JP2808056B2 - 射出成形機の成形品押出方法及びその装置 - Google Patents

射出成形機の成形品押出方法及びその装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は射出成形機の成形品押
出方法及びその装置に関する。さらに詳しくは、射出成
形後成形金型内に押出ピンを、押出シリンダから突出し
かつ押出シリンダ内に後退するエジェクタロッドを介し
て出没させて成形品を離型する成形品押出方法及びその
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】射出成形のサイクルにおいては、成形
後、成形金型内から成形品を押出して離型する工程が設
けられている。上記離型工程は、通常、成形金型内に出
没するエジェクトピンにより行われているが、このエジ
ェクトピンは、例えば図3に示すようなエジェクト手段
として設けられている場合が多い。すなわち、成形金型
(10)の裏面から該金型を貫通してキャビティ(1
1)内に出没するエジェクトピン(2)(2)をこれら
の後端部にてエジェクト板(3)で固定し、このエジェ
クト板(3)と上記成形金型裏面との間にスプリング
(4)を介在させて、上記エジェクトピン(2)(2)
を没状態に保持するよう構成されている。そして、上記
エジェクトピン(2)(2)の出没作動は、上記成形金
型(10)の裏面にスペーサ(12)を介して接続され
る移動プレート(13)に設けられた押出シリンダ
(6)にて往復駆動されるエジェクタロッド(7)を介
して行われている。
【0003】上記エジェクタロッド(7)は同図に示す
ように、押出シリンダ(6)に接続された油圧回路(2
0)によって、押出シリンダからの突出作動及び押出シ
リンダ内への後退作動が行われるものである。すなわち
同図の油圧回路(20)は、押出シリンダ(6)の前端
側に接続される前端側流路(21)と、同シリンダ
(6)の後端側に接続される後端側流路(22)と、電
磁流量制御弁(25)を介して送液ポンプ(26)に接
続される供給流路(23)と、排出流路(24)と、こ
れら4つの流路を接続する4つのポートを有しかつ供給
流路(23)−前端側流路(21)及び後端側流路(2
2)−排出流路(24)の第1接続ポジションと、供給
流路(23)−後端側流路(22)及び前端側流路(2
1)−排出流路(24)の第2接続ポジションの2つの
ポジションに流路切換可能な電磁切換弁(27)を有し
て構成されるものであるが、この油圧回路(20)を通
じて駆動されるエジェクタロッド(7)の突出後退駆動
の速度は一速で一定であり、成形サイクルの時間を短縮
するためは、通常のエジェクタロッド(7)の突出・後
退速度が速くなるように設定されている。
【0004】上記のようにエジェクト板(3)にエジェ
クタロッド(7)を当接させて、このエジェクタロッド
(7)の突出・後退作動を介してエジェクトピン(2)
を成形金型(10)内に出没させる構成では、このエジ
ェクタロッド(7)の後退過程の初期ではスプリング
(4)の復元力が強いのでエジェクト板(3)はエジェ
クタロッド(7)に当接したまま戻るが、後退過程の途
中から終期にかけてはスプリング(4)の復元力が弱く
なりまたエジェクトピン(2)の先端が成形物に粘着し
たりして、エジェクタロッド(7)の後退速度に対して
エジェクト板(3)の復帰速度が遅れがちになる。する
と、後退過程の終端で停止したエジェクタロッド(7)
に対してエジェクト板(3)が衝撃的に当たり或いは振
動的に当たり、ここで衝突音が発生することになる。こ
のような衝撃音は夜間の成形に際して問題となってい
る。また、このような衝突音を出ないようにエジェクタ
ロッド(7)の後退速度を落とすと成形サイクルが長く
なる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明の目的
は、成形サイクルの時間短縮を図りながら、押出ピンに
よる衝撃音の発生を防止しうる射出成型機の成形品押出
方法及びその装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】かくして本願『請求項
1』に係る発明によれば、『射出成形後成形金型(1
0)内に押出ピン(2)を、押出シリンダ(6)から突
出しかつ押出シリンダ(6)内に後退するエジェクタロ
ッド(7)を介して出没させて成形品を離型する方法で
あって、上記エジェクタロッド(7)の後退過程におい
て、押出ピン(2)が追従できるように所定位置で後退
速度を減じ、一定時間経過後に後退速度を元に復帰させ
ことを特徴とする射出成形機の成形品押出方法』が提
供される。
【0007】本発明の方法において、エジェクタロッド
(7)の後退過程で、押出ピン(2)が追従できるよう
に所定位置で後退速度を減じ、一定時間経過後に後退速
