JPH0611827A - ホトマスクおよびその修正方法 - Google Patents

ホトマスクおよびその修正方法

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JPH0611827A
JPH0611827A JP5192293A JP5192293A JPH0611827A JP H0611827 A JPH0611827 A JP H0611827A JP 5192293 A JP5192293 A JP 5192293A JP 5192293 A JP5192293 A JP 5192293A JP H0611827 A JPH0611827 A JP H0611827A
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JP5192293A
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English (en)
Inventor
Hisashi Watanabe
尚志 渡辺
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electronics Corp
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Publication date
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  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 位相シフトマスク上の欠陥を容易かつ高い制
御性で修正する。 【構成】 透明基板1として5インチ角の石英基板を用
いた。遮光膜パターン2は膜厚80nmのクロム膜であ
る。位相シフタ3として膜厚420nmの塗布酸化膜を
使用している。この位相シフタ3のマスク上に位相シフ
タ欠陥5が存在している。位相シフタ欠陥5を含む位相
シフタ3のマスク上に、シリコン含有レジスト8を塗布
する。このとき、レジスト8の膜厚は透明基板1の平坦
部で50nmである。このレジスト8を加速電圧20k
Vの電子線9を用いて、欠陥5の周辺部を含む領域に露
光量0.3μC/cm2で露光する。電子線露光後、水酸
化テトラメチルアンモニウム水溶液(濃度8%)に60
秒間漬けて現像する。シリコン含有レジスト8はネガ型
レジストであるので、電子線9が照射された領域のみが
現像後残存する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はホトリソグラフィで使用
するためのホトマスクおよびその修正方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】原画パターンの描かれたホトマスクを照
明系で照射しマスク上のパターンをウエハ上に転写する
投影露光装置では、転写されるパターンの微細化が求め
られている。微細化を実現する方法として、近年、露光
光に位相差を与える位相シフトマスクを用いる方法が注
目を集めている。
【0003】位相シフトマスクについて図11を用いて
説明する。露光光に位相差を与えるために、ホトマスク
は透明基板1上に遮光膜パターン2と位相シフタ3とで
構成されている。位相シフタ3はマスク上に透過光に1
80度の位相差を与える透明膜のパターンである。
【0004】このような構造の位相シフトマスクを用い
ることにより、より微細なパターン形成が可能となる。
位相シフトマスクは遮光膜パターンだけからなる通常の
ホトマスクに比べて構造が複雑で、透明膜の膜厚、屈折
率等の厳しい制御が必要とされる。
【0005】特に透明膜パターンに欠陥が存在した場
合、欠陥の修正が困難である。従来、この透明膜パター
ンの欠陥修正方法としては、第51回応用物理学会連合
講演会予稿集27p-ZG-10、p.493(1990)に示された方法
が提案されている。これはマスク基板上にあらかじめマ
スク修正のための透明膜(サブシフタ)を形成する方法
である。また、第52回応用物理学会連合講演会予稿集
12p-ZF-5、p.605(1991)にはもう一つの方法が提案さ
れている。これは透明膜の欠陥を集束イオンビームを用
いてエッチングする方法である。
【0006】前者のサブシフタを用いる修正方法につい
て図12を用いて説明する。透明基板1上に遮光膜パタ
ーン2が形成されている。その上に、サブシフタ4と称
せられている、透過光に180度の位相差を与える透明
膜を形成しておく。さらに、その上に位相シフタ3であ
る透明膜パターンを形成する。位相シフタ3に窪み状の
欠陥5がある(図12(a))。次に、レジスト6を透
明基板1全面に塗布し、露光、現像を行なって欠陥5の
周辺を含む領域にレジスト6の窓を形成する(図12
(b))。この後、このレジスト6をマスクにしてドラ
イエッチングで位相シフタ3とサブシフタ4とをエッチ
ング除去する(図12(c))。以上の工程によって、
エッチングされた領域を通過する光の位相は、通常の露
光時と同じである。他方、位相シフタ3を通過する光
は、そこで位相差を与えられ、さらにサブシフタ4を通
