JPH06116825A - 紡績糸および麻ライク風合を有するポリエステル織物 - Google Patents
紡績糸および麻ライク風合を有するポリエステル織物Info
- Publication number
- JPH06116825A JPH06116825A JP4261657A JP26165792A JPH06116825A JP H06116825 A JPH06116825 A JP H06116825A JP 4261657 A JP4261657 A JP 4261657A JP 26165792 A JP26165792 A JP 26165792A JP H06116825 A JPH06116825 A JP H06116825A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fiber
- section
- cross
- polyester
- spun yarn
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Abstract
張り腰を有する麻ライクなポリエステル織物及びそれに
好適な紡績糸を提供することである。 【構成】 二酸化チタン微粒子を1〜10重量%含有
し、単繊維デニールが1.5〜4デニール、中空率が5
〜30%、断面変形率L2/L1(L1は繊維断面の長
径、L2は繊維断面の短径)が1〜0.5であり、該微
粒子の一部が繊維表面に突出した状態で存在するポリエ
ステル中空繊維を30重量%以上含む紡績糸。
Description
混紡の織物、さらに詳しくは張り腰があり、ドライ感に
優れた麻ライクの風合を持ったポリエステル織物及びか
かる織物を製造するに好適な紡績糸に関するものであ
る。
を有するが、皺になりやすいという欠点をもつ。一方、
ポリエステル織物は皺になりにくいものの合成繊維特有
のヌメリ感とギラツキがある。そこで繊維中に無機微粒
子を含有するポリエステル織物をアルカリ減量すること
により、ポリエステル糸の表面に微細な凹凸をつけ、光
を乱反射させギラツキ感をなくし、かつドライな風合を
付与することが行われている。しかしこれを一般衣料用
織物にした場合、張り腰がなくヘタリ易いという欠点を
有するため今般の多様化、高級化された消費者の要求に
対応できなくなっているのが現状である。
ツキ感がなく、ドライタッチで、優れた張り腰を有する
麻ライクなポリエステル織物及びそれに好適な紡績糸を
提供することである。
機微粒子を1〜10重量%含有し、単繊維デニールが
1.5〜4デニール、中空率が5〜30%、断面変形率
L2/L1(L1は繊維断面の長径、L2は繊維断面の
短径)が1〜0.5であり、該無機微粒子の少なくとも
一部が繊維表面に突出した状態で存在するポリエステル
中空繊維を30重量%以上含む紡績糸および無機微粒子
を1〜10重量%含有し、単繊維デニールが1.5〜4
デニール、中空率が5〜30%、断面変形率L2/L1
(L1は繊維断面の長径、L2は繊維断面の短径)が1
〜0.5であり、繊維表面に微細な凹凸を有するポリエ
ステル中空繊維を30重量%以上含む布帛である。
しては、テレフタル酸またはそのエステル形成性誘導体
とエチレングリコールや1,4−ブタンジオールとの重
合体、すなわちポリエチレンテレフタレートまたはポリ
ブチレンテレフタレートあるいはそれらを主体とする共
重合体が好ましく用いられる。共重合酸成分としてはイ
ソフタル酸、スルホイソフタル酸、5−ナトリウムスル
ホイソフタル酸、ジフェニルジカルボン酸、ナフタレン
ジカルボン酸などの芳香族ジカルボン酸、しゅう酸、ア
ジピン酸、セバチン酸、ドデカン二酸などの脂肪族ジカ
ルボン酸、p−オキシ安息香酸、p−β−オキシエトキ
シ安息香酸などのオキシカルボン酸が、ジオール成分と
しては1,3−プロパンジオール、1,6−ヘキサンジ
オール、ネオペンチルグリコールなどの脂肪族ジオー
ル、1,4−ビス(β−オキシエトキシ)ベンゼンなど
の芳香族ジオール、ポリエチレングリコール、ポリブチ
レングリコール等のポリアルキレングリコール等があげ
られる。これら第3成分は単独あるいは2種以上を同時
に共重合されたものでもよい。
ては、二酸化チタン、二酸化ケイ素、酸化亜鉛、硫酸バ
リウム、酸化ジルコニウム、酸化アルミニウム、酸化マ
グネシウム、炭酸カルシウム等アルカリで減量でき、ポ
リエステルに分散できるものであればいずれでもよい
が、ポリエステルに対し良好な分散性を有するという点
から二酸化チタン、二酸化ケイ素、酸化亜鉛、硫酸バリ
ウムが好ましく、特に二酸化チタン、二酸化ケイ素がよ
い。無機微粒子の平均粒径は分散性の点から1μm以下
が好ましく、特に0.7μm以下が好ましい。また、製
糸性の点から最大粒径は5μm以下が好ましく、3μm
以下がより好ましい。またこのような粗大粒子は無機微
粒子中に1%以下、特に0.5%以下の割合であること
