JPH06118452A - 可視表示装置 - Google Patents

可視表示装置

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JPH06118452A
JPH06118452A JP4025655A JP2565592A JPH06118452A JP H06118452 A JPH06118452 A JP H06118452A JP 4025655 A JP4025655 A JP 4025655A JP 2565592 A JP2565592 A JP 2565592A JP H06118452 A JPH06118452 A JP H06118452A
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microcapsule
microcapsule layer
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Takaya Tanaka
中 隆 弥 田
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】マイクロカプセル層中でマイクロカプセルが互
いに接触して積層されることを回避し、ひいてはマイク
ロカプセル間の接合力が不足することを防止して機械的
強度を改善し、また製造工程を簡素化し、更に周辺部に
段差が発生することを回避して美感を改善し、加えて耐
水性ないし耐湿性を改善する。 【構成】マイクロカプセル層30のバインダが少なくとも
露出面で架橋された水溶性樹脂によって形成され、かつ
マイクロカプセル層30が透明基材20および磁性シート40
に対しそれぞれ接着剤層50,60を介して接合されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の目的】
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、磁性フレークをオイル
とともに収容しており配向方向に応じて可視入射光の反
射方向を変化せしめる複数のマイクロカプセルを透明基
材の表面に対して配置されたバインダ中に分散せしめる
ことにより可視表示領域として機能するマイクロカプセ
ル層を形成しかつマイクロカプセル層の表面に対しマイ
クロカプセル層のマイクロカプセル中に収容された磁性
フレークの配向方向を変更せしめるための磁界を発生す
る磁性シートを配設してなる可視表示装置に関し、特
に、マイクロカプセル層のバインダが少なくとも露出面
で架橋された水溶性樹脂によって形成され、かつマイク
ロカプセル層が透明基材および磁性シートに対しそれぞ
れ接着剤層を介して接合されてなる可視表示装置に関す
るものである。
【0003】
【従来の技術】従来、この種の可視表示装置としては、
図4に示した可視表示装置10のごとく、透明基材20の一
表面に対しマイクロカプセル32を接着剤35によって数層
積層して配置することによりマイクロカプセル層30を形
成し、かつマイクロカプセル層30の表面に磁性シート40
を直接に配置してなるものが提案されていた。
【0004】
【解決すべき問題点】しかしながら、従来の可視表示装
10では、接着剤35中にマイクロカプセル32が数層積層
して配置されていたので、(i) マイクロカプセル32が互
いに接触して配置されてしまいマイクロカプセル32間の
接合力が不足してしまう欠点があり、ひいては(ii)機械
的強度に劣り、磁性シート40側から押圧されたときマイ
クロカプセル32が破壊されてしまい易い欠点があり、ま
た(iii) 製造工程が煩雑かつ高精度となってしまう欠点
があり、更には(iv)マイクロカプセル32の厚さに相当す
る段差が周辺部に発生してしまい美感が損なわれてしま
う欠点もあった。
【0005】そこで、本発明は、これらの欠点を除去す
る目的で、マイクロカプセル層のバインダを少なくとも
露出面で架橋された水溶性樹脂によって形成し、かつマ
イクロカプセル層を透明基材および磁性シートに対しそ
れぞれ接着剤層を介して接合してなる可視表示装置を提
供せんとするものである。
【0006】
【発明の構成】
【0007】
【問題点の解決手段】本発明により提供される問題点の
解決手段は、「磁性フレークをオイルとともに収容して
