JPH06118203A - プラスチックレンズ - Google Patents

プラスチックレンズ

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JPH06118203A
JPH06118203A JP4293942A JP29394292A JPH06118203A JP H06118203 A JPH06118203 A JP H06118203A JP 4293942 A JP4293942 A JP 4293942A JP 29394292 A JP29394292 A JP 29394292A JP H06118203 A JPH06118203 A JP H06118203A
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JP
Japan
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primer layer
plastic lens
parts
lens
fine particles
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JP4293942A
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English (en)
Inventor
Teruo Sakagami
輝夫 阪上
Kenichi Kokubu
健一 国分
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Kureha Corp
Original Assignee
Kureha Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 耐衝撃性、及び外観特性に優れたプラスチッ
クレンズを提供することを目的とする。 【構成】 プラスチックからなるレンズ基材の表面に、
プライマー層を介してハードコート層が形成されている
プラスチックレンズであって、このプライマー層は、熱
硬化型ウレタン樹脂100重量部中に粒子径が4〜15
0nmのコロイド状金属酸化物微粒子5〜100重量部
が分散されてなり、該コロイド状金属酸化物微粒子中に
は酸化チタンが60〜99重量%含有されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プラスチックレンズに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】プラスチック製のレンズにおいては、レ
ンズ基材の表面にハードコート層を形成して表面硬度を
高めることにより、耐擦傷性を向上させることが広く行
われている。このハードコート層の形成には、熱硬化型
のシリコーン系材質が多く用いられており、その技術内
容については例えば特開昭59−102964号公報に
記載されている。しかし、上記ハードコート層は耐薬品
性、特に耐アルカリ性が劣り、屈折率も十分に高いもの
ではない。一方、眼鏡レンズなどに用いられるプラスチ
ック製のレンズとしては、最近、より高い屈折率を有す
るものが要求されてきている。しかし、ハードコート層
の屈折率とレンズ基材の屈折率との差が大きくなると、
光の干渉縞が生ずるためにレンズの外観が見苦しくな
る。このため、レンズ基材の屈折率に対応して十分に高
い屈折率を示すハードコート層の提供が求められてい
る。
【0003】屈折率が高いハードコート層を得る技術と
して、例えば酸化セリウム微粒子をハードコート層中に
含有させる方法が知られており、この方法は特開昭63
−223701号公報に開示されている。しかし、この
ハードコート層は酸化セリウム微粒子により黄変する欠
点があるのみならず、金属酸化物を含有させたハードコ
ート層を設けたプラスチックレンズにおいては、そのよ
うなハードコート層を設けないプラスチックレンズに比
べ、耐衝撃性が大幅に低下する欠点がある。
【0004】ハードコート層の形成による耐衝撃性の低
下を改良する技術として、レンズ基材とハードコート層
との間にウレタン系のプライマー層を介在させる構造が
知られており、例えば特開昭63−87223号公報に
は、プライマー層として熱可塑性のポリウレタン樹脂を
用いた技術が開示されている。しかし、熱可塑性のポリ
