JPH06116562A - 液晶組成物、それを使用した液晶素子、その表示方法および表示装置 - Google Patents

液晶組成物、それを使用した液晶素子、その表示方法および表示装置

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JPH06116562A
JPH06116562A JP28818992A JP28818992A JPH06116562A JP H06116562 A JPH06116562 A JP H06116562A JP 28818992 A JP28818992 A JP 28818992A JP 28818992 A JP28818992 A JP 28818992A JP H06116562 A JPH06116562 A JP H06116562A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡便なラビング処理によって容易に配向し、
欠陥の無い均一なモノドメイン配向性を示し、自発分極
が大きく、応答速度の速い液晶組成物、及び該液晶組成
物を使用する液晶素子並びにそれらを用いた表示方法及
び表示装置を提供する。 【構成】 下記一般式(I)で表わされる光学活性化合
物 【化1】 (式中、R 、R は炭素原子数1〜18の直鎖状
または分岐状のアルキル基を示す。X は、単結合、
−O−,−CO−,−COO−,−OOC−を示し、X
は−OCH −,−OOC−を示す。A 、A
、A は 【化2】 を示す。Y ,Y はHまたはハロゲンを示す。
m,nは0または1である。*は光学活性であることを
示す。)の少なくとも1種を含有する液晶組成物、及び
該液晶組成物を1対の電極基板間に配置してなる液晶素
子ならびにそれらを用いた表示方法および表示装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、新規な液晶組成物、お
よびそれを使用した液晶素子、その表示方法並びに該液
晶素子を表示に使用した表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、液晶は電気光学素子として種
々の分野で応用されている。現在実用化されている液晶
素子はほとんどが、例えばエム シャット(M.Sch
adt)とダブリュ ヘルフリッヒ(W.Helfri
ch)著“アプライド フィジックス レターズ”
(“Applied Physics Letter
s”)Vo.18,No.4(1971.2.15)
P.127〜128の“Voltage Depend
ent Optical Activity of a
Twisted Nematic Liquid Cr
ystal”に示されたTN(Twisted Nem
atic)型の液晶を用いたものである。
【0003】これらは、液晶の誘電的配列効果に基づい
ており、液晶分子の誘電異方性のために平均分子軸方向
が、加えられた電場により特定の方向に向く効果を利用
している。これらの素子の光学的な応答速度の限界はミ
リ秒であるといわれ、多くの応用のためには遅すぎる。
【0004】一方、大型平面ディスプレイへの応用で
は、価格、生産性などを考え合わせると単純マトリクス
方式による駆動が最も有力である。単純マトリクス方式
においては、走査電極群と信号電極群をマトリクス状に
構成した電極構成が採用され、その駆動のためには、走
査電極群に順次周期的にアドレス信号を選択印加し、信
号電極群には所定の情報信号をアドレス信号と同期させ
て並列的に選択印加する時分割駆動方式が採用されてい
る。
【0005】しかし、この様な駆動方式の素子に前述し
たTN型の液晶を採用すると走査電極が選択され、信号
電極が選択されない領域、或いは走査電極が選択され
ず、信号電極が選択される領域(所謂“半選択点”)に
も有限に電界がかかってしまう。
【0006】選択点にかかる電圧と、半選択点にかかる
電圧の差が充分に大きく、液晶分子を電界に垂直に配列
させるのに要する電圧閾値がこの中間の電圧値に設定さ
れるならば、表示素子は正常に動作するわけであるが、
走査線数(N)を増加して行なった場合、画面全体(1
フレーム)を走査する間に一つの選択点に有効な電界が
かかっている時間(duty比)が1/Nの割合で減少
してしまう。
【0007】このために、くり返し走査を行なった場合
の選択点と非選択点にかかる実効値としての電圧差は、
走査線数が増えれば増える程小さくなり、結果的には画
像コントラストの低下やクロストークが避け難い欠点と
なっている。
【0008】この様な現象は、双安定性を有さない液晶
(電極面に対し、液晶分子が水平に配向しているのが安
定状態であり、電界が有効に印加されている間のみ垂直
に配向する)を時間的蓄積効果を利用して駆動する(即
ち、繰り返し走査する)ときに生ずる本質的には避け難
い問題点である。
【0009】この点を改良する為に、電圧平均化法、2
周波駆動法や、多重マトリクス法等が既に提案されてい
るが、いずれの方法でも不充分であり、表示素子の大画
面化や高密度化は、走査線数が充分に増やせないことに
よって頭打ちになっているのが現状である。
【0010】この様な従来型の液晶素子の欠点を改善す
るものとして、双安定性を有する液晶素子の使用がクラ
ーク(Clark)およびラガウェル(Lagerwa
ll)により提案されている(特開昭56−10721
6号公報、米国特許第4,367,924号明細書
等)。双安定性液晶としては、一般にカイラルスメクテ
ィックC相(SmC* 相)又はH相(SmH* 相)を有
する強誘電性液晶が用いられる。
【0011】この強誘電性液晶は電界に対して第1の光
学的安定状態と第2の光学的安定状態からなる双安定状
態を有し、従って前述のTN型の液晶で用いられた光学
変調素子とは異なり、例えば一方の電界ベクトルに対し
て第1の光学的安定状態に液晶が配向し、他方の電界ベ
クトルに対しては第2の光学的安定状態に液晶が配向さ
れている。また、この型の液晶は、加えられる電界に応
答して、上記2つの安定状態のいずれかを取り、且つ電
界の印加のないときはその状態を維持する性質(双安定
性)を有する。
【0012】以上の様な双安定性を有する特徴に加え
て、強誘電性液晶は高速応答性であるという優れた特徴
を持つ。それは強誘電性液晶の持つ自発分極と印加電場
が直接作用して配向状態の転移を誘起するためであり、
誘電率異方性と電場の作用による応答速度より3〜4オ
ーダー速い。
【0013】この様に強誘電性液晶はきわめて優れた特
性を潜在的に有しており、このような性質を利用するこ
とにより、上述した従来のTN型素子の問題点の多くに
対して、かなり本質的な改善が得られる。特に、高速光
学光シャッターや高密度、大画面ディスプレイへの応用
が期待される。このため強誘電性を持つ液晶材料に関し
ては広く研究がなされているが、現在までに開発された
強誘電性液晶材料は、低温作動特性、高速応答性等を含
めて液晶素子に用いる十分な特性を備えているとは言い
難い。
【0014】応答時間τと自発分極の大きさPsおよび
粘度ηの間には、下記の式[1]
【0015】
【数1】τ=η/(Ps・E) [1] (ただし、Eは印加電界である。)の関係が存在する。
【0016】したがって、応答速度を速くするには、 (ア)自発分極の大きさPsを大きくする (イ)粘度ηを小さくする (ウ)印加電界Eを大きくする 方法がある。しかし印加電界は、IC等で駆動するため
上限があり、出来るだけ低い方が望ましい。よって、実
際には粘度ηを小さくするか、自発分極の大きさPsの
値を大きくする必要がある。
【0017】一般的に自発分極の大きい強誘電性カイラ
ルスメクチック液晶化合物においては、自発分極のもた
らすセルの内部電界も大きく、双安定状態をとり得る素
