JPH06114683A - 数値制御研削盤 - Google Patents

数値制御研削盤

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Publication number
JPH06114683A
JPH06114683A JP28700392A JP28700392A JPH06114683A JP H06114683 A JPH06114683 A JP H06114683A JP 28700392 A JP28700392 A JP 28700392A JP 28700392 A JP28700392 A JP 28700392A JP H06114683 A JPH06114683 A JP H06114683A
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JP
Japan
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deviation
value
grinding
workpiece
change amount
Prior art date
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Application number
JP28700392A
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English (en)
Inventor
Takao Yoneda
孝夫 米田
Takayuki Hotta
尊之 堀田
Shiho Hattori
志保 服部
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Toyoda Koki KK
Original Assignee
Toyoda Koki KK
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Publication date
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  • Numerical Control (AREA)
  • Feedback Control In General (AREA)
  • Automatic Control Of Machine Tools (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】砥石車の摩耗の程度にかかわず最適な研削送り
速度となるようにリアルタイムで研削送り速度を補正す
ること。 【構成】研削中にリアルタイムで、砥石車の現在位置か
ら理論的に決定される工作物の現在径の理論値に対す
る、工作物の現在径の測定値との偏差と、その偏差の時
間変化量が演算される。少なくとも、偏差、時間変化量
を入力変数として、研削送り速度を変化させる値を出力
変数としてファジィ推論が実行される。推論された値に
基づいて現在の研削送り速度が変更される。この制御に
より、砥石車の摩耗や工作物の剛性にかかわらず、最適
な送り速度に制御され、加工精度が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、研削速度を加工の進行
に伴って最適化するようにした数値制御研削盤に関す
る。
【0002】
【従来技術】従来、数値制御研削盤の研削送り速度は、
工作物の形状、砥石の種類、要求された加工精度( 寸法
精度、面粗度) を作業者が考慮して、試研削を繰り返し
実行して最適な研削送り速度を実験的に決定していた。
そして、その後は、上記のパラメータが大きく変化しな
い限り、そのように決定された研削送り速度を変化させ
ることなく、一定速度で工作物を研削していた。
【0003】又、砥石車が研削送りされている間は、工
作物は砥石車からその進行方向に力を受けて湾曲してい
る。この湾曲量は、砥石車の研削送り速度が速い程、工
作物の剛性が低い程、砥石車の摩耗による切れ味が悪く
なる程大きくなる。そして、その湾曲量が大きくなれ
ば、面粗度が大きくなり、寸法精度が低下する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、砥石車の切れ
味に関係なく、一定速度で研削すると、上記の湾曲量が
砥石車の摩耗に従って大きくなり、要求された面粗度、
寸法精度を満たさなくなったり、工作物の加工結果がバ
ラツクという問題がある。さらに、加工の進行に伴っ
て、サイクルタイム、面粗度、寸法精度等を変化させた
