JPH04300871A - 光学活性化合物、これを含む液晶組成物、それを有する液晶素子、それ等を用いた表示方法及び表示装置 - Google Patents

光学活性化合物、これを含む液晶組成物、それを有する液晶素子、それ等を用いた表示方法及び表示装置

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JPH04300871A
JPH04300871A JP8993891A JP8993891A JPH04300871A JP H04300871 A JPH04300871 A JP H04300871A JP 8993891 A JP8993891 A JP 8993891A JP 8993891 A JP8993891 A JP 8993891A JP H04300871 A JPH04300871 A JP H04300871A
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Hiroyuki Nohira
博之 野平
Tetsuya Ichihashi
哲也 市橋
Akira Sakaigawa
亮 境川
Shinichi Nakamura
真一 中村
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、新規な光学活性化合物
、それを含有する液晶組成物およびそれを使用した液晶
素子並びにそれ等を使用した表示方法、表示装置に関し
、更に詳しくは電界に対する応答特性が改善された新規
な光学活性化合物、それを含有する液晶組成物、および
それを使用した表示素子や液晶−光シャッター等に利用
される液晶素子並びに該液晶素子を表示に使用した表示
方法、表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、液晶は電気光学素子として種
々の分野で応用されている。現在実用化されている液晶
素子はほとんどが、例えばエム  シャット(M.Sc
hadt)とダブリュ  ヘルフリッヒ(W.Helf
rich)著“アプライド  フィジックス  レター
ズ”(“Applied  Physics  Let
ters”)Vo.18,  No.4(1971.2
.15)P.127〜128の“Voltage  D
ependent  Optical  Activi
ty  of  aTwisted  Nematic
  liquid  Crystal”に示されたTN
(Twisted  Nematic)型の液晶を用い
たものである。
【0003】これらは、液晶の誘電的配列効果に基づい
ており、液晶分子の誘電異方性のために平均分子軸方向
が、加えられた電場により特定の方向に向く効果を利用
している。これらの素子の光学的な応答速度の限界はミ
リ秒であるといわれ、多くの応用のためには遅すぎる。
【0004】一方、大型平面ディスプレイへの応用では
、価格、生産性などを考え合せると単純マトリクス方式
による駆動が最も有力である。単純マトリクス方式にお
いては、走査電極群と信号電極群をマトリクス状に構成
した電極構成が採用され、その駆動のためには、走査電
極群に順次周期的にアドレス信号を選択印加し、信号電
極群には所定の情報信号をアドレス信号と同期させて並
列的に選択印加する時分割駆動方式が採用されている。
【0005】しかし、この様な駆動方式の素子に前述し
たTN型の液晶を採用すると走査電極が選択され、信号
電極が選択されない領域、或いは走査電極が選択されず
、信号電極が選択される領域(所謂“半選択点”)にも
有限に電界がかかってしまう。
【0006】選択点にかかる電圧と、半選択点にかかる
電圧の差が充分に大きく、液晶分子を電界に垂直に配列
させるのに要する電圧閾値がこの中間の電圧値に設定さ
れるならば、表示素子は正常に動作するわけであるが、
走査線数(N)を増加して行った場合、画面全体(1フ
レーム)を走査する間に一つの選択点に有効な電界がか
かっている時間(duty比)が1/Nの割合で減少し
てしまう。
【0007】このために、くり返し走査を行った場合の
選択点と非選択点にかかる実効値としての電圧差は、走
査線数が増えれば増える程小さくなり、結果的には画像
コントラストの低下やクロストークが避け難い欠点とな
っている。
【0008】この様な現象は、双安定性を有さない液晶
(電極面に対し、液晶分子が水平に配向しているのが安
定状態であり、電界が有効に印加されている間のみ垂直
に配向する)を時間的蓄積効果を利用して駆動する(即
ち、繰り返し走査する)ときに生ずる本質的には避け難
い問題点である。
【0009】この点を改良するために、電圧平均化法、
2周波駆動法や、多重マトリクス法等が既に提案されて
いるが、いずれの方法でも不充分であり、表示素子の大
画面化や高密度化は、走査線数が充分に増やせないこと
によって頭打ちになっているのが現状である。
