JPH06170897A - 射出成形機のエジェクタ制御方法 - Google Patents
射出成形機のエジェクタ制御方法Info
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- JPH06170897A JPH06170897A JP4325291A JP32529192A JPH06170897A JP H06170897 A JPH06170897 A JP H06170897A JP 4325291 A JP4325291 A JP 4325291A JP 32529192 A JP32529192 A JP 32529192A JP H06170897 A JPH06170897 A JP H06170897A
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Abstract
くし、しかも、エジェクタプレートを後退させた時に衝
撃音を発生させないようにする。 【構成】エジェクタロッド25を駆動手段によって0.
1秒未満の設定された微小時間だけ前進させた後、エジ
ェクタプレートを後方に付勢するリターンスプリング1
9の復元力によって0.1秒未満の設定された微小時間
だけ後退させ、前進と後退を設定された回数だけ繰り返
して揺戻しを行う。また、後退時に、前記復元力に抗す
る抵抗力が発生させられる。成形品に食い込んだエジェ
クタピン17が後退するのに対し、慣性力によって成形
品は更に前進しようとするため、成形品は容易に突き落
とされる。また、エジェクタ工程におけるタイムロスが
なくサイクルタイムを短くすることができる。
Description
タ制御方法に関するものである。
た樹脂を高圧で金型のキャビティ内に充填(じゅうて
ん)し、該キャビティ内で冷却させ、続いて金型を開い
て成形品を取り出すようにした射出成形機においては、
冷却工程が完了すると、成形品を可動側に残した状態で
金型が開かれ、エジェクタ装置によって成形品が金型か
ら突き落とされるようになっている。
ャビティに臨ませて配設し、後端をエジェクタプレート
に固定し、かつ、該エジェクタプレートの後端にエジェ
クタロッドを介してエジェクタシリンダを連結するよう
にしている。したがって、該エジェクタシリンダを作動
させ、エジェクタロッドを介してエジェクタプレートを
前進させることによって、エジェクタプレートに固定さ
れたエジェクタピンで成形品を突き落とすことができ
る。
め、エジェクタシリンダを作動させてエジェクタピンを
複数回進退させるようにしている。ところが、この場
合、後進させる時間は最低でも0.1秒以上に設定され
ているため、エジェクタシリンダの作動に伴うタイムロ
スが発生し、成形品を突き落とすまでのサイクルタイム
が長くなってしまう。
れるまでのエジェクタロッドの空走を無くしたり、突出
しストロークの途中でエジェクタピンの突出し速度を変
更するものが提供されている。
来の射出成形機のエジェクタ制御方法においては、エジ
ェクタピンが急激に進退させられるため、成形品が各方
向に飛散したり、成形品にクラックなどの破損が発生し
たりすることがある。また、エジェクタピンの成形品へ
の食い込みによって成形品が破損したり、成形品を確実
に突き落とすことができなくなったりする。さらに、エ
ジェクタピンを後退させた時にエジェクタプレートが可
動金型取付板に衝突し、その時、90〔dB〕を超える
衝撃音が発生してしまう。
クタ制御方法の問題点を解決して、成形品を突き落とす
までのサイクルタイムが短く、成形品が各方向に飛散し
たり、成形品にクラックなどの破損が発生したりするこ
とがなく、エジェクタピンの成形品への食い込みによっ
て成形品が破損したり、成形品を確実に突き落とすこと
ができなくなったりすることがなく、しかも、エジェク
タプレートを後退させた時に発生する衝撃音を小さくす
ることができる射出成形機のエジェクタ制御方法を提供
することを目的とする。
出成形機のエジェクタ制御方法においては、成形品の突
出し時に、エジェクタロッドを駆動手段によって0.1
秒未満の設定された微小時間だけ前進させた後、エジェ
クタプレートを後方に付勢するリターンスプリングの復
元力によって0.1秒未満の設定された微小時間だけ後
退させ、進退を設定された回数だけ繰り返して揺戻しを
行う。
クタロッドは、エジェクタプレートを後方に付勢するリ
ターンスプリングの復元力によって後退させられ、この
時、前記復元力に抗する抵抗力が発生させられる。この
場合、前記抵抗力の強さを可変とすることができる。ま
た、エジェクタロッドがエジェクタプレートに当接する
突出し開始位置からエジェクタロッドを前進させ、この
間、低速の速度制御及び低圧の圧力制御を成形品に対応
して選択可能とし、続いて前記揺戻しを行い、該揺戻し
が終了した後、エジェクタロッドを後退させるか成形品
を突き落とすのに十分な突出し位置まで更に前進させる
