JPS6220670Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6220670Y2 JPS6220670Y2 JP12963282U JP12963282U JPS6220670Y2 JP S6220670 Y2 JPS6220670 Y2 JP S6220670Y2 JP 12963282 U JP12963282 U JP 12963282U JP 12963282 U JP12963282 U JP 12963282U JP S6220670 Y2 JPS6220670 Y2 JP S6220670Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- intake
- sound
- air chamber
- air
- silencer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000003584 silencer Effects 0.000 claims description 13
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 claims description 8
- 239000011358 absorbing material Substances 0.000 description 10
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 3
- 230000001743 silencing effect Effects 0.000 description 3
- 238000013016 damping Methods 0.000 description 2
- 230000030279 gene silencing Effects 0.000 description 2
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 244000025254 Cannabis sativa Species 0.000 description 1
- 239000011491 glass wool Substances 0.000 description 1
- 239000011490 mineral wool Substances 0.000 description 1
- 230000001902 propagating effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Exhaust Silencers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は吸気サイレンサ、すなわち回転機械例
えばガスタービンの吸気ダクト中に設置してダク
ト内を伝播する吸気音を吸収させる吸音型消音装
置に関するものである。
えばガスタービンの吸気ダクト中に設置してダク
ト内を伝播する吸気音を吸収させる吸音型消音装
置に関するものである。
回転機械においてはこれに連通する吸気ダクト
には高速の吸気が通過することによりこの吸気流
が羽根車の回転と作用して吸気音を発生するので
この吸気音を吸収消音させる手段が必要である。
には高速の吸気が通過することによりこの吸気流
が羽根車の回転と作用して吸気音を発生するので
この吸気音を吸収消音させる手段が必要である。
このような吸気音を吸収消音させる吸気サイレ
ンサとして従来公知の装置は、吸気ダクトを吸気
の流れと平行な複数個の吸音板で分割して複数の
吸気路を形成したものである。
ンサとして従来公知の装置は、吸気ダクトを吸気
の流れと平行な複数個の吸音板で分割して複数の
吸気路を形成したものである。
ところが、このような従来公知の吸気サイレン
サにおける各吸音板の構造は穴あきプレートで囲
まれた空間内に吸音材を単に充填しただけのもの
であつて、最大の消音性能が得られる周波数域は
吸音材の物件、厚さ、各吸音プレート間の間隔な
どによつて左右されるが、主として高周波域の吸
気音に効果があるが、低周波域の吸気音に対して
は消音効果が期待できない。しかも消音効果のあ
る高周波域も限られた周波数域であつて、広範囲
の音域について消音効果を期待することができな
いという問題がある。
サにおける各吸音板の構造は穴あきプレートで囲
まれた空間内に吸音材を単に充填しただけのもの
であつて、最大の消音性能が得られる周波数域は
吸音材の物件、厚さ、各吸音プレート間の間隔な
どによつて左右されるが、主として高周波域の吸
気音に効果があるが、低周波域の吸気音に対して
は消音効果が期待できない。しかも消音効果のあ
る高周波域も限られた周波数域であつて、広範囲
の音域について消音効果を期待することができな
いという問題がある。
本考案は上記のような従来の吸気サイレンサの
問題点を解決するためになされたものであつて、
その目的とするところは、高周波域の音域のみな
らず低周波域の音域に対しても消音効果のある広
範囲の音域の吸気音を消音することのできる吸気
サイレンサを提供することにある。
問題点を解決するためになされたものであつて、
その目的とするところは、高周波域の音域のみな
らず低周波域の音域に対しても消音効果のある広
範囲の音域の吸気音を消音することのできる吸気
サイレンサを提供することにある。
そして本考案の上記目的は、吸気サイレンサを
構成すべき各吸音板の構成を、その内部に空気室
を形成させるとともに該空気室と吸気路とを連通
する連通孔を設けたものとすることにより、達成
されるものである。
構成すべき各吸音板の構成を、その内部に空気室
を形成させるとともに該空気室と吸気路とを連通
する連通孔を設けたものとすることにより、達成
されるものである。
本考案の実施例を図面を参照して説明する。
第１図，第２図において１は吸音板であつて、
この吸音板１を複数個、ガスタービン（図示しな
い）に連通する吸気ダクト２中にその吸気の流れ
と平行に並列して、これを複数の吸気路２ａ，２
ａ……に分割し、所謂スプリツタ型の吸気サイレ
ンサを構成している。
この吸音板１を複数個、ガスタービン（図示しな
い）に連通する吸気ダクト２中にその吸気の流れ
と平行に並列して、これを複数の吸気路２ａ，２
ａ……に分割し、所謂スプリツタ型の吸気サイレ
ンサを構成している。
各吸音板１の構成は第３図，第４図に示されて
おり、図中、３はグラスウール，ロツクウール，
又はフエルトのような材料を波形に形成した吸音
材、４は吸音材３が吸気により吸い込まれてその
流れの中に持ち出されないようにするためのグラ
スクロースであつて、吸音材３の周囲を包んでい
る。５はグラスクロース４で包まれた吸音材３を
保持固定する穴あきプレートであつて図示のよう
な小穴６が多数設けられている。７は吸音材３の
内側に形成された空気室、８は該空気室７を吸気
路２ａに連通する連通孔、９は前記空気室７を吸