おり配向方向に応じて可視入射光の反射方向を変化せし
める複数のマイクロカプセルを透明基材の表面に対して
配置されたバインダ中に分散せしめることにより可視表
示領域として機能するマイクロカプセル層を形成しかつ
マイクロカプセル層の表面に対しマイクロカプセル層の
マイクロカプセル中に収容された磁性フレークの配向方
向を変更せしめるための磁界を発生する磁性シートを配
設してなる可視表示装置において、マイクロカプセル層
のバインダが少なくとも露出面で架橋された水溶性樹脂
によって形成され、かつマイクロカプセル層が透明基材
および磁性シートに対しそれぞれ接着剤層(50,60) を介
して接合されてなることを特徴とする可視表示装置」で
ある。
【0008】
【作用】本発明にかかる可視表示装置は、上述の[問題
点の解決手段]の欄に明示したごとく、磁性フレークを
オイルとともに収容しており配向方向に応じて可視入射
光の反射方向を変化せしめる複数のマイクロカプセルを
透明基材の表面に対して配置されたバインダ中に分散せ
しめことにより可視表示領域として機能するマイクロカ
プセル層を形成しかつマイクロカプセル層の表面に対し
マイクロカプセル層のマイクロカプセル中に収容された
磁性フレークの配向方向を変更せしめるための磁界を発
生する磁性シートを配設してなる可視表示装置であっ
て、特に、マイクロカプセル層のバインダが少なくとも
露出面で架橋された水溶性樹脂によって形成され、かつ
マイクロカプセル層が透明基材および磁性シートに対し
それぞれ接着剤層を介して接合されているので、 (i) マイクロカプセルが互いに接触して積層されるこ
とを回避する作用をなし、ひいては (ii) マイクロカプセル間の接合力が不足することを防
止して機械的強度を改善する作用をなし、また (iii) 製造工程を簡素化する作用をなし、更に (iv) 周辺部に段差が発生することを回避して美感を改
善する作用をなし、加えて (v) 耐水性ないし耐湿性を改善する作用をなす。
【0009】
【実施例】次に、本発明にかかる可視表示装置につい
て、その好ましい実施例を挙げ、添付図面を参照しつ
つ、具体的に説明する。
【0010】しかしながら、以下に説明する実施例は、
本発明の理解を容易化ないし促進化するために記載され
るものであって、本発明を限定するために記載されるも
のではない。
【0011】換言すれば、以下に説明する実施例におい
て開示される各要素は、本発明の精神ならびに技術的範
囲に属する全ての設計変更ならびに均等物置換を含むも
のである。
【0012】(添付図面の説明)
【0013】図1は、本発明にかかる可視表示装置の一
実施例を示すための部分断面斜視図であって、特に、透
明基材20の一表面に対し可視表示領域として機能するマ
イクロカプセル層30が接着剤層50を介して配置され、か
つマイクロカプセル層30の表面に対し磁性シート40が可
視表示のための磁界を形成するよう接着剤層60を介して
配置されている状態を示している。
【0014】図2は、図1に示した実施例の作用を示す
ための部分拡大断面図であって、特に、磁性シート40
磁化状態とマイクロカプセル層30中のマイクロカプセル
32に収容された磁性フレーク34の配向方向との間の相関
関係を示している。
【0015】図3Aおよび図3Bは、図1に示した実施
例の製造要領の一例を示すためのフローチャート図であ
る。
【0016】(実施例の構成)
【0017】まず、図1および図2を参照しつつ、本発
明にかかる可視表示装置の一実施例について、その構成
を詳細に説明する。
【0018】10は、本発明にかかる可視表示装置(たと
えば磁気カード)であって、透明基材20と、透明基材20
の一表面に対して配置されたマイクロカプセル層30と、
磁気記録領域を保持しており磁気記録領域の記録内容
(すなわち磁化状態) に応じて可視表示のための磁界を
形成するようマイクロカプセル層30の表面に対して配置
された磁性シート40と、透明基材20の一表面に対してマ
イクロカプセル層30を接合して配置するための接着剤層
50と、マイクロカプセル層30の表面に対して磁性シート
40を接合して配置するための他の接着剤層60とを、備え
ている。
【0019】透明基材20は、強度を確保するに所要(た
とえば100 〜250 μm)の肉厚をもつ透明材料 (たとえ
