JP4585906B2 - 携帯端末装置 - Google Patents

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本発明は、互いに重ね合わせ可能に連結された2つの筐体を有する携帯電話機等の携帯端末装置に関し、詳しくは、指紋を認証して操作者が本人か否かを判別する指紋認証手段が設けられた携帯端末装置に関するものである。
従来、2つの筐体が重ね合わせ可能な携帯端末装置としては、図14に示すような、折り畳み型の携帯電話機10が一般的に知られている。
この折り畳み型の携帯電話機10は、互いに対向する対向面をそれぞれが有する2つの筐体11,21を備えており、これら2つの筐体11,21のそれぞれの一端部同士は、ヒンジ18を構成して互に連結されている。このため、筐体21は筐体11に対して回動することができ、筐体21の対向面211が筐体11の対向面111に対して互いに接近したり離隔するよう回動することにより、2つの筐体11,21は、図15に示すように閉じて重なったり、或は、図14に示すように開いたりすることができる。
携帯電話機10の一方の筐体21の内側面、すなわち図15に示すように、2つの筐体11,21が閉じて重なるように、それらを折り畳んだときに他方の筐体11に対向する筐体21の対向面211には、図14に示すように、出力情報を表示するLCD(液晶ディスプレイ)等を用いた表示部17が設けられている。そして、筐体21の対向面211の、表示部17より先端側(他端側)にはスピーカー13が設けられている。
携帯電話機10の他方の筐体11の内側面、すなわち2つの筐体11,21が閉じて重なるようにそれらを折り畳んだときに、一方の筐体21に対向する筐体11の対向面111には、複数の操作キー16を有する操作部14が設けられている。そして、筐体11の対向面111の、操作部14より先端側(他端側)には、マイクロフォン38と、その隣りに配置された、指紋認証デバイス40が設けられている(例えば、非特許文献1参照)。
この指紋認証デバイス40は、例えば、その上に左手の親指の先をベタに当てたり、或はその上を指の先でなぞることによりその指の先の指紋を読み取ることができる。ちなみに、この指紋認証デバイス40が面センサーや光学センサーの場合は、指をその上にベタ置きすることにより指紋を読み取ることができ、指紋認証デバイス40がラインセンサーの場合は、指をその上で一方から他方になぞることにより指紋を読み取ることができる。
このようにして指の先の指紋を読み取ることにより、指紋認証デバイス40は、その指紋が予め記憶された指紋と一致するかを判別することができるようになっている。そして、その指紋が予め記憶された指紋と一致したときに限り、取扱者本人が管理している機密の記録情報を開くことができるようにすることにより、機密情報や個人情報を管理している本人以外の取扱者による盗用や漏洩を防止することができるようになっている。
富士通ホームページ、FMWORLD.NET:雑誌編集部が紹介する富士通の携帯電話、新機能の「指紋認証」+128万画素カメラ[平成17年3月8日検索]インターネット<URL:http://www.fmworld.net/product/phone/paidpub/k−tai_001/index.html>
しかしながら、このような従来の携帯電話機10においては、一方の筐体21と他方の筐体11が互いに最も接近した状態、すなわち図15に示すように折り畳まれて重なった状態にあるときには、指紋認証デバイス40は筐体21により覆われてしまうのでその上に指の先を当てて使用することができない。このため、携帯電話機10の操作性が著しく劣化してしまうという問題があった。
そこで本発明は、上記問題点に鑑みて、その操作性を著しく向上させることができるようにした携帯端末装置を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために、本発明による携帯端末装置は、
一端部にヒンジ凸部を備える一の筐体と、
一端部に前記ヒンジ凸部が嵌合するヒンジ凹部を備える他の筐体とを有し、
前記ヒンジ凸部と前記ヒンジ凹部とを回動可能に連結して前記2つの筐体を開閉可能に構成して成り、前記ヒンジ凸部における頂面と側面とを繋ぐ傾斜面に指紋認証手段の指紋読取面を設け、
前記指紋認証手段の指紋読取面は、前記2つの筐体が閉じた際に、前記2つの筐体の外面よりも筐体内部側に位置する構成としたものである。
また、本発明による携帯端末装置は、
前記ヒンジ凸部は、4つの側面を有する略直方体の形状を成しており、
前記傾斜面に繋がっている側面は、前記4つの側面のうち、前記一の筐体の中央側に面する側面である構成とすることができる。
また、本発明による携帯端末装置は、
前記ヒンジ凸部の前記傾斜面は、前記2つの筐体の開状態において前記一の筐体又は前記他の筐体の対向面と略平行となり、
