JPH06118276A - 光ファイバコードの端面加工法 - Google Patents

光ファイバコードの端面加工法

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Publication number
JPH06118276A
JPH06118276A JP4268936A JP26893692A JPH06118276A JP H06118276 A JPH06118276 A JP H06118276A JP 4268936 A JP4268936 A JP 4268936A JP 26893692 A JP26893692 A JP 26893692A JP H06118276 A JPH06118276 A JP H06118276A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical fiber
base
fiber cord
tip
cord
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4268936A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuichiro Tokuda
修一郎 徳田
Mikio Sera
幹雄 勢羅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Rayon Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Rayon Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP4268936A priority Critical patent/JPH06118276A/ja
Publication of JPH06118276A publication Critical patent/JPH06118276A/ja
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  • Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
  • Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 光ファイバコードの端面加工法は、下記工程
からなる光ファイバコードの端面加工法。(イ)1芯若
しくは多芯のプラスチック系光ファイバコードの端部か
らコードの被覆材を除去して光ファイバ芯線を露出する
工程(ロ)光ファイバコードの端部を挿入・固定する貫
通孔を有し貫通孔が挿入口側の大口径部と先端口側の小
口径部とからなる口金に、口金の挿入口から光ファイバ
コード端部を挿入する工程(ハ)口金の大口径部の一部
若しくは全部を外部力によりカシメて口金に光ファイバ
コード端部を接合する工程(ニ)口金の先端口より突き
出た光ファイバ芯線を、必要に応じて、切断する工程
(ホ)口金の先端口と鏡面板とを密着させた後、鏡面板
を相対的に加圧・加熱して先端口に臨む光ファイバ芯線
先端を溶融する工程(ヘ)鏡面板を冷却して光ファイバ
芯線の端面を固化し、鏡面が光ファイバ芯線の端面に転
写する工程 【効果】 大幅に加工工数を減らして良好な作業効率で
光ファイバコードの端面を加工する