ばポリエチレンテレフタレートフィルムなど) によって
作成されており、マイクロカプセル層30の保持体として
機能している。
【0020】マイクロカプセル層30は、少なくとも露出
面で架橋された適宜の水溶性樹脂からなるバインダ31
と、バインダ31中に分散せしめられた複数のマイクロカ
プセル32とを、包有している。マイクロカプセル層30
は、磁性シート40に含まれた磁気記録領域の記録内容を
視認可能に表示するに際して可視入射光Lを十分に反射
し明瞭に表示できるよう、その肉厚が150 μm程度とさ
れていることが、好ましい。
【0021】バインダ31は、ポリビニルアルコールある
いはカルボキシルメチルセルロースなどの適宜の水溶性
樹脂を少なくとも露出面で適宜に架橋して形成されてお
り、可視入射光Lならびに可視反射光L*,L**を透過し
ている。バインダ31は、特に、透明であれば、好まし
い。バインダ31が、ポリビニルアルコールによって形成
されておれば、化1より明らかなごとく、接着剤層50,6
0 の樹脂母体として化2に示したエチレン酢酸ビニル共
重合体を採用することにより、バインダ31と接着剤層5
0,60 の樹脂母体との化学構造を接近でき、バインダ31
と接着剤層50,60 との間の接着力を十分に確保できるの
で、好ましい。また、バインダ31が、たとえばポリビニ
ルアルコールによって形成されている場合、ジメチロー
ル尿素,グルタルアルデヒド,シュウ酸,ジアルデヒド
澱粉,ジイソシアネート,トリメチロールメラミンある
いはジエポキサイドなどを架橋剤として採用してその少
なくとも露出面を架橋すればよい。
【0022】
【化1】[−CH2 ・CH(OH)・CH2 ・CH (O
COCH3)−]n
【0023】
【化2】[−CH2 ・CH2 ・CH2 ・CH (OCOC
3)−]n
【0024】マイクロカプセル32は、適宜の疎水性溶媒
(いわゆる“オイル”)33 と、オイル33中に分散されて
おり磁性シート40の磁気記録領域中の磁化状態 (すなわ
ち磁化方向) に応じて配向方向が変化せしめられ磁性シ
ート40の磁気記録領域中に保持された記録内容を視認可
能とする磁性フレーク34とを、内部に収容している。マ
イクロカプセル32の大きさは、磁性シート40に含まれた
磁気記録領域の記録内容を視認可能に表示するに際して
可視入射光Lを十分に反射し明瞭に表示できるよう、30
μm〜 100μm程度とされていることが、好ましい。
【0025】疎水性溶媒 (すなわちオイル)33 として
は、ドデシルベンゼンあるいは流動パラフィンなどが好
ましい。
【0026】磁性フレーク34としては、鉄あるいはニッ
ケルなどを含有する磁性金属粉末が好ましい。磁性フレ
ーク34には、鉄あるいはニッケルに加え、ケイ素,モリ
ブデン,アルミニウム,クロムおよびコバルトなどから
選択された少なくとも一種の磁性金属が含有されていて
もよい。
【0027】磁性フレーク34は、可視入射光Lを好適に
反射する必要があり、配向方向が表面に平行する方向と
なったとき透明基材20の外部へ出射される可視反射光L
* の光量を顕著に増大せしめる必要があるので、板状で
あることが好ましい。磁性フレーク34の大きさは、マイ
クロカプセル32の大きさなどに応じて適宜に決定する必
要があるが、長軸が5〜30μm,短軸が1〜10μm,厚
さが0.1 〜1μmであれば、通常好ましい。
【0028】磁性フレーク34の周囲には、磁性フレーク
34が互いに凝集しあるいはマイクロカプセル32の壁面に
付着することを防止する目的で、所望により、磁性フレ
ーク34およびオイル33と反応しにくい適宜の界面活性剤
(たとえばスパン80 (アトラスパウダ社製のソルビタン
モノオレート) あるいはオレイン酸など) が配置されて
いる。
【0029】磁性シート40は、プラスチックフィルムな
どの適宜の基材の表面に対し磁気被膜 (“磁性層”とい
う) を配置せしめて周知の要領で作成されており、マイ
クロカプセル層30の近傍に位置する磁気記録領域を備え
ている。
【0030】接着剤層50は、樹脂母体に対し粘着付与樹
脂を適宜の割合で配合して作成された接着剤を、マイク
ロカプセル層30の配置に先立ち、透明基材20上に塗布す
ることによって形成されている。接着剤層60は、樹脂母
体に対し粘着付与樹脂を適宜の割合で配合して作成され