子構成への制約が多くなる傾向にある。又、いたずらに
自発分極を大きくしても、それにつれて粘度も大きくな
る傾向にあり、結果的には応答速度はあまり速くならな
いことが考えられる。
【0018】また、実際のディスプレイとしての使用温
度範囲が例えば5〜40℃程度とした場合、応答速度の
変化が一般に20倍程もあり、駆動電圧および周波数に
よる調節の限界を越えているのが現状である。
【0019】以上述べたように、強誘電性液晶素子を実
用化するためには、粘度が低く高速応答性を有し、かつ
応答速度の温度依存性の小さなカイラルスメクチック相
を示す液晶組成物が要求される。
【0020】更に、優れた画質を持つ表示装置を実現す
る為には、使用される液晶材料の配向特性もまた重要な
課題となる。例えば、SmC 相を示す液晶材料はジ
クザク欠陥や、液晶セル中のギャップ保持材(例えば、
スペーサービーズ)周辺で配向欠陥が生じやすいという
特徴がある。
【0021】さらには、液晶素子構成要素に由来する配
向膜表面の凹凸などによって生じる配向膜のラビング状
態の差異により配向欠陥が容易に生じてしまう。
【0022】これらは、SmC 相状態が等方相状態
からいくつかの相転移を経由した相状態である場合が多
く、また、ネマチック相と比較して、より結晶相に近い
状態であることも起因していると、本発明者らは推察し
ている。
【0023】そして、重大な問題点となるのは、これら
の配向欠陥は、SmC 液晶材料の特徴である双安定
性を低下させ、さらには画質の低下、コントラストの低
下、またクロストークの増大を招く要因となってしまう
ことである。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前述した様
な液晶素子の問題点を解決し、高速光シャツターや高密
度、大画面ディスプレイへの応用が期待されている強誘
電性液晶素子を実現できるように、簡便なラビング処理
によって、容易に配向し、欠陥の無い均一なモノドメイ
ン配向性を示し、さらに、自発分極が大きく、応答速度
の速い液晶組成物、特に強誘電性カイラルスメクチック
相を示す液晶組成物、および該液晶組成物を使用する液
晶素子並びにそれらを用いた表示方法および表示装置を
提供することを目的とするものである。
【0025】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、下記
一般式(I)
【0026】
【化17】
【0027】(式中、R 、R は炭素原子数1〜
18の直鎖状または分岐状のアルキル基を示す。X
は、単結合、−O−,−CO−,−COO−,−OOC
−を示し、X は−OCH −,−OOC−を示
す。A 、A 、A
【0028】
【化18】 を示す。Y ,Y はHまたはハロゲンを示す。
m,nは0または1である。*は光学活性であることを
示す。)
【0029】で示される光学活性化合物の少なくとも1
種を含有することを特徴とする液晶組成物、及び該液晶
組成物を1対の電極基板間に配置してなることを特徴と
する液晶素子、その表示方法並びに表示装置を提供する
ものである。
【0030】また、前記一般式(I)で表わされる光学
活性化合物のうち特に好ましい化合物としては(Ia)
〜(Ih)が挙げられる。
【0031】
【化19】
【0032】(式中、R ,R は炭素原子数1〜
18の直鎖状、または分岐状のアルキル基を示す。X
は単結合,−O−,−CO−,−COO−,−OOC
−を示す。Y ,Y はHまたはハロゲンを示す。
*は光学活性であることを示す。) 更に、前記一般式(I)で表わされる光学活性化合物の
うちより好ましい化合物としては(Ica)〜(If
b)が挙げられる。
【0033】
【化20】
【0034】(式中、R ,R は炭素原子数1〜
18の直鎖状、または分岐状のアルキル基を示す。*は
光学活性であることを示す。)
【0035】また、前記一般式(I)中のR ,R
は炭素原子数3〜12の直鎖状のアルキル基であるこ
とが好ましい。
【0036】また、好ましい組成物としては下記一般式
(I)で示される光学活性化合物
【0037】
【化21】
【0038】(式中、R 、R は炭素原子数1〜
18の直鎖状または分岐状のアルキル基を示す。X
は、単結合、−O−,−CO−,−COO−,−OOC
−を示し、X は−OCH −,−OOC−を示
す。A 、A 、A
【0039】
【化22】
【0040】を示す。Y ,Y はHまたはハロゲ
ンを示す。m,nは0または1である。*は光学活性で
あることを示す。)の少なくとも1種と、下記一般式
(II)で示される液晶性化合物
【0041】
【化23】
【0042】(式中、R3 、R4 は炭素原子数1〜1
8の直鎖状または分岐状のアルキル基を示す。X3
は、単結合、−O−,−OOC−を示す。pは0または
1である。A4
【0043】
【化24】 を示す。)の少なくとも1種を含有する液晶組成物であ
る。
【0044】更に好ましくは下記一般式(I)で示され
る光学活性化合物
【0045】
【化25】
【0046】(式中、R 、R は炭素原子数1〜
18の直鎖状または分岐状のアルキル基を示す。X
は、単結合、−O−,−CO−,−COO−,−OOC
−を示し、X は−OCH −,−OOC−を示
す。A 、A 、A
【0047】
【化26】 を示す。Y ,Y はHまたはハロゲンを示す。
m,nは0または1である。*は光学活性であることを
示す。)の少なくとも1種と、下記一般式(II)で示
される液晶性化合物
【0048】
【化27】
【0049】(式中、R3 、R4 は炭素原子数1〜1
8の直鎖状または分岐状のアルキル基を示す。X3
は、単結合、−O−,−OOC−を示す。pは0または
1である。A4
【0050】
【化28】 を示す。)の少なくとも1種類と、下記一般式(III
a)で示される光学活性化合物
【0051】
【化29】
【0052】(式中、R5 は炭素原子数1〜18の直
鎖状または分岐状のアルキル基を示す。R6 は炭素原
子数1〜16の直鎖状のアルキル基を示す。X4 は、
単結合、−COO−を示す。A5
【0053】
【化30】 を示す。*は光学活性であることを示す。)の少なくと
も1種を含有する液晶組成物である。
【0054】また、前記一般式(I)で表わされる光学
活性化合物のうちX が−OCH −である化合物
を含有する液晶組成物がより好ましい。
【0055】次に前記一般式(I)で示される光学活性
化合物の一般的な合成法を示す。
【0056】
【化31】
【0057】また、一般式(I)で示される光学活性化
合物は、好ましくは本出願人等による出願(特願平4−
57260号)の明細書に示される下記一般式(3)の
光学活性4,4,4−トリフルオロ−3−(4−ヒドロ
キシフェニル)ブタン酸アルキルエステルから製造され
る。
【0058】
【化32】 (式中、Rは炭素原子数1〜18の直鎖状あるいは分岐
状のアルキル基を示す。)
【0059】一般式(I)で示される光学活性化合物の
代表的な合成例を以下に示す。 合成例1 光学活性3−(4−ヘキシルオキシフェニル)−4,
4,4−トリフルオロブタン酸4 −(5−デシルピリ
ミジン−2−イル)フェニル(例示化合物106)の製
造 下記の工程に従い光学活性3−(4−ヘキシルオキシフ
ェニル)−4,4,4−トリフルオロブタン酸4−(5
−デシルピリミジン−2−イル)フェニルを製造した。
【0060】
【化33】
【0061】工程1)光学活性3−(4−ヘキシルオキ
シフェニル)−4,4,4−トリフルオロブタン酸ヘキ
シルの製造 ナスフラスコに水素化ナトリウム97mg(2.4mm
ol)と乾燥ジメチルホルムアミド(DMF)3mlを
入れ、それに光学活性3−(4−ヒドロキシフェニル)
−4,4,4−トリフルオロブタン酸190mg(0.
