JPH0611805Y2 - 印字機のプラテンロ−ル - Google Patents
印字機のプラテンロ−ルInfo
- Publication number
- JPH0611805Y2 JPH0611805Y2 JP17475385U JP17475385U JPH0611805Y2 JP H0611805 Y2 JPH0611805 Y2 JP H0611805Y2 JP 17475385 U JP17475385 U JP 17475385U JP 17475385 U JP17475385 U JP 17475385U JP H0611805 Y2 JPH0611805 Y2 JP H0611805Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- flange
- platen roll
- bush
- printing machine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Handling Of Sheets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、タイプライタその他の事務用機械として用
いられる印字機のプラテンロールに関するものである。
いられる印字機のプラテンロールに関するものである。
(従来の技術) 印字機のプラテンロールとしては、太いゴムロールの中
心に長いシヤフトを直接固定したシヤフト方式のもの以
外に第5図に示すように、表面をゴム層1で被覆したパ
イプ2の両端にブツシユ3を介して短いシヤフト4を固
定し、上記パイプ2の内面に紙や発泡樹脂等の吸音材5
を取付けたパイプ方式のものが知られている。
心に長いシヤフトを直接固定したシヤフト方式のもの以
外に第5図に示すように、表面をゴム層1で被覆したパ
イプ2の両端にブツシユ3を介して短いシヤフト4を固
定し、上記パイプ2の内面に紙や発泡樹脂等の吸音材5
を取付けたパイプ方式のものが知られている。
(考案が解決しようとする問題点) パイプ方式のプラテンロールは、シヤフト方式のものに
比べて軽量である反面、ゴム層1が薄いために印字の際
のパイプ2の振動が大きく、そのため騒音が大きくなる
という問題があつた。
比べて軽量である反面、ゴム層1が薄いために印字の際
のパイプ2の振動が大きく、そのため騒音が大きくなる
という問題があつた。
この考案は、パイプ方式のプラテンロールにおいて、パ
イプ2から直接外部へ伝わる騒音と、パイプ2内で共鳴
してブツシユ3の両端の開放部から抜け出る騒音のう
ち、後者の騒音を減衰させることにより、騒音レベルを
低下させるものである。
イプ2から直接外部へ伝わる騒音と、パイプ2内で共鳴
してブツシユ3の両端の開放部から抜け出る騒音のう
ち、後者の騒音を減衰させることにより、騒音レベルを
低下させるものである。
(問題点を解決するための手段) この考案は、上記の問題点を解決するため、パイプ方式
のプラテンロールのブツシユを、シヤフトに嵌合する筒
状部と、この筒状部の外側端および内側端にそれぞれ設
けられ上記パイプの内面に嵌合するとともに、複数の窓
孔がそれぞれ穿設された外側フランジおよび内側フラン
ジとによつて構成し、外側フランジと内側フランジとの
間を少なくとも1個の消音室に形成する。なお、ブツシ
ユおよびパイプは金属または合成樹脂で作られる。
のプラテンロールのブツシユを、シヤフトに嵌合する筒
状部と、この筒状部の外側端および内側端にそれぞれ設
けられ上記パイプの内面に嵌合するとともに、複数の窓
孔がそれぞれ穿設された外側フランジおよび内側フラン
ジとによつて構成し、外側フランジと内側フランジとの
間を少なくとも1個の消音室に形成する。なお、ブツシ
ユおよびパイプは金属または合成樹脂で作られる。
(作用) パイプ内で生じた共鳴音は、ブツシユ内の複数の消音室
を通過する間に減衰し、低レベルの騒音となつて外部へ
出る。なお、消音室に吸音材を充填することにより、ま
た消音室の個数を増すことにより減衰が一層強くなる。
を通過する間に減衰し、低レベルの騒音となつて外部へ
出る。なお、消音室に吸音材を充填することにより、ま
た消音室の個数を増すことにより減衰が一層強くなる。
(実施例) 第1図ないし第3図において、11はゴム層、12はパイ
プ、13はブツシユ、14はシヤフトである。上記のブツシ