ウレタン樹脂よりなるプライマー層の屈折率は低いた
め、高屈折率のレンズ基材と組み合わせて得られるレン
ズには干渉縞が強く生じ、レンズ外観が非常に低下す
る。また、上記プライマー層の表面にハードコート液を
塗布してハードコート層を形成する工程においては、プ
ライマー層を構成するポリウレタン樹脂がハードコート
液中に溶出するため、得られるハードコート層が耐擦傷
性の低いものとなるおそれがある。
【0005】一方、前述の熱可塑性ポリウレタン樹脂の
代わりに熱硬化型のポリウレタン樹脂を用いてプライマ
ー層を形成することにより、耐衝撃性と共に耐擦傷性を
向上させたプラスチックレンズを得る方法が、特開平3
−109502号公報に開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、熱硬化型のポ
リウレタン樹脂を用いて形成されたプライマー層の屈折
率は十分に高いものではなく、高屈折率のレンズ基材に
適用した場合には、プライマー層の屈折率との差が大き
くなってしまい、その結果、耐擦傷性・耐衝撃性につい
てはともかく、干渉縞が強く発生し、外観の良好なプラ
スチックレンズを得ることができない。このように、屈
折率が高く、耐衝撃性、耐擦傷性、耐薬品性に優れ、か
つ干渉縞の発生が少なくて外観特性に優れたプラスチッ
クレンズはいまだ存在せず、その開発が強く望まれてい
る。
【0007】本発明は、以上のような事情に基づいてな
されたものであり、その目的は、レンズ基材の表面にプ
ライマー層を介してハードコート層が形成されてなる多
層構造を有し、高屈折率であっても干渉縞の発生が少な
く、耐衝撃性に優れたプラスチックレンズを提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、プラスチック
からなるレンズ基材の表面に、プライマー層を介してハ
ードコート層が形成されてなるプラスチックレンズにお
いて、前記プライマー層は、熱硬化型ウレタン樹脂10
0重量部中に、粒子径が4〜150nmのコロイド状金
属酸化物微粒子5〜100重量部が分散されてなり、前
記コロイド状金属酸化物微粒子は、酸化チタンを60〜
99重量%含有するものであることを特徴とする。ま
た、熱硬化型ウレタン樹脂は、数平均分子量が600〜
2000であるポリエステルポリオールと、ブロック型
脂肪族ジイソシアネート化合物とから得られるものであ
ることが好ましい。
【0009】以下、本発明について詳細に説明する。本
発明に係るプラスチックレンズのレンズ基材は特に限定
されるものではないが、レンズ基材の屈折率と後述する
プライマー層の屈折率との差が±0.05以内であるこ
とが望ましく、その差が±0.03以内であることがよ
り望ましい。レンズ基材とプライマー層との屈折率の差
を±0.05以内とすることにより、プラスチックレン
ズに外観特性が損なわれる程の干渉縞が生ずることを防
止することができる。
【0010】本発明のプラスチックレンズのプライマー
層は、熱硬化型のウレタン樹脂中にコロイド状の金属酸
化物微粒子が分散することにより構成されており、ウレ
タン樹脂はポリオールとポリイソシアネート化合物とか
ら得ることができる。ここにポリオールとしては、アク
リルポリオール、アルキドポリオール、ポリエステルポ
リオールなどを用いることができるが、本発明において
はレンズ基材やハードコート層との密着性に優れ、しか
も柔軟性に優れたプライマー層が形成されることから、
ポリエステルポリオールを用いることが好ましい。この
ポリエステルポリオールは、例えば、二塩基酸と、グリ
コール類やトリオール類との脱水縮合反応によって得る
ことができ、1分子中に2個以上のヒドロキシル基を有
するものである。このポリエステルポリオールは、例え
ば、エチレングリコール、1,2−プロピレングリコー
ル、1,3−ブタンジオール、1,4−ブタンジオー
ル、1,6−ヘキサンジオール、ネオペンチルグリコー
ル、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、
トリメチロールプロパン、ヒドロキシノン・ビス(β−
ヒドロキシエチル)エーテルなどのグリコール類と、ア
ジピン酸、アゼライン酸、マレイン酸、無水フタル酸、
イソフタル酸などのジカルボン酸類との反応生成物とし
て得られる。本発明においては、上記反応生成物の中で
も、特にアジピン酸との反応により生成されるアジペー