た接着剤を、磁性シート40の配置に先立ち、磁性シート
40の表面に塗布することによって形成されている。
【0031】接着剤層50の肉厚は、強度を充分に確保す
るよう適宜に決定すればよいが、特に50μm程度であれ
ば、強度を確保できかつ可視入射光Lならびに可視反射
光L*,L**を透過できるので、好ましい。接着剤層60
肉厚は、強度を充分に確保するよう適宜に決定すればよ
いが、特に30μm以下であれば、強度を確保できかつマ
イクロカプセル層30中のマイクロカプセル32に収容され
た磁性フレーク34が磁性シート40の磁気記録領域中の磁
化状態に応じて形成される磁界に十分に感応できるの
で、好ましい。
【0032】接着剤層50,60 を形成するための接着剤
は、熱溶融性接着剤すなわちホットメルト接着剤であれ
ば、取扱が容易であるので、好ましい。接着剤の溶融温
度は、磁性シート40の磁性層が破壊されることを防止す
る必要があるので、90〜120 ℃程度であることが、好ま
しい。
【0033】接着剤層50の樹脂母体は、また、マイクロ
カプセル層30への可視入射光Lを透過せしめかつマイク
ロカプセル層30からの可視反射光L*,L**を透過せしめ
る必要があるので、特に、透明であれば好ましい。接着
剤層60の樹脂母体は、マイクロカプセル層30からの可視
入射光Lを透過せしめかつマイクロカプセル層30への可
視反射光L**を透過せしめる必要があるので、特に、透
明であれば好ましい。接着剤層50,60 の樹脂母体として
は、エチレン酢酸ビニル共重合体,エチレンエチルアク
リレート共重合体,ポリアミド,ポリエステルなどの熱
可塑性樹脂が、好ましい。エチレン酢酸ビニル共重合体
は、特に、透明基材20の材質として採用されるポリエチ
レンテレフタレートフィルムとの濡れ性が良く、種々の
粘着付与樹脂との相溶性も良好であるので、好ましい。
【0034】エチレン酢酸ビニル共重合体は、メルトイ
ンデックスが150 〜1000程度で、かつ酢酸ビニル含有量
が19〜33%程度であれば、塗布工程を簡素化できるの
で、好ましい。
【0035】粘着付与樹脂は、樹脂母体と相溶するもの
であれば、一般に採用できる。粘着付与樹脂は、マイク
ロカプセル層30への可視入射光Lならびにマイクロカプ
セル層30からの可視反射光L*,L**を透過せしめる必要
があるので、特に、無色ないし黄色でかつ透明であれ
ば、好ましい。粘着付与樹脂は、たとえば、ロジン系樹
脂あるいは脂環族飽和炭化水素などであれば、透明でか
つ無色ないし黄色であって接着力も大きいので、好まし
い。具体的には、スーパーエステルA−100,ペンセル
A,ペンセルX,エステルガムAAL,エステルガムA
AV,エステルガム106,エステルガムH,特殊ロジンエ
ステルKE−311,アルコンなどの商品名で市販されてい
るものを採用すればよい。
【0036】樹脂母体に対する粘着付与樹脂の配合割合
は、接着剤の接着力を確保する目的で、1:2〜3とさ
れていることが、好ましい。
【0037】(製造要領…その1)
【0038】また、図1ないし図3Bを参照しつつ、本
発明にかかる可視表示装置の一実施例について、理解を
深めるために、その製造要領の一例を具体的に説明す
る。
【0039】磁性フレーク34の分散
【0040】周知の要領で作成された適宜の形状 (たと
えば板状) の磁性金属粉末 (すなわち“磁性フレー
ク”)34 は、適宜の界面活性剤 (たとえばオレイン酸)
とともに疎水性溶媒 (すなわち“オイル”)33 に対して
分散 (結果物を“磁性フレーク分散液”という) された
のち、攪拌装置 (たとえば超音波攪拌装置) に収容され
ることにより、十分の時間にわたって攪拌される。
【0041】マイクロカプセル32の作成
【0042】水とゼラチンとアラビアゴムなどを適宜の
割合で混合して十分に撹拌することにより、マイクロカ
プセル32の壁面となるゼラチンゴム混合液を作成する。
ゼラチンゴム混合液は、たとえば、水650cc と、ゼラチ
ン (等電点pH4.5)10gと、アラビアゴム10gとを互いに
混合して十分に撹拌することによって作成すればよい。
以下、この場合について例示するが、本発明は、これに
限定されるものではなく、マイクロカプセル32の壁面が
形成できる限り、所望の素材を所望の割合で使用しても
よい。
