JPH06116206A - カルコン誘導体及びその用途 - Google Patents

カルコン誘導体及びその用途

Info

Publication number
JPH06116206A
JPH06116206A JP28715792A JP28715792A JPH06116206A JP H06116206 A JPH06116206 A JP H06116206A JP 28715792 A JP28715792 A JP 28715792A JP 28715792 A JP28715792 A JP 28715792A JP H06116206 A JPH06116206 A JP H06116206A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compound
lipoxygenase
present
agent
formula
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP28715792A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Hashimoto
弘一 箸本
Akio Yamada
明男 山田
Koichi Hamano
弘一 浜野
Shigehiro Mori
繁広 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Morinaga Milk Industry Co Ltd
Original Assignee
Morinaga Milk Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Morinaga Milk Industry Co Ltd filed Critical Morinaga Milk Industry Co Ltd
Priority to JP28715792A priority Critical patent/JPH06116206A/ja
Publication of JPH06116206A publication Critical patent/JPH06116206A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 カルコン誘導体及びその塩、並びにこれらを
有効成分とする5−リポキシゲナーゼ阻害剤を提供す
る。 【構成】 (ただし、式中R1 、R2 、R3 、R4 及びR5 は、水
素原子、低級アルキル基、低級アルコキシ基又はハロゲ
ン原子を示す)で示されるカルコン誘導体又はその塩、
及び前記カルコン誘導体又はその塩を有効成分とする5
−リポキシゲナーゼ阻害剤。 【効果】 抗アレルギー剤、抗喘息剤、抗炎症剤等の有
効成分として有用である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、新規なカルコン誘導体
及びその塩、並びにこれらを有効成分として含有する5
−リポキシゲナーゼ阻害剤に関する。本明細書において
%は、特に断りのない限り重量による値である。
【0002】
【従来の技術】生体内において、5−リポキシゲナーゼ
の作用により、アラキドン酸から、5−ヒドロペルオキ
シエイコサテトラエン酸が生成されるが、この化合物を
中間体として各種ロイコトリエン類が生合成されること
が知られている。それらの中で、ロイコトリエンB
4 は、強力な白血球遊走作用を有し、炎症のメディエー
ターであること、ロイコトリエンC4 及びロイコトリエ
ンD4 は、アレルギーの発症因子であることが解明され
ている。
【0003】従って、5−リポキシゲナーゼの阻害作用
を有する化合物は、ロイコトリエン類等のリポキシゲナ
ーゼ代謝産物に起因する種々の疾患、例えば、アレルギ
ー疾患、気管支喘息、浮腫、虚血性心疾患、虚血性脳障
害、炎症性疾患等の予防、及び治療効果が期待されてい
る。
【0004】一方、カルコン誘導体は、天然物からの抽
出、又は各種誘導体の化学的合成がなされているが、カ