ト型のポリエステルポリオールを用いることが好まし
く、これによって、柔軟性に優れたプライマー層を得る
ことができ、したがって、耐衝撃性が向上したプラスチ
ックレンズを得ることが可能となる。
【0011】また、本発明に用いるポリエステルポリオ
ールは、ガスクロマトグラフ法(GPC)で測定した場
合の数平均分子量(Mn)が600〜2000であるも
のが好ましく、特に、700〜1800であるものが好
ましい。Mnが600より小さいポリエステルポリオー
ルを用いると、プライマー層の柔軟性が低下するため、
プラスチックレンズの耐衝撃性が不十分になる。一方、
Mnが2000を超えるとポリエステルポリオールの粘
度が大きくなり、後述するポリイソシアネート化合物と
の均一な混合液を得ることが困難となるため、ポリエス
テルポリオールとポリイソシアネート化合物との重合体
は、重合度の均一性に欠けたものとなる。
【0012】ウレタン樹脂の他の原料として用いられる
ポリシイソシアネート化合物としては、ブロック型脂肪
族ジイソシアネート化合物が好ましく用いられる。一般
に、ポリイソシアネート化合物は、ポリオールの活性水
素に対するイソシアネート基の反応活性が非常に高いた
め、単量体混合物のポットライフが非常に短くなって取
り扱いにくい。したがって、イソシアネート基を種々の
ブロック剤で封鎖し、常温での反応を抑えたブロック型
イソシアネート化合物が好ましく用いられる。ブロック
剤としては、オキシム類、活性メチレン化合物、フェノ
ール類、アルコール類、ラクタム類等各種の化合物が用
いられる。脂肪族ジイソシアネート化合物としては、イ
ソホロンジイソシアネート、2,2,4−トリメチルヘ
キサメチレンジイソシアネート、及びジシクロヘキシル
メタンジイソシアネート等を挙げることができるが、本
発明においては、前述したブロック剤のうち、イソシア
ネート基の封鎖が解かれる解離温度や安定性、臭気、毒
性等を考慮し、2−ブトノンオキシムやアセトンオキシ
ム等のオキシム類、あるいはアセト酢酸エチル等の活性
メチレン化合物でブロックされたヘキサメチレンジイソ
シアネートを用いることが特に好ましい。
【0013】ポリイソシアネート化合物とポリオールの
混合の割合については、イソシアネート基と水酸基との
モル比が0.5〜3.0であることが好ましく、特に
0.8〜2.5であることがより好ましい。イソシアネ
ート基と水酸基とのモル比が0.5未満の場合には、得
られるウレタン樹脂の耐溶剤性が低下し、一方、上記モ
ル比が3.0を超える場合には、得られるウレタン樹脂
の耐衝撃性が低下するので、いずれの場合もプライマー
層の樹脂成分として好ましくない。
【0014】本発明において、プライマー層の樹脂成分
となるポリオールとポリイソシアネート化合物とを反応
させる際には、ポリオールとポリイソシアネート化合物
との通常の反応の際に用いられる硬化触媒を同様に用い
ることができる。即ち、上記樹脂成分に対し、アミン系
触媒或いは有機金属系触媒を0.1〜3重量%の範囲で
用いることが好ましい。
【0015】本発明に係るプラスチックレンズを構成す
るプライマー層中に分散されるコロイド状金属酸化物微
粒子としては、酸化チタンと他の金属酸化物との複合酸
化物、或いは酸化チタンと他の金属酸化物との単なる混
合物であり、粒子径が4〜150nmのものが用いられ
る。粒子径が4nm未満では、微粒子としての安定性に
欠け、製造が困難であり、一方、150nmを超える
と、形成されるプライマー層の透明性が低下するので好
ましくない。
【0016】コロイド状金属酸化物微粒子は、酸化チタ
ンを60〜99重量%、好ましくは70〜98重量%含
有するものとされる。酸化チタンを含有するコロイド状
金属酸化物微粒子を用いることにより、他の金属酸化物
微粒子を用いた場合よりもプラスチックレンズに優れた
耐衝撃性を与えることができる。この理由は十分には解
明されていないが、酸化チタンを含有する微粒子の形状
が何らかの寄与をしているものと考えられる。また、酸
化チタンは屈折率が高く、このため、コロイド状金属酸
化物微粒子として酸化チタンの含有率の高いものを用い
ることにより、プライマー層の屈折率を高くすることが
容易となると共に、コロイド状金属酸化物微粒子をプラ
イマー層中に分散させる割合を低くすることが可能にな
るので、プラスチックレンズの耐衝撃性が無用に低下す
ることが回避される。