過する際、さらに180度の位相差が与えられる。すな
わち位相シフタ3を通る光は、位相シフタ3で180度
位相が遅れ、さらにサブシフタ4でさらに位相が180
度遅れる。このため、合計360度位相が遅れることに
なる。これはエッチングによって位相シフタ3とサブシ
フタ4とがない領域を通過する光の位相と同相になる。
位相シフタ3を通らずにサブシフタ4の領域だけを通過
する光は、前記の光と比べて位相が180度遅れてい
る。
【0007】また、集束イオンビームを用いる修正方法
について図13を用いて説明する。透明基板1上に遮光
膜パターン2が形成されている。さらに、その上に位相
シフタ3である透明膜パターンを形成する。位相シフタ
3に窪み状の欠陥5がある(図13(a))。この欠陥
5を含む領域をガリウム(Ga)イオンビーム7を用い
たイオンミリングにより選択的に除去する(図13
(b))。この際、イオンミリングでは透明基板1をも
エッチングする。このときのエッチング深さはエッチン
グ領域を通過する光の位相が180度進む深さに設定し
ている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】図12に示した従来例
では、欠陥5を選択的に除去するのに、欠陥5上にレジ
ストを塗布し、所定部分の露光、現像を行ないレジスト
パターンを形成する。この後、レジストパターンをマス
クに位相シフタ3とサブシフタ層4とをドライエッチン
グし、その後にレジストを除去する。この方法では、マ
スク修正工程が複雑になるという問題がある。
【0009】図13に示すような位相シフトマスク修正
方法は、イオンビーム7によるエッチングを行なう際の
エッチング深さやエッチングによる平坦度、さらにはエ
ッチング形状等の制御性が問題である。ここでエッチン
グ深さについては位相差で10%以内のばらつきでなけ
ればならない、深さのばらつきとしては5%以内のばら
つきであることを要する。また、エッチング領域におけ
る光透過率は95%以上なければならない。すなわち、
エッチング後、基板表面は平坦で透明にしておかなけれ
ばならない。また、エッチングされる膜厚が透過光に与
える位相差を決めるので、正確かつ均一にエッチングを
進める必要がある。現状では、イオンビーム7による加
工でこのような精度を得ることは困難である。
【0010】本発明の目的は、位相シフトマスク上の欠
陥を容易かつ高い制御性で修正することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のホトマスクは、透明基板と、前記透明基板
上に形成された遮光膜パターンと、透過光に位相差を与
える透明膜が前記透明基板あるいは前記遮光膜パターン
上に形成されており、前記透明膜に存在する欠陥上に少
なくとも形成された透明な感光性樹脂とからなる。
【0012】上記課題を解決するために、本発明のホト
マスクは、透明基板と、前記透明基板上に形成された遮
光膜パターンと、透過光に位相差を与える透明膜が前記
透明基板あるいは前記遮光膜パターン上に形成されてお
り、前記透明膜に存在する凹欠陥のある前記透明膜領域
内に前記透明な感光性樹脂が形成されている。
【0013】上記課題を解決するために、本発明のホト
マスクは、透明基板と、前記透明基板上に形成された遮
光膜パターンと、透過光に位相差を与える透明膜が前記
透明基板あるいは前記遮光膜パターン上に形成されてお
り、前記透明膜に凸欠陥が存在し、前記凸欠陥を完全に
覆うように前記透明な感光性樹脂が形成されている。
【0014】上記課題を解決するために、本発明のホト
マスクの修正方法は、透明基板上に遮光膜パターンと透
過光に位相差を与える透明膜を備えたホトマスク上に、
透明な感光性樹脂を塗布し、所定領域を露光、現像する
ことにより感光性樹脂パターンを基板上に形成する。
【0015】
【作用】本発明を用いると、位相シフトマスク上の欠陥
を容易でかつ高い制御性で修正することが可能となる。
【0016】
【実施例】位相シフトマスクは隣合う遮光膜パターンに
隣合った透明部である開口部に180度の位相差を与え
る。これによって通常のホトマスクでは解像不可能なパ
ターンを形成することができる。同様の原理で、位相シ
フトマスク上の意図していない部分に180度の位相差
を与えるような透明膜が存在していると、その透明膜に
よるパターンがウエハに転写される。このような意図し
ない透明膜のパターン(以下、位相シフタ欠陥と称す)
は遮光膜に存在する欠陥の場合よりも転写されやすい。
このため、位相シフトマスクにおいて、位相シフタ欠陥
をなくすための修正技術が非常に重要である。
【0017】位相シフトマスク上に存在する位相シフタ
欠陥には2種類ある。その一つは、透明部分が周辺部に
比べて急激に盛り上がった欠陥(以下、凸欠陥と称す)
である。凸欠陥は、通常位相シフタを形成する場合のエ
ッチング等の残りとして発生する。二つ目は、周辺部よ
りも低くなった欠陥(以下、凹欠陥と称す)である。凹
欠陥は、通常位相シフタのピンホールである。
【0018】これらの欠陥を修正するには、凸欠陥は周
辺部と完全に同じ高さに削り取ることが必要である。凹
欠陥は周辺部と光学特性の等しい透明膜を用いて周辺部
