JPH0447664B2 - - Google Patents

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JPH0447664B2
JPH0447664B2 JP59129398A JP12939884A JPH0447664B2 JP H0447664 B2 JPH0447664 B2 JP H0447664B2 JP 59129398 A JP59129398 A JP 59129398A JP 12939884 A JP12939884 A JP 12939884A JP H0447664 B2 JPH0447664 B2 JP H0447664B2
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acid
sulfate
aminosalicylic acid
aminosalicylic
alkyl ester
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Rokosu Harutomuuto
Konzaaku Haintsu
Horuto Borufugangu
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Heningu Berurin Hemii Unto Fuarumaberuke GmbH
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Heningu Berurin Hemii Unto Fuarumaberuke GmbH
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C305/00Esters of sulfuric acids
    • C07C305/22Esters of sulfuric acids having oxygen atoms of sulfate groups bound to carbon atoms of six-membered aromatic rings
    • C07C305/24Esters of sulfuric acids having oxygen atoms of sulfate groups bound to carbon atoms of six-membered aromatic rings of non-condensed six-membered aromatic rings
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P1/00Drugs for disorders of the alimentary tract or the digestive system
    • A61P1/04Drugs for disorders of the alimentary tract or the digestive system for ulcers, gastritis or reflux esophagitis, e.g. antacids, inhibitors of acid secretion, mucosal protectants
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P29/00Non-central analgesic, antipyretic or antiinflammatory agents, e.g. antirheumatic agents; Non-steroidal antiinflammatory drugs [NSAID]

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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Cephalosporin Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明の対象は、5−アミノサリチル酸−O−
サルフエート(5−アミノサルチル酸−O−サル
フエート)の生理的に無害の塩、その製法及び潰
瘍性大腸炎、限局性回腸炎、慢性非特異性炎症等
の疾病治療に適した、それらを含有する医薬であ
る。
従来の技術及び解決すべき課題 従来それら疾病を治療するための標準的薬剤は
ザルソースルフアピリジンである。この化合物は
大抵経口投与され、おそらく大腸で2つの代謝生
成物、5−アミノサリチル酸及びサルフアピリジ
ンに分解せられる。しばしば観察される副作用
は、そのサルフアピリジンによるものと思われる
一方、5−アミノサリチル酸が有効成分である様
に見受けられる。カーン他、ランセツト、2、
892(1977)参照。5−アミノサリチル酸は不安定
であるから、経口投与の場合は大腸まで運ばれて
行かない。それゆえ既にカーン等により上記の不