が望ましい。
%、好ましくは2〜9重量%、さらには3〜8重量%の
範囲にあるのが望ましい。1重量%未満ではアルカリ減
量した際にドライな風合が満足に得られない。10重量
%を越えると無機微粒子がポリマー中において安定に分
散せず紡糸が極めて困難になる。ポリエステルに無機微
粒子を含有させる方法としては、テレフタル酸、エチレ
ングリコール等の混合物(スラリー)と同じくエステル
化槽に添加してもよいし、重縮合反応槽の前で添加して
もよい。また、ポリマーに直接添加をしてもよく無機微
粒子の性質に合わせて分散性のよい方法をとることが好
ましい。
は、上述した無機微粒子を所定量含有したポリエステル
を用い公知の中空繊維用の紡糸装置を用いて紡糸し、延
伸、捲縮、熱固定を行ないスクエアーカットまたはバイ
アスカットしてステープルとし紡績工程に供することが
できる。但し、単繊維デニールは1.5〜4.0デニー
ルの範囲が好ましく、さらには2.0〜3.0デニール
が好ましい。1.5デニール未満では張り腰がなくな
り、また、4.0デニールを越えると硬くなり風合が悪
化する。また、繊維の断面形状は本発明の効果を損なわ
ない範囲であれば偏平断面、多角断面、多葉断面、T型
断面等の異形断面にしてもよいが本発明では丸断面が好
ましい。さらに、該繊維には顔料、艶消し剤、紫外線吸
収剤等の各種特性付与物質が含有または付着などされて
いても差支えない。
0〜15%、特に12〜15%が望ましく、中空率が5
%未満では繊維の曲げモーメントが小さくなり、張り腰
が得られなくなる。また30%を越えると紡糸の際に断
面が割れて中空にすることが困難となる。また、曲げモ
ーメントが大きくなり紡績時糸表面に毛羽が発生し外観
が汚くなる。通常、中空繊維は紡績工程などの加工工程
でその中空部が潰れてしまうため、最終的に布帛になっ
た段階で中空繊維であることの効果、例えば、張り腰や
保温性などが発揮されないのが殆どであり、しかも、無
機微粒子を含有する繊維は延伸時に繊維中に多数のボイ
ドが発生するため、繊維の強度が劣り、中空部の破裂に
つながるという危惧が存在していたが、意外なことに本
発明では紡績工程及び製織工程後においても繊維損傷に
よる断面の変形が少なく、それらの工程を通過した後の
繊維断面の長径をL1とし繊維断面の短径をL2とした
時の断面変形率(L2/L1)が1〜0.5である。変
形率が0.5未満であると断面が偏平になり過ぎ、ごつ
ごつした風合になり所望のドライ感を達成することがで
きないので特に0.8〜0.6であることが望ましい。
このような良好な変形率は、繊維表面に突出した無機微
粒子の存在により紡績工程において繊維が受ける摩擦抵
抗を小さくする働きをし、また、ガイド等でのしごきに
より無機微粒子が繊維表面から脱落することにより、中
空部が潰れるような外力を軽減しているものと推測され
る。
するポリエステル中空繊維を通常の紡績工程を通して製
造することができるが、該中空繊維を30重量%、好ま
しくは50重量%以上含んでいることが必要である。該
中空繊維の含有量が少ないと本発明の効果の全てを満足
することはできない。紡績糸を構成する他の繊維として
は、通常のポリエステル繊維、その他の合成繊維、天然
繊維、半合成繊維が挙げられるが、好ましくはポリエス
テル繊維がよい。また、上記のポリエステル中空(短)
繊維とフィラメント糸を複合した糸形態としてもよい。
ドライタッチを達成するため上記のポリエステル中空繊
維によって布帛を構成する繊維中30重量%以上、好ま
しくは50重量%が占められていることが重要である。
そして、本発明の効果が達成される範囲であれば布帛は
本発明の紡績糸100%で構成されている必要はなく、
本発明の紡績糸と通常のポリエステル繊維、その他の合
成繊維、天然繊維、半合成繊維などからなる紡績糸とを
様々な形態で併用して布帛とすることができる。勿論、
布帛の種類、組織、密度、カバーファクター、目付等は
種々変更することが可能である。布帛の製法は従来技術
を採用することができる。また、本発明においては布帛
にアルカリ減量処理を施して繊維表面に微細な凹凸を形
成させてやる必要がある。微細な凹凸は、走査電子顕微
鏡により4000倍で繊維の表面を観察し、該表面に短
径が0.3〜2μmで長径が1〜8μmの長円状の窪み
として観察され、本発明においては、その窪みの数が1
0万個/mm↑2以上、特に25万個/mm↑2以上あ
ることが望ましい。この数が少ないとドライタッチが充
分に発現しないばかりか、布帛にした後の中空繊維の変
形率を本発明の規定範囲内にすることが困難となる場合
がある。アルカリ減量処理は基本的に従来の処理方法が
採用できるが、減量率としては10〜40%、特に15
〜35%が望ましい。10%未満では繊維表面の凹凸が
少なくドライ感に欠けヌメリ感が残り、40%を越える
と繊維表面の凹凸が多くなり過ぎザラツキ感が出てくる
ので好ましくない。
るが、本発明は何等これらに限定されるものではない。
