JPS60501561A - アゾ−ビス−サリチル酸およびその塩、該酸および該塩の薬学的処方および使用、並びに該酸の製造 - Google Patents

アゾ−ビス−サリチル酸およびその塩、該酸および該塩の薬学的処方および使用、並びに該酸の製造

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JPS60501561A
JPS60501561A JP59502534A JP50253484A JPS60501561A JP S60501561 A JPS60501561 A JP S60501561A JP 59502534 A JP59502534 A JP 59502534A JP 50253484 A JP50253484 A JP 50253484A JP S60501561 A JPS60501561 A JP S60501561A
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アクバツク,フーベルト
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カビ・フアーマシア・アー・ベー
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、薬学」−許容されうる程度の純度を有する化合物、およびその腸に於 りる炎症疾患(IBD)特に潰瘍性大腸炎の治療用薬学的処方に関する。本発明 は腸に於ける炎症疾患(inflammaLory disorders)特K l m 11性大腸炎の治療法をも含む。この方法は、本発明に係わる化合物を その目的とする用途のl(lめに適当(二処万し、例えば経口投ち用に二は錠剤 またはカプセルに、直腸投与用には浣腸剤または外薬の形態に処すし前記化合物 を経口または直腸投勺することからなる。最後に本発明は薬学上許容されうる程 度の純度を有する4、5’−アゾ−ビス−サリチル酸(1)またはその虚lの新 規な製造法をも含む。
潰瘍性大腸炎は医学的に種々の方法C治療されてきた。1現在特(こ、2つのジ ノ法がかなり利用されている。
コルチコステロイド類は重態の急性症例で頼りにされているが、それらが強い好 ましからぬ副作用を有しているので従ってもっと一般的に使用づ−るには適さな い。スルフ1サラジンは如つとら一般的にかつもつとも広範囲にわたって使われ ている化合物である1、それは急性状態の治療にも急性状態を防ぐため(=予防 的にもぐ再発防止効果)用いられる。スルファシラジンは、患者の大腸でスルフ ァピリジンと5−アミノサリチル酸(5−ASA)に開裂されてそのfl用を発 揮すると信じられている。
開裂生成物の5−、−、 A S Aは腸粘膜に直接局所的に作用し治療効果を 示すと考えられ、−ブノ他の開裂生成物であるスルーツノ・ピリジンは病気に対 して少しでも積極的効果を持−)ているとは殆んど考えられえず、スルノアづラ ジン治療に於ける殆んどの副V+用の原因物質となっている。
腸の炎症疾患を冶ya−iる他のジノ法では、5−ASAを局所投与しかつ5. 5’−アゾーヒ′スーリリブル酸(△)、力Jレボ■シフ1ニルアゾυリチル酸 (B ) J3よびそのカルボヤシメヂルアミド(C)を経口投勺する。1これ ら3つの化合物はいずれを経口投与しても、それらは人肌に運ばれて、そこでス ルファサラシンが開裂するのと同様にして開裂され5−アミノサリチル酸および もう1つの化合物;ぞれぞれp−アミノ安息香・酸またはp−アミン馬尿酸を生 成する。化合物(A)、(B)および(C)は、消化管を通って運ばれる間5− △SAのtl・リノ′−として働くと考えられうる。化合物5,5′−アゾ−ビ ス−サリチル酸が開裂すると5−ASAだ【プを生じる。