前記指紋認証手段の指紋読取面は、前記2つの筐体の開状態において前記一の筐体又は前記他の筐体の対向面と略平行となる前記ヒンジ凸部の前記傾斜面に設けられている構成とすることができる。
また、本発明による携帯端末装置は、
前記一の筐体の対向面には操作部を有すると共に、前記他の筐体の対向面には表示部を有する構成とすることができる。
また、本発明による携帯端末装置においては、
前記一の筐体の対向面には表示部を有すると共に、前記他の筐体の対向面には操作部を有する構成とすることができる。
また、本発明による携帯端末装置は、
前記ヒンジ凸部は、前記一の筐体の対向面に垂直な軸線に対して回動可能に連結してある構成とすることができる。
このような、本発明による携帯端末装置によれば、2つの筐体が開いた状態のときだけでなく、それらが閉じた状態のときでも指紋認証手段を操作することができるので、携帯端末装置の操作性を著しく向上させることができる。
以下、本発明に係る携帯端末装置の実施の形態について、図面に基づいて具体的に説明する。
図1ないし図6は、本発明の第1の実施の形態に係る携帯電話機30(携帯端末装置に相当)について説明するために参照する図である。これらの図に示す携帯電話機30は、前記従来の携帯電話機10と同様の部分には同じ符号を付して説明するものとする。
この第1の実施の形態に係る携帯電話機30は、図1に示すように、互いに対向する対向面をそれぞれが有する第1筐体11と第2筐体21を備えており、これら2つの筐体11,21のそれぞれの一端部同士は、ヒンジ18を構成して互に連結されている。
このため、第2筐体21は第1筐体11に対して回動することができ、第2筐体21の対向面211が第1筐体11の対向面111に対して、互いに接近したり離隔するよう回動することにより2つの筐体21,11は、図2に示すように閉じて重なったり、或は図1に示すように開いたりすることができる。
図2に示すように、携帯電話機30の2つの筐体11,21が閉じて重なるようにそれらを折り畳んだときに、第1筐体11に対向する第2筐体21の対向面211(図1参照)には、出力情報を表示するLCD(液晶ディスプレイ)等を用いた表示部17が設けられている。そして、第2筐体21の対向面211の、表示部17より先端側(他端側)にはスピーカー13が設けられている。
また、2つの筐体11,21を折り畳んだときに第2筐体21に対向する第1筐体11の対向面111(図1参照)には、複数の操作キー16を有する操作部14が設けられている。そして、第1筐体11の対向面111の、操作部14より先端側(他端側)には、マイクロフォン38が設けられている。
ヒンジ18は、その軸線方向中央部にヒンジ凸部11aが配置され、このヒンジ凸部11aは、第1筐体11の一端部における対向面111から突出するように設けられている。また、第2筐体21の一端部における幅方向中央部にはヒンジ凹部21aが形成され、このヒンジ凹部21aには上記ヒンジ凸部11aが嵌合するようになっている。
そして、第2筐体21のヒンジ凹部21aの両側のヒンジ凸部21bと、第1筐体11側のヒンジ凸部11aの軸線部には図示してない軸部材が挿通されて、この軸部材の回りに第2筐体21が回動するようになっている。
図1に示すように、第1筐体11のヒンジ凸部11aの上端部には指紋認証デバイス40(指紋認証手段)が設けられている。この指紋認証デバイス40は、例えば、その上に左手の親指の先をベタに当てたり、或はその上を指の先でなぞることにより、その指の先の指紋を読み取ることができる。
ちなみに、この指紋認証デバイス40が面センサーや光学センサーの場合は、指をその上にベタ置きすることにより指紋を読み取ることができ、指紋認証デバイス40がラインセンサーの場合は、指をその上で一方から他方になぞることにより指紋を読み取ることができる。
このようにして指の先の指紋を読み取ることにより、指紋認証デバイス40は、その指紋が予め記憶された指紋と一致するかを判別することができるようになっている。そして、その指紋が予め記憶された指紋と一致したときに限り、取扱者本人が管理している機密の記録情報を開くことができるようにすることにより、機密情報や個人情報を管理している本人以外の取扱者による情報の盗用や漏洩を防止することができるようになっている。
ヒンジ凸部11aの上端部には、指紋認証デバイス40が覗くようにそれを取付けるための取付面11bが形成されている。そして、この取付面11bは、第1筐体11の対向面111に対して傾斜するように形成されていると共に、図2に示すように閉じた状態のときに、第2筐体21の対向面211(図中下面)及びその裏の面(図中上面)に対して傾斜するように形成されている。また、取付面11bは特定の開状態において第2筐体21の対向面211と略平行となるように構成してある。