い場合がある。このような場合に、それらの要求を満た
す最適な研削送り速度を正確に求めることは困難であ
る。
【0005】本発明は、上記の課題を解決するために成
されたものであり、その目的とするところは、砥石車の
摩耗の程度にかかわず、工作物の湾曲量及びその時間変
化特性を検出して、要求されたサイクルタイムや加工精
度を満たすように、それらの値から最適な研削送り速度
となるようにリアルタイムで研削送り速度を補正するこ
とである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本第1発明は、工作物の
径を測定しながら砥石車で工作物を研削する数値制御研
削盤において、砥石車の現在位置を検出する現在位置検
出手段と、研削加工中に工作物の現在径を測定する測定
手段と、現在位置検出手段にて検出された砥石車の現在
位置から理論的に決定される工作物の現在径の理論値に
対する、工作物の現在径の測定値との偏差を演算する偏
差演算手段と、偏差演算手段により演算された偏差の時
間変化量を演算する時間変化量演算手段と、少なくと
も、偏差、時間変化量を入力変数として、研削送り速度
を変化させる値を出力変数とするファジィ推論手段と、
ファジィ推論手段により推論された値に基づいて現在の
研削送り速度を変更させる速度制御手段とを設けたこと
である。
【0007】又、第2発明は、上記の発明に、偏差の目
標値を設定する偏差目標値設定手段と、偏差の目標値に
対する対目標値偏差を演算する対目標値偏差演算手段と
を加えて、時間変化量演算手段を対目標値偏差の時間変
化量を演算する手段とし、ファジィ推論手段を、少なく
とも、対目標値偏差、時間変化量を入力変数として、研
削送り速度を変化させる値を出力変数とする手段とした
ことを特徴とする。
【0008】又、第3発明は、第1発明から時間変化量
演算手段を除去し、要求するサイクルタイムの変更量と
加工精度の変更量とを入力する要求変更量入力手段を加
え、ファジィ推論手段を、少なくとも、サイクルタイム
の変更量と加工精度の変更量を入力変数として、偏差の
目標値を出力変数とし、速度制御手段を、ファジィ推論
手段により推論された偏差の目標値に、測定された偏差
を制御する手段としたことを特徴とする。
【0009】さらに、第4発明は、第1発明に、要求す
るサイクルタイムの変更量と加工精度の変更量を入力す
る要求変更量入力手段を加え、ファジィ推論手段を、少
なくとも、偏差と偏差の時間変化量とサイクルタイムの
変更量と加工精度の変更量とを入力変数として、研削送
り速度を変化させる値を出力変数とする手段を設けたこ
とを特徴とする。
【0010】
【作用及び発明の効果】上記の偏差は研削中の工作物の
湾曲量、即ち、その時点における研削残を表している。
第1発明では、研削中にリアルタイムで、少なくとも、
この偏差と偏差の時間変化量を入力変数とし、研削送り
速度を変化させる値を出力変数としてファジィ推論が実
行される。そして、演算された研削送り速度を変化させ
る値に基づいて、研削送り速度がリアルタイムで変更さ
れる。これにより、砥石車の摩耗に係わらず、最適な偏
差が確保されるので、加工精度の低下が防止される。
【0011】又、第2発明では、偏差の目標値が設定さ
れ、少なくとも、偏差の目標値に対する対目標値偏差
と、その時間変化量とを入力変数とし、少なくとも、対
目標値偏差、時間変化量を入力変数として、研削送り速
度を変化させる値を出力変数としてファジィ推論が実行
される。よって、偏差(研削残)が、要求された加工精
度が確保されるように、目標値に接近するように、リア
ルタイムで速度制御される。これにより、砥石車の摩耗
に係わらず、最適な偏差が確保されるので、加工精度の
低下が防止される。
【0012】又、第3発明では、要求するサイクルタイ
ムの変更量と加工精度の変更量とを入力し、少なくと
も、サイクルタイムの変更量と加工精度の変更量を入力
変数として、偏差の目標値を出力変数としてファジィ推
論が実行される。そして、測定された偏差がその目標値
に接近するように研削送り速度が制御される。これによ
り、サイクルタイムや加工精度を変更した場合にも、2
つの相反する要求を最適に満たすように研削送り速度が
変更されるので、加工条件の変更に対して、リアルタイ
ムで最適に対応することが可能となる。
【0013】さらに、第4発明では、要求するサイクル
タイムの変更量と加工精度の変更量とを入力し、少なく
とも、偏差と偏差の時間変化量とサイクルタイムの変更
量と加工精度の変更量とを入力変数とし、研削送り速度
を変更する値を出力変数としてファジィ推論が実行され
る。これにより、サイクルタイムや加工精度を変更した