尚、特性値の測定方法及び布帛の評価については以下の
通りである。 <繊度>JIS L1015 7−5−1A法により測
定した。 <中空率(%)>単繊維の断面写真を撮影し面積比より
求めた。 <変形率>紡績糸を開繊し、単繊維の断面写真を撮影し
て断面の短径と長径を測りそれらの比を求めた。 <アルカリ減量率>アルカリで処理し、水洗、乾燥され
た布帛の重量と処理前の該布帛の重量との比から求め
た。 <布帛の評価>手触り感(ドライタッチ、張り腰など)
について官能評価し、優れているものをAランク、良好
のものをBランク、普通のものをCランク、悪いものを
Dランクとしてランク付を行なった。
フタレートを溶融紡糸し延伸処理をした後、単繊維デニ
ール3.0デニール、中空率20%のポリエステル中空
繊維を得た。このポリエステル中空繊維を100%使い
常法に従い英式綿番手30´Sの紡績糸を製造したとこ
ろ、該紡績糸を構成する繊維断面の変形率は0.7であ
った。これを平織にしアルカリ減量を20%施したとこ
ろ、ドライ感のある張り腰に優れたものであった。
変形率、混紡率、アルカリ減量率を表1に示すごとく種
々変更して実施例1と同様にして紡績糸及び織物を作成
し、夫々の評価を行なった。
感に優れた麻ライクの風合を持ったポリエステル織物が
得られる。
Claims (2)
- 【請求項1】 無機微粒子を1〜10重量%含有し、単
繊維デニールが1.5〜4デニール、中空率が5〜30
%、断面変形率L2/L1(L1は繊維断面の長径、L
2は繊維断面の短径)が1〜0.5であり、該無機微粒
子の少なくとも一部が繊維表面に突出した状態で存在す
るポリエステル中空繊維を30重量%以上含むことを特
徴とする紡績糸。 - 【請求項2】 無機微粒子を1〜10重量%含有し、単
繊維デニールが1.5〜4デニール、中空率が5〜30
%、断面変形率L2/L1(L1は繊維断面の長径、L
2は繊維断面の短径)が1〜0.5であり、繊維表面に
微細な凹凸を有するポリエステル中空繊維を30重量%
以上含む布帛。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26165792A JP3296855B2 (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | 紡績糸および麻ライク風合を有するポリエステル織物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26165792A JP3296855B2 (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | 紡績糸および麻ライク風合を有するポリエステル織物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06116825A true JPH06116825A (ja) | 1994-04-26 |
JP3296855B2 JP3296855B2 (ja) | 2002-07-02 |
Family
ID=17364957
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26165792A Expired - Lifetime JP3296855B2 (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | 紡績糸および麻ライク風合を有するポリエステル織物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3296855B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2756742A1 (fr) * | 1996-12-10 | 1998-06-12 | Wonder & Bioenergy Hi Tech Int | Textile non tisse medical contenant une poudre complexe d'oxydes inorganiques |
WO2003072862A1 (fr) * | 2002-02-28 | 2003-09-04 | Toyo Boseki Kabusiki Kaisya | Tissu tisse haute densite entierement mat a brillant elimine |
CN111793844A (zh) * | 2020-07-03 | 2020-10-20 | 宁波超泰新材料有限公司 | 一种利用聚酯废料pet瓶片制备的涤纶长丝及其制备工艺 |
-
1992