【0043】ゼラチンゴム混合液は、撹拌が適度に進行
したのち、反応容易とするために、攪拌を継続しつつ適
宜の温度まで加熱せしめられる。
【0044】攪拌中のゼラチンゴム混合液には、磁性フ
レーク分散液が少量ずつ添加されて混合され、更に適宜
の時間にわたって撹拌されることにより、磁性フレーク
分散液の微粒子が分散される (結果物を“中間分散液”
という) 。
【0045】中間分散液には、撹拌を続行しつつ、酢酸
水溶液 (たとえば10重量%) がpH4となるまで滴下され
る。これにより、磁性フレーク分散液 (実質的にはオイ
ル33) の微粒子の周囲に、ゼラチンおよびアラビアゴム
のコアセルべートの膜 (すなわち“マイクロカプセル32
の壁面”) が形成される。
【0046】酢酸水溶液の滴下された中間分散液は、磁
性フレーク分散液 (実質的にはオイル33) の微粒子の周
囲に対して配置されたゼラチンおよびアラビアゴムのコ
アセルべートの膜 (すなわち“マイクロカプセル32の壁
面”) を凝固せしめる目的で、撹拌しつつ適度の温度ま
で冷却せしめられる。
【0047】冷却された中間分散液には、ゼラチン中の
脱プロトン化したアミノ基に結合せしめて磁性フレーク
分散液 (実質的にはオイル33) の微粒子の周囲に形成さ
れたゼラチンおよびアラビアゴムのコアセルべートの膜
(すなわち“マイクロカプセル32の壁面”) を更に凝固
せしめる目的で、ホルムアルデヒドが適当量だけ添加さ
れる。これにより、ゼラチンおよびアラビアゴム中にマ
イクロカプセル32が分散された状態となる (これを“マ
イクロカプセル液”という) 。マイクロカプセル32に
は、磁性フレーク分散液 (ひいては磁性フレーク34およ
びオイル33) が収容されている。
【0048】マイクロカプセル液には、撹拌を続行しつ
つ、ゼラチンのアミノ基からプロトンの脱離を促進する
目的で、炭酸ナトリウム水溶液 (たとえば20重量%) が
pH9.5 となるまで滴下される。
【0049】マイクロカプセル液は、更に十分の時間
(たとえば3〜30時間) にわたって撹拌されたのち、マ
イクロカプセル32を浮遊 (以下“浮遊カプセル”とい
う) せしめるために、適宜の時間 (たとえば24時間) だ
け静置される。
【0050】空カプセルの除去
【0051】マイクロカプセル液中の浮遊カプセルは、
適宜の手段によって取り出される。取り出された浮遊カ
プセルには、純水が添加される (結果物を“浮遊カプセ
ル液”という) 。
【0052】浮遊カプセル液は、十分の時間にわたって
攪拌されたのち、適宜の強度の磁界中に置かれ、磁性フ
レーク34を収容していないマイクロカプセル (“空カプ
セル”という) が除去される。
【0053】浮遊カプセル液は、空カプセルの残留量が
所定値以下となったか否かが、空カプセルの残留量判定
工程によって判定される。
【0054】浮遊カプセル液は、空カプセルの残留量が
所定値以下となるまで、純水の添加工程ないし空カプセ
ルの残留量判定工程を反復して処理され、空カプセルが
除去される。
【0055】バインダ31への分散
【0056】浮遊カプセル液は、空カプセルの残留量が
所定値以下となると、バインダ31の材料 (すなわち“水
溶性樹脂”) が適当量の架橋剤とともに添加されて撹拌
される (結果物を“マイクロカプセル分散液”という)
。バインダ31の材料 (すなわち“水溶性樹脂”) がた
とえば20〜30重量%の濃度をもつポリビニルアルコール
水溶液である場合、5〜10重量%の濃度をもつトリメチ
ロールメラミン水溶液が、架橋剤として適当量 (具体的
には1%程度) だけ添加される。
【0057】マイクロカプセル分散液は、適宜の濃度
(たとえばマイクロカプセルの含有濃度が50重量%) と
なるよう調整される。
【0058】接着剤層50の作成
【0059】樹脂母体に対し粘着付与樹脂を適宜の割合
で配合せしめることによって作成されたホットメルト接
着剤を、別途作成された適宜の肉厚 (たとえば100 〜25
0 μm) の透明基材 (たとえばポリエチレンテレフタレ
ートフィルム)20 の一表面上に塗布して配置することに
より、適宜の肉厚 (たとえば50μm) の接着剤層50を作
成する。
【0060】接着剤層60の作成
【0061】樹脂母体に対し粘着付与樹脂を適宜の割合
で配合せしめることによって作成されたホットメルト接