かを成形品に対応して選択可能とすることができる。
時に、射出成形機のエジェクタ制御方法は、エジェクタ
ロッドを駆動手段によって0.1秒未満の設定された微
小時間だけ前進させた後、エジェクタプレートを後方に
付勢するリターンスプリングの復元力によって0.1秒
未満の設定された微小時間だけ後退させ、進退を設定さ
れた回数だけ繰り返して揺戻しを行う。
エジェクタピンが後退するのに対し、慣性力によって成
形品は更に前進しようとするため、成形品は突き落とさ
れる。そして、成形品を突き落とした後のエジェクタロ
ッドは、エジェクタプレートを後方に付勢するリターン
スプリングの復元力によって後退させられる。そして、
この時、前記復元力に抗する抵抗力が発生させられる。
る速度が低くなり、可動金型取付板に衝突した時の衝撃
音が小さくなる。また、前記抵抗力の強さを可変とする
ことができる。したがって、成形品や樹脂に対応して抵
抗力を選択したり調整したりすることができる。さら
に、エジェクタロッドがエジェクタプレートに当接する
突出し開始位置からエジェクタロッドを前進させ、この
間、低速の速度制御及び低圧の圧力制御を成形品に対応
して選択可能とし、続いて前記揺戻しを行い、該揺戻し
が終了した後、エジェクタロッドを後退させるか成形品
を突き落とすのに十分な突出し位置まで更に前進させる
かを成形品に対応して選択可能とすることができる。
ェクタロッドを低速の速度制御で前進させた場合は、成
形品への衝撃が小さくなる。また、エジェクタロッドを
低圧の圧力制御で前進させた場合は、成形品にエジェク
タピンが過度に食い込むことがなくなる。また、揺戻し
が終了した時点で成形品を突き落とすことができる場合
には、そのままエジェクタロッドを後退させ、突き落と
すことができない場合には、エジェクタロッドを更に前
進させることができる。
ながら詳細に説明する。図1は本発明のエジェクタ制御
方法が適用されるエジェクタ装置の断面図、図2は突出
し位置と時間の関係図である。図1において、1は固定
金型、2は該固定金型1に対向して接離自在に配設され
た可動金型、3は該可動金型2を補強する受け板、4は
可動プラテンである。6は上側エジェクタプレート、7
は下側エジェクタプレート、8は前記固定金型1を図示
しない固定プラテンに取り付けるための固定金型取付
板、9は前記可動金型2を前記可動プラテン4に取り付
けるための可動金型取付板である。
ンへの固定金型1の取付けを容易にするとともに、ノズ
ルタッチをスムーズに行うためのロケートリング、12
は図示しない射出ノズルから射出された樹脂を案内する
スプルーブッシュ、13は前記可動金型2に取り付けら
れ、前記固定金型1を案内するガイドピン、14はガイ
ドピンブッシュ、16はスプルーロックピン、17はエ
ジェクタピン、18はリターンピン、19は該リターン
ピン18を包囲して上側エジェクタプレート6を後方に
付勢するリターンスプリング、21は前記エジェクタピ
ン17による突出しを円滑に行うためのエジェクタガイ
ドピン、22はエジェクタガイドピンブッシュ、23は
前記固定金型1と可動金型2間に形成されたキャビテ
ィ、23aはランナ、23bはゲートである。なお、
P.L.は前記固定金型1と可動金型2のパーティング
ラインである。
ルを前記スプルーブッシュ12に当接させた状態で樹脂
を射出させると、樹脂はスプルー10、ランナ23a及
びゲート23bを通ってキャビティ23内に充填され
る。そして、射出工程が完了すると、樹脂の収縮に伴い
キャビティ23内の樹脂を補給するため保圧が行われ
る。その後、樹脂が冷却して成形品となると、前記可動
金型2が後退し、図の左方向に移動して固定金型1から
離れ型開きが行われる。
し、成形品を可動金型2から突き落とす。そのため、前
記下側エジェクタプレート7の後端にエジェクタロッド
25が接離自在に配設され、該エジェクタロッド25は
エジェクタシリンダ30によって進退するようになって
いる。なお、Arは前記エジェクタロッド25の後退限
位置である。
トン31が摺動(しゅうどう)自在に配設され、該ピス
トン31によって第1油室32及び第2油室33が形成
される。前記第1油室32及び第2油室33はそれぞれ
油路35,36を介して油圧弁38に接続される。な
お、39は前記第1油室32及び第2油室33に油を供
給する油ポンプ、40は油タンクである。
て作動し、ソレノイドaをオンにした時にA位置を採
り、油ポンプ39が吐出した油を油路35を介して第1
油室32に供給するとともに、第2油室33内の油を油
路36を介して油タンク40にドレーンする。この時、
エジェクタロッド25が前進する。また、油圧弁38は
ソレノイドbをオンにした時にB位置を採り、油ポンプ
39が吐出した油を油路36を介して第2油室33に供
給するとともに、第1油室32内の油を油路35を介し
て油タンク40にドレーンする。この時、エジェクタロ
ッド25が後退する。