【0010】この様な従来型の液晶素子の欠点を改善す
るものとして、双安定性を有する液晶素子の使用がクラ
ーク(Clark)およびラガウェル(Lagerwa
ll)により提案されている(特開昭56−10721
6号公報、米国特許第4367924号明細書等)。
【0011】双安定性液晶としては、一般にカイラルス
メクティックC相(SmC*相)又はH相(SmH*相
)を有する強誘電性液晶が用いられる。
【0012】この強誘電性液晶は電界に対して第1の光
学的安定状態と第2の光学的安定状態からなる双安定状
態を有し、従って前述のTN型の液晶で用いられた光学
変調素子とは異なり、例えば一方の電界ベクトルに対し
て第1の光学的安定状態に液晶が配向し、他方の電界ベ
クトルに対しては第2の光学的安定状態に液晶が配向さ
れている。また、この型の液晶は、加えられる電界に応
答して、上記2つの安定状態のいずれかを取り、且つ電
界の印加のないときはその状態を維持する性質(双安定
性)を有する。
【0013】以上の様な双安定性を有する特徴に加えて
、強誘電性液晶は高速応答性であるという優れた特徴を
持つ。それは強誘電性液晶の持つ自発分極と印加電場が
直接作用して配向状態の転移を誘起するためであり、誘
電率異方性と電場の作用による応答速度より3〜4オー
ダー速い。
【0014】この様に強誘電性液晶はきわめて優れた特
性を潜在的に有しており、このような性質を利用するこ
とにより、上述した従来のTN型素子の問題点の多くに
対して、かなり本質的な改善が得られる。特に、高速光
学光シャッターや高密度,大画面ディスプレイへの応用
が期待される。このため強誘電性を持つ液晶材料に関し
ては広く研究がなされているが、現在までに開発された
強誘電性液晶材料は、低温作動特性、高速応答性等を含
めて液晶素子に用いる十分な特性を備えているとは言い
難い。
【0015】応答時間τと自発分極の大きさPsおよび
粘度ηの間には、下記の式[II]
【0016】
【外7】 (ただし、Eは印加電界である) の関係が存在する。したがって応答速度を速くするには
、 (ア)自発分極の大きさPsを大きくする(イ)粘度η
を小さくする (ウ)印加電界Eを大きくする 方法がある。しかし印加電界は、IC等で駆動するため
上限があり、出来るだけ低い方が望ましい。よって、実
際には粘度ηを小さくするか、自発分極の大きさPsの
値を大きくする必要がある。
【0017】一般的に自発分極の大きい強誘電性カイラ
ルスメクチック液晶化合物においては、自発分極のもた
らすセルの内部電界も大きく、双安定状態をとり得る素
子構成への制約が多くなる傾向にある。又、いたずらに
自発分極を大きくしても、それにつれて粘度も大きくな
る傾向にあり、結果的には応答速度はあまり速くならな
いことが考えられる。
【0018】以上述べたように、強誘電性液晶素子を実
用化するためには、大きな自発分極と低い粘性による高
速応答性を有するカイラルスメクチック相を示す液晶組
成物が要求される。
【0019】
【発明が解決しようとする問題点】本発明の目的は、前
述の強誘電性液晶素子を実用できるようにするために、
応答速度を速くさせるのに効果的な自発分極の大きい光
学活性化合物、これを含む液晶組成物、特にカイラルス
メクチック相を示す液晶組成物、および該液晶組成物を
使用する液晶素子、並びにそれらを使用した表示方法、
表示装置を提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は下記
一般式(I)で示される光学活性化合物を提供するもの
である。
【0021】
【外8】 (R1、R2は炭素数1から18の直鎖状のアルキル基
であり、
【0022】
【外9】 C*は光学活性な不斉炭素原子を示す。)
【0023】
また本発明は上記一般式(I)で示される光学活性化合
物を少なくとも1種含有することを特徴とする液晶組成
物を提供するものである。
【0024】さらに本発明は、上記一般式(I)で示さ
れる光学活性化合物を少なくとも1種含有する液晶組成
物を1対の電極基板間に配置してなることを特徴とする
液晶素子を提供するものである。
【0025】一般式(I)で示される化合物のうち、R
1,R2、好ましくは炭素原子数が3から12の直鎖状
のアルキル基である。
【0026】次に前記一般式(I)で示される光学活性
化合物の一般的な合成法を示す。
【0027】
【外10】
【0028】
【外11】 (R1,R2は前記一般式に準ずる。)
【0029】前
記一般式(I)で表わされる化合物の具体的な構造式を
以下に示す。
【0030】
【外12】
【0031】
【外13】
【0032】
【外14】
【0033】
【外15】
【0034】
【外16】
【0035】
【外17】
【0036】
【外18】
【0037】
【外19】
【0038】
【外20】
【0039】
【外21】
【0040】本発明の液晶組成物は前記一般式(I)で