【0017】以上の観点から、本発明におけるコロイド
状金属酸化物微粒子は、酸化チタンの含有率が60重量
%以上のものとされる。酸化チタンの含有率が60重量
%未満のコロイド状金属酸化物微粒子を用いた場合に
は、プライマー層の屈折率を高いものとするために必要
なコロイド状金属酸化物微粒子の割合が大きくなり、こ
のため耐衝撃性が低下し、本発明の目的を十分に達成す
ることができない。一方、酸化チタンの含有率が99重
量%を超えるコロイド状金属酸化物微粒子を用いると、
プライマー層の耐候性が低下して変色し易くなる傾向が
強まり、好ましくない。
【0018】酸化チタンと共にコロイド状金属酸化物微
粒子を形成する金属酸化物の具体例としては、例えば酸
化セリウム(CeO2 )、酸化鉄(Fe23 )、酸化
珪素(SiO2 )、酸化ジルコニウム(ZrO2 )等を
挙げることができる。
【0019】プライマー層中に分散されるコロイド状金
属酸化物微粒子の割合は、ポリオールとポリイソシアネ
ート化合物との合計量100重量部に対し、5〜100
重量部、好ましくは10〜80重量部である。この割合
が5重量部未満では、十分に高い屈折率を有するプライ
マー層を得ることができないため、高屈折率のレンズ基
材に対するプライマー層の屈折率の差を±0.05以内
に調節することが困難になる。一方、この割合が100
重量部を超えるとプライマー層の柔軟性が低下し、この
ためプラスチックレンズの耐衝撃性が低下する。
【0020】上述のプライマー層の上に形成されるハー
ドコート層の材質は、特に限定されるものではないが、
シリコーン系樹脂或いは金属酸化物微粒子を含有させた
シリコーン系樹脂からなる熱硬化型のハードコート材、
多官能アクリル樹脂或いはそれに金属酸化物微粒子を含
有させた紫外線硬化型のハードコート材、その他が用い
られる。ハードコート層の屈折率は、レンズ基材の屈折
率との差およびプライマー層の屈折率との差がいずれも
±0.05以内、好ましくは±0.03以内であること
が、プラスチックレンズの干渉縞の発生を防止する上で
望ましい。また、ハードコート層の厚さは、500〜8
000nm、好ましくは1000〜5000nmである
ことにより、耐擦傷性に優れ、しかも硬度の高いプラス
チックレンズを得ることができる。
【0021】レンズ基材の表面にプライマー層を形成す
る手段は、特に限定されるものではないが、好ましい一
態様においては、まず、レンズ基材の表面を酸もしくは
アルカリの水溶液、例えば硫酸−クロム酸混液もしくは
水酸化ナトリウム水溶液などで薬品処理を行うか、ある
いはコロナ放電処理や低温プラズマ処理、紫外線もしく
はオゾンを利用した処理などを行って洗浄し、次いで、
上記のポリオール、ポリイソシアネート化合物ならびに
コロイド状金属酸化物微粒子を必須成分とする液状混合
物をレンズ基材上に塗布し、その後、有機溶剤などの揮
発性化合物を乾燥除去する方法が用いられる。
【0022】プライマー層の形成に用いられる液状混合
物における必須成分の濃度、即ちポリオール、ポリイソ
シアネート化合物ならびにコロイド状金属酸化物微粒子
の合計量の濃度は5〜40重量%、好ましくは10〜3
0重量%である。上記必須成分の濃度を調節するために
用いる希釈用有機溶剤としては、アルコール類、エステ
ル類、エーテル類、ケトン類等を挙げることができる
が、基材レンズの耐薬品性や後述するコロイド状金属酸
化物微粒子の分散媒体として用いられる溶剤との関連か
ら、メチルアルコール、エチルアルコール、イソプロピ
ルアルコールなどの脂肪族飽和炭化水素系アルコール、
酢酸エチル、酢酸n−ブチル等のエステル、あるいはこ
れらの混合溶剤が用いられる。
【0023】プライマー層を形成する液状混合物におけ
る必須成分の濃度を5〜40重量%とすることにより、
コロイド状金属酸化物微粒子の分散状態の均一性が維持
され、しかも、プライマー層の膜厚を100〜4000
nm、好ましくは200〜2000nmに調節すること
が容易である。プライマー層の膜厚が100nmより小
さい場合には、プラスチックレンズに十分な耐衝撃性を
与えることができない。一方、プライマー層の膜厚が4
000nmより大きく厚くなる場合には、プライマー層
の柔軟性が過大となるため、プライマー層の上にハード
コート層を設けた状態においてもプラスチックレンズ全
体の硬度や寸法安定性等が不足し、しかもハードコート