利を有しない新規物合成の可能性が考慮された
(カーン他、上述の文献)。
本出願人のドイツ特許公開公報3027013からサ
リチルアゾ安息香酸を含む、潰瘍性大腸炎、限局
性回腸炎、慢性非特異性炎症等の治療剤は知られ
ている。この薬剤は現に臨床的に調べられてお
り、効力が認められている。サリチルアゾ安息香
酸はしかし、毒物と懸念されできるだけ医薬には
含まれていない方がよいとされているアゾ基を含
んでいる。
本発明は従つてザルタソサルタフアピリジンの
欠点を有せず、少なくともサリチルアゾ安息香酸
と同程度に治療に使用できる様な、別の5−アミ
ノサリチル酸の誘導体を開発することを課題とす
るものである。
課題の解決手段: 今、5−アミノサリチル酸−O−サルフエート
の生理的に無害の塩がそのために適しているこ
と、そしてその上、大腸で所望の5−アミノサリ
チル酸を長期且つ平均して遊離するという利点を
有することが見出された。
5−アミノサリチル酸−O−サルフエートの生
理的に無実の塩は従来、文献には説明されていな
い。ケミカル アブストラクトにはなるほど、
「安息香酸、5−アミノ−2−スルホキシド」は
既に説明されているが、しかしその79,53744
(1973)にはドイツ特許公開公報2156556を引用し
ているだけであり、その公報にはヌクレオチツド
アミノ酸の、5−アミノ−3−スルホサリチレー
トしか説明されていない。5−アミノ−3−スル
ホサリチル酸はアミノサリチル酸のスルホン化に
より生成するものである。それに反して、本発明
の5−アミノサリチル酸−O−サルフエートはス
ルホン酸ではなくて、そのアミノサリチル酸のフ
エノール性水酸基の硫酸エステルである。この硫
酸エステルは直接の合成法では従来製造出来なか
つた。
本発明によつて5−アミノサリチル酸−O−サ
ルフエートが5−ニトロサリチル酸アルキルエス
テルをカルボジイミド類及び硫酸を用いてエステ
ル化し、そのアルキルエステル基をアルカリ性で
加水分解し、得られた5−ニトロサリチル酸−O
−サルフエートを還元することにより、初めて製
造することができた。
アルキルエステルとしては、すべての低級アル
キルエステルが使用できるが、文献公知のエチル
エステルを使用するのがよい(P.チーメ.J.フユ
ア ブラク.ヘミー43,453(1891)参照)。同様
にしてメチルエステル、プロピルエステル、又は
ブチルエステルも勿論使用できる。
フエノール性水酸基のエステル化は本発明によ
ると、カルボジイミド類と硫酸とを反応させるこ
とで行われる。カルボジイミドとしては、そのエ
ステル化に使用される普通のカルボジイミドがす
べて使用できる。ジシクロヘキシルカルボジイミ
ドが特によい。最も近い工程で任意の順序で、そ
のアルキルエステル基はアルカリ性加水分解され
る。そして5−ニトロ基を5−アミノ基に還元す
る。アルキルエステル基のその加水分解はアルカ
ル性で行うのが良いがそれは、フエノール基の硫
酸エステルが酸に弱いからである。酸に対する敏
感性が極めて強いから、遊離の5−アミノサリチ
ル酸−O−硫酸は短時間で既に分解せられる。5
−ニトロ基の5−アミノ基への還元は、殊に自体
公知の方法で常圧、又は高められた圧力で触媒的
に水素化することにより簡単に行われる。
エステル基のアルカリ性加水分解が、どの様な
塩基で行われるかによつて、5−アミノサリチル
酸−O−硫酸エステルの対応する塩がすぐさま析
出する。その結晶性の良さ及び精製の容易さによ
つて、塩基としては苛性カリを使用するのがよ
い。このものは殊に、生理的に心配のない塩基に
数えられている。
このジカリウム塩の他の、生理的に心配のない
塩への変換は、自体公知の方法により例えば、適
当に負荷したイオン交換樹脂により行われる。
サルフアイトによるアゾ染料の分解についての
エンゲルの研究から(J.Am.Chem.Soc.51,3483
頁(1929))判る様に殊に、5−アミノサリチル
酸−O−硫酸エステルが生成するものと推測され
てきた。この場合、明らかに実験結果の誤つた解
釈が問題になつている。なぜならば、当時見出さ
れた生成物の性質は、決して有効な5−アミノサ
リチル酸−O−硫酸エステルもしくは本発明によ
る5−アミノサリチル酸−O−サルフエートの生
理的無害の塩の性質と一致しないからである。殊
にそこに説明されている物質は強い酸に対し安定
であり、5モル塩酸中で長時間煮沸してはじめて
少しばかり分解するだけである。その上、5−ア
ミノサリチル酸−O−硫酸エステルを直接的に製
造するためのその実験は、当時そのものを絶対つ
くることが出来た筈のものと異なつている。
発明の効果: 本発明の5−アミノサリチル酸−O−サルフエ
ートの生理的に無害の塩は、小腸では実際上分解
されることがないが、大腸ではおそらくそこに存
在する細菌及び酵素によつて徐々に、平均して所
望の5−アミノサリチル酸と生理的に懸念のない
サルフエートとに分解されるという驚くべき性質
を有している。本発明の物質はかくして、5−ア
ミノサリチル酸を理想的な形でその効力を発揮す