示される光学活性化合物の少なくとも1種を有する。
【0041】本発明の化合物は、それ自体で液晶相を示
す場合もあるが、他の液晶性化合物と組み合わせること
で組成物が液晶相を示すようにすればよい。
【0042】又、本発明による液晶組成物は、カイラル
スメクチック相を示す液晶組成物が好ましい。
【0043】本発明で用いる他の液晶性化合物を一般式
(III)〜(XII)で次に示す。
【0044】
【外22】
【0045】
【外23】
【0046】
【外24】
【0047】
【外25】
【0048】
【外26】
【0049】
【外27】
【0050】
【外28】
【0051】
【外29】
【0052】
【外30】
【0053】
【外31】
【0054】
【外32】
【0055】
【外33】
【0056】
【外34】
【0057】
【外35】
【0058】
【外36】
【0059】
【外37】
【0060】
【外38】
【0061】液晶組成物中に占める本発明の化合物の割
合は1重量%〜80重量%、好ましくは1重量%〜60
重量%、さらに好ましくは1重量%〜40重量%とする
ことが望ましい。
【0062】また、本発明の化合物を2種以上用いる場
合は、混合して得られた液晶組成物中に占める本発明の
化合物2種以上の混合物の割合は1重量%〜80重量%
、好ましくは1重量%〜60重量%、さらに好ましくは
1重量%〜40重量%とすることが望ましい。
【0063】さらに、本発明による強誘電性液晶素子に
おける強誘電性を示す液晶層は、先に示したようにして
作成したカイラルスメクチック相を示す液晶組成物を真
空中、等方性液体温度まで加熱し、素子セル中に封入し
、徐々に冷却して液晶層を形成させ常圧に戻すことが好
ましい。
【0064】図1は強誘電性を利用した液晶素子の構成
の説明のために、本発明のカイラルスメクチック液晶層
を有する液晶素子の一例を示す断面概略図である。
【0065】図1において符号1はカイラルスメクチッ
ク液晶層、2はガラス基板、3は透明電極、4は絶縁性
配向制御層、5はスペーサー、6はリード線、7は電源
、8は偏向板、9は光源を示している。
【0066】2枚のガラス基板2には、それぞれIn2
O3、SnO2あるいはITO(インジウム  チン 
 オキサイド;Indium  Tin  Oxide
)等の薄膜から成る透明電極3が被覆されている。その
上にポリイミドの様な高分子の薄膜をガーゼやアセテー
ト植毛布等でラビングして、液晶をラビング方向に並べ
る絶縁性配向制御層4が形成されている。また、絶縁物
質として、例えばシリコン窒化物、水素を含有するシリ
コン炭化物、シリコン酸化物、硼素窒化物、水素を含有
する硼素窒化物、セリウム酸化物、アルミニウム酸化物
、ジルコニウム酸化物、チタン酸化物やフッ化マグネシ
ウムなどの無機物質絶縁層を形成し、その上にポリビニ
ルアルコール、ポリイミド、ポリアミドイミド、ポリエ
ステルイミド、ポリパラキシレン、ポリエステル、ポリ
カーボネート、ポリビニルアセタール、ポリ塩化ビニル
、ポリ酢酸ビニル、ポリアミド、ポリスチレン、セルロ
ース樹脂、メラミン樹脂、ユリヤ樹脂、アクリル樹脂や
フォトレジスト樹脂などの有機絶縁物質を配向制御層と
して、2層絶縁性配向制御層4が形成されていてもよく
、また無機物質絶縁性配向制御層あるいは有機物質絶縁
性配向制御層単層であっても良い。この絶縁性配向制御
層が無機系ならば蒸着法などで形成でき、有機系ならば
有機絶縁物質を溶解させた溶液、またはその前駆体溶液
(溶剤に0.1〜20重量%、好ましくは0.2〜10
重量%)を用いて、スピンナー塗布法、浸漬塗布法、ス
クリーン印刷法、スプレー塗布法、ロール塗布法等で塗
布し、所定の硬化条件下(例えば加熱下)で硬化させ形
成させることができる。
【0067】絶縁性配向制御層4の層厚は通常50Å〜
1μm、好ましくは10Å〜3000Å、さらに好まし
くは10Å〜1000Åが適している。
【0068】この2枚のガラス基板2はスペーサー5に
よって任意の間隔に保たれている。例えば所定の直径を
持つシリカビーズ、アルミナビーズをスペーサーとして
ガラス基板2枚で挟持し、周囲をシール材、例えばエポ
キシ系接着材を用いて密封する方法がある。その他スぺ
ーサーとして高分子フィルムやガラスファイバーを使用
しても良い。この2枚のガラス基板の間に強誘電性を示
す液晶が封入されている。
【0069】強誘電性を示す液晶が封入されたカイラル
スメクチック相を示す液晶層1は、一般には0.5〜2
0μm、好ましくは1〜5μmである。
【0070】透明電極3からはリード線によって外部の
電源7に接続されている。
【0071】またガラス基板2の外側には偏光板8が貼
り合わせてある。
【0072】図1は透過型なので光源9を備えている。
【0073】図2は強誘電性を利用した液晶素子の動作
説明のために、セルの例を模式的に描いたものである。 21aと21bはそれぞれIn2O3,SnO2あるい