ルコンを基本骨格とする化合物であって、5−リポキシ
ゲナーゼに限らず、アラキドン酸カスケードの酵素であ
る上皮組織12−リポキシゲナーゼ及びシクロオキシゲ
ナーゼに対する阻害作用を有するものが既に報告されて
いる(例えば、プロスタグランジンズ、第30巻、第3
号、第357ページ、1985年。日本薬学会第112
年回、講演要旨集2、第267ページ、記事番号31Z
H1−08、1992年等)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記、従来公知の化合
物は、次の化学式に示されるようなカルコン骨格の2つ
のベンゼン環(A環及びB環)の一方、又は双方にいく
つかの水酸基を有している。
【0006】
【化3】
【0007】本発明者らは、カルコン誘導体を種々合成
し、その性質について研究を行ったところ、前記公知の
カルコン誘導体の中で水酸基の存在しない誘導体は、5
−リポキシゲナーゼ阻害作用が皆無か、又は極めて微弱
であるか、のいずれかであることを見い出し、更に、強
力な5−リポキシゲナーゼの阻害活性を有する新規化合
物を見い出すことに成功し、本発明を完成するに至っ
た。
【0008】本発明は、新規なカルコン誘導体及びその
塩、並びにこれらを有効成分として含有する5−リポキ
シゲナーゼ阻害剤を提供することを目的とするものであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成する本発
明の第1の発明は、次の一般式
【0010】
【化4】
【0011】(ただし、式中R1 、R2 、R3 、R4
びR5 は、水素原子、低級アルキル基、低級アルコキシ
基又はハロゲン原子を示す)で示されるカルコン誘導体
又はその塩、に係るものである。
【0012】前記目的を達成する本発明の第2の発明
は、次の一般式
【0013】
【化5】
【0014】(ただし、式中R1 、R2 、R3 、R4
びR5 は、水素原子、低級アルキル基、低級アルコキシ
基又はハロゲン原子を示す)で示されるカルコン誘導体
又はその薬学的に許容し得る塩を有効成分として含有す
る5−リポキシゲナーゼ阻害剤、に係るものである。
【0015】次に本発明について詳述する。本発明の化
合物は、前記一般式中のA環及びB環のいずれにも水酸
基を有せず、B環にカルボキシル基及びアセトキシ基を
各1つずつ結合し、A環の2から6の位置に水素原子、
低級アルキル基、低級アルコキシ基又はハロゲン原子が
1種以上結合している。本発明の化合物の活性は、前記
一般式中のアセチル基が脱離し、水酸基が遊離すること
により発現するものではない。なぜならば、本発明の化
合物の脱アセチル体である化合物の5−リポキシゲナー
ゼに対する阻害作用は、皆無か、又は極めて微弱である
からである。
【0016】従って、従来の知見からは、本発明の化合
物が強力な5−リポキシゲナーゼ阻害作用を有すること
を容易に類推し得ないばかりではなく、前記公知のヒド
ロキシカルコン類の5−リポキシゲナーゼ阻害作用と、
本発明の化合物のそれとはその作用機序においても異な
るものである。また、本発明の化合物は、血小板12−
リポキシゲナーゼに対してほとんど阻害作用を示さない
ので、5−リポキシゲナーゼに対する選択的阻害作用を
有している。
【0017】本発明の化合物は、次の化学式に示される
工程により合成することができる。
【0018】
【化6】
【0019】(1)工程1 化合物(II)は、5−アセチルサリチル酸とベンズアル
デヒド又は所望の置換ベンズアルデヒドとを、公知のア
ルドール縮合条件下で反応させることにより得ることが
できる。例えば、5−アセチルサリチル酸とベンズアル
デヒド類とを大過剰の塩基(例えば、水酸化カリウム
等)の存在下で、反応に不活性な溶媒(例えば、エタノ
ール水混合溶媒等)を用いて室温付近にて1〜3日間反
応させ、化合物(II)を得ることができる。
【0020】(2)工程2 フェノール性水酸基のアセチル化法として通常用いられ
ている方法により、化合物(II)から本発明の化合物