81mmol)と乾燥DMF4mlの混合液を加えた。
更にヨウ化ヘキシル516mg(2.4mmol)と乾
燥DMF2mlの混合液を加え、80℃で75分間、加
熱撹拌した。
【0062】反応終了後、DMFを減圧留去し、希塩酸
を加え、エーテルで抽出した。抽出液を飽和炭酸水素ナ
トリウム水溶液及び水で洗浄した後、無水硫酸ナトリウ
ムを加え乾燥した。溶媒留去後、薄層クロマトグラフィ
ーにて精製を行い、目的物275mg(0.684mm
ol)を得た。
【0063】収率84% [α] 23 −31.6°,[α]435 23 −6
7.0°(c1.668,EtOH)
【0064】工程2)光学活性3−(4−ヘキシルオキ
シフェニル)−4,4,4−トリフルオロブタン酸の製
造 ナスフラスコに光学活性3−(4−ヘキシルオキシフェ
ニル)−4,4,4−トリフルオロブタン酸ヘキシル2
75mg(0.684mmol)と99%エタノール2
ml,水酸化カリウム90mg,水1mlを入れ4時
間、還流した。反応終了後、エーテル,水を加え、水酸
化ナトリウム水溶液で抽出した。抽出液に塩酸をpH1
になるまで加え、遊離したカルボン酸をエーテルで抽出
した。得られた抽出液を水洗後、無水硫酸ナトリウムを
加えて乾燥した。溶媒留去後、減圧蒸留して目的物18
9mg(0.594mmol)を得た。
【0065】収率87%,b.p.185℃/0.3t
orr,[α] 21 −35.9°,[α]435
21 −77.2°(c 0.912,CHCl
【0066】工程3)光学活性3−(4−ヘキシルオキ
シフェニル)−4,4,4−トリフルオロブタン酸4−
(5−デシルピリミジン−2−イル)フェニルの製造 ナスフラスコに、光学活性3−(4−ヘキシルオキシフ
ェニル)−4,4,4−トリフルオロブタン酸99mg
(0.31mmol)と4−(5−デシルピリミジン−
2−イル)フェノール98mg(0.31mmol),
ジメチルアミノピリジン19mg(0.16mmo
l),乾燥ジクロロメタン2mlを入れ、室温で30分
間、撹拌した。それにジシクロヘキシルカルボジイミド
(DCC)192mg(0.932mmol)と乾燥ジ
クロロメタン1mlを加え、更に室温で3時間撹拌し
た。反応終了後、ろ過して結晶を除去した。ろ液を濃縮
し、薄層カラムクロマトグラフィーにて精製を行い目的
物162mg(0.265mmol)を得た。
【0067】収率85%,mp.46℃ [α] 24 −78.7°,[α]435 24 −1
84°(c 0.715,CHCl
【0068】合成例2 光学活性1,1,1−トリフルオロ−2−(4−ヘキシ
ルオキシフェニル)−4−{4 −(5−デシルピリミ
ジン−2−イル)フェノキシ}ブタン(例示化合物 5
3)の製造 下記の工程に従い光学活性1,1,1−トリフルオロ−
2−(4−ヘキシルオキシフェニル)−4−{4−(5
−デシルピリミジン−2−イル)フェノキシ}ブタンを
製造した。
【0069】
【化34】
【0070】工程1)光学活性3−(4−ヘキシルオキ
シフェニル)−4,4,4−トリフルオロブタノールの
製造 ナスフラスコにリチウムアルミニウムハイドライド82
mg(2.15mmol)と乾燥エーテルを入れた。そ
れに、光学活性3−(4−ヘキシルオキシフェニル)−
4,4,4−トリフルオロブタン酸ヘキシル288mg
(0.716mmol)と乾燥エーテル4mlの混合液
を滴下した。4時間加熱還流した後、希塩酸を加え、エ
ーテルで抽出した。無水硫酸ナトリウムを加え乾燥した
後、溶媒を留去し、減圧蒸留を行い、目的物208mg
(0.684mmol)を得た。
【0071】収率96%, bp 135℃/0.15
torr [α] 27 +45.3°,[α]435 26 +9
2.4°(c 0.900,CHCl
【0072】工程2)光学活性4−トルエンスルホン酸
3−(4−ヘキシルオキシフェニル)−4,4,4−ト
リフルオロブチルの製造 ナスフラスコに4−トルエンスルホン酸クロリド137
mgと乾燥ジクロロメタン1mlを入れ、光学活性3−
(4−ヘキシルオキシフェニル)−4,4,4−トリフ
ルオロブタノール208mgと乾燥ジクロロメタン2m
lの混合液を加え、更にトリエチレンジアミン80mg
(0.714mmol)と乾燥ジクロロメタン1mlの
混合液を加えた。氷浴中24時間撹拌した。反応終了
後、希塩酸を加え、エーテルで抽出した。無水硫酸ナト
リウムを加え乾燥した後、溶媒を留去し、薄層クロマト
グラフィーにて精製を行い目的物247mg(0.53
9mmol)を得た。
【0073】収率79% [α] 23 −40.5°,[α]435 23 +8
1.7°(c 0.878,CHCl
【0074】工程3)光学活性1,1,1−トリフルオ
ロ−2−(4−ヘキシルオキシフェニル)−4−{4−
(5−デシルピリミジン−2−イル)フェノキシ}ブタ
ンの製造 ナスフラスコに60%−水素化ナトリウム13mg
(0.33mmol)と乾燥DMF1mlを入れ、それ
に4−(5−デシルピリミジン−2−イル)フェノール
82mg(0.263mmol)と乾燥DMF2mlの
混合液を加え、室温で10分間撹拌した。それに光学活
性4−トルエンスルホン酸3−(4−ヘキシルオキシフ
ェニル)−4,4,4−トリフルオロブチル120mg
(0.262mmol)と乾燥DMF2mlの混合液を
加え、室温で6時間、50℃で1時間撹拌した。
【0075】反応終了後、DMFを減圧留去し希塩酸を
加え、エーテルで抽出した。抽出液を飽和炭酸水素ナト
リウム水溶液及び水で洗浄した後、無水硫酸ナトリウム
を加え乾燥した。溶媒留去後、薄層クロマトグラフィー
にて精製を行い、目的物141mg(0.235mmo
l)を得た。
【0076】収率90%,mp.56℃ [α] 29 +112°,[α]435 28 +26
5°(c 0.702,CHCl
【0077】次に、前記一般式(I)で示される光学活
性化合物の具体的な化合物例を以下に示す。
【0078】
【化35】
【0079】
【化36】
【0080】
【化37】
【0081】
【化38】
【0082】
【化39】
【0083】
【化40】
【0084】
【化41】
【0085】
【化42】
【0086】
【化43】
【0087】
【化44】
【0088】
【化45】
【0089】
【化46】
【0090】
【化47】
【0091】
【化48】
【0092】
【化49】
【0093】
【化50】
【0094】
【化51】