はITO(Indium  Tin  Oxide)等
の薄膜からなる透明電極で被覆された基板(ガラス板)
であり、その間に液晶分子層22がガラス面に垂直にな
るよう配向したSmC*相又はSmH*相の液晶が封入
されている。太線で示した線23が液晶分子を表わして
おり、この液晶分子23はその分子に直交した方向に双
極子モーメント(P⊥)24を有している。  基板2
1aと21bの上の電極間に一定の閾値以上の電圧を印
加すると、液晶分子23のらせん構造がほどけ、双極子
モーメント(P⊥)24がすべて電界方向に向くよう、
液晶分子23は配向方向を変えることができる。液晶分
子23は細長い形状を有しており、その長軸方向と短軸
方向で屈折率異方性を示し、従って例えばガラス面の上
下に互いにクロスニコルの偏光子を置けば、電圧印加極
性によって光学特性が変わる液晶光学変調素子となるこ
とは、容易に理解される。
【0074】本発明における光学変調素子で、好ましく
用いられる液晶セルは、その厚さを充分に薄く(例えば
10μ以下)することができる。このように液晶層が薄
くなるにしたがい、図3に示すように電界を印加してい
ない状態でも液晶のらせん構造がほどけ、その双極子モ
ーメントPaまたはPbは上向き(34a)又は下向き
(34b)のどちらかの状態をとる。このようなセルに
、図3に示す如く一定の閾値以上の極性の異なる電界E
a又はEbを電圧印加手段31aと31bにより付与す
ると、双極子モーメントは電界Ea又はEbの電界ベク
トルに対応して上向き34a又は下向き34bと向きを
変え、それに応じて液晶分子は、第1の安定状態33a
かあるいは第2の安定状態33bの何れか一方に配向す
る。
【0075】このような強誘電性液晶素子を光学変調素
子として用いることの利点は先にも述べたが2つある。
【0076】その第1は応答速度が極めて速いことであ
り、第2は液晶分子の配向が双安定性を有することであ
る。第2の点を例えば図3によって更に説明すると、電
界Eaを印加すると液晶分子は第1の安定状態33aに
配向するが、この状態は電界を切っても安定である。 又、逆向きの電界Ebを印加すると、液晶分子は第2の
安定状態33bに配向してその分子の向きを変えるが、
やはり電界を切ってもこの状態に留っている。又、与え
る電界EaあるいはEbが一定の閾値を越えない限り、
それぞれ前の配向状態にやはり維持されている。
【0077】本発明の液晶素子を表示パネル部に使用し
、図4及び図5に示した走査線アドレス情報をもつ画像
情報なるデータフォーマット及びSYNC信号による通
信同期手段をとることにより、液晶表示装置を実現する
【0078】図中、符号はそれぞれ以下の通りである。 101  強誘電性液晶表示装置 102  グラフィックスコントローラ103  表示
パネル 104  走査線駆動回路 105  情報線駆動回路 106  デコーダ 107  走査信号発生回路 108  シフトレジスタ 109  ラインメモリ 110  情報信号発生回路 111  駆動制御回路 112  GCPU 113  ホストCPU 114  VRAM
【0079】画像情報の発生は、本体装置側のグラフィ
ックスコントローラ102にて行われ、図4及び図5に
示した信号転送手段にしたがって表示パネル103に転
送される。グラフィックスコントローラ102は、CP
U(中央演算処理装置、以下GCPU112と略す)及
びVRAM(画像情報格納用メモリ)114を核に、ホ
ストCPU113と液晶表示装置101間の画像情報の
管理や通信をつかさどっており、本発明の制御方法は主
にこのグラフィックスコントローラ102上で実現され
るものである。
【0080】なお、該表示パネルの裏面には、光源が配
置されている。
【0081】また、本発明の化合物をネマチック液晶組
成物に含有させてもよい。するとリバースドメインのみ
られないネマチック相を示す組成物が得られる。
【0082】以下実施例により本発明について更に詳細
に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるも
のではない。下記の例において、「部」はいずれも「重
量部」を示す。
【0083】
【実施例】以下、実施例により本発明について詳細に説
明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるもので
はない。
【0084】実施例1 光学活性2−ドデシルチオ−5−[4−(2−フルオロ
オクチルオキシ)フェニル]ピリミジン(例示化合物2
0)の製造
【0085】下記の工程に従い光学活性2−ドデシルチ
オ−5−[4−(2−フルオロオクチルオキシ)フェニ
ル]ピリミジンを製造した。
【0086】
【外39】
【0087】工程1)S−ドデシルイソチオ尿素塩酸塩
の製造 チオ尿素1.541g(20.2mmol)と臭化ドデ
シル4.978g(20.0mmol)を95%エタノ