層との密着性が低いため好適なプラスチックレンズを得
ることができない。
【0024】プライマー層には、必要に応じて、光安定
剤、酸化防止剤、着色剤、帯電防止剤、シリコーン系も
しくはフッ素系の表面平滑剤などを、本発明の目的を阻
害しない範囲で添加することができる。
【0025】プライマー層の他の必須成分であるコロイ
ド状金属酸化物微粒子は、適宜の分散媒体中に分散させ
たものを用いることが好ましい。分散媒体としては、
水、アルコール類、エステル類、エーテル類、ケトン
類、芳香族化合物等を挙げることができるが、有毒性、
取扱い性、得られるレンズ基材の耐薬品性の点からアル
コール類が好ましく、具体的にはメタノール、エタノー
ル、イソプロピルアルコール、n−ブチルアルコール等
が好ましい。また、コロイド状金属酸化物微粒子の表面
に親油化処理を施したり、カルボン酸、アミン等を添加
して金属酸化物微粒子の分散安定性を向上させることが
できる。
【0026】
【実施例】以下に、実施例により本発明を具体的に説明
するが、本発明はこれらによって限定されるものでな
い。尚、以下の実施例および比較例において「%」およ
び「部」は、それぞれ「重量%」および「重量部」を表
す。また、「コロイド状金属酸化物微粒子」、「ポリエ
ステルポリオール」、「ブロック型脂肪族ジイソシアネ
ート化合物」、「レンズ基材」および「ハードコート
剤」としては以下のものを用いた。
【0027】「コロイド状金属酸化物微粒子」 (1)酸化物微粒子(a);二酸化チタンと酸化第二鉄
のメタノール分散ゾル、粒子径10〜20nm、固形分
濃度20%、固形分重量比(TiO2 /Fe23 )=
98/2 (「オプトレイク1120F」触媒化成工業
(株)製) (2)酸化物微粒子(b); 二酸化チタンと二酸化セ
リウムのメタノール分散ゾル、粒子径10〜30nm、
固形分濃度20%、固形分重量比 (TiO2 /CeO
2 )=80/20 (「オプトレイク1120A」触媒
化成工業(株)製) (3)酸化物微粒子(c); 酸化アンチモン(Sb2
5)のメタノール分散ゾル、粒子径10〜20nm、固
形分濃度30% (「AMT−130S」日産化学
(株)製) (4)酸化物微粒子(d); シリカ(SiO2 )のメ
タノール分散ゾル、粒子径10〜20nm、固形分濃度
30% (「オスカル1132」触媒化成工業(株)
製)
【0028】「ポリエステルポリオール」 (1)ポリオール(A);1,6−ヘキサンジオール1
50部と、トリメチロールプロパン22.1部と、アジ
ピン酸195.5部との反応生成物、数平均分子量(M
n)1770 (2)ポリオール(B);Mn=1280 (「ニッポ
ラン1100」日本ポリウレタン工業(株)製) (3)ポリオール(C);Mn=880 (「ニッポラ
ン800」日本ポリウレタン工業(株)製) (4)ポリオール(D);Mn=440のアジペート型
ポリエステル系「その他のポリオール」 (1)ポリオール(E);Mn=3170のアクリル系
ポリオール (「アクリデックA−809」大日本イン
キ工業(株)製)
【0029】「ブロック型脂肪族ジイソシアネート化合
物」 (1)イソシアネート(X);オキシムブロック型ヘキ
サメチレンジイソシアネート、有効成分80% (「コ
ロネート2507」日本ポリウレタン工業(株)製) (2)イソシアネート(Y);活性メチレンブロック型
ヘキサメチレンジイソシアネート、有効成分80%
(「コロネート2513」日本ポリウレタン工業(株)
製) (3)イソシアネート(Z);ラクタムブロック型ヘキ
サメチレンジイソシアネート、有効成分80% (「コ
ロネート2515」日本ポリウレタン工業(株)製)
【0030】「レンズ基材」 中心厚1.2mm、−2.00ジオプターであるウレタ
ン系樹脂製レンズ。 (1)L−1;屈折率nD =1.602、ウレタン系樹
脂レンズ (2)L−2;屈折率nD =1.549、ウレタン系樹
脂レンズ (3)L−3;屈折率nD =1.655、ウレタン系樹
脂レンズ
【0031】「ハードコート剤」 (1)ハードコート剤(A);シリコーン系、屈折率n
D =1.600 (2)ハードコート剤(B);シリコーン系、屈折率n
D =1.550 (3)ハードコート剤(C);シリコーン系、屈折率n
D =1.650
【0032】〔実施例1〕 1)プライマー層用混合液の調製 ポリエステルポリオールであるポリオール(A)26.