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、光ファイバコード端
面加工方法に関し、より詳細には、プラスチック系光フ
ァイバコードの端部に口金が固定され、口金先端口の光
ファイバ端面が鏡面である光ファイバコードに加工する
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】プラスチック系光ファイバコードの端部
に口金が固定され、口金先端口の光ファイバ端面が鏡面
である光ファイバコードは、従来、光ファイバコードの
被覆材を取り除き、口金に挿入してカシメ若しくは接着
剤などでコードと口金とを堅く固定した後、口金先端口
部分を、耐水研磨紙などにより機械的に研磨して端面を
鏡面化していた。この様に口金を備える光ファイバコー
ドは、ポイントセンサヘッドや通信用のコネクターとし
て用いることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の加工方法では、
口金の先端口部分を機械的に研磨するので、口金と光フ
ァイバコードとを接着剤やカシメなどで確実に固定・接
合していなくてはならなかった。しかしながら、口金の
先端口部分を機械的に研磨するに要する時間や手間など
の加工工数が従来法では、最も多く、加工コストが高い
と云う不都合がある。また、接着剤による場合では、接
着剤の固化までにある程度の時間を要し、その時間を待
つために作業効率が必ずしも良好ではなかった。
【0004】この発明は上述の背景に基づきなされたも
のであり、その目的とするところは、大幅に加工工数を
減らして良好な作業効率で光ファイバコードの端面を加
工することができる方法を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題は、この発明に
より解決される。すなわち、この発明による光ファイバ
コードの端面加工法は、下記工程からなることを特徴と
する光ファイバコードの端部に口金が固定され、口金の
先端口に臨む光ファイバ端面が鏡面である光ファイバコ
ードの端面加工するものである。 (イ)1芯若しくは多芯のプラスチック系光ファイバコ
ードの端部からコードの被覆材を除去して光ファイバ芯
線を露出する工程 (ロ)光ファイバコードの端部を挿入・固定する貫通孔
を有し貫通孔が挿入口側の大口径部と先端口側の小口径
部とからなる口金に、口金の挿入口から光ファイバコー
ド端部を挿入する工程 (ハ)口金の大口径部の一部若しくは全部を外部力によ
りカシメて口金に光ファイバコード端部を接合する工程 (ニ)口金の先端口より突き出た光ファイバ芯線を、必
要に応じて、切断する工程 (ホ)口金の先端口と鏡面板とを密着させた後、鏡面板
を相対的に加圧・加熱して先端口に臨む光ファイバ芯線
先端を溶融する工程 (ヘ)鏡面板を冷却して光ファイバ芯線の端面を固化
し、鏡面が光ファイバ芯線の端面に転写する工程
【0006】この発明の好ましい態様において、口金の
先端口を、小口径部の径より大きく形成してテーパを設
けることができる。別の好ましい態様において、カシメ
られる大口径部の口金部分を、他の大口径部の肉厚より
薄く形成することもできる。
【0007】
【作用】上記構成を有するこの発明では、以下のように
作用する。先ず、1芯若しくは多芯のプラスチック系光
ファイバコードの端部の被覆材(ジャケット)を除去
し、内部の光ファイバ芯線を露出させる。また、光ファ
イバ端部に固定する口金を準備する。この口金は、光フ
ァイバコードの端部を挿入・固定する貫通孔を有し、貫
通孔は挿入口側の大口径部と先端口側の小口径部とから
なる。次いで、口金の挿入口から光ファイバコード端部
を挿入する。この挿入により光ファイバコードが固定す
べき位置に配置される。光ファイバ芯線が口金先端口か
ら余分に突き出るとき、必要に応じて、この突き出た光
ファイバ芯線を切断する。
【0008】光ファイバコードが固定すべき位置に配置
された口金の大口径部の一部若しくは全部を外部力によ
りカシメて、口金に光ファイバコード端部を接合する。
次いで、口金の先端口と鏡面板とを密着させた後、鏡面
板及び/または口金(光ファイバコード)を移動させ、
鏡面板で相対的に加圧しながら、鏡面板を加熱し先端口
に臨む光ファイバ芯線先端を溶融させる。この発明の好
ましい態様により口金先端口にテーパが形成されている
と、溶融した光ファイバ芯線がテーパ内に膨大化する。
次いで、鏡面板を冷却して光ファイバ芯線の端面を固化
する。この結果、鏡面が光ファイバ芯線の端面に転写さ
れる。
【0009】
【実施例】この発明を、以下の実施例を参照して、より
具体的に説明する。図1および2に、この発明による光
ファイバコードの端面加工法の一実施例の各工程を説明
する断面図を示す。図1に示すように、1芯プラスチッ
ク系光ファイバコード1の端部の被覆材(ジャケット)
を除去し、内部の光ファイバ芯線2を露出させる。ここ
で用いられる光ファイバコードは、1芯であるが、2芯
およびそれ以上の多芯であっても良い。芯線材料として
は、PMMA、PC等の透明プラスチック樹脂、被覆材
料としては、PE、PVCなどの樹脂を使用することが
できる。また、図1に、この実施例で使用する口金3の
断面図を示す。この態様の口金は、光ファイバコードの
端部を挿入・固定する貫通孔を有し、貫通孔は挿入口側
の大口径部4と先端口側の小口径部5とからなる。この
態様では、口金の先端口にテーパ6が形成されている。
【0010】図1に示すように、口金の挿入口から光フ
ァイバコード端部を挿入する。この挿入により、大口径
部4と小口径部5との境部分と光ファイバの被覆材端部
とが突き当たり、光ファイバコードが固定すべき位置に
配置される。更に、光ファイバ芯線2が口金先端口から
若干突き出る。必要に応じて、この突き出た光ファイバ
芯線2を適当な刃(ニッパ、ナイフなど)で切断する。
【0011】光ファイバコードが固定すべき位置に配置
された口金の大口径部の挿入口側部分を外部力によりカ
シメて、口金に光ファイバコード端部を接合する。この
態様では、図1に示されるように、カシメられる大口径
部の口金部分7が、他の大口径部の肉厚より薄く形成さ
れている。図3に、カシメられた部分の断面図を示す。
この態様では、口金3と光ファイバコード1が六角状に
カシメられている。図1に示す様に、口金の先端口と鏡
面板8とを密着させた後、鏡面板及び/または口金と光
ファイバコードを移動させ、相対的に加圧しながら、鏡
面板8をヒーター(図示せず)により加熱し、先端口に
臨む光ファイバ芯線先端を溶融させる。
【0012】この態様では、口金先端口にテーパ6が形
成されているので、溶融した光ファイバ芯線がテーパ内
に膨大化する。図4に、光ファイバ芯線先端が溶融し膨
大化した様子を拡大して示す。最後に、鏡面板8からヒ
ーターを離し、クーラーなどにより鏡面板を冷却して光
ファイバ芯線の端面9を固化する。この結果、鏡面が光
ファイバ芯線の端面9に転写される。図2にこの実施例
で得られた光ファイバコードの末端構造の断面を示す。
この発明は、上記実施例に限定されず種々の変形が可能
である。
【0013】
【発明の効果】この発明により、大幅に加工工数を減ら
して良好な作業効率で光ファイバコードの端面を加工す
るという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明による光ファイバコードの端
面加工法の一実施例の工程を説明する断面図である。
【図2】図2は、この発明による光ファイバコードの端
面加工法の一実施例で得られた光ファイバコードの端部
の断面図である。
【図3】図3は、カシメられた部分の断面図である。
【図4】図4は、光ファイバ芯線先端が膨大化した様子
を示す拡大断面図である。
【符号の説明】
1 光ファイバコード 2 光ファイバ芯線 3 口金 4 大口径部 5 小口径部 6 テーパ 7 カシメ部 8 鏡面板 9 端面