る場所に送り込むことを可能にする。
かくして本発明は、5−アミノサリチル酸−O
−サルフエートの生理的に無害の塩を含有する医
薬にも関する。硫酸エステルの比較的低分子の塩
が小腸で実際上吸収されることがなく、望ましい
ように大腸で分解され、それ故役にたつというこ
とは、確かに予期できいことであつた。
使用法: 本発明の医薬は錠剤、丸剤、並びに浣腸として
使用できる。分解はかくして、大腸ないし結腸で
はじめて行われるべきであるから、本発明の錠剤
や丸剤は小腸で溶けるのがよい。そのために例え
ば物が小腸のアルカリ性媒体中でしか溶けない様
な処方が選ばれる。ところでその様な目的は錠剤
や丸剤を小腸溶解性フイルムで被覆することによ
つて容易に達成できる。そしてその様なフイルム
は例えば、ローム社のオイドラギツトラツカー
(Eudragitlacken)で製造できる。
本発明の医薬を製造する場合に、錠剤や丸剤を
製造するための普通の補助剤はすべて使用でき
る。その様な補助剤としては、タルク、澱粉、セ
ルローズ、ポリビニルピロリドン、ポリビニルポ
リピロリドン、ステアリン酸マグネシウム等があ
げられる。小腸溶解性処方を作るためには、アル
カリ性でしか分解しないか、又は溶解しない様な
特別のポリカルボン酸やその他のポリマーが適当
である。普通の小腸溶解性フイルム被覆も大抵
は、小腸のアルカリ性媒体中で初めて溶解又は分
解する様な酸性ポリマーからなつている。
生理的に懸念のない塩基はその有効性や吸収に
ついて、何等の決定的な役割を果たすことがな
い。その故実際上は、既述のカリウムの代わりに
ナトリウム、カルシウム、マグネシウム、アンモ
ニウム及び生理的に受け入れられるアミン類も塩
基として使用できる。
この発明の錠剤又は丸剤は普通、0.3ないし1
gの5−アミノサリチル酸−O−サルフエートを
含有している。急性炎症を治療するには、大人で
は毎日1ないし6gの有効物質を経口的に投与す
る。長期療法における再発予防のためには、1な
いし4gを1日分とし、多くの個別用量に分けて
用いる。従来観察されたサンソスルフアピリジン
治療での副作用は、本発明の薬剤の場合には観察
されないので、本発明によると従来より多く投与
することができる。
その療法は普通経口で行われるが、その際腸溶
性錠剤、もしくはフイルム丸剤を使用するのがよ
い。特別の事情によつて、殊に腸内滞留時間が著
しく短縮されているような時は胃で溶解する錠剤
又は丸剤を使用することが出来る。
殊に定期治療の場合は、経口治療の代わりに浣
腸をすることも考慮される。その場合1日に1回
又は数回100mlの浣腸をすることができる。その
様な浣腸は1ないし6g、殊に3gの5−アミノ
サリチル酸−O−サルフエートを100ml溶液中に
含有している。用意した浣腸はかくて10〜60殊に
30gの有効物質を1lの浣腸に含んでいる。
実施例 次記実施例には本発明による5−アミノサリチ
ル酸−O−サルフエートの生理的に無害の塩の製
法及び効力が示されている。
実施例 1 氷浴中で74.26gのN,N′−ジシクロヘキシル
カルボジイミド(DCC)を80mlのジメチルホル
ムアミド(DMF)に溶かした溶液に、60mlDMF
中10.14gの5−ニトロサリチル酸エチルエステ
ル(P.チーメ、J.フユアPrakt.Chem.43、453
(1891)参照)の冷溶液を入れる。次いで60mlの
DMF中、3.8mlの濃硫酸を加える。この懸濁液を
1時間氷浴中、次いで22時間室温で撹拌する。
氷浴中で冷却した後6.75gの無水炭酸カリの50
ml冷水溶液にいれる。この混合物を2.41の氷水に
混合する。75分後(氷水中)析出したジチクロヘ
キシル尿素を分離する。その濾過残留物を2回そ
れぞれ150mlの水で洗う。黄色の濾液をシロツプ
になるまで濃縮する。1500mlのジエチルエーテル
及び60mlのエタノールを加えると結晶ができる。
完全結晶化後これを濾過してジエチルエーテルで
洗いデシケーターで乾燥する。
収率 16.7g 5−ニトロサリチル酸エチルエス
テル−O−サルフエート(カリ塩) 薄層クロマトグラフイー:硅酸ゲル;イソプロパ
ノール/クロロホルム/メタノール/水(37/
37/19/7、V/V) Rf=0.74 16.7gの5−ニトロサリチル酸エチルエステル
−O−サルフエート(カリウム塩)を790mlの稀
水酸化カリ水溶液(4.4gKOH)に溶かし、室温
で放置し加水分解する。
次いで撹拌しながら、稀酢酸を徐々にPH8にな
るまで加える。820mlの水と3.16gのpd−触媒
(10% BaSO4上、デグサ型 E50N)とを加え
たのち、強力な水素気流を導入する(反応を促進
するためには圧力容器中で操作することができ
る)。
完全に還元したのち(薄層クロマトグラフイ
ー)触媒を濾過し、濾液を90mlに濃縮する。濃縮
液を撹拌下、390mlの無水エタノールと混合する。
完全結晶の後、濾去し、洗いデシケーター中で乾
燥する。
収率 9.9gの5−アミノサリチル酸−O−サル
フエート(ジカリウム塩)。