と同じ高さ、あるいは周辺部に対して360度の位相差
を持つような高さに埋めなければならない。しかし、位
相シフトマスクに形成された微細な位相シフタに対し
て、このような加工を施すことは非常に困難である。
【0019】本発明の基本的な考え方は、感光性樹脂を
回転塗布した後、特定部分を露光することにより欠陥を
所望の厚さに埋めるものである。
【0020】凹欠陥と凸欠陥のある位相シフトマスクを
用いて露光した際、転写に与える影響は両方とも同じで
あるが、その欠陥の修正方法が異なる。また、それらの
欠陥が通常のホトマスクを用いて形成できないような微
細なパターンの間に存在している場合と、マスク上の他
のパターンと孤立した欠陥とで修正方法が異なる。欠陥
が微細パターンの間にあると、欠陥の存在している領域
では隣合う微細パターンを通る光の位相に対して反転し
ていなければならない。一方、通常のホトマスクを用い
て形成できる程度の広い幅をもつパターンの間あるいは
孤立して存在する欠陥では、位相差をもたせる必要がな
い。これらのことについて以下に実施例を用いてより詳
細に説明する。
【0021】以下に、本発明のマスク修正方法の一実施
例について詳しく説明する。図1は本発明にかかるホト
マスク修正方法の第1の実施例を示す断面工程図であ
る。透明基板1として5インチ角の石英基板を用いた。
遮光膜パターン2は膜厚80nmのクロム膜である。位
相シフタ3として膜厚420nmの塗布酸化膜を使用し
ている。この位相シフトマスク上に位相シフタ欠陥5が
存在している(図1(a))。
【0022】ここで位相シフタ欠陥5と称すのは、マス
ク上の透明な欠陥のことである。位相シフタ欠陥5は、
本来位相シフタがあるべき位置に存在しない凹欠陥5a
と、存在してはいけない位置にある凸欠陥5bがある。
これらの両方の欠陥5が転写時に転写されないようにマ
スク修正を行なう。
【0023】まず、位相シフタ欠陥5を含む位相シフト
マスク上に、シリコン含有レジスト8を塗布する。この
とき、レジスト8の膜厚は透明基板1の平坦部で50n
mである(図1(b))。ここでは位相シフタ欠陥5が
凸欠陥5bであるとする。ここで用いたシリコン含有レ
ジスト8は発明者による特願平3−127776号明細
書に記載したレジストである。
【0024】このシリコン含有レジスト8について図2
を用いて簡単に説明する。シリコン含有レジスト8は、
図2(a)に示すように末端基にエトキシ基と水酸基を
もち、側鎖にメチル基を有するラダー形シロキサンポリ
マーを主成分としている。また、その感光剤として、図
2(b)に示すように、トリフェニルスルフォニウムト
リフレートを2重量部含んでいる。このレジスト8は遠
紫外光より長い波長の光に対して透明である。また、耐
薬品性、耐熱性に優れた電子線および遠紫外光用のネガ
型レジストである。
【0025】ここでレジスト8の膜厚を50nmに形成
すると、その膜厚によって入射した光の位相差は約30
度である。このレジスト8を加速電圧20kVの電子線
9を用いて、欠陥5の周辺部を含む領域に露光量0.3
μC/cm2で露光する。電子線露光後、水酸化テトラ
メチルアンモニウム水溶液(濃度8%)に60秒間漬け
て現像する。シリコン含有レジスト8はネガ型レジスト
であるので、電子線9が照射された領域のみが現像後残
存する。この様子を図1(c)に示す。このようにする
ことで所望のパターンが形成される。
【0026】このような凸欠陥5bに形成されたレジス
ト8のパターンを図3(a)に示す。レジスト8のパタ
ーンは凸欠陥5bを頂点に、その左右に傾斜されたパタ
ーンが形成されている。図3(b)に図3(a)の位相
シフトマスクの平面図を示す。凸欠陥5bは位相シフト
マスクの中央にある。このとき、露光されるレジスト8
の領域は、凸欠陥5bからW1だけ離れた距離に形成さ
れる。ここでは幅W1=2.5μmとなるように露光して
いる。このように欠陥5の位置から離れると、凸欠陥5
bの欠陥の形状が、その高さがなだらかになったかのよ
うに加工される。このようにレジスト8になだらかな傾
斜を持たせることで、この位相シフトマスクを用いて露
光を行なっても、凸欠陥5bが転写されることはない。
このように凸欠陥5bの両サイドをなだらかにすると、
欠陥5の高さが光に180度の位相差を与える高さであ
っても、転写されることはない。凸欠陥5bの両サイド
がなだらかであれば、そこに入射した光もまた位相がな
だらかに変化する。この場合にはパターンは転写されな
い。
【0027】また、位相シフタ欠陥5の種類が凹欠陥5
aである場合について説明する。図4(a)に示すよう
に欠陥の領域より広範囲の欠陥5周辺部を露光する。図
4(b)に図4(a)の位相シフトマスクの平面図を示
す。凹欠陥5aは位相シフトマスクの中央に形成されて
いる。このとき、露光されるレジスト8の領域は、凹欠
陥5aからW2だけ離れた距離に形成される。ここでは
2=1.0μmの幅に露光している。最後に、温度22
0℃で30分間熱処理を施し、未反応の水酸基、エトキ
シ基を完全に反応させて安定化する。
【0028】以上述べた方法により、凹欠陥5aは周辺
部とほぼ同位相となり、欠陥は転写されない。このマス
クを用いてi線ステッパ(倍率5倍、開口数NA=0.