さらに公知の抗結核剤の4−アミノサリチル酸、即らPASが直腸投与による潰 瘍性大腸炎の治療に有用であろうと知見されている。PASまたは5−ASAは 局所効果を発揮するための所望の的領域である大腸の患部に達するはるか前に吸 収されてしまうので、これらの両物質の経口投与が推せんに値するとは考えられ ない。
1950年代には、A、5’−アゾ−ビス−サリチル酸がRAS構造を持ってい るという事実をかんがみて前記酸が強力な結核菌抑制化合物であると考えられて いた0、シかしながらブチジー(3jchi、 J、 )等がイン・ライ1へ[ 1試験C化合物4゜5′−7ゾービスーυリチル酸が特にRASの効果のたった i/400という極めて低い抗結核u+効果しか持っていないことを明らかにし たくヘルプ、ヒム、アクタ(t−1elv 、 Chim 。
△cta ) 34巻(19!il)、2076−83頁)。この叩出から、4 ゜5′−アゾ−ビス−サリチル酸が抗結核削として有用であり得るということは 問題外のことに思われる。まlζ、ブチの研究は彼の試験で4.5’ −アゾ− ビス−サリチル酸では5−ASAおよびPASを生成する開裂が起っていなかっ たことを間接的に明らかにした。もし本当にこのような開裂が起っていたとした ら、RASの作用で抗結核ゼ1効果が得られたであろう。
驚くべきことに、ブチの研究から1■諭されることと対照的に、4.5′−アゾ ービスーリ゛リヂル酸J3よびぞの塩が腸内で開裂しPASおよび5−ASAを 1することがわかった(実施例6参照)。この開裂の発見に基いて本発明が想到 された。本発明の目的は、(a)腸の炎症疾患の治療に適し、がっ4,5′−ア ゾ−ビス−4ノリチル酸の位置異竹体を含む公知の類似組成物と比較して副作用 をより少なくしより効果の強い組成物を提供すること、(b)該組成物に許容さ れうる程度の純度をちっ4.5′−アゾ−ビス−サリチル酸を提供すること、お よび(C)腸の炎症疾患特に潰瘍性大腸炎の新規へ治療法を提供づること、であ る。
従って、本発明は腸の炎症疾患特に潰瘍性大腸炎の治療に用いる新規な組成物に 関する3、治療上イ]効帛の4,5′−7ゾービスーサリチル酸および/または 薬学」−61Hされ得る治療上活性なその塩に加えて、本発明組成物は任意に桑 学上K[容されうるキャリアおよび/または適当な補助薬を含んでいて−しよい 。
適当な塩としては、薬学上許容されうるアルカリ金属またはアルカリ土類金属と 前記の酸との塩、および正の電荷を帯び薬学1訂容されうる重合体キャリアーと の塩が例示される。
本発明に関わる組成物は錠剤、糖衣錠、カブレル、浣腸剤などの形態をとりうる 。それらは、4,5′−アゾービスーサリチル酸を所望のキャリアー物質および /′または適当4丁補助物質と混合して適¥′iな製剤形態にするというそれ自 体公知の方法で調製される。例えば、組成物を胃液では溶(りすに腸へ到達して 初めて溶けるフィルムで包んでもよい。本発明に係わる組成物を調製する場合、 フリーな酸の代わりに木目的に適したその塩類を1種あるい(まそれ以上使うこ とができる。酸或いはその塩の投与単位当りの量は、それぞれ症例に応じてとり わけ1日当りの投与回数および1日当りの各投与量および投与総量によって変更 できる。