図5に示すように、指紋認証デバイス40は、第1筐体11のヒンジ凸部11a内に設けられた固定用ホルダ33に装着され、指紋認証デバイス40の周部と、ヒンジ凸部11aの指紋認証デバイス40が覗く窓の縁部との間には、スポンジもしくはゴム等の弾性体35が介装されている。
そして、この弾性体35と固定用ホルダ33との間に、指紋認証デバイス40が挟まれて固定されている。また、指紋認証デバイス40は、導通ケーブルもしくはフレキシブル回路等の導通部材36を介して、回路基板43のコネクタ43aと電気的に導通されている。そして、回路基板43の下方にはバッテリー45が配置されている。
図6は、携帯電話機30の回路構成を示すブロック図である。携帯電話機30は、すでに説明した操作部14、表示部17、スピーカー13及びマイクロホン38の他に、無線部32、記憶部34を備えており、これらは制御部42に制御されて動作するように制御部42に電気的に接続されている。
ここで、操作部14、表示部17、無線部32、記憶部34、制御部42、スピーカー13及びマイクロホン38は、従来の一般的な携帯電話機における通信動作と同様に動作するものである。
このような本発明の第1の実施の形態に係る携帯電話機30の使用方法について、以下に説明する。
図1に示すように携帯電話機30を、第1筐体11の対向面111から対向面211が離れる方向に第2筐体21を回動させて開いた状態にして、操作部14の各種操作キー16を操作することにより、携帯電話機30は一般的な携帯電話機として使用することができる。
指紋認証デバイス40を操作するときは、図1に示すように、左手Hで携帯電話機30の第1筐体11を把持した状態から、図3に示すように、左手Hの親指の先を指紋認証デバイス40に当てたりなぞる動作をする。すると、指紋認証デバイス40はその親指の先の指紋を読み取って、その指紋が記憶部34に予め記憶された指紋と一致するかを判別する。
そして、その指紋が予め記憶された指紋と一致すると判別されたときは、現在の取扱者が機密に記録情報を管理している本人であると判別されて、本人である取扱者は機密の記録情報を開くことができ、本人がそれを読んだり、書き込んで内容を更新したりすることができるようになっている。
その指紋が予め記憶された指紋と一致しないと判別されたときは、現在の取扱者が機密の記録情報を管理している本人ではないと判別されて、取扱者はその機密の記録情報を開くことができない。このことにより、それを管理している本人の機密情報や個人情報等の記録情報の、本人ではない取扱者による盗用や漏洩を防止することができる。
図1に示す開いた状態の携帯電話機30の、第2筐体21の対向面211を第1筐体11の対向面111に近づけるように回動すると、終には図2に示すように、携帯電話機30は閉じて第2筐体21と第1筐体11は互に重なった状態となる。この状態のときには、同図に示すように、第2筐体21のヒンジ凹部21aから、ヒンジ凸部11aに設けられた指紋認証デバイス40が上部に向けて露出している。
このため、図4に示すように、携帯電話機30が閉じた状態においても、それを把持した左手Hの親指の先を指紋認証デバイス40に当てたりなぞる動作をすることができ、このことにより指紋認証デバイス40はその親指の先の指紋を読み取って、上記と同様の指紋認証動作をすることができる。
このように、本実施の形態によれば、図1に示すように筐体11と21が開いた状態のときだけでなく、図2に示すように閉じた状態のときでも指紋認証デバイス40を操作することができるので、携帯電話機30の操作性を著しく向上させることができる。
また、従来の携帯電話機10は、筐体11の、ヒンジ18と反対側の端部に指紋認証デバイス40が設けられていたので、左手Hの親指から遠い位置に配置されていたため操作し難く、場合によっては右手で指紋認証デバイス40を操作しなければならない等、著しく操作性が悪かった。
これに対して、この本発明の第1の実施の形態においては、指紋認証デバイス40がヒンジ18のヒンジ凸部11aに設けられているので、左手Hの親指から近い位置に配置されているため操作し易く、このため携帯電話機30の操作性を著しく向上させることができる。
また、図2に示すように、指紋認証デバイス40が設けられているヒンジ凸部11aの取付面11bが第1筐体11の対向面111やこれに平行な面に対して傾いて形成されているので、指紋認証デバイス40を下に向けて携帯電話機30をどこかに置いても、指紋認証デバイス40が何かと接触して傷付くのを防止することができる。
また、第1筐体11のヒンジ凸部11aに指紋認証デバイス40を設けたことにより、第1筐体11の対向面111に指紋認証デバイス40を設けなくともよいので、第1筐体11、ひいては携帯電話機30が大型化するのを防止することができる。