場合にも、2つの相反する要求を最適に満たすように研
削送り速度が変更されるので、加工条件の変更に対し
て、リアルタイムで最適に対応することが可能となる。
【0014】
【実施例】以下、本発明を具体的な実施例に基づいて説
明する。1.第1実施例 図1において、10は研削盤のベッドで、このベッド1
0上にはテーブル11が摺動可能に配設されている。テ
ーブル11上には主軸13を軸架した主軸台12が配設
され、その主軸13はサーボモータ14により回転され
る。又、テーブル11上の右端には心押台15が載置さ
れ、心押台15のセンタ16と主軸13のセンタ17と
によって工作物Wが挾持されている。工作物Wは主軸1
3に突設された位置決めピン18に嵌合することで、工
作物Wの回転位相は主軸13の回転位相に一致してい
る。
【0015】ベッド10の後方には工作物W側に向かっ
て進退可能な砥石台20が案内され、砥石台20にはモ
ータ21によって回転駆動される砥石車Gが支承されて
いる。この砥石台20は、図略の送り螺子を介してサー
ボモータ23に連結され、サーボモータ23の正逆転に
より前進後退される。
【0016】一方、ベッド10の前方には、工作物Wの
径を測定する外径測定装置50が配設されている。外径
測定装置50は主として、オフセット間隔の調整が可能
な一対の接触子51と差動トランス52と増幅器53と
から構成されている。一対の接触子51のU,V軸方向
の摺動位置決めは外径測定装置50により行われる。そ
して、工作物Wの径の測定時には一対の接触子51の間
隔は工作物Wの径の変動に伴って変化し、その測定値は
外径測定装置50の増幅器53を介して数値制御装置3
0に出力される。この出力値は、設定されたオフセット
間隔に対する一対の接触子51の間隔の変移を表してい
る。
【0017】ドライブユニット40,41,45は数値
制御装置30から指令パルスを入力して、それぞれサー
ボモータ23,14,外径測定装置50の図示しないサ
ーボモータを駆動する回路である。又、サーボモータ2
3、14には、それぞれ、速度を検出するタコジェネレ
ータ63、61、位置を検出するパルスエンコーダ6
2、60が付加されており、それらの信号は、それぞ
れ、ドライブユニット40、41に帰還している。ドラ
イブユニット40、41はパルスエンコーダ62、60
の出力により砥石車Gの現在位置と工作物Wの現在回転
角を記憶しており、それらの現在位置及び現在回転角は
数値制御装置30により読み取ることが可能である。数
値制御装置30は主として、サーボモータ14,23を
同期制御し、工作物Wの研削加工を制御する装置であ
る。その数値制御装置30には、加工サイクルデータ等
を入力するテープリーダ42と制御データ等の入力を行
う操作盤を兼ねたキーボード43と各種の情報を表示す
るCRT表示装置44が接続されている。
【0018】図2は、数値制御装置30の電気的構成を
示したブロックダイヤグラムである。数値制御装置30
は研削盤を制御するためのメインCPU31と制御プロ
グラムを記憶したROM32と各種データを記憶するR
AM33と入出力インタフェース34とデータ入力手段
を達成するA/Dコンバータ38とから主として構成さ
れている。
【0019】メインCPU31にはA/Dコンバータ3
8が接続されており、そのA/Dコンバータ38にて外
径測定装置50から出力されるアナログ信号をディジタ
ル値に変換した工作物Wの現在径の測定値がメインCP
U31に入力される。又、メインCPU31からは速度
切換信号等がI/Oポートを介してシーケンスコントロ
ーラ39に入力されている。
【0020】RAM33内にはNCデータ領域331、
現在位置レジスタ332と、データ設定領域333と、
速度指令値領域334と、ファジィルール領域335と
が形成されている。NCデータ領域331はNCデータ
を記憶する領域であり、現在位置レジスタ332は砥石
車の研削点の現在位置をリアルタイムで記憶する領域で
あり、データ設定領域333は工作物の剛性値A、砥石
係数B、精度係数C、基準送り速度V等の加工に必要な
諸データを記憶する領域であり、速度指令値領域334
は研削送り速度の指令値を記憶する領域であり、ファジ
ィルール領域335はファジィルールを記憶する領域で
ある。
【0021】数値制御装置30にはその他サーボモータ
14,23の駆動系として、ドライブCPU36とRA
M35とパルス分配回路37が設けられている。RAM
35はメインCPU31から砥石車Gの位置決めデータ
を入力して記憶する装置である。ドライブCPU36は
砥石車Gの送りに関しスローアップ、スローダウン、目