(III)を得ることができる。例えば、無水酢酸又は塩化
アセチル等のアセチル化剤を単独又はピリジン、トリエ
チルアミン等の有機塩基の共存下で、無溶媒又は酢酸等
を溶媒として、氷冷下又は加熱還流下で反応させ、本発
明の化合物(III)を得ることができる。
【0021】以上のようにして得られた本発明の化合物
を、再結晶、クロマトグラフィー等の公知の精製方法に
より精製することができる。本発明の化合物の例として
実施例1〜5と同一の方法により製造した化合物の融
点、元素分析、核磁気共鳴[1H−NMR(500MH
z,DMSO−d6)]
【0022】
【外1】
【0023】及び表4に示すとおりである。
【0024】
【表1】
【0025】
【表2】
【0026】
【表3】
【0027】
【表4】
【0028】本発明の化合物は、薬学的に許容し得る塩
基付加塩を形成させることもできるが、塩基付加塩とし
て、ナトリウム、カリウム等のアルカリ金属塩、マグネ
シウム、カルシウム等のアルカリ土金属塩、アルミニウ
ム塩、アンモニウム塩、又はトリエチルアミン、モルホ
リン、ピペリジン等の有機塩基との塩等を例示すること
ができる。
【0029】本発明の化合物は、5−リポキシゲナーゼ
の阻害作用を有しているので、ロイコトリエン類等のリ
ポキシゲナーゼ代謝産物の生成を抑制し、これらの代謝
産物に起因するアレルギー疾患、気管支喘息、各種炎症
等の治療、予防に利用することができる。
【0030】本発明の化合物は、そのまま、又は薬学的
に許容される公知の担体、賦形剤等と混合し、錠剤、カ
プセル剤、注射剤、顆粒剤、坐剤等の5−リポキシゲナ
ーゼ阻害剤として用いることもできる。本発明の化合物
を有効成分とする5−リポキシゲナーゼ阻害剤は、経口
的又は注射、吸入、塗布等の非経口的に投与することが
できる。
【0031】本発明の化合物を有効成分とする5−リポ
キシゲナーゼ阻害剤の投与量は、治療対象、症状、年
齢、治療期間等により異なるが、例えば、成人のアレル
ギー症患者に対して経口投与する場合、通常1回につき
約0.1mgから50mgを1日1〜3回程度投与す
る。
【0032】次に試験例を示して本発明を更に詳述す
る。 試験例1 この試験は、本発明の化合物の5−リポキシゲナーゼ阻
害作用を調べるために行った。 1)酵素液の調製 ラット好塩基性白血病細胞(Rat Basophil
ic Leukemia Cell:RBL−1.AT
CC CRL1378)を、10%牛新生仔血清を含む
ダルベッコ改変イーグル培地で常法により培養し、15
4mM塩化ナトリウムを含む50mMトリス塩酸緩衝液
(pH7.4、以下TBSと記載する)で2回洗浄し、細
胞を1ml当たり4×107 個の割合で同一の緩衝液に
浮遊させ、超音波で細胞を破砕し、10,000gで1
0分間遠心して上清を分離し、酵素液を調製した。
【0033】2)酵素活性の測定方法 前記酵素液(40mU/ml相当)15μlに、TBS
185μl、2mMアデノシン三リン酸TBS50μ
l、12mM塩化カルシウムTBS50μl、3mMイ
ンドメタン及び1μl、300mM還元型グルタチオン
水溶液1μl及び各種濃度の被検物質のエタノール溶液
3μlを添加し、37℃で5分間保持し、次いで2.5
mMアラキドン酸エタノール溶液3μlを添加し、37
℃で2分間保持して反応させ、次いで600μlのメタ
ノールを添加して反応を停止させた。反応液を10,0
00gで5分間遠心し、上清の5−ヒドロキシエイコサ
テトラエン酸をC−18カラムを用いた逆相高速液体ク
ロマトグラフィーで分離し、234nmの吸収で定量
し、酵素活性を測定した。
【0034】被検物質として、実施例1と同一の方法で
製造した本発明の化合物及び公知の5−リポキシゲナー
ゼ阻害剤AA−861[2−(12−ヒドロキシドデカ
−5,10−ジイニル)−3,5,6−トリメチル−
1,4−ベンゾキノン](和光純薬工業社製)を用い、
図1に示す濃度で試験した。
【0035】3)試験結果 この試験の結果は、図1に示すとおりである。図1は、
被検物質の濃度と5−リポキシゲナーゼの阻害率との関