着剤を、別途作成された適宜の肉厚 (たとえば100 〜25
0 μm) の磁性シート (たとえばプラスチックフィル
ム)40 の一表面上に塗布して配置することにより、適宜
の肉厚 (たとえば30μm) の接着剤層60を作成する。
【0062】接着剤層50への塗布
【0063】濃度の調整されたマイクロカプセル分散液
は、透明基材20の一表面上に配置された接着剤層50の表
面上に適宜の肉厚 (たとえば 150μm) となるよう塗布
され、乾燥固化されることにより、マイクロカプセル層
30とされる。
【0064】磁性シート40の配置
【0065】透明基材20に接着剤層50を介し配置された
マイクロカプセル層30の表面には、磁性シート40が接着
剤層60を介して配置される (結果物を“積層体”とい
う) 。
【0066】積層体は、接着剤層50,60 の接着剤を充分
に溶融せしめる目的で、磁性シート40の磁性層を破壊し
ない適宜の温度 (たとえば90℃〜120 ℃) に加熱され、
透明基材20,マイクロカプセル層30および磁性シート40
が互いに接合される (結果物を“接合体”という) 。
【0067】製品化
【0068】接合体は、適宜の大きさに切断されること
により、本発明にかかる可視表示装置10とされる。
【0069】(製造要領…その2)
【0070】更に、図1ないし図3Bを参照しつつ、本
発明にかかる可視表示装置の一実施例について、理解を
深めるために、その製造要領の他の一例を具体的に説明
する。
【0071】磁性フレーク34の分散
【0072】周知の要領で作成された適宜の形状 (たと
えば板状) の磁性金属粉末 (すなわち“磁性フレー
ク”)34 は、適宜の界面活性剤 (たとえばオレイン酸)
とともに疎水性溶媒 (すなわち“オイル”)33 に対して
分散 (結果物を“磁性フレーク分散液”という) された
のち、攪拌装置 (たとえば超音波攪拌装置) に収容され
ることにより、十分の時間にわたって攪拌される。
【0073】マイクロカプセル32の作成
【0074】水とゼラチンとアラビアゴムなどを適宜の
割合で混合して十分に撹拌することにより、マイクロカ
プセル32の壁面となるゼラチンゴム混合液を作成する。
ゼラチンゴム混合液は、たとえば、水650cc と、ゼラチ
ン (等電点pH4.5)10gと、アラビアゴム10gとを互いに
混合して十分に撹拌することによって作成すればよい。
以下、この場合について例示するが、本発明は、これに
限定されるものではなく、マイクロカプセル32の壁面が
形成できる限り、所望の素材を所望の割合で使用しても
よい。
【0075】ゼラチンゴム混合液は、撹拌が適度に進行
したのち、反応容易とするために、攪拌を継続しつつ適
宜の温度まで加熱せしめられる。
【0076】攪拌中のゼラチンゴム混合液には、磁性フ
レーク分散液が少量ずつ添加されて混合され、更に適宜
の時間にわたって撹拌されることにより、磁性フレーク
分散液の微粒子が分散される (結果物を“中間分散液”
という) 。
【0077】中間分散液には、撹拌を続行しつつ、酢酸
水溶液 (たとえば10重量%) がpH4となるまで滴下され
る。これにより、磁性フレーク分散液 (実質的にはオイ
ル33) の微粒子の周囲に、ゼラチンおよびアラビアゴム
のコアセルべートの膜 (すなわち“マイクロカプセル32
の壁面”) が形成される。
【0078】酢酸水溶液の滴下された中間分散液は、磁
性フレーク分散液 (実質的にはオイル33) の微粒子の周
囲に対して配置されたゼラチンおよびアラビアゴムのコ
アセルべートの膜 (すなわち“マイクロカプセル32の壁
面”) を凝固せしめる目的で、撹拌しつつ適度の温度ま
で冷却せしめられる。
【0079】冷却された中間分散液には、ゼラチン中の
脱プロトン化したアミノ基に結合せしめて磁性フレーク
分散液 (実質的にはオイル33) の微粒子の周囲に形成さ
れたゼラチンおよびアラビアゴムのコアセルべートの膜
(すなわち“マイクロカプセル32の壁面”) を更に凝固
せしめる目的で、ホルムアルデヒドが適当量だけ添加さ
れる。これにより、ゼラチンおよびアラビアゴム中にマ
イクロカプセル32が分散された状態となる (これを“マ
イクロカプセル液”という) 。マイクロカプセル32に
は、磁性フレーク分散液 (ひいては磁性フレーク34およ
