JPH06115621A - 自動倉庫用出し入れ装置 - Google Patents

自動倉庫用出し入れ装置

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JPH06115621A
JPH06115621A JP40257390A JP40257390A JPH06115621A JP H06115621 A JPH06115621 A JP H06115621A JP 40257390 A JP40257390 A JP 40257390A JP 40257390 A JP40257390 A JP 40257390A JP H06115621 A JPH06115621 A JP H06115621A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
column
welding
bolts
bracket
bolt
Prior art date
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Pending
Application number
JP40257390A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeo Nagaoka
武男 永岡
Tomokatsu Sugawara
友勝 菅原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daifuku Co Ltd
Original Assignee
Daifuku Co Ltd
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Publication date
Application filed by Daifuku Co Ltd filed Critical Daifuku Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動倉庫要出し入れ装置の円筒状の支柱に対
して各種の部品を取り付けるに際し、支柱の軽量化と歪
みの発生防止、各種径の支柱に対する部品の汎用性を図
る。 【構成】 支柱30の外面から溶接線の短い溶接によりボ
ルト31を突設し、このボルト31を介してタラツプ用ブラ
ケツト32などの部品を取り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動倉庫において棚と
荷捌場との間で荷の受け渡しを行うときなどに利用され
る自動倉庫用出し入れ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の自動倉庫は、図6、図7に示すよ
うに、棚1が通路2を隔てて左右に並設されており、各
棚1には複数の区画収納空間3が縦横に形成されてい
る。この区画収納空間3には被収納物4がパレットやバ
ケットを介して、もしくは直接に収納される。
【0003】そして、通路2には出し入れ装置5が配置
されており、出し入れ装置5は、棚1に沿って通路2を
往復移動する走行機体6と、走行機体6の上部に上下方
向に設けられ、上端が通路2に沿って設けられた天井レ
ール7に案内される筒状で前後一対のの支柱8と、支柱
8側に案内される昇降台9と、昇降台9に横方向出退自
在に設けられて各区画収納空間3に被収納物4を受け渡
しする出し入れ具10とを有している。
【0004】そして、昇降台9には、この昇降台9を支
持するために一対のチェン11の一端が連結されており、
チェン11はスプロケット12を介して支柱8の上下に架け
渡され、他端が支柱8の内部に上下方向に移動自在に配
置されたカウンタウエイト13に連結されている。
【0005】さらに、一方の支柱8の外側面には保守点
検用のタラツプ14が上下方向に設けられている。また両
支柱8には、昇降台9の上昇限を規制するストツパ装置
15、昇降台9の昇降を制御するための検出板16、ケーブ
ルを保持するためのケーブル保持装置17、昇降台9の昇
降を制御するためのドツク18、ケーブルのガイドを行う
ためのケーブルガイド19などがもうけられている。
【0006】これら14〜19は部品の一部であって、それ
ぞれブラケツトを介して支柱8に取り付けられている。
すなわち図8、図9に示すように、ブラケツト20は支柱
8に溶接21により固定され、そしてブラケツト20に対し
てタラツプ用ブラケツト22(図8)や検出板16(図9)
がそれぞれボルト・ナツト23を介して固定されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来形式による
と、当接線(溶接線)の長いブラケツト20が支柱8に溶
接21により固定されるので、ブラケツト20を支柱8に溶
接21した後に大きな歪みが発生し、この歪みを取り除く
必要があった。
【0008】また、別の固定形式として、支柱8の所定
箇所に雌螺子孔を形成するとともに、ブラケツト20にボ
ルト孔を形成しておき、そしてボルト孔に外側から通し
たボルトを雌螺子孔に螺合させることも考えられる。
【0009】しかし、この場合には、支柱8に多数の雌
螺子孔を形成することで、この支柱8自体の強度が低下
することになり、これに対処するためには支柱8として
板厚の厚いものを使用しなければならない。さらに支柱
8の板厚は、ボルトの径(サイズ)に応じて十分な強度
を得るべく決定しなければならない。これらのことによ
り、支柱8は板厚が厚くなって重量が大になり、以て出
し入れ装置5全体の重量が増大することになる。
【0010】また雌螺子孔は、下孔を形成したのちタツ
プを立てることにより形成することから加工のために大
な作業時間が必要である。さらに加工部に大きな歪みが
発生して歪み取りの作業が必要になり、かつ歪み処理跡
が美観の悪いものになる。
【0011】本発明の目的とするところは、支柱の板厚
を薄くしながらも十分な強度を確保し得、しかも部品を
取り付ける部分の加工作業は歪みのない状態でかつ短時
間で行える自動倉庫用出し入れ装置を提供する点にあ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の自動倉庫用出し入れ装置は、前後一対の支柱
を立設した走行機体と、両支柱に案内される昇降台と、
この昇降台に横方向出退自在に設けた出し入れ具とを有
し、前記支柱を筒状体から形成し、この支柱の外面から
ボルトを突設し、このボルトを介して型板状の部品を取
り付けたものである。
【0013】
【作用】かかる本発明の構成によると、支柱の外面に溶
接によりボルトを突設し、支柱には雌螺子孔を形成しな
いことから、支柱は板厚を薄くしながらも十分な強度を
確保し得、かつこの強度はボルト径を問わないものにし
得る。
【0014】また溶接によりボルトを突設する方式は、
ブラケツトを溶接する形式や雌螺子孔を形成する方式に