係を示し、縦軸は阻害率を、横軸は被検物質濃度の対数
を、それぞれ示している。図中●及び■は、それぞれ本
発明の化合物及びAA−861を示す。
【0036】図1から明らかなように、本発明の化合物
の5−リポキシゲナーゼ阻害作用は、IC50値で約2μ
Mであり、AA−861とほぼ同等の極めて強力な阻害
作用を有することが認められた。尚、本発明の他の化合
物についても試験したが、ほぼ同様の結果が得られた
(IC50値で、低級アルキル置換体は3〜5μM、低級
アルコキシ置換体は3μM、ハロゲン置換体は3μ
M)。
【0037】試験例2 この試験は、本発明の化合物の12−リポキシゲナーゼ
阻害作用を調べるために行った。 1)酵素液の調製 エーテル麻酔下で、Sprague Dawley雄性
ラットの腹大動脈から、約10分の1容の3.8%クエ
ン酸ソーダ溶液の入った注射筒にて採血し、室温、18
0gで15分間遠心し、多血小板血漿を分離し、4℃、
1800gで10分間遠心し、得られた沈渣を洗浄用緩
衡液(154mM塩化ナトリウム、2mMEDTAを含
む50mMトリス塩酸バッファー:pH7.4)で洗浄
し、血小板を得た。得られた血小板を、採血量の20分
の1容の再浮遊緩衡液(154mM塩化ナトリウム5.
5mMグルコースを含む50mMトリス塩酸バッファ
ー:pH7.4)に懸濁し、超音波破砕し、100,0
00gで30分間遠心し、上清を分離し、酵素液を調製
した。
【0038】2)酵素活性の測定方法 前記再浮遊緩衡液で酵素活性を約2mU/mlに調製し
た酵素液300μlに、3mMインドメタシンエタノー
ル溶液1μl、300mM還元型グルタチオン溶液1μ
l及び各種濃度の被検物質(実施例1と同一の方法で製
造した本発明の化合物)エタノール溶液3μlを添加
し、37℃で5分間保持し、次いで2.5mMアラキド
ン酸エタノール溶液3μlを添加し、37℃で2分間保
持して反応させ、次いで600μlのメタノールを添加
して反応を停止させた。反応液を10,000gで5分
間遠心し、上清の12−ハイドロキシエイコサテトラエ
ン酸をC−18カラムを用いた逆相高速液体クロマトグ
ラフィーで分離し、ジエンを234nmの吸収で定量
し、酵素活性を測定した。
【0039】3)試験結果 本発明の実施例1の化合物の12−リポキシゲナーゼ阻
害作用は、10-5Mの濃度でわずか28%の阻害率であ
り、5−リポキシゲナーゼに対して選択的に阻害作用の
あることが判明した。尚、本発明の他の化合物について
も試験したが、ほぼ同様の結果が得られた。
【0040】
【実施例】次に実施例を示して本発明を更に詳述する
が、本発明は、以下の実施例に限定されるものではな
い。 実施例1 5−アセチルサリチル酸(ランカスター社製)1.80
g(10.0m mole)及びベンズアルデヒド(和
光純薬工業社製)1.06g(10.5m mole)
をエタノール6mlに懸濁し、室温で攪拌しながら水酸
化カリウム14gを水12mlに溶解した水溶液を滴下
し、攪拌を継続して橙色の物質を析出、固化させた。2
日間放置し、次いで固化した物質を濃塩酸と氷の混合物
100mlに添加して攪拌し、析出した淡黄色の結晶を
瀘別して水洗し、得られた結晶をエタノール−水混合液
から再結晶し、次の化学式で示される淡黄色結晶化合物
約1.86g(収率約69%)を得た。
【0041】
【化7】
【0042】次いで、前記結晶化合物0.81g(3.
0m mole)をピリジン5mlに溶解し、氷冷下で
無水酢酸5mlを滴下し、同温度下で30分間攪拌し、
室温で1夜攪拌し、反応液を氷冷下で10%塩酸100
mlに添加し、酢酸エチル50mlで3回抽出した。集
めた酢酸エチル層を水で2回、次いで飽和食塩水で洗浄
し、無水硫酸ナトリウムを添加して乾燥し、次いで減圧
下で溶媒を留去し、得られた固体を酢酸エチル−ヘキサ
ン混合溶媒から再結晶し、次の化学式で示される白色結
晶化合物約0.79g(収率約85%)を得た(物性値
は、表1〜4参照)。
【0043】
【化8】
【0044】実施例2 実施例1と同一の方法により5−アセチルサリチル酸