オフにした時にN位置を採り、前記第1油室32及び第
2油室33内の油を油路35,36を介して油タンク4
0にドレーンする。前記油圧弁38は絞り41,42を
有しており、油タンク40にドレーンする油は該絞り4
1,42を通って流れる。次に、図2を併用して前記構
成の射出成形機の動作について説明する。
ド、半自動モード及び手動モードがあるが、自動モード
又は半自動モードを選択した場合、1回目の突出しを行
う前に、前記エジェクタロッド25を後退限位置Arか
らあらかじめ設定された時間だけ設定された速度で前進
させる。その後、油圧弁38のソレノイドa,bをオフ
にする。この時、リターンスプリング19の復元力によ
ってエジェクタロッド25は後退させられ、エジェクタ
シリンダ30の第1油室32及び第2油室33内の油
は、油路35,36介して絞り41,42を通り、油タ
ンク40にドレーンする。
れるため、前記リターンスプリング19の復元力に抗す
る抵抗力が発生させられる。したがって、下側エジェク
タプレート7が後退する速度が低くなり、可動金型取付
板9に衝突した時の衝撃が小さくなり、衝撃音も10
〔dB〕程度小さくなる。また、この時、下側エジェク
タプレート7が可動金型取付板9に衝突して後退が終了
するのに伴って、エジェクタロッド25は突出し開始位
置Bで停止するので、1回目の突出しは該突出し開始位
置Bから行われる。したがって、突出しを再び行う際に
後退限位置Arから突出し開始位置Bまでエジェクタロ
ッド25が空走することはない。
を行い、樹脂を射出してキャビティ23内に充填し、該
樹脂を冷却した後、型開きを行う。そして、エジェクタ
ロッド25をあらかじめ設定された時間だけ、又はあら
かじめ設定された位置に至るまで(エジェクタシリンダ
30に代えて電動機を使用する場合には、電動機をあら
かじめ設定されたパルス数だけ駆動するまで)低速の速
度制御で前進させる。この場合、成形品の材料が硬質樹
脂である場合は速度制御だけを行い、エラストマーのよ
うに軟質樹脂である場合は、エジェクタロッド25を低
圧の圧力制御で前進させる。したがって、成形品にエジ
ェクタピン17が過度に食い込むことがなくなる。
ェクタロッド25を0.1秒未満の微小時間だけ中速又
は高速で前進させ、0.1秒未満の微小時間だけ後退さ
せ、この進退を繰り返す。本実施例においては、0.0
3秒間前進させ、0.03秒間後退させ、これを最高9
回まで繰り返すようにしている。なお、前進はエジェク
タシリンダ30における油圧によって、後退はリターン
スプリング19の復元力によって行う。したがって、エ
ジェクタシリンダ30の作動に伴うタイムロスがなく、
成形品を突き落とすまでのサイクルタイムを短くするこ
とができる。そして、この時、成形品に食い込んだエジ
ェクタピン17が後退するのに対し、慣性力によって成
形品は更に前進しようとするため、成形品は突き落とさ
れる。
を繰り返す必要があるが、各前進と後退の時間及び速度
は、成形品へのエジェクタピン17の食い込みによる付
着を剥(は)がすだけの値であれば十分である。なお、
前記揺戻しの振幅の大きさは、成形品の形状、材質等に
よって変化させることができる。
段階で確実に突き落とすことができ、そのままエジェク
タロッド25を後退させることができ、その分、成形品
を突き落とすまでのサイクルタイムが短くなる。また、
揺戻しを開始するまではエジェクタロッド25が低速で
前進させられるため、成形品への衝撃が小さくなり、成
形品が各方向に飛散したり、成形品にクラックなどの破
損が発生したりすることがない。
リターンスプリング19によってエジェクタロッド25
は後退させられ、エジェクタシリンダ30の第1油室3
2及び第2油室33内の油は、油路35,36介して絞
り41,42を通り、油タンク40にドレーンする。こ
の場合、油は絞り41,42を通って流れるため、下側
エジェクタプレート7が後退する速度が低くなり、可動
金型取付板9に衝突した時の衝撃が小さくなり、衝撃音
も15〔dB〕程度小さくなる。そして、次のサイクル
に移る。
記揺戻しのみでは確実に突き落とすことができない。そ
こで、成形品を突き落とすのに十分な突出し位置Cまで
エジェクタロッド25を前進させる。この場合、エジェ
クタピン17の先端は可動金型2から十分離れた位置に
あるので、成形品は確実に突き落とされる。この時、成
形品の上方から空気を噴射して供給すると、可動金型2
から外れかかった成形品やランナ23aは完全に剥離
(はくり)し、突き落とされる。また、成形品が各方向
に飛散するのを防止することができる。
と、リターンスプリング19によってエジェクタロッド
25は後退させられ、エジェクタシリンダ30の第1油
室32及び第2油室33内の油は、油路35,36を介
して絞り41,42を通り、油タンク40にドレーンす
る。そして、次のサイクルに移る。前記絞り41,42
は、リターンスプリング19による後退力に対向する抵