【0095】
【化52】
【0096】本発明の液晶組成物は前記一般式(I)で
示される光学活性化合物の少なくとも1種と他の液晶性
化合物1種以上とを適当な割合で混合することにより得
ることができる。又、本発明による液晶組成物は強誘電
性液晶組成物、特に強誘電性カイラルスメクチック液晶
組成物が好ましい。
【0097】本発明で用いる他の液晶性化合物を一般式
(III)〜(XIII)で次に示す。
【0098】
【化53】
【0099】(III)式の好ましい化合物として(I
IIa)〜(IIIe)が挙げられる。
【0100】
【化54】
【0101】
【化55】
【0102】(IV)式の好ましい化合物として(IV
a)〜(IVc)が挙げられる。
【0103】
【化56】
【0104】
【化57】
【0105】(V)式の好ましい化合物として(V
a),(Vb)が挙げられる。
【0106】
【化58】
【0107】
【化59】
【0108】(VI)式の好ましい化合物として(VI
a)〜(VIf)が挙げられる。
【0109】
【化60】
【0110】ここで、R1',R2'は炭素数1〜炭素数1
8の直鎖状又は分岐状のアルキル基であり、該アルキル
基中の1つもしくは隣接しない2つ以上の−CH2 −基
は−CHハロゲン−によって置き換えられていても良
い。さらにX1 ,X2 と直接結合する−CH2 −基を除
く1つもしくは隣接しない2つ以上の−CH2 −基は
【0111】
【化61】
【0112】に置き換えられていても良い。
【0113】ただし、R1'またはR2'が1個のCH2
【0114】
【化62】
【0115】または−CHハロゲン−で置き換えたハロ
ゲン化アルキルである場合、R1'またはR2'は環に対し
て単結合で結合しない。
【0116】R1',R2'は好ましくは、 i)炭素数1〜15の直鎖アルキル基
【0117】
【化63】 p:0〜5 q:2〜11 整数 光学活性でもよ
【0118】
【化64】 r:0〜6 s:0,1 t:1〜14 整数 光学
活性でもよい
【0119】
【化65】 u:0,1 v:1〜16 整数
【0120】
【化66】 w:1〜15 整数 光学活性でもよい
【0121】
【化67】 x:0〜2 y:1〜15 整数
【0122】
【化68】 z:1〜15 整数
【0123】
【化69】 A:0〜2 B:1〜15 整数 光学活性でもよ
【0124】
【化70】 C:0〜2 D:1〜15 整数 光学活性でもよ
い X) H XI) F
【0125】(IIIa)〜(IIId)のさらに好ま
しい化合物として(IIIaa)〜(IIIdc)が挙
げられる。
【0126】
【化71】
【0127】
【化72】
【0128】(IVa)〜(IVc)のさらに好ましい
化合物として(IVaa)〜(IVcb)が挙げられ
る。
【0129】
【化73】
【0130】(Va)〜(Vd)のさらに好ましい化合
物として(Vaa)〜(Vdf)が挙げられる。
【0131】
【化74】
【0132】
【化75】
【0133】(VIa)〜(VIf)のさらに好ましい
化合物として(VIaa)〜(VIfa)が挙げられ
る。
【0134】
【化76】
【0135】
【化77】
【0136】
【化78】
【0137】(VII)のより好ましい化合物として
(VIIa),(VIIb)が挙げられる。
【0138】
【化79】
【0139】(VIII)式の好ましい化合物として
(VIIIa),(VIIIb)が挙げられる。
【0140】
【化80】
【0141】(VIIIb)のさらに好ましい化合物と
して(VIIIba),(VIIIbb)が挙げられ
る。
【0142】
【化81】
【0143】ここで、R3',R4'は炭素数1〜炭素数1
8の直鎖状又は分岐状のアルキル基であり、該アルキル
基中の1つもしくは隣接しない2つ以上の−CH2 基−
は−CHハロゲン−によって置き換えられていても良
い。さらにX1 ,X2 と直接結合する−CH2 −基を除
く1つもしくは隣接しない2つ以上の−CH2 −基は
【0144】
【化82】
【0145】に置き換えられていても良い。
【0146】ただし、R3'またはR4'が1個のCH2
を−CHハロゲン−で置き換えたハロゲン化アルキルで
ある場合、R3'またはR4'は環に対して単結合で結合し
ない。
【0147】さらにR3',R4'は好ましくは、 i)炭素数1〜15の直鎖アルキル基
【0148】
【化83】 p:0〜5 q:2〜11 整数 光学活性でもよ
【0149】
【化84】 r:0〜6 s:0,1 t:1〜14 整数 光学
活性でもよい
【0150】
【化85】 u:0,1 v:1〜16 整数
【0151】
【化86】 w:1〜15 整数 光学活性でもよい
【0152】
【化87】 A:0〜2 B:1〜15 整数 光学活性でもよ
【0153】
【化88】 C:0〜2 D:1〜15 整数 光学活性でもよ
【0154】
【化89】
【0155】
【化90】
【0156】
【化91】
【0157】
【化92】
【0158】
【化93】
【0159】(IX)式の好ましい化合物として(IX
a)〜(IXc)が挙げられる。
【0160】
【化94】
【0161】(X)式の好ましい化合物として(X
a),(Xb)が挙げられる。
【0162】
【化95】
【0163】(XII)式の好ましい化合物として(X
IIa)〜(XIId)が挙げられる。
【0164】
【化96】
【0165】(XIII)式の好ましい化合物として
(XIIIa)〜(XIIIe)が挙げられる。
【0166】
【化97】
【0167】(IXa)〜(IXc)のさらに好ましい
化合物として(IXaa)〜(IXcc)が挙げられ
る。
【0168】
【化98】
【0169】(Xa),(Xb)のさらに好ましい化合
物として(Xaa)〜(Xbb)が挙げられる。
【0170】
【化99】
【0171】(XI)のより好ましい化合物として(X
Ia)〜(XIg)が挙げられる。
【0172】
【化100】
【0173】(XIIa)〜(XIIf)のさらに好ま
しい化合物として(XIIaa)〜(XIIfc)が挙
げられる。
【0174】
【化101】
【0175】
【化102】
【0176】ここで、R5',R6'は炭素数1〜炭素数1
8の直鎖状又は分岐状のアルキル基であり、該アルキル
基中のX1 ,X2 と直接結合する−CH2 −基を除く1
つもしくは隣接しない2つ以上の−CH2 −基は
【0177】
【化103】 に置き換えられていても良い。