(ランカスター社製)1.80g(10.0m mol
e)及び4−メチルベンズアルデヒド(和光純薬工業社
製)1.26g(10.5m mole)とを反応さ
せ、次の化学式で示される淡黄色結晶化合物約1.75
g(収率約61%)を得た。
【0045】
【化9】
【0046】次いで、前記結晶化合物1.00g(3.
51m mole)を、加熱還流下で酢酸3ml及び無
水酢酸3mlと1.5時間反応させ、放冷後反応液を水
に添加して攪拌した後、1夜静置した。次いで析出した
結晶を瀘別し、十分水洗し、乾燥し、得られた固体を酢
酸エチル−ヘキサン混合溶媒から再結晶し、次の化学式
で示される淡黄色結晶化合物約0.93g(収率約79
%)を得た(物性値は、表1〜4参照)。
【0047】
【化10】
【0048】実施例3 3−メチルベンズアルデヒド(和光純薬工業社製)1.
26g(10.5mmole)を用いたことを除き、実
施例1と同一の方法により次の化学式で示される淡黄色
結晶化合物約1.58g(収率約55%)を得た。
【0049】
【化11】
【0050】次いで、前記結晶化合物1.00g(3.
51m mole)を用いたことを除き、実施例1と同
一の方法により次の化学式で示される淡黄色結晶化合物
約0.82g(収率約71%)を得た(物性値は、表1
〜4参照)。
【0051】
【化12】
【0052】実施例4 4−メトキシベンズアルデヒド(東京化成社製)1.4
3g(10.5m mole)を用いたことを除き、実
施例1と同一の方法により次の化学式で示される黄色結
晶化合物約1.94g(収率約64%)を得た。
【0053】
【化13】
【0054】次いで、前記結晶化合物1.00g(3.
32m mole)を用いたことを除き、実施例2と同
一の方法により次の化学式で示される黄色結晶化合物約
0.83g(収率約72%)を得た(物性値は、表1〜
4参照)。
【0055】
【化14】
【0056】実施例5 4−フルオロベンズアルデヒド(和光純薬工業社製)
1.30g(10.5mmole)を用いたことを除
き、実施例1と同一の方法により次の化学式で示される
黄色結晶化合物約1.69g(収率約58%)を得た。
【0057】
【化15】
【0058】次いで、前記結晶化合物0.50g(1.
73m mole)を用いたことを除き、実施例2と同
一の方法により次の化学式で示される淡黄色結晶化合物
約0.39g(収率約68%)を得た(物性値は、表1
〜4参照)。
【0059】
【化16】
【0060】実施例6 錠剤1錠当たり次の割合の組成からなる混合物を調製
し、常法により錠剤機で打錠し、5−リポキシゲナーゼ
阻害剤を製造した。 実施例1で得た化合物 50.0(mg) 乳糖(岩城製薬社製) 40.0 トウモロコシ澱粉(吉田製薬社製) 15.0 ステアリン酸マグネシウム(太平化学社製) 0.4 カルボキシメチルセルロースカルシウム(五徳薬品社製)20.0
【0061】実施例7 1カプセル当たり次の割合の組成からなる混合物を調製
し、常法によりゼラチン・カプセルに充填し、5−リポ
キシゲナーゼ阻害剤を製造した。 実施例1で得た化合物 50.0(mg) 乳糖(岩城製薬社製) 40.0 微粉末セルロース(日本ソーダ社製) 30.0 ステアリン酸マグネシウム(太平化学社製) 3.0
【0062】
【発明の効果】本発明によって奏せられる効果は次のと
おりである。 (1)本発明のカルコン誘導体化合物は、新規な化合物で
あり、強力な5−リポキシゲナーゼ阻害作用を有する。 (2)本発明の化合物を有効成分とする薬剤は、抗アレル
ギー剤、抗喘息剤、抗炎症剤等として有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、被検物質の濃度と5−リポキシゲナー
ゼの阻害率との関係を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61K 31/22 ADD 9283−4C AED 9283−4C C07C 69/63 9279−4H (72)発明者 森 繁広 神奈川県座間市東原5−1−15−407