5)を用いて露光した結果、修正前にはレジストに転写
されていた欠陥が、修正後には転写されず、所望のパタ
ーンが形成されることが確認された。
【0029】この方法を用いることにより、位相シフタ
3がなければ形成することのできない、たとえば0.3
〜0.5μm程度の微細なライン・アンド・スペースパ
ターン中の凹欠陥5aの修正が容易に実現される。
【0030】言うまでもないが、同様の方法で位相シフ
タ3がなくても、通常のホトマスクを用いた露光でも形
成できる、たとえば0.5μm以上の比較的大きなパタ
ーン中の凹欠陥5aおよび凸欠陥5bの修正も同時に実
現される。
【0031】ここで、通常のホトマスクを用いた露光で
形成できる最小寸法Rは、露光機の開口数をNA、露光
波長をλとすると、R≒0.6λ/NAとなる。一方、
位相シフタ3を用いることで、R≒0.4λ/NAまで
のレジストパターンが形成できる。
【0032】ただし、この方法では、0.3〜0.5μm
の微細なライン・アンド・スペースパターン中の凸欠陥
5bを修正することは困難である。これは、位相シフト
マスクでは隣合うパターン間の位相差を利用して微細パ
ターンを形成しているので、微細なライン・アンド・ス
ペースパターン中の凸欠陥5bで位相差がずれる。凹欠
陥5aであっても凸欠陥5bであっても180度位相が
ずれる欠陥5による影響が最も大きい。通常、位相シフ
トマスクの製作に当り生じる欠陥5は、位相シフタ3を
形成する際に形成される場合が多い。このため180度
の位相差を与える欠陥5が多い。このとき、欠陥5が与
える位相差が180度より離れた値になるにつれて、欠
陥5による露光時の転写は少なくなる。特に、45度以
下の位相差しか与えない欠陥5は、ほとんど転写に影響
しない。
【0033】以上のように位相差を180度与える凸欠
陥5bでは、位相シフタ3の効果が十分に働かず、パタ
ーンが解像しなくなる。
【0034】ここでは修正用のシリコン含有レジスト8
の膜厚を透過光に30度の位相差を与えるために膜厚を
50nmとしたが、この膜厚に限定されるものでない。
ただし、位相差が90度以下であればそのパターンは転
写されないので、それに見合った膜厚を用いればよい。
【0035】また、塗布膜厚が薄すぎる場合、レジスト
8を塗布したとき、透明基板1上の段差部にレジスト8
が残らなくなることがある。このためレジスト8の膜厚
は5nm以上にすることが望ましい。すなわち、この方
法でマスク修正を行なう場合、修正用に塗布する感光性
樹脂の膜厚は5nm以上であり、透過光に90度以下の
位相差を与えるような膜厚であること、特に望ましくは
透過光に与える位相差が45度以下であることが望まし
い。
【0036】続いて、図5を用いて第2の実施例につい
て詳しく説明する。図5(a)に示した位相シフトマス
クは、位相シフタ23が設けられていない通常の露光で
は形成することのできない、微細な繰り返しパターン中
に、凸欠陥25が存在している。すでに述べたように、
このような欠陥は、第1の実施例に示した方法では修正
することが困難である。ここで用いる位相シフトマスク
は第1の実施例とほぼ同じであるが、位相シフタ23と
して、塗布酸化膜(SOG)でなく、図2に示したシリ
コン含有レジストを用いた。このレジストを位相シフタ
23として用いると、位相シフタ23として塗布酸化膜
を用いた場合に比べて、位相シフタ23のパターン形成
にドライエッチングを用いることがなく、単に現像によ
ってのみパターンが形成できるので、位相シフトマスク
の製作が簡単となる。
【0037】図5(b)に示すように、位相シフタ欠陥
25を含む位相シフトマスク上に、シリコン含有レジス
ト28の膜厚が透明基板21の平坦部で840nmとな
るように塗布する。この膜厚は、この位相シフタ23を
透過する光に360度の位相差を与える。ここでも、修
正のためのシリコン含有レジスト28としては、第1の
実施例と同じく図2に示すレジストを使用した。
【0038】このレジスト膜を、加速電圧20kVの電
子線29により、位相シフタ欠陥25の周辺部を含む領
域を電子線29で露光する。繰り返しパターン中の位相
シフタ欠陥25は図5(b)に示すように露光領域の端
が周りの遮光膜パターン22に重なるように露光され
る。また、孤立した位相シフタ欠陥25は欠陥の周辺部
を含んで1.0μmの幅で露光した。電子線29で露光
した後、水酸化テトラメチルアンモニウム水溶液(濃度
8%)に60秒間漬けて現像した。用いたシリコン含有