度を元に復帰させるには、具体的には、例えばエジェク
タロッド(7)の突出・後退駆動が押出シリンダ(6)
に接続される油圧回路によってなされる構成の場合、後
退過程における油圧回路の流量を制御する方法を挙げる
ことができる。上記構成による成形品押出装置として
は、本願『請求項2』に係る発明を好ましいものとして
挙げることができる。
【0008】本願『請求項2』に係る発明によれば、
『射出成形機の成形金型(10)の型窩(11)内に出
没して成形品を型窩(11)から離型する押出ピン
(2)(2)及びこの押出ピン(2)(2)を没方向に
押圧付勢するスプリング機構からなるエジェクト手段
(5)と、該エジェクト手段(5)の後端に当接して往
復移動することにより上記押出ピン(2)(2)を出没
させるエジェクタロッド(7)と、該エジェクタロッド
(7)を往復移動可能に保持する押出シリンダ(6)
と、該押出シリンダ(6)に接続され上記エジェクタロ
ッド(7)を押出シリンダ(6)から突出させ又は押出
シリンダ(6)内に後退させる油圧回路(8)とからな
り、上記油圧回路(8)が、エジェクタロッド(7)が
所定位置まで後退したときに押出ピン(2)が追従でき
るように後退速度を減じ、一定時間経過後に後退速度を
元に復帰させる流量制御部(87)を具備したことを特
徴とする射出成形機の成形品押出装置(1)』が提供さ
れる。
【0009】上記本願発明の装置において、油圧回路
(8)に設けられる流量制御部としては、エジェクタロ
ッド(7)の後退過程における上記回路の流量を絞る構
成のものであればよく、油圧回路にサーボ弁(87)を
設ける構成や絞り弁(B)が設けられた別の流路に切換
える構成を挙げることができる。
【0010】また、エジェクタロッド(7)の後退速度
を減速する位置は、後退過程においてエジェクト手段
(5)の後端がエジェクタロッド(7)に当接できなく
なる位置又はその若干手前の位置が選択される。従っ
て、上記選択される位置をエジェクト手段後端又はエジ
ェクタロッド(7)先端が通過することを検知する手段
からの検知信号によって、油圧回路(8)の流量制御部
が作動するよう構成されることが好ましい。上記検知手
段としては、リミットスイッチ(9)、タイマ機構等が
挙げられる。
【0011】
【作用】本願『請求項1』に係る発明によれば、射出成
形後、型開きされると、押出シリンダ(6)から突出駆
動されるエジェクタロッド(7)を介して押出ピン
(2)が成形金型(10)の型窩(11)内に突出さ
れ、成形品が離型される。この後、押出シリンダ(6)
内への後退駆動によってエジェクタロッド(7)が後退
し始めるが、この後退過程の途中で後退速度が減速さ
れ、これによって押出ピン(2)はエジェクタロッド
(7)に追随することにより従来例のような衝撃音を発
する事がない。そして、一定時間経過後にエジェクタロ
ッド(7)の後退速度は元に復帰し、押出ピン(2)も
これに追随して後退過程の終端まで戻ることとなる。
【0012】本願『請求項2』に係る発明によれば、射
出成形後、型開きされると、油圧回路(8)の作動によ
って押出シリンダ(6)から突出駆動されるエジェクタ
ロッド(7)はエジェクト手段(5)後端に当接してこ
れを押圧し、これによってエジェクト手段(5)内の押
出ピン(2)(2)が成形金型(10)の型窩(11)
内に突出され、成形品が離型される。この後、油圧回路
(8)の逆作動によって押出シリンダ(6)内へエジェ
クタロッド(7)が後退し始めるが、この後退過程の途
中で上記油圧回路(8)における流量が絞られて後退速
度が減速され、これによってエジェクト手段(5)後端
はエジェクタロッド(7)先端に当接した後退初期から
の状態が維持され、この当接状態のまま後退する。そし
て、一定時間経過後に後退速度を元に復帰させ、当接状
態のまま後退過程の終端まで戻ることとなる。
【0013】
【実施例】以下実施例により本発明を具体的に説明する
が、これによって本発明は限定されるものではない。 実施例1 図1は本願発明の方法を実施する成形品押出装置の一例
の模式図である。図1において、成形品押出装置(1)
は、射出成形用金型(10)の裏面から該金型を貫通し
てキャビティ(11)内に出没するエジェクトピン
(2)(2)と、これらのピン(2)(2)の各後端部
を固定するエジェクト板(3)と、このエジェクト板
(3)と上記成形金型(10)裏面との間に設けられる
スプリング(4)とから構成されるエジェクト手段
(5)、及び、上記成形金型(10)の裏面にスペーサ
(12)を介して接続された移動プレート(13)の裏
面に取付けられた押出シリンダ(6)と、この押出シリ
ンダ(6)にて往復移動可能に保持されてたエジェクタ
ロッド(7)と、このエジェクタロッド(7)を往復駆
動する油圧回路(8)から主として構成されている。
【0014】上記エジェクト手段(5)では、スプリン