比べて、短時間の加工作業で行えるとともに歪みが殆ど
発生しないことになる。
【0015】そして部品を支柱に取り付けるときには、
その部品に形成したボルト孔にボルトを挿通し、支柱の
周側面上で部品を支柱に当接させ、ナットの締め付けに
よって部品を固定すればよい。
【0016】
【実施例】以下に本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1〜図3において、支柱30は円管で円筒状に
形成されており、この支柱30の上下方向複数箇所で所定
の外周面からは、周方向に適当間隔をあけて一対のボル
ト(スタツトボルト)31が溶接により突設してあり、こ
のボルト31を介してタラツプ用ブラケツト32が固定して
ある。すなわちタラツプ用ブラケツト32は門形の型板状
であって、その一対の脚部32a に対してタラツプを固定
自在とし、そして天板部32b を湾曲形成して支柱30の外
周面に当接自在にするとともに、この天板部32b の両側
部には、前記ボルト31を挿通するためのボルト孔33が形
成されいる。
【0017】前記タラツプ用ブラケツト32は、ボルト孔
33にボルト31を挿通させることで、天板部32b を介して
支柱30の外面上に配置され、そしてボルト31に螺合する
ナット34を締め付けることによって支柱30に固定されて
いる。
【0018】図4、図5において、検出板35はL形の型
板状であって、その一方の板部35aは湾曲形成して支柱3
0の外周面に変位して当接自在とし、そして、この脚部3
5a側には、前記ボルト31を挿通するためのボルト孔36が
形成されいる。
【0019】前記検出板35は、ボルト孔36にボルト31を
挿通させることで、板部35a を介して支柱30の外面上に
配置され、そしてボルト31に螺合するナット37を締め付
ける以下、上記構成における作用について説明する。
【0020】まず支柱30に対しては、その外面上の所定
位置から外方に向けて、溶接によりボルト31を突設させ
る。この溶接は、溶接線を短くして強固に行われる。タ
ラツプ用ブラケット32や検出板35を支柱30に取り付ける
ときには、天板部32b や板部35a のボルト孔33,36 にボ
ルト31を挿通し、支柱30の周側面上に天板部32b や板部
35a を支柱30に当接させ、ナット34,37 の締め付けによ
って行う。
【0021】また、溶接線の少ないボルト31の溶接のみ
によりタラツプ用ブラケット32や検出板35を支柱30に取
り付けているので、溶接したときに必要な支柱30の歪み
取り工程をなくすことができる。
【0022】
【発明の効果】上記構成の本発明によると、支柱の外面
に溶接によりボルトを突設し、支柱には雌螺子孔を形成
しないことから、支柱は板厚を薄くしながらも十分な強
度を確保することができ、かつこの強度はボルト径を問
わないものにできる。したがって、支柱の重量、すなわ
ち出し入れ装置全体の重量を軽くすることができる。
【0023】また溶接によりボルトを突設する形式は、
ブラケツトを溶接する形式や雌螺子孔を形成する方式に
比べて、加工作業を短時間で行えて能率化を計ることが
でき、さらに、歪みが殆ど発生しないことから、歪み取
り作業不要にできるとともに美観の向上を計ることがで
きる。品が汎用性を有することとなり、各部品の在庫品
種を削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すタラツプ取り付け部の
一部切り欠き平面図である。
【図2】同一部切り欠き側面図である。
【図3】同正面図である。
【図4】同検出板取り付け部の一部切り欠き平面図であ
る。
【図5】同一部切り欠き側面図である。
【図6】従来例を示す全体の正面図である。
【図7】同側面図である。
【図8】同タラツプ取り付け部の一部切り欠き平面図で
ある。
【図9】同検出板取り付け部の一部切り欠き平面図であ
る。
【符号の説明】
30 支柱 31 ボルト 32 タラツプ用ブラケット 32a 脚部 32b 天板部 33 ボルト孔 34 ナット 35 検出板 35a 板部 36 ボルト孔 37 ナット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前後一対の支柱を立設した走行機体と、
    両支柱に案内される昇降台と、この昇降台に横方向出退
    自在に設けた出し入れ具とを有し、前記支柱を筒状体か
    ら形成し、この支柱の外面からボルトを突設し、このボ
    ルトを介して型板状の部品を取り付けたことを特徴とす
    る自動倉庫用出し入れ装置。
JP40257390A 1990-12-17 1990-12-17 自動倉庫用出し入れ装置 Pending JPH06115621A (ja)

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JP40257390A JPH06115621A (ja) 1990-12-17 1990-12-17 自動倉庫用出し入れ装置

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JP40257390A JPH06115621A (ja) 1990-12-17 1990-12-17 自動倉庫用出し入れ装置

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JPH06115621A true JPH06115621A (ja) 1994-04-26

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ID=18512369

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JP40257390A Pending JPH06115621A (ja) 1990-12-17 1990-12-17 自動倉庫用出し入れ装置

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5448559A (en) * 1978-05-31 1979-04-17 Minolta Camera Co Ltd Paper feeder
JPS5497674A (en) * 1978-01-19 1979-08-01 Matsushita Electric Ind Co Ltd Modification of resin surface
JPS6031303A (ja) * 1983-07-29 1985-02-18 Sony Corp デジタル正弦波発振回路
JPS63160911A (ja) * 1986-12-22 1988-07-04 Daifuku Co Ltd 出し入れ装置

Patent Citations (4)

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