レジスト28はネガ型レジストであるので、電子線29
が照射された部分のみに残る(図5(c))。
【0039】繰り返しパターン中の凸欠陥の修正後のパ
ターンは、位相シフタ23のない部分に対して360度
の位相差を持ち、隣合う位相シフタ23とは180度の
位相差を持つことになる。したがって、隣合う開口部は
つねに180度の位相差を持ち、位相シフトマスクとし
ての機能を充分に果たす。
【0040】また、孤立した位相シフタ欠陥25は塗布
したシリコン含有レジスト28で埋められている。この
場合、電子線露光し、現像後に残るパターンは周辺部に
対し、360度の位相差を持つ。
【0041】このマスクを用いて上述のi線ステッパを
用いて露光した結果、修正前にはレジストに転写されて
いた欠陥が、修正後には転写されず所望のパターンが形
成された。この方法であれば図3に示したように凸欠陥
に対してレジスト28が、欠陥の両サイドにおいてなぜ
なだらかにならないのは、図3の場合と図5の場合とで
レジストの塗布条件を変更させているためである。
【0042】この方法を用いることにより、位相シフタ
23がなければ形成することのできない微細なライン・
アンド・スペースパターン(0.3〜0.5μm)中の凸
欠陥の修正や、位相シフタ23がなくても、通常の露光
で形成できる比較的大きなパターン(0.5μm以上)
中に存在する凹欠陥や凸欠陥を一度に修正することがで
きる。
【0043】ここでは修正用のシリコン含有レジスト2
8を透過光に360度の位相差を与えるような膜厚(8
40nm)としたが、段差上で膜厚を正確に制御するの
は困難である。
【0044】図6に光強度比と位相シフタによる位相差
の関係をシミュレーションした結果を示す。これより位
相差が60度変わる300度まではその光強度は95%
以上である。これより膜厚のばらつきが位相差に換算し
て60度程度であれば許容されることがわかる。
【0045】したがって、この方法でマスク修正を行な
う場合、修正用に塗布する感光性樹脂の膜厚は透過光に
300〜420度の範囲内の位相差を与えるような膜厚
であることが望ましい。
【0046】これまでの二つの実施例で述べた方法で、
種々の凸欠陥と凹欠陥とを修正することができる。しか
し、これらの方法では、図7に示すような本来あるべき
位相シフタパターンが存在しないような欠陥(ミッシン
グ・シフタ)34の修正は困難である。これを解決した
第3の実施例について図7を用いて詳しく説明する。
【0047】第3の実施例はミッシング・シフタ34の
修正方法である。用いた位相シフトマスク33は第1,
第2の実施例とほぼ同じである。ただし、ここでは位相
シフタ33として、スパッタリングにより形成したシリ
コン酸化膜を用いる。シリコン酸化膜は塗布酸化膜に比
べて耐熱性・耐薬品性に優れている。ミッシング・シフ
タ34を含む位相シフトマスク33(図7(a))上
に、感光性樹脂38を透明基板31の平坦部において、
そのレジスト膜厚が420nmとなるように塗布する。
この膜厚では透過光に対して180度の位相差を与え
る。ここでは、修正のための感光性樹脂としてクロロメ
チル化ポリジフェニルシロキサンを用いている。図7
(b)に示すように、ミッシング・シフタ34の部分に
紫外光39のスポット露光を行なう。露光後に、メチル
エチルケトンとイソプロピルアルコールとを1対1に混
合した現像液で30秒間スプレー現像を行う。この後、
イソプロピルアルコール溶液によりリンスを行なう。こ
のレジストもネガ型レジストであるので、紫外光39が
照射された部分のみが残り、あとの部分は現像液に溶解
する。これによって図7(c)に示すように欠けていた
ミッシング・シフタ34の位置に位相シフタとなるレジ
ストが形成される。
【0048】この位相シフトマスクを用いてi線ステッ
パで露光した結果、修正前には形成できなかった0.3
μmのライン・アンド・スペースパターンが形成でき
た。この方法を用いることにより、位相シフタがなけれ
ば通常の露光では形成することのできない微細なライン
・アンド・スペースパターン(0.3〜0.5μm)中の
ミッシング・シフタ34の修正ができる。
【0049】ここでは修正用のレジストは透過光に18
0度の位相差を与えるような膜厚(420nm)とし
た。180度の位相差を与えるような膜厚とするのが最
も望ましいが、段差上で膜厚を正確に制御するのは困難
である。
【0050】このような位相シフトマスクについて上記
