JPH06116370A - フェノールアラルキル樹脂の製法 - Google Patents

フェノールアラルキル樹脂の製法

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JPH06116370A
JPH06116370A JP26482892A JP26482892A JPH06116370A JP H06116370 A JPH06116370 A JP H06116370A JP 26482892 A JP26482892 A JP 26482892A JP 26482892 A JP26482892 A JP 26482892A JP H06116370 A JPH06116370 A JP H06116370A
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JP
Japan
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compound
cresol
aralkyl
temperature
resin
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JP26482892A
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English (en)
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Teruo Yuasa
照雄 湯浅
Shigeru Iimuro
茂 飯室
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Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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  • Polyoxymethylene Polymers And Polymers With Carbon-To-Carbon Bonds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】二官能成分が少なく、多官能成分の多いフェノ
ールアラルキル樹脂の製造方法を提供する。 【構成】o−クレゾールとα,α’−ジメトキシ−p−
キシレンをジエチル硫酸の存在下に反応させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はフェノールアラルキル樹
脂の製法に関する。更に詳しくは高分子のフェノールア
ラルキル樹脂の製法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、フェノール性化合物とアラルキル
化合物の反応生成物であるフェノールアラルキル樹脂の
製法は多数の方法が公知となっている。例えば、モル比
に関して、特公昭47−15111号公報および特公昭
59−46917号公報ではフェノール性化合物のモル
数がアラルキル化合物のモル数に対して1.3〜3.0
倍用いる方法が開示され、特公昭52−14280号公
報では、1.3〜2.5倍用いる方法が開示され、また
特公昭61−14170号公報では1.3倍以上用いて
フェノールアラルキル樹脂を得る製造方法が開示されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
特公昭47−15111号公報、特公昭52−1428
0号公報、特公昭59−46917号公報、特公昭61
−14170号公報に開示されているモル比の範囲で得
られるフェノールアラルキル樹脂は、二官能成分(フェ
ノール性水酸基に関する官能基数であって、例えば、一
般式(化2)のn=1の成分を示す)の含有量が多く、
三官能以上の高分子成分の含有量が少ない。そのため硬
化させた場合、得られる硬化物のガラス転移温度が低い
という欠点がある。また樹脂製造の際にモル比が1.3
未満に達するとゲル化するという欠点も有し、その改良
が求められていた。
【0004】本発明の目的は、硬化させた場合、架橋密
度の低い二官能成分が少なく、架橋密度の高い多官能成
分の含有量が多いフェノールアラルキル樹脂の製造方法
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するため鋭意検討した結果、本発明に到った。即
ち、本発明は、フェノール性化合物と下記一般式(1)
〔化3〕
【0006】
【化3】 (上式中、Xはハロゲン原子、ヒドロキシ基またはアル
コキシル基である。)で示されるアラルキル化合物とを
無触媒または酸性触媒存在下に反応させてフェノールア
ラルキル樹脂を製造する際、フェノール性化合物のモル
数がアラルキル化合物のモル数に対して1.1倍〜1.
3倍であることを特徴とする下記一般式(2)〔化4〕
【0007】
【化4】 (上式中、nは1以上の整数を示す。)で表されるフェ
ノールアラルキル樹脂の製法である。
【0008】以下本発明を詳細に説明する。本願発明で
使用するフェノール性化合物は、o−クレゾール、m−
クレゾールp−クレゾールおよびそれらの混合物であ
る。
【0009】また一般式(1)〔化5〕で示されるアラ
ルキル化合物としては
【0010】
【化5】 (上式中、Xはハロゲン原子、ヒドロキシ基またはアル