ール10ml中で7時間加熱還流させた。水を加え85
℃まで温度を上げてから、室温まで下げた後濃硫酸を加
えて、析出してくるS−ドデシルイソチオ尿素塩酸塩の
白色結晶5.567g(19.8mmol)を得た。収
率99.0%。
【0088】工程2)過塩素酸塩の製造乾燥N,N−ジ
メチルホルムアミド10.98g(150.4mmol
)にオキシ塩化リン13.97g(91.1mmol)
を、氷冷下でゆっくりと加えた。さらに氷冷下でp−ヒ
ドロキシフェニル酢酸4.554g(29.9mmol
)を加え、室温で30分間、60℃で1.5時間、80
℃で6時間撹拌した。溶媒を減圧留去した後、水を発泡
が止まるまで加えた。その後、氷冷下で70%過塩素酸
をゆっくり加え、エーテルを加えた後しばらく氷冷する
と粉末結晶が析出した。メタノールとエーテルの混合溶
媒による再結晶で精製して、過塩素酸塩の結晶8.03
5g(25.2mmol)を得た。 収率84.3%。
【0089】工程3)2−ドデシルチオ−5−(4−ヒ
ドロキシフェニル)ピリミジンの製造 S−ドデシルイソチオ尿素塩酸塩0.580g(2.0
7mmol)と過塩素酸塩0.546g(1.71mm
ol)を乾燥ピリジン2ml中、80℃で6.5時間撹
拌した。反応終了後、氷冷下で冷濃硫酸および冷水を加
え、析出した結晶をカラムクロマトグラフィー(酢酸エ
チル:ヘキサン=1:1)およびメタノール溶媒による
再結晶で精製し、2−ドデシルチオ−5−(4−ヒドロ
キシフェニル)ピリミジン0.375g(1.01mm
ol)を得た。収率59.1%。
【0090】工程4)光学活性2−ドデシルチオ−5−
[4−(2−フルオロオクチルオキシ)フェニル]ピリ
ミジンの製造 2−ドデシルチオ−5−(4−ヒドロキシフェニル)ピ
リミジン0.186g(0.50mmol)と乾燥N,
N−ジメチルホルムアミド1mlを入れ撹拌した後、6
0%水素化ナトリウム0.03gを加え、さらに2−フ
ルオロオクチル−p−トルエンスルホネート0.142
g(0.47mmol)と乾燥N,N−ジメチルホルム
アミド1mlを加えて、130℃で7.5時間反応させ
た。溶媒を減圧留去した後、水を加えてエーテル抽出し
、飽和塩化ナトリウムで洗浄し無水硫酸ナトリウムで乾
燥させた。溶媒を減圧留去した後、薄層クロマトグラフ
ィー(酢酸エチル:ヘキサン=1:12)で分取し、さ
らにヘキサンとエタノールの混合溶媒による再結晶で精
製して、2−ドデシルチオ−5−[4−(2−フルオロ
オクチルオキシ)フェニル]ピリミジン0.048g(
0.10mmol)を得た。収率21.3%。
【0091】この化合物の相転移温度を示す。
【0092】
【外40】
【0093】実施例2〜6 実施例1と同様の方法により、例示化合物14,16,
18,7,4をそれぞれ製造した。
【0094】表1にそれら化合物の相転移温度を示す。
【0095】
【外41】
【0096】
【表1】
【0097】実施例7 光学活性2−[4−(2−フルオロオクチルオキシ)フ
ェニル]−5−オクチルチオピリミジン(例示化合物3
7)の製造 下記工程にしたがい光学活性2−[4−(2−フルオロ
オクチルオキシ)フェニル]−5−オクチルチオピリミ
ジンを製造した。
【0098】
【外42】
【0099】工程1)2−オクチルチオアセトアルデヒ
ドジエチルアセタールの製造 60%水素化ナトリウム0.93g(23mmol)と
乾燥トルエン4mlを混合した液体に、オクタンチオー
ル3.0g(20mmol)の乾燥トルエン溶液(4m
l)をゆっくり滴下することにより加えた。1時間加熱
還流の後、反応溶液の温度を80℃まで下げ、ブロモア
セトアルデヒドジエチルアセタール4.0g(20mm
ol)の乾燥ジメチルホルムアミド6mlの溶液を滴下
して加え、さらに85℃で25時間反応させた。反応終
了後、ジメチルホルムアミドを減圧留去してからジエチ
ルエーテルを用いて抽出した。エーテル層を食塩水で洗
浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、溶媒を留去し
、減圧蒸留を行い2−オクチルチオアセトアルデヒドジ
エチルアセタールを得た。
【0100】bp  100℃/0.1mmHg収量 
 4.8g(18mmol)  収率  90%
【01
01】工程2)α−オクチルチオ−β−ジメチルアミノ
アクロレインの製造 1,2−ジクロロエタン6mlと乾燥ジメチルホルムア
ミド6.8g(93mmol)を混合し、冷却下にてト
リクロロメチルクロロホルメート34ml(28mmo
l)を滴下により加えた。数十分放置後、2−オクチル
チオアセトアルデヒドジエチルアセタール4.9g(1
8.6mmol)を加え、室温で40分間、次に70℃
で90分間反応させた。
【0102】反応終了後、放冷して氷8gを加え、飽和
炭酸カリウム水溶液14mlを加えた。90℃で1時間
加熱し、溶媒を留去後、ベンゼン:エタノール=2:1