グ(4)によりエジェクトピン(2)は、没方向に押圧
付勢されている。
【0015】上記油圧回路(8)は、押出シリンダ
(6)の前端部(61)に接続される前端側流路(8
1)と、押出シリンダ(6)の後端部(62)に接続さ
れる後端側流路(82)と、電磁流量制御弁(85)を
介して送液ポンプ(86)に接続される供給流路(8
3)と、排出流路(84)と、4ポート接続で2ポジシ
ョンに切換可能な方向流量制御弁(87)とから構成れ
ている。上記方向流量制御弁(87)は、供給流路(8
3)−前端側流路(81)及び後端側流路(82)−排
出流路(84)の第1接続ポジションと、供給流路(8
3)−後端側流路(82)及び前端側流路(81)−排
出流路(84)の第2接続ポジションとに切換が可能な
上、流量を制御することができる。なお、上記方向流量
制御弁(87)は、リミットスイッチ(9)からの出力
により流量を絞り、一定時間後に元の流量に復帰する信
号を出力する図示しない電気回路に接続されている。
【0016】以上のように構成された成形品押出装置
(1)の作動について説明する。 射出成型終了後の型開きされた状態において、方向
流量制御弁(87)を第2接続ポジションに設定して、
送液ポンプ(86)を駆動すると、油圧回路(8)で
は、供給流路(83)→後端側流路(82)を通じて押
出シリンダ(6)の後端部に油を導入すると共に、同シ
リンダ(6)の前端部から前端側流路(81)→排出流
路(84)を通じて油を排出する。これによって押出シ
リンダ(6)の後端部に油圧がかかり、エジェクタロッ
ド(7)が突出駆動され、このエジェクタロッド(7)
によってエジェクト板(3)が押されて、エジェクトピ
ン(2)(2)が成形金型(10)を通じてキャビティ
(11)内に突出される。これにより、成形品は離型さ
れる。
【0017】 突出駆動終了後、方向流量制御弁(87)が第1接
続ポジションに切換えられると、油圧回路(8)では、
供給流路(83)→前端側流路(81)を通じて押出シ
リンダ(6)の前端部に油が導入され、同シリンダ
(6)の後端部から後端側流路(82)→排出流路(8
4)を通じて油が排出される。これによって、エジェク
タロッド(7)は後退駆動を始める。このときスプリン
グ(4)の復元力によってエジェクト板(3)は後退す
るエジェクタロッド(7)の先端に当接したまま戻り始
める。
【0018】上記エジェクタロッド(7)の後退過程に
おいて、エジェクタロッド(7)の先端がリミットスイ
ッチ(9)設定部を通過すると、このリミットスイッチ
(9)から検知信号が出力さる。この検知信号は上記方
向流量制御弁(87)に出力され、方向流量制御弁(8
7)は流量を絞るよう作動される。方向流量制御弁(8
7)での通過流量が絞られると、押出シリンダ(6)の
ロッド側に導入される油量が減ると共に、押出シリンダ
(6)のヘッド側から排出される油量も減り、メータア
ウトとして方向流量制御弁(87)が機能する。これに
よって、スプリング(4)によって戻されるエジェクト
板(3)の後退速度も減速され、エジェクタロッド
(7)の後退速度に追随でき、常にエジェクタロッド
(7)の先端に当接したまま戻ることができ、従来例の
ように衝撃音を発することがないそして、一定時間経
過後に後退速度を元に復帰させ事により、時間ロスを最
小にして当接状態のまま後退過程の終端まで戻ることと
なる。
【0019】実施例2 図2に示すものは本願発明の他の例の要部模式図であ
り、油圧回路を変更する以外は上記実施例1と同様で構
成されており、従って説明は要部にとどめ、実施例1と
同一番号のものは同様の部材とする。すなわち、油圧流
路(8a)の構成において、前端側流路(81)、後端
側流路(82)、供給流路(83)及び排出流路(8
4)の4つの流路の接続には、方向流量制御弁に替えて
サーボ制御できない単なる4ポート2ポジションの電磁
切換弁(A)を用い、かつ後端側流(82)の途中に、
絞り弁(B)を設けた絞り流路(88)を備えた2方向
電磁弁(C)が図に示すように接続されている。
【0020】上記電磁切換弁(A)は、供給流路(8
3)−前端側流路(81)及び後端側流路(82)−排
出流路(84)の第1接続ポジションと、供給流路(8
3)−後端側流路(82)及び前端側流路(81)−排
出流路(84)の第2接続ポジションとに切換が可能な
ものである。また上記2方向電磁弁(C)は、リミット
スイッチ(9)からの信号出力により、後端側流路(8
2)を絞り流路(88)に切換接続できるよう構成され
ている。
【0021】上記構成において主として油圧回路(8
a)の作動について説明する。 射出成型終了後の型開きされた状態において、電磁
切換弁(A)を第2接続ポジションに設定して、送液ポ
ンプ(86)を駆動すると、油圧回路(8a)では、供
給流路(83)→後端側流路(82)を通じて押出シリ
