JPH06114897A - 射出成形機のエジェクタ制御方法 - Google Patents
射出成形機のエジェクタ制御方法Info
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- JPH06114897A JPH06114897A JP4271863A JP27186392A JPH06114897A JP H06114897 A JPH06114897 A JP H06114897A JP 4271863 A JP4271863 A JP 4271863A JP 27186392 A JP27186392 A JP 27186392A JP H06114897 A JPH06114897 A JP H06114897A
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Abstract
生したりするのを防止する。 【構成】突出しを開始してから成形品の離型が開始する
まで、突出し圧力制御及び速度制御のいずれか一方によ
って成形品と金型内の付着力をゆるめるために低速で第
1の突出しを行い、離型が開始してからエジェクタピン
17が成形品の落下位置に至るまで高速で第2の突出し
を行い、エジェクタピン17が成形品の落下位置に至っ
た後に微小振動を伴う第3の突出しを行う。第1の突出
しにおいて、エジェクタピン17の突出しに伴う成形品
の変形が少なくなり、変形復帰力が小さくなる。したが
って、成形品が飛散したり、クラックなどの破損が発生
したりするのを防止することができる。
Description
タ制御方法に関するものである。
た樹脂を高圧で金型のキャビティ内に充填(じゅうて
ん)し、該キャビティ内で冷却させ、続いて金型を開い
て成形品を取り出すようにした射出成形機においては、
冷却工程が完了すると、成形品を可動側に残した状態で
金型が開かれ、エジェクタ装置によって成形品が金型か
ら突き落とされるようになっている。
ャビティに臨ませて配設し、後端をエジェクタプレート
に固定し、かつ、該エジェクタプレートの後端にエジェ
クタロッドを介してエジェクタシリンダを連結するよう
にしている。そして、該エジェクタシリンダを作動させ
てエジェクタプレートを前進させると、エジェクタピン
が成形品を突き落とすようになっている。
来のエジェクタ装置においては、速度制御が行われ、前
記エジェクタ装置のエジェクタピンは、エジェクタ工程
中において突出し速度を変え、高速、中速及び低速で前
進させるようになっているため、短時間で成形品を突き
落とすことができない。
品の突出し状態を示す図である。図において、31は成
形品、32は可動金型、33はエジェクタピンである。
該エジェクタピン33によって成形品31を突き出す場
合、可動金型32から外れ始める時は図の実線で示すよ
うに成形品31は弓形に変形し、その変形が復帰した
後、破線で示すように反対方向に変形してしまう。した
がって、変形復帰力によって成形品31が各方向に飛散
したり、クラックなどの破損が発生したりしてしまう。
御し、成形品31の変形や飛散を防止するために、突出
しの途中で突出し速度を切り換え、低速で前進させるよ
うにしている。ところが、突出し速度を切り換えるため
の最適な位置を突出しストロークにおいて設定すること
が困難であり、エジェクタ工程におけるサイクルロスが
大きく、エジェクタ工程を完了するのに必要な時間が長
くなり、作業コストが高くなってしまう。
に突き落とすため、エジェクタピン33を前進させた
後、突出しストロークの途中まで、又は突出しストロー
クの原点まで後退させ、かつ、このような進退動作を数
回繰り返すようにしている。ところが、進退動作を繰り
返すため、エジェクタピン33の突出し速度や突出し圧
力を前進時及び後退時について設定する必要があり、作
業が煩わしいだけでなく、タイムロスが発生し、成形品
31を突き落とすまでに長い時間が必要となってしま
う。
題点を解決して、成形品が飛散したり、クラックなどの
破損が発生したりするのを防止し、確実に、しかも短時
間で成形品を突き落とすことが可能であり、作業を簡素
化することができる射出成形機のエジェクタ制御方法を
提供することを目的とする。
出成形機におけるエジェクタ制御方法においては、突出
しを開始してから成形品の離型が開始するまで、突出し
圧力制御及び速度制御のいずれか一方によって成形品と
金型内の付着力をゆるめるために低速で第1の突出しを
行い、離型が開始してからエジェクタピンが成形品の落
下位置に至るまで高速で第2の突出しを行い、エジェク
タピンが成形品の落下位置に至った後に微小振動を伴う
第3の突出しを行う。