シミュレーションを行った結果、この膜厚のばらつきは
位相差に換算して30度までは許容される。したがっ
て、この方法でマスク修正を行なう場合、修正用に塗布
する感光性樹脂の膜厚は透過光に150〜210度の範
囲内の位相差を与えるような膜厚であることが望まし
い。
【0051】この場合、図6に示したシミュレーション
結果と異なることを、図8を用いて説明する。図8
(a)は上記で説明した欠陥を修正する場合の位相シフ
トマスクの平面図である。図8(b)はミッシング・シ
フタを修正する場合の位相シフトマスクの平面図であ
る。図中の位相シフトマスク41にここでは長方形の位
相シフタ42が形成されている。位相シフタ42には欠
陥43が生じている。あるいはミッシング・シフタ44
となっている。通常の欠陥43がある場合に修正する領
域は、その欠陥を含んだ周辺の領域45であるのに対し
て、ミッシング・シフタ44では位相シフタ42の一パ
ターンの全体を復元することになる。このように欠陥4
3を修正する場合と、ミッシング・シフタ44とでは修
正すべき面積が異なり、そのおのおので膜厚のばらつき
の許容範囲が異なる。
【0052】以上述べた三つの方法で位相シフトマスク
上の位相シフタ欠陥の修正をすることができる。位相シ
フトマスクでは、位相シフタの端(位相差を180度与
える部分)が遮光膜パターンに挟まれた光透過領域に存
在すると、その位相シフタの端部は遮光部として機能す
る。しかし、このような機能を使って微細なパターンを
形成することもできるが、逆にマスクレイアウト上、位
相シフタの端部が光透過領域である開口部に存在してし
まうことがある。この場合、不要なパターンがウエハ上
に転写されてしまうことになる。このような不要パター
ンを消すために、位相シフタの端部で段階的に位相を変
化させる位相シフトマスクについて、発明者は特願平3
−93889号明細書において明らかにした。それは具
体的に、位相シフタの膜厚をその端部で徐々に変化させ
ることで、位相を徐々に変化させるというものである。
このように膜厚を徐々に変化させるのに、位相シフタ形
成時にパターン露光の露光量を徐々に変化させる。
【0053】続いて、簡便に位相シフタの端部に段階的
に膜厚を変化させる別の方法について図9を用いて説明
する。
【0054】用いた位相シフトマスクは第1の実施例と
ほぼ同じである。ここでは位相シフタ53として、塗布
酸化膜(SOG)を用いた。図9(a)に示した位相シ
フトマスクは、光透過部に位相シフタ53の端部(図中
A)が含まれている。この端部Aは、この位相シフトマ
スクを用いて露光した場合、この端部Aを通る光によっ
てウエハ上にパターンが転写される。設計上このような
パターンが本来不要であれば、この光透過部に存在する
位相シフタ53の端部Aは欠陥とみなすことができる。
【0055】図9(b)に示すように、このようにみな
した欠陥を含む位相シフトマスク上にシリコン含有レジ
スト58を塗布する。レジスト58の膜厚は透明基板5
1の平坦部で50nmである。この膜厚にすることで透
過光に30度の位相差を与える。ここでも、修正のため
のシリコン含有レジスト58としては、第1の実施例と
同じく図2に示すレジストを使用した。このレジスト5
8を加速電圧20kVの電子線59を用いて、光透過部
に存在する位相シフタ53の端部Aを含めたその周辺を
露光する。露光後、水酸化テトラメチルアンモニウム水
溶液(濃度8%)に60秒間漬けて現像する。このシリ
コン含有レジスト58はネガ型レジストであるので、電
子線59が照射された部分のみにパターンが残存する。
【0056】以上の工程から、図9(c)に示すように
転写したくない位相シフタ53の端部Aの形状はなだら
かに膜厚が変動する。この位相シフトマスクを用いて上
述のi線ステッパを用いて露光した結果、修正前にはレ
ジストに転写されていた位相シフタの端部が修正後には
転写されず、所望のパターンが形成できる。この方法を
用いることにより、光透過部に存在する位相シフタの端
部を必要に応じて転写されないようにすることができ
る。ここで用いた修正用のシリコン含有レジスト58
を、透過光に30度の位相差を与える膜厚50nmとし
た。この方法でマスク修正を行なう場合、塗布膜厚が薄
すぎると、膜厚変化が急激になり、パターンが転写され
てしまう。また、塗布膜厚が厚すぎると、修正用として
形成されたパターンの端部を通る光によってパターンが