本発明(二よれば、例えば5,5′−アゾ−ビス−サリチル酸の代わりに4,5 ′−アゾービスーリーリヂル酸または薬学上許容されうるその塩を用いるために より増強された効果が得られる。この理由は、5,5′−アゾ−ビス−サリチル 酸を用いた場合と比較して2つの活性物質即ちRASおよび5−ASAがより少 量しか大腸lJλら吸収されないからである。血流に吸収され腎臓を介して尿中 に排泄される5−ASA量が減少するため、腎臓に中毒作用が現われる危険性が できるだけ少なくなる。この中毒作用は5−A S Aの中毒作用として唯−知 られCいるものである。この結果、5.5’ −アゾービスーサリチル酸を使用 する場合と較べて5−ASAの副作用の危険性を実質的に増大させることなく投 与量を少なくとも2倍にすることができる。
実施例6の表■は、マウスの腸内で4.5′−アゾ−ビス−サリチル酸(1ノか 開裂して5−ASAおよびPASを生成することを示しており、酸(I)および その塩が腸の炎症疾患の治療に使用されることを暗示している。
さらに表1と表■の比較から、未変化物質が尿中に少量しか性器されない点で4 .5”−および5.5′−アゾービスーサリチル酸と均等であること、4.5′ −アゾ−ビス−サリチル酸は吸収率と尿性器率が少ないために結腸中に約50% 以上の活性物質を残すこと、および腎臓を介して排泄されるフリーの5−ASA の1の点で4,5′−アゾ−ビス−サリチル酸の方が5倍程良いことがわかるで あろう。
要約すると、本発明に係わる4、5′−アゾ−ビス−サリチル酸は、5,5′− アゾ−ビス−サリチル酸に較べていくつかの点に於いて驚く程すぐれた利点を持 っている。従って、4゜5′化合物は腸の炎症疾患11に商瘍性人腸炎の治療用 の極めて優れた薬であると言うことができる。
4.5′ −アゾ−ビス−サリチル酸を種々様々な方法で製造してもよい。理論 的に考えられるルートとしては、RASをジアゾ化し次いでジアゾニウム塩をア ルカリ溶液中でサリチル酸とカップリングする方法である。しかしこの方法では 、所期の生成物の代わりに重合アゾ化合物の漠然とした脛合物が得られる3、こ の理論的に可能性ある方法が実際には実施困難であることがフルリー エム・ニ ー(F fury、 M、△、)によって明らかにされた=1つの抗結核性効果 のあるp−アミノサリチル酸誘導体の合成法ニブ[]ム 2000.チューリッ ヒ連邦]二F1人学;ユリスーフエアラグ、チューリッヒ(P rom N r  2000゜Eldgeniiss、 l’−echn、 l」ochschu le in 7i31ich ; Juris−Verlao 、Z’tiri ch ) (1951) 72−73頁1、公知の方法で4.5’ =−アゾ− ビス−」jリヂル酸を製造することも可能である。例えば2−クロロ−4−アミ ノ安息香酸のジアゾ化によ−)で得られた5−(3−クロロ−4−カルボVジフ ェニルアゾ)−サリチルM’(H>を加水分解し、その後サリチル酸とアゾカッ プリングさせればよい3.この方法に特有の非常に不利な点は、塩素含有の中間 件成物(n)を含まない@終生酸物(I)を得ることが非第に困難なことである 。
(I)を医薬品(薬物)として使用するには、医薬品に適用される特別な品質規 格特に純度規格を満たさなければならない。
一般的に新規な合成品ベースの薬物の場合(、■」でも98%(W/W)の@度 (含有)を達成しなければならない。それ故に、前述の方法は出発物質(II) が効率良く取り除かれない限り採用されmない。現在の技術段階では今のところ この問題の経済的−・技術的解決策は見い出されていない。
本明細書および請求の範囲に於いて“′薬学上特許されうる程度の純度″とは純 度98%またはそれ以上を意味する。ただし生成物は医薬品の通富の品質規格を 満たしていなければならない。
薬学上許容されうる程度の純度を有する(I)を製造するための出発物質は、式 (I[l) の化合物またはその無磯酸もしくは強h■酸の塩である。、(It)に於いてR 1は炭素数5までの低級アルキル基好ましくはメチル基、Rは低級アルキル基好 ましくはメチル基、または置換もしくは未置換のフェニル基である。