【0178】さらにR5',R6'は好ましくは、 i)炭素数1〜15の直鎖アルキル基
【0179】
【化104】 p:0〜5 q:2〜11 整数 光学活性でもよ
【0180】
【化105】 r:0〜6 s:0,1 t:1〜14 整数 光学
活性でもよい
【0181】
【化106】 w:1〜15 整数 光学活性でもよい
【0182】
【化107】 A:0〜2 B:1〜15 整数 光学活性でもよ
【0183】
【化108】 C:0〜2 D:1〜15 整数 光学活性でもよ
【0184】本発明における一般式(I)で示される光
学活性化合物と、1種以上の上述の液晶性化合物、ある
いは液晶組成物とを混合する場合、混合して得られた液
晶組成物中に占める一般式(I)で示される光学活性化
合物の割合は1重量%〜80重量%、好ましくは1重量
%〜60重量%、さらに好ましくは1重量%〜40重量
%とすることが望ましい。
【0185】また、一般式(I)で示される光学活性化
合物を2種以上用いる場合は、混合して得られた液晶組
成物中に占める一般式(I)で示される光学活性化合物
2種以上の混合物の割合は1重量%〜80重量%、好ま
しくは1重量%〜60重量%とすることが望ましい。
【0186】次に、本発明の液晶素子は、上述の液晶組
成物を一対の電極基板間に配置してなるが、特に強誘電
性液晶素子における強誘電性液晶層は、先に示したよう
にして作成した強誘電性液晶組成物を真空中、等方性液
体温度まで加熱し、素子セル中に封入し、徐々に冷却し
て液晶層を形成させ常圧にもどすことが好ましい。
【0187】図1は強誘電性を利用した液晶素子の構成
の説明するための、カイラルスメクチック液晶層を有す
る液晶素子の一例を示す断面概略図である。
【0188】図1を参照して、液晶素子は、それぞれ透
明電極3および絶縁性配向制御層4を設けた一対のガラ
ス基板2間にカイラルスメクチック相を示す液晶層1を
配置し、且つその層厚をスペーサー5で設定してなるも
のであり、一対の透明電極3間にリード線6を介して電
源7より電圧を印加可能に接続する。また一対の基板2
は、一対のクロスニコル偏光板8により挟持され、その
一方の外側には光源9が配置される。
【0189】すなわち、2枚のガラス基板2には、それ
ぞれIn ,SnO あるいはITO(イン
ジウム チン オキサイド;Indium Tin O
xide)等の薄膜から成る透明電極3が被覆されてい
る。その上にポリイミドの様な高分子の薄膜をガーゼや
アセテート植毛布等でラビングして、液晶をラビング方
向に配列するための絶縁性配向制御層4が形成されてい
る。
【0190】また、絶縁性配向制御層4として、例えば
シリコン窒化物、水素を含有するシリコン窒化物、シリ
コン炭化物、水素を含有するシリコン炭化物、シリコン
酸化物、硼素窒化物、水素を含有する硼素窒化物、セリ
ウム酸化物、アルミニウム酸化物、ジルコニウム酸化
物、チタン酸化物やフッ化マグネシウムなどの無機物質
絶縁層を形成し、その上にポリビニルアルコール、ポリ
イミド、ポリアミドイミド、ポリエステルイミド、ポリ
パラキシレン、ポリエステル、ポリカーボネート、ポリ
ビニルアセタール、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、
ポリアミド、ポリスチレン、セルロース樹脂、メラミン
樹脂、ユリヤ樹脂、アクリル樹脂やフォトレジスト樹脂
などの有機絶縁物質を層形成した2層構造であってもよ
く、また無機物質絶縁性配向制御層あるいは有機物質絶
縁性配向制御層単層であっても良い。
【0191】この絶縁性配向制御層が無機系ならば蒸着
法などで形成でき、有機系ならば有機絶縁物質を溶解さ
せた溶液、またはその前駆体溶液(溶剤に0.1〜20
重量%、好ましくは0.2〜10重量%)を用いて、ス
ピンナー塗布法、浸漬塗布法、スクリーン印刷法、スプ
レー塗布法、ロール塗布法等で塗布し、所定の硬化条件
下(例えば加熱下)で硬化させ形成させることができ
る。
【0192】絶縁性配向制御層4の層厚は通常10Å〜
1μm、好ましくは10Å〜3000Å、さらに好まし
くは10Å〜1000Åが適している。
【0193】この2枚のガラス基板2はスペーサー5に
よって任意の間隔に保たれている。例えば、所定の直径
を持つシリカビーズ、アルミナビーズをスペーサーとし
てガラス基板2枚で挟持し、周囲をシール材、例えばエ
ポキシ系接着材を用いて密封する方法がある。その他、
スペーサーとして高分子フィルムやガラスファイバーを
使用しても良い。この2枚のガラス基板の間にカイラル
スメクチック相を示す液晶が封入されている。液晶層1
は、一般には0.5〜20μm、好ましくは1〜5μm
の厚さに設定されている。
【0194】透明電極3からはリード線によって外部の
電源7に接続されている。また、ガラス基板2の外側に
は、互いの偏光軸を例えば直交クロスニコル状態とした
一対の偏光板8が貼り合わせてある。図1の例は透過型
であり、光源9を備えている。
【0195】図2は、強誘電性を利用した液晶子の動作
説明のために、セルの例を模式的に描いたものである。
21aと21bは、それぞれIn ,SnO
あるいはITO(インジウム チン オキサイド;I
ndium Tin Oxide)等の薄膜からなる透
明電極で被覆された基板(ガラス板)であり、その間に
液晶分子層22がガラス面に垂直になるよう配向したS
mC 相又はSmH 相の液晶が封入されている。
太線で示した線23が液晶分子を表わしており、この液
晶分子23はその分子に直交した方向に双極子モーメン
ト(P⊥)24を有している。基板21aと21b上の
電極間に一定の閾値以上の電圧を印加すると、液晶分子
23のらせん構造がほどけ、双極子モーメント(P⊥)
24がすべて電界方向に向くよう、液晶分子23は配向
方向を変えることができる。液晶分子23は、細長い形
状を有しており、その長軸方向と短軸方向で屈折率異方
性を示し、従って例えばガラス面の上下に互いにクロス
ニコルの偏光子を置けば、電圧印加極性によって光学特
性が変わる液晶光学変調素子となることは、容易に理解
される。
【0196】本発明における光学変調素子で好ましく用
いられる液晶セルは、その厚さを充分に薄く(例えば1
0μ以下)することができる。このように液晶層が薄く
なるにしたがい、図3に示すように電界を印加していな
い状態でも液晶分子のらせん構造がほどけ、その双極子
モーメントPaまたはPbは上向き(34a)又は下向