標点の補間等の演算を行い補間点の位置決めデータを定
周期で出力する装置である。パルス分配回路37は移動
指令パルスを出力する回路である。
【0022】又、ドライブCPU36はドライブユニッ
ト40、41から、それぞれ、リアルタイムで機械原点
を基準とする砥石台20の現在位置及び主軸の現在回転
角を読取り、RAM35に記憶する。砥石車Gの研削点
が所定の既知の基準位置に位置決めされた時に、現在位
置レジスタ332の値が既知の値に設定されて、砥石車
Gの研削点を表す座標系が設定される。その後は、CP
U31により、砥石台20の移動に伴って、RAM35
に記憶された砥石台20の現在位置の移動量だけ、リア
ルタイムで現在位置レジスタ332の値が加減算され
る。従って、CPU31は、任意時刻で現在位置レジス
タ332の値を参照することにより、その時の砥石車G
の研削点の現在位置を知ることができる。尚、砥石車G
の研削点の現在位置を以下、単に、砥石車Gの現在位置
という。
【0023】次に、本装置の作動を説明する。図3は数
値制御装置30のCPU31による処理手順を示したフ
ローチャートである。ステップ100において、工作物
形状、砥石種類、要求精度(公差、面粗度)、基準送り
速度V0 が入力される。次に、ステップ102におい
て、剛性値Aが演算される。剛性値Aは例えば特公平2-
7790号に示されるように、入力された工作物の形状(各
段の径と幅)から演算される。
【0024】次に、ステップ104において、砥石係数
Bが演算される。砥石係数Bは砥石を形成する砥粒の材
質および粒度によって決定されるものであり、砥石の切
れ味を表している。次に、ステップ106において、要
求精度係数Cが決定される。要求精度係数Cは入力され
た公差、面粗度を用いて決定される。要求精度係数C
は、公差と面粗度の両者から決定される値であり、公差
及び面粗度が小さい程、大きな値となるように設定され
る。上記の剛性値A、砥石係数B、要求精度係数Cは、
ともに、0〜1の範囲の値に正規化されている。
【0025】次に、ステップ108において、速度指令
値領域334に設定される研削送り速度Vを入力された
基準送り速度V0 に設定して、サーボモータ23を駆動
して、砥石車Gを工作物の方向に送る。次に、ステップ
110において、外径測定装置50から工作物Wの現在
径の測定値Rm が読取られる。次に、ステップ112に
おいて、RAM33の現在位置レジスタ332から砥石
車の現在位置が読取られ、その値が工作物Wの現在径の
理論値Rt とされる。即ち、図4に示すように、砥石車
の現在位置は主軸軸線(Z軸)から砥石車の送り軸(X
軸)方向に測定した研削点の位置である。従って、工作
物Wの中心線は湾曲がない理想状態で主軸軸線(Z軸)
に一致するので、この砥石車の現在位置が工作物Wの現
在径の理論値Rt となる。即ち、工作物Wの剛性が高く
て、湾曲していないなら、工作物Wの現在の径はこの理
論値Rt に等しくなる。
【0026】次に、ステップ114において、工作物W
の現在径の測定値Rm の理論値Rtに対する偏差dが演
算される。この偏差dは図4に示すように、工作物Wの
湾曲量を示している。ステップ116において、新偏差
new と前回の演算時に計算されRAM33に記憶さて
いる旧偏差dold との差が偏差の時間変化量Ddとして
演算される。この値DdはRAM33に記憶され、新偏
差dnew は次回の時間変化量Ddの演算のためにRAM
33に旧偏差dold として記憶される。
【0027】次に、ステップ118において、剛性値
A、砥石係数B、精度係数C、偏差d、偏差の時間変化
量Ddを入力変数とし、送り速度の変化率Sを出力変数
とする後述のファジィ推論が実行される。次に、ステッ
プ120において、速度指令値領域334に設定されて
いる現在の研削送り速度Vが変化率Sとゲインaに応じ
て補正されて、新しい研削送り速度Vが設定され、その
速度で研削送りが実行される。そして、ステップ110
に戻り、次のサイクルでの研削送り速度の補正制御が繰
り返し実行される。
【0028】尚、別の微小時間間隔で実行される割り込
みプログラムにより、RAM33の現在位置レジスタ3
32の値が読み込まれ、移動指令により指令された値に
達したか否かが判定される。指定された位置に達した場
合には、図3のプログラムは中止され、1つのNCデー
タによる制御が完了し、同一工作物の次のNCデータに
よる制御がステップ108から実行される。尚、工作物
の種類が変化した場合には、ステップ100から実行さ
れる。
【0029】次に、ステップ118で実行されるファジ
ィ推論について説明する。図5に示すファジィルールは