ジェクタ制御方法においては、突出しを開始してから成
形品の離型が開始するまで第1の突出しを行い、離型が
開始してからエジェクタピンが成形品の落下位置に至る
まで第2の突出しを行い、エジェクタピンが成形品の落
下位置に至った後に第3の突出しを行う。そして、前記
第1の突出しを突出し圧力制御を優先して行うととも
に、前記第2の突出しを速度制御を優先して行う。
しの切換点を、負荷の変化によって検出することができ
る。また、本発明の更に他の射出成形機のエジェクタ制
御方法においては、突出しを開始してから成形品の離型
が開始するまで第1の突出しを行い、離型が開始してか
らエジェクタピンが成形品の落下位置に至るまで第2の
突出しを行い、エジェクタピンが成形品の落下位置に至
った後に第3の突出しを行うとともに、該第3の突出し
において、突出し及び戻しを繰り返すことによってゆり
戻しを行い、前記突出し及び戻しはいずれも0.05秒
以下の微少時間だけ行う。
クタピンをリターンスプリングのばね力のみによって突
出し開始位置まで後退させることができる。
けるエジェクタ制御方法においては、エジェクタピンを
前進させ、突出しを開始してから成形品の離型が開始す
るまで、突出し圧力制御及び速度制御のいずれか一方に
よって成形品と金型内の付着力をゆるめるために低速で
第1の突出しを行い、離型が開始してからエジェクタピ
ンが成形品の落下位置に至るまで高速で第2の突出しを
行い、エジェクタピンが成形品の落下位置に至った後に
微小振動を伴う第3の突出しを行う。
タピンの突出しに伴う成形品の変形が少なくなり、変形
復帰力が小さくなる。また、本発明の他の射出成形機に
おけるエジェクタ制御方法においては、突出しを開始し
てから成形品の離型が開始するまで第1の突出しを行
い、離型が開始してからエジェクタピンが成形品の落下
位置に至るまで第2の突出しを行い、エジェクタピンが
成形品の落下位置に至った後に第3の突出しを行う。
御を優先して行うとともに、前記第2の突出しを速度制
御を優先して行う。したがって、第1の突出しにおい
て、突出し圧力制御を優先することによって、エジェク
タピンの突出しに伴う成形品の変形が少なくなり、変形
復帰力が小さくなる。そして、前記第1の突出しと第2
の突出しの切換点を、負荷の変化によって検出すること
ができ、この場合、直ちに突出し圧力制御から速度制御
に切り換えることができる。
ェクタ制御方法においては、突出しを開始してから成形
品の離型が開始するまで第1の突出しを行い、離型が開
始してからエジェクタピンが成形品の落下位置に至るま
で第2の突出しを行い、エジェクタピンが成形品の落下
位置に至った後に第3の突出しを行うとともに、該第3
の突出しにおいて、突出し及び戻しを繰り返すことによ
ってゆり戻しを行い、前記突出し及び戻しはいずれも
0.05秒以下の微少時間だけ行う。
ェクタピンの食い込みによる付着を剥(は)がすのに十
分な微少時間で突出しと戻しが行われる。また、微少時
間の設定値をほとんど変更する必要はなく、特殊な場合
のみ、盤内で設定する。そして、前記ゆり戻しを行った
後、エジェクタピンをリターンスプリングのばね力のみ
によって突出し開始位置まで後退させるため、突出し終
了点において、エジェクタプレートが可動金型取付板に
衝突する時の衝撃音が小さくなる。
ながら詳細に説明する。図1は本発明のエジェクタ制御
方法が適用されるエジェクタ装置の断面図、図3は突出
し位置と必要な突出し圧力の関係図、図4は突出し位置
と時間の関係図、図5はエジェクタピンの突出し速度と
突出し圧力のタイムチャートである。
金型1に対向して接離自在に配設された可動金型、3は
該可動金型2を補強する受け板、4は可動プラテンであ
る。6は上側エジェクタプレート、7は下側エジェクタ
プレート、8は前記固定金型1を図示しない固定プラテ
ンに取り付けるための固定金型取付板、9は前記可動金
型2を前記可動プラテン4に取り付けるための可動金型
取付板である。
ンへの固定金型1の取付けを容易にするとともに、ノズ
ルタッチをスムーズに行うためのロケートリング、12
は図示しない射出ノズルから射出された樹脂を案内する
スプルーブッシュ、13は前記可動金型2に取り付けら
れ、前記固定金型1を案内するガイドピン、14はガイ
ドピンブッシュ、16はスプルーロックピン、17はエ
ジェクタピン、18はリターンピン、19は該リターン
ピン18を包囲して上側エジェクタプレート6を後退さ
せるリターンスプリング、21は前記エジェクタピン1
7による突出しを円滑に行うためのエジェクタガイドピ
ン、22はエジェクタガイドピンブッシュ、23は前記
固定金型1と可動金型2間に形成されたキャビティ、2
3aはランナ、23bはゲートである。なお、P.L.