化合物(I[[)を本発明に含まれていない種々様々な方法で製造してもよい。
例えば対応する化合物(II[a) (式中、R1およびRは前記同じ意味を有 しXはアミノ基に転換されうる基、(例えばニトロまたはアリールアゾ基であり 前記転換は還元(′:よって行なわれる)を還元しても生成されうる)を還元し て製造してもよい。
化合物(III)をそれ自体公知の方法で酸性水溶液中で硝酸と処叩するとジア ゾ化合物どなり、その後こうして生成したジアゾニウム塩をアルカリ溶液中好ま しくは水酸化カリウムの存在(1■つ (式中、R3は水素または炭素数5までの低級アルキル基好ましくはメチル基で ある)の化合物とカップリングさせる。
前に述べたR1.R2およびR3基は全てカップリング段階に於いて不活性でな ければならなず、また反応物及び生成物に対して適当な溶解性を与えるようなも のでなければならない。
さらに、これらの基がカップリング生成物から迅速に開裂されるようなものであ れば都合がよい。
(式中、R、RおよびR3は前記と同じ意味を持つ〉の生2 酸物をそれ自体公知の方法で酸性化後分離し、有機溶媒例えば酢酸エチルから所 望の純度になるまで再結晶化させる。
化合物(V)は過剰のアルカリ金属水酸化物の存在下で容易に加水分解される。
反応混合物が水混和(′!I溶媒を含んでいることもある。その場合には生成物 (I)を無機酸例えば塩酸または硫酸で酸性化し分離させる。その後所望により 化合物<I)はそれ自体公知の方法で適当な塩形成塩基と反応さゼて、薬学上許 容されうる塩を生成する。好ましくは、反応溶液を酸で所望の塩を沈殿させるに 適当な吐まで部分中和してアルカリ金属塩を調製する。特に2ナトリウム塩およ び2カリウム塩は、反応溶液を無機酸または例えば酢酸のような有機酸でpH5 〜8好ましくは6へ・7まで反応溶液II化して得られる。
加水分解条件を、部分加水分解物惜が2次側り物が形成されない所望のレベルよ りも低くなるように選択する。例えばアルカリ金属水酸化物として水酸化ナトリ ウムを用い05・・・2時間水中で沸騰させて加水分解してもよい。中間体(V )の純度によっては直接純度98%またはそれ以上の生成物(i)またはその塩 が得られる。晶化特性がすくれているので所望の純度を右づ−る(V)を得るこ とは極めて容易で・ある、1一方化合物(I>を和製することは比較的よりむず かしい。従って、桑の規格をみたす生成物(I)が直接生成されるように加水分 解−[程を行なうことが絶対必敷すことである。
本発明はまた、腸特に大腸に於ける炎症疾患33 J:び特に泊揚竹人腸炎の新 規な治療法(二関する。この方法は、治療上活性な量の4,5′−アゾ−ビス− 1ノリデル酸または治療上活性で薬学上許容されうるその塩を経口または角膜投 与することを特徴とづる。この方法では勿論フリーな酸を1種あるいはそれ以上 のその塩と一緒に投与しても差支えない。
好ましい具体例によれば、酸は塩の形で投与され、該塩は酸のアルカリまたは) アルカリ土類金属塩例えば2ナトリウム塩が望ましい。戊桑は通常、薬学」、許 容されうるキャリヤーa5よび/または適当な補助薬と伴に行なわれる。
活伯物貿の4.5′−アゾ−ビス−サリチル酸の1日没本ノ量は症例毎に変わる が、例えば体重75 tG?の成人1日当り約0.1−約109の呈である。通 常の治療例では体重75に9の成人1日当り約05〜約59の投Lj量が好まし い。この好ましい投り量は一般に、良好な治療効果を与えると同峙に副fi用を 許容しうる低レベルに抑える。1日の総投与端を1日当り複数回、例えば1へ・ 5回に分けてもよい、、桑を酸の塩の形で投与づ−る場合は、1記投与量を一フ リーの4,5′−アゾ−ビス−リーリチル酸の相当量に照会する。