抗力を発生する。
て突き落とすことが困難な場合は、前記油路35に可変
絞り50及び逆止弁51を互いに並列に配設するととも
に、前記可変絞り50を調整することによって、エジェ
クタロッド25の後退時における抵抗力を可変とするこ
とができる。そして、自動モード又は半自動モードによ
る突出しが終了した時に図示しないモードスイッチをオ
フにするか、手動モードを選択すると、任意時間でかつ
任意速度でエジェクタロッド25を後退限位置Arまで
後退させることができる。これにより、可動金型2を可
動プラテン4に対して着脱する際にエジェクタロッド2
5の先端は可動プラテン4の端面より奥に位置するた
め、可動金型2などを破損させることがなくなる。
止弁51は、両者を備えるようにしてもよく、いずれか
一方を備えるようにしてもよい。また、他の抵抗力発生
手段を設けるようにしてもよい。なお、前記エジェクタ
ロッド25を進退させるための駆動手段として本実施例
においてはエジェクタシリンダ30を使用しているが、
電動機を使用した場合は、速度に代えて回転数を、圧力
に代えて電流又はトルクを、位置に代えてパルス数など
を制御する。この場合、リターンスプリング19による
後退力に対向する抵抗力を電動機に供給する電流によっ
て制御し、エジェクタロッド25の速度をパルス数によ
って制御することができる。
のではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形すること
が可能であり、これらを本発明の範囲から排除するもの
ではない。
れば、射出成形機のエジェクタ制御方法は、成形品の突
出し時に、エジェクタロッドを駆動手段によって0.1
秒未満の設定された微小時間だけ前進させた後、エジェ
クタプレートを後方に付勢するリターンスプリングの復
元力によって0.1秒未満の設定された微小時間だけ後
退させ、進退を設定された回数だけ繰り返して揺戻しを
行う。
タピンが後退するのに対し、慣性力によって成形品は更
に前進しようとするため、成形品は容易に突き落とされ
る。そして、前記揺戻しにおいては、微小時間内に進退
を繰り返す必要があるが、各前進と後退の時間及び速度
は、成形品へのエジェクタピンの食い込みによる付着を
剥がすだけの値であれば十分である。したがって、エジ
ェクタの作動に伴うタイムロスがなく、成形品を突き落
とすまでのサイクルタイムを短くすることができる。
クタロッドは、エジェクタプレートを後方に付勢するリ
ターンスプリングの復元力によって後退させられ、この
時、前記復元力に抗する抵抗力が発生させられる。した
がって、エジェクタプレートが後退する速度が低くな
り、可動金型取付板に衝突した時の衝撃音が小さくな
る。
板に衝突するのに伴って、エジェクタロッドは突出し開
始位置で停止する。したがって、突出しを再び行う際に
後退限位置から突出し開始位置までエジェクタロッドが
空走することはない。したがって、成形品を突き落とす
までのサイクルタイムを短くすることができる。また、
前記抵抗力の強さを可変とすることができる。したがっ
て、成形品や樹脂に対応して抵抗力を選択したり調整し
たりすることができる。
レートと当接する突出し開始位置からエジェクタロッド
を前進させ、この間、低速の速度制御及び低圧の圧力制
御を成形品に対応して選択可能とし、続いて前記揺戻し
を行い、該揺戻しが終了した後、エジェクタロッドを後
退させるか成形品を突き落とすのに十分な突出し位置ま
で更に前進させるかを成形品に対応して選択可能とする
ことができる。
クタロッドを低速で前進させた場合は、成形品への衝撃
が小さくなり、成形品が各方向に飛散したり、成形品に
クラックなどの破損が発生したりすることがない。ま
た、エラストマーのように軟質樹脂である場合は、エジ
ェクタロッドを低圧の圧力制御で前進させることがで
き、成形品にエジェクタピンが過度に食い込むことがな
くなる。また、揺戻しが終了した後、そのままエジェク
タロッドを後退させる場合には、成形品を突き落とすま
でのサイクルタイムを短くすることができる。
ェクタ装置の断面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 (a)形成品の突出し時に、エジェクタ
ロッドを駆動手段によって0.1秒未満の設定された微
小時間だけ前進させた後、エジェクタプレートを後方に
付勢するリターンスプリングの復元力によって0.1秒
未満の設定された微小時間だけ後退させ、かつ、該リタ
ーンスプリングの復元力に対する後退抵抗の強さを選択
又は調整可能とし、(b)進退を設定された回数だけ繰
り返して揺戻しを行うとともに、(c)後退時に、前記
復元力に抗する抵抗力を発生させたことを特徴とする射
出成形機のエジェクタ制御方法。 - 【請求項2】 前記抵抗力の強さを可変とした請求項1
に記載の射出成形機のエジェクタ制御方法。 - 【請求項3】 (a)エジェクタロッドがエジェクタプ