RAM33のファジィルール領域335に記憶されてい
る。ファジィルールは、 if I1=L1(k1) and I2=L2(k2)
and,─,and In =Ln (kn ) then O1=OL1(J1), and O2=OL
2(J2), and, ─,and Om =OLm(jm ) のIF-THEN 形式で与
えられている。I1,─, I n は入力変数であり、n は入
力変数の数である。本実施例では、入力変数は、剛性値
A、砥石係数B、精度係数C、偏差d、偏差の時間変化
量Ddであり、n は5である。又、O1,─, O m は出力
変数であり、m は出力変数の数である。本実施例では、
出力変数は、速度変化率Sであり、m は1である。又、
L1(k1)〜 Ln(kn),OL1(J1) 〜OLm(jm) は、各階級、即
ち、メンバーシップ関数を表す記号である。メンバーシ
ップ関数は、入力変数I又は出力変数Oと、それらの各
変数が各階級に属すると判定できる適合度Mとの関係を
表す関数である。例えば、ルールNo.1は、「もし、剛性
値Aが大きく、砥石係数Bが大きく、偏差dが大きいな
ら、速度を大きく下げる。」ということを意味してい
る。
【0030】図6は、剛性値Aと適合度MA との関係を
規定した入力メンバーシップ関数である。入力メンバー
シップ関数は、剛性値Aから剛性値の大きさの適合度M
A を推論する関数であり、次の剛性値の大きさの階級を
表す3種類の関数が設けられている。 S:小さい(Small) M:中くらい(Middle) L:大きい(Large)
【0031】同様に、砥石係数B、精度係数C、偏差
d、偏差の時間変化量Ddの大きさの階級を表す3種類
の関数が設けられている。これらの3種類の関数群は、
各入力変数に対して、必ずしも同一関数ではない。
【0032】図7は、出力変数である速度変化率Sと、
その変数の値が各階級に属する程度を表す適合度MS
の関係を規定した出力メンバーシップ関数である。次の
7種類の関数が設けられている。尚、速度変化率Sは、
上記の5つの入力変数の階級の適合度に応じて決定され
る各ファジィルールの適合度から決定される値であり、
最適な研削送り速度の変化率である。 PL:大きく上げる(Positive Large) PM:中位あげる(Positive Middle) PS:少し上げる(Positive Small) ZR:変化なし(Zero) NS:少し下げる(Negative Small) NM:中位下げる(Negative Middle) NL:大きく下げる(Negative Large)
【0033】次に、ファジィ推論の手順について図8を
参照して説明する。ステップ200でルールNo.Kが1 に
初期化され、次のステップ202で、No.Kのルールに対
して、各入力変数毎にそのルールで規定されたメンバー
シップ関数の値(適合度MA 、MB 、MC 、Md
Dd)を演算する。次に、ステップ204において、全
入力変数のなかでメンバーシップ関数の値が最小な値(m
in- 演算) をそのファジィルールの適合度Mとする。次
に、ステップ206において、No.Kのルールの出力関数
のグラフにおいて、図9に示すようにこの適合度M以下
の領域Z1が決定される。
【0034】次に、ステップ208 において、ルール
No.Kが最終ルールNo. か否かが判定され、最終ルールN
o. でない場合には、ステップ210において、ルールN
o.Kが1 だけ加算更新される。そして、ステップ202
に戻り、次のルールNo.Kに関して、同様な演算が繰り返
し実行される。
【0035】このような演算を全てのルールについて実
行して、ステップ208 において、最終ルールまで適
合度の演算が実行されたと判定された場合には、ステッ
プ212において、ステップ206で演算された各ルー
ルの出力メンバシップ関数の各領域のOR合成領域(MAX-
演算) が、例えば、図10に示すように決定される。次
に、ステップ214において、その合成領域(Z1+Z2)の
重心Oが演算される。そして、ステップ216におい
て、その重心Oに対応する速度変化率S1が、上記の5
つの入力変数に対する制御値として決定される。この速
度変化率S1が図3のステップ120で用いられて、研
削送り速度が補正される。
【0036】このファジィ制御をより具体的に説明す
る。例えば、剛性値Aが0.6 、砥石係数Bが0.7 、精度
係数Cが0.5 、偏差dが0.8 、偏差の時間変化量Ddが
0.4 とする。この時、第1ルールの各入力関数の適合度
(適合度MA 、MB 、MC 、Md 、MDd)は、(0.2, 0.