薄層クロマトグラフイー:硅酸ゲル;イソプロパ
ノール/クロロホルム/メタノール/水(37/
37/19/7、V/V) Rf=0.0 110℃で2N塩酸によるか、アリルサルフアター
ゼ(EC3.1.6.1)(ベーリンガー・マンハイム)を
用いて硫酸エステルを分解することによつて5−
アミノサリチル酸が得られる(薄層クロマトグラ
フイー上記システム、Rf=0.38)。
分析のため、水溶液からエタノールを用い、再
度再沈澱させる。無色結晶、融点>280℃ 分析結果 C7H5K2NO6SX H2O(327.4) C H K N S 計算値 25.7 2.2 23.9 4.3 9.8% 実験値 25.6 2.1 23.8 4.2 9.8% 実施例 2 5−アミノサリチル酸−O−スルフエートジカ
リウム塩(ASA−S)及び5−アミノサリチル
酸(ASA)とサリチルアゾ安息香酸(HB−313)
の吸収。
それぞれにつきラツトの大腸吸収(それぞれ2
ないし5匹)をテストした。ASAとASA−Sを
HPLC及びフルオレツセンスデテクターを用いて
測定した。
カラム RP−18(5μm)、120×4.6mm 溶出剤 アセトニトリル/0.2M リン酸塩、PH
7.5/1.25mM セチルトリメチルアンモニウムブロミド(30/
5/65;V、V、V) 流 速 1ml/分 デテクター フルオレツセンス、315/500nm ASA 初期値 5.41μg/ml (100%) 20分 4.87±0.39 90.0 40分 4.26±0.76 78.7 60分 3.12±0.39 57.7 ASA−S 初期値 10.93μg/ml (100%) 20分 10.65±1.60 97.4 40分 12.13±1.05 110.9 60分 10.37±0.91 94.9 2mlのジオキサン溶液をイソアミルアセテート
で抽出し、苛性ソーダ水溶液で逆抽出し、448n
mで測定する。
HB−313 初期値 8.72μg/ml (100%) 20分 8.75±1.21 100.3 40分 8.58±0.95 98.4 60分 9.00±0.86 103.2 実施例 3 自由意志志願者による吸収と分解 有効物質 ASA−S HB−313 1回用量 2.74 3.00 (ASAとしてのg) (1.36) (1.60) Ac−ASA血清レベル(μg/ml) 服用後 6時間 1.10 0.12 8時間 0.97 0.46 12時間 0.52 0.98 24時間 − 0.65 25時間 0.50 − Ac−ASA蓄積尿排出(用量の%) 服用後 24時間 4.91 9.17 48時間 8.16 10.02 ASA 5−アミノサリチル酸 ASA−S 5−アミノサリチル酸−O−サルフ
エート Ac−ASA N−アセチル−5−アミノサリチル
酸 HB−313 サリチルアゾ安息香酸 上記成果はASA−SがHB−313同様に、小腸
中では実際上吸収されることがないが、大腸中で
は平均して且つHB−313よりも長時間にわたつ
てASAを遊離し、ASAは吸収され、且つ尿を経
て排出されることを示している。志願者には副作
用は全く観察されなかつた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 5−アミノサリチル酸−O−サルフエートの
    生理的に無害の塩。 2 5−ニトロサリチル酸アルキルエステルをカ
    ルボジイミド類と硫酸とを用いてエステル化し、
    そのアルキルエステル基をアルカリ性で加水分解
    し、得られた5−ニトロサリチル酸−O−サルフ
    エートを還元することを特徴とする5−アミノサ
    リチル酸−O−サルフエートの生理的に無害の塩
    の製造方法。 3 5−ニトロサリチル酸アルキルエステルとし
    てエチルエステルを使用することを特徴とする特
    許請求の範囲第2項記載の方法。 4 カルボジイミドとしてジシクロヘキシルカル
    ボジイミドを使用することを特徴とする特許請求
    の範囲第2項及び第3項の何れか一項記載の方
    法。 5 アルカリ性加水分解を苛性カリで行い、得ら
    れたジカリウム塩を所望により次いで自体公知の
    方法で5−アミノサリチル酸−O−サルフエート
    の生理的に無害の塩に変えることを特徴とする特
    許請求の範囲第2ないし4項の何れか一項記載の
    方法。 6 5−アミノサリチル酸−O−サルフエートの
    生理的に無害の塩を含有する潰瘍性大腸炎、限局
    性回腸炎及び慢性非特異性炎症の治療剤。
JP59129398A 1983-07-01 1984-06-25 5―アミノサリチル酸―o―サルフェートの塩 Granted JPS6069061A (ja)

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AT (1) ATE25670T1 (ja)
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