いくつかの非限定的実施例を以下に示す。
2−ヒドロキシ−4−二1−ロ寞息香酸(25SJ)含硫酸(117,密度18 4)及びメタノールの100m1!に溶かした1、溶液を24FR間沸騰させ、 その後それを氷水中に寸き゛クロロボルムで抽出した。このクロロホルム相を炭 酸水素ナトリウム溶液に対して振とうし、硫酸マグネシウムで脱水し、蒸発させ た。生成物をメタノールがら晶出さゼた。
収量:21g。
(b) ?−二−?−F−耳にη1へ巳火否旦1−?−二−失二−巳計−リス色 Δ町y−2−ル 2−ヒドロキシ−4−ニトロ安息香酸メチル(19,7g)をトリ丁プルアミン (15m ) iJ3よびクロ[1,ボルムの1007に溶かした。溶液を15 ℃以下の湿度に保ち、メタンスルホニルクロリド(86mρ)を滴下した。溶液 を50’Cで1時間に保ち、その後水塩酸中に注ぎ、総量 600tdのクロロ ボルムで抽出した。この溶液を硫酸マグネシウムで脱水し、活性炭素で処理し、 蒸発さUた。IA−酸物をメタノールがら再結晶させた。収量:209 ル塩酸塩 2−メタンスルホニルオキシ−4−ニトロ安息香酸メチル(149)およびパラ ジウム−炭素の(0,5y、 10%)を塩酸(5d 、密度1.1&)および 酢酸4007中に懸濁させた。
この懸濁液を250 kpaでパール水素添加装置で水素添加した。パラジウム 炭素を戸別し、溶液を蒸発濃縮ざぜた;結晶物を酢酸エチルで洗い、乾燥させた 。
収量: 119 。
4.3′−アゾージ安息香酸ジメヂル 4−アミノ−2−メタンスルホニルオキシ安息香酸メチル塩酸塩(lly)を塩 酸(7,5d)および水ノioo*i溶かし、100qの氷で冷やし、15dの 水に溶かした硝酸ブトリウム(3,59)でジアゾ化した。
サリチル酸メチル(15,29)を、水酸化カリウム(12985%W/W>の 氷水2009に」分に撹拌しながら加えた。
次いで、ジアゾニウム塩溶液をこのυリヂル酸塩−水酸化物溶液に一度に全部、 激しく撹拌しながら注ぎ入れた。30秒後こうして得られた溶液を酢酸で酸性化 し、クロロホルムで抽出した。このクロロホルム溶液を硫酸マグネシウムで脱水 し、活性炭素で処理し、蒸発濃縮し、その後生成物を石油エーテルで浸出し、酢 酸1チルから2回再結晶化した。収量二〇g。
(rl ’4.5’ −アゾ−ビス−サリチル酸二ナトリウム塩6′−ヒドロキ シ−2−メタンスルボニルオキシ−4゜3′−アゾージ安息香酸ジメヂル(4, 1g−)を水酸化すl−リウム(2,8y)の水40厩溶液に加えた。この溶液 を45分間沸騰させ、その後酢酸を加えてl)Hを約8にする。溶液をゆっくり 冷却し、生じた結晶を戸別し、水洗し、乾燥させた。NMR分析によって、所望 のビスーサリチル酸塩化合物で゛あることが確認された。収ffl:3.49゜ (f)1yの4.5′−アゾービスーサリチル酸2ブ]〜リウム塩を20dの沸 騰水に溶かし、その後溶液を酢酸でl1l−14まで酸性化しIこ。冷却後生成 物を85別し、水洗し、乾燥させlご 。 11!2F3:08 Lj 実施例λ− 4,5’−−アゾ−ビス−サリチル酸(実施例1(f)で製造されたものである が無機酸によってlTl−12まで酸fI化されている) 250mg 澱 粉 130 mg スデ7リン酸マグネシウム 15111gア土ロジル1/2 200 (シリカ 粒子、デグッυ製 51n9ドイツ連邦共和国) を均一に混ぜる。水を加え、その後混合物を60°Cに於いて造粒し圧縮して4 00■の錠剤を作る。
所望により、錠剤にそれ自体公知の方法で胃または小腸で溶解しうるフィルムの コーティングを設けても良い。