コキシル基である。)で表される。
【0011】例えば、α,α’−ジクロロ−p−キシレ
ン、α,α’−ジクロロ−m−キシレン、α,α−ジク
ロロ−o−キシレン、α,α’−ジメトキシ−p−キシ
レン(以下PXDMと略称する。)、α,α’−ジメト
キシ−m−キシレン、α,α’−ジメトキシ−o−キシ
レン、α,α’−ジエトキシ−p−キシレン、p−キシ
リレングリコール等が挙げられ、特に好ましいアラルキ
ル化合物はPXDMである。
【0012】クレゾールのアラルキル化合物に対する使
用比率は、反応終了モル比が1.1以上、1.3以下で
ある。1.1未満では早期にゲル化して樹脂が得られな
い。1.3を超えると次第に低分子成分が多くなり、高
分子成分が少なくなる。
【0013】アラルキル化合物の装入方法は、少量の反
応の場合は、特にこだわらないが、大きなスケールの反
応の場合は、反応条件下に分割または連続して装入する
ことによって、反応条件の安定化、モル比の安定化をは
かることができる。
【0014】アラルキル化合物がα,α’−ジクロロ−
p−キシレン等のようにハロゲン化物の場合は無触媒で
反応は行われるが、通常用いる触媒としては、塩化亜鉛
等のフリーデルクラフツ型触媒、ジエチル硫酸等の硫酸
化合物、硫酸水素ナトリウム、硫酸、塩酸等の無機化合
物、p−トルエンスルホン酸、p−フェノールスルホン
酸等の有機スルホン酸類、シュウ酸等の有機酸が挙げら
れ、反応には少なくとも一種類の触媒が使用される。好
ましい触媒としては、ジエチル硫酸、p−フェノールス
ルホン酸である。
【0015】触媒の使用量に特に制限は無く、クレゾー
ルとアラルキル化合物の重量和の0.001〜5重量%
の範囲で使用されるが、安全且つ速やかに反応を完結さ
せるには0.01〜0.5%の範囲が好ましい。
【0016】これらの他にアラルキル化合物として、ア
ルキルアラルキルエーテル化合物を使用するときは、反
応開始時の発熱、蓄熱を抑え反応を安定に行う目的で、
アラルキル化合物を構成するアルキルアルコール成分と
同種のアルコール、例えばメタノール、エタノール等を
少量添加することも好ましい。
【0017】本発明の製造方法の一例を示すと、クレゾ
ールと、PXDMと酸性触媒を反応器に装入して、昇
温、反応して、留出するアルコールと、クレゾールおよ
びPXDMをー定の温度の冷却水を通した凝縮器で捕集
して、クレゾールおよびPXDMを反応系に戻しながら
(以下、分縮と略称する)反応を続け、更に、副生アル
コールの留出が無くなるまで熟成反応を行った後、減圧
下で未反応のクレゾールを除去してフェノールアラルキ
ル樹脂が得られる。
【0018】反応温度は通常120〜200℃の範囲で
行われるが、好ましくは130〜160℃である。12
0℃未満では極端に反応が遅くなり、200℃を超える
と反応で副生するアルコールの凝縮が困難となる。
【0019】また、分縮温度は副生アルコールの沸点〜
150℃の範囲であるが、好ましくは65〜100℃で
ある。副生アルコールの沸点未満では副生アルコールの
蓄積が起こり、反応温度の低下、反応の長時間化をきた
す。150℃を超えると高濃度のクレゾールおよびアラ
ルキル化合物を含有したアルコールが抜き出され、反応
系のモル比に影響する。
【0020】反応は加圧、常圧のいずれでも良いが、常
圧あるいは1000mmH2O以下の僅かな加圧が好ま
しい。著しい加圧下の反応では、反応条件を安定させる
ことが困難となる。
【0021】スケールの大きい場合に行うアラルキル化
合物の連続装入時間は、長いほど好ましいが、生産性等
から1〜5時間が適当である。
【0022】
【実施例】以下、実施例により更に詳細に本発明を説明
する。 実施例1 24.87g(0.230モル)のo−クレゾールと、
32.91g(0.198モル)のPXDMと、0.0
584gのジエチル硫酸を70℃の冷却水を通した凝縮
器を備えた反応器に装入し、撹拌しながらオイルバスで
昇温した。液温が148℃に達したところで、メタノー
ルの留出が始まった。その後、液温を150〜155℃
にして、4時間45分反応を行った。次いで液温を16
0℃に昇温し、減圧下で未反応のo−クレゾールを除去
して、軟化点129℃の樹脂44.14gを得た。これ
を化合物Aとする。
【0023】実施例2 24.87g(0.230モル)のo−クレゾールと、
33.24g(0.200モル)のPXDMと、0.0
563gのジエチル硫酸を70℃の冷却水を通した凝縮
器を備えた反応器に装入し、撹拌しながらオイルバスで
昇温した。液温が148℃に達したところで、メタノー
ルの留出が始まった。その後、液温を150〜155℃
にして、4時間45分反応を行った。次いで液温を17
0℃に昇温し、減圧下で未反応のo−クレゾールを除去
して、軟化点130℃の樹脂44.30gを得た。これ
を化合物Bとする。
【0024】実施例3 28.00g(0.259モル)のp−クレゾールと、
33.24g(0.200モル)のPXDMと、0.0
380gのジエチル硫酸を70℃の冷却水を通した凝縮
器を備えた反応器に装入し、撹拌しながらオイルバスで
昇温した。液温が146℃に達したところで、メタノー
ルの留出が始まった。その後、液温を144〜151℃
にして、2時間56分反応を行った。次いで液温を16
0℃に昇温して、減圧下で未反応のp−クレゾールを除
去して、軟化点125℃の樹脂44.09gを得た。こ
れを化合物Cとする。