き(34b)のどちらかの状態をとる。このようなセル
に、図3に示す如く一定の閾値以上の極性の異なる電界
Ea又はEbを電圧印加手段31aと31bにより付与
すると、双極子モーメントは、電界Ea又はEbの電界
ベクトルに対応して上向き34a又は下向き34bと向
きを変え、それに応じて液晶分子は、第1の安定状態3
3aかあるいは第2の安定状態33bの何れか一方に配
向する。
【0197】このような強誘電性液晶素子を光学変調素
子として用いることの利点は、先にも述べたが2つあ
る。その第1は、応答速度が極めて速いことであり、第
2は液晶分子の配向が双安定性を有することである。第
2の点を、例えば図3によって更に説明すると、電界E
aを印加すると液晶分子は第1の安定状態33aに配向
するが、この状態は電界を切っても安定である。又、逆
向きの電界Ebを印加すると、液晶分子は第2の安定状
態33bに配向して、その分子の向きを変えるが、やは
り電界を切ってもこの状態に留っている。又、与える電
界EaあるいはEbが一定の閾値を越えない限り、それ
ぞれ前の配向状態にやはり維持されている。
【0198】本発明の液晶素子を表示パネル部に使用
し、図4及び図5に示した走査線アドレス情報をもつ画
像情報なるデータフォーマット及びSYNC信号による
通信同期手段をとることにより、液晶表示装置を実現す
る。
【0199】図中、符号はそれぞれ以下の通りである。 101 強誘電性液晶表示装置 102 グラフィックスコントローラ 103 表示パネル 104 走査線駆動回路 105 情報線駆動回路 106 デコーダ 107 走査信号発生回路 108 シフトレジスタ 109 ラインメモリ 110 情報信号発生回路 111 駆動制御回路 112 GCPU 113 ホストCPU 114 VRAM
【0200】本発明の液晶素子を表示パネル部に使用
し、図4及び図5に示した走査線アドレス情報をもつ画
像情報なるデータフォーマット及びSYNC信号による
通信同期手段をとることにより、液晶表示装置を実現す
る。
【0201】画像情報の発生は、本体装置側のグラフィ
ックスコントローラ102にて行われ、図4及び図5に
示した信号転送手段にしたがって表示パネル103に転
送される。グラフィックスコントローラ102は、CP
U(中央演算処理装置、以下GCPU112と略す)及
びVRAM(画像情報格納用メモリ)114を核に、ホ
ストCPU113と液晶表示装置101間の画像情報の
管理や通信をつかさどっており、本発明の制御方法は主
にこのグラフィックスコントローラ102上で実現され
るものである。なお、該表示パネルの裏面には光源が配
置されている。
【0202】
【実施例】以下、実施例により本発明について更に詳細
に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるも
のではない。
【0203】実施例1 下記化合物を下記の重量部で混合し液晶組成物Aを作成
した。
【0204】
【化109】 液晶組成物Aの相転移温度を示す。
【0205】
【数2】 更にこの液晶組成物Aに対して、例示化合物53を以下
に示す重量部で混合し、液晶組成物Bを作成した。
【0206】
【化110】 これは下記の相転移温度を示す。
【0207】
【数3】
【0208】実施例2〜4 実施例1で使用した例示化合物53の代わりに以下に示
す化合物を10wt%加え各々の液晶組成物を得た。こ
れら組成物の相転移温度を以下に示す。
【0209】
【数4】 実施例5 2枚の0.7mm厚のガラス板を用意し、それぞれのガ
ラス板上にITO膜を形成し、電圧印加電極を作成し、
さらにこの上にSiO2 を蒸着させ絶縁層とした。ガラ
ス板上にシランカップリング剤[信越化学(株)製KB
M−602]0.2%イソプロピルアルコール溶液を回
転数2000r.p.mのスピードで15秒間塗布し、
表面処理を施した。この後120℃にて20分間加熱乾
燥処理を施した。
【0210】さらに表面処理を行なったITO膜付きの
ガラス板上にポリイミド樹脂前駆体[東レ(株)SP−
510]1.5%ジメチルアセトアミド溶液を、回転数
2000r.p.mのスピンナーで15秒間塗布した。
成膜後、60分間、300℃で加熱縮合焼成処理を施し
た。この時の塗膜の膜厚は約250Åであった。
【0211】この焼成後の被膜にはアセテート植毛布に
よるラビング処理がなされ、その後、イソプロピルアル
コール液で洗浄し、平均粒径2μmのアルミナビーズを
一方のガラス板上に散布した後、それぞれのラビング処
理軸が互いに平行となる様にし、接着シール剤[リクソ
ンボンド(チッソ(株))]を用いてガラス板をはり合
わせ、60分間、100℃にて加熱乾燥し、セルを作成
した。
【0212】このセルに実施例1で混合した液晶組成物
Bを等方性液体状態で注入し、等方相から20℃/hで
25℃まで徐冷することにより、強誘電性液晶素子を作
成した。このセルのセル厚をベレック位相板によって測
定したところ、約2μmであった。
【0213】この強誘電性液晶素子を使って、自発分極
の大きさPsとピーク・トウ・ピーク電圧Vpp=20
Vの電圧印加により直交ニコル下での光学的な応答(透
過光量変化10%〜90%)を検知して応答速度(以後
光学応答速度という)を測定した。その結果を次に示
す。
【0214】
【数5】 測定温度(℃) Ps(nC/cm2 ) 光学応答速度(μsec) 25 −7.5 92 35 −5.6 72 45 −2.5 58
【0215】実施例6〜8 実施例2〜4で作成した液晶組成物を用いた以外は全く
実施例5と同様の方法で自発分極の大きさ及び光学応答
速度を測定した。その結果を表1に示す。
【0216】
【表1】
【0217】実施例9 下記化合物を下記の重量部で混合し液晶組成物Fを作成
した。
【0218】
【化111】 液晶組成物Fの相転移温度を示す。
【0219】
【数6】 さらにこの液晶組成物Fに対して、例示化合物54を以
下に示す重量部で混合し、液晶組成物Gを作成した。
【0220】
【化112】 これは下記の相転移温度を示す。
【0221】
【数7】 次に液晶組成物F,Gを用いた以外は全く実施例5と同
様の方法で30℃における光学応答速度を測定した。そ
の結果を示す。
【0222】
【数8】 液晶組成物 光学応答速度(μsec) F 194 G 63
【0223】実施例10〜14 実施例9で使用した例示化合物54のかわりに以下に示
