能に収納し得
    る筒形のペン収納筺が、一対の前記ヒンジ間に同軸に介
    設される開閉型電子情報処理装置であって、前記ペン収
    納筺は、底側の外周部が本体部または蓋部のヒンジ近傍
    縁部分に軸支されて、反対側のペン出し入れ口がヒンジ
    に同軸に対向して塞がれ、また、該ヒンジから離れて開
    放され得るように、揺動可能に設けられることを特徴と
    する開閉型電子情報処理装置。
JP4268558A 1992-10-07 1992-10-07 開閉型電子情報処理装置 Pending JPH06119080A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4268558A JPH06119080A (ja) 1992-10-07 1992-10-07 開閉型電子情報処理装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP4268558A JPH06119080A (ja) 1992-10-07 1992-10-07 開閉型電子情報処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06119080A true JPH06119080A (ja) 1994-04-28

Family

ID=17460201

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4268558A Pending JPH06119080A (ja) 1992-10-07 1992-10-07 開閉型電子情報処理装置

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JP (1) JPH06119080A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008140648A (ja) * 2006-12-01 2008-06-19 Casio Comput Co Ltd 電子機器
US7522944B2 (en) * 2003-10-23 2009-04-21 Samsung Electronics Co., Ltd Portable communication apparatus
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JP2012212219A (ja) * 2011-03-30 2012-11-01 Fujitsu Ltd 携帯装置
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