は前記固定金型1と可動金型2のパーティングラインで
ある。
ルを前記スプルーブッシュ12に当接させた状態で樹脂
を射出させると、樹脂はスプルー10、ランナ23a及
びゲート23bを通ってキャビティ23内に充填され
る。そして、射出工程が完了すると、樹脂の収縮に伴い
キャビティ23内の樹脂を補給するため保圧が行われ
る。その後、樹脂が冷却して成形品となると、前記可動
金型2が後退し、図の左方向に移動して固定金型1から
離れ型開きが行われる。
し、成形品を可動金型2から突き落とす。そのため、前
記下側エジェクタプレート7の後端にエジェクタロッド
25が接離自在に配設され、図示しないエジェクタシリ
ンダによって進退するようになっている。なお、Arは
前記エジェクタロッド25の後退限位置である。また、
27は下側エジェクタプレート7と可動金型取付板9間
に配設され、両エジェクタプレート6,7の後退が終了
したことを検出する後退確認スイッチである。通常、射
出成形機においては、自動モード、半自動モード及び手
動モードがあるが、自動モード又は半自動モードから手
動モードに切り換えた時、及び突出し開始位置までエジ
ェクタピン17が後退した時に、前記後退確認スイッチ
27がオフになる。
力の関係は図3に示すように設定される。図3におい
て、Aはエジェクタピン17(図1)の後退限位置であ
る。Bは前のショットが終了して、前記両リターンスプ
リング19によってエジェクタプレート6,7が後退し
た時にエジェクタピン17が位置する突出し開始位置で
ある。また、Cは成形品が可動金型2から離れる離型位
置、Dはエジェクタピン17の前進限位置すなわち最大
突出し位置であり、成形品の落下位置である。
間の関係は図4に示すように設定される。図4におい
て、Aはエジェクタピン17(図1)の後退限位置、B
は突出し開始位置、Cは離型位置、Dは成形品の落下位
置である。また、aは作動開始点であり、エジェクタピ
ン17は後退限位置Aにある。bは突出し開始点であ
り、エジェクタピン17は突出し開始位置Bにある。c
は成形品の可動金型2からの離型を開始する離型点であ
り、エジェクタピン17が前進することによって成形品
と可動金型2間の付着力がゆるめられ、剥離(はくり)
状態に至る。この時、エジェクタピン17は前記離型位
置Cにある。そして、エジェクタピン17は、前記突出
し開始位置Bから離型位置Cまでは低速で突き出され
る。こうすることによって、成形品が変形復帰力によっ
て飛散したり、クラックなどの破損が発生したりするの
を防止している。
Cをエジェクタピン17の位置によって設定することが
でき、離型点cをタイマによって設定することもでき
る。本実施例においては、前記離型点cまで突出し圧力
制御が行われ、その間、突出し圧力に対する負荷を油
圧、電流又はトルクで検出し、負荷が変化した時に離型
点cを検出するようにしている。
と、直ちに突出し圧力制御から速度制御に切り換えら
れ、エジェクタピン17は高速で前進する。dはゆり戻
しを開始するゆり戻し開始点、eはゆり戻しを終了する
ゆり戻し終了点であり、エジェクタピン17は、その
間、成形品が確実に落下する落下位置Dにある。ゆり戻
し開始点dにおいては、エジェクタ装置を作動させるか
リターンスプリング19のばね力によってエジェクタピ
ン17を瞬間的に後退させ、ゆり戻しを開始し、突出し
と戻しを繰り返して微小振動を発生させる。この時、成
形品に食い込んだエジェクタピン17が後退するのに対
し、前記落下位置Dに至るまでに発生した慣性力によっ
て成形品は更に前進しようとするため、成形品は突き落
とされる。
要な速度で突出しと戻しを行う必要があるが、各突出し
と戻しの時間及び速度は、成形品へのエジェクタピン1
7の食い込みによる付着を剥がすだけの値であれば十分
であり、ほとんど変更する必要はなく、特殊な場合の
み、盤内で設定するようになっている。この場合、設定
パネル面において、オペレータは繰返し回数のみを設定
するようになっている。