す例示化合物を3重量部加え、各々の液晶組成物を得
た。この液晶組成物を用いた以外は全く実施例5と同様
の方法で30℃における光学応答速度を測定した。その
結果を以下に示す。
【0224】
【化113】
【0225】以上、実施例9〜14の結果から明らかで
ある様に本発明の一般式(I)で示される光学活性化合
物を含有している組成物G,H,I,J,K,Lの方が
含有していない組成物Fよりも光学応答速度が速くなっ
ていることがわかる。
【0226】実施例15 下記化合物を下記の重量部で混合し液晶組成物Mを作成
した。
【0227】
【化114】
【0228】
【化115】
【0229】さらに、この液晶組成物Mに対して、以下
に示す化合物を各々以下に示す重量部で混合し、液晶組
成物Nを作成した。
【0230】
【化116】 次にこれらの液晶組成物M,Nを用いた以外は全く実施
例5と同様の方法で強誘電性液晶素子を作成し、配向性
を観察した。その結果を示す。
【0231】
【数9】 液晶組成物 配向性 M ジグザグ欠陥が多い N 均一なモノドメイン配向状態
【0232】実施例16 実施例15で使用した例示化合物のかわりに以下に示す
化合物を各々に示す重量部で混合し、液晶組成物Oを作
成した。
【0233】
【化117】
【0234】次にこの液晶組成物Oを用いた以外は全く
実施例5と同様の方法で強誘電性液晶素子を作成し、配
向性を観察した結果、ジグザグ欠陥の少ない均一なモノ
ドメイン配向状態であった。
【0235】実施例17 実施例15で使用した例示化合物のかわりに以下に示す
化合物を各々に示す重量部で混合し、液晶組成物Pを作
成した。
【0236】
【化118】
【0237】次にこの液晶組成物Pを用いた以外は全く
実施例5と同様の方法で強誘電性液晶素子を作成し、配
向性を観察した結果、ジグザグ欠陥の少ない均一なモノ
ドメイン配向状態であった。
【0238】実施例15〜17の結果から明らかな様に
一般式(I)で示される光学活性化合物を含有する本発
明の液晶組成物N,O,Pは、それを含まない組成物M
に比べてジグザグ欠陥が少なく均一なモノドメイン配向
性を示し、配向性の良好な液晶組成物であることがわか
る。
【0239】
【発明の効果】本発明による液晶組成物によれば、簡便
なラビング処理によって容易に配向し、かつ欠陥のない
均一なモノドメイン配向性を示す配向性が良好な効果が
得られる。
【0240】さらに、本発明の液晶組成物を用いた強誘
電性液晶素子は、スイッチング特性が良好で応答速度の
速い液晶素子とすることができる。なお、本発明の液晶
素子を表示素子として光源、駆動回路等と組み合わせた
表示装置は良好な装置となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】カイラルスメクチック相を示す液晶を用いた液
晶素子の一例の断面概略図である。
【図2】液晶のもつ強誘電性を利用した液晶素子の動作
説明のために素子セルの一例を模式的に表わす斜視図で
ある。
【図3】液晶のもつ強誘電性を利用した液晶素子の動作
説明のために素子セルの一例を模式的に表わす斜視図で
ある。
【図4】強誘電性を利用した液晶素子を有する液晶表示
装置とグラフィックスコントローラを示すブロック構成
図である。
【図5】液晶表示装置とグラフィックスコントローラと
の間の画像情報通信タイミングチャート図である。
【符号の説明】
1 カイラルスメクチック相を有する液晶層 2 ガラス基板 3 透明電極 4 絶縁性配向制御層 5 スペーサー 6 リード線 7 電源 8 偏光板 9 光源 I 入射光 I 透過光 21a 基板 21b 基板 22 カイラルスメクチック相を有する液晶層 23 液晶分子 24 双極子モーメント(P⊥) 31a 電圧印加手段 31b 電圧印加手段 33a 第1の安定状態 33b 第2の安定状態 34a 上向きの双極子モーメント 34b 下向きの双極子モーメント Ea 上向きの電界 Eb 下向きの電界 101 強誘電性液晶表示装置 102 グラフィックスコントローラ 103 表示パネル 104 走査線駆動回路 105 情報線駆動回路 106 デコーダ 107 走査信号発生回路 108 シフトレジスタ 109 ラインメモリ 110 情報信号発生回路 111 駆動制御回路 112 GCPU 113 ホストCPU 114 VRAM
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07C 69/757 Z 9279−4H 69/86 9279−4H 69/92 9279−4H 69/94 9279−4H C07D 239/34 8615−4C C09K 19/30 7457−4H 19/34 7457−4H G02F 1/13 500 // G02F 1/1337 510 9225−2K

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式(I)で表わされる光学活性
    化合物 【化1】 (式中、R 、R は炭素原子数1〜18の直鎖状
    または分岐状のアルキル基を示す。X は、単結合、
    −O−,−CO−,−COO−,−OOC−を示し、X
    は−OCH −,−OOC−を示す。A 、A
    、A は 【化2】 を示す。Y ,Y はHまたはハロゲンを示す。
    m,nは0または1である。*は光学活性であることを
    示す。)の少なくとも1種を含有することを特徴とする
    液晶組成物。
  2. 【請求項2】 前記一般式(I)で表わされる光学活性
    化合物のうちXが−OCH −である請求項1記載
    の液晶組成物。
  3. 【請求項3】 下記一般式(I)で表わされる光学活性
    化合物 【化3】 (式中、R 、R は炭素原子数1〜18の直鎖状
    または分岐状のアルキル基を示す。X は、単結合、
    −O−,−CO−,−COO−,−OOC−を示し、X
    は−OCH −,−OOC−を示す。A 、A
    、A は 【化4】 を示す。Y ,Y はHまたはハロゲンを示す。
    m,nは0または1である。*は光学活性であることを
    示す。)の少なくとも1種と、下記一般式(II)で示
    される液晶性化合物 【化5】 (式中、R3 、R4 は炭素原子数1〜18の直鎖状ま
    たは分岐状のアルキル基を示す。X3 は、単結合、−