3, 1, 0.7, 1) と演算される。尚、ルールに入力関数が
規定されてない入力変数の適合度は1 とされる。MIN-演
算により、第1ルールの適合度Mは最小値の0.2 と決定
される。第1ルールの出力関数はNL(大きく下げる)
であるので、この関数において、適合度が0.2 以下の領
域Z1が図9に示すように決定される。
【0037】第2ルールについて同様な演算を行うと、
精度係数Cが0.5 に対する入力関数L(大きい)の適合
度Md は0 である。よって、この第2ルールの適合度M
は0となる。第3ルールも時間変化量Ddの入力関数の
適合度MDdが0となるので、このルールの適合度Mも0
である。第4ルールでは偏差dの入力関数Mの適合度M
d が0であるので、このルールの適合度Mも0である。
又、第5ルールでは、各入力関数の適合度(適合度
A 、MB 、MC 、Md 、MDd)は、(0.7, 1, 1,0.9,
1) と演算されので、このルールの適合度Mは0.7 とな
る。よって、第5ルールの出力関数NM(中位に下げ
る)において、適合度Mが0.7 以下となる領域Z2が図
10に示すように決定される。第6〜第18のルールの
適合度Mは全て0となる。よって、MAX-演算により、図
10に示す領域Z1とZ2の和集合の領域の重心Oが演
算され、その重心Oに対応する速度変化率S1が-0.76
と演算される。
【0038】従って、ゲインaを0.5 として、現在速度
に対して約38%だけ速度が低下するように補正され
る。この結果、偏差0.8 は減少するようになり、要求さ
れた加工精度を確保することができる。このように、研
削加工中にリアルタイムで研削送り速度が最適値に制御
されることなる。
【0039】2.第2実施例 第2実施例では、第1実施例におけるファジィ推論が、
偏差の目標値Odに対する偏差、即ち、対目標値偏差d
oと、対目標値偏差doの時間変化量Ddoとを入力変
数とすることが異なる。この時のファジィールールは図
11に示すように構成されている。対目標値偏差do及
び時間変化量Ddoに関する入力関数はL(大きい: La
rge )、ML( 中程度に大きい:Middle Large)、LL(
少し大きい:Little Large)、ZR( ほぼ零:Zrero) 、L
S( 少し小さい:Little Small)、MS( 中程度に小さ
い:Middle Small)、S(小さい:Small )の7種類あ
る。又、速度変化率Sに関する出力関数は、第1実施例
と同様に7種類設けられている。
【0040】CPU31による処理手順は図12に示す
ように実行される。ステップ300において、偏差の目
標値Odと基準送り速度V0 がデータ設定領域333に
入力され、ステップ302において、速度指令値領域3
34に設定される研削送り速度Vを入力された基準送り
速度V0 に設定して、サーボモータ23を駆動して、砥
石車Gを工作物の方向に送る。次に、ステップ304に
おいて、外径測定装置50から工作物Wの現在径の測定
値Rm が読取られ、ステップ306において、RAM3
3の現在位置レジスタ332から砥石車の現在位置が読
取られ、その値が工作物Wの現在径の理論値Rt とされ
る。次に、ステップ308において、工作物Wの現在径
の測定値Rm の理論値Rt に対する偏差dが演算され、
次のステップ310で、その偏差dの目標値Odに対す
る対目標値偏差doが演算される。さらに、ステップ3
12において、新対目標値偏差donewと前回の演算時
に計算されRAM33に記憶さている旧対目標値偏差d
old との差が対目標値偏差の時間変化量Ddoとして
演算される。この値DdoはRAM33に記憶され、新
対目標値偏差donew は次回の時間変化量Ddoの演算
のためにRAM33に旧対目標値偏差doold として記
憶される。
【0041】次に、ステップ314において、対目標値
偏差doと対目標値偏差の時間変化量Ddoとを入力変
数とし、送り速度の変化率Sを出力変数とするファジィ
推論が実行され、ステップ316において、速度指令値
領域334に設定されている現在の研削送り速度Vが変
化率Sとゲインaに応じて補正されて、新しい研削送り
速度Vが設定され、その速度で研削送りが実行される。
そして、ステップ304に戻り、次のサイクルでの研削
送り速度の補正制御が繰り返し実行される。このように
して、偏差dを目標値Odに接近させるようにリアルタ
イムで送り速度を変化させることができ、所望のサイク
ルタイムと研削精度が実現され、砥石車の摩耗や工作物
の材質の変化によらず、加工精度が均一となる。
【0042】3.第3実施例 本実施例では、第2実施例における偏差の目標値Odを
サイクルタイムの変更量Dt、精度の変更量Drに応じ
て変更することができる。サイクルタイムと精度を変更
する必要が生じた場合には、CPU31による図14に
示すプログラムが実行される。
【0043】ステップ400で、偏差の目標値Od、送
り速度V、サイクルタイムの変更量Dt、精度の変更量
Drがデータ設定領域333に入力される。ステップ4
02において、研削送り速度V、目標値Od、サイクル