ユ13は、従来のブツシユ3よりも長く作られ、シヤフト
14に嵌合する筒状部13aの両端、すなわち外側端および
内側端にそれぞれ外側フランジ13bおよび内側フランジ1
3cを有し、これらの外側フランジ13bおよび内側フラン
ジ13cには、それぞれ複数個の窓孔13dおよび窓孔13eが
筒状部13aを囲むように等間隔に穿設され、外側フラン
ジ13bおよび内側フランジ13cの外周がそれぞれパイプ12
の内面に嵌合される。そして、外側フランジ13bおよび
内側フランジ13cのほぼ中間に円板状の中間フランジ13f
が上記筒状部13aから突設され、その外周とパイプ12内
面との間に若干の隙間が形成され、この中間フランジ13
fと内側フランジ13cとの間に第1消音室15aが、また中
間フランジ13fと外側フランジ13bとの間に第2消音室15
bがそれぞれ形成され、これら第1消音室15aおよび第2
消音室15bに吸音材16が充填される。なお、パイプ12の
内面中央部には、吸音シート17が貼着される。
プ、13はブツシユ、14はシヤフトである。上記のブツシ
ユ13は、従来のブツシユ3よりも長く作られ、シヤフト
14に嵌合する筒状部13aの両端、すなわち外側端および
内側端にそれぞれ外側フランジ13bおよび内側フランジ1
3cを有し、これらの外側フランジ13bおよび内側フラン
ジ13cには、それぞれ複数個の窓孔13dおよび窓孔13eが
筒状部13aを囲むように等間隔に穿設され、外側フラン
ジ13bおよび内側フランジ13cの外周がそれぞれパイプ12
の内面に嵌合される。そして、外側フランジ13bおよび
内側フランジ13cのほぼ中間に円板状の中間フランジ13f
が上記筒状部13aから突設され、その外周とパイプ12内
面との間に若干の隙間が形成され、この中間フランジ13
fと内側フランジ13cとの間に第1消音室15aが、また中
間フランジ13fと外側フランジ13bとの間に第2消音室15
bがそれぞれ形成され、これら第1消音室15aおよび第2
消音室15bに吸音材16が充填される。なお、パイプ12の
内面中央部には、吸音シート17が貼着される。
上記の構造において、パイプ12内の共鳴音は、内側フラ
ンジ13cの窓孔13e、第1消音室15a、第2消音室15bを通
る間に減衰し、低レベルの騒音になつて外側フランジ13
bの窓孔13dから外部へ放出される。
ンジ13cの窓孔13e、第1消音室15a、第2消音室15bを通
る間に減衰し、低レベルの騒音になつて外側フランジ13
bの窓孔13dから外部へ放出される。
上記の実施例において、第4図に示すように、中間フラ
ンジ13fを内側フランジ13cと同じ大きさに形成し、この
中間フランジ13fに複数個の窓孔13gを穿設してもよい。
なお、上記の窓孔13d、13e、13gの位相をずらし、騒音の
減衰を一層高めることができる。
ンジ13fを内側フランジ13cと同じ大きさに形成し、この
中間フランジ13fに複数個の窓孔13gを穿設してもよい。
なお、上記の窓孔13d、13e、13gの位相をずらし、騒音の
減衰を一層高めることができる。
(考案の効果) この考案は、パイプ方式のプラテンロールのブツシユに
消音室を形成し、プラテンロールのパイプ内からブツシ
ユの窓孔を抜けて外部へ放出される騒音のレベルを上記
消音室で減衰させるようにしたものであるから、印字に
伴つて発生する騒音レベルを従来よりも低下させること
ができる。なお、実施例のように2個の消音室を設けた
ときは、騒音レベルの低下が1〜3dBであつた。
消音室を形成し、プラテンロールのパイプ内からブツシ
ユの窓孔を抜けて外部へ放出される騒音のレベルを上記
消音室で減衰させるようにしたものであるから、印字に
伴つて発生する騒音レベルを従来よりも低下させること
ができる。なお、実施例のように2個の消音室を設けた
ときは、騒音レベルの低下が1〜3dBであつた。
第1図はこの考案の実施例の縦断面図、第2図は第1図
のII−II線断面図、第3図は第1図のIII−III線断面
図、第4図は他の実施例の縦断面図、第5図は従来例の
縦断面図である。 11:ゴム層、12:パイプ、13:ブツシユ、13a:筒状
部、13b:外側フランジ、13c:内側フランジ、13d、13e、
13g:窓孔、13f:中間フランジ。
のII−II線断面図、第3図は第1図のIII−III線断面
図、第4図は他の実施例の縦断面図、第5図は従来例の