の混合溶媒で抽出した。得られた有機層を炭酸カリウム
で乾燥後、溶媒を留去し、減圧蒸留を行った。得られた
α−オクチルチオ−β−ジメチルアミノアクロレインは
2.7g(11mmol)、収率は60%であった(b
p:80℃/0.1mmHg)。
【0103】工程3)2−(4−ヒドロキシフェニル)
−5−オクチルチオピリミジンの製造 ナトリウム0.7g(29mmol)を乾燥メタノール
10mlに溶解させた溶液に、p−ヒドロキシフェニル
アミジン塩酸塩2.4g(13.7mmol)とα−オ
クチルチオ−β−ジメチルアミノアクロレイン2.7g
(11mmol)の混合物を加え、撹拌しながら6時間
加熱還流を行った。反応終了後、酢酸で中和し、ジエチ
ルエーテルを用いて抽出した。得られたエーテル溶液を
炭酸水素ナトリウム水溶液、水で洗浄し、無水硫酸ナト
リウムで一晩乾燥した。溶媒を留去して得られた粗生成
物をカラムクロマトグラフィー(移動相:ヘキサン/酢
酸エチル=3/2)で精製し、目的の2−(4−ヒドロ
キシフェニル)−5−オクチルチオピリミジンを2.4
g(7.7mmol)得た(収率:68%)。
【0104】工程4)光学活性2−[4−(2−フルオ
ロオクチルオキシ)フェニル]−5−オクチルチオピリ
ミジンの製造 2−(4−ヒドロキシフェニル)−5−オクチルチオピ
リミジン0.16g(0.5mmol)を乾燥ジメチル
ホルムアミド1mlに溶解させた溶液に、60%水素化
ナトリウム30mg(0.75mmol)を加え撹拌し
た。次に光学活性p−トルエンスルホン酸2−フルオロ
オクチル0.14g(0.46mmol)を加え、13
0℃で7時間反応させた。
【0105】反応終了後、ジメチルホルムアミドを留去
し、水を加え、ジエチルエーテルを用いて抽出した。得
られたエーテル溶液を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶
媒を留去し、カラムクロマトグラフィー及び再結晶(ヘ
キサン/エタノール)で精製し(移動相:酢酸エチル/
ヘキサン=1/12)、目的の光学活性2−[4−(2
−フルオロオクチルオキシ)フェニル]−5−オクチル
チオピリミジンを79mg(0.18mmol)得た(
収率39%)。
【0106】この化合物の相転移温度を示す。
【0107】
【外43】
【0108】実施例8〜10 実施例7と同様の方法により例示化合物40,48,5
2をそれぞれ製造した。
【0109】表2にそれら化合物の相転移温度を示す。
【0110】
【外44】
【0111】
【表2】
【0112】実施例11 実施例9で製造した液晶性化合物を配合成分とする液晶
組成物Aを調製した。また、比較例として実施例9の液
晶性化合物を含有しない液晶組成物Bも調製した。液晶
組成物A,Bの相転移温度を示す。
【0113】<液晶組成物A>
【0114】
【外45】
【0115】<液晶組成物B>
【0116】
【外46】
【0117】相転移温度(℃) 液晶組成物A
【0118】
【外47】
【0119】液晶組成物B
【0120】
【外48】
【0121】実施例12 2枚の0.7mm厚のガラス板を用意し、それぞれのガ
ラス板上にITO膜を形成し、電圧印加電極を作成し、
さらにこの上にSiO2を蒸着させ絶縁層とした。ガラ
ス板上にシランカップリング剤[信越化学(株)製KB
M−602]0.2%イソプロピルアルコール溶液を回
転数2000r.p.mのスピードで15秒間塗布し、
表面処理を施した。この後120℃にて20分間加熱乾
燥処理を施した。
【0122】さらに表面処理を行なったITO膜付きの
ガラス板上にポリイミド樹脂前駆体[東レ(株)SP−
510]1.5%ジメチルアセトアミド溶液を、回転数
2000r.p.mのスピンナーで15秒間塗布した。 成膜後、60分間、300℃で加熱縮合焼成処理を施し
た。この時の塗膜の膜厚は約250Åであった。
【0123】この焼成後の被膜にはアセテート植毛布に
よるラビング処理がなされ、その後、イソプロピルアル
コール液で洗浄し、平均粒径2μmのアルミナビーズを
一方のガラス板上に散布した後、それぞれのラビング処
理軸が互いに平行となる様にし、接着シール剤[リクソ
ンボンド(チッソ(株))]を用いてガラス板をはり合
わせ、60分間、100℃にて加熱乾燥しセルを作成し
た。
【0124】このセルに実施例11で混合した液晶組成
物A,Bを等方性液体状態で注入し、等方相から20℃
/hで25℃まで徐冷することにより、強誘電性液晶素
子を作成した。このセルのセル厚をベレック位相板によ
って測定したところ、約2μmであった。
【0125】この強誘電性液晶素子を使って、自発分極
の大きさPsとピーク・トゥ・ピーク電圧Vpp=20
Vの電圧印加により直交ニコル下での光学的な応答(透
過光量変化0〜90%)を検知して応答速度(以後光学
応答速度という)を測定した。その結果を次に示す。
【0126】
【外49】