ムロスがないだけでなく、作業効率が向上する。ゆり戻
しを設定された回数だけ繰り返すと(ゆり戻しは0.0
5秒以下の所定時間、好ましくは0.01〜0.02秒
で行われる)、エジェクタピン17は落下位置Dから突
出し開始位置Bまで後退する。なお、fは突出し終了点
である。
リング19のばね力のみによって落下位置Dから突出し
開始位置Bまで後退する。したがって、突出し終了点f
において、下側エジェクタプレート7が可動金型取付板
9に衝突する時の衝撃音が小さくなる。本実施例におい
て、前記突出し圧力制御、速度制御などはコンピュータ
プログラムによって実施されるが、エジェクタロッド2
5を手動で操作することもでき、そのため、エジェクタ
ロッド25は後退限位置Arまで後退することができ
る。こうすることによって、可動金型2を可動金型取付
板9に取り付ける際にエジェクタロッド25と可動金型
取付板9が干渉して両者が破損するのを防止している。
ついて説明する。図5に示すように、まず、エジェクタ
装置の作動を開始すると、タイマによって時間T1 を設
定するとともに突出し圧力の設定値P0 を設定する。該
時間T1の間、エジェクタピン17(図1)は突出し圧
力制御を優先して突き出される。したがって、成形品が
飛散したり、クラックなどの破損が発生したりするのが
防止される。
置C(図4)に至ると、成形品が可動金型2から離型さ
れる。そして、両者間の付着力がなくなると、負荷が減
小し、エジェクタピン17の突出し速度が上昇する。し
たがって、突出し速度の上限速度V1 を設定しておく。
次に、時間T2 の間、エジェクタピン17が落下位置D
に至るまで速度制御を優先し、設定速度V2 で突き出
す。この間、負荷は減小する。
しを開始し、突出しと戻しを繰り返す。微少時間内に必
要な速度で突出しと戻しを行う必要があるが、各突出し
時間T4 ,T6 、戻り時間T3 ,T5 及び速度は、変更
の必要がなく、特殊な場合のみ、盤内で設定する。本実
施例では、戻り時間T3 ,T5 を0.01秒、突出し時
間T4 ,T6 を0.02秒とし、戻り突出し速度を中・
高速レベルとし、繰返し回数を2回とした。このような
設定によって、成形品をほぼ完全に突き落とすことがで
きた。
プレート6,7がリターンスプリング19によって後退
させられ、エジェクタピン17も後退する。前記両エジ
ェクタプレート6,7の後退が終了すると、後退確認ス
イッチ27が作動する。一方、タイマにおいて、前記時
間T1 が経過した時点で時間T7 が設定されており、前
記後退確認スイッチ27の作動及びタイマによる時間T
7 のカウントアップによって、次の型締めを開始する。
めにタイマを使用しているが、タイマの代わりに位置検
出器を使用することができる。なお、本発明は前記実施
例に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて
種々変形することが可能であり、これらを本発明の範囲
から排除するものではない。
出成形機におけるエジェクタ制御方法においては、突出
しを開始してから成形品の離型が開始するまで、突出し
圧力制御及び速度制御のいずれか一方によって成形品と
金型内の付着力をゆるめるために低速で第1の突出しを
行い、離型が開始してからエジェクタピンが成形品の落
下位置に至るまで高速で第2の突出しを行い、エジェク
タピンが成形品の落下位置に至った後に微小振動を伴う
第3の突出しを行う。
ェクタピンの突出しに伴う成形品の変形が少なくなり、
変形復帰力が小さくなる。したがって、成形品が飛散し
たり、クラックなどの破損が発生したりするのを防止す
ることができる。また、エジェクタピンが成形品の落下
位置に至った後に微小振動を伴う第3の突出しを行うた
め、短時間で成形品へのエジェクタピンの食い込みによ
る付着を剥がすことができ、タイムロスをなくすことが
でき、作業効率が向上する。
ジェクタ制御方法においては、突出しを開始してから成
形品の離型が開始するまで第1の突出しを行い、離型が