転写さる。したがって、修正用のレジストの塗布膜厚は
透過光に10〜60度の範囲内の位相差を与えるような
膜厚であることが望ましい。
【0057】上記実施例では修正用の感光性樹脂の膜厚
を、透過光に与える位相差に換算して示した。実際の感
光性樹脂の膜厚tは次式で与えられる。
【0058】t=λ・Δ/(n−1)・360 ただし、ここで、nは位相シフト層の屈折率、λは露光
光の波長、Δは透過光に与える位相差(度単位)であ
る。
【0059】また、上記実施例では、修正用のレジスト
として、図2に示した化学増幅型シリコン含有レジスト
とクロロメチル化ポリジフェニルシロキサンを用いた
が、これ以外の感光性樹脂を用いることも可能である。
修正用に用いるレジストとしては、次のような五つの条
件を有することが望ましい。
【0060】第1に、エネルギー線に対する感度を有す
ること、特に、欠陥上に微細なパターンを露光するため
に、電子線、紫外線、あるいはイオンビームに対して感
度を有することが望ましい。さらに露光領域を欠陥部分
に限定するために、ネガ型の感度を持っていることが望
ましい。
【0061】第2に、この位相シフトマスクを用いる露
光装置の露光光に対して透明であること、望ましくは、
透過率95%以上であるのがよい。
【0062】第3に、この位相シフトマスクを用いる露
光装置の露光光に対する耐性が高いこと、望ましくは、
露光光を10×104J/cm2照射後に透過率、屈折
率、膜厚に変化のないのがよい。
【0063】第4に、マスク洗浄を行なう薬品に対して
充分な耐性があること、望ましくは、熱濃硫酸および熱
濃硫酸・硝酸混合液に対する耐性を持つのがよい。
【0064】第5に、屈折率が透明基板に近いことであ
る。しかし、これらの条件をすべて満足することはかな
り困難であるので、最低第1と第2の条件を満たすもの
であれば足りる。
【0065】このようなレジストとして、ポジ型レジス
トではポリメチルメタクリレート(PMMA)、ネガ型
レジストとしてはクロロメチル化スチレン(CMS)等
があげられる。
【0066】第1〜第5の条件を同時に満たす為には、
主査骨格にシロキサン結合(−Si−O−)を持つよう
なポリマーを主成分として含むようなレジストが望まし
い。
【0067】このようなレジストとして、図2の化学増
幅型シリコン含有レジスト以外に、クロロメチル基ある
いはアリル基あるいはビニル基等の放射線により架橋反
応を起こすような感光基を側鎖に含むポリマーを用いる
ことができる。クロロメチル基をもつ例を図10(a)
に、アリル基をもつ例を図10(b)に、ビニル基をも
つ例を図10(c)に示す。
【0068】また、ヒドロキシメチル基を側鎖に持つシ
ロキサンポリマーと酸発生剤からなるレジストを用いる
ことも可能である。この例を図10(d)に示す。
【0069】さらに、別のポリマーとしては、回転塗布
可能なフレオン系樹脂に感光性を持たせたレジストがあ
げられる。主鎖骨格がフロロカーボン(−CFxy−)
であるようなポリマーを主成分として含むようなレジス
トは薬品耐性が高く、透明度が高いので用いることがで
きる。この例を図10(e)に示す。
【0070】本発明の実施例に述べた位相シフトマスク
は隣合う開口部の透過光が互いに180度の位相差を持
つように設計されている。このような構造の位相シフト
マスクをレベンソン型位相シフトマスクという。位相シ
フトマスクにはこれ以外に種々の異なるタイプがある。
開口部の周辺に一定の幅で位相シフタを設けたリム型位
相シフトマスク(自己整合型位相シフトマスク)、や遮
光膜を持たず位相シフタパターンのみで構成された透過
型位相シフトマスク(クロムレス型位相シフトマス
ク)、位相シフタの透過光の透過率を下げたハーフトー
ン型位相シフトマスクなどがある。これらの位相シフト
マスクもまた位相シフトマスク上に透過光に位相差を与
えるための位相シフタのパターンを形成する。このた
め、本実施例で説明した位相シフトマスクの修正方法
は、これらのマスクに対してもまったく同様に適用する
ことができる。
【0071】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のホトマスクを用いることにより、簡便な方法で位相シ
フトマスクの欠陥の修正が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の位相シフトマスク修正方法を説明する
【図2】本発明の位相シフトマスク修正に用いる電子線