実施例3 4.5′ −アゾ−ビス−4ノリチル酸2ナトリウム塩(実施例1(e)に従う ) 250m3澱 粉 135■ ステアリン酸マグネシウム 15m3 を均一に混ぜ、圧縮して400qの錠剤を作る。
実施例4 100gの4,5′−アゾービ゛スーサリヂJし酸二ニナ1〜リウム塩を100 リツターの水に溶かす。pHを7,5に調節し、その溶液を直腸投与用の100  tnlのボトルに充填する。その時ボトルを殺250■の4.5′−アゾ−ビ ス−サリチル酸二ナトリウム塩をゼラチンカプセルに自動充填する。ビス−リリ ヂル酸塩化合物は、篩分けによって01〜2.0tnmの粒径を持つ結晶性物質 の形を有している。
マウスに 1o0Ing/Ky ((I )のナトリウム塩の形で)を1回経口 投与し、その後24時時間音採取した。
4.5′−アゾービスーサリチル酸、AC−RASおよびAc−5−△SA、お よびフリーのRA S −1−5−RA Sの合計の各間を化学分析で測定した くウイログヒー シー・ピー(Willoughby C,P、)等ニゲ−1− (GIJt) 23巻(1982) 108L−87頁):用いた方法(HPL C)では、RASと5−ASAを互いに別々に測定rきなかった。△C−RA  S ”およびA C−5−A S A ”はそれぞれアセチル化PASお、よび アセプル化5−ASAを意味する。
結果を表■に示す、1 表 ■ 4′5′ −アゾービ” Ac−PAS Ac−5−ASA PAS+5−AS Aザリヂル酸 マウスNo、1 1.4 13.4 18.7 1.7平均値 2.1 12. 9 18.1 2.1**このうちの約半分は5−ASAと推定されうる。
5.5′−アゾ−ビス−勺すチル酸(す1−リウム塩どして)を用いた対応試験 の結果を、表■に示ず。
マウスNo、1 1.9 59.4 2.7平均値 1,8 52.9 5.5 国際調査報告

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.治療上活性量の、薬学上許容されうる程度の純度を右する4、5′ −アゾ −ビス−づリヂル酸または治療」−活性で薬学上許容されうる該酸の塩、および 任意に薬学上許容されうるキレルアおよび/または薬学上許容されうる補助薬を 含む腸の炎症状態を経口または直腸冶掠するための組成物。 2、薬学上許容されうる純度を有する4、5’ −アゾ−ビス−サリチル酸およ びその塩。 3、それ自体公知の方法で、式(Ill)(式中、RおよびR2は夫々低級アル −曹し、フェニルまたは置換゛)工ニル基である)の化合物またはその嗜1をジ アゾ化し、得られたジアゾニ1クム塩をアルカリヤ1水溶液中で式(IV)(式 中、R3は水素または低級アルキル基である)の化合物とカップリングさせ、式 (V) (式中、R1,R2およびR3は上記ど同じ意味を持つ)の化合物を生成し、そ の後代(V)の化合物を加水分解して式(I)の化合物またはその塩をそれ自体 公知の方法で分離ツーるこ・とからなる4、5′−アゾ−ビス−サリチル酸およ びその塩の製造方法。 4、腸の炎症状態にある患者に、治療上活性量の4,5′−アゾ−ビス−勺すヂ ル酸また(ま治療1活W[の薬学上および治療上許容されうるその塩を投与する ことからなる腸の炎症状態を治療する方法。
JP59502534A 1983-06-15 1984-06-15 アゾ−ビス−サリチル酸およびその塩、該酸および該塩の薬学的処方および使用、並びに該酸の製造 Pending JPS60501561A (ja)

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