5部、及びポリオール(B)26.5部と、ブロック型
脂肪族ジイソシアネート化合物としてイソシアネート
(X)58.8部と、コロイド状金属酸化物微粒子とし
て酸化物微粒子(a)214.3部とを混合し、さらに
セロソルブアセテートとメチルアルコールとを等重量混
合した希釈剤625.24部を添加して液状混合物と
し、ポリオール(A)、ポリオール(B)、イソシアネ
ート(X)、ならびに酸化物微粒子(a)の合計の必須
成分の濃度が、液状混合物全体の15%となるように調
整した。この液状混合物に、硬化触媒としてジブチルチ
ンジラウレート1.0部を添加し、十分に混合してプラ
イマー層用混合液とした。このプライマー層用混合液中
の組成を各成分の純分で表1に示す。尚、プライマー層
の屈折率は、上記プライマー層用混合液をシリコンウエ
ハーにスピナーによりコートした後、ヘリウムネオンレ
ーザー光線を備えたエリプソメトリーAEP(島津製作
所製)を用いて測定した。測定結果を表4に示す。
【0033】2)プラスチックレンズの製造 予め、レンズ基材L−1を5%水酸化ナトリウム水溶液
に60℃で10分間浸漬した後、水洗、アルコール洗浄
によりレンズ基材表面の脱脂処理を行った。次いでこの
レンズ基材L−1の表面に、上記プライマー層用混合液
を浸漬速度20cm/min.とした浸漬法によって塗
布した。この塗布済みのレンズ基材L−1を60℃で5
分間乾燥し、次いで120℃で60分間加熱処理して、
レンズ基材L−1上に厚さ820nmのプライマー層を
設けた。次に、ハードコート剤(A)を浸漬速度30c
m/min.とした浸漬法で上記プライマー層上に塗布
した。塗布された膜厚は2300nmであった。ハード
コート剤(A)が塗布されたレンズを60℃で5分間乾
燥し、次いで、120℃で3時間加熱処理してハードコ
ート剤(A)を硬化させ、ハードコート層を形成した。
さらに、このハードコート層上に順に、二酸化珪素/酸
化アルミニウム膜、酸化ジルコニウム/二酸化チタン
膜、及び二酸化珪素膜をスパッタリング法で形成して反
射防止膜を設けた。
【0034】上述の方法により得られた本発明のプラス
チックレンズの性能を表4に示す。尚、レンズの性能評
価は以下の方法により行った。 (イ)外観試験 レンズを蛍光ランプ(東芝(株)製: メロウルックF
L15EX−S)下での反射光を目視観察し、以下の基
準で判定した。 ○:干渉縞が全く見えない。 △:干渉縞が少し見える。 ×:干渉縞が強くはっきりと見える。 (ロ)透明性 日本電色工業(株)製:「NDH−1001DP」を用
いて全光線透過率(T%)、濁度(H%)を測定した。 (ハ)耐衝撃性 重量が16.3g、直径が15.6mmである鋼球をレ
ンズの凸面側の中心部に自然落下させ、当該レンズの衝
撃面にひび割れが生じる最低落下高さを測定した。この
最低落下高さと鋼球の重量との積を破壊エネルギーとし
た。即ち、この破壊エネルギーが大きいものほど破壊強
度に優れていることを表している。測定温度は室温、試
験数は各レンズにつき5個とした。
【0035】〔実施例2〕液状混合物中におけるコロイ
ド状金属酸化物微粒子の重量を49.0部とし、希釈剤
を570.24部とした以外は実施例1と同様にしてプ
ライマー層用混合液を調製した。レンズ基材L−2、及
びハードコート剤(B)を用いた以外は実施例1と同様
にしてプラスチックレンズを得た。本実施例におけるプ
ライマー層用混合液の組成を表1に、得られたプラスチ
ックレンズの性能を表4に示す。
【0036】〔実施例3〕液状混合物中のコロイド状金
属酸化物微粒子の重量を465.5部とし、希釈剤を7