タイムの変更量Dt、精度の変更量Drを入力変数と
し、目標値の変化率ROdを出力変数とするファジィ推
論が実行される。この時のファジィルールは図13に示
すように構成されている。速度V、目標値Odに関する
入力関数は(S:小さい、L:大きい)の2種類であ
る。サイクルタイムの変更量Dtに関する入力関数は
(S:短くする、LS:少し短くする)の2種類であ
る。精度の変更量Drに関する入力関数は(R:上げ
る、LR:少し上げる)の2種類である。目標値の変化
率ROdに関する出力関数は速度の変化率Sと同様に7
種類である。
【0044】このようにして得られた目標値の変化率R
Odを用いて、ステップ404において、Od=Od×
(1+b×ROd) により補正された目標値が演算される。
bはゲインである。そして、図12のプログラムが実行
されることで、第2実施例と同様な研削送りが達成され
る。
【0045】尚、ステップ404で偏差の目標値Odが
演算された後は、目標値Odに偏差の測定値dが等しく
なるように研削送り速度をフィードバック制御するよう
にしても良い。これにより、偏差dが目標値Odに接近
し、要求されたサイクルタイム及び精度を満たす加工が
行われる。
【0046】4.第4実施例 第3実施例において、研削送り速度V、目標値Od、サ
イクルタイムの変更量Dt、精度の変更量Drを入力変
数とし、目標値の変化率ROdを出力変数とするファジ
ィ推論により、目標値Odが演算される。又、第2実施
例において、対目標値偏差doと、対目標値偏差doの
時間変化量Ddoとを入力変数とし、速度変化率Sを出
力変数とするファジィ推論が実行される。よって、研削
送り速度V、目標値Od、サイクルタイムの変更量D
t、精度の変更量Dr、対目標値偏差doと、対目標値
偏差doの時間変化量Ddoとを入力変数とし、速度変
化率Sを出力変数とするファジィ推論を実行することが
可能である。本実施例はこのファジィ推論を行うことを
特徴とする。ファジィルールは、図11と図12のファ
ジィルールを合成することで作成することができる。
【0047】CPU31の処理手順は図15に示されて
いる。ステップ500において、偏差の目標値Od、送
り速度V、サイクルタイムの変更量Dt、精度の変更量
Drがデータ設定領域333に入力される。ステップ5
02において、速度指令値領域334に設定される研削
送り速度Vを入力された基準送り速度Vに設定して、サ
ーボモータ23を駆動して、砥石車Gを工作物の方向に
送る。次に、ステップ504において、外径測定装置5
0から工作物Wの現在径の測定値Rm が読取られ、ステ
ップ506において、RAM33の現在位置レジスタ3
32から砥石車の現在位置が読取られ、その値が工作物
Wの現在径の理論値Rt とされる。次に、ステップ50
8において、工作物Wの現在径の測定値Rm の理論値R
t に対する偏差dが演算され、次のステップ510で、
第1実施例のステップ116における演算と同様に偏差
dの時間変化量Ddが演算される。そして、ステップ5
12において、研削送り速度V、目標値Od、サイクル
タイムの変更量Dt、精度の変更量Dr、対目標値偏差
doと、対目標値偏差doの時間変化量Ddoとを入力
変数とし、速度変化率Sを出力変数とするファジィ推論
が実行される。そして、ステップ514において、第1
実施例のステップ120と同様に、速度指令値領域33
4に設定されている現在の研削送り速度Vが変化率Sと
ゲインaに応じて補正されて、新しい研削送り速度Vが
設定され、その速度で研削送りが実行される。そして、
ステップ504に戻り、次のサイクルでの研削送り速度
の補正制御が繰り返し実行される。このようにして、要
求されたサイクルタイム及び加工精度を満たすように、
研削送りを実行することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の具体的な実施例に係る数値制御研削盤
の構成図。
【図2】数値制御研削盤の数値制御装置の構成図。
【図3】数値制御装置のCPUによる処理手順を示した
フローチャート。
【図4】測定値と理論値と偏差との関係を示した説明
図。
【図5】第1実施例のファジィルールを例示した説明
図。
【図6】ファジィルールの入力関数を示した特性図。
【図7】ファジィルールの出力関数を示した特性図。
【図8】CPUによるファジィ推論の処理手順を示した
フローチャート。
【図9】ファジィ推論の方法を示した説明図。
【図10】ファジィ推論の方法を示した説明図。
【図11】第2実施例のファジィルールを例示した説明
図。
【図12】第2実施例のCPUによる処理手順を示した
フローチャート。
【図13】第3実施例のファジィルールを例示した説明
図。
【図14】第3実施例のCPUによる処理手順を示した
フローチャート。
【図15】第4実施例のファジィルールを例示した説明
図。
【符号の説明】
W…工作物 G…砥石車 30…数値制御装置 33…RAM 50…外径測定装置(測定手段) 332…現在位置レジスタ 333…データ設定領域(偏差目標値設定手段、要求変