びオイル33) が収容されている。
【0080】マイクロカプセル液には、撹拌を続行しつ
つ、ゼラチンのアミノ基からプロトンの脱離を促進する
目的で、炭酸ナトリウム水溶液 (たとえば20重量%) が
pH9.5 となるまで滴下される。
【0081】マイクロカプセル液は、更に十分の時間
(たとえば3〜30時間) にわたって撹拌されたのち、マ
イクロカプセル32を浮遊 (以下“浮遊カプセル”とい
う) せしめるために、適宜の時間 (たとえば24時間) だ
け静置される。
【0082】空カプセルの除去
【0083】マイクロカプセル液中の浮遊カプセルは、
適宜の手段によって取り出される。取り出された浮遊カ
プセルには、純水が添加される (結果物を“浮遊カプセ
ル液”という) 。
【0084】浮遊カプセル液は、十分の時間にわたって
攪拌されたのち、適宜の強度の磁界中に置かれ、磁性フ
レーク34を収容していないマイクロカプセル (“空カプ
セル”という) が除去される。
【0085】浮遊カプセル液は、空カプセルの残留量が
所定値以下となったか否かが、空カプセルの残留量判定
工程によって判定される。
【0086】浮遊カプセル液は、空カプセルの残留量が
所定値以下となるまで、純水の添加工程ないし空カプセ
ルの残留量判定工程を反復して処理され、空カプセルが
除去される。
【0087】バインダ31への分散
【0088】浮遊カプセル液は、空カプセルの残留量が
所定値以下となると、バインダ31の材料 (すなわち“水
溶性樹脂”) が添加されて撹拌される (結果物を“マイ
クロカプセル分散液”という) 。
【0089】マイクロカプセル分散液は、適宜の濃度
(たとえばマイクロカプセルの含有濃度が50重量%) と
なるよう調整される。
【0090】接着剤層50の作成
【0091】樹脂母体に対し粘着付与樹脂を適宜の割合
で配合せしめることによって作成されたホットメルト接
着剤を、別途作成された適宜の肉厚 (たとえば100 〜25
0 μm) の透明基材 (たとえばポリエチレンテレフタレ
ートフィルム)20 の一表面上に塗布して配置することに
より、適宜の肉厚 (たとえば50μm) の接着剤層50を作
成する。
【0092】接着剤層60の作成
【0093】樹脂母体に対し粘着付与樹脂を適宜の割合
で配合せしめることによって作成されたホットメルト接
着剤を、別途作成された適宜の肉厚 (たとえば100 〜25
0 μm) の磁性シート (たとえばプラスチックフィル
ム)40 の一表面上に塗布して配置することにより、適宜
の肉厚 (たとえば30μm) の接着剤層60を作成する。
【0094】接着剤層50への塗布
【0095】濃度の調整されたマイクロカプセル分散液
は、透明基材20の一表面上に配置された接着剤層50の表
面上に適宜の肉厚 (たとえば 150μm) となるよう塗布
され、乾燥固化されることにより、マイクロカプセル層
30とされる。
【0096】磁性シート40の配置
【0097】透明基材20に接着剤層50を介し配置された
マイクロカプセル層30の表面には、磁性シート40が接着
剤層60を介して配置される (結果物を“積層体”とい
う) 。
【0098】積層体は、接着剤層50,60 の接着剤を充分
に溶融せしめる目的で、磁性シート40の磁性層を破壊し
ない適宜の温度 (たとえば90℃〜120 ℃) に加熱され、
透明基材20,マイクロカプセル層30および磁性シート40
が互いに接合される (結果物を“接合体”という) 。
【0099】製品化
【0100】接合体は、適宜の大きさに切断され適宜の
架橋剤に浸漬されることにより、本発明にかかる可視表
示装置10とされる。バインダ31の材料 (すなわち“水溶
性樹脂”) がたとえばポリビニルアルコールである場
合、切断された接合体の端面を5〜20重量%の濃度をも
つグルタルアルデヒド水溶液に10〜60分間にわたって浸
漬することにより、バインダ31の露出面を架橋する。
【0101】(実施例の作用)
【0102】加えて、図1および図2を参照しつつ、本
発明にかかる可視表示装置の一実施例について、その作
用を詳細に説明する。
【0103】本発明にかかる可視表示装置10は、バイン
ダ31中にマイクロカプセル32を分散せしめて作成された
マイクロカプセル層30が、接着剤層50,60 を介して透明
基材20および磁性シート40に接合されているので、(i)