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記工程を含む光ファイバコードの端部
    に口金が固定され、該口金の先端口に臨む光ファイバ端
    面が鏡面である光ファイバの端面加工法。 (イ)1芯若しくは多芯のプラスチック系光ファイバコ
    ードの端部から該コードの被覆材を除去して光ファイバ
    芯線を露出する工程 (ロ)光ファイバコードの端部を挿入・固定する貫通孔
    を有し該貫通孔が挿入口側の大口径部と先端口側の小口
    径部とからなる口金に、該口金の挿入口から光ファイバ
    コード端部を挿入する工程 (ハ)該口金の大口径部の一部若しくは全部を外部力に
    よりカシメて口金に光ファイバコード端部を接合する工
    程 (ニ)該口金の先端口より突き出た光ファイバ芯線を、
    必要に応じて、切断する工程 (ホ)該口金の先端口と鏡面板とを密着させた後、鏡面
    板を相対的に加圧・加熱して該先端口に臨む光ファイバ
    芯線先端を溶融する工程 (ヘ)該鏡面板を冷却して光ファイバ芯線の端面を固化
    し、鏡面が光ファイバ芯線の端面に転写する工程
  2. 【請求項2】 口金の先端口が、小口径部の径より大き
    く形成されてテーパを有する請求項1記載の端面加工
    法。
  3. 【請求項3】 カシメられる大口径部の口金部分が、他
    の大口径部の肉厚より薄く形成されてる請求項1記載の
    端面加工法。
JP4268936A 1992-10-07 1992-10-07 光ファイバコードの端面加工法 Pending JPH06118276A (ja)

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ID=17465344

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JP4268936A Pending JPH06118276A (ja) 1992-10-07 1992-10-07 光ファイバコードの端面加工法

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JP (1) JPH06118276A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5770132A (en) * 1994-06-24 1998-06-23 Sumitomo Wiring Systems, Ltd. Terminal treatment device for a plastic fiber

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5770132A (en) * 1994-06-24 1998-06-23 Sumitomo Wiring Systems, Ltd. Terminal treatment device for a plastic fiber

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