レートに当接する突出し開始位置からエジェクタロッド
を前進させ、(b)この間、低速の速度制御及び低圧の
圧力制御を成形品に対応して選択可能とし、(c)続い
て、エジェクタロッドを駆動手段によって0.1秒未満
の設定された微小時間だけ前進させた後、エジェクタプ
レートを後方に付勢するリターンスプリングの復元力に
よって0.1秒未満の設定された微小時間だけ後退さ
せ、(d)進退を設定された回数だけ繰り返して揺戻し
を行い、(e)該揺戻しが終了した後、エジェクタロッ
ドを後退させるか成形品を突き落とすのに十分な突出し
位置まで更に前進させるかを成形品に対応して選択可能
としたことを特徴とする射出成形機のエジェクタ制御方
法。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32529192A JP2845356B2 (ja) | 1992-12-04 | 1992-12-04 | 射出成形機のエジェクタ制御方法 |
TW082108326A TW271419B (ja) | 1992-10-09 | 1993-10-07 | |
DE69334000T DE69334000T2 (de) | 1992-10-09 | 1993-10-08 | Spritzgiessmaschine und Verfahren zur Auswerfsteuerung |
EP93116318A EP0591983B1 (en) | 1992-10-09 | 1993-10-08 | Injection molding machine, and method for controlling ejection therein |
KR1019930020967A KR100188563B1 (ko) | 1992-10-09 | 1993-10-09 | 사출성형기의 이젝터 제어방법 |
US08/399,584 US5599486A (en) | 1992-10-09 | 1995-03-07 | Method for controlling an ejector and injection molding machine |
KR1019980032686A KR100190329B1 (en) | 1992-10-09 | 1998-08-12 | Method for controlling an ejector and injection molding machine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32529192A JP2845356B2 (ja) | 1992-12-04 | 1992-12-04 | 射出成形機のエジェクタ制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06170897A true JPH06170897A (ja) | 1994-06-21 |
JP2845356B2 JP2845356B2 (ja) | 1999-01-13 |
Family
ID=18175178
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32529192A Expired - Lifetime JP2845356B2 (ja) | 1992-10-09 | 1992-12-04 | 射出成形機のエジェクタ制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2845356B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101433137B1 (ko) * | 2013-03-19 | 2014-08-26 | 구미에이테크솔루션주식회사 | 소음방지형 사출금형장치 |
CN106738513A (zh) * | 2015-11-20 | 2017-05-31 | 汉达精密电子(昆山)有限公司 | 具有肋条产品的顶出结构 |
-
1992
- 1992-12-04 JP JP32529192A patent/JP2845356B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR101433137B1 (ko) * | 2013-03-19 | 2014-08-26 | 구미에이테크솔루션주식회사 | 소음방지형 사출금형장치 |
CN106738513A (zh) * | 2015-11-20 | 2017-05-31 | 汉达精密电子(昆山)有限公司 | 具有肋条产品的顶出结构 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2845356B2 (ja) | 1999-01-13 |
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