ンダ(6)の後端部に油を導入すると共に、同シリンダ
(6)の前端部から前端側流路(81)→排出流路(8
4)を通じて油を排出する。これによって押出シリンダ
(6)の後端部に油圧がかかり、エジェクタロッド
(7)が突出駆動され、実施例1と同様に離型操作が行
われる。
【0022】 突出駆動終了後、電磁切換弁(A)が
第1接続ポジションに切換えられると、油圧回路(8
a)では、供給流路(83)→前端側流路(81)を通
じて押出シリンダ(6)の前端部に油が導入され、同シ
リンダ(6)の後端部から後端側流路(82)→排出流
路(84)を通じて油が排出される。これによって、エ
ジェクタロッド(7)は後退駆動を始める。上記エジェ
クタロッド(7)の後退過程において、エジェクタロッ
ド(7)の先端がリミットスイッチ(9)設定部を通過
すると、このリミットスイッチ(9)から検知信号が出
力さる。この検知信号は2方向電磁弁(C)に出力さ
れ、2方向電磁弁(C)は後端側流路(82)を絞り流
路(88)に接続する。これによって、後端側流路(8
2)を流通する油量が絞り弁(B)によって設定された
流量に絞られ、その結果エジェクタロッド(7)の後退
速度が減じられ、復元力が弱くなったスプリング(4)
によって戻り速度が緩徐になっているエジェクト板
(3)をエジェクタロッド(7)に当接させたまま後退
できることとなり、従来例のように衝撃音を発すること
がないそして、一定時間経過後に後退速度を元に復帰
させ事により、時間ロスを最小にして当接状態のまま後
退過程の終端まで戻ることとなる。
【0023】
【発明の効果】本願発明によれば、押出ピンの出没作動
が常にエジェクタロッドの突出・後退作動に追随して行
われるので、成形サイクルの時間短縮を図りながらも押
出ピンによる衝撃音の発生を防止して静かな成形作業が
実行できる。ことに夜間作業に好適な方法及び装置を提
供できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の方法を実施する成形品押出装置の一
例の模式図
【図2】本願発明の他の例の要部模式図
【図3】従来例の図1相当図
【符号の説明】
(2)…エジェクトピン (3)…エジェ
クト板 (4)…スプリング (5)…エジェ
クト手段 (6)…押出シリンダ (7)…エジェ
クタロッド (8),(8a)…油圧回路 (9)…リミッ
トスイッチ (10)…射出成形用金型 (11)…キャビ
ティ (12)…スペーサ (13)…移動プ
レート (81)…前端側流路 (82)…後端側
流路 (83)…供給流路 (84)…排出流
路 (85)…電磁流量制御弁 (86)…送液ポ
ンプ (87)…方向流量制御弁 (88)…絞り流
路 (A)…電磁切換弁 (B)…絞り弁 (C)…2方向電磁弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−270920(JP,A) 特開 昭60−247533(JP,A) 特開 昭58−162326(JP,A) 実開 平3−74923(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B29C 45/40,45/76,45/82,33/44 - 33 /46

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 射出成形後成形金型の型窩内に
    押出ピンを、押出シリンダから突出しかつ押出シリンダ
    内に後退するエジェクタロッドを介して出没させて成形
    品を離型する方法であって、 上記エジェクタロッドの後退過程において、押出ピンが
    追従できるように所定位置で後退速度を減じ、一定時間
    経過後に後退速度を元に復帰させることを特徴とする射
    出成形機の成形品押出方法。
  2. 【請求項2】 射出成形機の成形金型の型窩内に
    出没して成形品を型窩から離型する押出ピン及びこの押
    出ピンを没方向に押圧付勢するスプリング機構からなる
    エジェクト手段と、該エジェクト手段の後端に当接して
    往復移動することにより上記押出ピンを出没させるエジ
    ェクタロッドと、該エジェクタロッドを往復移動可能に
    保持する押出シリンダと、該押出シリンダに接続され上
    記エジェクタロッドを押出シリンダから突出させ又は押
    出シリンダ内に後退させる油圧回路とからなり、 上記油圧回路が、エジェクタロッドが所定位置まで後退
    したときに、押出ピンが追従できるように後退速度を減
    じ、一定時間経過後に後退速度を元に復帰させる流量制
    御部を具備したことを特徴とする射出成形機の成形品押
    出装置。
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