マイクロカプセルが互いに接触して積層されることを回
避でき、ひいては(ii)マイクロカプセル間の接合力が不
足することを防止して機械的強度を改善でき、また(ii
i) 製造工程を簡素化でき、更に (iv) 周辺部に段差が
発生することを回避して美感を改善できる。
【0104】本発明にかかる可視表示装置10は、また、
マイクロカプセル層30のバインダ31が少なくとも露出面
で架橋されているので、(v) 耐水性ないし耐湿性を改善
でき、ひいては(vi)浸水時もしくは高湿度環境中でも剥
離を生じることを防止できる。
【0105】
【発明の効果】上述より明らかなように、本発明にかか
る可視表示装置は、[問題点の解決手段]の欄に明示し
たごとく、磁性フレークをオイルとともに収容しており
配向方向に応じて可視入射光の反射方向を変化せしめる
複数のマイクロカプセルを透明基材の表面に対して配置
されたバインダ中に分散せしめことにより可視表示領域
として機能するマイクロカプセル層を形成しかつマイク
ロカプセル層の表面に対しマイクロカプセル層のマイク
ロカプセル中に収容された磁性フレークの配向方向を変
更せしめるための磁界を発生する磁性シートを配設して
なる可視表示装置であって、特に、マイクロカプセル層
のバインダが少なくとも露出面で架橋された水溶性樹脂
によって形成され、かつマイクロカプセル層が透明基材
および磁性シートに対しそれぞれ接着剤層を介して接合
されているので、 (i) マイクロカプセルが互いに接触して積層されるこ
とを回避できる効果を有し、ひいては (ii) マイクロカプセル間の接合力が不足することを防
止して機械的強度を改善できる効果を有し、また (iii) 製造工程を簡素化できる効果を有し、更に (iv) 周辺部に段差が発生することを回避して美感を改
善できる効果を有し、加えて (v) 耐水性ないし耐湿性を改善できる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる可視表示装置の一実施例を示す
ための部分断面斜視図である。
【図2】図1に示した実施例の一部を拡大して示すため
の断面図である。
【図3A】図1に示した実施例の製造要領の一例を示す
ためのフローチャート図である。
【図3B】図1に示した実施例の製造要領の一例を示す
ためのフローチャート図である。
【図4】従来例を示すための部分断面斜視図である。
【符号の説明】10・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 可視表示装置20・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 透明基材30・・・・・・・・・・・・・・・・・・ マイクロカプセル層 31・・・・・・・・・・・・・・・・バインダ 32・・・・・・・・・・・・・・・・マイクロカプセル 33・・・・・・・・・・・・・・・・オイル 34・・・・・・・・・・・・・・・・磁性フレーク40・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 磁性シート50 ,60 ・・・・・・・・・・・・・・接着剤層

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁性フレークをオイルとともに収容してお
    り配向方向に応じて可視入射光の反射方向を変化せしめ
    る複数のマイクロカプセルを透明基材の表面に対して配
    置されたバインダ中に分散せしめることにより可視表示
    領域として機能するマイクロカプセル層を形成しかつマ
    イクロカプセル層の表面に対しマイクロカプセル層のマ
    イクロカプセル中に収容された磁性フレークの配向方向
    を変更せしめるための磁界を発生する磁性シートを配設
    してなる可視表示装置において、マイクロカプセル層の
    バインダが少なくとも露出面で架橋された水溶性樹脂に
    よって形成され、かつマイクロカプセル層が透明基材お
    よび磁性シートに対しそれぞれ接着剤層(50,60) を介し
    て接合されてなることを特徴とする可視表示装置。
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