レジストの組成物を表わす図
【図3】本発明の位相シフトマスク修正方法を説明する
【図4】本発明の位相シフトマスク修正方法を説明する
【図5】本発明の位相シフトマスク修正方法を説明する
【図6】本発明の修正方法を行った位相シフトマスクの
光強度比と位相差の関係を説明する図
【図7】本発明の位相シフトマスク修正方法を説明する
【図8】修正部の膜厚のばらつきの許容範囲を説明する
【図9】位相シフトマスクを説明する図
【図10】位相シフタとして用いることのできるレジス
トの化学式を示す図
【図11】従来の位相シフトマスク修正方法を説明する
【図12】従来の位相シフトマスク修正方法を説明する
【図13】従来の位相シフトマスク修正方法を説明する
【符号の説明】
1 透明基板 2 遮光膜パターン 3 位相シフタ 5 位相シフタ欠陥 5a 凸欠陥 5b 凹欠陥 8 レジスト 9 電子線

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】透明基板と、前記透明基板上に形成された
    遮光膜パターンと、透過光に位相差を与える透明膜が前
    記透明基板あるいは前記遮光膜パターン上に形成されて
    おり、前記透明膜に存在する欠陥上に少なくとも形成さ
    れた透明な感光性樹脂とからなることを特徴とするホト
    マスク。
  2. 【請求項2】前記透明な感光性樹脂が透過光に90度以
    下の位相差を与える膜厚であることを特徴とする請求項
    1記載のホトマスク。
  3. 【請求項3】前記透明な感光性樹脂が透過光に300〜
    420度の範囲内の位相差を与える膜厚であることを特
    徴とする請求項1記載のホトマスク。
  4. 【請求項4】前記透明な感光性樹脂が透過光に120〜
    240度の範囲内の位相差を与える膜厚であることを特
    徴とする請求項1記載のホトマスク。
  5. 【請求項5】前記透明な感光性樹脂がシリコンを主成分
    として含む樹脂であることを特徴とする請求項1記載の
    ホトマスク。
  6. 【請求項6】前記透明な感光性樹脂がシロキサンポリマ
    ーと酸発生剤を主成分として含む樹脂であることを特徴
    とする請求項1記載のホトマスク。
  7. 【請求項7】透明基板と、前記透明基板上に形成された
    遮光膜パターンと、透過光に位相差を与える透明膜が前
    記透明基板あるいは前記遮光膜パターン上に形成されて
    おり、前記透明膜に存在する凹欠陥のある前記透明膜領
    域内に前記透明な感光性樹脂が形成されていることを特
    徴とするホトマスク。
  8. 【請求項8】透明基板と、前記透明基板上に形成された
    遮光膜パターンと、透過光に位相差を与える透明膜が前
    記透明基板あるいは前記遮光膜パターン上に形成されて
    おり、前記透明膜に凸欠陥が存在し、前記凸欠陥を完全
    に覆うように前記透明な感光性樹脂が形成されているこ
    とを特徴とするホトマスク。
  9. 【請求項9】透明基板上に遮光膜パターンと透過光に位
    相差を与える透明膜を備えたホトマスク上に、透明な感
    光性樹脂を塗布し、所定領域を露光、現像することによ
    り感光性樹脂パターンを基板上に形成することを特徴と
    するホトマスクの修正方法。
  10. 【請求項10】前記透明な感光性樹脂が透過光に90度
    以下の位相差を与える膜厚であることを特徴とする請求
    項9記載のホトマスクの修正方法。
  11. 【請求項11】前記透明な感光性樹脂が透過光に300
    〜420度の範囲内の位相差を与える膜厚であることを
    特徴とする請求項9記載のホトマスクの修正方法。
  12. 【請求項12】前記透明な感光性樹脂が透過光に120
    〜240度の範囲内の位相差を与える膜厚であることを
    特徴とする請求項9記載のホトマスクの修正方法。
  13. 【請求項13】前記透明な感光性樹脂がシリコンを主成
    分として含む樹脂であることを特徴とする請求項9記載
    のホトマスクの修正方法。
  14. 【請求項14】前記透明な感光性樹脂がシロキサンポリ
    マーと酸発生剤を主成分として含む樹脂であることを特
    徴とする請求項9記載のホトマスクの修正方法。
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