開始してからエジェクタピンが成形品の落下位置に至る
まで第2の突出しを行い、エジェクタピンが成形品の落
下位置に至った後に第3の突出しを行う。そして、前記
第1の突出しを突出し圧力制御を優先して行うととも
に、前記第2の突出しを速度制御を優先して行う。この
場合、第1の突出しにおいて、突出し圧力制御を優先す
ることによって、エジェクタピンの突出しに伴う成形品
の変形が少なくなり、変形復帰力が小さくなる。したが
って、成形品が飛散したり、クラックなどの破損が発生
したりするのを防止することができる。
の切換点を、負荷の変化によって検出することができ、
この場合、直ちに突出し圧力制御から速度制御に切り換
えることができ、作業効率が向上する。また、本発明の
更に他の射出成形機のエジェクタ制御方法においては、
突出しを開始してから成形品の離型が開始するまで第1
の突出しを行い、離型が開始してからエジェクタピンが
成形品の落下位置に至るまで第2の突出しを行い、エジ
ェクタピンが成形品の落下位置に至った後に第3の突出
しを行うとともに、該第3の突出しにおいて、突出し及
び戻しを繰り返すことによってゆり戻しを行い、前記突
出し及び戻しはいずれも0.05秒以下の微少時間だけ
行う。
ェクタピンの食い込みによる付着を剥がすのに十分な微
少時間で突出しと戻しが行われるため、タイムロスをな
くすことができ、作業効率が向上する。また、微少時間
の設定値をほとんど変更する必要はなく、特殊な場合の
み、盤内で設定する。したがって、設定のための作業が
不要になり、作業が簡素化する。
クタピンをリターンスプリングのばね力のみによって突
出し開始位置まで後退させるため、突出し終了点におい
て、エジェクタプレートが可動金型取付板に衝突する時
の衝撃音が小さくなる。したがって、突出し終了点にお
ける衝撃音を10〔dB〕以上低下させることができ
る。
ェクタ装置の断面図である。
状態を示す図である。
る。
イムチャートである。
Claims (5)
- 【請求項1】 (a)突出しを開始してから成形品の離
型が開始するまで、突出し圧力制御及び速度制御のいず
れか一方によって成形品と金型内の付着力をゆるめるた
めに低速で第1の突出しを行い、(b)離型が開始して
からエジェクタピンが成形品の落下位置に至るまで高速
で第2の突出しを行い、(c)エジェクタピンが成形品
の落下位置に至った後に微小振動を伴う第3の突出しを
行うことを特徴とする射出成形機のエジェクタ制御方
法。 - 【請求項2】 (a)突出しを開始してから成形品の離
型が開始するまで第1の突出しを行い、(b)離型が開
始してからエジェクタピンが成形品の落下位置に至るま
で第2の突出しを行い、(c)エジェクタピンが成形品
の落下位置に至った後に第3の突出しを行うとともに、
(d)前記第1の突出しを突出し圧力制御を優先して行
うとともに、前記第2の突出しを速度制御を優先して行
うことを特徴とする射出成形機のエジェクタ制御方法。 - 【請求項3】 前記第1の突出しと第2の突出しの切換
点を、負荷の変化によって検出する請求項2に記載の射
出成形機のエジェクタ制御方法。 - 【請求項4】 (a)突出しを開始してから成形品の離
型が開始するまで第1の突出しを行い、(b)離型が開
始してからエジェクタピンが成形品の落下位置に至るま
で第2の突出しを行い、(c)エジェクタピンが成形品
の落下位置に至った後に第3の突出しを行うとともに、
(d)該第3の突出しにおいて、突出し及び戻しを繰り
返すことによってゆり戻しを行い、(e)前記突出し及
び戻しはいずれも0.05秒以下の微少時間だけ行うこ
とを特徴とする射出成形機のエジェクタ制御方法。 - 【請求項5】 前記ゆり戻しを行った後、エジェクタピ
ンをリターンスプリングのばね力のみによって突出し開
始位置まで後退させる請求項4に記載の射出成形機のエ
ジェクタ制御方法。
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