図7,8は、本発明の第2の実施の形態に係る携帯電話機50について説明するために参照する図である。前記第1の実施の形態に係る携帯電話機30にあっては、第2筐体21が第1筐体11に対して、ヒンジ18の軸線回りに回動するようになっていた。
これに対して、この第2の実施の形態に係る携帯電話機50においては、第2筐体21が第1筐体11に対してヒンジ18の軸線回りに回動するようになっているだけでなく、ヒンジ18のヒンジ凸部11aが、第1筐体11の対向面111に対して垂直方向に伸びる軸線の回りにも回動することができるようになっている点において、前記第1の実施の形態と異なっている。
このため、図7に示すように携帯電話機50が開いた状態から、第2筐体21を、第1筐体11に対してその操作面14のある操作面と同一平面内において、ヒンジ凸部11aがその操作面に対して垂直に伸びる軸線の回りに矢印A方向に回動することにより、図8に示すように、第2筐体21が第1筐体11の操作面に接触して重なった状態になることができる。したがって、図8に示す第2筐体21の表示部17は、図7に示すと同様に上方に向いたままになっている。
このような本発明の第2の実施の形態によっても、図7に示すように第1筐体11と第2筐体21が開いた状態のときだけでなく、図8に示すように第1筐体11と第2筐体21が重なった状態のときでも、指紋認証デバイス40が上方に露出してそれを操作することができるので、携帯電話機50の操作性を著しく向上させることができる。
図9ないし図11は、本発明の第3の実施の形態に係る携帯電話機60について説明するために参照する図である。前記第1の実施の形態にあっては、ヒンジ凸部11aが第1筐体11の側に設けられていたのに対し、この第3の実施の形態に係る携帯電話機60においては、ヒンジ凸部21cが第2筐体21の側に設けられている点において、前記第1の実施の形態と異なっている。
したがって上記ヒンジ凸部21cは、第1筐体11のヒンジ凹部11cに嵌合して、このヒンジ凹部11cの両側のヒンジ凸部11dと共にヒンジ29を構成している。このため、第2筐体21はヒンジ29の軸線回りに回動することができ、その表示部17のある対向面211が、第1筐体11の操作部14のある対向面111に対して互いに接近したり離隔して、携帯電話機60は図10に示すように閉じたり、図9に示すように開いたりすることができる。
そして、このような第3の実施の形態においても、ヒンジ凸部21cに指紋認証デバイス40が設けられている。このため、図9に示すように、携帯電話機60の筐体21と11が開いた状態において指紋認証デバイス40を使用することができる点においては、前記第1の実施の形態と同様である。
図9に示すように開いた状態から、第2筐体21を矢印B方向に回動させると、図10に示すように、携帯電話機60の筐体21と11は閉じて重なった状態となる。この状態から携帯電話機60を、その長さ方向(又はその幅方向)に伸びる中心軸線Rの回りに(例えば矢印C方向に)180°回転させて裏返しにすると、図11に示すように、指紋認証デバイス40が上方に向けて露出した状態となる。
このため、携帯電話機60の筐体21と11が開いた状態のときだけでなく、閉じた状態のときでも指紋認証デバイス40を操作することができるので、携帯電話機60の操作性を著しく向上させることができる。
図12,13は、本発明の第4の実施の形態に係る携帯電話機70について説明するために参照する図である。前記第1の実施の形態にあっては、指紋認証デバイス40がヒンジ凸部11aの、第1筐体11の対向面111に対して傾いた取付面11bに設けられた場合について説明したが、この第4の実施の形態に係る携帯電話機70においては、図12に示すように、指紋認証デバイス40が、ヒンジ凸部11eの、第1筐体11の対向面111に対して傾くことなく、対向面111にほぼ平行な取付面11fに設けられている。
そして、携帯電話機70が開いているときは第2筐体21の対向面211よりも少し引っ込むと共に、携帯電話機70が閉じているときは、図13に示すように、第2筐体21の対向面211の裏側の外側面(図中上面)から少し引っ込んだ取付面11fに設けられている点において、前記第1の実施の形態と異なっている。
図12に示すように携帯電話機70が開いた状態においては、図3に示すと同様に、左手Hの親指の先を指紋認証デバイス40に当てたりなぞったりすることにより、指紋認証デバイス40に指紋認証動作を行なわせることができる。そして、図13に示す携帯電話機70の閉じた状態においても、図4に示すと同様に、左手の親指の先を指紋認証デバイス40に当てたりなぞったりすることにより、指紋認証デバイス40に指紋認証動作を行なわせることができる。
このような第4の実施の形態によっても、携帯電話機70の筐体11と21が開いた状態のときだけでなく、それらが閉じた状態のときでも指紋認証デバイス40を操作することができるので、携帯電話機70の操作性を著しく向上させることができる。