更量入力手段) 335…ファジルール領域(ファジィ推論手段) ステップ114…偏差演算手段 ステップ116…時間変化量演算手段 ステップ120…速度制御手段 ステップ200〜216…ファジィ推論手段 ステップ300…偏差目標値設定手段 ステップ310…対目標値偏差演算手段 ステップ312…時間変化量演算手段 ステップステップ400、500…要求変更量入力手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G05B 19/403 V 9064−3H 19/407 F 9064−3H

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 工作物の径を測定しながら砥石車で工作
    物を研削する数値制御研削盤において、 前記砥石車の現在位置を検出する現在位置検出手段と、 研削加工中に前記工作物の現在径を測定する測定手段
    と、 前記現在位置検出手段にて検出された前記砥石車の前記
    現在位置から理論的に決定される前記工作物の現在径の
    理論値に対する、前記工作物の前記現在径の前記測定値
    との偏差を演算する偏差演算手段と、 前記偏差演算手段により演算された前記偏差の時間変化
    量を演算する時間変化量演算手段と、 少なくとも、前記偏差、前記時間変化量を入力変数とし
    て、研削送り速度を変化させる値を出力変数とするファ
    ジィ推論手段と、 前記ファジィ推論手段により推論された値に基づいて現
    在の研削送り速度を変更させる速度制御手段とを有する
    数値制御研削盤。
  2. 【請求項2】 工作物の径を測定しながら砥石車で工作
    物を研削する数値制御研削盤において、 前記砥石車の現在位置を検出する現在位置検出手段と、 研削加工中に前記工作物の現在径を測定する測定手段
    と、 前記現在位置検出手段にて検出された前記砥石車の前記
    現在位置から理論的に決定される前記工作物の現在径の
    理論値に対する、前記工作物の前記現在径の前記測定値
    との偏差を演算する偏差演算手段と、 前記偏差の目標値を設定する偏差目標値設定手段と、 前記偏差の前記目標値に対する対目標値偏差を演算する
    対目標値偏差演算手段と、 前記対目標値偏差の時間変化量を演算する時間変化量演
    算手段と、 少なくとも、前記対目標値偏差、前記時間変化量を入力
    変数として、研削送り速度を変化させる値を出力変数と
    するファジィ推論手段と、 前記ファジィ推論手段により推論された値に基づいて現
    在の研削送り速度を変更させる速度制御手段とを有する
    数値制御研削盤。
  3. 【請求項3】 工作物の径を測定しながら砥石車で工作
    物を研削する数値制御研削盤において、 前記砥石車の現在位置を検出する現在位置検出手段と、 研削加工中に前記工作物の現在径を測定する測定手段
    と、 前記現在位置検出手段にて検出された前記砥石車の前記
    現在位置から理論的に決定される前記工作物の現在径の
    理論値に対する、前記工作物の前記現在径の前記測定値
    との偏差を演算する偏差演算手段と、 要求するサイクルタイムの変更量と加工精度の変更量と
    を入力する要求変更量入力手段と、 少なくとも、前記サイクルタイムの変更量と加工精度の
    変更量を入力変数として、前記偏差の目標値を目標値を
    出力変数とするファジィ推論手段と、 前記ファジィ推論手段により推論された偏差の目標値
    に、測定された前記偏差を制御する速度制御手段と、 を有する数値制御研削盤。
  4. 【請求項4】 工作物の径を測定しながら砥石車で工作
    物を研削する数値制御研削盤において、 前記砥石車の現在位置を検出する現在位置検出手段と、 研削加工中に前記工作物の現在径を測定する測定手段
    と、 前記現在位置検出手段にて検出された前記砥石車の前記
    現在位置から理論的に決定される前記工作物の現在径の
    理論値に対する、前記工作物の前記現在径の前記測定値
    との偏差を演算する偏差演算手段と、 前記偏差演算手段により演算された前記偏差の時間変化
    量を演算する時間変化量演算手段と、 要求するサイクルタイムの変更量と加工精度の変更量を
    入力する要求変更量入力手段と、 少なくとも、前記偏差と前記偏差の時間変化量と前記サ
    イクルタイムの変更量と加工精度の変更量とを入力変数
    として、研削送り速度を変化させる値を出力変数とする
    ファジィ推論手段と、 前記ファジィ推論手段により推論された値に基づいて現
    在の研削送り速度を変更させる速度制御手段とを有する
    数値制御研削盤。
JP28700392A 1992-03-27 1992-09-30 数値制御研削盤 Pending JPH06114683A (ja)

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Cited By (8)

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