【0127】本発明の光学活性液晶化合物を含有してい
る組成物Aの方が含有していない組成物Bよりも自発分
極が大きく、また応答速度も速くなっている。以上の結
果より、明らかに本発明の光学活性液晶化合物を組合わ
せることにより応答特性が大きく改善された。
【0128】実施例13 下記化合物を下記の重量部で混合し、液晶組成物Cを作
成した。
【0129】
【外50】
【0130】さらに、この液晶組成物Cに対して、例示
化合物4を以下に示す重量部で混合し、液晶組成物Dを
作成した。
【0131】
【外51】
【0132】液晶組成物Dを用いた以外は全く実施例1
2と同様の方法で強誘電性液晶素子を作成し、実施例1
2と同様の方法で自発分極の大きさPsと光学応答速度
を測定した。
【0133】結果を次に示す。
【0134】
【外52】
【0135】実施例14 液晶組成物Cに対して、実施例8で合成した例示化合物
40を以下に示す重量部で混合し、液晶組成物Eを作成
した。
【0136】
【外53】
【0137】液晶組成物Eを用いた以外は全く実施例1
2と同様の方法で強誘電性液晶素子を作成し、実施例1
2と同様の方法で自発分極の大きさPsと光学応答速度
を測定した。
【0138】結果を次に示す。
【0139】
【外54】
【0140】
【発明の効果】本発明の光学活性な化合物は自発分極が
大きい化合物である。
【0141】また、本発明の化合物を有した液晶組成物
がカイラルスメクチック相を示す場合、該液晶組成物を
含有する素子は、該液晶組成物が示す強誘電性を利用し
て、動作させることができる。このようにして利用され
うる強誘電性液晶素子は、スイッチング特性が良好で、
低温作動特性の改善された応答速度の速い液晶素子とす
ることができる。
【0142】なお、本発明の液晶素子を表示素子として
光源、駆動回路等と組み合わせた表示装置は良好な装置
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】カイラルスメクチック相を示す液晶を用いた液
晶素子の一例の断面概略図である。
【図2】液晶のもつ強誘電性を利用した液晶素子の動作
説明のために素子セルの一例を模式的に表わす斜視図で
ある。
【図3】液晶のもつ強誘電性を利用した液晶素子の動作
説明のために素子セルの一例を模式的に表わす斜視図で
ある。
【図4】強誘電性を利用した液晶素子を有する液晶表示
装置とグラフィックスコントローラを示すブロック構成
図である。
【図5】液晶表示装置とグラフィックスコントローラと
の間の画像情報通信タイミングチャート図である。
【符号の説明】
1  カイラルスメクチック相を有する液晶層2  ガ
ラス基板 3  透明電極 4  絶縁性配向制御層 5  スぺーサー 6  リード線 7  電源 8  偏光板 9  光源 Io  入射光 I  透過光 21a  基板 21b  基板 22  カイラルスメクチック相を有する液晶層23 
 液晶分子 24  双極子モーメント(P⊥) 31a  電圧印加手段 31b  電圧印加手段 33a  第1の安定状態 33b  第2の安定状態 34a  上向きの双極子モーメント 34b  下向きの双極子モーメント Ea  上向きの電界 Eb  下向きの電界 101  強誘電性液晶表示装置 102  グラフィックスコントローラ103  表示
パネル 104  走査線駆動回路 105  情報線駆動回路 106  デコーダ 107  走査信号発生回路 108  シフトレジスタ 109  ラインメモリ 110  情報信号発生回路 111  駆動制御回路 112  GCPU 113  ホストCPU 114  VRAM

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】  下記一般式(I)で示される光学活性
    化合物。 【外1】 (R1、R2は炭素数1から18の直鎖状のアルキル基
    であり、 【外2】 C*は光学活性な不斉炭素原子を示す。)【請求項2】
      前記一般式(I)で示される化合物のうち、R1,
    R2が3から12の直鎖状のアルキル基である請求項1
    記載の光学活性化合物。 【請求項3】  請求項1記載の光学活性化合物の少な
    くとも1種を含有することを特徴とする液晶組成物。 【請求項4】  一般式(I)で示される光学活性化合
    物を前記液晶組成物に対し、1〜80重量%含有する請
    求項3記載の液晶組成物。 【請求項5】  一般式(I)で示される光学活性化合
    物を前記液晶組成物に対し、1〜60重量%含有する請
    求項3記載の液晶組成物。 【請求項6】  一般式(I)で示される光学活性化合
    物を前記液晶組成物に対し、1〜40重量%含有する請
    求項3記載の液晶組成物。 【請求項7】  前記液晶組成物がカイラルスメクチッ
    ク相を有する請求項3記載の液晶組成物。 【請求項8】  前記液晶組成物がカイラルネマチック