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次の一般式 【化1】 (ただし、式中R1 、R2 、R3 、R4 及びR5 は、水
    素原子、低級アルキル基、低級アルコキシ基又はハロゲ
    ン原子を示す)で示されるカルコン誘導体又はその塩。
  2. 【請求項2】 次の一般式 【化2】 (ただし、式中R1 、R2 、R3 、R4 及びR5 は、水
    素原子、低級アルキル基、低級アルコキシ基又はハロゲ
    ン原子を示す)で示されるカルコン誘導体又はその薬学
    的に許容し得る塩を有効成分として含有する5−リポキ
    シゲナーゼ阻害剤。
JP28715792A 1992-10-02 1992-10-02 カルコン誘導体及びその用途 Pending JPH06116206A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28715792A JPH06116206A (ja) 1992-10-02 1992-10-02 カルコン誘導体及びその用途

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28715792A JPH06116206A (ja) 1992-10-02 1992-10-02 カルコン誘導体及びその用途

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06116206A true JPH06116206A (ja) 1994-04-26

Family

ID=17713822

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28715792A Pending JPH06116206A (ja) 1992-10-02 1992-10-02 カルコン誘導体及びその用途

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06116206A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5237014A (en) * 1989-05-08 1993-08-17 Union Carbide Chemicals & Plastics Technology Corporation Tree resistant compositions
WO1999000114A3 (en) * 1997-06-26 1999-08-12 Statens Seruminstitut Biologically active 1,3-bis-aromatic-prop-2-en-1-ones, 1,3-bis-aromatic-propan-1-ones, and 1,3-bis-aromatic-prop-2-yn-1-ones
WO2001098291A3 (en) * 2000-06-20 2002-05-16 Atherogenics Inc 1,3-bis-(substituted-phenyl)-2-propen-1-ones and their use to treat vcam-1 mediated disorders
KR100541222B1 (ko) * 2003-04-30 2006-01-11 충남대학교산학협력단 인터루킨-5 억제효과를 갖는 신규 찰콘계 유도체
US7078431B2 (en) 2000-06-20 2006-07-18 Atherogenics, Inc. 1,3-bis-(substituted-phenyl)-2-propen-1-ones and their use to treat VCAM-1 mediated disorders
US7094801B2 (en) 2001-12-19 2006-08-22 Atherogenics, Inc. Chalcone derivatives and their use to treat diseases
US7173129B2 (en) 2003-06-06 2007-02-06 Athero Genics, Inc. Sulfonamide-substituted chalcone derivatives and their use to treat diseases

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5237014A (en) * 1989-05-08 1993-08-17 Union Carbide Chemicals & Plastics Technology Corporation Tree resistant compositions
WO1999000114A3 (en) * 1997-06-26 1999-08-12 Statens Seruminstitut Biologically active 1,3-bis-aromatic-prop-2-en-1-ones, 1,3-bis-aromatic-propan-1-ones, and 1,3-bis-aromatic-prop-2-yn-1-ones
WO2001098291A3 (en) * 2000-06-20 2002-05-16 Atherogenics Inc 1,3-bis-(substituted-phenyl)-2-propen-1-ones and their use to treat vcam-1 mediated disorders
US7078431B2 (en) 2000-06-20 2006-07-18 Atherogenics, Inc. 1,3-bis-(substituted-phenyl)-2-propen-1-ones and their use to treat VCAM-1 mediated disorders
US7094801B2 (en) 2001-12-19 2006-08-22 Atherogenics, Inc. Chalcone derivatives and their use to treat diseases
KR100541222B1 (ko) * 2003-04-30 2006-01-11 충남대학교산학협력단 인터루킨-5 억제효과를 갖는 신규 찰콘계 유도체
US7173129B2 (en) 2003-06-06 2007-02-06 Athero Genics, Inc. Sulfonamide-substituted chalcone derivatives and their use to treat diseases

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4346103A (en) Treatment for arthritis and substances for use in such treatment
AU662382B2 (en) Novel arylcycloalkyl derivatives their production and their use
WO2020107500A1 (zh) 2-(1-酰氧正戊基)苯甲酸与碱性氨基酸或氨基胍形成的盐、其制备方法及用途
JPS61268664A (ja) リポキシゲナ−ゼ阻害組成物
JPS5815941A (ja) エタノ−ルアミン誘導体、その製法及びそれを含む医薬組成物
JPH06116206A (ja) カルコン誘導体及びその用途
JPS6242944A (ja) 抗アレルギ−剤
JPH0150698B2 (ja)
EP0062596A1 (fr) Nouveaux dérivés d'aminoéthoxy-4 isopropyl-5 méthyl-2 phénol, leur méthode de préparation et leur emploi en tant que médicaments
EP0388188B1 (en) Benzoxepin derivatives
Semb et al. Pteroic Acid Derivatives. V. Pteroyl-α-glutamyl-α-glutamylglutamic Acid, Pteroyl-γ-glutamyl-α-glutamylglutamic Acid, Pteroyl-α-glutamyl-γ-glutamylglutamic Acid
JPS6310720A (ja) 5−リポキシゲナ−ゼ阻害剤および抗アレルギ−剤
JPS61275274A (ja) 1,3−ジチオ−ル−2−イリデン誘導体及びその用途
JPS62138469A (ja) インド−ル誘導体
JP3166094B2 (ja) クマリン誘導体及びそれらの用途
JPS6222993B2 (ja)
JPS6324498B2 (ja)
JP3144662B2 (ja) スチルベン誘導体とスチルベン同族体誘導体及びそれらの用途
JPS6025923A (ja) 5−リポキシゲナ−ゼ阻害剤
JP3166092B2 (ja) クマリン誘導体及びそれらの用途
JP3144663B2 (ja) α,β−ジアリールアクリロニトリル誘導体及びその用途
JPH0524889B2 (ja)
HU181450B (en) Process for preparing aurone derivatives
JPS6115A (ja) リポキシゲナ−ゼ代謝産物に起因する疾患の予防治療剤
JPH0753554A (ja) クマリン誘導体及びそれらの用途