- 1992-09-30 JP JP26165792A patent/JP3296855B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2756742A1 (fr) * | 1996-12-10 | 1998-06-12 | Wonder & Bioenergy Hi Tech Int | Textile non tisse medical contenant une poudre complexe d'oxydes inorganiques |
WO2003072862A1 (fr) * | 2002-02-28 | 2003-09-04 | Toyo Boseki Kabusiki Kaisya | Tissu tisse haute densite entierement mat a brillant elimine |
CN111793844A (zh) * | 2020-07-03 | 2020-10-20 | 宁波超泰新材料有限公司 | 一种利用聚酯废料pet瓶片制备的涤纶长丝及其制备工艺 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3296855B2 (ja) | 2002-07-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2003293234A (ja) | 伸縮性芯鞘型複合糸及び伸縮性織編物 | |
JP2006336162A (ja) | 織物およびその製造方法 | |
JP3296855B2 (ja) | 紡績糸および麻ライク風合を有するポリエステル織物 | |
EP0434029A2 (en) | Moisture-absorbent composite fiber | |
JP3410515B2 (ja) | 2層構造紡績糸 | |
JP3489919B2 (ja) | ポリエステル系繊維 | |
JP2970416B2 (ja) | 紡績糸およびそれを用いてなる織編物 | |
JP2667171B2 (ja) | 柔軟なポリエステル加工糸およびその製造方法 | |
JP3202931B2 (ja) | 潜在嵩高性極細混繊糸 | |
JPH0633319A (ja) | 中空複合繊維およびその製造方法 | |
JP4506314B2 (ja) | 極細糸 | |
JPH0359130A (ja) | ポリエステル収縮差混繊糸 | |
JP2023161320A (ja) | 複合混繊糸及びこれを用いてなる布帛 | |
JP2009150024A (ja) | 海島型ポリエステル複合繊維 | |
JP3301535B2 (ja) | 伸縮回復性に優れた混繊糸及びその織編物 | |
JP2774579B2 (ja) | 野蚕調ポリエステル織物 | |
JP3489920B2 (ja) | カットパイル布帛用短繊維素材 | |
JP2772923B2 (ja) | ポリエステル霜降り調太細繊維及びその中間体並びにポリエステル霜降り調太細繊維の製造方法 | |
JPH11152645A (ja) | 伸縮回復性に優れた織編物 | |
JPH06154144A (ja) | キャビネットタオル | |
JP3301534B2 (ja) | 伸縮回復性に優れた混繊糸 | |
JP3452154B2 (ja) | ポリエステル複合糸及びポリエステル織編物の製造方法 | |
JPH10212629A (ja) | 異繊度異収縮混繊糸 | |
JPH06264309A (ja) | 改質ポリエステル繊維の製造法 | |
JPH0232704Y2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080412 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090412 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090412 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100412 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110412 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110412 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120412 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120412 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130412 Year of fee payment: 11 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130412 Year of fee payment: 11 |