    O−,−OOC−を示す。pは0または1である。A4
    は 【化6】 を示す。)の少なくとも1種を含有することを特徴とす
    る液晶組成物。
  4. 【請求項4】 前記一般式(I)で表わされる光学活性
    化合物のうちXが−OCH −である請求項3記載
    の液晶組成物。
  5. 【請求項5】 下記一般式(I)で表わされる光学活性
    化合物 【化7】 (式中、R 、R は炭素原子数1〜18の直鎖状
    または分岐状のアルキル基を示す。X は、単結合、
    −O−,−CO−,−COO−,−OOC−を示し、X
    は−OCH −,−OOC−を示す。A 、A
    、A は 【化8】 を示す。Y ,Y はHまたはハロゲンを示す。
    m,nは0または1である。*は光学活性であることを
    示す。)の少なくとも1種と、下記一般式(II)で示
    される液晶性化合物 【化9】 (式中、R3 、R4 は炭素原子数1〜18の直鎖状ま
    たは分岐状のアルキル基を示す。X3 は、単結合、−
    O−,−OOC−を示す。pは0または1である。A4
    は 【化10】 を示す。)の少なくとも1種と、下記一般式(III
    a)で示される光学活性化合物 【化11】 (式中、R5 は炭素原子数1〜18の直鎖状または分
    岐状のアルキル基を示す。R6 は炭素原子数1〜16
    の直鎖状のアルキル基を示す。X4 は、単結合、−C
    OO−を示す。A5は 【化12】 を示す。*は光学活性であることを示す。)の少なくと
    も1種を含有することを特徴とする液晶組成物。
  6. 【請求項6】 前記一般式(I)で表わされる光学活性
    化合物のうちXが−OCH −である請求項5記載
    の液晶組成物。
  7. 【請求項7】 一般式(I)で示される光学活性化合物
    を前記液晶組成物に対して1〜80重量%含有する請求
    項1記載の液晶組成物。
  8. 【請求項8】 一般式(I)で示される光学活性化合物
    を前記液晶組成物に対して1〜60重量%含有する請求
    項1記載の液晶組成物。
  9. 【請求項9】 一般式(I)で示される光学活性化合物
    を前記液晶組成物に対して1〜40重量%含有する請求
    項1記載の液晶組成物。
  10. 【請求項10】 前記液晶組成物がカイラルスメクチッ
    ク相を有する請求項1記載の液晶組成物。
  11. 【請求項11】 前記液晶組成物がネマチック相を有す
    る請求項1記載の液晶組成物。
  12. 【請求項12】 請求項1記載の液晶組成物を一対の電
    極基板間に配置してなることを特徴とする液晶素子。
  13. 【請求項13】 前記電極基板上に配向制御層が設けら
    れている請求項12記載の液晶素子。
  14. 【請求項14】 前記配向制御層がラビング処理された
    層である請求項13記載の液晶素子。
  15. 【請求項15】 液晶分子の配列によって形成されたら
    せんが解除された膜厚で前記一対の電極基板を配置する
    請求項12記載の液晶素子。
  16. 【請求項16】 前記請求項12記載の液晶素子を有す
    る表示装置。
  17. 【請求項17】 液晶組成物が示す強誘電性を利用して
    液晶分子をスイッチングさせて表示を行なう請求項16
    記載の表示装置。
  18. 【請求項18】 さらに光源を有する請求項16記載の
    表示装置。
  19. 【請求項19】 下記一般式(I)で示される光学活性
    化合物を含有する液晶組成物を用いた表示方法。 【化13】 (式中、R 、R は炭素原子数1〜18の直鎖状
    または分岐状のアルキル基を示す。X は、単結合、
    −O−,−CO−,−COO−,−OOC−を示し、X
    は−OCH −,−OOC−を示す。A 、A
    、A は 【化14】 を示す。Y ,Y はHまたはハロゲンを示す。
    m,nは0または1である。*は光学活性であることを
    示す。)
  20. 【請求項20】 一般式(I)で示される光学活性化合
    物を前記液晶組成物に対して1〜80重量%含有する請
    求項19記載の表示方法。
  21. 【請求項21】 一般式(I)で示される光学活性化合
    物を前記液晶組成物に対して1〜60重量%含有する請
    求項19記載の表示方法。
  22. 【請求項22】 一般式(I)で示される光学活性化合
    物を前記液晶組成物に対して1〜40重量%含有する請
    求項19記載の表示方法。
  23. 【請求項23】 前記液晶組成物がカイラルスメクチッ
    ク相を有する請求項19記載の表示方法。
  24. 【請求項24】 前記液晶組成物がネマチック相を有す
    る請求項19記載の表示方法。
  25. 【請求項25】 下記一般式(I)で示される光学活性
    化合物を含有する液晶組成物を一対の電極基板間に配置
    してなる液晶素子を使用する表示方法。 【化15】 (式中、R 、R は炭素原子数1〜18の直鎖状
    または分岐状のアルキル基を示す。X は、単結合、
    −O−,−CO−,−COO−,−OOC−を示し、X
    は−OCH −,−OOC−を示す。A 、A
    、A は 【化16】 を示す。Y ,Y はHまたはハロゲンを示す。
    m,nは0または1である。*は光学活性であることを
    示す。)
  26. 【請求項26】 前記電極基板上に配向制御層が設けら
    れている請求項25記載の表示方法。
  27. 【請求項27】 前記配向制御層がラビング処理された
    層である請求項26記載の表示方法。
  28. 【請求項28】 液晶分子の配列によって形成されたら
    せんが解除された膜厚で前記一対の電極基板を配置する
    請求項25記載の表示方法。
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EP0673069A3 (en) * 1994-03-18 1996-07-31 Seiko Instr Inc Semiconductor device with insulated gate and manufacturing method.

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