09.08部とした以外は実施例1と同様にしてプライ
マー層用混合液を調製した。レンズ基材L−3、及びハ
ードコート剤(C)を用いた以外は実施例1と同様にし
てプラスチックレンズを得た。本実施例におけるプライ
マー層用混合液の組成を表1に、得られたプラスチック
レンズの性能を表4に示す。
【0037】〔比較例1〕液状混合物中のコロイド状金
属酸化物微粒子を除去し、希釈剤を548.93部とし
た以外は、実施例1と同様にしてプライマー層用混合液
を調製した。レンズ基材L−1、及びハードコート剤
(A)を用いた以外は実施例1と同様にしてプラスチッ
クレンズを得た。本実施例におけるプライマー層用混合
液の組成を表1に、得られたプラスチックレンズの性能
を表4に示す。
【0038】〔比較例2〕液状混合物中のコロイド状金
属酸化物微粒子の重量を928.6部とし、希釈剤を8
57.44部とした以外は、実施例1と同様にしてプラ
イマー層用混合液を調製した。レンズ基材L−3、及び
ハードコート剤(C)を用いた以外は実施例1と同様に
してプラスチックレンズを得た。本実施例におけるプラ
イマー層用混合液の組成を表1に、得られたプラスチッ
クレンズの性能を表4に示す。
【0039】〔実施例4〕液状混合物中のコロイド状金
属酸化物微粒子として、酸化物微粒子(b)333.3
5部を配合し、希釈剤量を659.02部とした以外は
実施例1と同様にしてプラスチックレンズを得た。プラ
イマー層用混合液の組成を表2に、得られたプラスチッ
クレンズの性能を表4に示す。
【0040】〔実施例5〕液状混合物中のコロイド状金
属酸化物微粒子を、酸化物微粒子(a)188.5部と
酸化物微粒子(c)53.87部との混合物とし、希釈
剤量を664.54部とした以外は実施例1と同様にし
てプラスチックレンズを得た。プライマー層用混合液の
組成を表2に、得られたプラスチックレンズの性能を表
4に示す。
【0041】〔比較例3〕液状混合物中のコロイド状金
属酸化物微粒子として、酸化物微粒子(a)200.0
部と酸化物微粒子(c)200.0部との混合物を用
い、コロイド状金属酸化物微粒子中の二酸化チタンの比
率を60%未満とし、希釈剤量を814.58部とした
以外は実施例1と同様にしてプラスチックレンズを得
た。プライマー層用混合液の組成を表2に、得られたプ
ラスチックレンズの性能を表4に示す。
【0042】〔比較例4〕液状混合物中のコロイド状金
属酸化物微粒子として、酸化物微粒子(d)142.8
7部を用い、希釈剤量を690.82部とした以外は実
施例1と同様にしてプラスチックレンズを得た。プライ
マー層用混合液の組成を表2に、得られたプラスチック
レンズの性能を表4に示す。
【0043】〔比較例5〕液状混合物中のコロイド状金
属酸化物微粒子のかわりに、平均粒子径が254nmで
ある粉体状酸化チタン「タイペーク;CR−90」を1
4.9部用い、希釈剤量を631.76部とし、オレイ
ン酸を0.75部配合した以外は実施例1と同様にして
プラスチックレンズを得た。プライマー層の組成を表2
に、得られたプラスチックレンズの性能を表4に示す。
なお、本比較例で用いた粉体状酸化チタンは、表2中
(e)で表す。
【0044】〔実施例6〕液状混合物の組成に関し、ポ
リオール(A)を24.9部、およびポリオール(B)
を24.9部、ブロック型脂肪族ジイソシアネート化合
物としてイソシアネート(Y)を62.78部、コロイ
ド状金属酸化物微粒子として酸化物微粒子(a)を21
4.3部、希釈剤量を624.54部に変更し、基材レ
ンズに塗布後のプライマー層の加熱硬化時の温度を11
5℃とした以外は実施例1と同様にしてプラスチックレ