気の流れの前後方向に分割する分割壁である。そ
して上記のように構成される各吸音板１はその前
後方向の先端に傾斜面１０を形成して吸気ダクト
２中に設置する。
おり、図中、３はグラスウール，ロツクウール，
又はフエルトのような材料を波形に形成した吸音
材、４は吸音材３が吸気により吸い込まれてその
流れの中に持ち出されないようにするためのグラ
スクロースであつて、吸音材３の周囲を包んでい
る。５はグラスクロース４で包まれた吸音材３を
保持固定する穴あきプレートであつて図示のよう
な小穴６が多数設けられている。７は吸音材３の
内側に形成された空気室、８は該空気室７を吸気
路２ａに連通する連通孔、９は前記空気室７を吸
気の流れの前後方向に分割する分割壁である。そ
して上記のように構成される各吸音板１はその前
後方向の先端に傾斜面１０を形成して吸気ダクト
２中に設置する。
上記の構成よりなる吸気サイレンサをガスター
ビンの吸気ダクト中に設置することにより吸気音
中の高周波域の音は主として吸音材３に吸収され
て消音され、低周波域の音は、吸気路２ａと連通
孔８を介して連通する空気室７の共鳴効果により
低周波域の音の消音に効果のある所謂サイドブラ
ンチ型の消音器と同様な消音部が形成されること
により有効に消音される。このような低周波域の
音に対して消音効果があることは、空気室を用い
る所謂ボリユーム型消音器が低周波域の音の消音
に効果のあることが知られていることから理解で
きるであろう。
ビンの吸気ダクト中に設置することにより吸気音
中の高周波域の音は主として吸音材３に吸収され
て消音され、低周波域の音は、吸気路２ａと連通
孔８を介して連通する空気室７の共鳴効果により
低周波域の音の消音に効果のある所謂サイドブラ
ンチ型の消音器と同様な消音部が形成されること
により有効に消音される。このような低周波域の
音に対して消音効果があることは、空気室を用い
る所謂ボリユーム型消音器が低周波域の音の消音
に効果のあることが知られていることから理解で
きるであろう。
なお消音の対象となる音の性質に応じて分割壁
９を適宜の位置に設置して空気室７の容量を変え
ることにより最適の消音効果をもたらすようにす
ることができる。
９を適宜の位置に設置して空気室７の容量を変え
ることにより最適の消音効果をもたらすようにす
ることができる。
本考案は以上説明したように従来の吸気サイレ
ンサの吸音板に空気室を設けるとともにこれを吸
気路に連通したものであるから、吸音板中の吸音
材自体により高周波域の音を消音するとともに、
空気室により低周波域の音を有効に消音すること
ができ、また吸音材の背後に空気層が存在するこ
とにより高周波域の音に対してもその消音される
周波数領域がより広くなることが期待される。こ
のようにして本考案は回転機械における吸気音の
吸収性能の改善、向上をもたらすという優れた効
果を奏するものである。
ンサの吸音板に空気室を設けるとともにこれを吸
気路に連通したものであるから、吸音板中の吸音
材自体により高周波域の音を消音するとともに、
空気室により低周波域の音を有効に消音すること
ができ、また吸音材の背後に空気層が存在するこ
とにより高周波域の音に対してもその消音される
周波数領域がより広くなることが期待される。こ
のようにして本考案は回転機械における吸気音の
吸収性能の改善、向上をもたらすという優れた効
果を奏するものである。
第１図は本考案の吸気サイレンサ全体の正面
図、第２図は第１図Ａ−Ａ断面図、第３図は第２
図に示す吸音板の拡大図、但しその長手方向の寸
法は横方向に比べ縮小して示す、第４図は第３図
に示す吸音板の側面図である。 １……吸音板、２ａ……吸気路、３……吸音
材、４……グラスクロス、５……穴あきプレー
ト、６……小穴、７……空気室、８……連通孔、
９……分割壁。
図、第２図は第１図Ａ−Ａ断面図、第３図は第２
図に示す吸音板の拡大図、但しその長手方向の寸
法は横方向に比べ縮小して示す、第４図は第３図
に示す吸音板の側面図である。 １……吸音板、２ａ……吸気路、３……吸音
材、４……グラスクロス、５……穴あきプレー
ト、６……小穴、７……空気室、８……連通孔、
９……分割壁。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 １ 吸気ダクトを吸気の流れと平行な複数個の吸
音板で分割して複数個の吸気路を形成した吸気
サイレンサにおいて、各吸音板の内部に空気室
を形成するとともに、該空気室と吸気路とを連
通する連通孔を設けたことを特徴とする吸気サ
イレンサ。 ２ 前記空気室中に該空気室を分割する分割壁を
設けた実用新案登録請求の範囲第１項記載の吸
気サイレンサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12963282U JPS5934037U (ja) | 1982-08-30 | 1982-08-30 | 吸気サイレンサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12963282U JPS5934037U (ja) | 1982-08-30 | 1982-08-30 | 吸気サイレンサ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5934037U JPS5934037U (ja) | 1984-03-02 |
| JPS6220670Y2 true JPS6220670Y2 (ja) | 1987-05-26 |
Family
ID=30293661
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12963282U Granted JPS5934037U (ja) | 1982-08-30 | 1982-08-30 | 吸気サイレンサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5934037U (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5972619B2 (ja) * | 2012-03-16 | 2016-08-17 | 三菱重工業株式会社 | 吸気ダクト |
| US9714630B2 (en) * | 2015-10-07 | 2017-07-25 | General Electric Company | Noise baffle for a rotary machine and method of making same |
-
1982
- 1982-08-30 JP JP12963282U patent/JPS5934037U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5934037U (ja) | 1984-03-02 |
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