【0025】実施例4 27.04g(0.250モル)のp−クレゾールと、
33.24g(0.200モル)のPXDMと、0.0
356gのジエチル硫酸を70℃の冷却水を通した凝縮
器を備えた反応器に装入し、撹拌しながらオイルバスで
昇温した。液温が150℃に達したところで、メタノー
ルの留出が始まった。その後、液温を136〜150℃
にして、2時間43分反応を行った。次いで液温を16
0℃に昇温し、減圧下で未反応のp−クレゾールを除去
して、軟化点136.5℃の樹脂44.70gを得た。
これを化合物Dとする。
【0026】比較例1 229.87g(2.439モル)のフェノールと、
8.0gのメタノールおよび0.536gのジエチル硫
酸を70℃の冷却水を通した凝縮器を備えた反応器反応
器に装入し、撹拌しながらオイルバスで昇温した。液温
が140℃に達したところで、300g(1.805モ
ル)のPXDMを3時間かけて連続的に添加した。添加
終了後、1.5時間熟成反応を行った。次いで液温を1
60℃に昇温し、減圧下で未反応のフェノールを除去し
て、軟化点93.5℃の樹脂375gを得た。これを化
合物Eとする。
【0027】比較例2 126.43g(1.343モル)のフェノールと、
4.4gのメタノールと、0.2932gのジエチル硫
酸を70℃の冷却水を通した凝縮器を備えた反応器に装
入し、撹拌しながらオイルバスで昇温した。液温が14
0℃に達したところで、166.2g(1.000モ
ル)のPXDMを3時間かけて連続的に添加した。添加
終了後、1.5時間熟成反応を行った。次いで液温を1
60℃に昇温し、減圧下で未反応のフェノールを除去し
て、軟化点93.5℃の樹脂208gを得た。これを化
合物Fとする。
【0028】比較例3 123.13g(1.308モル)のフェノールと、
4.3gのメタノールと、0.2890gのジエチル硫
酸を用いた以外は、比較例2と同様にしたが、熟成反応
の途中でゲル化した。
【0029】軟化点の測定 測定方法はJIS K2207による。
【0030】成分含有量の測定 実施例1〜4で得られた樹脂A、B、C、D、および比
較例1〜2で得られた樹脂E、Fについて、二官能成分
等の含有量を、カラム(東洋曹達(株)社製、TSKゲ
ルG−4000HBおよびG−2000HBを直列に構
成)を用いて、高速液体クロマトグラフ測定装置(東洋
曹達(株)社製、HLC−802UR、および昭和電工
(株)社製、ショーデックス(Shodex)RI検出
器により分析を行った。またデータ処理は島津製作所
製、クロマトパックC−R4AXにより行った。結果を
〔表1〕に示す。
【0031】化合物A、B、C、Dのチャートは〔図
1〕、〔図2〕、〔図3〕、〔図4〕に、化合物E、F
のチャートは〔図5〕、〔図6〕に示した。各成分の含
有量はベンゼンを内部標準物質として求めた。ベンゼン
のピークをで、二官能成分をで、三官能成分はで
表した。
【0032】
【表1】
【0033】
【発明の効果】本発明の、フェノールアラルキル樹脂は
従来のフェノールアラルキル樹脂に比べ、フェノール性
化合物とアラルキルエーテルの使用モル比が接近出来た
ことにより、未反応のフェノール性化合物が少なく、樹
脂の収率が向上した。また、二官能成分が少なく、高分
子成分の含有量が多いことにより、二官能成分を少なく
するための蒸留、抽出等の処理が不要となった。更に硬
化させた場合、得られる硬化物は高いガラス転移温度が
期待できる樹脂および製造方法である。
【図面の簡単な説明】
【図1】は化合物AのGPCチャートである。
【図2】は化合物BのGPCチャートである。
【図3】は化合物CのGPCチャートである。
【図4】は化合物DのGPCチャートである。
【図5】は化合物EのGPCチャートである。
【図6】は化合物FのGPCチャートである。
【符号の説明】 ベンゼンのピーク 二官能成分のピーク 三官能成分のピーク

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フェノール性化合物としてクレゾールと
    下記一般式(1)〔化1〕 【化1】 (上式中、Xはハロゲン原子、ヒドロキシ基またはアル
    コキシル基である。)で示されるアラルキル化合物とを
    無触媒または酸性触媒存在下に反応させてフェノールア
    ラルキル樹脂を製造する際、フェノール性化合物のモル
    数がアラルキル化合物のモル数に対して1.1倍〜1.
    3倍であることを特徴とする下記一般式(2)〔化2〕 【化2】 (上式中、nは1以上の整数を示す。)で表されるフェ
    ノールアラルキル樹脂の製法。
JP26482892A 1992-10-02 1992-10-02 フェノールアラルキル樹脂の製法 Pending JPH06116370A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6013407A (en) * 1995-01-17 2000-01-11 Nippon Zeon Co., Ltd. Positive resist composition
JP2006056970A (ja) * 2004-08-19 2006-03-02 Asahi Organic Chem Ind Co Ltd フェノールアラルキル樹脂及びその製造方法

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