また、指紋認証デバイス40が、ヒンジ凸部11eの、第2筐体21の対向面211やその裏側の外側面から少し引っ込んだ取付面11fに設けられているので、指紋認証デバイス40を下に向けて携帯電話機70をどこかに置いても、指紋認証デバイス40が傷付くのを防止することができる。
なお、前記実施の形態においては本発明を携帯電話機に適用した場合について説明したが、本発明はPDA(Personal Digital Assistant)等の、他のどのような種類の携帯端末装置にも、同様に適用することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る携帯電話機30の開いた状態を示す斜視図である。 図1における携帯電話機30の閉じた状態を示す斜視図である。 図1の携帯電話機30における指紋認証デバイス40の使用状態を示す斜視図である。 図2の携帯電話機30における指紋認証デバイス40の使用状態を示す斜視図である。 図4における携帯電話機30のX−X線矢視断面図である。 図1における携帯電話機30の回路構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施の形態に係る携帯電話機50の開いた状態を示す斜視図である。 図7における携帯電話機50の閉じた状態を示す斜視図である。 本発明の第3の実施の形態に係る携帯電話機60の開いた状態を示す斜視図である。 図9における携帯電話機60の閉じた状態を示す斜視図である。 図10における携帯電話機60を180°裏返しにした状態を示す斜視図である。 本発明の第4の実施の形態に係る携帯電話機70の開いた状態を示す斜視図である。 図12における携帯電話機70の閉じた状態を示す斜視図である。 従来の携帯電話機10の開いた状態を示す斜視図である。 図14における携帯電話機10の閉じた状態を示す斜視図である。
符号の説明
10 携帯電話機
11 第1筐体
11a ヒンジ凸部
11b 取付面
11c ヒンジ凹部
11d,11e ヒンジ凸部
11f 取付面
13 スピーカー
14 操作部
16 操作キー
17 表示部
18 ヒンジ
21 第2筐体
21a ヒンジ凹部
21b,21c ヒンジ凸部
29 ヒンジ
30 携帯電話機
32 無線部
33 固定用ホルダ
34 記憶部
35 弾性体
36 導通部材
38マイクロフォン
40 指紋認証デバイス
42 制御部
43 回路基板
43a コネクタ
45 バッテリー
50,60,70 携帯電話機
111,211 対向面
H 左手

Claims (6)

  1. 一端部にヒンジ凸部を備える一の筐体と、
    一端部に前記ヒンジ凸部が嵌合するヒンジ凹部を備える他の筐体とを有し、
    前記ヒンジ凸部と前記ヒンジ凹部とを回動可能に連結して前記2つの筐体を開閉可能に構成して成り、前記ヒンジ凸部における頂面と側面とを繋ぐ傾斜面に指紋認証手段の指紋読取面を設け、
    前記指紋認証手段の指紋読取面は、前記2つの筐体が閉じた際に、前記2つの筐体の外面よりも筐体内部側に位置することを特徴とする携帯端末装置。
  2. 前記ヒンジ凸部は、4つの側面を有する略直方体の形状を成しており、
    前記傾斜面に繋がっている側面は、前記4つの側面のうち、前記一の筐体の中央側に面する側面であることを特徴とする請求項1に記載の携帯端末装置。
  3. 前記ヒンジ凸部の前記傾斜面は、前記2つの筐体の開状態において前記一の筐体又は前記他の筐体の対向面と略平行となり、
    前記指紋認証手段の指紋読取面は、前記2つの筐体の開状態において前記一の筐体又は前記他の筐体の対向面と略平行となる前記ヒンジ凸部の前記傾斜面に設けられている
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の携帯端末装置。
  4. 前記一の筐体の対向面には操作部を有すると共に、前記他の筐体の対向面には表示部を有することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1つの請求項に記載の携帯端末装置。
  5. 前記一の筐体の対向面には表示部を有すると共に、前記他の筐体の対向面には操作部を有することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1つの請求項に記載の携帯端末装置。
  6. 前記ヒンジ凸部は、前記一の筐体の対向面に垂直な軸線に対して回動可能に連結してあることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1つの請求項に記載の携帯端末装置。
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