ンズを得た。プライマー層用混合液の組成を表3に、得
られたプラスチックレンズの性能を表4に示す。
【0045】〔実施例7〕液状混合物の組成に関し、ポ
リオール(A)を24.0部、およびポリオール(C)
を24.0部、ブロック型脂肪族ジイソシアネート化合
物としてイソシアネート(X)を52.0部、コロイド
状金属酸化物微粒子として、酸化物微粒子(a)を21
4.3部、希釈剤量を624部と変更した以外は実施例
1と同様にしてプラスチックレンズを得た。プライマー
層用混合液の組成を表3に、得られたプラスチックレン
ズの性能を表4に示す。
【0046】〔比較例6〕液状混合物の組成に関し、ポ
リオール(A)を25.4部、およびポリオール(B)
を25.4部、ブロック型脂肪族ジイソシアネート化合
物としてイソシアネート(Z)を61.75部に、希釈
剤量を624.5部に変更した以外は実施例1と同様に
してプラスチックレンズを得た。プライマー層用混合液
の組成を表3に、得られたプラスチックレンズの性能を
表4に示す。
【0047】〔比較例7〕液状混合物の組成を、Mnが
440であるポリオール(D)57.6部、ブロック型
脂肪族ジイソシアネート化合物としてイソシアネート
(X)を53部に、希釈剤量を626.4部に変更した
以外は実施例1と同様にしてプラスチックレンズを得
た。プライマー層用混合液の組成を表3に、得られたプ
ラスチックレンズの性能を表4に示す。
【0048】〔比較例8〕液状混合物の組成に関し、ポ
リオールとしてアクリル系ポリオール「アクリディック
A−809」165.73部を用い、イソシアネート
(X)を21.43部に、希釈剤量を549.9部に変
更した以外は実施例1と同様にしてプラスチックレンズ
を得た。プライマー層用混合液の組成を表3に、得られ
たプラスチックレンズの性能を表4に示す。なお、上述
のアクリル系ポリオールは、表3中において(E)で示
す。
【0049】
【表1】
【0050】
【表2】
【0051】
【表3】
【0052】
【表4】
【0053】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、ポリオ
ールとポリイソシアネート化合物との反応生成物である
ウレタン樹脂と、酸化チタンを主成分とするコロイド状
金属酸化物微粒子とにより構成されるプライマー層をレ
ンズ基材とハードコート層との間に介在させることによ
り、耐衝撃性に優れ、表面硬度、透明性が高く、かつ高
屈折率を有して干渉縞の生成が見られない外観特性の優
れたプラスチックレンズを得ることができる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラスチックからなるレンズ基材の表面
    に、プライマー層を介してハードコート層が形成されて
    なるプラスチックレンズにおいて、 前記プライマー層は、熱硬化型ウレタン樹脂100重量
    部中に、粒子径が4〜150nmのコロイド状金属酸化
    物微粒子5〜100重量部が分散されてなり、 前記コロイド状金属酸化物微粒子は、酸化チタンを60
    〜99重量%含有するものであることを特徴とするプラ
    スチックレンズ。
  2. 【請求項2】 熱硬化型ウレタン樹脂は、数平均分子量
    が600〜2000であるポリエステルポリオールと、
    ブロック型脂肪族ジイソシアネート化合物とから得られ
    るものである請求項1に記載のプラスチックレンズ。
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