    相を有する請求項3記載の液晶組成物。 【請求項9】  前記一般式(I)で示される化合物の
    うち、R1,R2が3から12の直鎖状のアルキル基で
    ある請求項3記載の液晶組成物。 【請求項10】  請求項3記載の液晶組成物を1対の
    電極基板間に配置してなることを特徴とする液晶素子。 【請求項11】  前記一般式(I)で示される化合物
    のうち、R1,R2が3から12の直鎖状のアルキル基
    である請求項10記載の液晶素子。 【請求項12】  前記電極基板間にさらに配向制御層
    が設けられている請求項10記載の液晶素子。 【請求項13】  前記配向制御層がラビング処理され
    た層である請求項12記載の液晶素子。 【請求項14】  請求項10記載の液晶素子を有する
    表示装置。 【請求項15】  前記一般式(I)で示される化合物
    のうち、R1,R2が3から12の直鎖状のアルキル基
    である請求項14記載の表示装置。 【請求項16】  さらに液晶素子の駆動回路を有する
    請求項14記載の表示装置。 【請求項17】  さらに光源を有する請求項14記載
    の表示装置。 【請求項18】  下記一般式(I)で示される化合物
    を有する液晶組成物を用いる表示方法。 【外3】 (R1、R2は炭素数1から18の直鎖状のアルキル基
    であり、 【外4】 C*は光学活性な不斉炭素原子を示す。)【請求項19
    】  前記一般式(I)で示される化合物のうち、R1
    ,R2が炭素原子数が3から12の直鎖状のアルキル基
    である請求項18記載の表示方法。 【請求項20】  一般式(I)で示される液晶性化合
    物を前記液晶組成物に対し、1〜80重量%含有する請
    求項18記載の表示方法。 【請求項21】  一般式(I)で示される光学活性化
    合物を前記液晶組成物に対し、1〜60重量%含有する
    請求項18記載の表示方法。 【請求項22】  一般式(I)で示される光学活性化
    合物を前記液晶組成物に対し、1〜40重量%含有する
    請求項18記載の表示方法。 【請求項23】  前記液晶組成物がカイラルスメクチ
    ック相を有する請求項18記載の表示方法。 【請求項24】  前記液晶組成物がネマチック相を有
    する請求項18記載の表示方法。 【請求項25】  前記一般式(I)で示される化合物
    のうち、R1,R2が3から12の直鎖状のアルキル基
    である請求項18記載の表示方法。 【請求項26】  下記一般式(I)で示される化合物
    を有する液晶組成物を1対の電極基板間に配置した液晶
    素子を用いる表示方法。 【外5】 (R1、R2は炭素数1から18の直鎖状のアルキル基
    であり、 【外6】 C*は光学活性な不斉炭素原子を示す。)【請求項27
    】  前記一般式(I)で示される化合物のうち、R1
    ,R2が3から12の直鎖状のアルキル基である請求項
    26記載の表示方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5641427A (en) * 1994-07-26 1997-06-24 Canon Kabushiki Kaisha Liquid crystal composition, liquid crystal device using the composition liquid crystal apparatus and display method
US5653913A (en) * 1993-08-31 1997-08-05 Canon Kabushiki Kaishai Mesomorphic compound, liquid crystal composition containing the compound, liquid crystal device using the composition, liquid crystal apparatus and display method
US5785890A (en) * 1995-10-12 1998-07-28 Canon Kabushiki Kaisha Liquid crystal composition, liquid crystal device, and liquid crystal display apparatus using same
WO2001096314A1 (en) * 2000-06-13 2001-12-20 Basf Aktiengesellschaft Fungicidal 5-phenyl substituted 2-(cyanoamino) pyrimidines

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