縦断面図である。 11:ゴム層、12:パイプ、13:ブツシユ、13a:筒状
部、13b:外側フランジ、13c:内側フランジ、13d、13e、
13g:窓孔、13f:中間フランジ。
Claims (1)
- 【請求項1】表面をゴム層で被覆したパイプの両端にブ
ツシユを介してシヤフトを固定した印字機のプラテンロ
ールにおいて、上記のブツシユが上記シヤフトに嵌合す
る筒状部と、この筒状部の外側端および内側端にそれぞ
れ設けられ上記パイプの内面に嵌合するとともに、複数
の窓孔がそれぞれ穿設された外側フランジおよび内側フ
ランジとからなり、この外側フランジと内側フランジと
の間に少なくとも1個の消音室を備えている印字機のプ
ラテンロール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17475385U JPH0611805Y2 (ja) | 1985-11-12 | 1985-11-12 | 印字機のプラテンロ−ル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17475385U JPH0611805Y2 (ja) | 1985-11-12 | 1985-11-12 | 印字機のプラテンロ−ル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6283646U JPS6283646U (ja) | 1987-05-28 |
JPH0611805Y2 true JPH0611805Y2 (ja) | 1994-03-30 |
Family
ID=31113433
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17475385U Expired - Lifetime JPH0611805Y2 (ja) | 1985-11-12 | 1985-11-12 | 印字機のプラテンロ−ル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0611805Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-11-12 JP JP17475385U patent/JPH0611805Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6283646U (ja) | 1987-05-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US3975894A (en) | Vibration and sound dampening means | |
JP2000110882A (ja) | 液体作用により緩衝するゴム製支持体 | |
US4453848A (en) | Noise-reducing platen | |
JPH0611805Y2 (ja) | 印字機のプラテンロ−ル | |
JPH0311508Y2 (ja) | ||
US3057450A (en) | Noiseless typewriter or the like | |
JPS5835484Y2 (ja) | プラテンロ−ル | |
JPS63969Y2 (ja) | ||
JPS58179676A (ja) | プリンタ | |
JPH0444870A (ja) | プラテンの消音構造 | |
JPH01240799A (ja) | ファン用消音器 | |
JP2703811B2 (ja) | 吸音構造 | |
JPH07293379A (ja) | エンジンの吸気サイレンサ | |
JPH0344517Y2 (ja) | ||
JPH059757Y2 (ja) | ||
JPS6323524Y2 (ja) | ||
JPH0356740Y2 (ja) | ||
JPS5941093Y2 (ja) | 円筒活字ドラム | |
JPS6220670Y2 (ja) | ||
JPS6315536Y2 (ja) | ||
JP2510582Y2 (ja) | 車両用エアクリ―ナ | |
JPS59186518U (ja) | 回転部防振構造 | |
JPS61280961A (ja) | プラテンロ−ラ | |
JPS6120888Y2 (ja) | ||
JPH03189315A (ja) | 消音器 |